JP2724409B2 - ブームを有する作業車の稼動状態表示装置 - Google Patents

ブームを有する作業車の稼動状態表示装置

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JP2724409B2 JP16118589A JP16118589A JP2724409B2 JP 2724409 B2 JP2724409 B2 JP 2724409B2 JP 16118589 A JP16118589 A JP 16118589A JP 16118589 A JP16118589 A JP 16118589A JP 2724409 B2 JP2724409 B2 JP 2724409B2
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孝男 鈴木
洋 北山
章 松井
久 串田
隆司 大鹿
一彦 平見
幸宏 滝上
一人 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自走式クレーンあるいは高所作業車等のブ
ームを有する作業車の稼動状態表示装置に関する。
(従来の技術) 自走式クレーンあるいは高所作業車等のブームを有す
る作業車は、車輌を安定させた上で、ブームを起伏、伸
縮並びに旋回させ、ブームの先端に吊下げたフックによ
り荷役作業をするか、あるいは、ブーム先端に装備した
作業用バケットに作業員が搭乗して高所作業を行うよう
になっている。
この種のブームを有する作業車には、荷役作業あるい
は高所作業の安全を監視する目的で稼動状態表示装置が
取り付けられており、作業の安全上オペレータが認識す
る必要のある複数の表示要素すなわち、作業車の許容限
界負荷に対する実際負荷の割合(例えば、ブームに作用
する負荷の許容限界値に対する実際負荷の割合)、ブー
ム起伏角、ブーム長さ、作業半径等を、稼動状態表示装
置における液晶又はCRTディスプレイ上に分散配置した
各表示部に表示するようにしている。
しかしながら、このように、一つのディスプレイ上に
複数の表示要素の各表示部を分散表示するようにする
と、稼動状態表示のディスプレイ部分の構造を簡略化で
きるものの、作業車の作業の安全を確保するのに最も重
要な作業車の許容限界負荷に対する実際負荷の割合ある
いは作業車のブーム等の稼動姿勢の動作限界への接近の
程度を表示する表示部の表示面積が減少し、この表示内
客が視認し難くなるという問題があった。
本考案の作業車の稼動状態表示装置は、上記従来技術
の問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決すめる方法) 本考案の作業車の稼動状態表示装置は、上記目的を達
成するため次の如く構成する。
ブームを有する作業車の稼動状態に関連する複数の表
示要素を表示する各表示部を、カラーディスプレイ上に
分散表示するようにしてなる作業車の稼動状態表示装置
であって、作業車の許容限界負荷に対する実際負荷の割
合または、ブーム等の稼動姿勢の動作限界への接近の程
度に応じて前記カラーディスプレイ上に表示された表示
部の背景部分の全部又は一部の色調を連続的または突発
的に変化させるよう構成したことを特長とするブームを
有する作業車の稼動状態表示装置。
(作用) 従来の稼動状態表示装置におけるディスプレイを、カ
ラーディスプレイにすると共に、当該カラーディスプレ
イ上に分散表示された複数の表示部の背景部分の色調
を、作業車の許容限界負荷に対する実際負荷の割合ある
いは作業車のブーム等の稼動姿勢の動作限界への接近の
程度によって、変化させるようにした本考案の稼動状態
表示装置は、カラーディスプレイの背景部分を利用して
実際負荷あるいは実際動作の、負荷限界あるいは動作限
界への接近の度合をオペレータに視認させるものである
から、作業の安全確保に重要な情報のオペレータによる
見落しを回避することができるのである。
(実施例) 第1図および第2図に基づいて本考案を自走式クレー
ンの稼動状態表示装置に実施した実施例を説明する。
第1図は、稼動状態表示装置の説明図(ブロック図)
であって、1は、自走式クレーンの実際の稼動状態を検
出する各種センサー群であり、第1表に示すセンサーを
包含している。
2は、マイクロコンピュータで構成された制御装置、3
は液晶またはCRTで構成されたカラーディスプレイであ
って、ドライブ回路4を介して演算装置に接続されてい
る。5は、演算装置2に接続されたビデオROMであっ
て、前記カラーディスプレイ3上に分散表示される複数
の表示要素の背景に関する図形等を記憶している。前記
センサー群1の各センサーは、演算装置に接続されてい
る。第2図は、カラーディスプレイ3への各表示要素の
表示部の配置状態を示している。第2図において、3は
カラーディスプレイ、6は、許容限界負荷に対する実際
負荷の割合を棒クラフとして表示する表示部である。こ
の棒グラフは、演算装置2内のROMに自走式クレーンの
各稼動姿勢毎に記憶したブーム許容限界負荷から実際の
稼動姿勢に関する情報(この情報は、ブーム起伏角セン
サー、ブーム長センサー、旋回台の旋回角センサー等か
ら与えられる)をインデックス信号とし、実際の稼動姿
勢における許容限界負荷を読み出し、この読み出し値と
ブームに作用する負荷センサーからの実際負荷情報とか
ら許容限界負荷に対する実際負荷の割合を演算し、その
演算結果を棒グラフ6上に表示するようになっている。
7は、ブームの起伏角を表示する表示部であって、ブー
ム起伏角センサーからのブーム起伏角情報が数値表示さ
れる。8は、ブームの長さを表示する表示部であって、
ブーム長センサーからのブーム長情報が数値表示され
る。9は、自走式クレーンのブーム作業半径を表示する
表示部であって、ブーム起伏角センサーおよびブーム長
センサーの検出値をもとに演算算出された実際の作業半
径が数値表示される。10は、ブームの限界作業半径の表
示部であって、第1図に11で示す限界作業半径入力手段
から演算装置へ入力した限界作業半径値が数値表示され
る。前記各表示部6〜10への表示は、制御装置によって
制御されている。また、各表示部6〜10の背景部分の表
示は、ビデオROM5に記憶した背景データをもとにカラー
ディスプレイ3上に表示される。
演算装置6は、前述せるように表示部6へ表示する許
容限界負荷に対する実際負荷の割合を常時演算している
のであるがこの演算結果が、0%以上90%未満のときは
カラーディスプレイ3上の背景部分の色調を緑色に、90
%以上100%未満のときはカラーディスプレイ3の背景
部分の色調をオレンジ色に、100%以上のときは赤色に
する指令信号をカラーディスプレイ3に与えるようにな
っている。このため、背景部分の色調は、突発的に変化
して、クレーンオペレータに、許容限界負荷に対する実
際負荷の割合がどのランクにあるかをカラーディスプレ
イの背景部分で以って知らせることが出来るのである。
尚、上記実施例では、カラーディスプレイ2の背景部
分の色調を、許容限界負荷に対する実際負荷の割合によ
って突発的に変化させたが、連続的に変化させるように
しても良いこと勿論である。
また、上記実施例ではカラーディスプレイ上の背景部
分全面の色調を変化させるようにしたが、背景部分の一
部の色調を変化させるようにしても良いこと勿論であ
る。
更に、上記実施例では、カラーディスプレイの背景部
分の色調を、許容限界負荷に対する実際負荷の割合で以
って変化するようにしているが、例えば、限界作業半径
に対する実際作業半径の近接の程度等ブーム等の稼動姿
勢の動作限界への接近の程度に応じて変化させるように
しても良い。
更にまた、上記実施例では、自走式クレーンの稼動状
態表示装置について説明したが、高所作業車等のブーム
を有する作業車の稼動状態表示装置に実施できること勿
論である。
(効果) 以上の如く構成し作用する本考案のブームを有する作
業車の稼動状態表示装置は、カラーディスプレイ上に分
散表示された表示部の背景部分を利用して許容限界負荷
に対する実際負荷の割合、あるいはブーム等の稼動姿勢
の動作限界への接近の度合をオペレータに視認しやすい
状態で知らせることが可能となり、安全作業に貢献する
ところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のブームを有する作業車の
稼動状態表示装置の説明図であり、第1図はブロック
図、第2図はカラーディスプレイへの各表示部の配置状
態を示す説明図である カラーディスプレイ;3、各表示部;6〜10、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 一人 香川県高松市木太町3050番地12 審査官 堀井 啓明 (56)参考文献 特開 昭60−161894(JP,A) 特開 昭60−258085(JP,A) 特開 昭63−8195(JP,A) 実開 昭60−126491(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブームを有する作業車の稼動状態に関連す
    る複数の表示要素を表示する各表示部を、カラーディス
    プレイ上に分散表示するようにしてなる作業車の稼動状
    態表示装置であって、作業車の許容限界負荷に対する実
    際負荷の割合または、ブーム等の稼動姿勢の動作限界へ
    の接近の程度に応じて前記カラーディスプレイ上に表示
    された表示部の背景部分の全部又は一部の色調を連続的
    または突発的に変化させるよう構成したことを特長とす
    るブームを有する作業車の稼動状態表示装置。
JP16118589A 1989-06-23 1989-06-23 ブームを有する作業車の稼動状態表示装置 Expired - Lifetime JP2724409B2 (ja)

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JPH0326698A JPH0326698A (ja) 1991-02-05
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