JPH05286692A - クレーンの吊り荷の位置や位置の変化を正確に検出させる 方法 - Google Patents

クレーンの吊り荷の位置や位置の変化を正確に検出させる 方法

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JPH05286692A
JPH05286692A JP13750092A JP13750092A JPH05286692A JP H05286692 A JPH05286692 A JP H05286692A JP 13750092 A JP13750092 A JP 13750092A JP 13750092 A JP13750092 A JP 13750092A JP H05286692 A JPH05286692 A JP H05286692A
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Japan
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crane
jib
hook block
suspended load
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JP13750092A
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Takashi Nishioka
孝師 西岡
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】クレーンに無線式の検出器を装置し、より正確
なフックブロックや吊り荷などの位置や位置の変化など
を検出する方法を提供する。 【構成】クレーンのジブ1などに、無線式の検出器4を
装置して、フックブロックや吊り荷などを対象物3とし
て検出する。またクレーンのジブ1などのたわみ、検出
器4の位置の変化なども検出できるように、対象物の位
置や位置の変化やジブのたわみ等も検出できる無線式の
検出器6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】まずここでいう無線式の検出器と
は、検出器が有線を必要としなくて離れたところの対象
物を検出できるものをいう。本発明は、クレーン作業に
おいて、クレーンに無線式の検出器を装置する ことに
よって、フックブロックや吊り荷などを対象物として、
より正確な対象物の位置や位置の座標的な変化などをも
随時、連続的にでもクレーンのオペレーターが知ること
ができる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無線式の検出器を利用した道具や
器具には光波式のトランシットやブルドーザーの整地作
業時などにレーダーを利用しているものなどがある。し
かし、従来のクレーンにはコンピューターを装置してい
ても上記のようなたぐいの検出器を装置してフックブロ
ックや吊り荷などを対象物として対象物の正確な位置や
位置の座標的な変化などをオペレーターが知ることがで
きるものはなかった。なぜなら、鏡やモニターカメラを
装置したものでは、対象物の平面的な位置や位置の変化
は知ることができても、正確な高さの位置や変化は目測
しにくかったり、また、従来の高さの位置や位置の変化
を表示する検出器を装置したものでは、フックブロック
や吊り荷を対象物として正確な座標的な変化を随時、連
続的な表示ができるものもなかった。そのため、クレー
ン操作に当たっては、大型クレーンなどでフックブロッ
クや吊り荷などの対象物の位置や位置の変化が目測しに
くい場合や視覚を障害物などで遮られた状態では、合図
者の合図や熟練した操作技術をもってしても、一定の高
さを正確に保って水平移動さすことは相当に困難であ
り、オペレーターの勘に頼ったものであった。まして、
吊り荷の荷重が大きくなるほど、少しの荷振れや水平移
動を必要とした作業などでは、正確な水平移動ができな
かったりすると、吊り荷の接触事故やクレーンの転倒事
故などの大きな危険性をもった作業であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クレーンの
オペレータが操作しながらでも、フックブロックや吊り
荷などを対象物として、より正確な位置や位置の変化な
どを知ることが困難な場合やできなかった場合などに合
図者の合図とオペレーターの勘に頼って作業をして行か
なければならない大きな危険性をもった作業という欠点
に、フックブロックや吊り荷などの対象物のより正確な
位置や位置の変化などを随時、連続的にでも知ることが
できる方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決する手段】1:クレーンのジブなどに、
4:無線式の検出器を装置して、3;フックブロックや
吊り荷などを対象物として、また、5:検出器の種類に
よっては必要とする無線式の検出器に反応するものや発
信器などを装置するか取り付けて、なお、1:クレーン
のジブなどのたわみに対しても、4:無線式の検出器な
どの位置や位置の変化なども検出できるように、7:ジ
ブのフートピン近くに、6:4無線式の検出器の位置や
位置の変化やジブのたわみなども検出できる無線式の検
出器か対象物を装置することによって、ジブがたわんで
いる状態でも、クレーンの作業半径内での、3:フック
ブロックや吊り荷などの対象物のより正確な位置や位置
の変化などをオペレーターに随時、連続的にでも、表示
器・図2の8や図3の13などによってでも表示さすこ
とができるようになる方法である。
【0005】
【作用】無線式の検出器を装置することによって、3:
フックブロックや吊り荷などを対象物としたものなど
の、より正確な位置や位置の変化を随時、連続的にでも
図2のように平面的な位置や位置の変化や図3のように
立面的な位置や位置の変化などをも、座標的にでも表示
さすことができるようになるので、オペレータが一目瞭
然に、3:フックブロックや吊り荷などの対象物とした
ものなどのより正確な位置や位置の変化などを知ること
ができるようになる。なお、上記のように総合的な位置
や位置の変化などでなく、必要とするもののみでも表示
さすことができる。すなわち、必要とする表示を随時、
断続的な表示をする表示器を装置することもできる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を一実施例で説明する。図1
は、無線式の検出器をジブなどの先端近くに装置した一
実施例の立面図である。1:ジブなどの先端近くに、
4:無線式の検出器を装置し、3:フックブロックや吊
り荷などを対象物として、また、5:検出器の種類によ
っては必要とする無線式の検出器に反応するものや発信
器などを装置するか取り付けて、3:フックブロックや
吊り荷などを対象物としたものの位置や位置の変化を検
出する。なお、必要に応じて、6:4無線式の検出器の
位置や位置の変化やジブのたわみなども検出できるため
の無線式の検出器か対象物を、7:ジブのフートピン近
くに装置して、1:ジブのたわみや、1:ジブのたわん
だ状態での、4:無線式の検出器の位置や位置の変化な
どを検出することによって、より正確な、3:フックブ
ロックや吊り荷を対象物としたものの位置や位置の変化
などを検出させることができる。なお、検出器の装置す
る位置は対象物とするものの位置や位置の変化などが検
出できるところならどこでも良い。図2は、フックブロ
ックや吊り荷を対象物としたものの平面的な位置や位置
の変化を表示させる表示方法の一実施例である。8:表
示器に 9:ジブの延長線方向を縦の基準線として表
す。そして、10:フックブロックや吊り荷の荷振れが
生じてない場合に巻き上げ及び巻き下げ時に上下する鉛
直線を中心としたものを原点として、そこで、11:9
ジブの延長線方向を縦とした基準線上の原点で直交する
線を横の基準線として表し、その中に、12:フックブ
ロックや吊り荷などを対象物とした平面的な位置や位置
の変化を表す対象物を座標的に随時、連続的に表示させ
ることによって、オペレーターはフックブロックや吊り
荷などの平面的な縦横のより正確な位置や位置の変化な
どを一目瞭然に知ることができるので吊り荷などの平面
的な振れに対して対応した操作ができるようになる。図
3は、フックブロックや吊り荷などを対象物としたもの
を立面的な位置や位置の変化を表示させる表示方法の一
実施例である。13:表示器に、18:クレーンの作業
半径図を表し、その中に、14:ジブの長さや角度によ
って変化するジブ先端部分のポイントピンなどの位置や
位置の変化を表す表示と15:フックブロックや吊り荷
を対象物とした立面的な位置や位置の変化を表す対象物
を座標的に随時、連続的に表示させることによって、な
お、それらの位置関係をより分かりやすくするために、
17:フックブロックや吊り荷の荷振れが生じていない
場合に巻き上げ及び巻き下げ時に上下する鉛直線を表示
をさせることによって、オペレーターはフックブロック
や吊り荷などの立面的な位置や位置の変化などを一目瞭
然にして知ることができるので、吊り荷の縦振れや、よ
り正確な水平移動を必要とする操作に対応した操作がで
きるようになる。なお、16:吊り荷重やジブの長さ及
びジブの角度などによって変化するクレーンの安全作業
範囲の限度を表示するものを、18:クレーンの作業半
径図の中に表示さすことによって、オペレーターが安全
作業範囲の限界とフックブロックや吊り荷などの位置や
位置の変化をも一目瞭然にして知りながら操作できるの
で、オペレーターがクレーンの安定状態にもより自信を
持って操作することができるようになる。以上、各一置
施例ずつで説明したが、無線式の検出器を装置すること
で総合的なクレーン及びフックブロックや吊り荷などの
状況を表示器により、オペレーターが一目瞭然に知るこ
ともできるが、また、必要とする状況だけでも随時、断
続的に数値などでの表示でも知ることができるものであ
る。
【0007】
【発明の効果】本発明の、クレーンに無線式の検出器を
装置することによって、オペレーターがフックブロック
や吊り荷を対象物として目測しにくい場合や目測できな
い場合の状況でも随時、より正確なフックブロックや吊
り荷などの位置や位置の変化を知ることができるように
なるので荷振れに対応した操作や、より正確な水平移動
をさすために対応した操作ができるようになる。なお
オペレーターは、クレーンの安定状態をも随時知ること
ができるようになることでより自信を持って操作できる
ようになる。すなわち、クレーンの操作や作業全体にあ
たって、安全性や正確さ及び作業能率を向上させること
ができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線式の検出器の装置する位置を示す立面図の
概略図である。
【図2】フックブロックや吊り荷を対象物として平面的
な位置や位置の変化を表示さす表示方法の概略図であ
る。
【図3】フックブロックや吊り荷を対象物として立面的
な位置や位置の変化を表示さす表示方法の概略図であ
る。
【符号の説明】
1:クレーンのジブ 2:巻きワイヤーロープ 3:フックブロックまたは吊り荷などを対象とした対象
物 4:無線式の検出器 5:検出器の種類によっては必要とする無線式の検出器
の反応するものや、発信器など 6:4:無線式の検出器の位置や位置の変化やジブのた
わみなども検出できるための無線式の検出器か対象物 7:ジブのフートピン 8:フックブロックや吊り荷を対象物とした平面的な位
置や位置の変化を表示さす表示器 9:ジブの延長線を縦の基準線としたもの 10;フックブロックや吊り荷の荷振れが生じていない
場合に巻き上げ及び巻き下げ時に上下する鉛直線を中心
としたもの 11;9;ジブの延長線を縦の基準線上の原点で直交す
る線を横の基準線としたもの 12:フックブロックや吊り荷などを対象物とした平面
的な位置や位置の変化を表す対象物 13:フックブロックや吊り荷を対象物とした立面的な
位置や位置の変化を表示さす表示器 14:ジブの長さや角度によって変化するジブ先端部分
のポイントピンなどを位置や位置の変化を表す表示 15:フックブロックや吊り荷を対象物とした立面的な
位置や位置の変化を表す対象物 16:吊り荷重やジブの長さ及びジブの角度などによっ
て変化するクレーンの安全作業範囲の限度を表示するも
の 17:フックブロックや吊り荷の荷振れが生じていない
場合に巻き上げ及び巻き下げ時に上下する鉛直線 18:クレーンの作業半径図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 クレーンに無線式の検出器を装置し
    て、フックブロックや吊り荷などを対象物としたものな
    どの対象物の位置や位置の変化などを検出する方法。
JP13750092A 1992-04-13 1992-04-13 クレーンの吊り荷の位置や位置の変化を正確に検出させる 方法 Pending JPH05286692A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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