JP2724016B2 - デイスプレイ装置 - Google Patents

デイスプレイ装置

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JP2724016B2
JP2724016B2 JP2028089A JP2808990A JP2724016B2 JP 2724016 B2 JP2724016 B2 JP 2724016B2 JP 2028089 A JP2028089 A JP 2028089A JP 2808990 A JP2808990 A JP 2808990A JP 2724016 B2 JP2724016 B2 JP 2724016B2
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浩章 山本
信幸 本間
幸一 石山
一雄 石崎
加津雄 小島
喜和夫 浅野
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ビームをスクリーン上でラスター走査を
行うことにより映像表示を行うディスプレイ装置に関す
る。
従来の技術 テレビジョンやパーソナルコンピュータ等のディスプ
レイ装置では、画面上を水平方向及び垂直方向に1点ず
つ描いてゆくことにより全体の1画面を形成する、ラス
ター走査を行う。この画面走査にレーザ等のビーム光を
用いる場合、ディスプレイ装置は第5図に示すように構
成される。
この装置では、入力端子30から順次入力される映像信
号に応じてレーザビーム発射装置26がレーザビーム24を
発生し、そのビーム24は垂直及び水平偏向用ガルバノミ
ラー18,16によって反射されてスクリーン10上に投射さ
れる。垂直及び水平偏向用ガルバノミラー18,16は各々
の駆動装置20,14により一方向(垂直又は水平方向)に
駆動され、また、各ガルバノミラー駆動装置20,14は各
々の入力端子22,12から入力される垂直又は水平偏向波
信号に従って各ガルバノミラー18,16を駆動するのであ
る。これら端子12,22に入力される水平及び垂直偏向信
号を第7図(a)及び(b)に示す。
発明が解決しようとする課題 第7図の偏向信号により走査される従来の方法では、
第6図に示すように、水平走査は画面の左から右への一
方向のみで行われる。この場合、走査線が画面の右端へ
到達するとすぐに左端に戻らなければならないため、水
平偏向用ガルバノミラー16はその帰線期間中は非常に速
い速度(水平走査時の約5倍)で回転しなければならな
い。このような走査期間と帰線期間との速度の大幅な差
異や帰線期間中の高速駆動は駆動装置14に大きな負担を
与え、駆動装置14を大型化する必要があることや、ガル
バノミラー16を駆動させるための機械的駆動部の作動音
が大きいという問題がある。
本発明はこのような問題を解決し、ビーム走査用ガル
バノミラーの駆動の負担が小さく、作動音の小さいディ
スプレイ装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明では、画面上にビー
ム光を走査線方向及びそれに垂直な方向に走査すること
により映像を形成するディスプレイ装置において、ビー
ム光を走査線方向に走査するための可動反射鏡と、映像
信号の2走査線分を記憶する信号記憶手段と、信号記憶
手段から映像信号を、1走査線毎に交替に、読み込まれ
た方向に対して正及び逆方向に読み出す信号読み出し手
段と可動反射鏡を1走査線毎に交替に正逆方向に駆動す
る反射鏡駆動装置とを備えることを特徴とする。
作用 本装置では、ある走査線でビーム光が画面の左から右
へと走査されると、次の走査線では図面の右から左へと
走査される。従って、従来のようにビーム光を画面の右
端から左端まで高速で戻す必要はなく、可動反射鏡は画
面の左端及び右端で運動方向(走査方向)を変えるだけ
でよい。
なお、走査線方向に垂直な方向にビーム光を走査する
ための反射鏡を従来と同様一様に(一定速度で。第7図
(b)参照。)動かした場合、走査線同士が僅かに
「く」の字形になるため、画面が僅かに歪むが、通常の
テレビジョン放送等の場合にはほとんど問題はない。し
かし、垂直反射鏡をステップ状に駆動することにより、
走査線は互いに厳密に平行となり、そのような画面の歪
も解消される。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係るテレビジョン受像器の投影部の構
成を示すものである。第5図に示した従来のビーム光走
査式ディスプレイ装置と比較すると、レーザビーム発射
装置26とその映像信号入力端子30との間に走査変換器28
が加えられていることが特徴的である。走査変換器28に
は、データ入力及び出力が同時に行えるデュアルポート
メモリが備えられている。第3図に示すように、デュア
ルポートメモリ36は2つのブロックに別れ、各々1本の
走査線分の映像信号を記憶することができる。映像信号
からA/D変換された1本の走査線のデータが一方のブロ
ックに書き込まれている間、他方のブロックからはその
1本前の走査線のデータが読み出され、レーザビーム発
射装置26に出力される。
デュアルポートメモリ36へのデータ書き込み、及びそ
こからのデータ読み出しの詳しい様子を第3図(a)〜
(h)に示す。これらの図において、Rで示される矢印
32はデータ読み出しのためのアドレスポインタを示し、
Wで示される矢印34はデータ書き込みのためのアドレス
ポインタを示す。同図(a)〜(d)に示すように、右
側のブロックに1走査線分のデータが左から右へと書き
込まれている間、もう一方のブロック(左側のブロッ
ク)では、既に書き込みが完了した1走査線分だけ前の
データが左から右へと読み出されて行く。(d)で1走
査線のデータ読み出しが完了すると、今度は他方のブロ
ック(右側のブロック)の反対方向から(右から左へ)
データが読み出される((e)〜(h))。このとき、
左側のブロックにおけるデータの書き込みは(a)〜
(d)と同じ方向に(左から右へと)行われる。その後
は(h)から(a)へと進み、同じ書き込み/読み出し
サイクルを繰り返す。つまり、データの書き込みは常に
一定方向に行われ、読み出しは1走査線毎に方向を正逆
交替して行われる。
このようにしてデュアルポートメモリ36から読み出さ
れたデータはレーザビーム発射装置26に送られ、対応し
た強度のレーザビーム24に変換される。レーザビーム発
射装置26から発射されたビーム光24は、まず垂直偏向用
ガルバノミラー18によって、ついで水平偏向用ガルバノ
ミラー16によって各々反射され、スクリーン10上に投射
される。水平及び垂直偏向用ガルバノミラー16,18は各
々の駆動装置14,20により駆動されて水平及び垂直方向
の首振り運動を行うが、各駆動装置14,20に入力する偏
向信号は第4図(a)及び(b)に示す通りである。水
平駆動装置14に加えられる偏向信号(a)は左右対称の
のこぎり歯状となっており、各スロープがスクリーン10
の左から右へ及び右から左への走査に対応している。す
なわち、このような駆動信号(a)により、水平偏向用
ガルバノミラー16は、方向転換の時点を除き、常に一定
の速度で駆動されるのである。従って、従来のようにス
クリーン10の右端に到達したビーム光24をすぐに左端へ
戻らせるために高速で動かす必要はなく、駆動装置14の
駆動力が小さくて済む。また、ガルバノミラー16の動作
がスムーズであるため、機械的駆動機構部からの音の発
生も小さい。
本実施例では、垂直方向の走査は、第4図(b)に示
すように、ステップ状の偏向信号で行われる。これは、
水平走査線の走査中は垂直偏向用ガルバノミラー18の動
きを停止し、水平偏向用ガルバノミラー16が運動の向き
を変える間のみ1走査線分だけ垂直偏向用ガルバノミラ
ー18を移動させるものである。これにより、第2図に示
すように、各走査線は平行となり、歪の無い映像がスク
リーン10上に得られることになる。
発明の効果 以上説明した通り、本発明によれば、映像信号を1走
査線毎に交替に正及び逆方向に走査して映し出すことが
できるので、従来のようにビーム光を画面の右端から左
端まで高速で戻す必要はなく、可動反射鏡は画面の左端
及び右端で走査方向を変えるだけでよい。このため、可
動反射鏡の高速駆動が不必要となり、駆動装置が小型で
済むとともに、動作が滑らかになるために動作音も小さ
くなる。
更に、1走査線内では垂直可動反射鏡を停止し、走査
線間のみ垂直可動反射鏡を駆動しているので、走査線間
隔が一定となり、歪みの無い映像が得られることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であるテレビジョン受像器の投
影部の構成を示す概略図、第2図はそのスクリーン上で
の走査の順序を示す説明図、第3図(a)〜(h)は実
施例の走査変換器内にあるデュアルポートメモリに対す
るデータ書き込み及び読み出しの様子を示す説明図、第
4図は実施例のガルバノミラー駆動装置に加えられる水
平(a)及び垂直(b)偏向信号の波形を示すグラフ、
第5図は従来のビーム光走査式ディスプレイ装置の構成
を示す概略図、第6図は従来のビーム光走査順序を示す
説明図、第7図は従来のガルバノミラー駆動装置に加え
られる水平(a)及び垂直(b)偏向信号の波形を示す
グラフである。 10……スクリーン、24……レーザビーム 12,22……偏向信号入力端子 14,20……ガルバノミラー駆動装置 16,18……水平・垂直偏向用ガルバノミラー 26……レーザビーム発射装置 28……走査変換器、30……映像信号入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石崎 一雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 小島 加津雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 浅野 喜和夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−297584(JP,A) 特開 平2−308218(JP,A) 特開 昭56−8110(JP,A) 実開 昭63−83865(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上にビーム光を走査線方向及びそれに
    垂直な方向に走査することにより映像を形成するディス
    プレイ装置において、 ビーム光を走査線方向に走査するための可動反射鏡と、 映像信号の2走査線分を記憶する信号記憶手段と、 信号記憶手段から映像信号を、1走査線毎に交替に、読
    み込まれた方向に対して正及び逆方向に読み出す信号読
    み出し手段と、 可動反射鏡を1走査線毎に交替に正逆方向に駆動する反
    射鏡駆動装置と、 前記ビーム光を走査線方向に垂直な方向に走査するため
    の垂直可動反射鏡と、 1走査線内では垂直可動反射鏡を停止し、走査線間のみ
    垂直可動反射鏡を1走査線分だけ駆動する垂直反射鏡駆
    動装置と を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
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