JP2723973B2 - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JP2723973B2
JP2723973B2 JP1132732A JP13273289A JP2723973B2 JP 2723973 B2 JP2723973 B2 JP 2723973B2 JP 1132732 A JP1132732 A JP 1132732A JP 13273289 A JP13273289 A JP 13273289A JP 2723973 B2 JP2723973 B2 JP 2723973B2
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修造 竹田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、文字列の中から不要な文字を削除する文字
認識装置に関する。
(従来の技術) 金融機関等における各種取引業務(為替業務等)を行
なう場合、所定の帳票が利用される。顧客は、この帳票
に必要事項を記入した後、行員に処理の依頼を行なう。
行員は、帳票に記入された内容に従って所定の処理を行
なうことになる。
例えば、為替振込処理の場合、第2図に示すような為
替帳票が利用される。
第2図に、為替帳票の表面図に示す。
図に示した為替帳票1には、お振込先項目2と、お受
取人項目3と、ご依頼人項目4の3項目が設けられてい
る。
お振込先項目2は、金融機関種別記入欄2aと銀行名記
入欄2bと支店名記入欄2cとから構成されている。お受取
人項目3は、口座番号記入欄3aと姓名記入欄3bと金額記
入欄3cっとから構成されている。ご依頼人項目4は、姓
名記入欄4aと依頼人コード記入欄4bとから構成されてい
る。
お振込先項目2の金融機関種別記入欄2aは、選択枝の
中から所望のものを選択して○印を付与する欄で、その
他の欄は、文字を記入する複数のます目から構成されて
いる。
以上のような為替帳票1を用いて為替業務を行なう場
合、為替データ通信装置が利用される。
第3図に、従来の為替データ通信装置のブロック図を
示す。
図に示した為替データ通信装置10は、営業店11a,11b
に設置されたファクシミリ12a,12bと、地区センタ13に
設置されたファクシミリ14、端末機器15a,15bと、ホス
ト装置16とから構成されている。
営業店11a,11bのファクシミリ(FAX)12a,12bは、公
衆通信網17を介して地区センタ13のファクシミリ(FA
X)14に接続されている。地区センタ13の端末機器15a,1
5bは、専用通信線18を介してホスト装置16に接続されて
いる。なお、営業店11a,11bは、顧客からの各種取引業
務の依頼を処理する行員が配置された店舗である。地区
センタ13は、複数の営業店からの情報を取纏める情報収
集箇所である。ホスト装置16は、ホストコンピュータ等
から構成されるものである。
さて、以上の構成の為替データ通信装置10において、
以下のような手順により為替業務が行なわれる。
営業店11aは、所定事項の記入された為替帳票1(第
2図に図示)をファクシミリ12aにより、また営業店11b
は、為替帳票1をファクシミリ12bにより公衆通信網17
を介して地区センタ13のファクシミリ14に伝送する。
地区センタ13では、ファクシミリ14から出力されるフ
ァクシミリ為替帳票(FAX為替帳票)1a(ファクシミリ
用紙により構成される為替帳票)を人手により営業店単
位に仕分けする。
仕分けされたファクシミリ為替帳票1aは、端末機器15
a,15bを用いて人手により入力され、専用通信線18を介
してホスト装置16に為替データとして送信される。
ホスト装置16では、受信した為替データに基づいた処
理を行ない、業務を終了する 以上のような為替データ通信装置10の場合、地区セン
タ13内において、ファクシミリ為替帳票1aを仕分ける作
業員及び端末機器15a,15bを操作する作業員を多数配置
しなければならないといった問題が生じていた。また、
端末機器15a,15bによる入力作業中に、入力ミスが発生
する可能性があり、さらにデータ入力にかなりの時間を
費やさなければならないといった問題点があった。
そこで、文字認識装置を利用した為替データ通信装置
が提案されている。
第4図に、従来の文字認識装置を利用した為替データ
通信装置のブロックを示す。
図に示した為替データ通信装置20において、営業店21
は、光学式文字読取り装置(OCR)22と、このOCR22に接
続された、キーボード23と、ネットワーク・コントロー
ル・ユニット(NCU)24とから構成されている。地区セ
ンタ26は、文字認識装置27と、この文字認識装置27に接
続されたネットワーク・コントロール・ユニット(NC
U)28と、端末機器29a,29bとから構成されている。文字
認識装置27には、記憶装置27aが設けられている。営業
店21のNCU24は、公衆通信網30を介して地区センタ26のN
CU28に接続されている。地区センタ26の文字認識装置27
は、専用通信線31を介してホスト装置32に接続されてい
る。
営業店21のOCR22は、為替帳票1に記入された文字を
光学的に読取り、そのイメージデータを出力するもので
ある。キーボード23は、仮名や数値の入力を行なうもの
である。NCU24は、営業店21内のデータを公衆通信網30
に伝送するための可聴信号に変更するモデム等から構成
されたものである。
地区センサ26の文字認識装置27は、営業店21から受信
した為替帳票1のデータ(イメージデータ)を文字コー
ドにより示される文字列(認識結果)に変換し、さらに
この認識結果をホスト装置32へ送信するための送信用デ
ータに変換する処理を行なうものである。記憶装置27a
は、文字認識装置27が認識結果を送信用データに変換す
る場合に参照する変換テーブルを格納したハードディス
ク装置等から構成されたものである。なお、この変換テ
ーブルは、認識結果と送信用データとを対応付けるもの
で、例えば、認識結果が漢字で送信用データが仮名の場
合、この漢字と仮名を対応付けたテーブルから構成され
る。NCU28は、NCU24同様にモデム等から構成されたもの
である。端末機器29a,29bは、文字認識装置27により認
識された認識結果とホスト装置32に送信するための送信
用データの確認及びホスト装置32への送信指示を行なう
ものである。
さて、以上の構成の為替データ通信装置20において
は、以下のような手順により為替業務が行なわれる。
営業店21は、為替帳票1(第2図に図示)をOCR22に
読み取らせる。
営業店21のNCU24は、OCR22により読取った内容に基づ
いたイメージデータを公衆通信網30を介して地区センタ
26のNCU28に送信する。
地区センタ26のNCU28は、受信したイメージデータを
文字認識装置27転送する。
文字認識装置27は、転送されたイメージデータのパタ
ーンを認識し、文字コードで示される文字列(認識結
果)に変換する。
文字認識装置27は、認識結果を記憶装置27aに設けら
れた変換テーブルを参照してホスト装置32へ送信するた
めの送信用データに変換し、この送信用データと営業店
21から受信したイメージデータを、例えば端末機器29a
に転送する。
端末機器29aでは、転送されたイメージデータと送信
用データをそれぞれ表示画面に表示する。
オペレータは、表示されたイメージデータと送信用デ
ータを確認した後、送信用データをホスト装置32へ送信
する指示を行なう。この送信用データは文字認識装置27
から専用通信線31を介してホスト装置32へ送信される。
なお、ホスト装置32へと送信される送信用データは、仮
名文字及び数値情報の文字コードから構成されている。
ホスト装置32では、受信したデータに基づいて所定の
為替処理を実行し、業務を終了する。
以上のような手順で為替処理を行なっていた。
(発明が解決しようとする課題) ここで、文字認識装置27の動作を詳細に説明する。
第5図に、従来の文字認識装置27の動作説明図を示
す。
図には、為替帳票1(第2図)への記入文字と、文字
認識装置27による認識結果と、文字認識装置27により変
換された送信用データの3つの対応関係が示されてい
る。
なおここでは、為替帳票1の支店名記入欄2cと、金額
記入欄3cを例に説明する。
また、支店名記入欄2cは5文字分のます目から、また
金額記入欄3cは10文字分のます目から構成されているも
のとする。さらに、記憶装置27aには、“東京bbb"と
“トウキョウ”を対応付けた変換テーブルが用意されて
いるものとする。尚“b"は、ブランクを示す。
さて、項番1は、支店名記入欄2cに左詰めで“東京”
と記入した場合である。この場合、文字認識装置27は、
“東京”の2文字と3つのブランク(b)の合計5文字
分の文字コードからなる文字列(認識結果)を得ること
になる。文字認識装置27は、記憶装置27aに格納された
変換テーブルを参照し、認識結果を送信用データに変換
する処理を行なう。具体的には、文字認識装置27が記憶
装置27aをアクセスし、“東京bbb"と“トウキョウ”を
対応付けた変換テーブルを参照する。これにより、“東
京bbb"を“トウキョウ”という仮名の送信用データに変
換することができる。
次に、項番2に示すように、支店名記入欄2cに右詰め
で“東京”と記入した場合、文字認識装置27は、記憶装
置27aの変換テーブルを参照しても“bbb東京”を“トウ
キョウ”という送信用データに変換することができな
い。このため、文字認識装置27では認識結果のデータエ
ラーと判断し、このデータエラーが発生した為替帳票1
に係わる処理を中止してしまう。これは、記憶装置27a
の変換テーブルに、“bbb東京”と“トウキョウ”を対
応付けたテーブルが用意されていないためである。同様
に、項番3に示すように、支店名記入欄2cの第2ます目
及び第4ます目にそれぞれ“東”、“京”と記入された
ものとする。この場合、第1ます目、第3ます目、第5
ます目は“ブランク(b)”となる。この“b東b京b"
に関する変換テーブルは、記憶装置27aに設けられてい
ないため、文字認識装置27では送信用データを得ること
が出来ない。このため、文字認識装置27にデータエラー
が発生し、その後の為替処理を行なうことが出来なくな
る。
次に項番4に示すように、10文字分のます目から構成
された金額記入欄3cの第1及び第2ます目に“ブランク
(b)”が、第3から第10ます目までに、“¥12,345
−”が記入されたものとする。この場合、文字認識装置
27は、2つの“ブランク(b)”と、“¥12,345−”の
8文字の合計10文字分の文字コードからなる文字列(認
識結果)を得る。文字認識装置27は、認識結果が漢字以
外であった場合、その認識結果をそのまま送信用データ
として利用する。しかしホスト装置32では、この送信用
データの中に数値でない文字、即ち“ブランクb"と、
“¥”、“,"、“−”が含まれているためデータエラー
が発生してしまう。
このように、項番2,3,4に示したような場合、文字認
識装置27及びホスト装置32においてデータエラーが発生
し、これらデータエラーが発生した為替帳票1は無効と
なってしまう。
このため、従来は顧客がます目に文字を記入する場合
のます目利用形態を各種想定して、記憶装置27aに多数
の変換テーブルを用意しなければならなかった。このた
め、大容量の記憶装置を用意しなければならず、コスト
がかさむといった問題が生じいていた。また、金額記入
欄3cに記入される文字については、慣習上
“¥”、“,"、“−”等が付与される場合が多く、この
ような場合、ホスト装置32にデータが送られてから初め
てデータエラーが発生するため、地区センタ26とホスト
装置32との間のデータ通信が無駄になってしまうという
問題が生じていた。このような場合、所定の記入方法に
合致するように新たな為替帳票1の作成等を行なわなけ
ればならなかった。このため、従来は顧客に所定の文字
記入方法、例えば左詰めで記入し、数字に関しては、
“¥”や“,"等を付与してはならないといった煩わしい
制約と手間をかけていた。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、文字認
識の際、処理に不必要な文字と必要な文字とを判別し、
不必要な文字の影響が後の処理に発生しない文字認識処
理装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決すための手段) 本発明の文字認識装置は、2以上の文字から成る文字
列を認識する認識手段と、最終的に認識文字として出力
されない不要文字を記憶する不要文字記憶手段と、前記
文字列を構成する各文字と前記不要文字とを比較する比
較手段と、前記比較手段の比較結果により前記文字列か
ら前記不要文字を削除して新たな文字列を得る文字列編
成手段とを備えたものである。
(作用) 以上の装置は、処理に不要な不要文字を予め選定して
不要文字記憶手段に記憶させる。そして、比較手段によ
り、認識手段により認識された文字列を構成する各文字
を、不要文字記憶手段に記憶された不要文字に該当する
か比較する。この比較の結果、不要文字に該当した文字
を、文字列編成手段により文字列から削除し、新たな文
字列を編成する。これにより、認識手段により認識され
た文字列からは、不要文字が削除され、必要な文字列の
みから構成された文字列を得ることができる。
(実施例) 第1図は、本発明の文字認識装置の実施例を示すブロ
ック図である。
図において、文字認識装置50には、プロセッサ51とハ
ードディスク装置等から構成された記憶装置52とが設け
られている。なお、この文字認識装置50の入力側には、
OCR22等からのイメージデータが入力する。また出力側
からは、文字コードやイメージデータ等から成る出力デ
ータが出力される。
プロセッサ51は、認識手段53と、比較手段54と、文字
列編成手段55とが設けられている。記憶装置52には、文
字パターン記憶手段56と、不要文字記憶手段57と、変換
テーブル記憶手段58とから構成されている。
プロセッサ51の認識手段53は、OCR22から出力される
イメージデータを認識して、文字パターン記憶手段56に
格納されたデータに基づいて対応する文字コードに変換
し、イメージデータに対応した文字列(複数の文字コー
ドの配列)を得るものである。比較手段54は、認識手段
53により変換された文字列を構成する各文字を、不要文
字記憶手段57に格納された不要文字と比較し、一致もし
くは不一致の比較結果を出すものである。文字列編成手
段55は、認識手段52により認識された文字列から、比較
手段54が一致の比較結果を出した文字を削除して新たな
文字列を編成するものである。なお、文字列編成手段55
は、編成した文字列をホスト装置32へ送信する送信用デ
ータに変換する処理も行なう。
記憶装置52の文字パターン記憶手段56は、仮名や数
字、さらには漢字等の文字コードを、そのイメージデー
タと対応付けて格納するものである。なお、この文字パ
ターン記憶手段56に格納されていないイメージデータに
関しては、認識手段53に認識されずに、イメージデータ
がそのまま出力される。不要文字記憶手段57は、認識手
段53が認識する文字の内、不要な文字、例えばブランク
(b)やハイフン(−)などの記号等を格納しておくも
ので、第1〜第3の領域57a〜57cに区画されている。な
お、この実施例では、不要文字記憶手段57の第1の領域
57aには、“ブランク(b)”と“¥”を、第2の領域5
7bには、“ブランク(b)”と,“,"を、そして、第3
の領域57cには、“ブランク(b)”と“ハイフン
(−)”が格納されているものとする。変換テーブル記
憶手段58は、文字列編成手段55により編成された文字列
(編成結果)と送信用データとを対応付けた変換テーブ
ルを格納するもので、例えば、認識結果が漢字で送信用
データが仮名の場合、この漢字と仮名を対応付けたテー
ブルから構成される。
第6図に、本発明の文字認識装置50の動作説明図を示
す。
図には、為替帳票1(第2図)への記入文字と、文字
認識装置50により認識結果と、文字認識装置50による編
成結果、そして文字認識装置50により変換された送信用
データの4つの対応関係が示されている。
ここでは、為替帳票1(第2図)の支店名記入欄2cと
金額記入欄3cを例に説明する。なお、支店名記入欄2cは
5文字分のます目から、また金額記入欄3cは10文字分の
ます目から構成されているものとする。
さて、項番1に示すように、支店名記入欄2cの5文字
分のます目に右詰めで“東京”と記入されたものとす
る。この場合、第1から第3ます目は、“ブランク
(b)”となる。さて、認識手段53は、文字パターン記
憶手段56を参照して、この5文字を文字コードに変換
し、5文字の文字列を作成する(認識結果)。その後、
比較手段54は、不要文字記憶手段57の第1の領域57aを
参照して、第1文字目から最初の有効文字(“東”の文
字)まで(前方)を比較する。この結果、第1から第3
文字目のまでの“ブランク(b)”が不要文字と一致す
る。次に、第5文字目からさかのぼって、最初の有効文
字(“京”の文字)まで(後方)を、不要文字記憶手段
57の第2の領域57bを参照して比較する。この結果、第
5文字目が“京”であるため、実際の比較は行なわれな
い。そして最後に、最初の有効文字(“東”の文字)か
ら最後の有効文字(“京”の文字)までの間(中間)
を、不要文字記憶手段57の第3の領域57cを参照して比
較する。この結果、“東”と“京”の間には、文字が存
在しないため、この場合も実際の比較は行なわれない。
さて、比較手段54により不要文字と一致と判断された文
字は、文字列編成手段55により削除される。従って、
“東京”の2文字からなる新たな文字列が編成される
(編成結果)。文字列編成手段55は、変換テーブル記憶
手段58を参照して“トウキョウ”という仮名の送信用デ
ータを得る。
次に、項番2に示すように、5文字分のます目の第2
及び第4ます目に、それぞれ“東”及び“京”と記入さ
れたものとする。この場合、第1ます目、第3ます目、
第5ます目は“ブランク(b)”となる。さて、認識手
段53は、文字パターン記憶手段56を参照してこの5文字
を文字コードに変換して5文字の文字列を作成する(認
識結果)。その後、比較手段54は、この文字列を認識
し、第1文字目から5文字目までを3回に分けて不要文
字記憶手段57に記憶された不要文字と比較する。先ず最
初の比較は、不要文字記憶手段57の第1の領域57aを参
照して第1文字目から最初の有効文字(“東”の文字)
までを比較する。この結果、第1文字目のブランク
(b)が不要文字と一致する。次に、不要文字記憶手段
57の第2の領域57bを参照して第5文字目からさかのぼ
り、最初の有効文字(“京”の文字)までを比較する。
この結果、第5文字目のブランク(b)が不要文字と一
致する。そして最後に、不要文字記憶手段57の第3の領
域57cを参照して、最初の有効文字(“東”の文字)か
ら最後の有効文字(“京”の文字)までを比較する。こ
の結果、第3文字目のブランク(b)が不要文字と一致
する。比較手段54により不要文字と一致と判断された文
字は、文字列編成手段55により削除され、“東京”の2
文字からなる新たな文字列が編成される(編成結果)。
この文字列(編成結果)に基づいて、“トウキョウ”と
いった送信用データを得る。
次に項番3に示すように、金額記入欄3cの10文字分の
ます目の第1及び第2ます目に“ブランク(b)”が、
第3ます目から第10ます目まで順に“¥12,345−”が記
入されたものとする。認識手段53は、文字パターン記憶
手段56を参照して10文字の文字列を作成する(認識結
果)。その後、比較手段54による比較が、不要文字記憶
手段57の第1の領域57aを参照して行なわれる。この場
合、先ず最初に、有効文字“1"の前方に位置する、“ブ
ランク(b)”と,“¥”が一致と判断される。次に、
不要文字記憶手段57の第2の領域57bを参照し、有効文
字“5"の後方に位置する“−”が一致と判断される。そ
して最後に、不要文字記憶手段57の第3の領域57cを参
照し、有効文字“2"と有効文字“3"の中間に位置す
る“,"が一致と判断される。この結果、文字列編成手段
55では、“12345"の5文字からなる新たな文字列を編成
する(編成結果)。そして、この編成結果は、そのまま
送信用データとして利用される。
ここで、以上の構成の文字認識装置50を、為替データ
通信装置に適用した場合について説明する。
第7図は、本発明に係る為替データ通信装置のブロッ
ク図である。
図に示した為替データ通信装置20において、営業店21
は、文字認識装置50と、この文字認識装置50に接続され
た、光学式文字読取り装置(OCR)22と、キーボード23
と、ネットワーク・コントロール・ユニット(NCU)24
とから構成されている。地区センタ26は、文字認識装置
50と、この文字認識装置50に接続されたネットワーク・
コントロール・ユニット(NCU)28と、端末機器29a,29b
とから構成されている。営業店21のNCU24は、公衆通信
網30を介して地区センタ26のNCU28に接続されている。
地区センタ26の文字認識装置50は、専用通信線31を介し
てホスト装置32に接続されている。
営業店21のOCR22は、為替帳票1に記入された文字を
光学的に読取り、そのイメージデータを出力するもので
ある。キーボード23は、仮名や数値入力のためのもので
ある。NCU24は、営業店21内のデータを公衆通信網30に
伝送するための可聴信号に変更するモデム等から構成さ
れたものである。
地区センタ26の文字認識装置50は、営業店21から受信
した為替帳票1のデータ(イメージデータ)から文字を
認識するものである。NCU28は、NCU24同様にモデム等か
ら構成されたものである。端末機器29a,29bは、文字認
識装置50により認識された文字データ等の確認及びホス
ト装置32への送信指示を行なうものである。
なお、営業店21に設けられた文字認識装置50は、漢字
以外の文字の認識を行なうものである。また、地区セン
タ26に設けられた文字認識装置50は、漢字の認識を行な
うものであるとする。このように、認識する文字を限定
することにより、営業店21では、比較的簡単な文字認識
装置50を設置することにより、地区センタ26へ送信する
データを少なくすることができる。
さて、以上の構成の為替データ通信装置20の動作を第
7図を参照しながら説明する。
第8図は、本発明に係る為替データ通信装置20の動作
フローチャートである。
図において、先ず、営業店21のOCR22に為替帳票1が
セットされ、文字データの読取りがなされる(ステップ
S10)。OCR22により読取られた文字データは、イメージ
データとして文字認識装置50に入力される。この文字認
識装置50では、イメージデータの内漢字以外について
(数値や仮名文字等)の認識及び編成(文字列編成処
理)を行なう(ステップS11)。
この文字列編成処理を詳細に説明すると、文字列中の
必要文字、例えば先に第6図において説明した項番3の
場合を例に挙げると、不要文字記憶手段57の第1及び第
2の領域57a,57bを参照して、“12,345"の前後の不要文
字、“ブランク(b)”、“¥",“−”等の文字を比較
手段54の比較結果により削除する(ステップS100)。次
に最初と最後の必要文字(1と5)の間と、不要文字記
憶部57に記憶された不要文字との比較を行なうことにな
る。この比較は、必要文字の先頭から順次行なわれる。
先ず、比較すべき文字列が残っていないか(終了してい
るか)の判断を行なう(ステップS101)。この結果から
NO、即ち文字列が存在する場合には、文字列から1文字
を抽出する(ステップS102)。そして、比較手段53は不
要文字記憶手段57の第3の領域57cを参照して、不要文
字か否かを比較する(ステップS103)。この結果がNOな
らば、文字列編成手段54による記憶がなされ(ステップ
S104)、ステップS101に戻る。以後、ステップS101から
ステップS104のループが比較手段53により全ての文字列
(必要文字列から成る)について比較し終えるまでくり
かえされる。即ち、“12,345"の場合、“1"から順次
“2"…“5"迄の6回の比較が終了するまでである。この
間、不要文字である“,"は削除される。一つの項目が終
了すると、ステップS100の結果がYESとなりステップS10
5に移る。ステップS105では、為替帳票1のすべての記
入欄について認識が終了したか否かを判断する。この結
果がNOの場合にはステップS100に戻り、YESの場合には
処理を終了する。
さて、以上のような手順で行なわれるステップS11の
次には、認識結果を地区センタ26に送信し(ステップS1
2)、営業店21側の処理を終了する。
さて、地区センタ26では、営業店21からの文字データ
を送信する(ステップS20)。このデータは、漢字のイ
メージデータと、その他の文字の文字コードから構成さ
れている。地区センタ26の文字認識手段50では、図示し
ない記憶素子(RAM)等に営業店21から受信したデータ
を一時記憶させる(ステップS21)。文字認識手段50
は、受信したデータから認識すべき文字データ(イメー
ジデータ)を取出す(ステップS22)。この場合、漢字
のイメージデータが取出される。そして、文字認識装置
50により、新たな文字列を得る文字列編成処理がなされ
る(ステップS23)。この文字列編成処理は、先に説明
したステップS100〜S105の処理である。その後、端末機
器29aのディスプレイ(CRT)に、為替帳票1の各項目に
対応したデータが表示される(ステップS24)。オペレ
ータは必要に応じて、表示データに修正を加える(ステ
ップS25)。そして、端末機器29aに設けられた図示しな
い送信キーを押下する(ステップS26)。文字認識装置5
0では、ホスト装置32へ送信する電文を組立て(ステッ
プS27)、専用通信線31を介してホスト装置32へデータ
が送信する(ステップS28)。
以上説明したように、本発明の文字認識装置50は、文
字列の中から必要な文字の前後及び、必要な文字列中
(中間)に含まれる不要文字を削除するため、如何なる
配列でも確実に必要な文字のみを得ることができる。
本発明の文字認識装置は、以上の実施例に限定されな
い。
不要文字記憶手段57の第1から第3の領域57a,57b,57
cに格納する不要文字の内容は、同一の内容でも構わ
ず、また、不要文字が何も格納されていない領域が存在
しても構わない。また、実施例では、為替データ通信装
置20を挙げて説明したが、不必要な文字を含む文字列の
中から必要な文字だけを取出すことの必要な装置ならば
どのようなものにも応用することができる。さらに、認
識するデータは必ずしもOCR22等からのデータでなく。
イメージデータならばどのような装置から出力された信
号でも構わない。
(発明の効果) 以上の構成の本発明の文字認識装置は、文字列の中か
ら不必要な文字を確実に認識し削除出来るため、文字の
配列に左右されることなく必要な文字のみを確実に取出
すことができる。このため、帳票等に文字を記入する場
合、特定の記入方法に限定する必要がない。また、記入
されるであろう多くの例を、予め用意して記憶させてお
く必要が無いため、大容量の記憶装置等を用意する必要
が無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の文字認識装置の実施例を示すブロック
図、第2図は為替帳票の表面図、第3図は従来の為替デ
ータ通信装置のブロック図、第4図は従来の文字認識装
置を利用した為替データ通信装置のブロック図、第5図
は従来の文字認識装置の動作説明図、第6図は本発明の
文字認識装置の動作説明図、第7図は本発明に係る為替
データ通信装置のブロック図、第8図は本発明に係る為
替データ通信装置の動作フローチャートである。 51……プロセッサ、52……記憶装置、53……認識手段、
54……比較手段、55……文字列編成手段、56……文字パ
ターン記憶手段、57……不要文字記憶手段、58……変換
テーブル記憶手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的に読み取った文字を認識する文字認
    識装置において、 2以上の文字から成る文字列を認識する認識手段と、 最終的に認識文字として出力されない不要文字を記憶す
    る不要文字記憶手段と、 前記文字列を構成する各文字と前記不要文字とを比較す
    る比較手段と、 前記比較手段の比較結果により前記文字列から前記不要
    文字を削除し、新たな文字列を得る文字列編成手段と、 前記文字列編成手段により編成された文字列を所望の文
    字データに変換する変換テーブルを格納するための変換
    テーブル記憶手段を備えたことを特徴とする文字認識装
    置。
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