JPH06266888A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH06266888A
JPH06266888A JP5051126A JP5112693A JPH06266888A JP H06266888 A JPH06266888 A JP H06266888A JP 5051126 A JP5051126 A JP 5051126A JP 5112693 A JP5112693 A JP 5112693A JP H06266888 A JPH06266888 A JP H06266888A
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JP5051126A
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Yoshiharu Shimada
嘉治 島田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定義体の再編集機能と認識文字のマージ処理
機能を持つ文字認識装置に関し、定義体の一元管理がで
き、処理効率が高まる文字認識装置を提供する。 【構成】 帳票の全面イメージデータを読み取る読取部
10、及び読み取った全面イメージデータを帳票対応の定
義体のフィールド単位に文字認識する第1の認識処理部
11を有し、フィールド単位の認識文字及び認識不可の空
白文字から成る処理結果、及び全面イメージデータを集
中認識装置4へ送信する少なくとも1台の認識装置1
と、受信した認識結果に基づいて定義体を認識済みのフ
ィールドを除いて再編集する定義体編集部32、全面イメ
ージデータを再編集の定義体のフィールド単位に文字認
識する第2の認識処理部41、及びその認識文字を認識装
置1から送信された認識文字にマージ処理するデータ編
集部35を有し、データ編集部35でマージ処理した結果を
出力する集中認識装置4とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集中文字認識装置を使
用した文字認識装置に係り、特に文字認識処理及び知識
処理を行う際の定義体を一元管理することができる文字
認識装置に関するものである。
【0002】近来、銀行等における入出金伝票や為替伝
票等の読取装置として、集中文字認識装置が多用されて
いる。集中文字認識装置は、複数の端末装置に夫々接続
されている光学式文字読取装置(以下OCR装置とい
う)で読み取った帳票の全面イメージデータを基に文字
認識処理を行う機能を持ち、各端末に文字認識処理機能
が行える機構が付いたOCR装置を接続せずに、文字認
識処理が行なえることを目的として開発されている。ま
た、集中文字認識装置に漢字認識が行える機構を接続す
ることで、上記の要領で各端末に漢字認識が行える機構
が付いた高価なOCR装置を接続せずに、漢字認識が行
えることも目的としている。
【0003】集中文字認識装置を使用した運用では、O
CR装置が接続されている端末で、OCR装置が認識で
きる文字フィールドをOCR装置で認識させ、その認識
文字を各端末で修正処理及び知識処理を行い、その後、
集中文字認識装置が接続された端末で、OCR装置で認
識できなかった文字フィールドの認識処理を行い、その
認識文字を各端末で修正処理及び知識処理を行ってい
る。
【0004】このような装置では、OCR装置を使用す
る端末と、集中文字認識装置を使用する端末で別々のO
CR定義体及び知識定義体を夫々作成する必要があっ
た。また、集中文字認識装置が接続されている端末で
は、OCR定義体に定義されている文字フィールド全て
を集中文字認識装置で読み取る処理を行っていたため、
OCR装置で認識したフィールドを再度認識することに
なり、処理効率が非常に悪い。そこで定義体を一元管理
できる方法及び認識処理効率を改善できる方法が望まれ
ている。
【0005】
【従来の技術】図8に銀行等で利用される集中文字認識
システムを示す。集中文字認識システムは、例えば為替
振込取引において振込帳票(以下帳票という) に記され
た手書き文字を認識するものであって、図に示すよう
に、複数のOCR装置1a,1b,─に夫々対応して端末装置
2a,2b,─が接続され、また集中文字認識装置4aに端末装
置3aが接続されており、端末装置2a,2b,─と端末装置3a
が回線接続されている。
【0006】図9に示すように、帳票5には、振込銀行
名、口座番号、振込金額、受取人氏名、及び依頼人氏名
等が記入され、漢字には夫々フリガナが記されている。
従って、オペレータがOCR装置1a(1b,─) に帳票5を
挿入すると、OCR装置1a(1b,─) は帳票5から全面イ
メージデータを読み取って、全面イメージデータの認識
できる文字フィールドを認識処理し、端末装置2a(2b,
─) において修正処理及び知識処理した後、端末装置2a
(2b,─) から認識文字及び全面イメージデータを端末装
置3aへ送信する。
【0007】端末装置3aは全面イメージデータを集中文
字認識装置4aへ送って認識依頼し、集中文字認識装置4a
は改めて認識処理を行って認識結果を端末装置3aへ送
る。端末装置3aは認識結果に基づいて修正処理及び知識
処理を行い、その結果が図示していないホストコンピュ
ータ(以下ホストという)へ送られて、ホストの顧客フ
ァイルのデータとの照合が行われ、照合結果が応答され
る。
【0008】端末装置3aは照合結果に基づいて、応答デ
ータと共に知識処理結果を端末装置2a(2b,─) へ送る。
すると認識文字及び応答データが端末装置2a(2b,─) の
図示省略したディスプレイに表示され、オペレータは表
示を確認して、所定の取引、例えば送金処理等の操作を
行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、 OCR装置では、OCR定義体上に認識できない文字
フィールドが定義されていた場合、文字認識を行わず、
OCR定義体のエラーを対応する端末装置に通知するた
め、OCR装置を使用する端末装置と集中文字認識装置
を使用する端末装置で別々のOCR定義体を作成する必
要がある。 また、知識処理を行う際、OCR装置の接続されてい
る端末装置では、文字認識の定義がない項目に対して、
知識処理の定義を行い知識処理を行うとエラーとなるた
め、OCR装置が認識できる文字フィールドに対しての
み知識処理を行う際の知識定義体の作成を行い、OCR
装置を使用する端末装置と集中文字認識装置を使用する
端末装置で別々の知識定義体を作成する必要がある。 また、集中文字認識装置が接続されている端末では、
OCR定義体に定義されている文字フィールドすべてを
集中文字認識装置で読み取る処理を行っているため、O
CR装置で認識したフィールドを再度認識することにな
り、処理効率が低下して時間が長く掛かっている。とい
う問題点がある。
【0010】本発明は、定義体の一元管理を行うことが
でき、また同じフィールドを再度認識することを回避し
て処理効率の向上を図ることができる文字認識装置を提
供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図において、10は認識装置1に設けら
れ、帳票の全面イメージデータを読み取る読取部、11は
認識装置1に設けられ、読取部10が読み取った全面イメ
ージデータを定義体に定義されたフィールド単位に文字
認識処理する第1の認識処理部、1は読取装置10及び第
1の認識処理部11を有し、第1の認識処理部11によるフ
ィールド単位の認識文字及び認識不可の空白文字から成
る処理結果及び読取部10が読み取った全面イメージデー
タを集中認識装置4へ送信する少なくとも1台の認識装
置、32は集中認識装置4に設けられ、認識装置1から受
信した認識結果に基づいて定義体を認識済みのフィール
ドを除いて再編集する定義体編集部、41は集中認識装置
4に設けられ、認識装置1から受信した全面イメージデ
ータを再編集した定義体に定義されたフィールド単位に
文字認識処理する第2の認識処理部、35は集中認識装置
4に設けられ、第2の認識処理部41で処理した認識文字
を認識装置1から送信された認識文字にマージ処理する
データ編集部、4は定義体編集部32、第2の認識処理部
41及びデータ編集部35を有し、データ編集部35でマージ
処理した結果を出力する集中認識装置である。
【0012】
【作用】認識装置1の読取部10で帳票の全面イメージデ
ータを読み取り、第1の認識処理部11で定義体に定義さ
れたフィールド単位に認識処理を行い、認識文字及び認
識不可の空白文字から成る処理結果と全面イメージデー
タを集中処理装置4へ送る。
【0013】集中認識装置4は受信した処理結果に基づ
いて定義体編集部32で定義体を認識済みのフィールドを
除いて再編集し、受信した全面イメージデータ及び再編
集した定義体に基づいて第2の認識処理部41で認識処理
を行い、その認識文字を認識装置1から送信された認識
文字にデータ編集部35でマージ処理し、データ編集部35
で編集したデータを出力する。
【0014】このようにして、認識装置1で認識が完了
しているフィールドを定義体から削除して定義体を再編
集することにより、認識装置1と集中認識装置4に別々
の定義体を作成する必要がなくなるので、定義体の一元
管理化が可能となり、また認識装置1と集中認識装置4
で同じフィールドを重複して認識することを回避できる
ので処理効率を高めることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2〜図7を参照し
て説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0016】図2のOCR装置1A,1B,─及び端末装置2
A,2B,─、端末装置3A及び集中文字認識装置4a、認識処
理部11a及び知識処理部23、並びに認識処理部41a及び
知識処理部36は、図1の認識装置1、集中認識装置4、
第1の認識処理部11、並びに第2の認識処理部41に夫々
対応している。
【0017】図2のブロック図に示すように、OCR装
置1A(1B,─) は読取部10a及び認識処理部11aを有し、
端末装置2A(2B,─) は、データ格納部20、定義体メモリ
21、認識辞書22、知識処理部23、知識辞書24、データ送
受信部25及びディスプレイ26を有し、端末装置3Aはデー
タ送受信部30、データ格納部31、定義体編集部32a、認
識辞書33、データ送受信部34、データ編集部35a、知識
処理部36及び知識辞書37を有し、集中文字認識装置4a
は、データ送受信部40及び認識処理部41aを有してい
る。
【0018】認識処理装置1A(1B,─) は、読取部10aが
帳票5から読み取った全面イメージデータを認識処理部
11aで認識処理して、処理結果を全面イメージデータと
共に端末装置2A(2B,─) へ送る。
【0019】認識処理部11aは、読取部10aが読み取っ
た全面イメージデータから、端末痩躯2A(2B,─) の定義
体メモリ21のOCR定義体に定義されているフィールド
について、端末装置2A(2B,─) の認識辞書21を参照して
認識可能なフィールドの文字認識処理を行い、認識した
結果を文字編集領域に設定する。
【0020】予め集中認識モードが指定 (端末装置2A,2
B,─の図示していないキーボードにより指定) されてい
る時は、現在のモードが集中認識モードか否かを判定
し、集中認識モードであれば、認識不可能なフィールド
中の集中認識処理に対応するフィールドに夫々次の処置
を施す。即ち、文字データの出力形態に示す制御データ
(正常認識=F0、認識不可=F9) として“認識不可”フ
ラグを設定し、定義体に定義されている文字データの出
力桁数分の空白を設定する。
【0021】漢字フィールドの時は、1文字が2バイト
なので出力桁数×2バイト分の空白を設定する。図3
(a) の帳票5(但し一部)を読み取って、認識処理した
結果、図3(b) のように、文字編集領域に編集された文
字データを示す。図中F9の行はエビシディック(EBCDIC)
コードで「空白」を「40」とした場合(以下の図でも同
様)を示している。
【0022】また集中認識モードが指定されていない時
に、認識不可能なフィールドがあれば定義体エラーを通
知して処理終了とする。端末装置2A(2B,─) は、OCR
装置1A(1B,─) から送られた認識文字を知識処理してデ
ィスプレイ26に表示すると共に、認識不可の空白文字及
び全面イメージデータを端末装置3Aへ送信し、集中文字
認識装置4a及び端末装置3Aで認識処理及び知識処理され
て端末装置3Aから送られる認識文字をディスプレイ26に
表示する。
【0023】データ格納部20は、OCR装置1A(1B,─)
から送られた認識文字、認識不可の空白文字及び全面イ
メージデータを格納するメモリである。定義体メモリ21
には、帳票5の種類毎のOCR定義体及び知識定義体が
設定されている。
【0024】OCR定義体は、OCR認識装置1A(1B,
─) の端末装置2A(2B,─) 及び集中文字認識装置4aの端
末装置3Aに対して、漢字の定義を含めて読み取りの全て
の文字フィールドについて定義されている。
【0025】知識定義体は、文字フィールド相互間の関
連、例えばキー項目により、図示していないが過去の取
引をファイルした実績ファイルから検索して引き出され
る反映項目、いずれかの項目に関連する関連項目(人名
のカナ文字と漢字、例えばシマダと島田)、及び単項目
であるかの知識処理指定が定義されている。
【0026】例えば次のように定義される。 1)トランザクション項目群単位の定義 キー項目:口座番号 反映項目:銀行名 漢字項目 カナ項目 :支店名
漢字項目 カナ項目:受取人名性 漢字項目 カナ
項目 :受取人名 漢字項目 カナ項目 2)項目単位の定義 依頼人姓 漢字項目 カナ項目 :依頼人名 漢字項
目 カナ項目 認識辞書22は、OCR装置1A(1B,─) の認識処理部11a
で認識される文字の特徴等の識別データ及び人名辞書等
が格納されたメモリである。集中認識モードの時には、
カナ文字の辞書が使用され、通常認識モードの時には、
仮名文字及び漢字文字の辞書が使用される。
【0027】知識処理部23は、データ格納部20に格納さ
れたデータの知識定義体に設定されている知識処理指定
を判定し、単項目知識処理の場合、補正対象の項目のフ
ラグを判定して、フラグが認識不可か判定する。
【0028】認識不可の場合は知識処理を回避し、次の
項目の知識処理を行う。即ち、正常認識の場合は、知識
処理を行い、次の項目の知識処理を行う。どちらも認識
不可でなければ、知識処理を行う。図3(b) の矢印の項
目に対して氏名辞書を使用して知識処理を行うことが定
義されている場合は、この項目の知識処理をしない。
【0029】関連項目知識処理の場合(図3(c) 参照)
は、関連元と関連先の(前記単項目知識処理の場合の補
正対象項目と同様に)フラグを参照し、どちらかが認識
不可であった場合、知識処理を回避し、どちらも認識不
可でなければ、知識処理を行う。図3(d) の矢印の項目
に対して氏名のカナを使用して下の項目に対して氏名辞
書を使用して知識処理を行うことが定義されている場
合、知識処理をしない。
【0030】トランザクション項目群単位 (複数のフィ
ールドを一括して知識処理) の知識処理の際(図3(e)
参照) は、キー項目の(前記単項目知識処理の場合の補
正対象の項目と同様に)フラグを判定し、認識不可の場
合は、知識処理を回避する。認識不可でなければ、反映
項目の中に認識不可の項目があるかをチェックし認識不
可の項目があれば、その項目を除いて知識処理を行う。
図3(e) の矢印の項目に対してキー項目として、図示し
ていない実績ファイルからデータを検索し、反映を行う
ように定義されている。またF9の各行は実績ファイルの
データを反映しない。
【0031】知識辞書24は、知識処理部23で知識処理さ
れる文字列、或いは文字列の組み合わせ等の識別データ
が格納されたメモリである。データ送受信部25は、知識
処理部23で知識処理された認識文字データ、認識不可デ
ータ及び全面イメージデータを端末装置3Aへ送信し、端
末装置3Aから送られた認識文字データを受信する。
【0032】端末装置3Aは、端末装置2A(2B,─) から受
信した認識文字及び認識不可データに基づいて定義体を
編集し、受信した全面イメージデータと編集した定義体
を集中文字認識装置4aへ送り、応答される認識文字を端
末装置2A(2B,─) から送られた認識文字にマージ処理し
て、知識処理を行い、結果を端末装置2A(2B,─) へ送
る。
【0033】データ送受信部30は、端末装置2A(2B,─)
との間でデータの送受信を行う。データ格納部31は、デ
ータ送受信部30が受信した認識文字データ及び全面イメ
ージデータを格納するメモリである。
【0034】定義体編集部32aは、データ格納部31に格
納したデータから、認識不可以外の項目(正常認識フィ
ールド)を検索して、その項目を図示していない記憶領
域にセーブし、次に認識済みの項目を除いて認識不可の
項目だけでOCR定義体の文字認識フィールドを再編成
する。
【0035】即ち、図4(a) 及び(b) に示すように、格
納データの文字項目名A〜Dの正常認識フィールドが文
字項目名A、Cとすると、図4(c) の当初のOCR定義
体の文字認識フィールドの文字項目名A〜Dの定義体編
集後は、図4(d) に示すように、文字項目名B、Dとな
る。
【0036】認識辞書33は、集中文字認識装置4aの認識
処理部41aで認識される漢字文字等の特徴等の識別デー
タが格納されたメモリで、端末装置2A(2B,─) の認識辞
書22で認識不可の文字が認識できるように拡充されてい
る。
【0037】データ送受信部34は、集中文字認識装置4a
との間でデータの送受信を行う。データ編集部35aは、
集中文字認識装置4aから送られた認識文字データを、認
識不可のフィールド (図4(b) の文字データ領域のF0の
行) に順番に埋めて行く処理を行う。即ち、図5に示す
ように、(a) の端末装置3Aのデータ格納部31の文字デー
タと、(b) の集中文字認識装置4aが認識した文字データ
を、(c) のようにマージする。
【0038】知識処理部36は、データ編集部35aで編集
した認識文字データを、知識辞書37を参照して知識処理
する。知識辞書37は、知識処理部36で知識処理される文
字列、或いは文字列の組み合わせ等の識別データが格納
されたメモリである。
【0039】このような構成及び機能を有するので、次
に図6及び図7のフローチャートにより作用を説明す
る。ここではOCR装置1Aで帳票5を読み取る場合を例
とする。
【0040】まず、オペレータは端末装置2Aのキーボ
ードで集中認識モードを指定し、帳票5をOCR装置1A
に挿入すると、読取部10aによって帳票5の全面イメー
ジデータが読み取られ、認識処理部11aにおいて、端末
装置2Aの定義体メモリ21のOCR定義体及び認識辞書22
のカナ文字の特徴によって、認識可能なフィールドを認
識処理する。これを全てのフィールドについて行う。
【0041】集中認識モードが指定されているので、
認識不可能なフィールドは“認識不可”フラグを設定
し、OCR定義体に定義されている文字データの出力桁
数分の空白を設定する。もし、集中認識モードが設定さ
れていなければ、定義体エラーとして端末装置2Aに通知
してディスプレイ26に表示し、認識処理は終了とする。
【0042】認識文字、認識不可の空白文字及び全面イ
メージデータを端末装置2Aへ送信する。 端末装置2Aは受信したデータをデータ格納部20に格納
した後、知識処理部23によって、知識定義体上の知識処
理モードから各フィールドが単項目知識処理か、関連項
目知識処理か或いはトランザクション項目群単位の知識
処理かを判定して、夫々知識辞書24を参照して知識処理
を行う。
【0043】即ち、単項目知識処理の時は、その項目の
フラグを判定して、認識不可でなければ知識処理を行
う。もし認識不可なら知識処理を行なわない。関連項目
知識処理の時は、関連元項目と関連先項目のフラグを判
定して、認識不可でなければ知識処理を行う。もし認識
不可なら知識処理を行なわない。 トランザクション項
目群単位知識処理の時は、キー項目のフラグを判定し
て、認識不可でなければ反映項目の中に認識不可項目の
有無をチェックし、認識不可項目がある場合は、その項
目を除いて知識処理を行う。認識不可項目がなければそ
のまま知識処理を行う。またキー項目が認識不可なら知
識処理を行なわない。
【0044】知識処理が終了すると、認識文字、認識不
可の空白文字、全面イメージデータ、OCR定義体及び
知識定義体を端末装置3Aへ送信する。 端末装置3Aは受信したデータをデータ格納部31に格納
した後、定義体編集部32aによって、データ格納部31に
格納したデータから、認識済みの項目を検索して、その
項目をセーブし、次に認識済みの項目を除いてOCR定
義体の文字認識フィールドを再編集する。そして再編集
したOCR定義体と全面イメージデータを集中文字認識
装置4aへ送信する。
【0045】集中文字認識装置4aは受信した再編集の
OCR定義体と全面イメージデータに基づいて、認識処
理部41aで端末装置3Aの認識辞書33によって漢字文字を
認識し、認識文字を端末装置3Aへ送信する。
【0046】端末装置3Aは集中文字認識装置4aから受
信した認識文字と、データ格納部31に格納したデータ中
の知識処理された認識文字とをデータ編集部35aでマー
ジ処理して編集し、で説明した方法と同様の方法で知
識処理部36で知識定義体及び知識辞書37により知識処理
を行う。処理結果を図示していないホストへ送る。
【0047】ホストは顧客ファイルのデータとの照合
を行い、照合結果を応答する。 端末装置3Aは応答結果に基づいて、応答情報と共に知
識処理結果を端末装置2Aへ送る。
【0048】端末装置2Aは受信したデータをディスプ
レイ26に表示し、オペレータは表示認識文字及び応答デ
ータを確認して、送金処理を行う。 このようにして、OCR定義体を端末装置3Aにおいて再
編集する定義体編集部32aと認識文字をマージするデー
タ編集部35aを設けることにより、端末装置2A(2B,─)
にOCR定義体を定義するだけで済むので、定義体の一
元管理化が図れ、またOCR装置1A(1B,─) で認識した
文字を集中文字認識4aで再度認識する必要がなくなるの
で、認識処理効率の向上を図ることができる。
【0049】上記例では、OCR定義体及び知識定義体
を端末装置2A(2B,─) の定義体メモリ21に設定してお
き、端末装置2A(2B,─) から認識文字等のデータと共に
OCR定義体及び知識定義体を端末装置3Aへ送信する場
合を説明したが、端末装置3Aにも定義体メモリを設け
て、同じ内容のOCR定義体及び知識定義体を設定して
おく方法としても良いことは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1、請求項2及び請求項3では、認識装置の定義体
を集中認識装置において再編集して、認識装置で文字認
識できなかったフィールドについて、再編集した定義体
によって集中認識装置で認識して、認識装置で認識した
フィールドの文字と集中認識装置で認識したフィールド
の文字をマージすることによって媒体の文字認識を完成
させることができるので、認識装置と集中認識装置に夫
々定義体を作成する必要がなく、定義体の一元管理化を
図ることができ、また認識装置で認識したフィールドの
文字を再度集中認識装置で認識する必要がないので、認
識処理効率を高めることができる。
【0051】請求項4では、定義体編集部及びデータ編
集部を集中認識装置から分離して端末装置に収容して集
中認識装置に接続することにより、従来方法の集中認識
装置の機能を変更することなく上記と同様の効果を得る
ことができる。という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理ブロック図
【図2】 本発明の実施例を示すブロック図
【図3】 実施例の説明図(その1)
【図4】 実施例の説明図 (その2)
【図5】 実施例の説明図 (その3)
【図6】 実施例のフローチャート(その1)
【図7】 実施例のフローチャート(その2)
【図8】 従来例の集中文字認識システムのブロック図
【図9】 帳票を例示する説明図
【符号の説明】
1は認識装置、 1a,1b,1A,1B はOCR装置、
2a,2b,2A,2B,3a,3A は端末装置、 4
は集中認識装置、4aは集中文字認識装置、 10,10aは読
取部、 11は第1の認識処理部、11a,41a は認識
処理部、 23,36 は知識処理部、 32,32aは定義体編
集部、35,35aはデータ編集部、 41は第2の認識処理
部、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1台の認識装置(1) 及び該認
    識装置(1) に接続した集中認識装置(4) で構成され、 該認識装置(1) は、帳票の全面イメージデータを読み取
    る読取部(10)と、 該読取部(10)が読み取った全面イメージデータを該帳票
    に対応する定義体に定義されたフィールド単位に文字認
    識処理する第1の認識処理部(11)とを有し、 該第1の認識処理部(11)によるフィールド単位の認識文
    字及び認識不可の空白文字から成る処理結果、及び該読
    取部(10)が読み取った全面イメージデータを該集中認識
    装置(4) へ送信するものであり、 該集中認識装置(4) は、該認識装置(1) から受信した認
    識結果に基づいて該定義体を認識済みのフィールドを除
    いて再編集する定義体編集部(32)と、 該認識装置(1) から受信した全面イメージデータを該再
    編集した定義体に定義されたフィールド単位に文字認識
    処理する第2の認識処理部(41)と、 該第2の認識処理部(41)で処理した認識文字を該認識装
    置(1) から送信された認識文字にマージ処理するデータ
    編集部(35)とを有し、 該データ編集部(35)でマージ処理した結果を出力するも
    のであることを特徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の認識処理部(11)は、文字認識
    処理結果のフィールド単位の認識不可の空白文字に対し
    て、前記定義体に定義されている文字データの出力桁数
    分の空白を設定することを特徴とする請求項1の文字認
    識装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の認識処理部(11)は、文字認識
    処理結果のフィールド単位の認識文字に対して、前記定
    義体に定義された補正処理指定に応じた補正処理を施す
    ことを特徴とする請求項1或いは請求項2の文字認識装
    置。
  4. 【請求項4】 前記定義体編集部(32)及び前記データ編
    集部(35)を前記集中認識装置(4) から分離して端末装置
    に収容し、該端末装置を前記認識装置(1) 及び該集中認
    識装置(4) に接続したことを特徴とする請求項1の文字
    認識装置。
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