JP2723846B2 - 飼料及び飼料添加物 - Google Patents
飼料及び飼料添加物Info
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- JP2723846B2 JP2723846B2 JP7207401A JP20740195A JP2723846B2 JP 2723846 B2 JP2723846 B2 JP 2723846B2 JP 7207401 A JP7207401 A JP 7207401A JP 20740195 A JP20740195 A JP 20740195A JP 2723846 B2 JP2723846 B2 JP 2723846B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/59—Compounds containing 9, 10- seco- cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/02—Nutrients, e.g. vitamins, minerals
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、活性物質としてビタミンDのヒ
ドロキシル化誘導体を含有する飼料及び飼料添加物に関
する。とくに、本発明は、1α,25−ジヒドロキシ−
ビタミンD3を、1α,24,25−トリヒドロキシ−
ビタミンD3 と;または1α,24,25−トリヒドロ
キシ−ビタミンD3および24,25−ジヒドロキシ−
ビタミンD3 と混合して含有するか、あるいは1α−ヒ
ドロキシ−ビタミンD3を、1α,24,25−トリヒ
ドロキシ−ビタミンD 3 と混合して含有することを特徴
とする飼料及び飼料添加物に関する。 【0002】したがって、本発明の飼料及び飼料添加物
は次の活性物質の組み合わせを含有する: 1,25(OH)2D3+1,24,25(OH)
3D3 1,25(OH)2D3+24,25(OH)2D
3+1,24,25(OH)3D3 1(OH)D3+1,24,25(OH)3D3 【0003】ビタミンDのヒドロキシル化誘導体、例え
ば、1α−ヒドロキシ−ビタミンD3,1α,25−ジ
ヒドロキシ−ビタミンD3および1α,24,25−ト
リヒドロキシ−ビタミンD3は、ビタミンDまたはその
薬理学的に活性な代謝物の欠乏に基づく病気の処置に使
用できることが知られている。本発明に従い飼料又は飼
料添加物を投与すると、個々の物質の投与に比較して治
療学的な利点が生ずることが、驚くべきことに発見され
た。好ましい実施態様において、本発明は1,24,2
5(OH)3D 3 を1,25(OH)2D3と混合して
含有する飼料及び飼料添加物に関する。1,24,25
(OH)3D3と1(OH)D3との組み合わせもまた
好ましい。1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミ
ンD3、好ましくは14R−エピマーは、1α−ヒドロ
キシ−ビタミンD3および1α,25−ジヒドロキシ−
ビタミンD3の活性を、それらが単独で決して活性でな
い濃度で増強する。この相乗効果は腎臓における1α−
ヒドロキシル化の疾患の場合においてさえ保存される。
本発明による飼料又は飼料添加物を投与すると、骨から
のカルシウムの移動は減少し、同時に骨の無機質化が増
加する。1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミン
D 3 を1α−ヒドロキシ−ビタミンD3または1α,2
5−ジヒドロキシ−ビタミンD3と組み合わせて投与す
ることにより、後者の化合物はそれらを単独で投与する
ときより低い投与量で投与することができ、これにより
毒性の副作用は回避されるかあるいは減少する。本発明
による飼料及び飼料添加物中における活性成分の相対的
比率は、狭い範囲内で臨界的ではない。好適には、1
α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミンD3対1α
−ヒドロキシ−ビタミンD3または1α,25−ジヒド
ロキシ−ビタミンD3の重量比は約5:1〜1:5であ
る。約1:1の重量比が好適である。1,25(OH)
2D3対24,25(OH)2D 3 の重量比は1:2〜
1:20、好ましくは1:10である。本発明に従う活
性物質の組み合わせの効能は、以下に示す試験結果から
明らかである。 【0004】 I.成長しつつあるニワトリについてのビタミンD試験 治療試験 活性物質の組み合わせ を雄のヒヨコに飼料と一緒に投与
した。期間の前に、動物にくる病発生性ビタミンD不含
飼料を8日間与えた。引き続く試験の期間において、動
物に活性物質を添加した同一の飼料を6日間与えた。骨
の分析は右の足根(中央のあしゆびの指節骨)を使用し
て実施した。骨の重量は、水とともに20分間沸騰さ
せ、軟質成分、鍵および軟骨を除去し、そして100℃
で乾燥することによって決定した。 【0005】カルシウム結合性蛋白質(CaBP)は、
コラジノ(Corradino)ら、サイエンス(Sc
ience)172、731−3(1971)に従い十
二指腸の粘膜のホモジネートから得た:決定は次のよう
に実施した:ワッサーマン(Wasserman)ら、
サイエンス(Science)152、791−3(1
966)に従い、カチオン交換体の存在下に45Caを
添加し、蛋白質の1mgにつき合計の活性に基づいて蛋
白質中に存在する45Caの百分率を決定した(CaB
Pの比活性)。血清中のアルカリ性ホスファターゼの活
性は、ベルグメイヤー(Bergmeyer)、メトー
デン・デル・エンジマチシェン・アナライゼ(Meth
oden der enzymatischen An
alyse)、Vol.1、第3版、888−892ペ
ージに従い決定した。 【0006】この試験の結果を表1、2に記載する。ビ
タミンDの活性は、それ自体、CaBPの活性および骨
灰の量の増加において、およびアルカリ性ホスファター
ゼの減少において示される。確証された値が示すよう
に、本発明における活性物質の組み合わせは、個々に投
与された成分に比較して、加法的な活性よりも高い活性
を及ぼす。 【0007】ヒヨコを使用する他の系列の試験におい
て、腎臓の1α−ヒドロキシラーゼを、ランベック(R
ambeck)ら、インターナショナル・ジャーナル・
オブ・ビタミン・アンド・ニュウトリション・リサーチ
(Intern.J.Vit.Nutr.Res.)5
4、25−34(1984)に従い、飼料にストロンチ
ウムを添加することにより阻害した。表3に記載する試
験の値が示すように、本発明における活性物質の組み合
わせの相乗作用は腎臓のヒドロキシル化を妨害する場合
においてさえ観測される。 【0008】 II.ニワトリにおける骨のカルシウムの移動 ニワトリにカルシウム不含飼料を1週間与えた。その
後、試験物質を0.1mlの75%エタノール中に溶解
して静脈内に投与した。12時間後、血清中のCaの値
を決定した。表4に記載する結果が示すように、本発明
における活性物質の組み合わせと投与したとき、骨から
のCaの移動は、成分を単独で投与した場合よりも多く
ない。 【0009】III.ウズラの卵殻の試験 この試験は、卵殻により動物のCaの排除に基づくビタ
ミンDの活性を決定する。この試験は、ズッカー(Zu
cker)ら、ナツールビッセンシャフテン(Natu
rwiss)55、447−455(1968)に記載
されているようにして実施した。表5に記載する結果
が、同様に、示すように、本発明における活性物質の組
み合わせは加法的な効果より大きい効果を示す。 【0010】 IV.ラットにおけるビタミンDの治療的試験 この試験は、ウェイザー(Weiser)、「ダス・テ
ィーア・イム・エクスペリメント(Das Tier
im Experiment)」、ウォルフ(Wol
f)H.ウェイヘ(Weihe)、ハンス・ヒューバー
(Hans Huber)発行、ベルン−スツットガル
ト−ウィエン(Bern−Stuttgart−Wei
n)、1978に記載されているように、すねの骨の骨
端の軟骨の石灰化の程度へのビタミンDの活性を決定す
る。エタノール/プロピレングリコール中に溶解した
1,25(OH)2D3および/または1,24,25
(OH)3D3(1:10)を、プロバングで各場合1
6匹の動物/群に7日間毎日投与した。1日後にX写真
を作成し、そして骨端の軟骨の石灰化を12点の目盛を
基準にして分類した。この試験手順において、本発明に
おける活性物質の組み合わせを使用して相乗効果が達成
された(表6)。 【0011】 【表1】 【0012】 【表2】【0013】 【表3】【0014】 【表4】【0015】 【表5】【0016】 【表6】 【0017】本発明の飼料及び飼料添加物は、腸のカル
シウムの輸送、血清中のカルシウムおよびリン酸塩のレ
ベルならびに骨の中のこれらの無機物質の沈着を増加さ
せるために適当である。したがって、本発明の飼料及び
飼料添加物は、例えば、卵、ことにニワトリおよびシチ
メンチョウの卵の薄い殻を防止するためおよび家禽にお
ける黒い骨(bone black)を処置または防止
するために使用することができる。 【0018】妊娠した反すう動物における授乳熱を処置
するため、1,25(OH)2D3または1(OH)D
3に基づいて0.05〜1.5mg/日の投与量が考え
られる。家禽への投与の場合において、1,25(O
H)2D3または1(OH)D3に基づいて0.025
〜2.5μg/kg飼料の投与量が考えられ、あるいは
飲料水に相応して適合する量が考えられる。 【0019】次の実施例により、本発明をさらに説明す
る。 【0020】 【実施例】実施例1 飼料1kgにつき0.25〜2.5μgの1α,25−
ジヒドロキシ−ビタミンD3および0.25〜2.5μ
gの1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミンD3
を、家禽の飼料の規格に従って調製してニワトリの基本
飼料と混合する。
ドロキシル化誘導体を含有する飼料及び飼料添加物に関
する。とくに、本発明は、1α,25−ジヒドロキシ−
ビタミンD3を、1α,24,25−トリヒドロキシ−
ビタミンD3 と;または1α,24,25−トリヒドロ
キシ−ビタミンD3および24,25−ジヒドロキシ−
ビタミンD3 と混合して含有するか、あるいは1α−ヒ
ドロキシ−ビタミンD3を、1α,24,25−トリヒ
ドロキシ−ビタミンD 3 と混合して含有することを特徴
とする飼料及び飼料添加物に関する。 【0002】したがって、本発明の飼料及び飼料添加物
は次の活性物質の組み合わせを含有する: 1,25(OH)2D3+1,24,25(OH)
3D3 1,25(OH)2D3+24,25(OH)2D
3+1,24,25(OH)3D3 1(OH)D3+1,24,25(OH)3D3 【0003】ビタミンDのヒドロキシル化誘導体、例え
ば、1α−ヒドロキシ−ビタミンD3,1α,25−ジ
ヒドロキシ−ビタミンD3および1α,24,25−ト
リヒドロキシ−ビタミンD3は、ビタミンDまたはその
薬理学的に活性な代謝物の欠乏に基づく病気の処置に使
用できることが知られている。本発明に従い飼料又は飼
料添加物を投与すると、個々の物質の投与に比較して治
療学的な利点が生ずることが、驚くべきことに発見され
た。好ましい実施態様において、本発明は1,24,2
5(OH)3D 3 を1,25(OH)2D3と混合して
含有する飼料及び飼料添加物に関する。1,24,25
(OH)3D3と1(OH)D3との組み合わせもまた
好ましい。1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミ
ンD3、好ましくは14R−エピマーは、1α−ヒドロ
キシ−ビタミンD3および1α,25−ジヒドロキシ−
ビタミンD3の活性を、それらが単独で決して活性でな
い濃度で増強する。この相乗効果は腎臓における1α−
ヒドロキシル化の疾患の場合においてさえ保存される。
本発明による飼料又は飼料添加物を投与すると、骨から
のカルシウムの移動は減少し、同時に骨の無機質化が増
加する。1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミン
D 3 を1α−ヒドロキシ−ビタミンD3または1α,2
5−ジヒドロキシ−ビタミンD3と組み合わせて投与す
ることにより、後者の化合物はそれらを単独で投与する
ときより低い投与量で投与することができ、これにより
毒性の副作用は回避されるかあるいは減少する。本発明
による飼料及び飼料添加物中における活性成分の相対的
比率は、狭い範囲内で臨界的ではない。好適には、1
α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミンD3対1α
−ヒドロキシ−ビタミンD3または1α,25−ジヒド
ロキシ−ビタミンD3の重量比は約5:1〜1:5であ
る。約1:1の重量比が好適である。1,25(OH)
2D3対24,25(OH)2D 3 の重量比は1:2〜
1:20、好ましくは1:10である。本発明に従う活
性物質の組み合わせの効能は、以下に示す試験結果から
明らかである。 【0004】 I.成長しつつあるニワトリについてのビタミンD試験 治療試験 活性物質の組み合わせ を雄のヒヨコに飼料と一緒に投与
した。期間の前に、動物にくる病発生性ビタミンD不含
飼料を8日間与えた。引き続く試験の期間において、動
物に活性物質を添加した同一の飼料を6日間与えた。骨
の分析は右の足根(中央のあしゆびの指節骨)を使用し
て実施した。骨の重量は、水とともに20分間沸騰さ
せ、軟質成分、鍵および軟骨を除去し、そして100℃
で乾燥することによって決定した。 【0005】カルシウム結合性蛋白質(CaBP)は、
コラジノ(Corradino)ら、サイエンス(Sc
ience)172、731−3(1971)に従い十
二指腸の粘膜のホモジネートから得た:決定は次のよう
に実施した:ワッサーマン(Wasserman)ら、
サイエンス(Science)152、791−3(1
966)に従い、カチオン交換体の存在下に45Caを
添加し、蛋白質の1mgにつき合計の活性に基づいて蛋
白質中に存在する45Caの百分率を決定した(CaB
Pの比活性)。血清中のアルカリ性ホスファターゼの活
性は、ベルグメイヤー(Bergmeyer)、メトー
デン・デル・エンジマチシェン・アナライゼ(Meth
oden der enzymatischen An
alyse)、Vol.1、第3版、888−892ペ
ージに従い決定した。 【0006】この試験の結果を表1、2に記載する。ビ
タミンDの活性は、それ自体、CaBPの活性および骨
灰の量の増加において、およびアルカリ性ホスファター
ゼの減少において示される。確証された値が示すよう
に、本発明における活性物質の組み合わせは、個々に投
与された成分に比較して、加法的な活性よりも高い活性
を及ぼす。 【0007】ヒヨコを使用する他の系列の試験におい
て、腎臓の1α−ヒドロキシラーゼを、ランベック(R
ambeck)ら、インターナショナル・ジャーナル・
オブ・ビタミン・アンド・ニュウトリション・リサーチ
(Intern.J.Vit.Nutr.Res.)5
4、25−34(1984)に従い、飼料にストロンチ
ウムを添加することにより阻害した。表3に記載する試
験の値が示すように、本発明における活性物質の組み合
わせの相乗作用は腎臓のヒドロキシル化を妨害する場合
においてさえ観測される。 【0008】 II.ニワトリにおける骨のカルシウムの移動 ニワトリにカルシウム不含飼料を1週間与えた。その
後、試験物質を0.1mlの75%エタノール中に溶解
して静脈内に投与した。12時間後、血清中のCaの値
を決定した。表4に記載する結果が示すように、本発明
における活性物質の組み合わせと投与したとき、骨から
のCaの移動は、成分を単独で投与した場合よりも多く
ない。 【0009】III.ウズラの卵殻の試験 この試験は、卵殻により動物のCaの排除に基づくビタ
ミンDの活性を決定する。この試験は、ズッカー(Zu
cker)ら、ナツールビッセンシャフテン(Natu
rwiss)55、447−455(1968)に記載
されているようにして実施した。表5に記載する結果
が、同様に、示すように、本発明における活性物質の組
み合わせは加法的な効果より大きい効果を示す。 【0010】 IV.ラットにおけるビタミンDの治療的試験 この試験は、ウェイザー(Weiser)、「ダス・テ
ィーア・イム・エクスペリメント(Das Tier
im Experiment)」、ウォルフ(Wol
f)H.ウェイヘ(Weihe)、ハンス・ヒューバー
(Hans Huber)発行、ベルン−スツットガル
ト−ウィエン(Bern−Stuttgart−Wei
n)、1978に記載されているように、すねの骨の骨
端の軟骨の石灰化の程度へのビタミンDの活性を決定す
る。エタノール/プロピレングリコール中に溶解した
1,25(OH)2D3および/または1,24,25
(OH)3D3(1:10)を、プロバングで各場合1
6匹の動物/群に7日間毎日投与した。1日後にX写真
を作成し、そして骨端の軟骨の石灰化を12点の目盛を
基準にして分類した。この試験手順において、本発明に
おける活性物質の組み合わせを使用して相乗効果が達成
された(表6)。 【0011】 【表1】 【0012】 【表2】【0013】 【表3】【0014】 【表4】【0015】 【表5】【0016】 【表6】 【0017】本発明の飼料及び飼料添加物は、腸のカル
シウムの輸送、血清中のカルシウムおよびリン酸塩のレ
ベルならびに骨の中のこれらの無機物質の沈着を増加さ
せるために適当である。したがって、本発明の飼料及び
飼料添加物は、例えば、卵、ことにニワトリおよびシチ
メンチョウの卵の薄い殻を防止するためおよび家禽にお
ける黒い骨(bone black)を処置または防止
するために使用することができる。 【0018】妊娠した反すう動物における授乳熱を処置
するため、1,25(OH)2D3または1(OH)D
3に基づいて0.05〜1.5mg/日の投与量が考え
られる。家禽への投与の場合において、1,25(O
H)2D3または1(OH)D3に基づいて0.025
〜2.5μg/kg飼料の投与量が考えられ、あるいは
飲料水に相応して適合する量が考えられる。 【0019】次の実施例により、本発明をさらに説明す
る。 【0020】 【実施例】実施例1 飼料1kgにつき0.25〜2.5μgの1α,25−
ジヒドロキシ−ビタミンD3および0.25〜2.5μ
gの1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミンD3
を、家禽の飼料の規格に従って調製してニワトリの基本
飼料と混合する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ハラルト・バイザー
スイス国シーエイチ−4146ホーホバル
ト・ビユーレンベーク248
(72)発明者 ヘルマン・ツツカー
ドイツ連邦共和国デイ−8000ミユンヘン
80・ラプラセストラツセ16
(56)参考文献 特開 昭59−21354(JP,A)
特開 昭48−67061(JP,A)
特開 昭51−3979(JP,A)
特開 昭53−24940(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.1α,25−ジヒドロキシ−ビタミンD3を、1
α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミンD3と;ま
たは1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミンD3
および24,25−ジヒドロキシ−ビタミンD3と混合
して含有するか、あるいは1α−ヒドロキシ−ビタミン
D3を、1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミン
D3と混合して含有することを特徴とする飼料。 2.1α,25−ジヒドロキシ−ビタミンD 3 を、1
α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミンD 3 と;ま
たは1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミンD 3
および24,25−ジヒドロキシ−ビタミンD 3 と混合
して含有するか、あるいは1α−ヒドロキシ−ビタミン
D 3 を、1α,24,25−トリヒドロキシ−ビタミン
D 3 と混合して含有することを特徴とする飼料添加物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH02798/85-0 | 1985-07-01 | ||
CH279885 | 1985-07-01 | ||
CH166386 | 1986-04-24 | ||
CH01663/86-1 | 1986-04-24 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61151833A Division JP2651669B2 (ja) | 1985-07-01 | 1986-06-30 | 製薬学的調製物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103227A JPH08103227A (ja) | 1996-04-23 |
JP2723846B2 true JP2723846B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=25688316
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61151833A Expired - Lifetime JP2651669B2 (ja) | 1985-07-01 | 1986-06-30 | 製薬学的調製物 |
JP7207401A Expired - Lifetime JP2723846B2 (ja) | 1985-07-01 | 1995-07-24 | 飼料及び飼料添加物 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61151833A Expired - Lifetime JP2651669B2 (ja) | 1985-07-01 | 1986-06-30 | 製薬学的調製物 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4929610A (ja) |
EP (1) | EP0207451B1 (ja) |
JP (2) | JP2651669B2 (ja) |
AU (1) | AU585362B2 (ja) |
CA (1) | CA1317546C (ja) |
DE (1) | DE3682960D1 (ja) |
DK (1) | DK169460B1 (ja) |
IE (1) | IE59235B1 (ja) |
IL (1) | IL79236A (ja) |
NZ (1) | NZ216649A (ja) |
PH (1) | PH21640A (ja) |
Families Citing this family (14)
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US4997824A (en) * | 1987-07-22 | 1991-03-05 | Teva Pharmaceutical Industries Ltd. | Combination of cholecalciferol derivatives for the treatment of renal bone disease |
US5366736A (en) * | 1989-02-16 | 1994-11-22 | University Of Georgia Research Foundation, Inc. | Vitamin D derivative feed compositions and methods of use |
US5316770A (en) * | 1989-02-16 | 1994-05-31 | University Of Georgia Research Foundation, Inc. | Vitamin D derivative feed compositions and methods of use |
US5486509A (en) * | 1991-06-28 | 1996-01-23 | University Of Miami | Method of preventing and treating chemotherapy-induced alopecia |
IL103224A (en) * | 1992-09-18 | 1998-08-16 | Teva Pharma | Stabilized pharmaceutical compositions containing derivatives of vitamins d2 and d3 |
WO1996024258A1 (en) * | 1995-02-06 | 1996-08-15 | Wisconsin Alumni Research Foundation | A LOW PHOSPHORUS ANIMAL FEED CONTAINING 1α-HYDROXYLATED VITAMIN D COMPOUNDS |
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