JP2723835B2 - 同期信号の極性判別回路 - Google Patents

同期信号の極性判別回路

Info

Publication number
JP2723835B2
JP2723835B2 JP7146180A JP14618095A JP2723835B2 JP 2723835 B2 JP2723835 B2 JP 2723835B2 JP 7146180 A JP7146180 A JP 7146180A JP 14618095 A JP14618095 A JP 14618095A JP 2723835 B2 JP2723835 B2 JP 2723835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
polarity
level
vertical
synchronizing signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7146180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08339174A (ja
Inventor
良博 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Shizuoca Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Shizuoca Ltd filed Critical NEC Shizuoca Ltd
Priority to JP7146180A priority Critical patent/JP2723835B2/ja
Publication of JPH08339174A publication Critical patent/JPH08339174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2723835B2 publication Critical patent/JP2723835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチ周波数対応のディ
スプレイ装置に適用される同期信号の極性判別回路に関
し、特に垂直同期信号の極性を判別する同期信号の極性
判別回路に関する。
【0002】
【従来の技術】異なる周波数による走査が可能なマルチ
周波数対応のディスプレイ装置においては、入力する垂
直同期信号、水平同期信号の極性を判別する回路を有
し、同期信号の極性が正負どちらの論理であっても対応
できるようにしている。
【0003】従来の同期信号の極性判別回路は、特開昭
61−255165号公報に記載されているように、抵
抗とコンデンサとで構成される積分器により同期信号を
積分し、予め設定された基準電圧値と比較することによ
り極性を判別している。
【0004】また、特開平5−181445号公報に記
載されているように、垂直同期信号と水平同期信号との
関係に着目してコンデンサを使用することなく水平同期
信号の極性を判別する回路がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
昭61−255165号公報に記載された同期信号の極
性判別回路では、コンデンサを使用するので回路のIC
化が困難である。また、特開平5−181445号公報
に記載されている回路では、垂直同期信号の極性を判別
できない。
【0006】本発明の目的は、コンデンサを使用するこ
となく垂直同期信号の極性を判別できる同期信号の極性
判別回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の同期信号の極性
判別回路は、水平同期信号を分周して分周出力パルスを
出力する分周手段と、垂直同期信号が「H」レベルにな
る期間での前記水平同期信号の分周出力パルス数を前記
垂直同期信号の1周期毎にカウントする第1のパルス計
数手段と、前記垂直同期信号の極性を反転させる極性反
転手段と、この極性反転手段が出力する極性反転された
垂直同期信号が「H」レベルになる期間での前記水平同
期信号の分周出力パルス数を前記垂直同期信号の1周期
毎にカウントする第2のパルス計数手段と、前記第1の
パルス計数手段のカウント値と前記第2のパルス計数手
段のカウント値との大小を比較し比較結果に基づき
「H」レべルまたは「L」レベルの信号を出力する比較
手段と、この比較手段が出力する信号を保持して極性を
示す判別信号として出力するラッチ回路とを備える。
【0008】
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、水平同期信号H1を分周する分周回路1と、分
周回路1の出力信号H2の立上りを検出してカウントア
ップするカウンタ2,3と、カウンタ2のカウント値
(A3〜A0)とカウンタ3のカウント値(B3〜B
0)とを比較するコンパレータ4と、コンパレータ4の
出力信号Scをラッチして極性を示す信号Spとして出
力するラッチ回路5と、垂直同期信号V1の極性を反転
させるインバータ6とを備えている。
【0011】ところで、垂直同期信号が正極性であれ
ば、垂直同期パルス部分が「H」レベルとなるので、
「H」レベル期間は「L」レベル期間よりも短い。逆
に、垂直同期信号が負極性であれば、「H」レベル期間
は「L」レベルの期間よりも長い。本発明はこの点に着
目して垂直同期信号の極性を判別する。
【0012】次に動作を説明する。
【0013】図2は、負極性の水平同期信号H1および
正極性の垂直同期信号V1が入力する場合の動作を示す
タイミングチャートである。
【0014】水平同期信号H1は、分周回路1によって
1/2に分周され、分周出力パルスH2としてカウンタ
2,3のクロック入力端(CK)へそれぞれ入力され
る。なお、本実施例では負極性の水平同期信号とした
が、正極性の水平同期信号であっても分周出力パルスH
2の立上り位置がパルス幅だけ少々ずれるだけであり、
正負どちらであってもよい。また、分周回路1における
分周比は1/2以外であってもよい。
【0015】垂直同期信号V1は、カウンタ2のイネー
ブル端(ENA)へ入力される。インバータ6によって
極性反転された垂直同期信号V3は、カウンタ3のイネ
ーブル端(ENB)へ入力される。カウンタ2,3は、
イネーブル端(ENA,ENB)が「H」レベルのとき
に、クロック入力端(CK)の信号H2の立上りを検出
してカウントアップし、カウント値(A3〜A0,B3
〜B0)を出力する。また、カウンタ2,3は、リセッ
ト端(RST)に入力するリセット信号V2が「H」レ
べルのときにカウント値をクリアする。
【0016】すなわち、カウンタ2は、図2に示したよ
うに、正極性の垂直同期信号V1が「H」レベルのとき
に分周出力パルスH2の立上りを検出してカウントす
る。一方、カウンタ3は、垂直同期信号V1が「L」レ
ベルのときに分周出力パルスH2の立上りを検出してカ
ウントする。なお、垂直同期信号V1の1周期単位でカ
ウントするため、ラッチ回路5により生成される垂直同
期信号V1の周期を示す信号をリセット信号V2として
使用している。
【0017】カウンタ2のカウント値(A3〜A0)お
よびカウンタ3のカウント値(B3〜B0)はコンパレ
ータ4によって比較される。コンパレータ4は、カウン
ト値(A3〜A0)がカウント値(B3〜B0)よりも
大きいときは「L」レベルの出力信号Scを出力し、カ
ウント値(A3〜A0)がカウント値(B3〜B0)よ
りも小さいときは「H」レベルの出力信号Scを出力す
る。すなわち、図2に示したように、カウント値(A3
〜A0)が「1」であってカウント値(B3〜B0)が
「2」になったときに出力信号Scは「H」レベルとな
り、垂直同期信号V1の極性が正極性であることを示
す。
【0018】コンパレータ4の出力信号Scは、ラッチ
回路5によって垂直同期信号V1の立上りでラッチさ
れ、垂直同期信号の極性を示す信号Spとして出力され
る。図2に示したように、垂直同期信号が正極性であれ
ば、極性を示す信号Spは「H」レベルとなる。
【0019】図3は、負極性の垂直同期信号V1が入力
する場合を示している。
【0020】この場合、コンパレータ4に入力するカウ
ント値(A3〜A0)が常にカウント値(B3〜B0)
よりも大きいので、「L」レベルの出力信号Scが出力
されることになる。従って、ラッチ回路5によって
「L」レベルの出力信号Scがラッチされるので、垂直
同期信号の極性を示す信号Spは「L」レベルとなり、
垂直同期信号が負極性であることを示す。
【0021】実際のディスプレイ装置の場合、解像度は
640×400ドットないし1280×1024ドット
までが一般的であるので、分周回路1の分周比を、例え
ば1/128にしておけば、1280×1024ドット
の解像度でのカウント値の最大値は1024÷128=
8となり、4ビット出力のカウンタを使用できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、垂
直同期信号の1周期単位に垂直同期信号が「H」レベル
になっている期間での水平同期信号の分周パルス数をカ
ウントすると共に、極性反転した垂直同期信号が「H」
レベルになっている期間での水平同期信号の分周パルス
数をカウントし、これらカウント値を比較することによ
り、コンデンサを使用することなく垂直同期信号の極性
を判別でき、また、水平同期信号の分周出力パルスをカ
ウントするのでカウンタの回路構成を簡素化でき、IC
化が容易になる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】負極性の水平同期信号および正極性の垂直同期
信号が入力する場合の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】負極性の水平同期信号H1および負極性の垂直
同期信号V1が入力する場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 分周回路 2,3 カウンタ 4 コンパレータ 5 ラッチ回路 6 インバータ H1 水平同期信号 H2 分周出力パルス V1 垂直同期信号 V2 リセット信号 V3 極性反転された垂直同期信号 Sp 垂直同期信号の極性を示す信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号を分周して分周出力パルス
    を出力する分周手段と、垂直同期信号が「H」レベルに
    なる期間での前記水平同期信号の分周出力パルス数を前
    記垂直同期信号の1周期毎にカウントする第1のパルス
    計数手段と、前記垂直同期信号の極性を反転させる極性
    反転手段と、この極性反転手段が出力する極性反転され
    た垂直同期信号が「H」レベルになる期間での前記水平
    同期信号の分周出力パルス数を前記垂直同期信号の1周
    期毎にカウントする第2のパルス計数手段と、前記第1
    のパルス計数手段のカウント値と前記第2のパルス計数
    手段のカウント値との大小を比較し比較結果に基づき
    「H」レべルまたは「L」レベルの信号を出力する比較
    手段と、この比較手段が出力する信号を保持して極性を
    示す判別信号として出力するラッチ回路とを備えること
    を特徴とする同期信号の極性判別回路。
JP7146180A 1995-06-13 1995-06-13 同期信号の極性判別回路 Expired - Lifetime JP2723835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7146180A JP2723835B2 (ja) 1995-06-13 1995-06-13 同期信号の極性判別回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7146180A JP2723835B2 (ja) 1995-06-13 1995-06-13 同期信号の極性判別回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08339174A JPH08339174A (ja) 1996-12-24
JP2723835B2 true JP2723835B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=15401952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7146180A Expired - Lifetime JP2723835B2 (ja) 1995-06-13 1995-06-13 同期信号の極性判別回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2723835B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6239861B2 (ja) 2013-05-17 2017-11-29 キヤノン株式会社 判定装置および判定方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04137674U (ja) * 1991-06-12 1992-12-22 セイコー電子工業株式会社 画像信号処理装置
JPH0777964A (ja) * 1992-12-09 1995-03-20 Seiko Epson Corp 同期信号極性修正装置およびコンピュータシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08339174A (ja) 1996-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4657406A (en) Timing generating device
EP0455957A2 (en) Odd/even field detector for video signals
US5264844A (en) Apparatus for detecting rotational angular position for internal combustion engine
GB1580060A (en) Electrical circuit arrangements
US4159481A (en) Synchronizing signal selecting circuit
JP2723835B2 (ja) 同期信号の極性判別回路
JPS5938776Y2 (ja) ディジタル形ト−ン信号検出器
EP0673121B1 (en) Phase lock detector
JPH1065522A (ja) 分周器用dc選別回路
JP3185689B2 (ja) 周波数判別器
JP2908080B2 (ja) 可変分周回路
JP3420072B2 (ja) 同期信号極性判別回路
KR930007288B1 (ko) 주파수 판별회로
JP2545769B2 (ja) パルス幅識別回路
JP3614313B2 (ja) 同期信号検知装置
JPH11184422A (ja) 同期信号処理回路および方法、表示装置、記憶媒体
JP2865673B2 (ja) ディジタル位相同期回路
JPS62136182A (ja) 奇偶判別回路
JP2658126B2 (ja) 入力周波数の発生装置
JPH1062454A (ja) ピーク電圧検出回路
JPH0827312B2 (ja) デュ−ティ判別装置
JPH01314451A (ja) 位相ジッタ検知回路
JPH0537573A (ja) データ断検出回路
JPS6160623B2 (ja)
JPH04137674U (ja) 画像信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971021