JP2722875B2 - 蓄電池過放電防止回路 - Google Patents

蓄電池過放電防止回路

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JP2722875B2
JP2722875B2 JP3202528A JP20252891A JP2722875B2 JP 2722875 B2 JP2722875 B2 JP 2722875B2 JP 3202528 A JP3202528 A JP 3202528A JP 20252891 A JP20252891 A JP 20252891A JP 2722875 B2 JP2722875 B2 JP 2722875B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は蓄電池過放電防止回路に関し、特
にNi-Cd 蓄電池を電源とするファクシミリ装置等のNi-C
d 蓄電池の過放電防止回路に関するものである。
【0002】
【従来技術】ファクシミリ装置等において、記録印字時
には一時的に過負荷状態となってパルス状の大電流が流
れることがある。そのために、Ni-Cd 蓄電池にはこのパ
ルス状大電流が流れて瞬間的に過放電状態となり、電圧
が低下する。
【0003】一方、Ni-Cd 蓄電池の過放電を防止すべ
く、過放電検出回路があり、この過放電検出回路により
蓄電池出力が低下したことを検出してリセット信号を発
生し、電源スイッチをオフとするようになっており、こ
れによりNi-Cd 蓄電池の過放電防止がなされるようにな
っている。
【0004】この過放電防止回路は、先に述べた印字時
の一時的パルス状電流に起因する電圧低下をも検出する
ことになる。この一時的な電圧低下は直ちに復帰して正
常状態に戻るにもかかわらず、過放電防止回路は蓄電池
過放電とみなして警告を発生すると共に、装置電源を断
とするよう誤動作してしまうのである。
【0005】蓄電池の容量がまだ残っているにもかかわ
らず、この様な状態になることは好ましくない。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明はこの様な従来技術の欠
点を除去すべくなされたものであって、その目的とする
ところは、印字時等の一時的な過放電状態に対して誤動
作をすることがない蓄電池過放電防止回路を提供するこ
とにある。
【0007】本発明によれば、蓄電池の電圧が第1の基
準電圧以下になったとき前記蓄電池の過放電状態を警告
する警告手段と、前記蓄電池の電圧が前記基準電圧より
も低い第2の基準電圧以下になったときリセット信号を
発生して電源リセット状態とするリセット手段とを含む
蓄電池過放電防止回路であって、前記警告手段と前記リ
セット手段との各電圧検出入力部に、瞬間過負荷に起因
する電圧瞬時低下を夫々吸収する積分手段を設け、前記
リセット手段は、前記積分手段の出力電圧が前記第2の
基準電圧以下になったときに電圧低下検出信号を発生す
る電圧検出手段と、前記蓄電池の蓄電電圧を導出し、前
記電圧低下検出信号によりオフ制御されるリセットスイ
ッチと、このリセットスイッチによる導出電圧を積分す
る第2の積分手段と、この積分出力が消失したときに前
記リセット信号を発生するリセット信号発生手段とを有
することを特徴とする蓄電池過放電防止回路が得られ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。
【0009】図1は本発明の実施例の回路構成図であ
る。Ni-Cd 蓄電池(以下、単に電池と称す)1の出力電
圧1は電源スイッチ2を介してメイン電源となると共
に、リセットスイッチ3及び積分器4を介して3端子レ
ギュレータ5へ入力される。
【0010】このレギュレータ5により+5Vの電圧が
生成され必要な回路電源電圧となると共に、電源リセッ
ト信号dを発生するリセット回路6へ入力される。この
電源リセット信号dによりメイン電源スイッチ2のオフ
制御がなされると共に、図示せぬCPUへのリセット信
号ともなっている。
【0011】電池1の出力電圧aはまた積分器7を介し
て電圧検出回路8へ入力され、第1の基準電圧V1 と比
較されてこの電圧より低下したとき検出信号cが発生さ
れ、これに応答してリセットスイッチ3がオフ制御され
る。
【0012】更に電池1の出力電圧aはピークホールド
回路9を介して第2の電圧検出回路10へ入力され、第
2の基準電圧V2 と比較されてこの電圧より低下した時
検出信号bが発生され、これに応答して警告回路11内
のLEDが点滅制御される。
【0013】第2の検出回路10は電池電圧aのピーク
ホールド回路(積分時定数が大なる積分器)9を経た電
圧が異常低下したことを検出して電池の過放電警告をな
すためのものであり、また第1の検出回路8は電池電圧
aの積分器7を経た電圧が更に異常低下したことを検出
してリセットスイッチ3をオフとして過放電時の電池保
護をなすものであり、更にこのリセットスイッチのオフ
によるレギュレータ5の出力断をリセット回路6により
検出して、CPUのリセットを行うと共にメイン電源ス
イッチ2をオフとすることにより、全ての電源をオフと
して、電池の過放電防止を完全としている。
【0014】ここで、積分器7は高周波パルスの通過を
阻止するフィルタであり、また積分器4は低周波パルス
を阻止するフィルタであるものとする。
【0015】かかる構成において、本発明の実施例の動
作を図2のタイムチャートを用いて説明する。尚、図2
(a)〜(d)の波形は図1の各部信号a〜dの波形を
夫々対応して示している。
【0016】ファクシミリ等の印字動作時には、印字条
件に応じて電池1にパルス状の大電流が流れ電圧降下が
発生する。図2(a)のパルス21,22は夫々高周波
パルス、低周波パルスであり、積分器7は前者のパルス
21を阻止し、積分器4は後者のパルスを阻止する。
【0017】従って、電池1の電圧aが図2(a)の如
くパルス21,22を伴って低下したとすると、検出電
圧V1 がより高い電圧検出回路10により先ず電圧低下
が検出される。このとき、高周波パルス21の電圧低下
はピークホールド回路9により阻止され検出されない。
【0018】これにより、電圧検出回路10の検出信号
bは図2(b)の如くなり、ハイレベルからローレベル
へ低下する。このレベル遷移に応答して警告回路11が
LEDを点滅させて警告を発する。
【0019】更に、電池電圧aが低下してより低い検出
電圧V2 に達すると、電圧検出回路8が始めてこれを検
出する。尚、高周波パルス21は積分器7にて阻止され
るので、電圧検出回路8はこのパルス21により瞬時低
下は検出しない。
【0020】電池電圧aがV2 に達する前に、図示する
如く低周波パルス22による電圧降下があると、電圧検
出回路8はこれに応答してオフ制御信号cを瞬間的に発
生させてリセットスイッチ3をオフとする。しかしなが
ら、積分器4は低周波パルスを阻止するものであるか
ら、この低周波パルス22に基づくスイッチ3の瞬断
は、この積分器4により吸収されて、次断へは伝わらな
い。よって、リセット回路6からはリセット信号dは発
生されず、装置全体はまだ正常動作を行うのである。
【0021】電池電圧aがV2 に達すると始めて電圧検
出回路8がこれを検出して、出力cはローレベルに遷移
する。これに応答してスイッチ3がオフとなり、レギュ
レータ5の出力が始めて断となる。従って、リセット回
路6はリセット信号dを発生してCPUのリセットをな
すと同時にメイン電源スイッチ2のオフ制御を行うこと
になる。
【0022】
【発明の効果】叙上の如く、本発明による蓄電池過放電
防止回路によれば、過放電による電圧降下を検出して警
告を発する警告回路及びリセット回路の各前段に、パル
ス状の過電流に起因する瞬間的電圧低下の通過を阻止す
る積分器を夫々設けたので、瞬間的過負荷については、
過放電として誤検出をすることがなく、正確な過放電防
止が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の動作を示す各部信号波形例を
示す図である。
【符号の説明】
1 蓄電池 2 電源スイッチ 3 リセットスイッチ 4,7 積分器 6 リセット回路 8,10 電圧検出回路 9 ピークホールド回路 11 警告回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄電池の電圧が第1の基準電圧以下にな
    ったとき前記蓄電池の過放電状態を警告する警告手段
    と、前記蓄電池の電圧が前記基準電圧よりも低い第2の
    基準電圧以下になったときリセット信号を発生して電源
    リセット状態とするリセット手段とを含む蓄電池過放電
    防止回路であって、 前記警告手段と前記リセット手段との各電圧検出入力部
    に、瞬間過負荷に起因する電圧瞬時低下を夫々吸収する
    積分手段を設け、前記リセット手段は、前記積分手段の出力電圧が前記第
    2の基準電圧以下になったときに電圧低下検出信号を発
    生する電圧検出手段と、前記蓄電池の蓄電電圧を導出
    し、前記電圧低下検出信号によりオフ制御されるリセッ
    トスイッチと、このリセットスイッチによる導出電圧を
    積分する第2の積分手段と、この積分出力が消失したと
    きに前記リセット信号を発生するリセット信号発生手段
    と、 を有する ことを特徴とする蓄電池過放電防止回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧検出手段の入力に設けられてい
    る前記積分手段は、前記第2の積分手段よりもより高周
    波パルスの通過を阻止するよう構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の蓄電池過放電防止回路。
JP3202528A 1991-07-17 1991-07-17 蓄電池過放電防止回路 Expired - Fee Related JP2722875B2 (ja)

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JPS58105070A (ja) * 1981-12-18 1983-06-22 Casio Comput Co Ltd 電池寿命報知機能付き小型電子機器
JPS61181227A (ja) * 1985-02-06 1986-08-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源電圧鑑視装置

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