JP2722842B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JP2722842B2
JP2722842B2 JP3086681A JP8668191A JP2722842B2 JP 2722842 B2 JP2722842 B2 JP 2722842B2 JP 3086681 A JP3086681 A JP 3086681A JP 8668191 A JP8668191 A JP 8668191A JP 2722842 B2 JP2722842 B2 JP 2722842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
frame
output
channel
interleaved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3086681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04318718A (ja
Inventor
和行 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3086681A priority Critical patent/JP2722842B2/ja
Publication of JPH04318718A publication Critical patent/JPH04318718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2722842B2 publication Critical patent/JP2722842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル自動車電
話、携帯電話等に使用するデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置は、ディジタル自動車電
話および携帯電話システムの基地局側に設けられる装置
であり、移動局と基地局とで送受信するシステム固有の
フォーマットの伝送データと、公衆回線で使用されるフ
ォーマットの伝送データとの変換処理を行なう装置であ
る。変換処理を行なうデータは、音声信号またはFAX
等の非音声信号である。
【0003】図3は従来のこのようなデータ処理装置の
構成を示している。図3において、21は移動局、22
は基地局である。23,24はアンテナ、25は復調部
である。26はデータ処理装置であり、データ変換処理
部27、制御部28および出力部29を備えている。
【0004】次に上記従来例の動作について説明する。
移動局21からアンテナ23を通じて送信されてきたデ
ータは、基地局22においてアンテナ24を通じて受信
され、受信データとして復調部25からデータ処理装置
26に送られる。送信データがインタリーブ化されてい
ない非音声信号の場合には、音声信号処理を行なう複数
フレームインタリーブ音声信号とは異なり、インタリー
ブ遅延を必要としないので、各フレーム単位で公衆回線
用データフォーマットに変換処理して出力することが可
能である。このため、従来のデータ処理装置では、制御
部28でスチールの検出を行ないながらフレームごとに
直ちに公衆回線用データに変換し、出力部29から出力
する。ここで、インタリーブとは通信路で発生するバー
スト誤りをランダム誤りまたはより短いバースト誤りに
変換することをいい、具体的には誤り訂正符号化された
送信信号の送出順序をある規則に従って入れ換える操作
を行なうことである。受信側ではこの入れ換え操作の逆
操作(デインタリーブという)を行なうことにより、通
信路で発生したバースト誤りはランダム誤りに変換され
ることになる。
【0005】図4(a)は20msを1フレームと
て、音声データや制御データである高速付随制御チャネ
ル(以下、FACCHと略す。)に2フレームインタリ
ーブを施した上で移動局21から送信されてきたデータ
が、基地局22側で受信され、データ処理装置26に入
力されたユーザ情報転送用チャネル(以下、TCHと略
す。)のデータを示す図である。この図において、デー
タを上下2段に区別して示しているが、これは、1フレ
ームの送信フレームの中に2フレーム分の送信データが
含まれていることを示したもので、実際の送信フレーム
上でのビット位置は2つのデータが特定のインタリーブ
パタンに従ってランダム化された状態で配置される。ま
た、FACCHが上段と下段の2フレームに渡って現れ
ているのは、2フレームインターリーブされているから
である。フレーム32、33においてTCHが2フレー
ムインタリーブ信号のFACCHによりスチールされて
いる。ここでスチールとは、TCHをFACCHに一時
的に置き換えることをいう。このFACCHは一時的に
TCHをスチールして高速にデータ転送を行なう制御チ
ャネルである。また、入力データがスチールされたデー
タであることを示すFACCH識別ビット(以下、FS
Tビットと略す。)は、後半のFACCHを伝送するフ
レーム33においてのみ1になる。
【0006】図4(b)は上記データ処理装置26によ
るデータ変換後の出力データを示している。データ処理
装置26は、制御部28においてFSTビットをチェッ
クすることによりフレームごとにスチールの検出を行な
う。FSTビットが0であるフレーム31,32に対し
ては直ちにデータ変換を行ない、フレーム34,35の
ように出力する。FSTビットが1であるフレーム33
に対しては、FACCHによりスチールされたと判断
し、フレーム33のTCHの情報ビットをデータ処理装
置26の出力データの受信側で行なう誤り検出等により
確実に検出できる特定パタン(図中ではpとする)の信
号に置き換えた上で変換処理し、公衆回線に出力する。
このときデータ処理装置26におけるインタリーブ遅延
はない。また、公衆回線を介してこの出力データを受け
る受信側では、各フレームの情報ビットに対し誤り検出
を行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ処理装置では、図4のフレーム33のように
FSTビットが1のフレームに対しては、そのフレーム
の情報ビットを特定パタンのデータに置き換えた上で変
換してフレーム36のように出力するので、公衆回線を
介してこの出力データを受ける受信側では、誤り検出等
によりスチールによって情報ビットが欠落したデータで
あることが確実に検出できるが、フレーム32のように
FSTビットが1でないデータに対しては、直ちにデー
タ変換が行われ、フレーム35のように情報ビットが特
定パタンにならないので、情報ビットの半分がFACC
H信号であるにもかかわらず、誤り検出等でスチールに
よって情報ビットが欠落したデータであることを確実に
検出できるとは限らないという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、FACCHにフレームインタリーブが施
され、FACCHによりスチールされたことを示すFS
Tビットがフレームインタリーブ配置された最終フレー
ムにおいてのみ変化するシステムのデータ処理装置にお
いて、FSTビットが1でない最終フレーム以前のフレ
ームに対しても、スチールされたことによって情報ビッ
トが欠落したフレームである場合に、情報ビットが欠落
していることを確実に検出できる優れたデータ処理装置
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、データ処理装置に、フレームごとにFS
TビットをチェックしてFACCHによるスチールを検
出する制御部と、複数フレームインタリーブ信号のイン
タリーブ数分に渡りデータを記憶しておくメモリ部と、
インタリーブ遅延を持ったデータの変換を行なう変換処
理部と、変換したデータを出力する出力部とを備え、制
御部スチールを検出すると、そのスチール検出された
フレームだけでなく、メモリ部に記憶した過去のフレー
ムも含めて、FACCHによりスチールされたTCHの
情報ビットを、出力データの受信側で誤り検出等により
検出できる特定パタンに置き換えた上で変換処理して出
力するようにしたものである。
【0010】
【作用】したがって、本発明によれば、TCHがFAC
CHによりスチールされたことによりTCHの情報ビッ
トが欠落したフレームを、データ変換処理部で特定パタ
ンのデータに置き換えた上で変換処理して出力すること
により、出力データの受信側において情報ビットの欠落
したデータを確実に検出できるという効果を有する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるデータ処理
装置の構成を示している。図1において、1は移動局、
2は基地局である。3,4はアンテナ、5は復調部であ
る。6はデータ処理装置であり、メモリ部7、制御部
8、データ変換処理部9および出力部10を備えてい
る。
【0012】次に、上記実施例の動作について説明す
る。移動局1からインタリーブ化されていない非音声デ
ータがアンテナ3を通じて送信されてくると、基地局2
においてアンテナ4を通じて受信された受信データは、
復調部5からデータ処理装置6に送られる。この入力デ
ータを、一旦メモリ部7にFACCHのインタリーブ数
分(2フレームとする。)のデータを記憶し、制御部8
でスチールの検出を行ないながらインタリーブ遅延とし
て1フレーム遅延の後、データ変換処理部9で公衆回線
用データに変換処理を行ない、出力部10から出力す
る。
【0013】図2(a)は20msを1フレームとして
移動局1から送信されたデータが、基地局2側で受信さ
れ、データ処理装置6に入力されたデータのTCHを示
す図である。この図において、データはインタリーブ化
されておらず、フレーム12,13においてTCHが2
フレームインタリーブ信号のFACCHによりスチール
されている。また、入力データがスチールされたデータ
であることを示すFSTビットは、後半のFACCHを
伝送するフレーム13が1になる。
【0014】図2(b)は上記データ処理装置6による
データ変換後の出力データを示している。データ処理装
置6は、制御部8においてFSTビットをチェックする
ことによりフレームごとにスチールの検出を行なう。F
STビットが0であるフレーム11に対しては、次フレ
ームを受信した後、フレーム12のFSTビットも0で
あり、フレーム11にはFACCHの信号が含まれてい
ないことを確認してから、データ変換処理を行なって出
力する。これに対し、フレーム12は、FSTビットが
0ではあるが、次フレーム13のFSTビットが1であ
ることから、フレーム12にはFACCHの信号が含ま
れていることが分かるので、フレーム15のように、フ
レーム12のTCHの情報ビットをデータ処理装置6の
出力データの受信側で行なう誤り検出等により確実に検
出できる特定パタン(図中ではpとする。)の信号に置
き換えた上で変換処理し、公衆回線に出力する。また、
フレーム13はFSTビットが1であり、次フレームの
FSTビットが0であっても、フレーム13にはFAC
CHの信号が含まれていることは明らかなので、フレー
ム16のように、フレーム12の場合と同様にTCHの
情報ビットを特定パタンの信号に置き換えた上で変換処
理し、公衆回線に出力する。即ち、データ変換処理部9
では、直ちに入力データを変換処理して出力するのでは
なく、1フレーム遅延の後、制御部8の判断に基づきデ
ータ変換を行なって出力する。
【0015】このように、上記実施例によれば、複数フ
レームインタリーブ信号のFACCHのスチールによっ
てTCHの情報ビットが欠落したフレームに含まれるデ
ータに対して、インタリーブ遅延を持たせたデータ変換
処理部が、公衆回線を介して出力データを受ける受信側
での誤り検出により検出できる特定パタンに置き換えた
上で変換処理し、公衆回線に出力するので、出力データ
の受信側では、誤り検出した時点でスチールによる情報
ビットの欠落したデータを確実に検出できるという効果
を有する。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、データ処理装置において、インタリーブ遅延を持た
せ、FACCHによるスチールを検出すると、そのスチ
ール検出されたフレームだけでなく、メモリに記憶した
過去のフレームも含めて、スチールされたTCHの情報
ビットを、出力データの受信側で誤り検出等により確実
に検出できる特定のパタンに置き換えた上で、変換処理
して出力するようにしたものであり、この出力データを
公衆回線を介して受けた受信側では、スチールにより情
報ビットが欠落したデータを誤り検出等で確実に検出で
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデータ処理装置の概
略ブロック図
【図2】(a)は同装置への入力データの配列を示す図 (b)は同装置からの出力データの配列を示す図
【図3】従来のデータ処理装置の概略ブロック図
【図4】(a)は同装置への入力データの配列を示す図 (b)は同装置からの出力データの配列を示す図
【符号の説明】
1 移動局 2 基地局 3 アンテナ 4 アンテナ 5 復調部 6 データ処理装置 7 メモリ部 8 制御部 9 データ変換処理部 10 出力部 11 スチールされていないデータ 12 スチールされたデータ(FSTビット0) 13 スチールされたデータ(FSTビット1) 14 フレーム11を変換処理した出力データ 15 スチール検出によりフレーム12のデータを特定
のパタンに置き換えて変換処理された出力データ 16 スチール検出によりフレーム13のデータを特定
のパタンに置き換えて変換処理された出力データ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側においては高速付随制御チャネル
    がユーザ情報転送用チャネルをスチールして複数フレー
    ムインタリーブ信号として送信され、受信側においては
    受信データが高速付随制御チャネルによりスチールされ
    たデータであることを示す識別ビットがインタリーブ化
    された高速付随制御チャネルの最終フレームにおいての
    み変化するようなディジタルデータ伝送システムにおい
    て使用され、フレームごとに前記識別ビットをチェック
    して情報ビットのスチールを検出する制御部と、複数フ
    レームインタリーブ信号である前記高速付随制御チャネ
    ルのインタリーブ数分に渡りデータを記憶しておくメモ
    リ部と、インタリーブ遅延を持ったデータ変換処理部
    と、変換したデータを出力する出力部とを備え、前記制
    御部がスチールを検出すると、そのスチール検出された
    フレームだけでなく、前記メモリ部に記憶した過去のフ
    レームも含めて、前記データ変換処理部前記高速付随
    制御チャネルによりスチールされたユーザ情報転送用チ
    ャネルの情報ビット出力データの受信側で検出できる
    特定パタンに置き換えた上で変換処理し、前記出力部か
    ら出力することを特徴とするデータ処理装置。
JP3086681A 1991-04-18 1991-04-18 データ処理装置 Expired - Fee Related JP2722842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3086681A JP2722842B2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3086681A JP2722842B2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 データ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04318718A JPH04318718A (ja) 1992-11-10
JP2722842B2 true JP2722842B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=13893757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3086681A Expired - Fee Related JP2722842B2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2722842B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2876495B2 (ja) * 1991-04-24 1999-03-31 松下電器産業株式会社 データ処理装置
JP2601160B2 (ja) * 1993-10-27 1997-04-16 日本電気株式会社 ディジタルデータ伝送方式
JP4755470B2 (ja) * 2005-09-28 2011-08-24 株式会社日立国際電気 無線通信システム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
デジタル方式自動車電話システム標準規格RCR STD−27E 第1分冊、平成3年4月、電波産業会、P.49

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04318718A (ja) 1992-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5974584A (en) Parity checking in a real-time digital communications system
US4686690A (en) Synchronous data receiver circuit
CN1331338C (zh) 用于is-95b反向链路辅助编码信道帧确认和基本编码信道速率判决改进的方法及设备
JPH0738617B2 (ja) コーデックとその操作方法、及び通信システム
PL180203B1 (pl) Sposób transmisji sygnalów sygnalizacji wieloczestotliwosciowej (DTMF) droga radiowa w cyfrowym ruchomym systemie telefonicznym PL PL PL PL PL PL PL PL PL
JP2722842B2 (ja) データ処理装置
US6522704B1 (en) Data reception apparatus and data reception method
JP2591242B2 (ja) 誤り検出方法
JP2789578B2 (ja) Adpcm音声伝送システムの誤り処理方法及び装置
JPH04259135A (ja) ディジタル無線通信装置
US20080021702A1 (en) Wireless communication apparatus including a mechanism for suppressing uplink noise
JP2664303B2 (ja) データ伝送装置
US6532564B1 (en) Encoder for multiplexing blocks of error protected bits with blocks of unprotected bits
JPH09139980A (ja) 受信装置
JP2876495B2 (ja) データ処理装置
JPH05122163A (ja) 信号受信装置及びこれを用いた信号受信方法
JPH08307926A (ja) ディジタル移動通信システムにおけるビットエラーレート測定装置
JP3116765B2 (ja) デジタル無線電話装置
JP2621005B2 (ja) 音声符号化通信におけるエンドコード送受信方法
JPH0965426A (ja) デジタル自動車電話機の通話録音方法
JP3223576B2 (ja) データ受信装置
JP3475931B2 (ja) 受信装置
JP3591504B2 (ja) 移動無線通信端末及び移動無線通信システム及び移動無線通信方法
JPH1188313A (ja) 移動体通信システム及び通信方法
JP3267581B2 (ja) フレーム同期方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees