JPH0965426A - デジタル自動車電話機の通話録音方法 - Google Patents

デジタル自動車電話機の通話録音方法

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JPH0965426A
JPH0965426A JP7211754A JP21175495A JPH0965426A JP H0965426 A JPH0965426 A JP H0965426A JP 7211754 A JP7211754 A JP 7211754A JP 21175495 A JP21175495 A JP 21175495A JP H0965426 A JPH0965426 A JP H0965426A
Authority
JP
Japan
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vselp
class
data
bits
voice data
Prior art date
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Application number
JP7211754A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Yamamoto
慶和 山本
Yoji Nonaka
要司 野中
Juichi Hiramoto
寿一 平本
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通話録音時間の長時間化によるメモリ容量の増
大。 【解決手段】デジタル自動車電話機の通話状態において
自局(他局)のVSELP化された1フレーム当たり1
12ビット+112ビットの計224ビットの音声デー
タを記憶することで、録音に要するメモリ容量を削減
し、通話録音に使用するメモリ数を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル方式自動車
(携帯)電話機の通話音声録音再生に関する。
【0002】
【従来技術】日本におけるデジタル方式自動車電話機の
標準は、財団法人電波システム開発センターRCR(Res
earch & Development Center for Radio Systems)の標
準規格27(RCR STD−27)で規定されている
が、これには通話録音に関して記載されていない。
【0003】そのため、デジタル方式自動車電話機に通
話音声の録音機能を持たせる場合には、ADPCM(適
応差分パルス符号変調)方式等の任意の音声圧縮符号化
方式を用いて音声データの記憶再生が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式による通話音声データの記憶にはメモリ効率的に十分
とは言えず、デジタル方式自動車電話機の通話録音時間
を通常の通話時間(数十秒〜数分)程度に対応させるた
めにはメモリ数を増やすなどしてメモリを大容量にしな
ければならなかった。
【0005】また、通話録音機能の実現に、従来からあ
る通話録音機能を具備しないデジタル方式自動車電話機
の回路に音声信号の圧縮符号化復号化を行う通話録音用
LSIを別途付加する等を行っており、部品点数、小型
軽量化、コストの面で好ましくなく、今後、通話録音機
能が必要不可欠な基本的機能になり得る高い可能性を考
慮した場合、この点の改善が望まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明は、デジタル方式携帯電話機に用いられている
デジタルシグナルプロセッサ(DSP)からVSELP
方式で符号化された音声データを取り出し記憶するよう
にした。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示すデ
ジタル方式自動車電話機のブロック図で、1はアンテ
ナ、2は受信回路RX部、3は送信回路TX部、4はデ
ジタルシグナルプロセッサ(DSP)、5はコーデック
(CODEC)、6はレシーバーアンプ、7はスピーカ
ー、8はホストCPU、9はメモリ、10はマイクアン
プ、11はマイク、12はテンキー等の操作部、13は
液晶表示部である。
【0008】RX部2は、受信したデータをπ/4シフ
トQPSK方式にて復調する。TX部3は、DSP4よ
り上がってきた送信データをπ/4シフトQPSK方式
にて変調する。DSP4は、コーデック5の出力する音
声符号化データをVSELP方式により圧縮符号化し、
さらに畳み込み符号化等を行い送信音声データを生成
し、これを所定フォーマット化してTX部3に出力す
る。また、DSP4はRX部2からの受信データについ
て所定フォーマットから個々のデータを取り出し、個々
のデータをCPU8に渡し、またVSELP方式による
音声データの復号化を行いコーデック5に渡す。コーデ
ック5はADPCM方式による符号化復号化器で、DS
P4が復号化した音声データをアナログ音声に復号化
し、マイク11より入力されたアナログ音声をデジタル
音声データに符号化する役目を持つ。ホストCPU8
は、DSP4より取り出された各種データの受け渡し及
び各種データによる制御を実行する。メモリ9は、CP
U8より命令されてデータを書き込んだり、渡したりす
る。
【0009】以上の構成にて、通話中に操作部12の録
音ボタンを操作すると送受信されている通話音声がメモ
リに録音される。また、通話中に再生ボタンを操作する
とメモリ9内に録音されている音声が相手に送られ、同
時にスピーカー7にて再生することもできる。また、通
話後に再生ボタンを押すとスピーカー7にて録音内容を
再生できる。また、通話時以外には電話機をボイスメモ
として利用し、音声を録音することができる。これらの
機能は、自動着信機能と組み合わせ、自動着信時にCP
U8にて自動音声メッセージ送出及び自動録音動作を制
御させることで留守番電話が構成される。
【0010】後述する本発明の一実施例の特徴は、〜
にまとめられる。
【0011】各種制御データとVSELP化音声デー
タとから成る所定フォーマットのデジタルデータを所定
スロットタイミング毎に送受信するデジタル自動車電話
機の通話録音方法において、受信した各フォーマットか
ら聴覚的に重要で誤り検出符号を伴い誤り訂正符号化が
されたクラス1のVSELP化音声データとそれ以外の
誤り訂正符号化がされていないクラス2のVSELP化
音声データとを取り出し記憶するようにした。
【0012】マイク入力された音声信号をVSELP
化し、これを聴覚的に重要なクラス1のビットとそれ以
外のクラス2のビットに分け、前記クラス1のビットに
基づいて誤り検出符号を算出し、この誤り検出符号を伴
いクラス1のビットを誤り訂正符号化し、前記クラス2
と共に記憶するようにしたのデジタル自動車電話機の
通話録音方法。
【0013】各種制御データとVSELP化音声デー
タとから成る所定フォーマットのデジタルデータを所定
スロットタイミング毎に送受信するデジタル自動車電話
機の通話録音方法において、受信した各フォーマットか
ら聴覚的に重要で誤り検出符号を伴い誤り訂正符号化が
されたVSELP化音声データとそれ以外の誤り訂正符
号化がされていないVSELP化音声データとを取り出
し、前記クラス1のVSELP化音声データを誤り訂正
符号化についての復号化並びに誤り検出符号の削除をし
て誤り訂正符号化がされていない状態のVSELP化音
声データに戻し、前記クラス2のVSELP化音声デー
タと共に記憶するようにした。
【0014】マイク入力された音声信号をVSELP
化し、これを聴覚的に重要なクラス1のビットとそれ以
外のクラス2のビットに分け、前記クラス1のビットに
基づいて誤り検出符号を算出し、この誤り検出符号を伴
いクラス1のビットを誤り訂正符号化し、これを復号化
して誤り検出符号を削除し、前記クラス2のビットと共
に記憶するようにしたのデジタル自動車電話機の通話
録音方法。
【0015】ここで、VSELP方式について説明す
る。デジタル方式自動車電話システム(財団法人電波シ
ステム開発センター標準規格27/RCR STD−2
7)による通話音声は、通信用物理チャンネルによって
伝達され、その信号フォーマット(ビット配分)は図2
の通り定められている(RCR STD−27参照)。
【0016】図2(a)(b)はRCR STD−27
で標準化されている通信用物理チャンネルの信号フォー
マットで、(a)は移動局送信、(b)は移動局受信の
信号フォーマットを示す。
【0017】(a)(b)各図の太線で囲んだTCHが
音声データを示し、ビット数は 112+112=224ビット となっている。
【0018】フォーマット中の他のデータは次の通りで
ある。 ・G:ガード時間 送信バースト信号が隣接するスロット間で相互に衝突し
ないようにバースト信号間に用意する無信号時間。 ・R:バースト過渡応答用ガード時間 移動局、基地局それぞれの送信が立ち上がる時間。 ・P:プリアンブル ビット同期の確立に使用するレイヤ1信号パターン。 ・SW:同期ワード 移動局と基地局が通信の同期をとり、スロットを認識さ
せるために使用される。 ・CC:カラーコード 干渉局からの信号を区別するためにクラスタ(周波数繰
り返し単位)毎に割り当てるコード。8ビットで表され
る256種のコードの使用が可能。。 ・ACCH:付随制御チャネル ポイント−ポイントの双方向チャネルであり、シグナリ
ング情報及びユーザパケットデータを転送する。TCH
に付随した制御チャネルである。なお、一時的にTCH
をスチールして高速のデータ転送を行うチャネルとして
FACCHを定義する。これに対して、通常のACCH
をSACCHという。 ・RCH:ハウスキーピングビット TCHを含むスロット上のビットで構成され、干渉レベ
ル報告、送信電力制御等の無線回線維持用制御ビットの
リアルタイムな伝送に使用されるレイヤ1情報。 ・SF:スチールフラグ FACCHはTCHをスチールして信号転送を行う。そ
のスチールの識別方法の一つとしてスチールフラグがあ
る。音声データTCHを細かくみてみるとこのデータは
VSELP方式でデジタルデータ化されている。VSE
LP方式は、RCR STD−27にて標準化されてい
る音声圧縮符号化方法で、米国モトローラ社が開発(特
表平2−502135号)したベクトル和励起線形予測
符号化方式である。これはコードブックを用いて励起
(残差)信号をベクトル量子化する符号励起線形予測符
号化方式(CELP)の改良版であり、予め定義された
構造を持つコードブックを使用することにより、低ビッ
トレートで高品質の音声を生成し、メモリ効率が高く、
コードブックサーチ処理に要求される計算量を大幅に低
減可能となることを特徴としている。
【0019】さらに、224ビットの音声データTCH
は、VSELP圧縮符号化された音声データ134ビッ
トを図3のように処理したものである。図3はVSEL
P音声コーデック4−1にてVSELP圧縮符号化され
た各々のフレームの134ビットの音声データがTCH
送信データの224ビットに生成されるまでのDSP4
の行う処理を示すフローチャートである(RCR−ST
D27参照)。誤り訂正処理における第一ステップは、
DSP4に入力されるデジタル音声データに基づいてV
SELP音声コーデック4−1の出力する音声符号化出
力データ・ストリームの134ビット(1フレーム当た
り)の情報を聴覚的に重要なクラス1とそれ以外のクラ
ス2へ分割することである。134ビットの音声符号化
出力データ・ストリームの内訳は、クラス1が75ビッ
トでクラス2が59ビットである。
【0020】クラス1のビットは、音声データ・ストリ
ーム上で、レート9:17で畳み込み符号化により誤り
訂正符号化がされる部分を表す。さらにクラス1の75
ビットのうち、聴覚的に最重要な44ビットについては
伝送中に発生する誤りを検出しそして訂正するために7
ビットの誤り検出符号CRC(cyclic redundancy chec
k) を演算し、レート9:17で畳込み符号化する。C
RCビットの目的は、誤り訂正が聴覚的に最重要な44
ビットの伝送中に発生する全ての伝送路誤りを訂正でき
なかった時を検出することである。これら44ビットの
いずれかが誤っても音声品質に非常に重大な劣化を引き
起こすため、44ビットに誤りがあると分かれば、これ
らを使用しないことが特に望ましい。もし誤りが検出さ
れたら、このフレームの受信データを前フレームのデー
タで置き換える。以上の処置により個々のデータフレー
ムでの誤りの発生を有効にマスクするので、知覚できる
音声品質の劣化はほとんどない。さらにDSPの畳み込
み符号化を終了させるために付加する5ビットの5テー
ルビットがレート9:17で畳み込み符号化される。レ
ート9:17での畳み込み符号化の結果、クラス1のビ
ット75ビットは、CRCビット7ビット、5テールビ
ット5ビットとともに誤り訂正符号化が施されたVSE
LP符号化データ165ビットに生成される。クラス2
のビットは畳み込み符号化等の誤り訂正符号化による誤
り保護はされない。
【0021】さらに、DSP4は、1フレーム毎にクラ
ス1の誤り訂正符号化された165ビットとクラス2の
59ビットから成るTCH(音声)送信データ224ビ
ットを112ビット+112ビットに分け、図2(a)
に示すように各種制御データと共に所定送信フォーマッ
トを形成して送信TX部3に送り、変調してアンテナ1
より送信させる。
【0022】以上、送信におけるDSP4の行う処理を
説明した。受信においては、所定送信フォーマットにさ
れた相手側送信データ(基地局にて上述と同様にVSE
LP符号化、畳み込み符号化による誤り訂正符号化、各
種制御データと共に所定フォーマット化されたデータ)
を受信RX部2を介して受け取ったDSP4は、復号化
処理にて誤り訂正符号化されたクラス1の165ビット
とクラス2の59ビットに分け、クラス1の165ビッ
トについて誤り検出符号CRCビットに基づいて誤り訂
正を行い誤り検出符号CRCビットを除去したVSEL
P符号化データ75ビットに戻し、さらにVSELP音
声コーデック4−1にてクラス1の75ビット及びクラ
ス2の59ビットに基づいてADPCM符号化デジタル
音声データに復号し、コーデック5に渡す。受信したフ
ォーマットの音声データ以外の各種データはCPU8に
渡され、各種制御に使用されることは言うまでもない。
【0023】図1のデジタル自動車電話機の通話録音処
理に係る第1実施例は、デジタル自動車電話機の通話状
態において、マイク11より入力され音声信号は送信の
ため、マイクアンプ10を介してコーデック5でADP
CM符号化され、DSP4のVSELP音声コーデック
4−1にてVSELP化した1フレーム当たり134ビ
ットにされる。そしてこれがクラス1の75ビットとク
ラス2の59ビットに分けられ、クラス1のビットにつ
いて、誤り検出符号CRCを求め、誤り訂正符号化がさ
れて165ビットのデータとなる。この誤り訂正符号化
がされたクラス1のビットとそれ以外のクラス2のビッ
トのTCH送信データ計224ビットは各種制御データ
と共にフォーマット化され送信するが、録音のため誤り
訂正符号化したクラス1の165ビットとクラス2の5
9ビットをそれぞれCPU8が取り出し、これがメモリ
9に記憶される。
【0024】他局の音声データの録音は、アンテナ1を
介して受信RX部2で復調された所定フォーマットの信
号は、DSP4にて1フレーム当たりVSELP符号化
音声データ224ビットの誤り訂正符号化されているク
ラス1の165ビットとクラス2の59ビットが他の各
種データと分けられ、これをCPU8が取り出しメモリ
9に記憶するようにした。
【0025】記憶した音声データの読み出しは、CPU
8がメモリ9から1フレーム当たりクラス1のVSEL
P化音声データ165ビットとクラス2のVSELP化
音声データ59ビットを読み出し、DSP4にて各種制
御データと共に、所定フォーマットにして、送信TX部
3に渡す。再生は、メモリ9から1フレーム当たりクラ
ス1の165ビットとクラス2の59ビット読み出し、
DSP4にてクラス1の165ビットについて誤り訂正
符号化についての復号化をし、誤り検出符号CRCを除
去したVESLP化音声データ75ビットに戻し、クラ
ス2の59ビットと合わせ、VSELP音声コーデック
4−1にてADPCM符号化音声データに復号し、コー
デック5、レシーバアンプ6を介してスピーカー7より
音声出力させる。
【0026】このように、他局(自局)のVSELP化
音声データ224ビットをメモリに録音することができ
るため、ADPCM化されたデータを1分間録音するた
めに必要であったメモリ容量はおよそ1100Kビット
であったが、これをおよそ656Kビットにおさめるこ
とが可能である。
【0027】また、図1のデジタル自動車電話機の通話
録音処理に係る第2実施例は、デジタル自動車電話機の
通話状態において、マイク11より入力された音声信号
は送信のため、マイクアンプ10を介してコーデック5
でADPCM符号化され、DSP4のVSELP音声コ
ーデック4−1にてVSELP化した1フレーム当たり
134ビットにされる。そしてこれがクラス1の75ビ
ットとクラス2の59ビットに分けられ、クラス1のビ
ットについて、誤り検出符号CRCを求め、誤り訂正符
号化がされて165ビットのデータとなる。この誤り訂
正符号化がされたクラス1のビットとそれ以外のクラス
2のビットのTCH送信データ224ビットは各種制御
データとフォーマット化され送信するが、録音のため
に、誤り訂正符号化がされたクラス1のビットをこの誤
り訂正符号化についての復号化をし、誤り検出符号CR
Cを除去して元の75ビットのVSELP化音声データ
に戻し、クラス2の59ビットと共にCPU8が取り出
しメモリ9に記憶する。
【0028】他局の音声データの録音は、アンテナ1を
介して受信RX部2で復調された所定フォーマットの信
号は、DSP4にて1フレーム当たりVSELP化音声
データ224ビットから、誤り訂正符号化がされている
クラス1の165ビットについてこの誤り訂正符号化に
ついての復号化をし、誤り検出符号CRCを削除して7
5ビットのVSELP音声データにし、クラス2のVS
ELP化音声データ59ビットと共にCPU8が取り出
し、メモリ9に記憶する。
【0029】記憶した音声データの読み出しは、CPU
8がメモリ9からクラス1、クラス2のデータを読み出
し、DSP4が1フレーム当たり75ビットのクラス1
のデータについて誤り検出符号CRCを求め、そして誤
り訂正符号化した165ビットにし、クラス2の59ビ
ットと共に1フレーム当たり計224ビットのTCH送
信データにし、各種制御データと共に所定フォーマット
にして送信TX部3に渡し、アンテナ1より送信させ
る。再生は、メモリ9から読み出した1フレーム当たり
計134ビット(クラス1、クラス2)のVSELP化
音声データをDSP4内のVSELP音声コーデック4
−1にてADPCM符号化音声データに復号し、コーデ
ック5、レシーバアンプ6を介してスピーカー7より出
力させる。このように、誤り検出符号CRCを削除した
他局(自局)のVSELP化音声データ134ビットを
メモリに録音することができるため、1分間録音するた
めに必要なメモリは392Kビットにおさめることが可
能である。
【0030】以上、本発明の一実施例を説明したが、別
の実施例として、例えば、CPU8の機能をDSP4に
持たせることも可能である。この場合、図4に示すブロ
ック図のように構成し、図1に係る各実施例にてCPU
8が処理した制御をDSP4に受け持たせ、DSP4が
直接メモリ9からデータを読みだしたり、メモリ9に書
き込むようにする。
【0031】また、上記実施例ではコーデック5をAD
PCM方式の符号化復号化器とした例を説明したが本発
明はこれに限定されるものでは無く、DSP4に対して
アナログ音声信号をDSP4に対して所定の方式でデジ
タル音声信号に変換し、逆にDSP4の出力する所定方
式のデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するも
のであればよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明はデジタル方式自
動車電話機のメモリ容量を低減することができ、通話録
音時間の長時間化が容易、コスト削減、小型軽量化に有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例であるデジタル方式自動
車電話機の構成を示すブロック図。
【図2】本発明に係り、デジタル方式自動車電話機(R
CR STD−27)の通信フォーマット形式を示す図
で、(a)は移動局送信、(b)は移動局受信の通信フ
ォーマット形式を示す。
【図3】本発明に係り、通信フォーマット中の音声部分
(TCH)の符号化方式の流れを示す図。
【図4】本発明に係る他の実施例を示すデジタル方式自
動車電話機のブロック図。
【符号の説明】
1:アンテナ 2:受信回路RX部 3:送信回路TX
部 4:デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 5:コー
デック(CODEC) 6:レシーバーアンプ 7:スピーカー 8:ホストC
PU 9:メモリ 10:マイクアンプ 11:マイク 12:操作部 1
3:液晶表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種制御データとVSELP化音声データ
    とから成る所定フォーマットのデジタルデータを所定ス
    ロットタイミング毎に送受信するデジタル自動車電話機
    の通話録音方法において、受信した各フォーマットから
    聴覚的に重要で誤り検出符号を伴い誤り訂正符号化がさ
    れたクラス1のVSELP化音声データとそれ以外の誤
    り訂正符号化がされていないクラス2のVSELP化音
    声データとを取り出し記憶するようにしたことを特徴と
    するデジタル自動車電話機の通話録音方法。
  2. 【請求項2】各種制御データとVSELP符号化音声デ
    ータとから成る所定フォーマットのデジタルデータを所
    定スロットタイミング毎に送受信するデジタル自動車電
    話機の通話録音方法において、マイク入力された音声信
    号をVSELP化し、これを聴覚的に重要なクラス1の
    ビットとそれ以外のクラス2のビットに分け、前記クラ
    ス1のビットに基づいて誤り検出符号を算出し、この誤
    り検出符号を伴いクラス1のビットを誤り訂正符号化
    し、前記クラス2と共に記憶するようにしたことを特徴
    とするデジタル自動車電話機の通話録音方法。
  3. 【請求項3】各種制御データとVSELP化音声データ
    とから成る所定フォーマットのデジタルデータを所定ス
    ロットタイミング毎に送受信するデジタル自動車電話機
    の通話録音方法において、受信した各フォーマットから
    聴覚的に重要で誤り検出符号を伴い誤り訂正符号化がさ
    れたVSELP化音声データとそれ以外の誤り訂正符号
    化がされていないVSELP化音声データとを取り出
    し、前記クラス1のVSELP化音声データを誤り訂正
    符号化についての復号化並びに誤り検出符号の削除をし
    て誤り訂正符号化がされていない状態のVSELP化音
    声データに戻し、前記クラス2のVSELP化音声デー
    タと共に記憶するようにしたことを特徴とするデジタル
    自動車電話機。
  4. 【請求項4】各種制御データとVSELP符号化音声デ
    ータとから成る所定フォーマットのデジタルデータを所
    定スロットタイミング毎に送受信するデジタル自動車電
    話機の通話録音方法において、マイク入力された音声信
    号をVSELP化し、これを聴覚的に重要なクラス1の
    ビットとそれ以外のクラス2のビットに分け、前記クラ
    ス1のビットに基づいて誤り検出符号を算出し、この誤
    り検出符号を伴いクラス1のビットを誤り訂正符号化
    し、これを復号化して誤り検出符号を削除し、前記クラ
    ス2のビットと共に記憶するようにしたことを特徴とす
    るデジタル自動車電話機の通話録音方法。
JP7211754A 1995-08-21 1995-08-21 デジタル自動車電話機の通話録音方法 Pending JPH0965426A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120258A (ja) * 1998-05-26 2011-06-16 Koninkl Philips Electronics Nv 適応型チャンネルエンコーダ及びデコーダを備える伝送システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120258A (ja) * 1998-05-26 2011-06-16 Koninkl Philips Electronics Nv 適応型チャンネルエンコーダ及びデコーダを備える伝送システム

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