JPH09312620A - 音声データ補間処理装置 - Google Patents

音声データ補間処理装置

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JPH09312620A
JPH09312620A JP8128745A JP12874596A JPH09312620A JP H09312620 A JPH09312620 A JP H09312620A JP 8128745 A JP8128745 A JP 8128745A JP 12874596 A JP12874596 A JP 12874596A JP H09312620 A JPH09312620 A JP H09312620A
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JP
Japan
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data
voice
erroneous
processing device
interpolation processing
Prior art date
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Application number
JP8128745A
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English (en)
Inventor
Katsumi Tagami
勝巳 田上
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/005Correction of errors induced by the transmission channel, if related to the coding algorithm
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路上での音声データに誤データが発生し
た際に、雑音の音出力時間を短く、かつ、出力レベルを
低下して、受話音声が無音にならず、通話者における通
話時の違和感を感じないようにして、その確実な通話を
行う。 【解決手段】 アンテナ11、受信機12、復調器13
を通じて受信データ列をサブフレームに区切る。誤デー
タ検出部14が復調器13から入力された受信データ及
びサブフレームの誤データの判定データに基づいて、サ
ブフレーム単位での誤データの有無を判定する。この判
定結果によって補間音声データ発生部15からサブフレ
ーム単位で補間された音声データが音声復号化部16に
入力される。誤データ検出部14が、音声復号化部16
の出力部に接続された音声レベル制御部17を制御し、
補間した音声データの音声出力レベルを低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンデーホンシス
テム(PHS)などの移動通信システムにおける伝送路
での誤データの発生時に音声データを補間する音声デー
タ補間処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、時分割多重方式(TDMA)を用
いた移動通信システムでは、送信局からの送信データが
無線回線区間での品質劣化などによって、受信側で正常
に受信できないことがある。このため冗長ビットを付加
してデータ送信を行い、受信側で受信データ列の正当性
を判断し、誤ったデータを受信した際に、この誤データ
を補間している。
【0003】日本のデジタル移動電話システム(PD
C)では、冗長ビットの計算方法として、誤り訂正符号
を用い、受信データに所定の一定個数以下の誤データを
含んでいる場合に、この受信データを正常に復号化する
ようにしている。この誤り訂正符号を用いた場合、冗長
ビットが長くなり、また、送信時及び受信時に符号化及
び復号化の処理を行う必要があるため、高速でのデータ
転送には適していない。
【0004】この点を考慮して、PHSでは誤り検査符
号を用いた送受信データ処理が行われている。このPH
Sでは高速データ転送が行われ、かつ、移動局(携帯電
話機)の移動速度が低速であることから、誤り検査符号
を用いた送受信データ処理を採用している。この採用は
移動速度が低速であるため、フェージング周期がPDC
に比較して長く、誤データの発生頻度が低いためであ
る。
【0005】このような音声制御回路は、例えば、特開
平4−263528号公報に示される様にADPCM
(適応差分パルス符号変調)コーデック方式に対するミ
ューティング処理に用いられている。
【0006】図4は従来の音声データ補間処理回路を備
えたPHS電話機の受信系の構成例を示すブロック図で
ある。図4の例は、PHS基地局との無線回線を通じて
公衆回線網と接続するためのアンテナ31と、このアン
テナ31を通じて無線送受信を行う際の受信機32と、
受信機32が出力するベースバンド信号の復調を行う復
調器33と、復調した伝送フレーム中の誤データを検出
する誤データ検出部34とを有している。
【0007】さらに、この例は誤データ検出部34から
の指示によってADPCM信号に対してミューティング
処理を行うミューティング回路(I)35と、ADPC
M信号をアナログ信号に変換するADPCMデコーダ3
6とを有している。また、誤データ検出部34の制御に
よってアナログ音声データに対するミューティング処理
を行うミューティング回路(II)37と、受話音声を出
力するスピーカ38とを有している。
【0008】図5はPHSの伝送フレームの構成を示す
図である。図5のフレームは、バースト波の立ち上がり
時の過渡応答の変化を吸収するランプビット(R)41
と、バースト波の時間軸上の開始点を示すスタートシン
ボル(SS)42とを有している。さらに、送信側と受
信側とでビット同期をとる際に用いるプリアンブル(P
R)43と、送信側と受信側とでフレーム同期をとる際
に用いるユニークワード(UW)44と、音声などの伝
送データである情報部(I)45とを有している。ま
た、誤検査符号部(CRC)46と、バースト波の立ち
上がりでの過渡応答の変化を吸収するガードビット
(G)47とを有している。
【0009】次に、この従来例の動作について説明す
る。図4及び図5において、PHS基地局を通じた電波
をアンテナ31で受信し、この受信信号が受信機32に
入力される。受信機32では受信信号をベースバンド信
号に変換する。この変換したベースバンド信号が復調器
33に入力され、ここで復調が行われて、図5に示すフ
レーム構成の復調データが得られる。この図5中の情報
部45、すなわち、音声データがミューティング回路
(I)35に入力され、同時にフレーム内の全情報が誤
データ検出部34に入力される。
【0010】誤データ検出部34では、受信したフレー
ムと誤検査符号部46の誤検査結果とから、受信フレー
ムの誤データの有無を判定する。ここで誤データが有る
場合は、誤データ検出部34がミューティング回路
(I)35に対してミューティング処理を行うように制
御し、また、誤データが無い場合には、ミューティング
回路(I)35に対してミューティング処理を行わない
ように制御する。
【0011】このような処理によって、フレーム内に誤
データが有る場合に、ADPCMデコーダ36へミュー
ティング信号が入力され、また、フレーム内に誤データ
が無い場合は、通常の受信データが入力される。さら
に、フレーム内に誤データが有る場合は、誤データ検出
部34からミューティング回路(II)37へミューティ
ング処理を行うように、その制御が行われる。また、フ
レーム内に誤データが無い場合は、ミューティング処理
を行わないように制御される。
【0012】この処理によって、フレーム内に誤データ
が無い場合、スピーカ38から通常の受話音声の出力が
行われる。また、フレーム内に誤データが有る場合は、
ミューティング信号となり、スピーカ38からの音声出
力が停止、すなわち、無音となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
の音声データ補間処理装置では、フレーム内に誤データ
が無い場合は、スピーカ38から通常の受話音声が出力
されるものの、フレーム内に誤データが有る場合は、こ
の誤データが発生した全ての音声データをミューティン
グ信号に置換しているため、スピーカ38からは受話音
声出力が停止され、無音となる。このため通話者が通話
時に違和感を感じ、その確実な通話ができ難いという欠
点があった。
【0014】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、伝送路上で音声データなど
に誤データが発生した際に、雑音の音出力時間を短く
し、かつ、出力レベルを低下できるとともに、受話音声
出力が無音にならずに、通話時に違和感を感じることな
く、確実な通話が可能になる音声データ補間処理装置の
提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、伝送路での誤データの発生
を検出する符号を含むフレームによって音声通信を行う
際の音声データの補間を行う音声データ補間処理装置に
おいて、受信データ列を複数のサブフレーム単位に分割
する分割手段と、分割手段で分割したそれぞれのサブフ
レーム単位ごとの誤データの有無を検出する誤データ検
出手段と、誤データ検出手段で誤データを検出したサブ
フレーム単位で音声データを補間する補間手段と、補間
手段手段からの音声データを復号化して出力する復号化
手段とを備える構成としてある。
【0016】請求項2記載の音声データ補間処理装置
は、補間手段が、前の誤データの無いサブフレームと補
間を行う構成としてある。
【0017】請求項3記載の音声データ補間処理装置
は、復号化手段が出力する音声データレベルを、誤デー
タ検出手段からのサブフレームでの誤データ情報に基づ
いて低下させるレベル低下手段を備える構成としてあ
る。
【0018】請求項4記載の音声データ補間処理装置
は、前記請求項1〜3記載の音声データ補間処理装置を
PHS基地局の受信系に適用する構成としてある。
【0019】請求項5記載の音声データ補間処理装置
は、前記請求項1〜3記載の音声データ補間処理装置を
PHS携帯電話機の受信系に適用する構成としてある。
【0020】このような構成の請求項1,4,5記載の
音声データ補間処理装置は、受信データ列を複数のサブ
フレームに分割して、誤データを検出したサブフレーム
の音声データを補間し、この音声データを復号化してい
るので、伝送路上での音声データなどに誤データが発生
した際に、通話者に対する雑音の音出力時間が短くなっ
て、確実な通話が可能になる。
【0021】請求項2,4,5記載の音声データ補間処
理装置は、誤データが無い直前のサブフレームと補間し
ている。すなわち、従来、行われていたようにミューテ
ィング処理による補間を行わないため、受話音声出力が
停止して無音にならず、通話時に違和感を感じなくな
る。
【0022】請求項3,4,5記載の音声データ補間処
理装置は、サブフレームの誤データ情報に基づいて音声
出力レベルを低下させているので、補間処理による雑音
レベルが低下し、この場合も通話時の違和感が生じなく
なる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の音声データ補間処
理装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の音声データ補間処理装置の第1の実施形
態における構成を示すブロック図である。図1の例は、
PHS基地局との無線回線を通じて公衆回線網と接続す
るための無線電波の受信を行うアンテナ11と、このア
ンテナ11を通じて送受信を行うための送受信装置にお
ける受信機12と、受信機12が出力するベースバンド
信号の復調を行う復調器13と、復調した伝送フレーム
中の誤データを検出するための誤データ検出部14とを
有している。
【0024】さらに、この例は入力されたサブフレーム
単位の誤データの有無情報に基づいて音声データを補間
したデータを出力する補間音声データ発生部15と、こ
の補間音声データ発生部15からの音声データを復号化
した復号化データを送出する音声復号化部16とを有し
ている。また、復号化データに対して誤データ検出部1
4の制御で音声出力レベルを調整して出力する音声レベ
ル制御部17と、この音声レベル制御部17からの音声
データをアナログ音声信号に変換し、かつ、増幅などの
処理を行って送出する音声出力部18と、音声出力部1
8が出力する音声信号を音声出力するスピーカ19とを
有している。
【0025】次に、この第1の実施形態の動作について
説明する。PHS基地局を通じた電波をアンテナ11で
受信し、この受信信号が受信機12に入力される。受信
機12では、受信信号をベースバンド信号に変換し、こ
のベースバンド信号が復調器13に入力され、ここで復
調が行われて、図5に示す受信データ列の復調データが
得られる。また、復調器13では復調と同時にフレーム
を所定の一定区間(サブフレーム)に区切り、それぞれ
のサブフレームにおける誤データの有無を検出する。復
調器13からの出力信号における音声情報が、補間音声
データ発生部15に入力され、同時に全受信データ及び
サブフレームでの誤データの検出に関する情報が誤デー
タ検出部14に入力される。
【0026】誤データ検出部14では、復調器13から
入力された受信データ及びサブフレームの誤データの検
出の有無の結果によって、サブフレーム単位での誤デー
タの有無を判定する。この判定結果が、補間音声データ
発生部15に入力される。補間音声データ発生部15で
は、入力されたサブフレーム単位の誤データの有無情報
に基づいて音声データの補間を行って、この補間したデ
ータを音声復号化部16へ出力する。
【0027】音声復号化部16は、入力されたデータの
音声復号化を行い、この復号化データを音声レベル制御
部17に出力する。音声レベル制御部17は、音声復号
化部16から入力された復号化データ及び誤データ検出
部14から入力されたサブフレーム単位の誤データの有
無情報に基づいて、レベルを調整した音声データを音声
出力部18に出力し、ここからの音声信号をスピーカ1
9から音声出力する。
【0028】このように、この第1の実施形態では受信
データをサブフレームに分割し、このサブフレーム単位
で誤データの有無を検出しているため、サブフレーム単
位での補間処理を行うことが出来る。換言すれば、従来
例のように誤データが発生した全ての音声データをミュ
ーティング信号に置換するミューティング処理を行って
いないため、伝送路上での音声データに誤データが発生
した際に、雑音の音出力時間が短くなる。また、雑音の
出力レベルを低下できるようになり、さらに、受話音声
出力が停止して無音にならない。この結果、通話時に違
和感を感じることなく、確実な通話が可能になる。
【0029】次に、この第1の実施形態をPHSにおけ
る基地局に適用した場合について説明する。図2は、こ
の第2の実施形態のPHS基地局の受信系の構成を示す
ブロック図である。この第2の実施形態では音声符号方
式としてG.726の32kbpsADPCM方式を採
用し、また、サブフレーム単位での誤データの検出参照
符号補助データとして、各受信データのシンボル(1シ
ンボルが2ビットの受信データ)単位のRSSI(受信
電界強度レベル)を用いている。
【0030】図2の第2の実施形態は、図1に示したア
ンテナ11と、受信機12とともに、復調器に対応し、
受信データの復調を行うQPSK信号復調部21及びシ
ンボル単位でのRSSI検出を行うRSSI検出部22
を有している。また、誤データ検出部14及び補間音声
データ発生部15とが設けられている。
【0031】さらに、この第2の実施形態は32kbp
sADPCM符号から64kbpsμ則PCM符号への
符号変換を行うADPCM復号化部23と、音声レベル
制御部17と、音声レベル制御部17でPCM符号に変
換した音声データをISDN回線へ送出する有線回線対
応部24とを有している。
【0032】次に、この第2の実施形態の動作について
説明する。図2において、図示しない移動局からの送信
波が基地局のアンテナ11で受信され、ここからの受信
信号が受信機12でベースバンド信号に変換される。こ
のベースバンド信号がQPSK信号復調部21及びRS
SI検出部22に入力される。QPSK信号復調部21
では復調した図4に示したビット列データを出力する。
すなわち、PHSにおける1バースト信号が240ビッ
トで構成されたフレームの復調データを出力する。
【0033】RSSI検出部22では、フレームを4ビ
ットからなるサブフレームに分割したサブフレーム単位
ごとのRSSI平均値を検出する。また、QPSK信号
復調部21が出力する受信データ、すなわち、図4に示
す情報部45及び誤検査符号部46が誤データ検出部1
4に入力される。誤データ検出部14では情報部45と
誤検査符号部46とを比較する。
【0034】誤データ検出部14での比較結果が一致し
た場合、誤データ検出部14は誤データが発生したシン
ボルを推定する。誤データ検出部14には、RSSI検
出部22で得られた各サブフレーム単位ごとのRSSI
情報が入力されており、この場合、RSSI(受信電界
強度レベル)は、フェージングなどが発生した区間で劣
化する。
【0035】このように、フレーム内に誤データが有る
場合、このサブフレームのRSSIが劣化しているた
め、誤データ検出部14は、誤データが発生している際
に、RSSIが所定の一定値以下のサブフレームを有し
ていると判定する。この受信データにおける各サブフレ
ームごとの誤データの有無の判定結果が、補間音声デー
タ発生部15に入力され、ここでQPSK信号復調部2
1からの音声データ(図4中の情報部45)に対する補
間を行う。
【0036】図3は、この第2の実施形態における補間
処理を示す図である。図3(a)は、フレーム内に誤デ
ータが無い場合の補間処理を示しており、ここでは誤デ
ータが無いため、補間音声データ発生部15は補間を行
わない。したがって、補間前のフレームと補間後のフレ
ームは等しいデータとなる。図3(b)は、3番目のサ
ブフレーム内に誤データが有る場合の補間処理を示して
おり、補間音声データ発生部15では誤データが有る3
番目のデータに代えて、この直前の2番目のサブフレー
ムのデータを出力する。
【0037】この補間された補間音声データ発生部15
からの音声データがADPCM復号化部23でPCM符
号に変換される。この場合、ADPCM復号化部23で
は補間した音声データに対しても通常のPCM符号への
変換を行うため、この補間した音声データの復号化デー
タ中に雑音を含むことになる。このため、音声レベル制
御部17では、誤データ検出部14から入力される各サ
ブフレーム単位ごとの誤データ有無の判定結果に基づい
て、誤データが有るサブフレームに対するPCM符号デ
ータの音声出力レベルを低下させる制御を行う。
【0038】この結果、ADPC符号データで構成され
る受信データ列中で誤データを有するサブフレームが、
直前の誤データが無いサブフレームに置換したデータ列
のPCM符号に変換される。さらに、誤データがあるサ
ブフレームは、その音声出力レベルが低下したPCM符
号データとなる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,4,5記載の音声データ補間処理装置によれば、受
信データ列を複数に分割したサブフレーム単位ごとの誤
データを検出し、このサブフレーム単位で音声データを
補間しているため、伝送路上での音声データに誤データ
が発生した際に、通話者に対する雑音の音出力時間が短
くなって、確実な通話が出来るようになる。
【0040】請求項2,4,5記載の音声データ補間処
理装置によれば、直前の誤データの無いサブフレームと
補間しているため、従来、慣用的に行われていたミュー
ティング処理による補間に対して、受話音声が停止して
無音にならず、通話時に違和感を生じないようになる。
【0041】請求項3〜5記載の音声データ補間処理装
置によれば、サブフレーム単位ごとの誤データ情報に基
づいて音声出力レベルを低下させているため、補間処理
による雑音レベルが低下し、この場合も通話時の違和感
を感じないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声データ補間処理装置の第1の実施
形態における構成を示すブロック図である。
【図2】第2の実施形態におけるPHS基地局の構成を
示すブロック図である。
【図3】第2の実施形態における補間処理を示す図であ
る。 (a)フレーム内に誤データが無い場合の補間処理を示
す図である。 (b)サブフレーム内に誤データが有る場合の補間処理
を示す図である。
【図4】従来のPHS電話機における受信系の構成例を
示すブロック図である。
【図5】従来例にあってPHSの伝送フレーム構成を示
す図である。
【符号の説明】
11 アンテナ 12 受信機 13 復調器 14 誤データ検出部 15 補間音声データ発生部 16 音声復号化部 17 音声レベル制御部 18 音声出力部 19 スピーカ 21 QPSK信号復調部 22 RSSI検出部 23 ADPCM復号化部 24 有線回線対応部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路での誤データの発生を検出する符
    号を含むフレームによって音声通信を行う際の音声デー
    タの補間を行う音声データ補間処理装置において、 受信データ列を複数のサブフレーム単位に分割する分割
    手段と、 前記分割手段で分割したそれぞれのサブフレーム単位ご
    との誤データの有無を検出する誤データ検出手段と、 前記誤データ検出手段で誤データを検出したサブフレー
    ム単位で音声データを補間する補間手段と、 前記補間手段からの音声データを復号化して出力する復
    号化手段と、 を備えることを特徴とする音声データ補間処理装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の音声データ補間処理
    装置において、 補間手段が、前の誤データの無いサブフレームと補間を
    行うことを特徴とする音声データ補間処理装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の音声データ補間処理
    装置において、 復号化手段が出力する音声データレベルを、誤データ検
    出手段からのサブフレームでの誤データ情報に基づいて
    低下させるレベル低下手段を備えることを特徴とする音
    声データ補間処理装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1,2又は3記載の音声デー
    タ補間処理装置をPHS基地局の受信系に適用すること
    を特徴とする音声データ補間処理装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1,2又は3記載の音声デー
    タ補間処理装置をPHS携帯電話機の受信系に適用する
    ことを特徴とする音声データ補間処理装置。
JP8128745A 1996-05-23 1996-05-23 音声データ補間処理装置 Pending JPH09312620A (ja)

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