JP2721892B2 - 視力検査装置 - Google Patents

視力検査装置

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JP2721892B2
JP2721892B2 JP63147601A JP14760188A JP2721892B2 JP 2721892 B2 JP2721892 B2 JP 2721892B2 JP 63147601 A JP63147601 A JP 63147601A JP 14760188 A JP14760188 A JP 14760188A JP 2721892 B2 JP2721892 B2 JP 2721892B2
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正直 藤枝
昭宏 林
利哉 桧野
知人 石川
敏郎 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、視力検査装置、更に詳しくいえば被検眼の
コントラスト感度を定量的に検査できる装置に関する。
[従来技術] 一般視力検査による測定視力と日常生活での視力とは
大多数の場合一致するが、少数ではあるが、両者の不一
致を訴える者がいる。この様な人には角膜混濁や白内障
等により前眼部や中間透光体に変化が生じている場合が
多い。
測定視力と日常生活での視力との不一致は次のように
説明できる。
即ち、標準視力チャートによる視力検査は高いコント
ラスト比の小対象物に対する視力をテストしているにす
ぎない。そこで、例えば、白内障患者においては水晶体
の混濁が光の散乱を引き起こし、眼底での像のコントラ
ストを低下させているが、像の光学的な焦点位置のズレ
には影響を与えないので、それがボンヤリしてしまった
としても文字としては読めてしまうことがありうる。通
常の視生活においては散乱光が多くなり易い条件は少な
くなり、またコントラストが高くない物を見ることが多
いので、軽度の白内障患者の中のある者は測定視力と日
常生活での視力との不一致を訴えることになる。
この様な不一致を検出するため、次のようなコントラ
スト感度をテストする装置が開発された。
ボンヤリした灰色の縞に見えるようにサイン波的に濃
さの変化する5段の遠用又は近用チャートを有し、各空
間周波数のチャートは順々にコントラストが低下するよ
うに9段階のチャートによって構成されている。被検者
には各段のそれぞれの中で、最もコントラストが低く見
えるチャートとその向きを答えさせ、その記録結果の特
性より白内障や緑内障のスクリーニングやコンタクトレ
ンズの評価等に使用される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のような従来装置は数多くの視標
を用意しなければならないので、装置が大型化してしま
うという欠点がある。
また、このため視力表投影機やオートレフラクトメー
タに組込むことは難しく、独立の装置としなければなら
ない不都合がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、コン
トラスト感度を精度よく簡単にテストでき、しかも他の
装置に容易に組込むことができるコンパクトな装置を提
供することにある。
[問題点を解決する手段] 本発明は、上記目的を達成するために、被検眼に視標
を呈示して視力検査を行う視力検査装置において、視標
が描かれた呈示部分を複数持ち、呈示部分を選択的に所
定の位置に置くことにより被検眼に選択的に視標を呈示
する視標板と、該視標板の背後から照明する照明光源と
照明光量の第1調節手段を持つ視標照明手段と、該照明
手段により照明された視標光束を被検眼に導く導光光学
系と、該導光光学系と視標板の間に配置されるビームス
プリッタと光量を調節する第2調節手段とを持ち、該ビ
ームスプリッタを介して直接被検眼に第2の照明光束を
付加する光束付加手段と、前記第1調節手段と前記第2
調節手段を制御し、前記視標照明手段の照明光束と第2
の照明光束の光量によって視標のコントラストを変化さ
せるコントラスト制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例1 第1図は投影式視力検査機に関する本発明の実施例の
光学系の配置略図である。
1はチャート(視標)を照明するためのランプであ
る。本実施例ではランプを1つとしているが、各光路に
それぞれ設け2つとすることも可能であり、この場合は
ランプの経年劣化を考慮したランプ自体の光量調節手段
が必要となる。2,8,10は照明光束の進行方向を変えるた
めのミラーである。
3,9はランプ1を出射した光束を平行光束とするコン
デンサレンズである。
4はフィルタディスクで、その形状は第2図に示され
ている。
フィルタディスク4にはディスクの同一円周上に透過
光量を定めるためのフィルタが多数配置されている。第
2図では8個のフィルタを配置しているが、更に多くの
フィルタを配置することにより多段階のコントラストテ
ストが可能となる。
本実施例では2分割された照明系の光量調整をフィル
タディスク1つで実現しているので、背景輝度が等しく
なるようにディスク中心に対して点対称位置にある両フ
ィルタ13,14の透過率の和は等しくなっている。
12はフィルタディスク4を回転させるためのフィルタ
ディスク用モータである。
5はチャートディスクで、第3図に示すようにディス
クの同一円周上に一般視力検査用のチャート(視標)を
含む視力検査用の視標が配置されている。図面上のチャ
ート(視標)の数・種類は単に説明の便宜のためであっ
て格別な意味を持たない。勿論従来技術として説明した
ような空間周波数視標でもよい。
6はハーフミラーで、分割された照明光束を再度同軸
上に合成する。
7は対物レンズにて、チャートディスク5のチャート
(視標)16の像をスクリーン11上に投影する。
なお、照明光束を分割するのにはビームスプリッタの
ような光学素子を用いてもよいことは勿論である。
以上のような構成の実施例において、次に第5図のブ
ロック図に基づきその動作を説明する。
操作パネル20のスイッチを操作するとランプ1が点灯
する。ランプ1から出射した光束の1つはミラー2で反
射した後コンデンサレンズ3にて平行光束となり、フィ
ルタディスク4のフィルタ14で透過量を制限される。フ
ィルタ14を透過した光束は背後からチャートディスク5
のチャート16を照明する。チャート16の像はハーフプリ
ズム6を通り対物レンズ7により第4図のようにスクリ
ーン上に結像する。
同様にして、ランプ1から出射した光束はミラー8で
反射した後コンデンサレンズ9にて平行光束となり、フ
ィルタディスク4のフィルタ13で透過量を制限される。
フィルタ13を透過した光束はミラー10で反射した後、ハ
ーフプリズム6にてチャート16を照明した光束と同軸と
なり、対物レンズ7を介しスクリーン11上に投射され
る。
次に、スクリーン11上に投影されたチャート投影像
(第4図)の輝度、コントラストを説明する。
チャートの投影像の文字17の輝度はフィルタ13を透過
する照明光量によって、また、背景18の輝度は前者にチ
ャート16を透過した光学系の照明光量を加えたものによ
って決まる。
今、フィルタディスク上のフィルタ13,14の透過率を
それぞれA%,B%、それぞれのフィルタ透過後の照明光
量をLa,Lb、またそれぞれの照明光によるスクリーン上
の輝度をIa,Ibとすると、 Ia∝La La∝A Ib∝Lb Lb∝B チャートの投影像の文字のコントラスト比Cは、文字
17の輝度をIl,背景の輝度をIgとすると次式で与えられ
る。
Ig,Ilは次式で与えられる。
Ig=Ia+Ib Il=Ia 従って、 即ち、フィルタディスク4のフィルタの透過率によっ
てチャート像のコントラスト比は決定されるので、Aと
Bの和が一定になるようなフィルタをフィルタディスク
上に配置しておき、フィルタディスク用モータ12を回転
させれば、チャートの背景輝度を変えることなくコント
ラスト比のみを変えることが可能となる。
従って、コントラスト比を変えるときには操作パネル
20のスイッチを操作し、マイクロコンピュータ21,モー
タ駆動回路22を介し、フィルタディスク用モータ12を回
転させ所定のフィルタを配置する。
チャートを変えるには、同様にして、モータ駆動回路
23を介し、チャートディスク用モータ15を回転させ所定
のチャートを呈示する。
このような操作を経て得られた被検者の応答結果はマ
イクロコンピュータ21に入力され、表示部駆動回路24を
介し表示部25へ、また、プリンタ駆動回路26を介しプリ
ンタ27により出力される。
実施例2 第6図は自覚・他覚兼用のオートレフラクタに組込ん
だ実施例の光学系の配置略図である。
自覚・他覚兼用のオートレフラクタは公知であるの
で、簡単な動作の説明にとどめる。
照明ランプ1からの光は実施例1と同様にして、チャ
ートディスク5内の視標を後から照明し、第2リレーレ
ンズ48等を通り、ミラー38,35で反射した後被検眼の眼
底に投影し被検眼を固視させる。
光源30から出射した測定光束は集光レンズ31および3
2、スポット絞り33、対物レンズ34を経て被検眼36の眼
底に到達する。
眼底からの反射光束はミラー35で反射し、対物レンズ
37を通り、ミラー39で反射した後、リレーレンズ40,4
2、角膜と共役な位置に配置されている帯状の角膜反射
除去マスク41、移動レンズ43、リレーレンズ44を介し受
光素子45に投影される。受光素子に入射した投影像はマ
イクロコンピュータにデジタル信号として供給される。
被検眼に対するアライメント完了後測定ボタンを押す
と、マイクロコンピュータはスポット絞り33の位置が被
検眼36の眼底と共役な位置にくるまで、スポット絞り33
と移動レンズ43を移動させる。同時に霧雲用視標が被検
眼の眼底上に結像し、その後適当なディオプタ分だけ雲
霧がかかるように第1リレーレンズ46を移動させる。そ
の後、測定用光源30、集光レンズ31、角膜反射除去マス
ク41および受光素子45を光軸の回りに180°回動させ
る。回動中、受光素子からの信号によりスポット絞りお
よび移動レンズは移動しその移動量により各経線に対す
る屈折力を得、被検眼全体の屈折力を得ることができ
る。
以上のような他覚的な測定が終わった後、自覚測定切
替え用スイッチを押すと、マイクロコンピュータの制御
によりチャートディスク用モータが回転しチャートディ
スクが回転移動し視力検査用の一般視標が呈示されると
ともに、第1リレーレンズ46、ストークス系円柱レンズ
47が回転し被検眼は他覚測定で得られた屈折力を補正し
た状態で視力検査用の一般視標を見ることができる。
この段階で充分な視力がでないときは更に、視標を変
えながら第1リレーレンズ46、ストークス系円柱レンズ
47を操作することによって自覚測定を行う。
十分な視力が得られた状態で、実施例1と同様にコン
トラストテストを行い異常がないか確認する。
なお、本出願人による特願昭62-235829号「眼屈折力
測定装置」のように視標系と測定系の移動光学系を共用
させたり、連動させるときは雲霧視標を他の視標とは別
個に雲霧相当量だけづらして配置する必要がある。
[発明の効果] 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、
コントラスト感度を精度よく簡単にテストでき、しかも
コンパクトであるのでオートレフラクトメータや投影式
視力測定機等の他の装置に容易に組込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の光学系の配置略図、第2図
はフィルタディスクの例を示す図、第3図はチャートデ
ィスクの例を示す図、第4図はスクリーン上に投影され
たチャート像を示す図、第5図は第1図の装置のブロッ
ク図、第6図は自覚他覚兼用のオートレフラクトメータ
に組込んだ装置の光学系の配置略図である。 1……視標光源、4……フィルタディスク 5……チャートディスク 6……ハーフプリズム 11……スクリーン 12……フィルタディスク用モータ 15……チャートディスク用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 敏郎 愛知県蒲郡市拾石町前浜34番地14 株式 会社ニデック拾石工場内 審査官 山本 春樹 (56)参考文献 特開 昭58−221927(JP,A) 特開 昭52−115595(JP,A) 特開 昭62−133930(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼に視標を呈示して視力検査を行う視
    力検査装置において、 視標が描かれた呈示部分を複数持ち、呈示部分を選択的
    に所定の位置に置くことにより被検眼に選択的に視標を
    呈示する視標板と、 該視標板の背後から照明する照明光源と照明光量の第1
    調節手段を持つ視標照明手段と、 該照明手段により照明された視標光束を被検眼に導く導
    光光学系と、 該導光光学系と視標板の間に配置されるビームスプリッ
    タと光量を調節する第2調節手段とを持ち、該ビームス
    プリッタを介して直接被検眼に第2の照明光束を付加す
    る光束付加手段と、 前記第1調節手段と前記第2調節手段を制御し、前記視
    標照明手段の照明光束と第2の照明光束の光量によって
    視標のコントラストを変化させるコントラスト制御手段
    と、 を備えることを特徴とする視力検査装置。
  2. 【請求項2】請求項1のコントラスト制御手段は、前記
    視標照明手段による光量と前記光束付与手段による光量
    の和が一定であるように制御することを特徴とする視力
    検査装置。
  3. 【請求項3】請求項1の視力検査装置において、前記第
    1調節手段及び前記第2調節手段はそれぞれ複数のフィ
    ルタを備えると共に、その駆動源を共用することを特徴
    とする視力検査装置。
  4. 【請求項4】請求項1の視力検査装置において、前記視
    標照明手段の光源と前記光束付与手段の光源は共用され
    ることを特徴とする視力検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DD207330B5 (de) * 1982-05-03 1994-03-10 Zeiss Carl Jena Gmbh Anordnung zum pruefen des farb-, kontrast- und binokularsehens

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