JP2721130B2 - 安全錠のための鍵及び組み込みダブルシリンダ - Google Patents

安全錠のための鍵及び組み込みダブルシリンダ

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JP2721130B2 JP7033382A JP3338295A JP2721130B2 JP 2721130 B2 JP2721130 B2 JP 2721130B2 JP 7033382 A JP7033382 A JP 7033382A JP 3338295 A JP3338295 A JP 3338295A JP 2721130 B2 JP2721130 B2 JP 2721130B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は軸棒を有する鍵と、互い
に連結される２つのシリンダ半体と、シリンダコア（ま
たは回転子）と、コアピンおよびハウジングピンとして
構成されかつダブルシリンダを回転開錠するためにシリ
ンダコアの鍵溝に挿入され得る鍵によって一直線にされ
得るいくつかのタンブラーを有する、安全錠のための鍵
及び組み込みダブルシリンダに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の鍵及び組み込みダブルシリンダ
は、本出願人によるスイス国特許出願ＣＨ−Ａ−６２６
６７９により公知である。２つのシリンダ半体はクロム
ニッケル鋼よりなる浅体によって連結され、補強されて
いる。２つのシリンダ半体のシリンダハウジングは相互
に連結されるいくつかの連続するディスクより形成れて
いる。この組み込みダブルシリンダはすでにこじ開けに
対して高い安全性を提供している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
なこじ開けに対する安全性を更に高めるという課題を設
けた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は本発明に
よれば、鍵及び組み込みシリンダにおいて、鍵がその軸
棒に延長要素を有し、それにより対向配置のシリンダ半
体内のタンブラーが回転開錠のために一直線にされ得る
ことによって解決される。本発明による組み込みダブル
シリンダにおいて鍵の機能は、一方のシリンダ半体がタ
ンブラーを備えていないときでも保証されている。この
タンブラーなしのシリンダ半体において、回転子または
シリンダ半体は、例えば焼入れ鋼から製造される。ダブ
ルシリンダを組み込むとき、このシリンダ半体は一般に
ドアの外側に配置され、タンブラーを有するシリンダ半
体はドアの内側に配置される。
【０００５】タンブラーを有しないこのようなシリンダ
半体においては、その回転子または一方のシリンダ半体
は、例えば焼き入れされた鋼材から作ることができる。
ダブルシリンダの組み込みに際して一般にそのシリンダ
半体は外側に配置され、タンブラーを含むシリンダ半体
は扉の内側に存在する。扉の外側に設けられた焼入れ鋼
より作られている回転子は、内側に設けられたタンブラ
ーを保護し、そして、こじ開けようとするときは、例え
ばその全長を穿孔除去しなければならず、これは著しい
煩労をもたらす結果となる。
【０００６】鍵は実質上ダブルシリンダの全長にわたり
延ばされるのでジョイントは不必要であり、これは鍵の
製作を単純にする。外側の配置されるスリーブはタンブ
ラーなしに製造でき、かつ前述のようにジョイントを不
必要としないので、シリンダは操作側であらゆるドアの
厚さに正確に適合させることができる。したがって、シ
リンダが外側に突出するのを阻止することができ、かつ
ロゼットを取りつけるという必要もない。
【０００７】本発明のもう１つの実施態様によれば、回
転子は連続しており、かつ、太くなった中央部を有して
いる。この太くなった中央部はシリンダハウジングから
の回転子の抜き取りおよびこじ開けを有効に阻止する。
【０００８】本発明の更にもう１つの実施態様によれ
ば、その回転子に嵌合体が設けられており、これがある
特定の穿孔形態で穿孔されている。嵌合体の回転によっ
て施錠可能性の数を簡単に倍増することができる。
【０００９】本発明のなおもう１つの実施態様によれ
ば、鍵に延長要素が可動に取り付けられていて折り畳み
できる場合は、この鍵は通常の鍵の長さにするとがで
き、そして、この場合には鍵束は嵩張らない。この鍵は
好ましくは標準要素と延長要素とから構成される。鍵の
長さはこの場合にはその延長要素の対応する長さによっ
てそれぞれのシリンダの長さに適合させることができ
る。
【００１０】本質的なことは、この鍵が外側からのみ施
錠することができるか、または外側と内側とから施錠す
ることができるように設計される。これによって、ある
安全領域における施錠管理は従来より合目的的にすると
ができる。対応的装置の一つは本発明による鍵に加え
て、内側から施錠できるいくつかの通常的な鍵をも備え
ることができる。その他の有利な種々の特徴は、他の各
従属請求項、以下の記述、ならびに添付の図面から明ら
かとなるであろう。
【００１１】
【実施例】図１はハウジング１０ａを有する第１のシリ
ンダ半体１０を示すが、これは回転子（またはシリンダ
コア）２１を収容するための円筒状空洞部１０ｂを有し
ている。回転子２１は硬質の材料、中でも焼入れ鋼より
なり、そして硬質金属のピン２２を備えている。この回
転子２１の全長にわたって鍵溝２４が延びている。回転
子２１は、シリンダ半体１０の後ろ側から円筒状空洞部
１０ｂの中に嵌め込まれており、そして後ろ側でフラン
ジ２３によりハウジング１０ａに当接している。
【００１２】円筒状空洞部１０ｂの長手方向溝１８の中
にいくつかのスライド部材１７が嵌め込まれており、こ
れらはばね部材１９の作用のもとに、鍵が抜き出されて
いるときに回転子２１をその抜き出し位置に固定して保
つ。シリンダ半体１０は好ましくはタンブラーを有して
おらず、そして対応的にその回転子２１は半径方向の穿
孔を有していないのがよい。硬質の材料からなる回転子
２１はこじ開けようとしたときに非常に高い煩労によっ
てしか穿孔除去することができない。更に、フランジ２
３がハウジング１０ａに内側で当接しているので、この
回転子２１を操作側よりそのハウジング１０ａから抜き
取ることが不可能である。
【００１３】シリンダ半体１０は浅体１５によって第２
のシリンダ半体１１と結合されている。この場合、この
桟体１５はその両端でシリンダ半体１０、１１の垂下部
１２の空洞部２０に嵌合する。垂下部１２に設けた幾つ
かの穿孔１４の中に嵌め込まれている横断方向ピン１３
によって、桟体１５は各シリンダ半体１０及び１１と固
定結合される。この桟体１５の中央部の太くなった部分
の中にそのダブルシリンダを扉錠の中に固定する取付ね
じのためのねじ穴１６が設けてある。
【００１４】第２のシリンダ半体１１は同様にシリンダ
ハウジング１１ａを有しており、この中に回転子２７が
支承されている。該回転子２７はリング２６とともに後
面に固定されている。このシリンダ半体１１は公知のよ
うに構成されていてもよく、すなわち、シリンダ半体１
１は回転子２７の開錠のために通常の鍵３をかみ合わせ
ることができるように通常のいくつかのタンブラー（ま
たはコアピン）を備えている。鍵３を鍵溝２７ａに挿入
した後、回転子２７は連動部材２５を回転せしめる。
【００１５】これに対し、もし鍵３をシリンダ半体１０
の鍵溝２４の中に挿入したときは、回転子２１だけしか
回転することができず、この場合には連動部材２５を連
動させることはない。従って、この鍵３によっては連動
部材２５は回転されず、従って錠をロックすることはで
きない。一般にダブルシリンダは扉の中に、そしてその
シリンダ半体１０が外側に、シリンダ半体１１が内側に
設けられるように組み込まれている。この場合に、鍵３
によってダブルシリンダは内側からだけしか作動させる
ことができない。
【００１６】しかしながら、この回転シリンダ錠の外側
からの作動は図１に示した鍵１および２を用いれば可能
である。これらはそれぞれ１個の延長要素５または７を
有しており、このものには公知のようにいくつかの穿孔
８が設けられており、そしてこのシリンダ錠の中へ挿入
されているときには延長要素５は回転子２７の鍵溝２７
ａの中に存在し、そして穿孔８の各制御面によってその
シリンダ半体１１の各タンブラーのかみ合わせが行われ
る。
【００１７】この場合、回転子２１及び２７と共にその
連動部材２５は旋回させることができる。しかしなが
ら、この回転シリンダ錠は内側から鍵１によって作動さ
せることができず、というのはこの場合には回転子２７
の中に存在する標準要素４は対応的な穿孔８を有してい
ないからである。
【００１８】しかしながら、この回転シリンダ錠は図１
に示されるように、延長要素７および標準要素６に対応
する穿孔８を有する鍵２により、ドアの外側からおよび
内側から作動することができる。したがって、安全錠装
置は図１に示した鍵１、２および３を有することができ
る。既に説明したように、これら３つの鍵の施錠可能性
は異なっている。
【００１９】図２に示したダブルシリンダ錠は、全長に
わたり延びている円筒状の部材である焼入れ鋼でできた
回転子３０を備えている。この回転子３０はそのほぼ中
央に太くなった部分３１を有し、この上に連動部材５３
が嵌め込まれている。連動部材５３は突起５３ａによっ
て回転子３０の溝５４の中に嵌合し、一体的に回転され
るよう結合される。この回転子３０の両端部５５および
５６はそれぞれ嵌合体３３または３２のための切欠き部
３６または３７を有しており、そしてシリンダハウジン
グ１１ａまたは１０ａの対応する切欠き部５８および５
７の中に収容されている。鍵溝４４が回転子３０の全長
にわたって延びている。
【００２０】嵌合体３３および３２は定められた穿孔パ
ターンの態様にしたがって穿孔されたいくつかの穴を有
し、この孔にいくつかのコアピン３５が収容される。シ
リンダハウジング１１ａおよび１０ａは、公知の方法に
おいてコアピン３５と協働する、図示してない幾つかの
通常のハウジングピンを有している。嵌合体３２は好ま
しくは嵌合体３３よりも短く、かつその切欠き部３７は
切欠き部３６よりも短い。また、嵌合体３３、３２は回
転子よりも本質的に軟質の材料、例えば真鍮から作られ
ている。
【００２１】したがって、回転子３０の端部５５は端部
５６よりも実質上頑丈であり、例えばドリル穿孔機等に
対してより高い抵抗性を与える。高い安全性に加えて図
２によるシリンダ錠の実質的な利点は施錠の可能性が嵌
合体３２および３３を回転することにより倍増され得る
ということである。施錠数の実質的な増加が追加の製造
コストなしに非常に簡単な方法において可能である。
【００２２】シリンダハウジング１０ａおよび１１ａは
シリンダ半体１０、１１の延長要素２８および２９によ
って延長され得る。シリンダ半体１０、１１の延長要素
２８および２９と連係する鍵１および２は延長要素５お
よび７を対応する長さに製造することにより簡単な方法
においてダブルシリンダのそれぞれの長さに適合させ得
るので、鍵の標準要素４および６を適合させる必要はな
い。
【００２３】図３による実施態様の場合は、前記の嵌合
体と同材質からなる嵌合体４２のために切欠き部４１を
内側にのみ備えた回転子３８が設けられる。この回転子
３８はその全長にわたって鍵溝４４を有している。この
回転子３８の他端部３９はタンブラーのための穿孔を有
しておらず、そして鍵溝４４を除いて中実である。この
場合、連動部材４３は連動部材２５と同様に、回転子３
８と一体回転するように嵌め込まれている。また、前記
の回転子３０の場合と同様に、この回転子３８にも太く
なった中央部分３１が設けられ、これがシリンダハウジ
ングからの回転子の抜き取りを効果的に阻止する。図３
のシリンダ錠のその他の構造は上述された方法において
構成される。
【００２４】図４ないし図６は、標準要素６と延長要素
７とを有する鍵２を示す。図５が示すように、この鍵２
は延長要素７をヒンジ部材４６のまわりに旋回させるこ
とによって短くすることができる。すなわち、この型の
鍵の通常の長さに短縮され得る。参照符号７ａはこの延
長要素が作動位置に存在する場合を、そして参照符号７
ｂがその折り畳まれた状態を示す。折り畳みは二重矢印
５２および６０の方向へ可能である。
【００２５】ヒンジ部材４６は連結板４７を有し、該連
結板４７は横断ピン４８により標準要素６および延長要
素７と旋回可能に結合されている。定義された方法にお
いて移動可能であるピン４９が標準要素４および延長要
素７のいくつかの段状穿孔５１の中に支持されかつ圧縮
ばね５０の作用下で連結板４７の平らな側面４７ａに接
触している。延長要素７はピン４９によって所定位置に
固定されるが、比較的小さい横方向の力によってこの位
置から回動させることができる。
【００２６】位置７ｂにおいて、ピン４９は側面４７ｂ
に接触し（図６参照）かつまたこの折り畳まれた位置に
延長要素７を固定する。したがって、鍵２は簡単な方法
において通常の鍵長さに持ち来される。同じことは、図
１に示した鍵１についても該当する。また、延長要素７
が旋回出来ない構造も同様に考え得る。最後に、鍵２の
軸棒が伸縮自在な方法において減少される構造も考え得
る。図６は鍵２の軸棒上の多数の穿孔の考え得る配置を
示す。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による鍵と組み込みダブルシリンダとを
分解して示した図式説明図である。
【図２】本発明の変形例の１つによる組み込みダブルシ
リンダを分解して示した図式説明図である。
【図３】本発明のさらに他の変形例による組み込みダブ
ルシリンダを分解して示した図式説明図でる。
【図４】鍵の部分切断平面図である。
【図５】鍵の一部分を切断した平面図であり、延長要素
の折り畳み状態を示す説明図である。
【図６】鍵の軸棒上の考え得る多数の制御用穿孔の配置
を示す図式説明図である。
【符号の説明】
１、２、３ 鍵 ４、６ 鍵の標準要素 ５、７ 鍵の延長要素 ８、１４ 穿孔 １０、１１ シリンダ半体 １０ａ、１１ａ シリンダハウジング １０ｂ 円筒状空洞部 １２ シリンダ垂下部 １３ 横断方向ピン １５ 桟体 １６ ねじ穴 １７ スライド部材 １８ 長手方向溝 １９ ばね部材 ２０ 空洞部 ２１、２７、３０、３８ 回転子 ２３ フランジ ２４、２７ａ、４４ 鍵溝 ２５、４３、５３ 連動部材 ２８、２９ シリンダ半体の延長要素 ３１ 太くなった部分 ３２、３３、４２ 嵌合体 ３５ コアピン（タンブラー） ３６、３７、４１ 切欠き部 ４６ ヒンジ部材 ４７ 連結板 ５０ 圧縮ばね

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 軸棒を有する鍵（１、２、３）と、互い
    に連結される２つのシリンダ半体（１０、１１）からな
    るダブルシリンダと、該ダブルシリンダ内に収容される
    回転子であるシリンダコア（２１、２７、３０、３８）
    と、コアピンおよびハウジングピンとして構成されかつ
    回転開錠のために前記シリンダコアの鍵溝（２４、２７
    ａ）に挿入し得る前記鍵（１、２、３）によって一直線
    にされ得るタンブラー（３５）からなる安全錠のための
    鍵及び組み込みダブルシリンダにおいて、前記鍵（１、
    ２）が、その軸棒に延長要素（５、７）を有し、それに
    より対向配置のシリンダ半体（１０、１１）内の前記タ
    ンブラー（３５）が回転開錠のために一直線にされ得る
    ことを特徴とする安全錠のための鍵及び組み込みダブル
    シリンダ。
  2. 【請求項２】 前記シリンダコアが２つの回転子（２
    １、２７）を有し、少なくとも一方の回転子（２１）が
    焼入れ鋼のような硬質材料で作られていることを特徴と
    する請求項１に記載の安全錠のための鍵及び組み込みダ
    ブルシリンダ。
  3. 【請求項３】 前記回転子（２１）がいくつかの硬質金
    属ピン（２２）を備えていることを特徴とする請求項２
    に記載の安全錠のための鍵及び組み込みダブルシリン
    ダ。
  4. 【請求項４】 前記回転子（２１）が鍵溝（２４）を除
    いて中実状に形成されていることを特徴とする請求項２
    または３に記載の安全錠のための鍵及び組み込みダブル
    シリンダ。
  5. 【請求項５】 前記回転子（２１）がフランジ（２３）
    を備え、該フランジが内側面でシリンダハウジング（１
    ０ａ）に当接していることを特徴とする請求項２に記載
    の安全錠のための鍵及び組み込みダブルシリンダ。
  6. 【請求項６】 前記シリンダコアが実質上ダブルシリン
    ダの全長にわたり延びている連続する回転子（３０、３
    ８）であることを特徴とする請求項１に記載の安全錠の
    ための鍵及び組み込みダブルシリンダ。
  7. 【請求項７】 前記回転子（３０、３８）の中央部が、
    太くなっていること を特徴とする請求項６に記載の安全
    錠のための鍵及び組み込みダブルシリンダ。
  8. 【請求項８】 前記回転子（３０、３８）が、少なくと
    も１つの切欠き部（３６、３７、４１）を有し、この中
    に嵌合体（３２、３３、４２）嵌合されかつ該嵌合体が
    回転子の他の部分よりも実質上軟質である材料である真
    鍮により作られることを特徴とする請求項６に記載の安
    全錠のための鍵及び組み込みダブルシリンダ。
  9. 【請求項９】 少なくとも一方のシリンダ半体（１０）
    が、前記鍵が抜き取られるとき前記回転子（２１）をセ
    ンタリングするばね負荷されたスライド部材（１７）を
    有することを特徴とする請求項１ないし８のいずれか１
    項に記載の安全錠のための鍵及び組み込みダブルシリン
    ダ。
  10. 【請求項１０】 前記２つのシリンダ半体（１０、１
    １）が浅体（１５）によって互いに結合されていること
    を特徴とする請求項１ないし９のいずれか１項に記載の
    安全錠のための鍵及び組み込みダブルシリンダ。
  11. 【請求項１１】 前記延長要素（５、７）が可動である
    ように前記鍵の軸棒、標準要素（４、６）に取り付けら
    れることを特徴とする請求項１に記載の安全錠のための
    鍵及び組み込みダブルシリンダ。
  12. 【請求項１２】 前記延長要素（５、７）がヒンジ部材
    （４６）によって可動に取り付けられ、そして前記ヒン
    ジ部材（４６）が連結板（４７）を有し、該連結板（４
    ７）がいくつかのピン（４８）によって前記延長要素
    （７）および標準要素（６）に回転可能に固定されるこ
    とを特徴とする請求項１１に記載の安全錠のための鍵及
    び組み込みダブルシリンダ。
  13. 【請求項１３】 請求項１に記載の複数の組み込みダブ
    ルシリンダおよび鍵を有する安全錠において、少なくと
    も１つの鍵（１、２）が１個の延長要素（５、７）によ
    り、かつ少なくとも１つの鍵（３）が延長要素なしに構
    成されることを特徴とする安全錠装置。
JP7033382A 1994-03-04 1995-02-22 安全錠のための鍵及び組み込みダブルシリンダ Expired - Fee Related JP2721130B2 (ja)

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CH654/94-5 1994-03-04

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