JP4774527B2 - レバータンブラー錠 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、レバータンブラー錠に係り、特に、内筒の外端に装着されたキーガイドを破壊しての破錠を有効に防止し得るレバータンブラー錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
レバータンブラー錠は、図1及び図2に示すように、内周面の母線に沿ってカム溝1を形成した外筒2と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切居た3、3を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔4を貫通させた内筒5と、この内筒5の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝1と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバー6とを有している。
【0003】
また、仕切板の間の各スロット7に、夫々全体の形状が略C字形で一端部を揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピン8に係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバー6の内側縁を受入れる解錠切欠9を形成したレバータンブラー11が挿設されている。
【0004】
そして、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラー11の解錠切欠9がロッキングバー6の内側縁と整合する(図示せず)ように構成されている。
【0005】
したがって、合鍵を鍵孔4に挿入して内筒5を外筒2内で相対的に回動させると、カム溝1とロッキングバー6との間に生じる楔作用による、ロッキングバー6の内筒中心軸方向への移動が可能になり、換言すればレバータンブラー錠は解錠状態となって内筒5は解錠方向に回動する。
【0006】
なお、通常のレバータンブラー錠では、複数の仕切板3、3、キーガイド12及びテールピース13を装着したテールプラグ14(図1参照)を、図3に示す第1リテーナー15及びこの第1リテーナー15と面対称となる第2リテーナー(図示せず)を介して一体に結合して内筒5を構成する。
【0007】
すなわち、リテーナー15は、円筒の一部をなし、前端に抜け止めのフランジ16を形成すると共に、その母線に沿って複数固の縦長野矩形の受入れ孔17、7を形成した板状体で、フランジ16に一番近いものと遠い受入れ孔17を除いて、各受入れ孔17に仕切板の外周部に形成された挿入片18(図4参照)を挿入し、反対側の図示しない第2リテーナーと共にこれら複数固の仕切板3、3を一体的に結合する。
【0008】
そして、フランジ16に一番近い受入れ孔17には、キーガイド12の外周面に形成された上記挿入片18と同様の挿入片(図示せず)を挿入し、同様にして、リテーナー15の内端(図3で右端)にテールプラグ14(図1参照)を装着し、このようにして構成された内筒を外筒2と嵌合させることにより、内筒5が分解しないように包持する。
【0009】
なお、内筒5の内端には、リテーナー15のフランジ16と同様の抜け止めの機能を有する蛇の目状のストッパー板19を装着し、止め輪21で固定する。
【0010】
また、各仕切板3には、図4に示すように、夫々支軸22(図1参照)及びバックアップピン8と摺動可能に嵌合する支軸挿通孔23及びバックアップピン挿通孔24が開口している。
【0011】
そして、これら仕切板3、3を貫通する支軸22及びバックアップピン8の内端及び外端は、夫々テールプラグ14及びキーガイド12に開口した付番しない受入れ孔に挿入された状態で、前記リテーナー15によって抜け止めを施されている(図1参照)。
【0012】
また、前記ロッキングバー6は、図1に示すように、前記キーガイド5及びストッパー板19の間に挟まれた態様で抜け止めを施されている。
【0013】
なお、図4において符号25は各仕切板に形成されたロッキングバー6用の案内溝を示す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記した構成のレバータンブラー錠は、例えば特願2001−137841或いは特願2001−143272によって提案されたシリンダ筒内に収納された態様で扉に装着される。
【0015】
このとき、キーガイド12の先端部は、カップ状のシリンダ筒の底面に形成された開口を通して外部に露出する。
【0016】
ところで近年、キーガイド12の鍵孔4に金具を差込み、キーガイドをリテーナーから外すと共に、シリンダ筒の開口からこれを抜き去ることによる破錠がしばしば行われるようになった。
【0017】
キーガイド12を内筒から除去すれば、ロッキングバー6を抜出すことも不可能ではなく、ロッキングバー6を抜出せば外筒2に対する内筒5の相対回動を拘束しているものが無くなるので、合鍵無しでも内筒5を回動させることができ、すなわちレバータンブラー錠が破錠される。
【0018】
この発明の第一の目的は、キーガイドを除去してもロッキングバーを抜くことができないレバータンブラー錠を提供するにある。
【0019】
また、キーガイド12を除去すれば、バックアップピン8を抜くことは簡単であり、バックアップピンを抜くと、図2から明らかなように、各レバータンブラー11は、その付勢力により、ロッキングバー6から離間する方向に移動するから、外筒2に対する内筒5の相対回動を拘束しているロッキングバーの機能が失われ、合鍵無しでも内筒5を回動させることができ、すなわちレバータンブラー錠が破錠される。
【0020】
この発明の第二の目的は、キーガイドを除去してもバックアップピンを抜くことができないレバータンブラー錠を提供するにある。
【0021】
更にまた、キーガイド12を除去すれば、支軸22を抜くことは容易であり、支軸22を抜けば、レバータンブラー11はスロット7内で自由になるので、各レバータンブラー11をロッキングバー6と干渉しない位置に迄移動させることができ、このようにすると、外筒2に対する内筒5の相対回動を拘束しているロッキングバーの機能が失われ、合鍵無しでも内筒5を回動させることができ、すなわちレバータンブラー錠が破錠される。
【0022】
この発明の第三の目的は、キーガイドを除去しても支軸を抜くことができないレバータンブラー錠を提供するにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記本願の第一の目的を達成するための発明は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各スロットに、夫々全体の形状が略C字形で一端部を揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切欠を形成したレバータンブラーを挿設し、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、
上記ロッキングバーの外側縁又はカム溝の一方に切欠を形成し、他方にこの切欠と係合する係止部材を突設し、この切欠と係止部材とを係合させることにより、ロッキングバーの長さ方向の移動を拘束するようにしたことを特徴とする。
【0024】
また、前記この発明の第二の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各スロットに、夫々全体の形状が略C字形で一端部を揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切欠を形成したレバータンブラーを挿設し、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、
上記バックアップピンを各仕切板に開口させたバックアップピン挿通孔と摺動可能に嵌合させると共に、バックアップピンの内端にバックアップピン挿通孔より大径の係止部を形成したことを特徴とする。
【0025】
更にまた、この発明の前記第三の目的を達成するため、請求項3に記載の発明は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各スロットに、夫々全体の形状が略C字形で一端部を揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切欠を形成したレバータンブラーを挿設し、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、
上記レバータンブラーの一端部を軸支する支軸を各仕切板に開口させた支軸挿通孔と摺動可能に嵌合させると共に、支軸の内端に支軸挿通孔より大径の係止部を形成したことを特徴とする。
【0026】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図5乃至図7を参照して説明する。
図5において符号6は前記第一の目的を達成する発明におけるロッキングバーを示し、このロッキングバー6の形状、構造は従来のものとほぼ同じであるが、その外側縁の中央部に切欠26が形成されている点が異なっている。
【0027】
一方、上記切欠26に対応して、カム溝1側に係止部材27が突設され、この係止部材27は切欠26と係合している。
【0028】
図示の実施例では、図5及び図6に示すように、内側にカム溝1を形成し、外筒2に一体に形成された突条28の中央を横断して例えばフライスによりスリワリ29が形成され、このスリワリ29に細長い板状の係止部材27が圧入されている。
【0029】
上記のように構成されたレバータンブラー錠は、通常の使用により内筒5が回動するとき、ロッキングバー6は内筒の半径方向に移動するので、切欠26と係止部材27とは係合の度合いが変化するだけでレバーシリンダー錠としての機能には何の変化も無い。
【0030】
一方、不正な破錠の目的で前記したようにキーガイド12を除去し、露呈されたスロット7から覗くロッキングバー6をその長さ方向に引こうとしても、ロッキングバー6は切欠26を介して係止部材27に係止されているから、これを抜くことはできず、したがってロッキングバーを抜くことによる破錠を防止することができる。
【0031】
なお、図示の実施例ではロッキングバー6の側に切欠を、カム溝1側に係止部材を夫々設けることとしたが、これは、逆に、ロッキングバー側に係止部材を、カム溝側に係止部材と係合する切欠や穴を設けてもよいことは勿論である。
【0032】
なお、図5は請求項1に記載の一実施例によるレバータンブラー錠をも示している。
【0033】
すなわち、図5において符号8は請求項1に記載の発明によるレバータンブラー錠のバックアップピンをしめし、従来のものはその全長にわたって等径であるが、図5に示されたバックアップピンの内端には、バックアップピン孔24よりも大径の係止部31が一体に形成されている。
【0034】
なお、この係止部31の形状は、図示のように円筒形でなくてもよく、例えば太鼓形でもよい。
【0035】
この係止部31は、テールプラグ14に形成された係止部31よりやや大径の付番しない収納孔に挿入されている。
【0036】
なお、言うまでもないことであるが、請求項1に記載の発明においては、バックアップピン8は内筒の内端から挿入すべきである。
【0037】
上記のように構成された請求項1に記載の発明によるレバータンブラー錠においては、不正な破錠の目的で前記したようにキーガイド12を除去し、露呈されたスロット7から覗くバックアップピン8の先端を工具で摘んで引こうとしても、その内端の係止部31が一番奥の仕切板3のバックアップピン挿通孔24に引っ掛かり、これを抜くことができないので、バックアップピン8を抜くことによる破錠を防止することができる。
【0038】
なお、バックアップピン8の先端部に小径部32を形成しておくと、バックアップピン8の先端を工具で摘んで強く引くとこの小径部32で破断するので、以降バックアップピンを抜くための手掛かりが失われる。
【0039】
図7において符号22は請求項3に記載の発明によるレバータンブラー錠の支軸を示し、従来のものはその全長にわたって等径であるが、図7に示された支軸22の内端には、支軸挿通孔23(図4参照)よりも大径の係止部31が一体に形成されている。
【0040】
なお、この係止部31の形状は、図示のように円筒形でなくてもよく、例えば太鼓形でもよい。
【0041】
そして、この係止部31は、テールプラグ14に形成された係止部31よりやや大径の付番しない収納孔に挿入されている。
【0042】
なお、言うまでもないことであるが、請求項3に記載の発明においては、支軸22は内筒の内端から挿入すべきである。
【0043】
上記のように構成された請求項3に記載の発明によるレバータンブラー錠においては、不正な破錠の目的で前記したようにキーガイド12を除去し、露呈されたスロット7から覗く支軸22の先端を工具で摘んで引こうとしても、その内端の係止部31が一番奥のレバータンブラー11の支軸挿通孔に引っ掛かり、これを抜くことができないので、支軸22を抜くことによる破錠を防止することができる。
【0044】
なお、支軸22の先端部に小径部32を形成しておくと、支軸の先端を工具で摘んで強く引くとこの小径部32で破断するので、以降支軸を抜くための手掛かりが失われる。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の発明は、バックアップピンを各仕切板に開口させたバックアップピン挿通孔と摺動可能に嵌合させると共に、バックアップピンの内端にバックアップピン挿通孔より大径の係止部を形成したから、キーガイドを内筒から除去し、バックアップピンを抜くことによる破錠を防止することができる。
【0046】
また、請求項3に記載の発明は、レバータンブラーの一端部を軸支する支軸を各仕切板に開口させた支軸挿通孔と摺動可能に嵌合させると共に、支軸の内端に支軸挿通孔より大径の係止部を形成したから、キーガイドを内筒から除去し、支軸を抜くことにより破錠を防止することができる、という所期の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のレバータンブラー錠の一例を示す縦断面図で、図面を明瞭にするためロッキングバーの付勢ばねの図示を省略している。
【図2】 その横断面図。
【図3】 リテーナーの外観斜視図。
【図4】 仕切板の正面図。
【図5】 請求項1に記載の発明の一実施例によるレバータンブラー錠の縦断面図で、図面を明瞭にするためロッキングバーの付勢ばねの図示を省略している。
【図6】 請求項1に記載の発明の一実施例によるレバータンブラー錠の下面図。
【図7】 請求項3に記載の発明の一実施例によるレバータンブラー錠の縦断面図で、図面を明瞭にするためロッキングバーの付勢ばねの図示を省略している。
【符号の説明】
1 カム溝
2 外筒
3 仕切板
4 鍵孔
5 内筒
6 ロッキングバー
7 スロット
8 バックアップピン
9 解錠切欠
11 レバータンブラー
12 キーガイド
14 テールプラグ
22 支軸
23 支軸挿通孔
24 バックアップピン挿通孔
26 切欠
27 係止部材
29 スリワリ
31 係止部
32 小径部
Claims (4)
- 内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各スロットに、夫々全体の形状が略C字形で一端部を揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切欠を形成したレバータンブラーを挿設し、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、
上記バックアップピンを各仕切板に開口させたバックアップピン挿通孔と摺動可能に嵌合させると共に、バックアップピンの内端にバックアップピン挿通孔より大径の係止部を形成したことを特徴とするレバータンブラー錠。 - 上記バックアップピンの先端部に小径部を形成したことを特徴とする請求項1記載のレバータンブラー錠。
- 内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各スロットに、夫々全体の形状が略C字形で一端部を揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切欠を形成したレバータンブラーを挿設し、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、
上記レバータンブラーの一端部を軸支する支軸を各仕切板に開口させた支軸挿通孔と摺動可能に嵌合させると共に、支軸の内端に支軸挿通孔より大径の係止部を形成したことを特徴とするレバータンブラー錠。 - 上記支軸の先端部に小径部を形成したことを特徴とする請求項3記載のレバータンブラー錠。
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