JP2720832B2 - 入力文字可変型入力装置 - Google Patents

入力文字可変型入力装置

Info

Publication number
JP2720832B2
JP2720832B2 JP7154885A JP15488595A JP2720832B2 JP 2720832 B2 JP2720832 B2 JP 2720832B2 JP 7154885 A JP7154885 A JP 7154885A JP 15488595 A JP15488595 A JP 15488595A JP 2720832 B2 JP2720832 B2 JP 2720832B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
key
kana
input
characters
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7154885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH096513A (ja
Inventor
透 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP7154885A priority Critical patent/JP2720832B2/ja
Publication of JPH096513A publication Critical patent/JPH096513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2720832B2 publication Critical patent/JP2720832B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に対して
キーボードから文字を入力する文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キーボードを使用して情報処理装
置に対する文字入力、特に日本語のローマ字入力を行う
場合に、入力ミスを防ぎ、入力処理を効果的に行うため
の技術として、文字入力状態に応じてキーの強調表示を
行うローマ字入力装置が特開平5−88804号公報に
記載されている。
【0003】この公報に記載された「ローマ字入力装
置」は、ローマ字仮名漢字変換制御部により、ローマ字
を構成するアルファベットの組合せのルールに基づき、
次に操作されるべきキーに関し有効/無効キーを判定
し、タッチパネル表示制御部により表示装置上における
各キートップの通常表示/暗表示を行うものであり、子
音キー入力後にその子音に続きうる母音・修飾音キーの
みを強調表示するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に記載さ
れた「ローマ字入力装置」では、全英字キーが固定的に
配列されているキーボードにおいて、ローマ字入力字の
有効キーのみを強調表示するようにしたものであるが、
キーの強調表示により有効キーを示すだけであり、無効
キーの押下時の処理が考慮されていない。また、全英字
キーが配列されているためにはキー数の削除及びキーボ
ードの小型化についても考慮されていないという問題点
がる。
【0005】また、上記「ローマ字入力装置」は、全英
字キーが固定的に配列されているキーボードに関するも
のであるため、次に押下するキーが操作し易い所定の位
置に設定、表示するという点についても考慮されていな
い。更に、上記ローマ字入力装置では、英字を入力する
だけでありローマ字を日本語仮名文字に変換する機能は
上位プロセッサに任せてしまっている。
【0006】本発明の目的は、入力状態に応じて必要最
小限のキーのみをキーボード上に用意することで、キー
ボードのキー数の削減を可能とし、また文字入力時の入
力操作を容易化し、且つ入力ミスの低減を可能とした文
字入力装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、文字入力状態に応じ
入力可能文字に対応するキーのみが有効に機能すること
で入力ミスを軽減しうる文字入力装置を提供することに
ある。
【0008】本発明の他の目的は、ローマ字仮名変換後
の仮名を適宜操作性のよいキートップに所望の配列で表
示することにより仮名変換入力を簡易になしうる入力装
置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、仮名漢字変換後の漢
字を適宜操作性のよいキートップに所望の配列で表示す
ることにより漢字変換入力を簡易になしうる入力装置を
提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ローマ字、ローマ字
仮名漢字変換後の仮名文字又は漢字文字の文字コードを
出力する機能を有し、上位プロセッサの負担を軽減しう
る入力装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の入力文字可変型入力装置は、文字の形状を記
憶する文字形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字
コード記憶手段と、入力状態に応じて次に入力として有
効な文字をキートップに割り当てる文字割当手段と、前
記文字形状記憶手段を参照し各キーに割り当てられた文
字をキートップに表示するキー表示手段と、押されたキ
ーに割り当てられた文字を表示する表示手段と、押され
たキーに割り当てられた文字に対応する文字コードを出
力する出力手段とを備える。
【0012】また、本発明の入力文字可変型入力装置
は、英字及び仮名文字の形状を記憶する文字形状記憶手
段と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段と、ロ
ーマ字を構成するための有効な英字の組合せ及び英字の
組合せと仮名文字の対応を記憶するローマ字仮名情報記
憶手段と、前記ローマ字仮名情報記憶手段を参照し入力
状態に応じた次に有効な英字のキートップへの割当、及
び入力された英字の組合せが仮名文字に対応するとき候
補の仮名文字のキートップへの割当を行う文字割当手段
と、前記文字形状記憶手段を参照し各キーに割り当てら
れた英字及び仮名文字をキートップに表示する表示手段
と、押されたキーに割り当てられた文字を表示する文字
表示手段と、押されたキーに割り当てられた仮名文字に
対応する文字コードを出力する出力手段とを備える。
【0013】更に、本発明の入力文字可変型入力装置
は、英字、仮名文字及び漢字の形状を記憶する文字形状
記憶手段と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段
と、ローマ字を構成する有効な英字の組合せ、英字の組
合せと仮名文字の対応及び英字の組合せ又は仮名文字の
組合せと漢字の対応を記憶する英字仮名漢字情報記憶手
段と、前記英字仮名漢字情報記憶手段を参照し入力状態
に応じて次に有効な英字のキートップへの割当、入力さ
れた英字の組合せが仮名文字に対応するとき候補の仮名
文字のキートップへの割当、及び入力された仮名文字の
組合せが漢字に対応するとき候補の漢字のキートップへ
の割当を行う文字割当手段と、前記文字形状記憶手段を
参照することにより各キーに割り当てられた英字、仮名
文字及び漢字をキートップに表示するキー表示手段と、
押されたキーに割り当てられた文字を表示する表示手段
と、押されたキーに割り当てられた英字、仮名文字又は
漢字に対応する文字コードを出力する出力手段とを備え
る。
【0014】
【実施例】本発明ついて、以下に図面を用いて説明す
る。
【0015】(実施例1)図1は本発明の一実施例を示
す図である。
【0016】本実施例は、キーと、文字の形状情報を記
憶しており、読み出し可能な文字形状情報記憶部1と、
文字に相当する文字コードを記憶しており、読み出し可
能な文字コード情報記憶部2と、キー入力の操作状態に
応じて文字を構成するルールに則り次に入力される範囲
の有効な文字をキートップに割り当てる機能を有するキ
ー入力制御部3と、文字入力キーを所持しておりキー制
御部3からの割り当て情報に基づき、文字形状情報記憶
部1を参照することにより各キーに割り当てられた文字
をキートップに表示する機能を有する文字入力部4と、
押されたキーに割り当てられた文字に相当する文字コー
ドを外部に出力する機能を有する外部出力部5とで構成
されている。
【0017】次に本実施例の動作を説明する。
【0018】本実施例のキーボードは、各キー固有の入
力文字の固定表示のないものを使用できる。そして、そ
のキーのキートップには、例えば、表示文字が変えられ
る表示器を備え、その表示と非表示及び表示文字が制御
信号により可変制御できるように文字入力部4、キー入
力制御部3等を構成する。
【0019】キー入力制御部3は、文字入力状態を識別
し、その入力状態に応じて次に入力されるべき範囲の文
字である有効な文字を文字入力部4の各キーに割り当て
る機能を有する。即ち、キー入力の初期状態において
は、最初に操作される可能性のある全ての文字を所定の
文字配列でキートップに表示するように表示の制御を行
い。また、最初のキー操作後は次のキー入力文字に相当
する文字であって文字入力の規則に従った入力の可能性
のある文字のみを所望のキーに表示する。以下同様であ
り、通常は数回のキー入力操作により所望の入力操作が
終了し、初期状態に戻ることになる。例えば、通常のロ
ーマ字仮名変換入力の場合は最初の表示文字はQ、C、
更に変換方式によりV、L等を除いた文字表示を行い、
以後キー操作毎に限定された文字のみの表示が行われ
る。この場合、キー入力操作は1〜3回のアルファベッ
ト入力操作により1仮名入力が終了する。
【0020】文字入力部4では文字形状情報1を参照す
ることにより、キー入力制御部3から割り当られた有効
文字の形状に関する情報を取得し、その情報に基づき有
効文字を各キートップに表示する。一方、文字が割り当
てられなかったキーはそれまで表示していた文字があれ
ばそれを消去する。そして、何も表示されないキーは無
効キーとして扱い、文字入力部4は当該キーが押されて
も入力を無効とする。
【0021】キー入力制御部3は文字コード情報2を参
照することにより、押された有効キーに割り当てられた
文字に相当する文字コードを外部出力部5を通して上位
プロセッサに転送する。
【0022】本実施例によれば、文字をキーボードから
入力する際に、入力状態に応じた入力可能文字キーのみ
を使用者に表示し提供することが可能なので、必要最小
限の数のキーのみをキーボード上に用意するだけでよい
ために、文字入力時の入力ミスの軽減ができるととも
に、不要なキーを常時用意する必要がないので、キー数
を削減することができる。
【0023】(実施例2)本発明の第2の実施例をロー
マ字仮名変換入力の例について、以下、図面を用いて説
明する。図2はローマ時の入力状態の遷移を示す図であ
り、これによりキー入力状態の管理について最初に説明
する。
【0024】本実施例ではローマ字を構成するための有
効な英字を判断するために、ローマ字が二文字又は三文
字の英字の組合せにより構成されることから、ローマ字
の一文字目(例えばKAならばK、SYOならばS)が
入力されるのを待つ状態〔一文字目入力待ち状態〕と、
二つの英字又は三つの英字で構成されるローマ字の二文
字目(例えばKAならばA、SYOならばY)が入力さ
れるのを待つ状態〔二文字目入力待ち状態〕と、三つの
英字で構成されるローマ字の三文字目(例えばSYOな
らばO)が入力されるのを待つ状態〔三文字目入力待ち
状態〕の三つのキー入力状態を想定してローマ字の入力
状態を管理する。
【0025】2つの英字で構成されるローマ字の場合に
は、〔一文字目入力待ち状態〕から〔二文字目入力待ち
状態〕に遷移した後、再び〔一文字目入力待ち状態〕に
戻る。3つの英字で構成されるローマ字の場合には、
〔二文字目入力待ち状態〕において入力された英字がH
かYであればそのローマ字が三つの英字で構成されるも
のと判断して〔三文字目入力待ち状態〕に遷移する。そ
の逆に、〔二文字目入力待ち状態〕において入力された
英字がHかYでなければそのローマ字は二文字で構成さ
れるものと判断して〔一文字目入力待ち状態〕に遷移す
る。
【0026】ただし、〔一文字目入力待ち状態〕におい
て、入力された文字が一文字で終了する文字の例えば
〔ー〕であればそのまま〔一文字目入力待ち状態〕とし
て、次のローマ字の一文字目の入力を待つ。
【0027】図3は、以上のようなローマ字入力の入力
状態の管理に基づくと本実施例の構成を示すものであ
る。
【0028】本実施例は、英字及び仮名文字の形状情報
を記憶してあり、読み出し可能な文字形状情報記憶部1
1と、ローマ字を構成するための有効な英字の組合せを
記憶してあり、その読み出しが可能なローマ字構成情報
記憶部12と、ローマ字の組合せと仮名文字の対応を記
憶してあり、その読み出しが可能なローマ字仮名変換情
報記憶部13と、仮名文字に相当する文字コードとを記
憶してあり、読み出し可能な文字コード情報記憶部14
と、ローマ字構成情報記憶部12を参照することによ
り、入力状態に応じて次に有効な英文字をキートップに
割り当てる機能と、入力された英字の組合せが仮名文字
に相当する状態になったら、ローマ字仮名変換情報記憶
部13を参照することにより、候補の仮名文字をキート
ップに割り当てる機能を有するキー入力制御部15と、
文字入力キーを所持しており、文字形状情報記憶部11
を参照することにより各キーに割り当てられた英字及び
仮名文字をキートップに表示する機能を有する文字入力
部16と、押されたキーに割り当てられた英字及び仮名
文字を表示する機能を有する入力文字表示部17と、押
されたキーに割り当てられた仮名文字に相当する文字コ
ードを外部に出力する機能を有する外部出力部18とで
構成されている。
【0029】本実施例では以下の様な手順で日本国入力
の処理を実行する。
【0030】キー入力制御部15は前述したキー入力状
態(〔一文字目入力待ち状態〕、〔二文字目入力待ち状
態〕、〔三文字目入力待ち状態〕)を識別し、各状態に
応じてローマ字を構成するために有効な最小限の英字を
ローマ字構成情報記憶部12から検索して取得し、その
有効な英字を文字入力部16の各キーに割り当てる。
【0031】文字入力部16では文字形状情報記憶部1
1を参照することにより、キー入力制御部15から割り
当てられた英字の形状情報を取得し、それを各キートッ
プに表示する。一方、英字が割り当てられなかったキー
にはそれまで表示していた文字があればそれを消去し、
その何も表示されていないキーは無効キーとして扱い、
キーの押下時も入力されない。
【0032】そして、キー入力制御部15が何れかの有
効キーが押されたことを認識すると、押されたキーに割
り当てた英字を入力文字表示用表示部又は該表示部と別
の小型表示部等の入力文字表示部17に表示する。一
方、英字を割り当てていない無効キーが押されてもそれ
を無視する。
【0033】文字入力部16から入力された英字によっ
てローマ字が構成されたら、キー入力制御部15はその
候補となる仮名文字(ひらがな、カタカナ)をローマ字
仮名変換情報記憶部13から取得して文字入力部16の
適宜のキートップに割り当てる。たとえば〔TU〕と入
力されていたら〔つ〕〔ツ〕〔っ〕〔ッ〕を割り当て
る。
【0034】文字入力部16では文字形状情報記憶部1
1を参照して、キー入力制御部15から割り当てられた
仮名文字の形状情報を取得して、それを適宜の各キート
ップに表示する。一方、仮名文字が割り当てられなかっ
たキーにはそれまで表示していた文字があればそれを消
去し、何も表示されないキーは無効キーとして扱われ
る。
【0035】そして、キー入力制御部15は文字コード
情報記憶部14を参照することにより、押された有効キ
ーに割り当てられた仮名文字に相当する文字コードを外
部出力部18を通して上位プロセッサに転送する。
【0036】本実施例により、日本語をキーボードから
ローマ字入力する際に、入力状態に応じた入力可能文字
のみが使用者に提供することが可能なので必要最小限の
数のキーのみをキーボード上に用意するだけで良いため
に、文字入力字の入力ミスの軽減ができる。
【0037】また、ローマ字を仮名文字に変換する機能
も備えたことにより、簡易ワードプロセッサとして利用
できる。
【0038】(実施例3)本発明の第3の実施例を仮名
漢字変換入力の例について、以下、図面を用いて説明す
る。本実施例においても、キー入力状態の管理について
は図3のローマ字の入力状態の遷移の動作と同様であ
る。また、図4は本実施例の構成を示すものである。
【0039】本実施例は、英字、仮名文字、及び漢字の
形状情報を記憶しており、読み出し可能な文字形状情報
記憶部21と、ローマ字を構成するための有効な英字の
組合せを記憶しており、その読み出しが可能なローマ字
構成情報記憶部22と、ローマ字の組合せと仮名文字の
対応を記憶してあり、その読出しが可能なローマ字仮名
変換情報記憶部23と、仮名文字の組合せと漢字との対
応を記憶してあり、その読み出しが可能な仮名漢字変換
情報記憶部24と、仮名文字、及び漢字に相当する文字
コードとを記憶してあり、読み出し可能な文字コード情
報記憶部25と、ローマ字構成情報記憶部22を参照す
ることにより、入力状態に応じて次に有効な英文字をキ
ートップに割り当てる機能と、入力された英字の組合せ
が仮名文字に相当する状態になったら、ローマ字仮名変
換情報記憶部23を参照することにより、候補の仮名文
字をキートップに割り当てる機能と、入力された仮名文
字の組合せが漢字に相当する状態になったら、仮名漢字
変換情報記憶部24を参照することにより、候補の漢字
キートップに割り当てる機能を有するキー入力制御部2
6と、文字入力キーを所持しており、文字形状情報記憶
部21を参照することにより各キーに割り当てられた英
字、仮名文字、及び漢字をキートップに表示する機能を
有する文字入力部27と、押されたキーに割り当てられ
た英字、仮名文字、又は漢字を表示する機能を有する入
力文字表示部28と、押されたキーに割り当てられた仮
名文字、又は漢字に相当する文字コードを外部に出力す
る機能を有する外部出力部29とで構成されている。
【0040】図4の本実施例では以下の様な手順で日本
語入力の処理を実行する。
【0041】キー入力制御部26は前述したキー入力状
態〔一文字目入力待ち状態〕、〔二文字目入力待ち状
態〕、〔三文字目入力待ち状態〕を識別し、各状態に応
じてローマ字を構成するために有効な英字をローマ字構
成情報記憶部22から検索して取得し、その有効な英字
を文字入力部27の各キーに割り当てる。
【0042】文字入力部27では文字形状情報記憶部2
1を参照することにより、キー入力制御部26から割り
当てられた英字の形状を取得し、それを各キートップに
表示する。一方、英字が割り当てられなかったキーには
それまで表示していた文字があればそれを消去し、その
何も表示されていないキーは無効キーとして扱われる。
【0043】そして、キー入力制御部26が何れかの有
効キーが押されたことを認識すると、押されたキーに割
り当てた英字を入力文字表示部28に表示する。一方、
英字を割り当てていない無効キーが押されてもそれを無
視する。
【0044】文字入力部27から入力された英字によっ
てローマ字が構成されたら、キー入力制御部26はその
候補となる仮名文字(ひらがな、カタカナ)をローマ字
仮名変換情報23から取得して文字入力部27のキート
ップに割り当てる。たとえば〔TU〕と入力されていた
ら〔つ〕〔ツ〕〔っ〕〔ッ〕を割り当てる。
【0045】文字入力部27では文字形状情報記憶部2
を参照して、キー入力制御部26から割り当てられた仮
名文字の形状を取得して、それを各キートップに表示す
る。一方、仮名文字が割り当てられなかったキーにはそ
れまで表示していた文字があればそれを消去し、何も表
示されていないキーは無効キーとして扱われる。
【0046】更に、文字入力部27から入力されたロー
マ字によって漢字が構成されたら、キー入力制御部26
はその候補となる漢字情報を仮名漢字変換情報記憶部2
4から取得して文字入力部27のキートップに割り当て
る。たとえば〔き〕と入力されていたら〔木〕〔気〕
〔期〕〔記〕などを割り当てる。
【0047】文字入力部27では文字形状情報記憶部を
参照して、キー入力制御部26から割り当てられた漢字
の形状情報を取得して、それを各キートップに表示す
る。一方、漢字が割り当てられなかったキーにはそれま
で表示していた文字があればそれを消去し、その何も表
示されていないキーは無効キーとして扱われる。
【0048】そして、キー入力制御部26は文字コード
情報記憶部25を参照することにより、押された有効キ
ーに割り当てられた仮名文字又は漢字に相当する文字コ
ードを外部出力部29を通して上位プロセッサに転送す
る。
【0049】本実施例により、日本語をキーボードから
ローマ字入力する際に、入力状態に応じた入力可能文字
のみが使用者に提供することが可能なので必要最小限の
数のキーのみをキーボード上に用意するだけで良いため
に、文字入力時の入力ミスの軽減ができる。
【0050】また、ローマ字を仮名文字に、また、仮名
文字を漢字に変換する機能も備えたことにより、簡易ワ
ードプロセッサとしても利用できる。
【0051】以上の実施例においては、入力状態に応じ
て次に入力されるべき範囲の文字である有効な文字を文
字入力部の各キーに割り当てられ表示される機能を有す
る入力文字可変型の入力装置についてのみ説明したが、
このような入力装置機能を通常の入力装置の機能と併用
し両機能の切替が可能に構成することが、多様なキー入
力操作の自由度と操作性を高める上で有効である。この
場合、通常の入力機能のためのキートップ上の表示は前
記可変表示器を利用し必要最小限の固定文字の切替表示
として構成するか、キートップ等に別途文字の固定表示
を行うように構成することで実現できる。
【0052】また、キートップ上における表示配列は、
英字、仮名文字及び漢字について、入力状態に応じてそ
れぞれアルファベット順、五十音順及び偏、旁り順等に
より、操作性の良好な位置に適宜配列表示することがで
きるように、可変表示器の利用による特徴を生かして選
択可能に構成すると効果的である。
【0053】なお、以上説明した文字入力、及び表示以
外の入力及びキー表示、例えば、削減した英字を含めた
英字の一時入力等、及びキー数以上の変換漢字数の表示
等の表示文字のオーバーフロー等については、機能キー
又は制御キー等の他の共用キーの操作の併用により適
宜、表示又は切替表示を行い、確定して対応する文字コ
ードを出力するように構成すればよく、この種の構成は
入力機能に関する通常の手法に基づき容易に実現が可能
である。更に、キー操作における誤入力時のリセット処
理その他の通常の文字入力機能についても従来のキー入
力処理の手法が適用されることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明の入力文字可変型入力装置によれ
ば、文字入力状態ないし入力操作状態に応じた限定され
た文字のみキートップに表示されるため、必要最小限の
数のキーのみをキーボード上に用意することになり、ま
た、無表示のキーの入力は無効となることから、キーボ
ードのキー数の削減が図れると共に、文字入力時の入力
操作が容易となり、且つ入力ミスが低減でき文字入力の
簡易化が図れる。
【0055】また、本発明によれば、ローマ字仮名変換
後の仮名候補、及び仮名漢字変換後の漢字候補をも適宜
の位置のキートップに所望の配列で表示されることか
ら、仮名変換入力及び仮名漢字変換入力の操作性が高ま
り文字入力の簡易化が図れる。更に、ローマ字を仮名文
字ないし漢字文字に変換し当該文字コードを出力する機
能をも有することから、上位プロセッサの負担を軽減し
うるという点でも効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例の入力状態の管理を説明す
る入力状態の遷移を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1、11、21 文字形状情報記憶部 2、14、25 文字コード情報記憶部 3、15、26 キー入力制御部 4、16、27 文字入力部 5、18、29 外部出力部 12、22 ローマ字構成情報記憶部 13、23 ローマ字仮名変換情報記憶部 17、28 入力文字表示部 24 仮名漢字変換情報記憶部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字の形状を記憶する文字形状記憶手段
    と、文字コードを記憶する文字コード記憶手段と、入力
    状態に応じて次に入力として有効な文字をキートップに
    割り当てる文字割当手段と、前記文字形状記憶手段を参
    照し各キーに割り当てられた文字をキートップに表示す
    るキー表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字
    を表示する表示手段と、押されたキーに割り当てられた
    文字に対応する文字コードを出力する出力手段とを備え
    たことを特徴とする入力文字可変型入力装置。
  2. 【請求項2】 英字及び仮名文字の形状を記憶する文字
    形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字コード記憶
    手段と、ローマ字を構成するための有効な英字の組合せ
    及び英字の組合せと仮名文字の対応を記憶するローマ字
    仮名情報記憶手段と、前記ローマ字仮名情報記憶手段を
    参照し入力状態に応じた次に有効な英字のキートップへ
    の割当、及び入力された英字の組合せが仮名文字に対応
    するとき候補の仮名文字のキートップへの割当を行う文
    字割当手段と、前記文字形状記憶手段を参照し各キーに
    割り当てられた英字及び仮名文字をキートップに表示す
    る表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字を表
    示する文字表示手段と、押されたキーに割り当てられた
    仮名文字に対応する文字コードを出力する出力手段とを
    備えたことを特徴とする入力文字可変型入力装置。
  3. 【請求項3】 英字、仮名文字及び漢字の形状を記憶す
    る文字形状記憶手段と、文字コードを記憶する文字コー
    ド記憶手段と、ローマ字を構成する有効な英字の組合
    せ、英字の組合せと仮名文字の対応及び英字の組合せ又
    は仮名文字の組合せと漢字の対応を記憶する英字仮名漢
    字情報記憶手段と、前記英字仮名漢字情報記憶手段を参
    照し入力状態に応じて次に有効な英字のキートップへの
    割当、入力された英字の組合せが仮名文字に対応すると
    き候補の仮名文字のキートップへの割当、及び入力され
    た仮名文字の組合せが漢字に対応するとき候補の漢字の
    キートップへの割当を行う文字割当手段と、前記文字形
    状記憶手段を参照することにより各キーに割り当てられ
    た英字、仮名文字及び漢字をキートップに表示するキー
    表示手段と、押されたキーに割り当てられた文字を表示
    する表示手段と、押されたキーに割り当てられた英字、
    仮名文字又は漢字に対応する文字コードを出力する出力
    手段とを備えたことを特徴とする入力文字可変型入力装
    置。
JP7154885A 1995-06-21 1995-06-21 入力文字可変型入力装置 Expired - Fee Related JP2720832B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7154885A JP2720832B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 入力文字可変型入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7154885A JP2720832B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 入力文字可変型入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH096513A JPH096513A (ja) 1997-01-10
JP2720832B2 true JP2720832B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=15594090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7154885A Expired - Fee Related JP2720832B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 入力文字可変型入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2720832B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4266572B2 (ja) * 2002-06-03 2009-05-20 株式会社デンソー 中国漢字入力装置、中国漢字入力方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH096513A (ja) 1997-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5818437A (en) Reduced keyboard disambiguating computer
US5128672A (en) Dynamic predictive keyboard
US6885317B1 (en) Touch-typable devices based on ambiguous codes and methods to design such devices
KR100776275B1 (ko) 모호부호에 기초한 터치 방식 타자 장치
JPH08211987A (ja) 曖昧さの解決論理を備えたキーボード
JP2005535975A (ja) ソフトウェアキーボードを利用した文字入力方法
JPH1115584A (ja) キーボードによる文字入力方式および電子機器
JPH06214699A (ja) キーボード装置
KR100298547B1 (ko) 문자입력장치
KR100937971B1 (ko) 이동통신 단말기의 영문자 입력 시스템
JP4077959B2 (ja) 文字処理装置及びその方法、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
JP2720832B2 (ja) 入力文字可変型入力装置
EP1875620B1 (en) Hangeul input keypad and methods using the same
KR20080024571A (ko) 이동 통신 단말기의 아랍어 및 이란어 문자 입력 방법
RU2344564C2 (ru) Раскладки знаков, способы ввода и устройство ввода
JP2004310543A (ja) キャラクター入力装置、キャラクター入力方法、キャラクター入力プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPS5858634A (ja) マトリツクス方式によるテンキ−からの文字入力方式
JP3223652B2 (ja) 日本語入力手段を有する装置
JP2002073261A (ja) キーボードの入力方法及びキーボード
JPS5872234A (ja) キ−入力方式
JP2002323949A (ja) キーボードを用いた文書入力システムと該システムを備えた電子機器
JP2002297298A (ja) キーボードを用いた文書入力システムと該システムを備えた電子機器
JPH04138515A (ja) 文字コード変換装置
JPH05298284A (ja) 日本語入力装置
JPH07168822A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971021

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees