JP2719828B2 - ギアの鍛造金型装置 - Google Patents

ギアの鍛造金型装置

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JP2719828B2
JP2719828B2 JP1081193A JP8119389A JP2719828B2 JP 2719828 B2 JP2719828 B2 JP 2719828B2 JP 1081193 A JP1081193 A JP 1081193A JP 8119389 A JP8119389 A JP 8119389A JP 2719828 B2 JP2719828 B2 JP 2719828B2
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molding
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直樹 石田
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Yamanaka Engineering Co Ltd
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Yamanaka Engineering Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/28Making machine elements wheels; discs
    • B21K1/30Making machine elements wheels; discs with gear-teeth

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトランスミッション用ギアの鍛造金型装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来のトランスミッション用ギアの製造に於ては、ミ
ッションの抜けを防止するため、ドッグギアを逆テーパ
歯形に加工していた。そのため、ドッグギアとメーンギ
アは別々に鍛造、切削等を行った後、溶接等により一体
化していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のトランスミッション用ギアの製造に於ては、上
記の如く、ドッグギアとメーンギアを電子ビーム溶接等
にて一体化していたが、この場合、2つのギアの間に微
小隙間が生じることがあり、そのため、衝撃荷重に対し
て弱いという欠点があると共に、計量コンパクト化が困
難であるという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために放射状に複数本の成型ピン
を下型に配設し、該成型ピンは、先端部に逆テーパ成型
部を備え、径方向へ摺動自在であると共に、弾発部材に
て外径方向へ弾発付勢され、かつ、該成型ピンの基部に
傾斜面を設けると共に、該傾斜面に当接する傾斜状内周
面を有するパンチを上型に設け、上型降下時に、上記成
型ピンが内径方向へ移動するように構成される。
〔作用〕
上記のように構成されたギアの鍛造金型装置に被加工
物を設置し、上型を降下させれば、該上型に設けたパン
チの傾斜状内周面が、下型に配設されたピンの基部の傾
斜面を押圧するため、該ピンが内径方向へ移動して、被
加工物に加工を行うことができる。逆に上型を上昇させ
れば、弾発部材の弾発力によってピンは外径方向へ後退
する。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説する。
第1図は、本発明に係るギアの鍛造金型装置にて加工
した後のトランスミッション用ギアを示し、1はギア、
2は該ギア1の外周に形成されたトランスミッション用
の歯−メインギア−で、3は該ギア1の外径よりも小径
となしたボス部で、メインギアとボス部3の間には、ミ
ッションの抜け止め用としてのドッグギア、即ち、逆テ
ーパ形スプライン歯4…が形成されている。
また、本発明に係るトランスミッション用ギアの製造
工程を概説すると、ギアとして使用可能な鋼材をせん
断、据込み、押出し、打抜き等にて素材を成形した後、
焼なまし、潤滑処理を行ってから、屋根形傾面コイニン
グ、スプライン成形押出しを行うが、この状態に於て、
スプライン歯形は、第2図IIに示す如く、歯すじが平行
である。そして、この歯すじが平行なスプラインに、第
3図IIに示す如く、逆テーパをつけるために、本発明に
係る鍛造金型装置が使用される。
第4図は、本発明に係るギアの鍛造金型装置であり、
5はパンチ6を備えた上型であり、パンチ6は傾斜状内
周面7を有する。8は被加工物9を設置する下型であ
り、該被加工物9はダイ10及びダイインサート11にて位
置決めされる。また、該ダイ10には放射状に複数本の孔
部12…が穿設され、第5図に示す如く、該孔部12…に成
型ピン13…が摺動自在に嵌挿される。該成型ピン13の基
部14は、傾斜面22を備えると共に、径方向に距離T(第
9図参照)だけストロークするように、基台15上に載置
される。該基台15の外周縁部にはストッパーの役割をな
すリング16が設けてある。なお、基部14と基台15には連
通孔21を穿設し、該連通孔21にピン等を嵌挿することに
より、成型ピン13が内径へ移動した位置で(下記の弾発
部材18の弾発力に抗して)静止でき、組立を容易として
いる。17は防塵カバーである。また、ダイ10には、常
時、基部14を外径方向に弾発付勢する弾発部材18が埋設
されている。そして、上記ダイインサート11内には、取
出しピン19が嵌挿され、該取出しピン19は下型8の外側
から操作可能とする。
第6図及び第7図は成型ピン13の形状を示したもので
あり、同図に示す如く、先端部に逆テーパ成型部20が形
成されている。
上記のように構成した冷間用鍛造金型装置に、被加工
物9を設置する。この状態では、第8図に示す如く、成
型ピン13が、弾発部材18にて外径方向へ弾発付勢されて
いる。そして、第9図に示す如く、上型5を降下させる
と、パンチ6の傾斜状内周面7が、成型ピン13の基部14
の傾斜面22を当接して押圧する。それに伴い、該成型ピ
ン13が内径方向へ移動して、被加工物9に加工を行い、
逆テーパ形スプライン歯4が形成される。その後、上型
5を上昇させ、取出しピン19を押し上げると、被加工物
9が突き上げられて下型8より取出される。同時に成型
ピン13は第8図の状態へ後退する。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。
〔発明の効果〕
本発明は上述の構成により次のような著大な実用的効
果を奏する。
成型ピン13の基部14に、傾斜面22を設けると共に、上
型5のパンチ6に、該傾斜面22に当接する傾斜状内周面
7を設けたので、上型5を降下させると、逆テーパ成型
部20を備えた成型ピン13が内径方向へ移動して、ギアの
スプラインに、逆テーパをつけることができる。従っ
て、ドッグギアとメーンギアを一体化して加工できるた
め、大幅なコストダウンになると共に、大量生産が可能
となる。
また、上型5にかけられる荷重が、該上型5から、他
に部材を介さずに、直接成型ピン13へ伝達されるので、
力が有効に伝達されるため、精密な逆テーパ歯形を形成
できると共に、構成が簡単であるため耐久性に優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はギアの正面図、第2図と第3図はスプラインの
歯形を示す説明図、第4図は本発明の一実施例を示す断
面図、第5図は下型の平面図、第6図は成型ピンの平面
図、第7図は逆テーパ成型部の正面図、第8図と第9図
は使用状態を示す断面図である。 5……上型、6……パンチ、7……傾斜状内周面、8…
…下型、13……成型ピン、14……基部、18……弾発部
材、20……逆テーパ成型部、22……傾斜面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射状に複数本の成型ピン13を下型8に配
    設し、該成型ピン13は、先端部に逆テーパ成型部20を備
    え、径方向へ摺動自在であると共に、弾発部材18にて外
    径方向へ弾発付勢され、かつ、該成型ピン13の基部14に
    傾斜面22を設けると共に、該傾斜面22に当接する傾斜状
    内周面7を有するパンチ6を上型5に設け、上型降下時
    に、上記成型ピン13が内径方向へ移動するように構成し
    たことを特徴とするギアの鍛造金型装置。
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