JP2719213B2 - スーパーインポーズ信号処理回路 - Google Patents

スーパーインポーズ信号処理回路

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JP2719213B2 JP2020847A JP2084790A JP2719213B2 JP 2719213 B2 JP2719213 B2 JP 2719213B2 JP 2020847 A JP2020847 A JP 2020847A JP 2084790 A JP2084790 A JP 2084790A JP 2719213 B2 JP2719213 B2 JP 2719213B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録モード、再生モードのいずれにおいても
タイトル画などを挿入することができるスーパーインポ
ーズ信号処理回路に関する。
[従来の技術] 従来、システムコントローラから与えられるインポー
ズするための画像データをクロマ信号に変換して、画像
中に挿入することのできるスーパーインポーズ信号処理
回路がある。
第6図はスーパーインポーズ用のクロマ信号の生成を
説明するための原理図であり、第7図は従来のスーパー
インポーズ信号処理回路のブロック図である。
第6図、第7図を参照して、スーパーインポーズ用画
像生成部A(以下SIP生成部)は、マトリックス回路2
と色発生回路1とを有する集積回路であり、システムコ
ントローラから与えられるR,G,Bからなる3ビットの画
像データをマトリックス回路1において、直流レベルの
色差信号ER−EY,EB−EYに変換する。色発生回路2は3.5
8MHzの色副搬送波f1と、f1に対して位相が90゜ずれた色
副搬送波f2とを、色差信号ER−EY,EB−EYで振幅変調す
る。この振幅変調された信号(第6図中R−Y,B−Y)
を合成して、B−Yに対して位相がθ遅れたクロマ信号
(同図中C)を生成する。(以下、スーパーインポーズ
のクロマ信号をSIPクロマ信号と称する)。
すなわち、スーパーインポーズ用のSIPクロマ信号の
振幅、位相差は色差信号の大きさで変えることができ
る。
クロマ信号処理回路Bは、集積回路であり、3.58MHz
の記録用のクロマ信号を629KHzのクロマ信号に周波数変
換して、これをプリアンプ等を介して磁気記録媒体に記
録する。また、再生時には磁気記録媒体から送られてく
る再生低域クロマ信号を周波数変換して3.58MHzの搬送
色信号に戻し、Y/C混合回路へ供給し、画面表示させ
る。
SW−1、SW−3、SW−4は記録モードと再生モードと
を切換えるスイッチであり、記録モード時はREC側に倒
れ、再生モード時はPB側に倒れる。SW−5、SW−6は再
生モード時に導通するスイッチで、記録媒体等に予め記
録された再生低域クロマ信号を上記クロマ信号処理回路
B内で周波数変換した後に、上記SW−1のPB側に伝達す
る。SW−2はスーパーインポーズするためのスイッチ
で、スーパーインポーズ時にサブキャリアブランキング
信号(以下BLK)の入力タイミングでb側に倒れ、それ
以外のときはa側に倒れる。すなわち、SIP生成部Aに
より生成したSIPクロマ信号は搬送色信号とミックスさ
れ、その信号はY/C混合回路、および低域クロマ信号生
成部に与えられる。また、第7図において2つの入力端
に『REC』および『PB』と記載されているその他のスイ
ッチはいずれも、SW−1と同様に記録モードと再生モー
ドとを切換えるスイッチであり、記録モード時はREC側
に倒れ、再生モード時はPB側に倒れる。
すなわち、記録モード時においてスーパーインポーズ
するときは、予めSW−1、SW−3、SW−4などがREC側
に倒れ、記録クロマ信号がSW−1のREC側、SW−2のa
側、SW−3のREC側、3.58MHzのバンドパスフィルタ21
(以下、3.58MBPF)、SW−4のREC側、ACC回路22、メイ
ンコンバータ23、629KHzのローパスフィルタ24(以下62
9KLPF)、プリアンプの順に流れ、磁気記録媒体に記録
される。
再生モード時においてスーパーインポーズするとき
は、SW−1、SW−3、SW−4などがPB側に倒れ、SW−
5、SW−6がオンした状態となる。低域再生クロマ信号
は、629KLPF36、SW−4のPB側、ACC回路22、メインコン
バータ23、SW−5、SW−3のPB側、3.58MBPF21、SW−
6、SW−1のPB側、SW−2、Y/C混合回路の順に流れ
る。この状態下において、SIP生成部AはSIPクロマ信号
を生成し、この信号をSW−2のb側に供給する。SW−2
はBLKによってスイッチングし、SIPクロマ信号は再生信
号とミックスされ、Y/C混合回路へ供給される。
第8図(イ)および第8図(ロ)は、上記信号の流れ
に基づいて記録モード、再生モード、におけるスーパー
インポーズ信号処理回路の詳細を示す図である。第8図
(イ)を参照して、バーストゲート回路27はACC回路22
からのカラーバースト信号を検出する回路である。APC
検波回路28はバースト信号とVXO29の発振出力との位相
差を検出する回路である。VXO29はAPC検波回路28の位相
差検出出力に基づいて位相差をなくすように発振周波数
および位相をコントロールする電圧制御発振器である。
なお、位相シフト回路31、1/8分周回路32、VCO33、1/8
分周回路34、AFC検波回路35は、水平同期信号に基づい
て629KHzの低域色信号副搬送波を生成し、これをサーボ
回路で生成されたチャンネル切換用のヘッドスイッチン
グパルスでフェーズシフト処理させ(VHS方式はPS方
式、β方式はPi方式)、サブコンバータ26に供給する回
路である。サブキャリアコンバータ26は、629KHzの低域
色信号副搬送波と前述したVXO29から与えられる3.58MHz
のサブキャリアに基づいて4.21MHzの信号を生成する。
メインコンバータ23はサブコンバータ26から送られてく
る4.21MHzの信号に基づいてACC回路22から与えられる3.
58MHzの記録クロマ信号を周波数変換して、629KHzの低
域クロマ信号を生成し、これをプリアンプを介して磁気
記録媒体に与える。
次に、第8図(ロ)を参照して、第8図(イ)との相
違は再生モード時におけるSIP生成部Aに入力される色
副搬送波f1とf2は、フリーに発振するXO29からの3.58MH
zのキャリア信号から生成されており、バーストゲート
信号と位相が同期していない点である。
上記構成のスーパーインポーズ信号処理回路の動作を
説明する。
(1) まず記録モード時において、スーパーインポー
ズする場合には、BLKのタイミングによりSW−2がb側
に倒れ、SIP生成部Aから出力されたSIPカラー信号は記
録カラー信号にミックスされる。そのミックスカラー信
号はSW−2、SW−3、3.58MHz21、SW−4、ACC回路22の
順に供給される。そして、ACC回路22において、カラー
バースト信号のレベルを検知し、このレベルによってミ
ックスカラー信号のゲインをコントロールした後にメイ
ンコンバータ23に出力する。メインコンバータ23では、
サブコンバータ26から供給された4.21MHzの信号との周
波数差に基づいて3.58MHzのSIPクロマ信号を周波数変換
し629KHzの低域クロマ信号に変換する。
(2) また再生モード時において、スーパーインポー
ズする場合には、プリアンプを介して再生低域クロマ信
号は629KLPF、ACC回路22、メインコンバータ23、SW−
5、SW−3のPB側、BPF21、SW−6、SW−1のPB側、SW
−2のa側、Y/C混合回路の順に送られる。そして、SIP
生成部Aにより生成されたSIPクロマ信号は、SW−2がB
LKの入力タイミングによりb側に倒され再生クロマ信号
とミックスされ、Y/C混合回路に供給される。
[発明が解説しようとする課題] 以上のごとく、記録モード時においてSIP生成部Aに
より生成したタイトル画を記録することができ、また再
生モード時においても、タイトル画などを挿入して画面
表示することができる。
しかしながら、記録モードにおける色副搬送波f1,f2
と、再生モード時におけるf1,f2の生成の仕方が相違す
ることから、次の問題が生ずる。すなわち、記録モード
時には、バーストゲート回路27から出力されるカラーバ
ースト信号と、VXO29の発振出力とが位相同期されてい
るのに対し、再生モード時には、XO29はフリーに3.58MH
zで発振し、この発振出力がSIP生成部Aに供給されてい
るので、カラーバースト信号との同期がずれることにな
る。したがって、記録モード時においてスーパーインポ
ーズされた画像の色と、再生モード時においてスーパー
インポーズされた画像の色とが必ずしも一致しないので
ある。
この発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、記
録モード時においてスーパーインポーズした画像の色と
再生モード時においてスーパーインポーズした画像の色
とを一致させることを可能にするスーパーインポーズ信
号処理回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のスーパーインポーズ信号処理回路は、一定の
周波数の色副搬送波を生成する発振手段と、再生モード
時または記録モード時にそれぞれ再生用クロマ信号、記
録用クロマ信号からカラーバースト信号を検出するカラ
ーバースト信号検出手段と、このカラーバースト信号検
出手段からのカラーバースト信号と上記発振手段からの
色副搬送波との位相差を検出し、この位相差検出信号に
基づいて上記発振手段を制御し、カラーバースト信号と
上記発振手段からの発振出力とを所定の位相関係にロッ
クさせるための位相差検出手段と、上記発振手段からの
色副搬送波の位相をテレビジョン電波の伝送方式に対応
させた関係にシフトするための移相手段と、上記移相手
段からの色副搬送波を任意に作成されたスーパーインポ
ーズ用の画像データで振副変調を施し、スーパーインポ
ーズ用のクロマ信号を生成するスーパーインポーズ用ク
ロマ信号生成手段とを有するものである。
[発明の作用] 以上の構成の本発明であれば、記録モード、再生モー
ドのいずれかにおいても発振手段の発振周波数の位相を
カラーバースト信号の位相に同期させた色副搬送波を生
成することができる。したがって、出力モード再生モー
ドのいずれにおいてもカラーバースト信号に同期した2
つの色副搬送波を生成することができ、この2つの搬送
波によりシステムコントローラから与えられる画像デー
タを振幅変調することにより、再生・記録共に全く同じ
SIPクロマ信号を生成することができる。また、移相手
段により発振手段からの色副搬送波の位相をNTSC方式、
PAL方式などのそれぞれのテレビジョン電波送信方式に
応じた位相に自動的にシフトさせることにより、個別に
スーパーインポーズ信号処理回路を設ける必要がなくな
る。
[実施例] 以下、本発明のスーパーインポーズ信号処理回路を添
付図面を参照して詳細に説明する。第1図は、本発明の
一実施例を示すブロック図である。同図を参照して、ク
ロマ信号処理回路B、SIP生成部Aは従来例で説明した
ものと同様の構成である。
副搬送波処理部Cは集積回路であり、SW−1、SW−
2、SW−10、SW−11と、バーストゲートパルス発生回路
3、バーストゲート回路4、APC検波回路5、VXO6、バ
ーストID検波回路7、極性判別回路8、キラー検波回路
9、90゜移相器10、180゜移相器11を有する。なお、こ
れらの各部をディスクリートにしてもよい。またSIP生
成部Aを組込んでもよい。
上記SW−1は、再生モード時にはPB側に倒れる。記録
モード時には、REC側に倒れる。SW−2は、スーパーイ
ンポーズするときは、BLKの入力タイミングでb側に切
換えられ、SIPクロマ信号は記録または再生クロマ信号
とミックスし、クロマ信号処理回路BおよびY/C混合回
路へ送られる。上記極性判別回路8、バーストID検波回
路7、SW−10、90゜移相器10、180゜移相器11は色副搬
送波の位相をPAL、NTSC方式に対応させるための回路で
ある。
まずNTSC方式における記録モード時の副搬送波処理部
Cの動作を説明する。バーストゲートパルス発生回路3
は水平同期信号と同期したタイミングでバーストゲート
パルスを発生し、バーストゲート回路4に与える。バー
ストゲート回路4はこのゲートパルスの入力タイミング
で記録用クロマ信号に含まれているカラーバースト信号
を通過させ、APC検波回路5、バーストID検波回路7お
よびキラー検波回路9に与える。
APC検波回路5は平衡変調型の位相検波回路であり、
カラーバースト信号とVXO6の発振出力との位相を比較
し、両者の位相差を検出する。この位相差に対応した電
圧信号がVXO6に与えられる。VXO6はAPC検波回路5から
の電圧信号に応じて位相を変化させる。この様子を第2
図のNTSC方式における副搬送波f1,f2とバースト信号の
位相関係を示す図、および第3図のAPC検波出力特性図
に基づいて説明する。上記APC検波回路5は平衡変調型
であるからVXO6の出力の発振出力に対し、カラーバース
ト信号の位相が90゜進みのとき出力が0となり、カラー
バースト信号の位相が90゜より進んだときは正電位を得
る。この正電位をVXO6に与えてVXO6の出力の位相を進ま
せ、APC検波回路5の出力が0になるように自動制御す
る。また、カラーバースト信号が90゜より遅れた場合に
は負電圧を得る。この負電圧をVXO6に与えVXO6の出力の
位相を遅らせ、出力が0になるように自動制御する。す
なわち、カラーバースト信号はVXO6の発振出力に対し、
90゜進みの位相関係で完全にロック状態になる。上記VX
O6の発振出力f2はバーストID検波回路7、90゜移相器1
0、180゜移相器11、SW−10のa側に与えられる。
前述のカラーバーストゲート4からカラーバースト信
号を与えられたバーストID検波回路7は、このカラーバ
ースト信号とサブキャリアf2とを位相比較する。色副搬
送波f2は前記ループ回路(VXO6、APC回路5)により位
相ロックされているので、出力は零になる(但しNTSC方
式の場合である)。極性判別回路8はバーストID検波回
路7の出力零に応じてSW−10をa側に倒し、カラーバー
スト信号に対して90゜進みのf2をそのままSIP生成部A
の色発生回路1に与える。また、色発生回路1には、90
゜移相器10により位相が進められた色副搬送波f1が送ら
れており、f1とf2をそれぞれ色差信号ER−EY,EB−EY
振幅変調を施した後、振幅変調信号を合成してSIPクロ
マ信号を生成し、これをSW−2に出力する。SW−2はBL
Kの入力タイミングでオンし、記録カラー信号とミック
スし、クロマ信号処理回路BおよびY/C混合回路に与え
る。
次に、再生モード時には、SW−1はPB側に倒される。
再生クロマ信号は従来例と同様にクロマ信号処理回路B
内で3.58MHzの搬送色信号に変換された後、SW−1のPB
側に送られ、SW−1のPB側バーストゲート回路4、およ
びSW−2に与えられる。搬送色信号はさらにSW−2でSI
Pクロマ信号とミックスされ、Y/C混合回路に与えられ
る。上記バーストゲート回路4に与えられたクロマ信号
は、前記記録時と全く同じ経路に流れ、APC検波回路
5、VXO6による位相同期ループで、カラーバースト信号
と位相ロックした色副搬送波f1,f2を生成することがで
きる。この同期した色副搬送波f1,f2をスーパーインポ
ーズ用の色差信号で振幅変調することにより、記録モー
ドと全く同じSIPクロマ信号を生成することができる。
これにより、記録モードと再生モードで全く同じ色でタ
イトル画を画面表示することができるのである。
次に第4図を参照して、PAL方式の場合を説明する。P
ALとNTSC方式の相違はカラーバースト信号が色副搬送波
f2に対して45゜,135゜ずれた位相関係にある点である。
すなわちPAL方式ではB−Y信号(U信号)はNTSCと同
じように送られるが、R−Y信号(V信号)はラインご
とに搬送波の位相が切換えられる。したがって色復調は
1H遅延線を用い、U信号は前へのラインとの和をとり、
またV信号については前のラインとの差をとる。したが
ってこのPAL方式に適合させるためには、色副搬送波f2
をf1に対して±90゜ずれた位相関係にする必要がある。
180゜移相器11はVXO6の出力f2を180゜進めてサブキャリ
アf1に対して90゜位相の進んだもう一方のサブキャリア
f2′を作り出している。そして、カラーバースト信号の
位相の反転に応じての切換えは、SW−10の切換えによっ
て行なわれる。すなわち、PALの場合にはバーストID検
波回路7はカラーバースト信号とVXO6からのサブキャリ
アf2(90゜進み)との位相を比較し、前述の第3図に示
したAPC検波回路5の出力と同様の信号を出力する。こ
の場合においてPAL方式はカラーバースト信号の位相がV
XO6の出力信号に対して45゜,135゜と反転するため、
(第3図中△参照)バーストID回路7の出力は負から正
に反転する。この検波出力に応じて極性判別回路8は入
力信号が負であればSW−10をa側に、正の場合はb側に
倒すように制御する。これにより90゜進んだサブキャリ
アf2と、270゜進んだサブキャリアf2′とを切換えるこ
とができ、PAL方式に対応したスーパーインポーズ信号
を生成することができる。
次いで、カラーキラー回路9はバーストゲート回路4
から与えられるカラーバースト信号と90゜移相器10から
与えられるサブキャリアf1(バースト信号と同位相)と
の位相比較を行なう。このカラーキラー回路9も平衡変
調型の位相比較回路でありこのカラーキラー回路9の検
波出力特性は第5図に示すようになる。すなわち、カラ
ー信号が入力されている場合には検波出力は負となり、
SW−11をオンにする信号を出力する。もし、白黒信号が
来た場合にはカラーバースト信号の位相は全くランダム
になり、検波出力は零となる。この検波出力零によりSW
−11をオフにする。これによりSIPクロマ信号がカット
される。以上のようにして、白黒信号やノイズ信号が入
力されたとき、スパーインポーズ信号をカットする。
[発明の効果] 本発明は、上述したような構成としているので、記録
モード時、再生モード時のいずれにおいても、発振手段
からの発振出力の位相とカラーバースト信号の位相とを
所定の位相関係でロックさせ、カラーバースト信号に位
相ロックした色副搬送波を生成することができる。従っ
て、この色副搬送波を任意に作成されたスーパーインポ
ーズ用の画像データで振幅変調を施すことにより、記録
モード時、再生モード時のいずれにおいても、全く同じ
スーパーインポーズ用のクロマ信号を生成することが可
能となる。
また、移相手段により、発振手段からの色副搬送波の
位相を、例えばNTSC方式、PAL方式などのそれぞれテレ
ビジョン電波送信方式に応じた位相に自動的にシフトさ
せることにより、それぞれの方式に応じた個別のスーパ
ーインポーズ信号処理回路を設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスーパーインポーズ信号処理回路を示
すブロック図、第2図はNTSC方式におけるカラーバース
ト信号と副搬送波の位相関係を示す図、第3図はAPC検
波回路の検波出力特性、第4図はPAL方式におけるカラ
ーバースト信号と副搬送波の位相関係を示す図、第5図
はキラー検波回路の検波出力特性、第6図はスーパーイ
ンポーズ用のクロマ信号の生成を説明するための原理
図、第7図および第8図は従来例を示すブロック図であ
る。 図において、AはSIP生成部、Bはクロマ信号生成部、
Cは副搬送波処理部、4はバーストゲート回路、5はAP
C検波回路、6はVXO、7はバーストID検波回路、8は極
性判別回路、9はキラー検波回路、10は90゜移相器、11
は180゜移相器である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の周波数の色副搬送波を生成する発振
    手段と、 再生モード時または記録モード時にそれぞれ再生用クロ
    マ信号、記録用クロマ信号からカラーバースト信号を検
    出するカラーバースト信号検出手段と、 このカラーバースト信号検出手段からのカラーバースト
    信号と上記発振手段からの色副搬送波との位相差を検出
    し、この位相差検出信号に基づいて上記発振手段を制御
    し、カラーバースト信号と上記発振手段からの発振出力
    とを所定の位相関係にロックさせるための位相差検出手
    段と、 上記発振手段からの色副搬送波の位相をテレビジョン電
    波の伝送方式に対応させた関係にシフトするための移相
    手段と、 上記移相手段からの色副搬送波を任意に作成されたスー
    パーインポーズ用の画像データで振副変調を施し、スー
    パーインポーズ用のクロマ信号を生成するスーパーイン
    ポーズ用クロマ信号生成手段とを有することを特徴とす
    るスーパーインポーズ信号処理回路。
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