JP2718749B2 - 耐熱性ポリアミドフィルム - Google Patents
耐熱性ポリアミドフィルムInfo
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- JP2718749B2 JP2718749B2 JP1070125A JP7012589A JP2718749B2 JP 2718749 B2 JP2718749 B2 JP 2718749B2 JP 1070125 A JP1070125 A JP 1070125A JP 7012589 A JP7012589 A JP 7012589A JP 2718749 B2 JP2718749 B2 JP 2718749B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2377/00—Characterised by the use of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Derivatives of such polymers
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 <産業上の利用分野> 本発明は、耐熱性ポリアミドフィルムに関する。更に
具体的には、本発明は、熱変形開始温度が高く、高温で
も変形せずにフィルムとしての形状、性質を保持し得る
二軸延伸ポリアミドフィルムに関する。
具体的には、本発明は、熱変形開始温度が高く、高温で
も変形せずにフィルムとしての形状、性質を保持し得る
二軸延伸ポリアミドフィルムに関する。
<従来の技術> ポリアミドフィルムは、優れた強靭性、耐熱性、耐寒
性、透明性、印刷適性、耐薬品性等から、包装用基材フ
ィルムとして広く利用されている。この包装用基材フィ
ルムとしての利用の中では、耐熱性が高く、寸法安定性
の優れた素材に対する要望が近年高まってきている。例
えば、食品包装の分野では、殺菌方法が年々高度化し、
レトルト、ハイレトルト食品に見られるように、包装袋
に食品を充填した後に、より高温で長時間の殺菌処理を
する傾向にあり、基材フィルムは、より高温でも収縮あ
るいは膨張などの変形をしないことが要求されている。
性、透明性、印刷適性、耐薬品性等から、包装用基材フ
ィルムとして広く利用されている。この包装用基材フィ
ルムとしての利用の中では、耐熱性が高く、寸法安定性
の優れた素材に対する要望が近年高まってきている。例
えば、食品包装の分野では、殺菌方法が年々高度化し、
レトルト、ハイレトルト食品に見られるように、包装袋
に食品を充填した後に、より高温で長時間の殺菌処理を
する傾向にあり、基材フィルムは、より高温でも収縮あ
るいは膨張などの変形をしないことが要求されている。
一般的にプラスチックの耐熱性としては、短期的な熱
変形温度で表わされるものと長期的耐熱性(UL温度イン
デックス)とがあるが、前記用途の食品包装の殺菌など
では、短期的な熱変形温度が問題となる。
変形温度で表わされるものと長期的耐熱性(UL温度イン
デックス)とがあるが、前記用途の食品包装の殺菌など
では、短期的な熱変形温度が問題となる。
この熱変形温度とは、一定荷重下の材料を徐々に昇温
していって、材料が変形を開始する温度を耐熱性の指標
とする方法であって、標準的な評価方法としては、ASTM
D648あるいはASTM D1637をあげることができる。これ
ら二つの方法のうち、フィルムの熱変形温度としては、
伸長荷重を材料にかけるASTM D1637の方が適している
〔本発明者らは、市場の厳しい要求に対処するため、AS
TM D1637の方法を若干修正して、±1%の変形を生じた
時の温度(ASTM D1637では±2%)を熱変形開始温度と
して耐熱性評価の指標としている(詳細後記)〕。
していって、材料が変形を開始する温度を耐熱性の指標
とする方法であって、標準的な評価方法としては、ASTM
D648あるいはASTM D1637をあげることができる。これ
ら二つの方法のうち、フィルムの熱変形温度としては、
伸長荷重を材料にかけるASTM D1637の方が適している
〔本発明者らは、市場の厳しい要求に対処するため、AS
TM D1637の方法を若干修正して、±1%の変形を生じた
時の温度(ASTM D1637では±2%)を熱変形開始温度と
して耐熱性評価の指標としている(詳細後記)〕。
プラスチックの耐熱性を向上させる一般的な手段とし
ては、(i)無機フィラー、ガラス繊維、カーボン繊維
などを結晶性ポリマーに充填する、(ii)銅イオンをポ
リアミドに添加する(熱安定化に有効)、(iii)耐熱
性の高いポリマーをブレンドすること、(iv)ポリマー
主鎖に耐熱性官能基を導入する、等が知られている。し
かしながら、(i)では透明性がよくて表面が滑らかな
耐熱性フィルムを得ることはできない。(ii)は長期的
耐熱性の向上には有効であるが、短期的な熱変形温度に
はあまり効果がない。本発明者らは、(iii)耐熱性の
高いポリマーをブレンドする方法ないし(iv)ポリマー
主鎖に耐熱性官能基を導入する手段等が、高耐熱性でし
かも廉価な包装基材として提供し得るポリアミドフィル
ムを与えるものとして有効であると考えている。
ては、(i)無機フィラー、ガラス繊維、カーボン繊維
などを結晶性ポリマーに充填する、(ii)銅イオンをポ
リアミドに添加する(熱安定化に有効)、(iii)耐熱
性の高いポリマーをブレンドすること、(iv)ポリマー
主鎖に耐熱性官能基を導入する、等が知られている。し
かしながら、(i)では透明性がよくて表面が滑らかな
耐熱性フィルムを得ることはできない。(ii)は長期的
耐熱性の向上には有効であるが、短期的な熱変形温度に
はあまり効果がない。本発明者らは、(iii)耐熱性の
高いポリマーをブレンドする方法ないし(iv)ポリマー
主鎖に耐熱性官能基を導入する手段等が、高耐熱性でし
かも廉価な包装基材として提供し得るポリアミドフィル
ムを与えるものとして有効であると考えている。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明の目的とするところは、廉価で耐熱性の高い包
装用基材フィルムを得ることであるが、耐熱性の高いポ
リマーは同時に結晶性が高く、二軸延伸をしにくいとい
うのが定説である。事実、溶融樹脂を急冷して得られる
シートは白濁していてシート中に微結晶が生じており、
これらが延伸中に破断の起点となるので、連続的に安定
して二軸延伸フィルムを得ることはできない。廉価で耐
熱性の高いフィルムを得るためには、コストパフォーマ
ンス(耐熱性/価格)のよいポリマーを選択することが
重要であるが、同時に二軸延伸を行なって高速度で連続
的にフィルムを生産する方法をとることが重要である。
装用基材フィルムを得ることであるが、耐熱性の高いポ
リマーは同時に結晶性が高く、二軸延伸をしにくいとい
うのが定説である。事実、溶融樹脂を急冷して得られる
シートは白濁していてシート中に微結晶が生じており、
これらが延伸中に破断の起点となるので、連続的に安定
して二軸延伸フィルムを得ることはできない。廉価で耐
熱性の高いフィルムを得るためには、コストパフォーマ
ンス(耐熱性/価格)のよいポリマーを選択することが
重要であるが、同時に二軸延伸を行なって高速度で連続
的にフィルムを生産する方法をとることが重要である。
<問題を解決するための手段> 本発明者らは、二軸延伸可能で特に熱変形開始温度の
高い耐熱性ポリアミドフィルムを開発するために、種々
のポリアミドについて検討を重ねた結果、この目的にか
なうポリアミドフィルムを見出すに到った。
高い耐熱性ポリアミドフィルムを開発するために、種々
のポリアミドについて検討を重ねた結果、この目的にか
なうポリアミドフィルムを見出すに到った。
すなわち、本発明による耐熱性ポリアミドフィルム
は、ジアミノブタンとアジピン酸とからなるポリアミド
(A)と、芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジアミンとをポ
リアミド形成成分の少なくとも80重量%とするポリアミ
ドからなる半芳香族ポリアミド(B)とを、(A):
(B)=99.9:0.1〜30:70の重量比で混合してなるポリ
アミド組成物を溶融させてシート状に押出し、急冷した
後、2.0×2.0倍以上に二軸延伸し、205℃以上の温度で
熱固定して得られ、熱変形開始温度が130℃以上である
こと、を特徴とするものである。
は、ジアミノブタンとアジピン酸とからなるポリアミド
(A)と、芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジアミンとをポ
リアミド形成成分の少なくとも80重量%とするポリアミ
ドからなる半芳香族ポリアミド(B)とを、(A):
(B)=99.9:0.1〜30:70の重量比で混合してなるポリ
アミド組成物を溶融させてシート状に押出し、急冷した
後、2.0×2.0倍以上に二軸延伸し、205℃以上の温度で
熱固定して得られ、熱変形開始温度が130℃以上である
こと、を特徴とするものである。
<発明の効果> 本発明によれば耐熱性の高い、高結晶性ポリアミド
(ポリアミド(A))を用いながら、溶融から急冷した
段階のシート状物では実質的に無定形のものを得て、こ
のことによって二軸延伸を可能とし、次に二軸延伸によ
る配向結晶化をきっかけとして熱固定の段階でポリアミ
ド樹脂が本来持っている高結晶性を発現させて、高い耐
熱性を実現している。しかも、二軸延伸により連続生産
可能であり、高速で薄物フィルムを生産するために生産
コストの低い廉価な耐熱性ポリアミドフィルムを得るこ
とができる。
(ポリアミド(A))を用いながら、溶融から急冷した
段階のシート状物では実質的に無定形のものを得て、こ
のことによって二軸延伸を可能とし、次に二軸延伸によ
る配向結晶化をきっかけとして熱固定の段階でポリアミ
ド樹脂が本来持っている高結晶性を発現させて、高い耐
熱性を実現している。しかも、二軸延伸により連続生産
可能であり、高速で薄物フィルムを生産するために生産
コストの低い廉価な耐熱性ポリアミドフィルムを得るこ
とができる。
本発明による耐熱性ポリアミドフィルムは、熱変形開
始温度が130℃以上であって、通常のポリアミドフィル
ムに比べて高い。
始温度が130℃以上であって、通常のポリアミドフィル
ムに比べて高い。
本発明による耐熱性ポリアミドフィルムは、ポリアミ
ド(A)と半芳香族ポリアミド(B)とからなるポリア
ミド組成物を、特定の方法で製膜して得られるものであ
る。
ド(A)と半芳香族ポリアミド(B)とからなるポリア
ミド組成物を、特定の方法で製膜して得られるものであ
る。
<ポリアミド(A)> 本発明の耐熱性ポリアミドフィルムを構成するポリア
ミド(A)は、ジアミノブタンとアジピン酸の重縮合に
より得られるポリアミド、すなわちナイロン46、であ
る。
ミド(A)は、ジアミノブタンとアジピン酸の重縮合に
より得られるポリアミド、すなわちナイロン46、であ
る。
このポリアミドは、アミド基(−NHCO−)間のメチレ
ン基(−CH2−)が4個ずつ規則正しく配列した構造を
持つ。この対称性の良い構造と高いアミド基濃度とか
ら、ポリアミド(A)はそれ自身が高い結晶化度と高い
融点を持つ。
ン基(−CH2−)が4個ずつ規則正しく配列した構造を
持つ。この対称性の良い構造と高いアミド基濃度とか
ら、ポリアミド(A)はそれ自身が高い結晶化度と高い
融点を持つ。
<ポリアミド(B)> 本発明の耐熱性ポリアミドフィルムを構成する半芳香
族ポリアミド(B)は、脂肪族ジアミンと芳香族ジカル
ボン酸とをポリアミド形成成分の80〜100重量%とする
ポリアミドである。これ以外の、ポリアミド形成成分の
0〜20重量%をなす副次的ポリアミド形成成分は、ラク
タムおよび(または)脂肪族ジアミンと脂肪族ジカルボ
ン酸、である。このラクタム等を含む場合は、半芳香族
ポリアミド(B)はコポリアミドである。
族ポリアミド(B)は、脂肪族ジアミンと芳香族ジカル
ボン酸とをポリアミド形成成分の80〜100重量%とする
ポリアミドである。これ以外の、ポリアミド形成成分の
0〜20重量%をなす副次的ポリアミド形成成分は、ラク
タムおよび(または)脂肪族ジアミンと脂肪族ジカルボ
ン酸、である。このラクタム等を含む場合は、半芳香族
ポリアミド(B)はコポリアミドである。
これらのいずれの場合であっても、脂肪族ジアミンと
しては、炭素数2〜12程度の直鎖脂肪族ジアミン、たと
えばエチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメ
チレンジアミン等、ならびにその低級アルキル化(たと
えばメチル化、エチル化)、ハロゲン化等の誘導体、が
用いられる。重縮合に際しては、その1種ないし2種を
用いることができる。
しては、炭素数2〜12程度の直鎖脂肪族ジアミン、たと
えばエチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメ
チレンジアミン等、ならびにその低級アルキル化(たと
えばメチル化、エチル化)、ハロゲン化等の誘導体、が
用いられる。重縮合に際しては、その1種ないし2種を
用いることができる。
芳香族ジカルボン酸としては、芳香環がベンゼン環な
いしナフタレン環あるいはその低級アルキル化(たとえ
ばメチル化、エチル化)、ハロゲン化等の誘導体である
もの、好ましくはイソフタル酸および(または)テレフ
タル酸、を用いるこができる。
いしナフタレン環あるいはその低級アルキル化(たとえ
ばメチル化、エチル化)、ハロゲン化等の誘導体である
もの、好ましくはイソフタル酸および(または)テレフ
タル酸、を用いるこができる。
ラクタムとしては、開環重合可能な分子内アミド、特
に炭素数4〜12のもの、好ましくはカプロラクタム、ラ
ウリルラクタム等、を用いることができる。
に炭素数4〜12のもの、好ましくはカプロラクタム、ラ
ウリルラクタム等、を用いることができる。
脂肪族ジカルボン酸としては、炭素数4〜12程度のω
−ジカルボン酸、たとえばコハク酸、グルタン酸、アジ
ピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、並びにその低級アルキル化(たとえばメチル
化、エチル化)、ハロゲン化等の誘導体、を用いること
ができる。重縮合に際しては、その1種ないし2種以上
を用いることができる。
−ジカルボン酸、たとえばコハク酸、グルタン酸、アジ
ピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、並びにその低級アルキル化(たとえばメチル
化、エチル化)、ハロゲン化等の誘導体、を用いること
ができる。重縮合に際しては、その1種ないし2種以上
を用いることができる。
副次的ポリアミド形成成分として使用する脂肪族ジア
ミン及び脂肪族ジカルボン酸、あるいはラクタムとして
は、その種類に特に限定はないが、ポリアミド(A)と
の親和性からいえば、脂肪族ジアミンとしてはテトラメ
チレンジアミンまたはヘキサメチレンジアミンが、脂肪
族ジカルボン酸としてはアジピン酸が、ラクタムとして
は、ε−カプロラクタムがより適している。
ミン及び脂肪族ジカルボン酸、あるいはラクタムとして
は、その種類に特に限定はないが、ポリアミド(A)と
の親和性からいえば、脂肪族ジアミンとしてはテトラメ
チレンジアミンまたはヘキサメチレンジアミンが、脂肪
族ジカルボン酸としてはアジピン酸が、ラクタムとして
は、ε−カプロラクタムがより適している。
<ポリアミド組成物> 本発明で製膜に付すのは、結晶性の高いポリアミド
(A)と実質的に結晶性を示さない半芳香族ポリアミド
(B)とを混合してなるポリアミド組成物である。混合
の重量比は、(A):(B)=99.9:0.1〜30:70であ
る。ポリアミド(A)がこの範囲よりも多いと、(A)
により生ずる微結晶が破断の起点となるので、二軸延伸
はできない。一方、ポリアミド(A)がこの範囲より少
ないと、二軸延伸は可能であるが、熱固定後のフィルム
は結晶成分が少ないので高い耐熱性を示さない。
(A)と実質的に結晶性を示さない半芳香族ポリアミド
(B)とを混合してなるポリアミド組成物である。混合
の重量比は、(A):(B)=99.9:0.1〜30:70であ
る。ポリアミド(A)がこの範囲よりも多いと、(A)
により生ずる微結晶が破断の起点となるので、二軸延伸
はできない。一方、ポリアミド(A)がこの範囲より少
ないと、二軸延伸は可能であるが、熱固定後のフィルム
は結晶成分が少ないので高い耐熱性を示さない。
ここでポリアミド(A)とポリアミド(B)の重量比
の限界は、ポリアミド(B)の形成成分の割合によって
異なってくる。ポリアミド(B)の脂肪族ジアミンと芳
香族ジカルボン酸とからなるポリアミド形成成分を最大
としたとき、すなわち100重量%としたときは、
(A)、(B)の重量比の限界は(A):(B)=99.
9:0.1となる。
の限界は、ポリアミド(B)の形成成分の割合によって
異なってくる。ポリアミド(B)の脂肪族ジアミンと芳
香族ジカルボン酸とからなるポリアミド形成成分を最大
としたとき、すなわち100重量%としたときは、
(A)、(B)の重量比の限界は(A):(B)=99.
9:0.1となる。
ポリアミド(B)の脂肪族ジアミンと芳香族ジカルボ
ン酸とからなるポリアミド形成成分が80重量%であると
きの(A)、(B)の重量比の限界は、(A):(B)
=30:70である。
ン酸とからなるポリアミド形成成分が80重量%であると
きの(A)、(B)の重量比の限界は、(A):(B)
=30:70である。
本発明でポリアミド(A)とポリアミド(B)を「混
合してなるポリアミド組成物」ということは、熱可塑性
樹脂に慣用されているところに従って、合目的的な各種
の添加剤を混合してもよいことを意味するものである。
従って、ポリアミド(A)および(B)の混合物には、
さらに、押出しを安定させるための外部潤滑剤、フィル
ム表面粗さを調整するためのフィラー等の一般的な添加
剤を追加してもよい。このような組成物の形成は、製膜
(詳細後記)の際の混練時に行なってもよいことはいう
までもない。
合してなるポリアミド組成物」ということは、熱可塑性
樹脂に慣用されているところに従って、合目的的な各種
の添加剤を混合してもよいことを意味するものである。
従って、ポリアミド(A)および(B)の混合物には、
さらに、押出しを安定させるための外部潤滑剤、フィル
ム表面粗さを調整するためのフィラー等の一般的な添加
剤を追加してもよい。このような組成物の形成は、製膜
(詳細後記)の際の混練時に行なってもよいことはいう
までもない。
<製 膜> 上記のようなポリアミド組成物は、押出機により溶
融、混練後、T−ダイ等によりシート状に押出され、冷
却水を通したキャスティングロール上にて急冷される。
融、混練後、T−ダイ等によりシート状に押出され、冷
却水を通したキャスティングロール上にて急冷される。
この過程は一般的な結晶性樹脂のシーティングと同様
であり、樹脂の加熱温度は融点以上、分解温度以下であ
る。キャスティングロールの温度は、樹脂のガラス転移
温度Tg以下とし、雰囲気中の水分がロール表面に結露し
ないように、露点温度以上とすることがふつうである。
また、キャスティングロール上方の、シートがロール面
に最初に接触する密着線の近傍には、線状の電極を設
け、電極とロールとの間に直流電圧を印加して、静電気
のクーロン力により、シートのロール面への密着力を向
上させて、急冷効果を高めることができ、また好ましい
ことでもある。
であり、樹脂の加熱温度は融点以上、分解温度以下であ
る。キャスティングロールの温度は、樹脂のガラス転移
温度Tg以下とし、雰囲気中の水分がロール表面に結露し
ないように、露点温度以上とすることがふつうである。
また、キャスティングロール上方の、シートがロール面
に最初に接触する密着線の近傍には、線状の電極を設
け、電極とロールとの間に直流電圧を印加して、静電気
のクーロン力により、シートのロール面への密着力を向
上させて、急冷効果を高めることができ、また好ましい
ことでもある。
急冷後得られる実質的に無定形で配向していないポリ
アミドのシートは、タテ方向×ヨコ方向2.0×2.0倍以上
に二軸延伸する。各方向が2.0倍未満では、十分な配向
がポリアミドシートにかからず、後段の熱固定で温度条
件等を変更しても、耐熱性の高いポリアミドフィルムは
得られない。すなわち、熱変形開始温度130℃以上の耐
熱ポリアミドフィルムを得るためには、前記(A)およ
び(B)のポリアミドの組合せおよび配合割合に加え
て、タテ方向×ヨコ方向2.0×2.0倍以上の延伸が必須で
ある。
アミドのシートは、タテ方向×ヨコ方向2.0×2.0倍以上
に二軸延伸する。各方向が2.0倍未満では、十分な配向
がポリアミドシートにかからず、後段の熱固定で温度条
件等を変更しても、耐熱性の高いポリアミドフィルムは
得られない。すなわち、熱変形開始温度130℃以上の耐
熱ポリアミドフィルムを得るためには、前記(A)およ
び(B)のポリアミドの組合せおよび配合割合に加え
て、タテ方向×ヨコ方向2.0×2.0倍以上の延伸が必須で
ある。
二軸延伸の方法としては、テンター法同時二軸延伸、
テンター法逐次二軸延伸およびチューブラー法同時二軸
延伸、その他のいずれかが採用できる。延伸温度は、前
記(A)+(B)のポリアミド混合物のガラス転移温度
Tg以上でなるべく低い温度であるのがよいが、Tg近くで
はシートの弾性により高い張力がかかるので、延伸加工
設備への負担を軽くするためには、実際にはTg+(5〜
100℃)とすることが好ましい。
テンター法逐次二軸延伸およびチューブラー法同時二軸
延伸、その他のいずれかが採用できる。延伸温度は、前
記(A)+(B)のポリアミド混合物のガラス転移温度
Tg以上でなるべく低い温度であるのがよいが、Tg近くで
はシートの弾性により高い張力がかかるので、延伸加工
設備への負担を軽くするためには、実際にはTg+(5〜
100℃)とすることが好ましい。
二軸延伸後は、205℃以上で熱固定を行なう。熱固定
とは、延伸倍率を保持し、張力をかけたままで熱を加え
ることによって、フィルム中に微結晶が成長するのを助
け、張力開放後も延伸フィルムがそのままの形状を維持
するようにとられる方法であって、結晶性樹脂の延伸に
際しては一般的な方法である。ポリアミド(A)および
(B)の組合せでは、この熱処理温度を205℃以上とす
る。この温度未満の熱処理では、耐熱性の高いポリアミ
ドフィルムは得られない。すなわち、熱変形開始温度13
0℃以上の耐熱性ポリアミドフィルムを得るためには、
前記(A)および(B)のポリアミドの組合せ、および
配合割合並びに特定の延伸倍率に加えて、205℃以上の
温度の熱処理が必要である。
とは、延伸倍率を保持し、張力をかけたままで熱を加え
ることによって、フィルム中に微結晶が成長するのを助
け、張力開放後も延伸フィルムがそのままの形状を維持
するようにとられる方法であって、結晶性樹脂の延伸に
際しては一般的な方法である。ポリアミド(A)および
(B)の組合せでは、この熱処理温度を205℃以上とす
る。この温度未満の熱処理では、耐熱性の高いポリアミ
ドフィルムは得られない。すなわち、熱変形開始温度13
0℃以上の耐熱性ポリアミドフィルムを得るためには、
前記(A)および(B)のポリアミドの組合せ、および
配合割合並びに特定の延伸倍率に加えて、205℃以上の
温度の熱処理が必要である。
熱処理温度の上限は、ポリアミド(A)+(B)の融
点以下でなるべく高い温度であるのがよいが、実際には
融点以下であっても部分的な溶融は始まっているので、
熱処理温度の上限はTm−(5〜30℃)とすることがふつ
うである。
点以下でなるべく高い温度であるのがよいが、実際には
融点以下であっても部分的な溶融は始まっているので、
熱処理温度の上限はTm−(5〜30℃)とすることがふつ
うである。
<本発明によるポリアミドフィルム> 本発明によるポリアミドフィルムは、耐熱性の高いフ
ィルムであって、その熱変形開始温度は130℃以上であ
る。
ィルムであって、その熱変形開始温度は130℃以上であ
る。
本発明での熱変形開始温度とは、ASTM D1637−61に基
づき、オイルバス中でフィルムに伸長荷重をかけて徐々
に昇温して±1%の変形を生じた時の温度を熱変形開始
温度としている。ASTM D1637では±2%としているが、
本発明者らは±1%としてより厳しく変形量をチェック
し、耐熱性の指標としていることは前記したところであ
る。その他のサンプル形状、昇温速度などはすべてASTM
D1637と同じである。
づき、オイルバス中でフィルムに伸長荷重をかけて徐々
に昇温して±1%の変形を生じた時の温度を熱変形開始
温度としている。ASTM D1637では±2%としているが、
本発明者らは±1%としてより厳しく変形量をチェック
し、耐熱性の指標としていることは前記したところであ
る。その他のサンプル形状、昇温速度などはすべてASTM
D1637と同じである。
本発明のフィルムは、後記実施例に示したように、市
販のポリアミドフィルムに見られない耐熱性を有してい
る。このため本発明のフィルムは、包装材料のみなら
ず、高速回転する電気機器の絶縁材料や磁気テープ、ビ
デオテープ、フレキシブルプリント配線基板、電線被覆
材、過膜等に好適に使用することができ、有用なもの
である。
販のポリアミドフィルムに見られない耐熱性を有してい
る。このため本発明のフィルムは、包装材料のみなら
ず、高速回転する電気機器の絶縁材料や磁気テープ、ビ
デオテープ、フレキシブルプリント配線基板、電線被覆
材、過膜等に好適に使用することができ、有用なもの
である。
<実験例> 実施例1 ナイロン46樹脂(蘭、DSM社製「TS400」)80重量%、
に半芳香族ナイロン樹脂(三菱化成社製「X−21」)20
重量%と、これらに対し0.05重量%のメチレンビスアマ
イドをV型タンブラーにより混合した後、バレル温度28
0、295および305℃とした40mm押出機、ダイス温度305℃
としたT−ダイによりシート状に押出し、25℃の冷却水
を流したキャストロールに急冷しながら巻き取った。こ
のとき溶融樹脂がキャストロールに接する位置(密着
線)の上方10mmの位置に0.1mmφのタングステンワイヤ
ーを張り、ロールとワイヤーの間にワイヤー側を負とし
て12Kvの電圧を印加して静電気クーロン力により密着さ
せた。
に半芳香族ナイロン樹脂(三菱化成社製「X−21」)20
重量%と、これらに対し0.05重量%のメチレンビスアマ
イドをV型タンブラーにより混合した後、バレル温度28
0、295および305℃とした40mm押出機、ダイス温度305℃
としたT−ダイによりシート状に押出し、25℃の冷却水
を流したキャストロールに急冷しながら巻き取った。こ
のとき溶融樹脂がキャストロールに接する位置(密着
線)の上方10mmの位置に0.1mmφのタングステンワイヤ
ーを張り、ロールとワイヤーの間にワイヤー側を負とし
て12Kvの電圧を印加して静電気クーロン力により密着さ
せた。
キャスティングロールから引きはがしたシートは、透
明で厚みが約100μであった。
明で厚みが約100μであった。
この実質上無延伸のシートを、テンター法により150
℃でタテ(MD)、ヨコ(TD)とも2.5×2.5倍に延伸し、
270℃において20秒間熱固定を行なってから巻き取っ
て、厚さ15μのフィルムを得た。
℃でタテ(MD)、ヨコ(TD)とも2.5×2.5倍に延伸し、
270℃において20秒間熱固定を行なってから巻き取っ
て、厚さ15μのフィルムを得た。
このフィルムの熱水収縮率、およびオイルバス中で測
定した熱変形開始温度は、表1に示す通りであった。
定した熱変形開始温度は、表1に示す通りであった。
なお、使用した半芳香族ナイロン樹脂は、ヘキサメチ
レンジアミンと、イソフタル酸(IP酸)およびテレフタ
ル酸(TP酸)(IP酸:TP酸が重量比で2:1)とからなる共
重合ポリアミド成分90重量%と、ヘキサメチレンジアミ
ンとアジピン酸とからなる共重合ポリアミド成分10重量
%、とを含む半芳香族ポリアミドである。
レンジアミンと、イソフタル酸(IP酸)およびテレフタ
ル酸(TP酸)(IP酸:TP酸が重量比で2:1)とからなる共
重合ポリアミド成分90重量%と、ヘキサメチレンジアミ
ンとアジピン酸とからなる共重合ポリアミド成分10重量
%、とを含む半芳香族ポリアミドである。
実施例2 ナイロン46樹脂を90重量%、前記半芳香族ナイロン樹
脂を10重量%として混合する以外はすべて実施例1と同
様にしてフィルムを得た。このフィルムの熱水収縮率お
よび熱変形開始温度は、表1に示す通りであった。
脂を10重量%として混合する以外はすべて実施例1と同
様にしてフィルムを得た。このフィルムの熱水収縮率お
よび熱変形開始温度は、表1に示す通りであった。
実施例3 ナイロン46樹脂を95重量%、前記半芳香族ナイロン樹
脂を5重量%として混合する以外はすべて実施例1と同
様にしてフィルムを得た。このフィルムの熱水収縮率お
よび熱変形開始温度は、表1に示す通りであった。
脂を5重量%として混合する以外はすべて実施例1と同
様にしてフィルムを得た。このフィルムの熱水収縮率お
よび熱変形開始温度は、表1に示す通りであった。
比較例1 ナイロン46樹脂を100重量%とする以外はすべて実施
例1と同様にして二軸延伸を行なった。
例1と同様にして二軸延伸を行なった。
比較例2 ナイロン46樹脂を20重量%、前記半芳香族ナイロン樹
脂を80重量%とする以外はすべて実施例1と同様にして
フィルムを得た。
脂を80重量%とする以外はすべて実施例1と同様にして
フィルムを得た。
実施例4 延伸倍率を2.0×2.0倍とする以外はすべて実施例1と
同様にしてフィルムを得た。
同様にしてフィルムを得た。
実施例5 延伸倍率を3.0×3.0倍とする以外はすべて実施例1と
同様にしてフィルムを得た。
同様にしてフィルムを得た。
実施例6 延伸倍率を2.0×2.0倍とし、熱固定温度を230℃とす
る以外はすべて実施例1と同様にしてフィルムを得た。
る以外はすべて実施例1と同様にしてフィルムを得た。
比較例3 延伸倍率を2.0×2.0倍とし、熱固定温度を180℃とす
る以外はすべて実施例1と同様にしてフィルムを得た。
る以外はすべて実施例1と同様にしてフィルムを得た。
比較例4 延伸倍率を3.5×3.5倍とする以外はすべて実施例1と
同様にして2軸延伸を行なった。
同様にして2軸延伸を行なった。
比較例5 ナイロン6樹脂(三菱化成社製「ノバミッド1022CM
K」)をバレル温度190、220および240℃とした40mm押出
機、ダイス温度を240℃としたT−ダイによりシート状
に押出し、25℃の冷却水を流したキャストロール上に急
冷しながら巻き取った。そして、実施例1と同様に静電
気クーロン力によりフィルムをキャストロールに密着さ
せた。キャスティングロールから引きはがしたシート
は、透明で厚みが約150μであった。この実質上無延伸
のシートを、テンター法により70℃でタテ、ヨコとも3.
2×3.2倍に延伸し、195℃において20秒間熱固定を行な
ってから、巻き取って、厚さ15μのフィルムを得た。
K」)をバレル温度190、220および240℃とした40mm押出
機、ダイス温度を240℃としたT−ダイによりシート状
に押出し、25℃の冷却水を流したキャストロール上に急
冷しながら巻き取った。そして、実施例1と同様に静電
気クーロン力によりフィルムをキャストロールに密着さ
せた。キャスティングロールから引きはがしたシート
は、透明で厚みが約150μであった。この実質上無延伸
のシートを、テンター法により70℃でタテ、ヨコとも3.
2×3.2倍に延伸し、195℃において20秒間熱固定を行な
ってから、巻き取って、厚さ15μのフィルムを得た。
比較例1および比較例4においてはシートの破断がひ
どく、二軸延伸ができなかった。これ以外の例では二軸
延伸フィルムが得られ、フィルムの熱水収縮率と熱変形
開始温度を測定した。これらは、結果を表1に示す通り
であった。
どく、二軸延伸ができなかった。これ以外の例では二軸
延伸フィルムが得られ、フィルムの熱水収縮率と熱変形
開始温度を測定した。これらは、結果を表1に示す通り
であった。
上記の実施例の結果を比較例の結果と比較すれば、本
発明によるポリアミドフィルムは、市販のポリアミドフ
ィルムに見られない高い耐熱性を有していることが明ら
かである。
発明によるポリアミドフィルムは、市販のポリアミドフ
ィルムに見られない高い耐熱性を有していることが明ら
かである。
図面は、熱変形開始温度を求める際に採取データを基に
描いた熱変形曲線のグラフである。
描いた熱変形曲線のグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】ジアミノブタンとアジピン酸とからなるポ
リアミド(A)と、芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジアミ
ンとをポリアミド形成成分の少なくとも80重量%とする
ポリアミドからなる半芳香族ポリアミド(B)とを、
(A):(B)=99.9:0.1〜30:70の重量比で混合して
なるポリアミド組成物を溶融させてシート状に押出し、
急冷した後、2.0×2.0倍以上に二軸延伸し、205℃以上
の温度で熱固定して得られ、熱変形開始温度が130℃以
上であることを特徴とする、耐熱性ポリアミドフィル
ム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070125A JP2718749B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 耐熱性ポリアミドフィルム |
EP19900105385 EP0388942A3 (en) | 1989-03-22 | 1990-03-21 | Heat resistant polyamide film |
US07/758,511 US5143983A (en) | 1989-03-22 | 1991-09-06 | Heat resistant polyamide film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070125A JP2718749B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 耐熱性ポリアミドフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02248433A JPH02248433A (ja) | 1990-10-04 |
JP2718749B2 true JP2718749B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13422516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1070125A Expired - Lifetime JP2718749B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 耐熱性ポリアミドフィルム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5143983A (ja) |
EP (1) | EP0388942A3 (ja) |
JP (1) | JP2718749B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2616711B2 (ja) * | 1994-09-14 | 1997-06-04 | 東レ株式会社 | 磁気記録媒体 |
JPH09300456A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Toray Ind Inc | ポリアミドシートおよびその製造方法 |
JP2000006341A (ja) * | 1998-06-19 | 2000-01-11 | Toyobo Co Ltd | ガスバリア性積層フィルム |
NL1013215C2 (nl) | 1999-10-05 | 2001-04-06 | Dsm Nv | Copolyamide op basis van tetramethyleentereftaalamide en hexamethyleentereftaalamide. |
JP4605861B2 (ja) | 2000-07-06 | 2011-01-05 | コニンクリーケ デーエスエム ナムローゼ フェンノートシャップ | 熱可塑性樹脂組成物 |
CA2386717A1 (en) * | 2001-05-21 | 2002-11-21 | Kuraray Co., Ltd. | Polyamide composition |
JP4619767B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-01-26 | 積水化成品工業株式会社 | 熱成形品の製造方法 |
WO2009060480A1 (en) * | 2007-11-06 | 2009-05-14 | Agriplast S.R.L. | Covering film for use in agriculture with heat insulation effect and pesticide barrier effect, with one or more polyamide layers, and corresponding production method |
FR2933414B1 (fr) * | 2008-07-07 | 2010-08-13 | Arkema France | Polyamide, composition comprenant un tel polyamide et leurs utilisations |
RU2528728C2 (ru) * | 2009-01-16 | 2014-09-20 | ДСМ АйПи АССЕТС Б.В. | Прозрачные пленки |
EP2431419A1 (en) * | 2011-06-21 | 2012-03-21 | DSM IP Assets B.V. | Anti-yellowing polyamide composition |
KR101659115B1 (ko) | 2012-12-27 | 2016-09-22 | 제일모직주식회사 | 열전사 필름 및 이를 사용하여 제조된 유기전계발광소자 |
CN108878745A (zh) * | 2017-05-12 | 2018-11-23 | 住友化学株式会社 | 非水电解液二次电池间隔件用多孔层及非水电解液二次电池用层叠间隔件 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2716710A1 (de) * | 1976-04-19 | 1977-11-03 | Toyo Boseki | Verfahren zur herstellung von biaxial gereckten folien aus polyamidgemischen |
JPS536355A (en) * | 1976-07-07 | 1978-01-20 | Toray Ind Inc | Polyamide films |
JPS60220731A (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-05 | Unitika Ltd | ポリアミドフィルムおよびその製造方法 |
NL8602729A (nl) * | 1986-10-30 | 1988-05-16 | Stamicarbon | Copolyamide en een werkwijze voor de bereiding ervan. |
JPH01131275A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-24 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリアミド組成物 |
DE3823803A1 (de) * | 1988-07-14 | 1990-01-18 | Basf Ag | Thermoplastische formmassen auf der basis von polyamidmischungen |
JP2001332978A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-30 | Sony Corp | データストリーム変換装置とその方法、可変長符号化データストリーム生成装置とその方法、および、カメラシステム |
-
1989
- 1989-03-22 JP JP1070125A patent/JP2718749B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-03-21 EP EP19900105385 patent/EP0388942A3/en not_active Ceased
-
1991
- 1991-09-06 US US07/758,511 patent/US5143983A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02248433A (ja) | 1990-10-04 |
EP0388942A2 (en) | 1990-09-26 |
EP0388942A3 (en) | 1990-12-05 |
US5143983A (en) | 1992-09-01 |
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