JP2717660B2 - 樹脂押出成形品の端末加工方法 - Google Patents
樹脂押出成形品の端末加工方法Info
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- JP2717660B2 JP2717660B2 JP63025385A JP2538588A JP2717660B2 JP 2717660 B2 JP2717660 B2 JP 2717660B2 JP 63025385 A JP63025385 A JP 63025385A JP 2538588 A JP2538588 A JP 2538588A JP 2717660 B2 JP2717660 B2 JP 2717660B2
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- Japan
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- resin extruded
- solid resin
- extruded product
- molded part
- injection molded
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は自動車のサイドプロテクシヨンモール等の中
実樹脂押出成形品の端末に射出成形部材を接合するに当
たつて、中実樹脂押出成形品の端末を裁断加工する方法
に関するものである。
実樹脂押出成形品の端末に射出成形部材を接合するに当
たつて、中実樹脂押出成形品の端末を裁断加工する方法
に関するものである。
［従来の技術］ 従来、エンドキヤツプ等を設けることの出来ない中実
樹脂押出成形品の端末に射出成形部分を接合するに当た
つて、中実樹脂押出成形品の端末部分を長手方向に垂直
な一つの平面を持つよう裁断し、その端面に射出成形部
分の端面を突き合わせ、両者を接合しており、射出成形
部分は中実樹脂押出成形品の長手方向に対して厚く且つ
長手方向及び幅方向に形状の変化を生じている。
樹脂押出成形品の端末に射出成形部分を接合するに当た
つて、中実樹脂押出成形品の端末部分を長手方向に垂直
な一つの平面を持つよう裁断し、その端面に射出成形部
分の端面を突き合わせ、両者を接合しており、射出成形
部分は中実樹脂押出成形品の長手方向に対して厚く且つ
長手方向及び幅方向に形状の変化を生じている。
［発明が解決しようとする課題］ 以上のように射出成形部分は、中実樹脂押出成形品の
長手方向に対して厚く且つ長手方向及び幅方向の形状を
変化している。即ち成形冷却時の冷却速度が位置によつ
て異なり、表面にヒケ，ウエルド，フローマークが発生
し易く、外観が悪く、しかも概して冷却速度が遅く、冷
却に長時間を要すると言う問題点があるほか、中実射出
成形部分は押出成形品に比べ、剛性が低く、長手方向に
垂直な面の突き合わせ接合であるため、接合強度も低い
と言う問題点がある。
長手方向に対して厚く且つ長手方向及び幅方向の形状を
変化している。即ち成形冷却時の冷却速度が位置によつ
て異なり、表面にヒケ，ウエルド，フローマークが発生
し易く、外観が悪く、しかも概して冷却速度が遅く、冷
却に長時間を要すると言う問題点があるほか、中実射出
成形部分は押出成形品に比べ、剛性が低く、長手方向に
垂直な面の突き合わせ接合であるため、接合強度も低い
と言う問題点がある。
［課題を解決するための手段］ 図面を参考にして説明する。以上の問題点を解決する
ための本発明に係る中実樹脂押出成形品の端末加工方法
は、中実樹脂押出成形品の端末に射出成形部分を接合す
るに当たつて前記中実樹脂押出成形品の端末を裁断加工
する方法において、 接合した射出成形部分２の表面側の外形に沿つて、ほ
ぼ均一の厚さの射出成形部分２を形成するように、射出
成形部分２と中実樹脂押出成形品１の端末とが長手方向
に垂直な方向に複数の段部を構成して接合される如く、
射出成形部分２の厚さ分Ｔだけ小さくした形状及び寸法
1aに中実樹脂押出成形品１の端末を裁断加工することよ
りなるものである。
ための本発明に係る中実樹脂押出成形品の端末加工方法
は、中実樹脂押出成形品の端末に射出成形部分を接合す
るに当たつて前記中実樹脂押出成形品の端末を裁断加工
する方法において、 接合した射出成形部分２の表面側の外形に沿つて、ほ
ぼ均一の厚さの射出成形部分２を形成するように、射出
成形部分２と中実樹脂押出成形品１の端末とが長手方向
に垂直な方向に複数の段部を構成して接合される如く、
射出成形部分２の厚さ分Ｔだけ小さくした形状及び寸法
1aに中実樹脂押出成形品１の端末を裁断加工することよ
りなるものである。
［作用］ 射出成形部分２の外形に沿つて、ほぼ均一の厚さ且つ
薄肉の射出成形部分が形成されるため、成形冷却時の冷
却速度が全体にわたつて均一であり、且つ冷却速度が速
く、表面にヒケ，ウエルド，フローマーク等が発生し難
くなり、外観が向上すると共にサイクルタイムが大幅に
削減される。
薄肉の射出成形部分が形成されるため、成形冷却時の冷
却速度が全体にわたつて均一であり、且つ冷却速度が速
く、表面にヒケ，ウエルド，フローマーク等が発生し難
くなり、外観が向上すると共にサイクルタイムが大幅に
削減される。
［実施例］ 図面を参考にして本発明の実施例を説明する。１は中
実樹脂押出成形品、２はその中実樹脂押出成形品１の末
端に接合した射出成形部分であつて、中実樹脂押出成形
品１の末端はそれに接合する射出成形部分２の表面側の
外形に沿つて、ほぼ均一の厚さの射出成形部分２を形成
するように、射出成形部分２と中実樹脂押出成形品１の
端末とが長手方向に垂直な方向に複数の段部を構成して
接合される如く、射出成形部分２の厚さ分Ｔだけ小さく
した形状及び寸法1aに裁断加工してある。
実樹脂押出成形品、２はその中実樹脂押出成形品１の末
端に接合した射出成形部分であつて、中実樹脂押出成形
品１の末端はそれに接合する射出成形部分２の表面側の
外形に沿つて、ほぼ均一の厚さの射出成形部分２を形成
するように、射出成形部分２と中実樹脂押出成形品１の
端末とが長手方向に垂直な方向に複数の段部を構成して
接合される如く、射出成形部分２の厚さ分Ｔだけ小さく
した形状及び寸法1aに裁断加工してある。
このように中実樹脂押出成形品１の端末を裁断加工し
たのち、射出成形部分２を射出成形し、接合することに
より、ほぼ均一の厚さの射出成形部分２を形成すること
ができる。
たのち、射出成形部分２を射出成形し、接合することに
より、ほぼ均一の厚さの射出成形部分２を形成すること
ができる。
したがつて、本発明の実施による射出成形部分２はそ
の外形に沿つて、ほぼ均一の厚さで且つ薄肉となり、成
形冷却時の冷却速度が全体に亙つて均一であり、かつ冷
却速度が大であり、表面にヒケ，ウエルド，フローマー
ク等が発生し難くなり、外観が向上すると共に、冷却時
間すなわちサイクルタイムが大幅に削減される。そのう
え、射出成形部分２と中実樹脂押出成形品１の端末とが
長手方向に垂直な方向に複数の段部を構成して接合され
ているため、剛性等に優れて中実樹脂押出成形品１の物
性も加わり、接合強度も強く且つ変形も少ない。
の外形に沿つて、ほぼ均一の厚さで且つ薄肉となり、成
形冷却時の冷却速度が全体に亙つて均一であり、かつ冷
却速度が大であり、表面にヒケ，ウエルド，フローマー
ク等が発生し難くなり、外観が向上すると共に、冷却時
間すなわちサイクルタイムが大幅に削減される。そのう
え、射出成形部分２と中実樹脂押出成形品１の端末とが
長手方向に垂直な方向に複数の段部を構成して接合され
ているため、剛性等に優れて中実樹脂押出成形品１の物
性も加わり、接合強度も強く且つ変形も少ない。
［発明の効果］ 以上の本発明は中実樹脂押出成形品１の端末を、その
上に接合する射出成形部分２の厚さがその表面側の外形
に沿つて均一になるように、且つ射出成形部分２と中実
樹脂押出成形品１の端末とが長手方向に垂直な方向に複
数の段部を構成して接合される如く、射出成形部分２の
厚さ分Ｔだけ小さくした形状及び寸法に裁断加工するこ
とにより、射出成形部分２の外観が向上し、不良品率が
低下し、サイクルタイムが大幅に削減され、高速射出が
可能となる。そのうえ、射出成形部分２と中実樹脂押出
成形品１の端末とが長手方向に垂直な方向に複数の段部
を構成して接合されているため、剛性等に優れて中実樹
脂押出成形品１の物性も加わり、接合強度も強く且つ変
形も少なくなる等の効果を発揮する。
上に接合する射出成形部分２の厚さがその表面側の外形
に沿つて均一になるように、且つ射出成形部分２と中実
樹脂押出成形品１の端末とが長手方向に垂直な方向に複
数の段部を構成して接合される如く、射出成形部分２の
厚さ分Ｔだけ小さくした形状及び寸法に裁断加工するこ
とにより、射出成形部分２の外観が向上し、不良品率が
低下し、サイクルタイムが大幅に削減され、高速射出が
可能となる。そのうえ、射出成形部分２と中実樹脂押出
成形品１の端末とが長手方向に垂直な方向に複数の段部
を構成して接合されているため、剛性等に優れて中実樹
脂押出成形品１の物性も加わり、接合強度も強く且つ変
形も少なくなる等の効果を発揮する。
第１図乃至第３図は本発明の一実施例の中実樹脂押出成
形品の端末部を示すもので、第１図は裁断加工した形状
を示す正面図、第２図は第１図の右側面図、第３図は第
１図のＡ−Ａ断面図である。第４図乃至第６図は第１図
乃至第３図に示す中実樹脂押出成形品の端末に射出成形
部分を接合した状態を示すもので、第４図は正面図、第
５図は第４図の右側面図、第６図は第４図のＢ−Ｂ断面
図、第７図は第４図のＣ−Ｃ断面図である。 １……中実樹脂押出成形品 ２……射出成形部分 Ｔ……射出成形部分厚さ
形品の端末部を示すもので、第１図は裁断加工した形状
を示す正面図、第２図は第１図の右側面図、第３図は第
１図のＡ−Ａ断面図である。第４図乃至第６図は第１図
乃至第３図に示す中実樹脂押出成形品の端末に射出成形
部分を接合した状態を示すもので、第４図は正面図、第
５図は第４図の右側面図、第６図は第４図のＢ−Ｂ断面
図、第７図は第４図のＣ−Ｃ断面図である。 １……中実樹脂押出成形品 ２……射出成形部分 Ｔ……射出成形部分厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金原 政彦 広島県広島市西区三篠町２丁目２番８号 西川ゴム工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−16843（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−96934（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−31932（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】中実樹脂押出成形品の端末に射出成形部分
を接合するに当たつて、前記中実樹脂押出成形品の端末
を裁断加工する方法において、 接合した射出成形部分の表面側の外形に沿つて、ほぼ均
一の厚さの射出成形部分を形成するように、射出成形部
分と中実樹脂押出成形品の端末とが長手方向に垂直な方
向に複数の段部を構成して接合される如く、射出成形部
分の厚さ分だけ小さくした形状及び寸法に中実樹脂押出
成形品の端末を裁断加工することを特徴とする中実樹脂
押出成形品の端末加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63025385A JP2717660B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 樹脂押出成形品の端末加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63025385A JP2717660B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 樹脂押出成形品の端末加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01200944A JPH01200944A (ja) | 1989-08-14 |
| JP2717660B2 true JP2717660B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=12164405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63025385A Expired - Lifetime JP2717660B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 樹脂押出成形品の端末加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2717660B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4626923B2 (ja) * | 2001-04-13 | 2011-02-09 | 株式会社イノアックコーポレーション | ルーフドリップモールの端末加工方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5996934A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-04 | Hashimoto Forming Co Ltd | 樹脂製モ−ルデイングに対するエンドキヤツプの取付方法 |
| JPH0236375B2 (ja) * | 1985-06-13 | 1990-08-16 | Hashimoto Forming Kogyo Co | Goseijushiseimoorudeingunotanmatsubunoseikeihoho |
-
1988
- 1988-02-04 JP JP63025385A patent/JP2717660B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01200944A (ja) | 1989-08-14 |
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