JP2717532B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JP2717532B2
JP2717532B2 JP8148665A JP14866596A JP2717532B2 JP 2717532 B2 JP2717532 B2 JP 2717532B2 JP 8148665 A JP8148665 A JP 8148665A JP 14866596 A JP14866596 A JP 14866596A JP 2717532 B2 JP2717532 B2 JP 2717532B2
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政男 大沢
貞義 富山
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の計量ホッパ
に収容された被計量物の重量値を組合せて目標重量分ま
とめて排出する組合せ計量装置に関し、特に被計量物の
供給を手動によって行なう半自動式の組合せ計量装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】菓子、果物、野菜、あるいは肉類などの
ように個々に重量のバラツキのある被計量物を目標重量
分だけ効率よくまとめるために組合せ計量装置が用いら
れているが、形状が大きく重い被計量物(例えば、キャ
ベツ、ブロイラなど)に対しては、搬送、供給、排出動
作における落下等による被計量物の損傷を防ぐために、
手動によって被計量物を供給するようにした半自動式の
組合せ計量装置が従来より用いられている。 【0003】組合せ計量装置では、一般に計量部(計量
ホッパ)の数が多いほど目標重量に近い組合せを得る確
率が高くなるが、被計量物の投入口が多いと手動による
被計量物の供給効率が低下する。このため、1個のプー
ルホッパに供給した被計量物を複数の計量ホッパに選択
的に供給できるように構成した組合せ計量装置が従来よ
りあった。 【0004】図6、7は、このような従来の半自動式の
組合せ計量装置の一例を示すものである。図6は、従来
の半自動式の組合せ計量装置の概略平面図、図7は、図
6の概略のA−A線断面図である。 【0005】これらの図において、1は幅が奥行きより
長く形成された筐体であり、その上面部1aには、N個
の投入口1b−1〜1b−nが筐体の幅方向に一列に設
けられ、手動によって各投入口から投入された被計量物
は、投入口1b−1〜1b−nと一致する開口面を有す
るプールホッパ2−1〜2−nに収容される。 【0006】プールホッパ2−1〜2−nは、前後方向
にスライド自在に設置されており、その上部には、開口
面の両端部からスライド方向に延設されたシャッタ3
−1〜3−n、4−1〜4nが形成されている。 【0007】また、プールホッパ2−1〜2−nの下部
には、それぞれ独立した2個の排出ゲート5−1〜5
−n、6−1〜6−nが設けられている。プールホッパ
−1〜2−nの一方の排出ゲート5−1〜5−n
は、プールホッパ2−1〜2−nがa方向に所定距離ス
ライドしたとき開き、他方側の排出ゲート6−1〜6
−n、は、プールホッパ2−1〜2−nがb方向に所定
距離スライドしたとき開く。 【0008】プールホッパ2−1〜2−nの前後の下方
には、制御筐体7−1〜7−n、8−1〜8−n内の計
量器(図示せず)に連結された計量ホッパ9−1〜9
−n、10−1〜10−nが互いに対向して設置されて
おり、各計量ホッパ9−1〜9−n、10−1〜10
−nの対向側下部には、それぞれ排出ゲート11−1
11−n、12−1〜12−nが設けられている。 【0009】なお、各制御筐体71〜7−n、8−1
〜8−nには、各計量ホッパ9−1〜9−n、10−1
〜10−nの排出ゲート11−1〜11−n、12−1
〜12−nを開閉するための駆動機構(図示せず)がそ
れぞれ収納されている。 【0010】したがって、a方向にスライドしたプール
ホッパ2−1〜2−nから排出された被計量物は、計量
ホッパ9−1〜9−nにそれぞれ収容され、b方向にス
ライドしたプールホッパ2−1〜2−nから排出された
被計量物は、計量ホッパ10−1〜10−nにそれぞれ
収容される。 【0011】なお、プールホッパ2−1〜2−nがa方
向またはb方向にスライドして、被計量物が排出されて
いる間(即ち、排出ゲート5−1〜5−nまたは6−1
〜6−nが開いている間)、シャッタ4−1〜4−n
たは3−1〜3−nが投入口1b−1〜1b−nを塞い
で、次の被計量物の誤投入を防いでいる。 【0012】プールホッパ2−1〜2−nは、a方向に
スライドして被計量物を一方の計量ホッパに収容させた
後、その開口面が投入口1bと一致する位置まで戻り、
次の被計量物が投入されると、b方向へスライドして計
量ホッパ10−1〜10−nにその被計量物を収容させ
る。 【0013】このようにして、各計量ホッパ9−1〜9
−n、10−1〜10−nに収容された被計量物は、各
制御筐体7−1〜7−n、8−1〜8−n内の計量器に
よって計量され、この計量信号は、制御部(図示せず)
に送出される。 【0014】制御部では、入力される各計量値に基づい
て、組合せ演算を行ない、目標重量に対する最適組合せ
を選定して、選定された被計量物を収容している計量ホ
ッパの排出ゲートを開く。 【0015】各計量ホッパ9−1〜9−n、10−1
10−nの下方には、集合コンベア13が設置されてお
り、組合せ選定されて排出された被計量物は、集合コン
ベア13によって包装機14に搬送され、包装される。 【0016】なお、この間にも、空になったプールホッ
パおよび計量ホッパには被計量物が順次収容されて、組
合せ排出動作が繰返される。 【0017】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の組合せ計量装置では、2つの独立した計量
ホッパがプールの移動方向に沿って所定間隔で並んで配
置されるため、1投入ライン当りの装置の大きさが、2
つの計量ホッパが並ぶ方向の寸法とプールホッパの移動
機構の長さで規制されて小型化できず、しかもその投入
口は2つの計量ホッパの中間の上方に位置するので、被
計量物の投入口までの距離が遠くなったり、あるいは投
入口同士の間隔が広くなって、被計量物の投入作業が非
常にしにくくなるという問題があった。 【0018】また、プールホッパのスライド移動に要す
る時間によって被計量物の投入間隔が制限され、高速投
入が行なえなかった。 【0019】また、プールホッパをスライド移動するた
めの機構は、プールホッパ自身とその中に収容された重
量の大きな被計量物とを高速に移動するとともにそのプ
ールホッパの排出ゲートの開閉と連動しなければなら
ず、大きな駆動力で複雑な機構を要し、極めてコストの
高いものとなってしまう。 【0020】また、投入口の数に対して2倍の数の独立
した計量ホッパと計量器が必要となり、コストが高く、
メンテナンス作業が煩雑であった。 【0021】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、小型で被計量物の手動投入の作業性がよく、高速投
入が可能でしかもコストの低い組合せ計量装置を提供す
ることを目的としている。 【0022】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の組合せ計量装置は、長手状に配置されたコン
ベアと、該コンベアの上方に位置し、筐体の上面に一直
線状に配列された複数の投入口と、前記各投入口から投
入された被計量物を一時的に収容する一つの収納室を有
し、収容された被計量物を2つの異なる位置へ落下排出
させるため、前記コンベアの搬送方向と直交する方向に
開閉する一対の排出ゲートをそれぞれ有し、前記コンベ
アの上方に一直線状に配列固定された複数のプールホッ
パと、前記各プールホッパの一対の排出ゲートの排出口
にそれぞれ対応して下方に設けられた一対の開口部を有
し、前記排出口から排出された被計量物を別々に受入れ
収容する一対の収納室が一体的に連結されて設けられ、
該一対の収納室の底部を形成するとともに、収容された
被計量物を前記コンベアの幅方向の略中央部にそれぞれ
排出するため、前記コンベアの搬送方向と直交する方向
にそれぞれ開閉する一対の排出ゲートを備えており、前
記複数のプールホッパにそれぞれ対応して前記コンベア
の搬送方向に沿って一直線状に配列された複数の計量ホ
ッパと、前記各計量ホッパの一対の収納室内にそれぞれ
収容された被計量物を各収納室毎に計量するための複数
の計量器とを備えた組合せ計量装置であって、前記各計
量ホッパの一対の収納室の隣り合う内壁面の下端部は略
鉛直に下方へ延びて前記コンベアの幅方向の中央部上に
配置されている。 【0023】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
一実施形態を説明する。図1は、本発明の組合せ計量装
置の概略の平面図である。 【0024】図1において、筐体15の上面部15aに
は、筐体15の長さ方向に、N個の投入口15b−1
15b−nが一列に設けられている。 【0025】各投入口15b−1〜15b−nの下方に
は、それぞれプールホッパ30−1〜30−nが配置さ
れ、各プールホッパ30−1〜30−nの下方には、そ
れぞれ計量ホッパ40−1〜40−nが配置されてい
る。各プールホッパ30−1〜30−nおよび各計量ホ
ッパ40−1〜40−nは、それぞれ直方体状に形成さ
れた制御筐体20−1〜20−nの各前面部20a−1
〜20a−nに、各ホッパの排出ゲートの開閉方向がホ
ッパの並び方向に直交する向きで、着脱自在に取付けら
れている。 【0026】制御筐体20−1〜20−nの前面部20
−1〜20a−nの上部には、前方へスライドして、
各プールホッパ30−1〜30−nの開口面を塞ぐ板状
のシャッタ21−1〜21−nが設けられている。 【0027】また、この制御筐体20−1〜20−n
内部には、それぞれ計量器26−1〜26−nと、プー
ルホッパ30−1〜30−nおよび計量ホッパ40−1
〜40−nの排出ゲートを開閉させ、シャッタ21−1
〜21−nを駆動するための開閉駆動装置(図示せず)
が収納されており、この開閉駆動装置は、すべて後述す
る制御部によって制御されている。 【0028】図2は、この制御筐体20−1と、プール
ホッパ30−1および計量ホッパ40−1を示す図であ
る。この図において、制御筐体20−1の前面部20a
−1の上部側には、コ字状に形成され、その対向両片を
前面部20a−1の前方側に突出する突出片22−1
取付けられている。この突出片22−1は、プールホッ
パ30−1を係止するものであり、このために、対向両
片の上部には、前部上端から下方に切削形成された溝部
22a−1と、後部上端から斜め下方に切削形成された
溝部22b−1とが設けられている。 【0029】突出片22−1の下方には、突出片22
−1と同様に形成され、計量ホッパ40−1を係止する
ために溝部23a−1、23b−1を有し、制御筐体2
−1内に収納された計量器26−1に直結された突出
片23−1が設けられている。 【0030】また、両突出片22−1、23−1の両側
下方には、プールホッパ30−1および計量ホッパ40
−1を開閉駆動するために、制御筐体20−1内の開閉
駆動装置に連結された回動自在な駆動レバー24
−1、24b−1、25a−1、25b−1が、それ
ぞれ設けられている。 【0031】プールホッパ30−1は図2および図3に
示すように上部が角筒状に開口され、下部がほぼ断面逆
三角形状に形成されており、下部両側の開口された傾斜
部には、それぞれ排出ゲート31−1、32−1、が、
両外側方向に回動自在に取付けられている。 【0032】この一対の排出ゲート31−1、32−1
は、それぞれ下方において互いに当接するように設けら
れており、その当接部から相対する排出ゲートの傾斜方
向に屈曲された屈曲部31a−1、32a−1がそれぞ
れ形成されている。 【0033】また、ブールホッパ30−1には、その前
面側および背面側をU字状に連結するよう形成された分
離板33−1が取付けられている。分離板33−1の底
部33a−1は、排出ゲート31−1、32−1の屈曲
部31a−1、32a−1に沿って断面三角形状に形成
されている。 【0034】この分離板33−1には、ホッパの背面側
において、左右対称な腕部33b−1、33c−1が形
成されており、それぞれの腕部33b−1、33c−1
には、くの字状に形成された作動片34−1、35−1
が、その中央部を支点として回動自在に取付けられてい
る。作動片34−1、35−1の一端側には、排出ゲー
ト31−1、32−1の腕部31b−1、32b−1
回動自在に取付けられた連結板36−1、37−1が回
動自在に取付けられている。 【0035】また、作動片34−1、35−1と連結板
36−1、37−1のそれぞれの連結部間には、バネ3
−1が係止されており、このバネ38−1によって、
作動片34−1、35−1は内側方向に力を受けるが、
分離板33−1の腕部33b−1、33c−1の上部か
ら突出したストッパ33d−1、33e−1が作動片3
−1、35−1に当接しているため、両排出ゲート3
−1、32−1が閉じている場合は、作動片3
−1、35−1と連結板36−1、37−1とはそれ
ぞれほぼ直線上に並ぶことになる。 【0036】プールホッパ30−1の背面側上部には、
この中間ホッパ30−1を制御筐体20−1の突出片2
−1に係止するために、コの字状に形成された係止部
39−1が設けられている。係止部39−1は、対向し
た両片39a−1、39b−1の間に前後2本の支持棒
39c−1、39d−1が横架されて形成されている。 【0037】そして、この係止部39−1の2本の支持
棒39c−1、39d−1が筐体20−1の突出片22
−1の前後に設けられた溝部22a−1、22b−1
それぞれ係止されて、プールホッパ30−1が制御筐体
20−1に取付けられている。 【0038】なお、プールホッパ30−1の排出ゲート
31−1、32−1の一方が開いている間は、制御筐体
20−1のシャッタ211が前方へスライドして、プ
ールホッパ30−1の開口面を塞ぐように制御されてい
る。 【0039】プールホッパ30−1の下方に配置された
計量ホッパ40−1は、プールホッパ30−1のほぼ2
倍の内容積を有し、ほぼ相似した形状に形成されてい
る。即ち、計量ホッパ40−1は、図2および図4に示
すように、上部が開口され、下部がほぼ断面逆三角形状
に形成されており、両側の傾斜部には排出ゲート41
−1、42−1が取付けられ、プールホッパ30−1
同一向きに支持されている。 【0040】また、排出ゲート41−1、42−1の下
部には、相対する排出ゲートの傾斜方向に屈曲された屈
曲部41a−1、42a−1が形成されており、プール
ホッパ30−1と同様に、この屈曲部41a−1、42
−1に沿って形成された断面三角形状の底部43a
−1を有するU字状の分離板43−1が、計量ホッパ4
−1の前面側および背面側を連結するように取付けら
れている。 【0041】分離板43−1には、ホッパ背面側におい
て、対称な腕部43b−1、43c−1が形成されてお
り、この腕部43b−1、43c−1には、前記同様
に、作動片44−1、45−1が回動自在に取付けら
れ、さらに作動片44−1、45−1の一端側と、排出
ゲート41−1、42−1の腕部41b−1、42b
−1とをそれぞれ連結する連結板46−1、47−1
回動自在に取付けられている。 【0042】作動片44−1、45−1と連結板46
−1、47−1との連結部間にはバネ48−1が係止さ
れ、前記同様に、分離板43−1の腕部43b−1、4
3c−1の上部より突出したストッパ43d−1、43
−1が作動片44−1、45−1の内側方向への動き
を停止している。 【0043】また、計量ホッパ40−1には、その上方
に支持されるプールホッパ30−1の排出ゲート31
−1、32−1から排出される被計量物を別々に受け入
れるために上部が開口した2つの収納室50−1、51
−1が、下部を排出ゲート41−1、42−1の下部に
当接させほぼ鉛直に立設された仕切板49−1の両面を
それぞれ内壁面とするように一体的に設けられており、
各収納室内の被計量物は、排出ゲート41−1、42
−1が開くと仕切板49−1の下方へ排出される。 【0044】計量ホッパ40−1の背面上側には、この
計量ホッパ40−1を制御筐体20−1内の計量器26
−1に直結して突設された突出片23−1に係止するた
めに、コの字状に形成された係止部52−1が設けられ
ている。この係止部52−1は、プールホッパ30−1
と同様に、対向した両辺52a−1、52b−1の間に
前後2本の支持棒52c−1、52d−1が横架されて
形成されている。 【0045】そして、この係止部52−1が筐体の突出
片23−1に係止されて、計量ホッパ40−1が計量器
26−1に支持されている。 【0046】プールホッパ30−1および計量ホッパ4
−1は、制御筐体前面部20a−1に取付けられた
時、それぞれのホッパの作動片34−1、35−1、4
−1、45−1の自由端側が、制御筐体前面側20a
−1に設けられた駆動レバ−24a−1、24b−1
25a−1、25b−1の下部にそれぞれ位置する。し
たがって、例えば、計量ホッパ40−1の作動片44
−1が駆動レバー25a−1によって反時計回り(図3
において)に回動すると、作動片44−1の一端側が外
側方向に回動し、連結板46−1が反時計回り(図5に
おいて)に連動するため、排出ゲート41−1が開くこ
とになる。駆動レバ−25a−1の駆動がなくなると、
作動片44−1の一端側がバネ48−1の付勢力によっ
て排出ゲート41−1が閉じることになる。 【0047】なお、他の制御筐体、プールホッパおよび
計量ホッパの構成も上記構成と全く同一である。 【0048】計量ホッパ40−1〜40−nおよび制御
筐体20−1〜20−nの下方には、計量ホッパ40
−1〜40−nから排出される被計量物を受けて、その
被計量物を搬送する集合コンベア53が設けられてい
る。 【0049】集合コンベア53は、図1に示すように、
その搬送中心が、プールホッパ30−1〜30−nの排
出ゲートの境界、即ち、計量ホッパ40−1〜40−n
の排出ゲートの境界線とほぼ一致するように配置され、
各計量ホッパ40−1〜40−nの仕切板下方に排出さ
れた被計量物をその搬送中心上に受けて包装機54に搬
送する。集合コンベア53によって包装機54に搬送さ
れた被計量物は、ひとまとめに包装される。 【0050】なお、上記のシャッタ21−1〜21−n
の駆動および各ホッパの排出ゲートの開閉は制御部によ
って行なわれる。図5は、この制御部の概略構成を示す
図である。 【0051】図5において、55−1〜55−nは、各
計量器26−1〜26−nからの計量信号を受けて、各
計量ホッパ40−1〜40−nの収納室50−1〜50
−n、51−1〜51−nに収容された被計量物の重量
値を算出し、算出された重量値を記憶する計量値演算回
路である。 【0052】56は、組合せ信号Aが入力される毎に、
計量値演算回路55−1〜55−nからの各重量値に基
づいて異なるすべての組合せで組合せ演算を行ない、目
標重量に対する最適組合せを選定し、この選定信号を出
力する組合せ選定回路である。 【0053】この組合せ信号Aは、例えばフットスイッ
チなどを操作することによって入力される。 【0054】57は、組合せ選定回路56からの選定信
号を受けて、選定信号に対応する制御筐体内の開閉駆動
装置に排出信号を送出して、組合せ選定された被計量物
を排出させる排出制御装置である。 【0055】この排出制御装置57は、排出されて空に
なった収納室に対応するプールホッパの排出ゲートを、
収容信号によって開かせ、プールホッパ内の被計量物を
各収納室に収容させる。 【0056】次に上記実施形態の動作について説明す
る。予め、すべてのプールホッパ30−1〜30−n
よび計量ホッパ40−1〜40−nには被計量物が収容
されていないとする。 【0057】ここで、投入口15b−1〜15b−n
ら、手動によって各プールホッパ30−1〜30−n
被計量物を投入すると、計量ホッパ40−1〜40−n
に被計量物が収容されていないため、排出制御装置57
からの収容信号によって、各制御筐体20−1〜20
−nの一方側(例えば左側)の駆動レバー24a−1
24a−nが反時計回り(図2において)に回動する。
このため、各プールホッパ30−1〜30−nの一方側
の作動片34−1〜34−nが回動し、連結板36−1
〜36−nが時計回り(図3において)に回動して一方
側の排出ゲート31−1〜31−nが開き、収容されて
いた被計量物が排出される。 【0058】排出ゲート31−1〜31−nが開いてい
る間は、各シャッタ21−1〜21−nがそれぞれ投入
口15b−1〜15b−nを塞いで、誤投入が防止され
る。 【0059】各ブールホッパ30−1〜30−nから排
出された被計量物は、それぞれ計量ホッパ40−1〜4
−nの一方側の収納室50−1〜50−nに収容され
る。この計量値は各計量器26−1〜26−nによって
計量され、計量値演算回路55−1〜55−nにおい
て、左側収納室50−1〜50−nに収容された被計量
物の重量値として記憶される。 【0060】被計量物が各計量ホッパ40−1〜40
−nに収容されて、各プールホッパ30−1〜30−n
の排出ゲート31−1〜31−nが閉じると各シャッタ
21−1〜21−nが制御筐体20−1〜20−n内に
収納され、各投入口15b−1〜15b−nが開く。 【0061】次の被計量物がプールホッパ30−1〜3
−nに投入されると、前記同様に制御部からの収容信
号によって、他方側(右側)の排出ゲート32−1〜3
−nが開かれ、計量ホッパ40−1〜40−nの他方
側の収納室51−1〜51−nに被計量物が収容され
る。 【0062】この計量値は、計量値演算回路55−1
55−nに送出され、この各計量値から、前記左側収納
室50−1〜50−nに収容された被計量物の重量値が
減算され、減算結果は、右側収納室51−1〜5−n
収容された被計量物の重量値としてそれぞれ記憶され
る。 【0063】ここで、フットスイッチ等の操作によって
組合せ信号Aが入力されると、計量値演算回路55−1
〜55−nに記憶された各重量値に基づいて、目標重量
に対する最適組合せが選定される。 【0064】このとき、例えば計量ホッパ40−1の左
側収納室50−1に収容された被計量物が組合せ選定さ
れたとすると、排出制御装置57からの排出信号によっ
て、駆動レバー25a−1が回動し、計量ホッパ40
−1の作動片44−1が反時計回り(図4において)に
回動するため排出ゲート41−1が開き、収納室50
−1に収容されていた被計量物が、組合せに選定された
他の被計量物とともに集合コンベア53のほぼ搬送中心
上に排出される。集合コンベア53上に排出された被計
量物は、包装機54によって包装される。 【0065】収納室50−1が空になると、排出制御装
置57の収容信号によって、駆動レバ−24a−1が駆
動され、プールホッパ30−1の排出ゲート31−1
開いて、次の被計量物が収納室50−1に収容され、そ
の計量値が記憶される。以下、同様にして、組合せ信号
Aの入力毎に組合せ選定された被計量物が順次排出され
る。 【0066】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の組合せ計
量装置は、長手状に配置されたコンベアとそのコンベア
の上方に一直線状に配列された複数の投入口との間に、
各投入口から投入された被計量物を一時的に収容する一
つの収納室を有し、収容された被計量物を2つの異なる
位置へ落下排出させるため、コンベアの搬送方向と直交
する方向に開閉する一対の排出ゲートをそれぞれ有する
複数のプールホッパと、各プールホッパの一対の排出ゲ
ートの排出口にそれぞれ対応して下方に設けられた一対
の開口部を有し、排出口から排出された被計量物を別々
に受入れ収容する一対の収納室が一体的に連結されて設
けられ、その一対の収納室の底部を形成するとともに、
収容された被計量物をコンベアの幅方向の略中央部にそ
れぞれ排出するため、コンベアの搬送方向と直交する方
向にそれぞれ開閉する一対の排出ゲートを備えた複数の
計量ホッパとを、前記コンベアの搬送方向に沿って一直
線状に配列するとともに、各計量ホッパの一対の収納室
の隣り合う内壁面の下端部が略鉛直に下方へ延びてコン
ベアの幅方向の中央部上に配置されている。 【0067】このため、1投入ライン当りの装置の大き
さは、上下に並んだ1つのプールホッパと1つの計量ホ
ッパの大きさで決まり、しかも、プールホッパを移動さ
せるための機構がなく、集合コンベアの幅が少なくて済
むので、装置全体を格段に小型化することができ、投入
口までの距離あるいは投入口同士の間隔を短くでき、被
計量物の投入作業が極めて容易になる。また、プールホ
ッパを移動させることなく、その排出ゲートの開閉のみ
で被計量物を計量ホッパの収納室に収納させることがで
き、被計量物の投入を格段に高速化でき、しかも、計量
ホッパと計量器の数を従来に比べて半減でき、メンテナ
ンス作業が格段に容易となり、コストを著しく下げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態の概略平面図 【図2】実施形態の要部を示す斜視図 【図3】実施形態のプールホッパを示す背面図 【図4】実施形態の計量ホッパを示す背面図 【図5】実施例の制御部を示す概略のブロック図 【図6】従来装置の概略平面図 【図7】図6のA−A線断面図 【符号の説明】 15 筐体 15b−1〜15b−n 投入口 20−1〜20−n 制御筐体 21−1〜21−n シャッタ 26−1〜26−n 計量器 30−1〜30−n プールホッパ 31−1〜31−n、32−1〜32−n 排出ゲート 40−1〜40−n 計量ホッパ 41−1〜41−n、42−1〜42−n 排出ゲート 49−1〜49−n 仕切板 50−1〜50−n、51−1〜51−n 収納室 53 集合コンベア

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.長手状に配置されたコンベアと、 該コンベアの上方に位置し、 筐体の上面に一直線状に配
    列された複数の投入口と、 前記各投入口から投入された被計量物を一時的に収容
    る一つの収納室を有し、収容された被計量物を2つの異
    なる位置へ落下排出させるため、前記コンベアの搬送方
    向と直交する方向に開閉する一対の排出ゲートをそれぞ
    れ有し、前記コンベアの上方に一直線状に配列固定され
    た複数のプールホッパと、 前記各プールホッパの一対の排出ゲートの排出口にそれ
    ぞれ対応して下方に設けられた一対の開口部を有し、前
    排出口から排出された被計量物を別々に受入れ収容す
    一対の収納室が一体的に連結されて設けられ、該一対
    の収納室の底部を形成するとともに、収容された被計量
    物を前記コンベアの幅方向の略中央部にそれぞれ排出す
    るため、前記コンベアの搬送方向と直交する方向にそれ
    ぞれ開閉する一対の排出ゲートを備えており、前記複数
    のプールホッパにそれぞれ対応して前記コンベアの搬送
    方向に沿って一直線状に配列された複数の計量ホッパ
    と、前記各計量ホッパの一対の収納室内にそれぞれ収容され
    た被計量物を各収納室毎に計量するための複数の計量器
    とを備えた組合せ計量装置であって、 前記各計量ホッパの一対の収納室の隣り合う内壁面の下
    端部は略鉛直に下方へ延びて前記コンベアの幅方向の中
    央部上に配置されていることを特徴とする 組合せ計量装
    置。
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