JP2717056B2 - 清掃装置及びその制御方法 - Google Patents

清掃装置及びその制御方法

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JP2717056B2
JP2717056B2 JP5264519A JP26451993A JP2717056B2 JP 2717056 B2 JP2717056 B2 JP 2717056B2 JP 5264519 A JP5264519 A JP 5264519A JP 26451993 A JP26451993 A JP 26451993A JP 2717056 B2 JP2717056 B2 JP 2717056B2
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彰 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡機などの上方に設け
られたレールに沿って走行し、エアーを吹き出して紡機
などを清掃する清掃装置、及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、繊維工場などにおいては、風
綿による糸切れの防止や作業環境を向上させるため、紡
機やワインダなど各種の機台の上方に設けられたレール
に沿って走行しながら清掃を行う清掃装置が用いられて
いる。
【0003】このような清掃装置では、レールに沿って
走行移動する台車に、その両側へ延びて下方ヘ垂下する
ブローダクトが取り付けられており、このブローダクト
の垂直部の周面に設けられたノズル(吹き出し口)から
機台に向かってエアーを吹き出し、これによって機台に
付着した風綿などの塵埃を吹き払って自動的に清掃を行
なうようになっている(開平4ー81979号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、紡機(紡機
本体)においてボビンへの糸の巻き取りが完了すると、
ドッフィング装置(オートドッファ)が作動して満管と
なったボビンと空のボビンとの交換が行われる。
【0005】すなわち、ドッフィング装置は、紡機から
ボビンへの糸の巻き取りが完了したことを示す満管信号
が出力されたときに動作を開始し、まずアームが伸長し
て満管のボビンを把持し、ボビンをスピンドルから引き
抜いて下方へ移動させ、紡機の側部下方に沿って走行す
るコンベア上に搬出し、次に空のボビンを把持してスピ
ンドルにセットした後、アームが収縮して元の位置に収
められる。これら一連のドッフィング動作が完了する
と、その旨を示すドッフィング完了信号がドッフィング
装置から紡機(紡機本体)に対して出力される。紡機
は、ドッフィング完了信号を受けると、空のボビンへの
糸巻きを行うために運転を再開する。
【0006】さて、ドッフィング装置が作動すると、ア
ームが機台側から側方へはみ出したブローダクトの移動
軌跡を含む範囲を通過するので、そのままでは清掃装置
のブローダクトと干渉することになる。これを防止する
ために、従来においては、ボビンが満管となる直前に満
管予報信号を清掃装置に対して出力し、この信号を受け
た清掃装置が、ボビンへの糸巻きが行われていない機台
の一方の端部まで移動してその位置で待機し、ドッフィ
ング完了信号を受けた後に走行及び清掃を再開するよう
になっている。
【0007】そうすると、清掃装置が紡機の清掃を行っ
ているときに満管予報信号が出力されてから、清掃装置
が機台の一方の端部の待機場所まで移動走行するのに、
相当に長い時間を要するので、その間に満管となって機
台が停止し且つドッフィング装置も動作することができ
ずに待ち状態となり、結局、紡機の停止時間が長くなっ
て紡機全体の稼働率が低下しているという問題があっ
た。
【0008】特に、近年においては紡機が大型化して機
台の長さが長いため、清掃装置が待機場所まで移動走行
するのにより長い時間を要している。例えば、機台の長
さが50mである場合に、清掃装置の走行速度を毎分1
0mとすると、最長では往復移動を行うために約10分
もの時間が必要である。しかし、この時間は満管予報信
号が出力されたときの清掃装置の位置によって大きく異
なるため、満管予報信号を早めに出力させるようにした
場合には、清掃装置が停止している時間が長くなり、清
掃が充分に行われないこととなってしまう。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、紡機の満管にともなうドッフィング動作などに支
障をきたすことがなく、しかも清掃装置を待機場所へ移
動させることなく走行を継続することができる清掃装
置、及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、上述の課題を解決するため、機台の上方に設けら
れたレールに沿って走行する台車と、前記台車から下方
へ垂下するように設けられたブローダクトとを有し、前
記台車が前記レールに沿って走行しながら前記ブローダ
クトの周面に設けられた吹き出し口からエアーを吹き出
して前記機台を清掃する清掃装置であって、前記ブロー
ダクトの垂直部の全部又は一部を、回動駆動装置によっ
、通常の動作位置と前記動作位置よりも前記台車の走
行方向と略直角な方向に機台から離れた退避位置との間
で変位するよう支持せしめ、前記回動駆動装置の回動駆
動によって、前記動作位置にあるときには前記吹き出し
口が前記機台の方を向き、前記退避位置にあるときには
前記吹き出し口が前記機台の方を向かないように、前記
ブローダクトの周面が回動するよう構成する。
【0011】請求項2の発明に係る方法は、前記ブロー
ダクトの動作位置の軌跡上に障害物がある場合に、前記
回動駆動装置を動作させて前記ブローダクトを退避位置
に変位させた状態で、前記台車の走行を継続させるよう
に制御する方法である。
【0012】請求項3の発明に係る方法は、前記機台で
ある紡機からボビンへの糸の巻き取りが完了したことを
示す満管信号が出力されたときに、前記回動駆動装置を
動作させて前記ブローダクトを退避位置に変位させ、前
記ブローダクトが退避位置に変位したときに前記紡機の
ドッフィング動作を開始させるための退避完了信号を出
力し、前記紡機のドッフィング動作が完了したことを示
すドッフィング完了信号が出力されたときに、前記回動
駆動装置を復帰動作させて前記ブローダクトを動作位置
に変位させる方法である。
【0013】
【作用】ブローダクトの垂直部が回動駆動装置によって
回動され、通常の動作位置と機台から離れた退避位置と
の間で変位される。
【0014】通常の動作位置では、吹き出し口から機台
に向かってエアーを吹き出し、機台の塵埃を吹き払って
清掃を行なう。退避位置では、ドッフィング装置のアー
ムなどの障害物との干渉がなくなり、ドッフィング装置
の動作などに影響なく清掃装置の走行が可能であるとと
もに、吹き出し口の向きが変えられる。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る清掃装置1をその走行方
向からみた正面図、図2は清掃装置1のブローダクト1
3の垂直部ダクト23を示す断面平面図である。
【0016】図1において、清掃装置1は、多数の機台
3の上方に設けられたレール11、レール11に沿って
走行する台車12、台車12の両側に取り付けられたブ
ローダクト13,13及びサクションダクト14,14
などから構成されている。
【0017】機台3の両側方に沿って、満管となったボ
ビンと空のボビンとを交換するための多数のドッフィン
グ装置5が設けられている。各ドッフィング装置5は、
待機時には収縮し作動時に伸長して所定の動作を行うア
ーム5aを備えている。
【0018】台車12には、ブロワー装置、レール11
の上面及び両側面に接して回転するローラ、及びそのロ
ーラを回転駆動するモーターが設けられており、モータ
ーの回転停止、又は回転方向の制御が行われることによ
り、レール11の全域、又は一部区間を自動的に往復運
転する。その間に、ブローダクト13に取り付けられた
ノズル21,21…からエアーを吹き出してブロー動作
を行い、これによって機台3上の塵埃を吹き払い、また
サクションダクト14の先端からフロアーF上の風綿そ
の他の塵埃を吸い込むサクション動作を行って清掃を行
う。
【0019】それぞれのブローダクト13は、台車12
からほぼ水平に延びる水平部ダクト22、及び水平部ダ
クト22に連結されて下方に垂直に延びる垂直部ダクト
23からなる。垂直部ダクト23には、その中間に回動
駆動装置24が設けられている。回動駆動装置24は、
図2に示すように、垂直部ダクト23のそれより下方の
部分23aを支持し且つ回動駆動し、通常のブロー動作
を行う動作位置PAと、動作位置PAよりも機台3から
離れた退避位置PBとの間で変位させる。以下におい
て、垂直部ダクト23の下方の部分23aのことを下方
垂直部ダクト23a、上方の部分23bのことを上方垂
直部ダクト23bということがある。
【0020】図2において、回動駆動装置24は、上方
垂直部ダクト23bに固定されたスリーブ31、スリー
ブ31と一体となったブラケット32、ブラケット32
に対して軸33を介して矢印M3方向に回動可能に取り
付けられた直線アクチュエータ34、及び、スリーブ3
1に固定され下方垂直部ダクト23aを回転可能に支持
する回転支持部35から構成されており、直線アクチュ
エータ34のラック34aの先端部が、下方垂直部ダク
ト23a上端に取り付けられた回転ホルダー35aに回
動可能に連結されている。下方垂直部ダクト23aの主
要部は、動作位置PAにおいて、回転支持部35によっ
て支持された位置から機台3の側へ偏心した位置に設け
られている。なお、回転支持部35は、摺動用のメタル
又はベアリングなどを用いて構成されている。
【0021】したがって、直線アクチュエータ34の作
動によってラック34aが矢印M2方向に駆動すると、
下方垂直部ダクト23aは元の動作位置PAから矢印M
1方向に回動し、約90度回転した退避位置PBに変位
されることとなる。退避位置PBにおいては、ノズル2
1は機台3の方向を向いておらず、したがってノズル2
1から吹き出したエアーは機台3に当たらない。図示は
省略したが、動作位置PA及び退避位置PBを検出する
ために、ラック34aに設けられたドグに応動して検出
動作を行うセンサーがブラケット32に取り付けられて
いる。このセンサーの検出信号が後述の退避完了信号S
3として用いられる。
【0022】なお、図1においては、説明のために、左
側の下方垂直部ダクト23aは動作位置PAにあり、右
側の下方垂直部ダクト23aは退避位置PBにある状態
が示されている。この図から明らかなように、動作位置
PAにおいては、ノズル21が機台3に接近した状態で
あり、ブロー動作による清掃効果が高いが、ドッフィン
グ装置5が作動したときにアーム5aと干渉する。退避
位置PBにおいては、下方垂直部ダクト23aが機台3
から離れアーム5aとの干渉は避けられる。
【0023】次に、清掃装置1の制御方法について説明
する。図3は各装置の制御部間の信号の授受を示すブロ
ック図、図4は各部の信号の状態及び動作状態を示すタ
イミングチャートである。
【0024】図3において、紡機制御部50から清掃装
置制御部40に対して、ボビンへの糸の巻き取りが完了
したことを示す満管信号S1及びドッフィング動作が完
了したことを示すドッフィング完了信号S2が出力さ
れ、清掃装置制御部40から紡機制御部50に対して、
下方垂直部ダクト23aが退避位置PBに変位したこと
を示す退避完了信号S3が出力される。
【0025】図4において、機台3の運転によって満管
状態となると、機台3から満管信号S1が出力され、機
台3は運転を停止する。満管信号S1を受けて、清掃装
置1の回動駆動装置24が動作し、下方垂直部ダクト2
3aを動作位置PAから退避位置PBへ変位させる。退
避位置PBへの変位が完了すると退避完了信号S3が出
力され、これを受けてドッフィング装置5が動作を開始
する。ドッフィング動作が完了するとドッフィング完了
信号S2が出力され、これを受けて機台3は運転を再開
する。
【0026】回動駆動装置24は、ドッフィング完了信
号S2が出力されてから所定の時間T1だけ経過した後
に、復帰動作して下方垂直部ダクト23aを退避位置P
Bから動作位置PAへ復帰させる。これらの間におい
て、清掃装置1は運転を継続し、サクションダクト14
によるサクション動作が行われている。また、ブローダ
クト13のノズル21からはエアーが吹き出している
が、下方垂直部ダクト23aが退避位置PBにあるとき
はノズル21が機台3の方を向いてはいないので、その
間において塵埃を吹き払うブロー動作は行われない。
【0027】このように、ドッフィング装置5によるド
ッフィング動作が行われている間においても、下方垂直
部ダクト23aが退避位置PBに変位することによって
互いの干渉が避けられるので、清掃装置1はその間にお
いて停止することなく、また清掃装置1を待機場所へ移
動させることなく、連続的に運転を行うことができ、清
掃装置1による清掃効率が向上する。しかも、下方垂直
部ダクト23aが退避位置PBに変位する時間は短い
(例えば2秒程度)ので、機台3が満管状態となったほ
ぼ直後からドッフィング動作が開始され、ドッフィング
動作が完了した直後から機台3の運転が再開され、その
結果機台3の停止時間が最小限度に抑えられ、機台3の
稼働率が向上する。
【0028】また、ドッフィング動作によってアーム5
aとの干渉が起こる可能性のある間のみ、下方垂直部ダ
クト23aを退避位置PBに退避させたので、動作位置
PAにおける通常のブロー動作を機台3にごく接近させ
ることができ、ブロー動作による清掃効果が向上する。
【0029】そして、下方垂直部ダクト23aの回動に
よってノズル21の向きも変わり、退避位置PBに変位
させることによって機台3への吹き付けがなくなるの
で、ブローダクト13への送風を停止する必要がなく、
ブロワー装置又はブローダクト13などの構造及び制御
が複雑化することがない。
【0030】さらに、ドッフィング動作が完了した後に
直ぐに下方垂直部ダクト23aを動作位置PAに復帰さ
せず、所定の時間T1の後に復帰させているので、空ボ
ビンへの糸の初期巻き付け時にエアーが吹き付けられる
ことがなく、糸の初期巻き付けに支障を及ぼさない。
【0031】上述の実施例においては、ドッフィング装
置5が機台3に固定的に設けられたいわゆる一斉型のも
のについて説明したが、通常は通路などを移動しており
満管状態となったときに機台3に沿って走行移動してド
ッフィング動作を行ういわゆるワゴン型のドッフィング
装置を用いた場合にも適用できる。
【0032】また、ドッフィング装置5が設けられてお
らず、手作業によってドッフィングを行うようにした機
台3についても適用できる。その場合には、例えば次の
ように制御を行えばよい。
【0033】つまり、機台3から満管信号S1が出力さ
れると、下方垂直部ダクト23aを退避位置PBに変位
させる。これによって機台3に対するエアーの吹き付け
がなくなるので、その間に作業者によるドッフィングを
行う。ドッフィングが完了すると、作業者が再起動スイ
ッチを押すなどによって機台3を再起動させ、その再起
動信号によって下方垂直部ダクト23aを動作位置PA
に復帰させる。
【0034】上述の実施例においては、下方垂直部ダク
ト23aを直線アクチュエータ34を用いた回動駆動装
置24によって支持し且つ回動駆動したが、その支持の
ための機構及び駆動のためのアクチュエータは種々のも
のを採用することができる。例えば、特公平3ー242
73号公報に記載されているように減速機付きのモータ
を用い、ギヤを介して下方垂直部ダクト23aを回動駆
動してもよい。その他、清掃装置1の全体又は各部の構
造、形状、寸法、動作のタイミング及び順序、機台3と
の間で授受を行う信号の種類などは、本発明の主旨に沿
って種々変更することができる。本発明は、精紡機、粗
紡機、その他の繊維機械、又はその他の種々の機械装置
の清掃に適用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によると、紡機の満管にともなう
ドッフィング動作などに支障をきたすことがなく、しか
も清掃装置を待機場所へ移動させることなく走行を継続
することができる。
【0036】したがって、清掃装置の運転を連続的に行
うことができ、清掃装置による清掃効率を向上させるこ
とができる。また、機台の停止時間を最小限度に抑え、
その稼働率を向上させることができる。
【0037】また、動作位置における通常のブロー動作
を機台にごく接近させることができ、ブロー動作による
清掃効果を向上させることができる。さらに、ブローダ
クトが退避位置に退避したときに、その回動によって自
動的にエアーの機台への吹きつけがなくなるので、糸の
初期巻き付け時などにエアーが吹き付けられることによ
る支障を防止するためにブローダクトへの送風を停止す
る必要がなく、ブロワー装置又はブローダクトなどの構
造及び制御が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る清掃装置をその走行方向からみた
正面図である。
【図2】清掃装置のブローダクトの垂直部ダクトを示す
断面平面図である。
【図3】各装置の制御部間の信号の授受を示すブロック
図である。
【図4】各部の信号の状態及び動作状態を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 清掃装置 3 機台 5 ドッフィング装置 5a アーム(障害物) 11 レール 12 台車 13 ブローダクト 21 ノズル(吹き出し口) 23a 下方垂直部ダクト(ブローダクト) 24 回動駆動装置 PA 動作位置 PB 退避位置 S1 満管信号 S2 ドフィング完了信号 S3 退避完了信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台の上方に設けられたレールに沿って走
    行する台車と、前記台車から下方へ垂下するように設け
    られたブローダクトとを有し、前記台車が前記レールに
    沿って走行しながら前記ブローダクトの周面に設けられ
    た吹き出し口からエアーを吹き出して前記機台を清掃す
    る清掃装置であって、 前記ブローダクトの垂直部の全部又は一部を、回動駆動
    装置によって、通常の動作位置と前記動作位置よりも
    記台車の走行方向と略直角な方向に機台から離れた退避
    位置との間で変位するよう支持せしめ、 前記回動駆動装置の回動駆動によって、前記動作位置に
    あるときには前記吹き出し口が前記機台の方を向き、前
    記退避位置にあるときには前記吹き出し口が前記機台の
    方を向かないように、前記ブローダクトの周面が回動す
    るよう構成してなる、 ことを特徴とする清掃装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の清掃装置の制御方法であっ
    て、 前記ブローダクトの動作位置の軌跡上に障害物がある場
    合に、前記回動駆動装置を動作させて前記ブローダクト
    を退避位置に変位させた状態で、前記台車の走行を継続
    させるように制御する、 ことを特徴とする清掃装置の制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の清掃装置の制御方法であっ
    て、 前記機台である紡機からボビンへの糸の巻き取りが完了
    したことを示す満管信号が出力されたときに、前記回動
    駆動装置を動作させて前記ブローダクトを退避位置に変
    位させ、 前記ブローダクトが退避位置に変位したときに前記紡機
    のドッフィング動作を開始させるための退避完了信号を
    出力し、 前記紡機のドッフィング動作が完了したことを示すドッ
    フィング完了信号が出力されたときに、前記回動駆動装
    置を復帰動作させて前記ブローダクトを動作位置に変位
    させる、 ことを特徴とする清掃装置の制御方法。
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DE102009035146A1 (de) * 2009-07-29 2011-02-03 Sohler-Neuenhauser Gmbh & Co. Kg Reinigungsvorrichtung für Webmaschinen

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