JP2521800Y2 - 台車の位置検出装置 - Google Patents

台車の位置検出装置

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JP2521800Y2
JP2521800Y2 JP1989007404U JP740489U JP2521800Y2 JP 2521800 Y2 JP2521800 Y2 JP 2521800Y2 JP 1989007404 U JP1989007404 U JP 1989007404U JP 740489 U JP740489 U JP 740489U JP 2521800 Y2 JP2521800 Y2 JP 2521800Y2
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JP
Japan
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rod
dust collector
bush
movement
packing
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JPH0297802U (ja
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鐵三 多小谷
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一定の軌道を走行する台車の位置検出装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来より、各種工場における自動化および省力化のた
めに、一定の軌道を走行する台車がしばしば用いられて
いる。
例えば、織機工場などにおいては、風綿による糸切れ
の防止や作業環境を向上させるため、織機の上方に設け
られたレールに沿って集塵機が移動し、織機上にエアー
を吹出し且つ床上の風綿などを吸引して自動的に掃除す
る集塵装置が備えられている。この集塵機は、レールの
両端部においてその位置検出を行い、これの検出信号に
よって走行用のモータを逆転させ、レール上を繰返し往
復走行するようになっている。
このための従来の位置検出装置としては、集塵機がレ
ールの端部に至ったときに切り替わり、且つ他方の端部
に至るまでその状態を機械的に保持する必要があること
から、集塵機の本体に設けられたトグルスイッチを用
い、集塵機の走行によってレール上の端部に取りつけら
れたバンパーにトグルスイッチのレバーが当接すること
によってトグルスイッチの接点が切り換えられるように
構成されていた(例えば実開昭63−138801号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述した従来の位置検出装置では、トグル
スイッチの寿命が短いため、短期間でトグルスイッチを
取り替える必要があり、メンテナンスが容易でないとい
う問題があった。
本考案は、上述の問題に鑑み、軌道の所定の位置に至
ったときに切り替わり、且つ他方の位置に至るまでその
状態を機械的に保持することができ、寿命が長く、メン
テナンスが容易な台車の位置検出装置を提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の課題を解決するため、一定の軌道を
走行する台車の位置を検出するために台車に設けられた
位置検出装置であって、軌道に設けられたストッパに当
接して軸方向に移動可能なロッドと、前記ロッドの両端
部に設けられ当該ロッドを軸方向に摺動可能に支持する
ブシュと、前記ブシュのパッキン溝に設けられ前記ロッ
ドの移動に対して摩擦抵抗を与えるパッキンと、前記ロ
ッドの近辺に取りつけられた検出スイッチと、前記ロッ
ドに取りつけられた当該ロッドの軸方向の移動によって
前記検出スイッチをオン又はオフするドグと、を有して
構成される。
〔作用〕
台車の走行によって台車が検出位置に達すると、スト
ッパにロッドの一端が当接し、これによって、ロッドが
軸方向へ移動する。
ロッドが移動すると、ドグが移動し、これによって、
検出スイッチがオンし、又はオフする。
ロッドはブシュによって支持されており、ブシュに設
けられたパッキンは、その弾性力によってロッドの移動
に対して摩擦抵抗を与え、そのため、台車の走行中の振
動や衝撃などによるロッドの移動を防止する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は、織機工場における集塵装置の正面図であ
る。
集塵機1は、織機Mの上方に設けられたレール2に沿
って往復直線移動し、その間に、ブローダクト3に設け
られた多数のノズル4から吹出すエアーによって織機M
を清掃し、サクションダクト5の先端からフロアーF上
の風綿その他の塵を吸い込んで掃除する。
第1図は本考案に係る集塵機1に設けられた位置検出
装置11の正面図、第2図は第1図の集塵機1の右側面図
である。
第1図乃至第3図を参照して、集塵機1に設けられた
制御ボックス6内には、集塵機1の走行方向を切り換え
るための位置検出装置11が設けられている。
位置検出装置11は、取付けブラケット44及びブラケッ
ト45を介してレール2に取りつけられたストッパ15,16
に当接して軸方向に移動可能なロッド21、ロッド21の両
端部に設けられロッド21を軸方向に摺動可能に支持する
ブシュ22,22、各ブシュ22のパッキン溝22aに設けられロ
ッド21の移動に対して摩擦抵抗を与えるパッキン23,2
3、ロッド21の上方近辺に取りつけられたマイクロスイ
ッチ24、及び、マイクロスイッチ24のレバー25の先端の
ローラ26に当接してレバー25を作動させ接点のオンオフ
を切り換えるドグ27から構成されている。
ストッパ15,16には、その先端部にゴムなどからなる
クッション材15a,16aが取りつけられている。
パッキン23としては、Oリング又はダストワイパーな
どが用いられ、その弾性力によってロッド21を適度に締
めつけ、ロッド21の先端がストッパ15,16に当接した場
合を除いて、振動や衝撃などによって不用意にロッド21
が移動するのを防止するとともに、ロッド21の軸方向の
移動によってその表面に付着したダストの清掃を行う。
マイクロスイッチ24は、レバー25が第1図の上下方向
に移動することによって切り換えられるc接点を有した
もので、このc接点によって、集塵機1を走行させる単
相コンデンサ式のモーター41の電気接続を切り換え、モ
ーター41の回転方向を正逆に切り換える。
ドグ27は、斜面部28及び円筒面部29とを有し、ドグ27
(ロッド21)が第1図の右方向に移動した場合(第1図
の実線で示す位置に達した場合)には、ローラ26が斜面
部28を乗り越えて円筒面部29に乗り上げ、レバー25は上
方へ移動する。その逆に、ドグ27が左方向に移動した場
合(第1図の鎖線で示す位置に達した場合)には、ロー
ラ26がドグ27から離れて自由状態となり、レバー25は下
方へ復帰移動する。
なお、第1図及び第2図において、1aは集塵機1のフ
レーム、42はメインローラ、43,43はガイドローラ、44
は取付けブラケット、45はブラケット、46はケーブルダ
クトである。
したがって、集塵機1が第1図及び第3図で示す右方
向(矢印M1方向)へ走行移動しているときに検出位置に
達し、ロッド21の右端がストッパ16に当接すると、ロッ
ド21は左方向へ移動し、ドグ27は第1図の鎖線で示すよ
うに左方向へ移動し、ローラ26は自由状態となってレバ
ー25が下方へ移動する。これによって、マイクロスイッ
チ24の接点が切り換えられ、モーター41が逆転して集塵
機1は反対方向(左方向)へ走行を開始する。
また、左方向へ走行移動しているときに他方の検出位
置に達し、ロッド21の左端がストッパ15に当接すると、
ロッド21は右方向へ移動し、ドグ27は第1図の実線で示
すように右方向へ移動し、ローラ26はドグ27の円筒面部
29に乗り上げ、レバー25が上方へ移動する。これによっ
て、マイクロスイッチ24の接点が切り換えられ、モータ
ー41が逆転して集塵機1は反対方向(右方向)へ走行を
開始する。
ロッド21はブシュ22によって支持されており、ブシュ
22に設けられたパッキン23は、ロッド21の移動に対して
摩擦抵抗を与え、そのため、集塵機1の走行中の振動や
衝撃などによるロッド21の移動が防止され、集塵機1の
走行の誤動作が防止される。
上述の実施例において、マイクロスイッチ24によって
モーター41を直接的に制御したが、適当なリレーなどを
介して制御してもよい。マイクロスイッチ24に代えて他
の適当な検出スイッチを用いてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によると、集塵機のように走行する台車の位置
を検出するにあたり、軌道の所定の位置に至ったときに
切り替わり、且つ他方の位置に至るまでその状態を機械
的に保持することができ、寿命が長く、メンテナンスが
容易な台車の位置検出装置を提供することができる。
特に、ブシュのパッキン溝にパッキンが設けられ、そ
の弾性力によってロッドの移動に対する摩擦抵抗が与え
られているので、簡単な構造であるにも係わらず、振動
や衝撃などによるロッドの移動を効果的に防止し、且つ
ロッドの軸方向の移動によってその表面に付着したダス
トの清掃を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る集塵機に設けられた位置検出装置
の正面図、第2図は第1図の集塵機の左側面図、第3図
は織機工場における集塵装置の正面図である。 1……集塵機(台車)、2……レール(軌道)、11……
位置検出装置、15,16……ストッパ、21……ロッド、22
……ブシュ、23……パッキン、24……マイクロスイッチ
(検出スイッチ)、27……ドグ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の軌道を走行する台車の位置を検出す
    るために台車に設けられた位置検出装置であって、 軌道に設けられたストッパに当接して軸方向に移動可能
    なロッドと、 前記ロッドの両端部に設けられ当該ロッドを軸方向に摺
    動可能に支持するブシュと、 前記ブシュのパッキン溝に設けられ前記ロッドの移動に
    対して摩擦抵抗を与えるパッキンと、 前記ロッドの近辺に取りつけられた検出スイッチと、 前記ロッドに取りつけられた当該ロッドの軸方向の移動
    によって前記検出スイッチをオン又はオフするドグと、 を有してなることを特徴とする台車の位置検出装置。
JP1989007404U 1989-01-23 1989-01-23 台車の位置検出装置 Expired - Lifetime JP2521800Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0297802U JPH0297802U (ja) 1990-08-03
JP2521800Y2 true JP2521800Y2 (ja) 1997-01-08

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ID=31212384

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5499799U (ja) * 1977-12-23 1979-07-13
JPH0526881Y2 (ja) * 1987-03-04 1993-07-08

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JPH0297802U (ja) 1990-08-03

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