JPH0423098Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0423098Y2
JPH0423098Y2 JP1987051158U JP5115887U JPH0423098Y2 JP H0423098 Y2 JPH0423098 Y2 JP H0423098Y2 JP 1987051158 U JP1987051158 U JP 1987051158U JP 5115887 U JP5115887 U JP 5115887U JP H0423098 Y2 JPH0423098 Y2 JP H0423098Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft portion
main roller
shaft
motor
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987051158U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63157074U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987051158U priority Critical patent/JPH0423098Y2/ja
Publication of JPS63157074U publication Critical patent/JPS63157074U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0423098Y2 publication Critical patent/JPH0423098Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、レール上を走行して清掃を行う集塵
装置に関し、特に装置本体を支持するモノレール
用の台車に特徴を有する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来より、織機工場などにおいては、風綿によ
る糸切れの防止や作業環境を向上させるため、織
機の上方に設けられた直線状のレールに沿つて走
行しつつ、織機上にエアーを吹出し且つ床上の風
綿などを吸引して自動的に掃除を行う集塵装置が
用いられている。
従来において、集塵装置は、一定の間隔を有し
て配置された2本のレールの一端部に設けられた
制御ステーシヨンから、2本のレールの中央に配
置したベルトによつて、装置本体に取り付けられ
たプーリを介して動力の伝達を受け、これによつ
てブロワー用のフアンを回転させ且つ集塵装置を
走行させていた。
しかし、この従来の集塵装置によると、2本の
レールとそれらに沿つた長いベルトが必要である
ため、そのための装置が大掛かりとなり、その設
置及びメンテナンスが容易ではないという問題が
あつた。
本考案は上述の問題に鑑みなされ、従来のよう
なベルトを必要とせず、構造が簡単且つ小型であ
つてメンテナンスが容易な集塵装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための技術的手段〕
本考案は、上述の課題を解決するため、第1図
〜第4図に示すように、エアーを吹き出すブロー
ダクト3及び塵を吸い込むサクシヨンダクト5が
取り付けられてなる装置本体6と、前記装置本体
6を支持しつつレール2に沿つて走行するための
台車6aとからなり、前記台車6aは、上壁部9
及び両側壁部10,11からなる下向きコ字状の
フレーム7,8と、前記フレーム7,8の両側壁
部10,11間に設けられて前記レール2の上面
を転動するメインローラ12,13と、前記フレ
ーム7,8の各側壁部10,11の下端部にそれ
ぞれ設けられて前記レール2の側面を転動するガ
イドローラ14とを有し、少なくとも一方の前記
メインローラ12は、中央の径大部軸17と当該
径大部軸17の両側から突出する径小軸部18及
び駆動側軸部19とからなる軸部16を有し、前
記径小軸部18及び駆動側軸部19は、前記両側
壁部10,11に設けられたベアリング20,2
1によつて回転自在に支持され、前記駆動側軸部
19を支持するベアリング21の外径は前記メイ
ンローラ12の外径よりも大きく設定されてお
り、前記駆動側軸部19に設けられた軸穴22に
一方の側壁部11に設けられたモーター24の出
力軸が嵌入して連結され、当該モーター24の回
転動力が前記メインローラ12に伝達されて構成
される。
〔作用〕 モーター24が回転すると、その出力軸の回転
動力が軸部16を介してメインローラ12に伝達
され、メインローラ12が回転駆動する。メイン
ローラ12には集塵装置1のほぼ半分以上の重量
が加わつており、且つ集塵装置1の姿勢はガイド
ローラ14によつて保持されているので、メイン
ローラ12の回転によつて集塵装置1は滑らかに
走行する。メインローラ12はモーター24に直
結されて回転駆動されるので、動力の伝達効率が
よく、且つ小型に構成される。
また、メインローラ12の組み付けに当たつて
は、駆動側軸部19を支持するベアリング21の
外径がメインローラ12の外径よりも大きいの
で、ベアリング21が装着される側壁部11の側
からメインローラ12を挿入し、取り付けること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は織機工場における集塵装置1を示し、
集塵装置1は、織機Mの上方に設けられたレール
2に沿つて往復直線移動し、その間に、ブローダ
クト3に設けられた多数のノズル4から吹出すエ
アーによつて織機Mを清掃し、サクシヨンダクト
5の先端からフロアーF上の風綿その他の塵を吸
い込んで掃除する。
第2図及び第3図において、集塵装置1は、装
置本体6の走行方向両側にフレーム7,8を有し
た台車6aが取りつけられている。これら両フレ
ーム7,8は、上壁部9及び側壁部10,11か
らなる下向きコ字状に形成されており、これら両
側壁部10,11の間には、レール2の上面を転
動するメインローラ12,13が設けられ、また
両側壁部10,11の下端部には、レール2の側
面を転動するガイドローラ14,14,…が設け
られている。
第4図をも参照して、メインローラ12は、円
筒状の車輪15と軸部16とからなり、軸部16
は、中央の径大部軸17、及び径大部軸17の両
側から突出する径小軸部18と駆動側軸部19と
からなる。駆動側軸部19は径小軸部18よりも
径大であり、またこれらは、側壁部10,11に
取りつけられたベアリング20,21によつて回
転自在に支持されている。
第4図から明らかなように、駆動側軸部19を
支持するベアリング21の外径は車輪15の外径
よりも大きく設定されている。したがつて、当然
に、ベアリング21が装着される側壁部11に設
けられる穴の径はメインローラ12の外形よりも
大きく、メインローラ12はこの穴から挿入して
取り付け、又は抜き出して取り外すことが可能で
ある。
さらに駆動側軸部19には、軸穴22及びキー
溝23が設けられ、ここに、側壁部11に取りつ
けられた減速機付きのモーター24の出力軸25
が嵌入しており、モーター24が回転するとその
回転動力が、出力軸25、キー26、キー溝23
及び軸部26を介して車輪15に伝達され、これ
によつてメインローラ12が回転しレール2上を
走行する。なお、他方のメインローラ13には上
述のような駆動機構は設けられておらず、集塵装
置1の走行にしたがつてレール2上を転動する。
また、レール2にはブラケツト28,29によ
つてケーブルダクト30が取りつけられており、
モーター24及びその他の電源は、集塵装置1の
走行とともにケーブルダクト30内を移動する図
示しないケーブルによつて供給されている。な
お、27は固定軸、31は制御ボツクス、32は
ブラケツト29に取りつけられた図示しないバン
パーに当接して切り替わるスイツチであり、スイ
ツチ32が切り替わることによつて電源の3相の
うちの2相の接続が入れ替わり、これによつてモ
ーター24の回転方向が逆転し、集塵機1の走行
方向が反転する。
上述の集塵装置1では、モーター24の回転動
力が直接にメインローラ12に伝達されるので、
動力の伝達効率がよく、またモーター24の回転
による集塵機1の走行の応答性がよい。スイツチ
32を切り替えることによりモーター24の回転
方向を逆転させ、集塵機1の走行方向の制御を容
易に行える。
メインローラ12の組み付けに当たつては、駆
動側軸部19を支持するベアリング21の外径が
メインローラ12の外径よりも大きいので、ベア
リング21が装着される側壁部11の側からメイ
ンローラ12を挿入して取り付け又は取り外すこ
とができ、しかもモーター24はフレーム7の側
壁部11に直に取りつけられているので、構造が
簡単で且つ小型であり、組み立て及びメンテナン
スが容易である。したがつて、風綿その他の塵埃
の多い織機工場などにおいて、制御が行い易く且
つ故障が少なく、メンテナンスが容易であるとい
う利点を有している。
〔考案の効果〕
本考案によると、従来のようなベルトを必要と
せず、構造が簡単且つ小型であつてメンテナンス
が容易である。また、モーターの回転動力が直接
にメインローラに伝達されるので、動力の伝達効
率がよい。したがつて、例えば、風綿その他の塵
埃の多い織機工場などにおいて、制御が行い易く
且つ故障が少なくメンテナンスが容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は集塵装
置の正面図、第2図は集塵装置の要部を拡大して
示す正面図、第3図は集塵装置の要部の一部断面
側面図、第4図は第3図のさらに要部の拡大図で
ある。 1……集塵装置、2……レール、3……ブロー
ダクト、5……サクシヨンダクト、6……装置本
体、6a……台車、7,8……フレーム、9……
上壁部、10,11……側壁部、12……メイン
ローラ、14……ガイドローラ、15……車輪、
16……軸部、17……径大部軸、18……径小
軸部、19……駆動側軸部、20,21……ベア
リング、22……軸穴、23……キー溝、24…
…モーター、25……出力軸、26……キー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エアーを吹き出すブローダクト3及び塵を吸い
    込むサクシヨンダクト5が取り付けられてなる装
    置本体6と、 前記装置本体6を支持しつつレール2に沿つて
    走行するための台車6aとからなり、 前記台車6aは、 上壁部9及び両側壁部10,11からなる下向
    きコ字状のフレーム7,8と、 前記フレーム7,8の両側壁部10,11間に
    設けられて前記レール2の上面を転動するメイン
    ローラ12,13と、 前記フレーム7,8の各側壁部10,11の下
    端部にそれぞれ設けられて前記レール2の側面を
    転動するガイドローラ14とを有し、 少なくとも一方の前記メインローラ12は、中
    央の径大部軸17と当該径大部軸17の両側から
    突出する径小軸部18及び駆動側軸部19とから
    なる軸部16を有し、前記径小軸部18及び駆動
    側軸部19は、前記両側壁部10,11に設けら
    れたベアリング20,21によつて回転自在に支
    持され、 前記駆動側軸部19を支持するベアリング21
    の外径は前記メインローラ12の外径よりも大き
    く設定されており、 前記駆動側軸部19に設けられた軸穴22に一
    方の側壁部11に設けられたモーター24の出力
    軸が嵌入して連結され、当該モーター24の回転
    動力が前記メインローラ12に伝達されてなる ことを特徴とする集塵装置。
JP1987051158U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH0423098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987051158U JPH0423098Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987051158U JPH0423098Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63157074U JPS63157074U (ja) 1988-10-14
JPH0423098Y2 true JPH0423098Y2 (ja) 1992-05-28

Family

ID=30875160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987051158U Expired JPH0423098Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0423098Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164260A (ja) * 1983-03-10 1984-09-17 川崎重工業株式会社 懸垂型走行台車

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164260A (ja) * 1983-03-10 1984-09-17 川崎重工業株式会社 懸垂型走行台車

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63157074U (ja) 1988-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100580144B1 (ko) 평판 디스플레이용 세정장치
JPH0423098Y2 (ja)
CN111266370A (zh) 一种用于管道清洁的机器人装置及其操作方法
CN113102322A (zh) 一种用于太阳能板表面清洁的除尘装置
US4947511A (en) Device for pneumatic dust removal of yarn supply carriers of textile machines
US1987582A (en) Portable lint clearer for textile machinery
CN210974985U (zh) 一种粗纱机吹吸风装置
CN214938075U (zh) 一种用于粗纱机的清灰设备
CN209796677U (zh) 一种条烟输送链板自动清洁装置
CN112575420A (zh) 一种光感式换向机构的节能吹吸清洁机
KR200189935Y1 (ko) 자동세차기에 있어서 수평세척장치
CN215314480U (zh) 一种履带式中央空调管道清扫机器人
CN220429672U (zh) 一种基于旋转式清洁复合软管外表面灰尘的喷码设备
JP2000096365A (ja) 紡機の移動清掃装置
CN218656039U (zh) 一种具备防尘功能的并线机
JP2001294132A (ja) 洗車機
CN211274013U (zh) 一种节能型风淋室
CN218664435U (zh) 一种薄片类产品快速搬运机构
CN212531677U (zh) 石塑墙板上的薄膜输送装置
CN220596476U (zh) 一种橡胶带收卷机
US2994904A (en) Traveling cleaner
CN220841898U (zh) 一种纸箱印刷上光过油机
CN213476207U (zh) 一种功能性混纺纱专用纺纱机排杂装置
JP2524829Y2 (ja) 清掃装置
CN214263137U (zh) 一种带有水循环结构的轨道式玻璃清洗机