JP2716573B2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JP2716573B2
JP2716573B2 JP15572690A JP15572690A JP2716573B2 JP 2716573 B2 JP2716573 B2 JP 2716573B2 JP 15572690 A JP15572690 A JP 15572690A JP 15572690 A JP15572690 A JP 15572690A JP 2716573 B2 JP2716573 B2 JP 2716573B2
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政幸 小田島
伸夫 福岡
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株式会社ニッコー
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、むきエビ等のように、不定形で変形し易い
品物をクランプする装置に係り、特に品物を傷付けるこ
となく中央部で正確にクランプすることができるクラン
プ装置に関する。
(従来の技術) 旧来から、上面中央部にむきエビが載置された焼売は
一般に知られているが、むきエビは、不定形で柔かく変
形し易いため、従来は、手で載せる方法を採っている。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の方法では、ベルトコンベア上を搬送されて
きた焼売上に、むきエビを手で載せているため、作業が
容易でないとともに、むきエビを載せる際に、既に焼売
上に載せられているむきエビに手が触れて、むきエビが
焼売上から落下するおそれがある等の問題がある。ま
た、商品性を高めるためむきエビは焼売の中央部に載せ
られる必要があり、この点でも作業が面倒であった。
本発明は、このような点を考慮してなされたもので、
不定形で変形し易い品物を、傷付けることなく中央部で
正確にクランプすることができるクランプ装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成する手段として、クランプ
すべき品物を取り囲むように円周上に複数本配置された
可撓性フィンガと、これら各可撓性フィンガを弾性変形
させて拡径するブシュ、およびこのブシュを駆動するア
クチュエータを有する把持手段と、クランプすべき品物
が配置される品物用凹部、およびこの品物用凹部の周囲
にそれぞれ設けられ前記各可撓性フィンガが遊嵌される
フィンガ用凹部を有する載置台とをそれぞれ設けるよう
にしたことを特徴とする。
(作用) 本発明に係るクランプ装置においては、むきエビ等の
品物が、載置台の品物用凹部内に配置される。一方、把
持手段の各可撓性フィンガは、アクチュエータで駆動さ
れるブシュによって拡径され、この状態で、把持手段が
品物用凹部上に降ろされる。これにより、各可撓性フィ
ンガの先端が、各フィンガ用凹部に遊嵌され、品物用凹
部内の品物は、各可撓性フィンガで取り囲まれた状態と
なる。そこで、アクチュエータの駆動によりブシュを逆
作動させ、各可撓性フィンガを、弾性復帰により縮径さ
せる。これにより、品物は各可撓性フィンガの中央部に
確実にクランプされる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図は、本発明に係るクランプ装置の
一例を示すもので、このクランプ装置は、把持手段1と
載置台2とから構成されている。
把持手段1は、第1図、第3図、第4図および第5図
に示すように、クランプすべきむきエビ3を取り囲むよ
うに円周上に等間隔で配された例えば6本の針状フィン
ガ4を備えており、これら各針状フィンガ4は、その基
端部が、取付けブロック5に固定されている。
各針状フィンガ4は、例えばスプリング鋼等の可撓性
を有する素材で形成されており、その先端側は、第1図
および第5図に示すように、中心に向かって略く字状に
塑性加工されている。
これらの針状フィンガ4の中央部には、第1図および
第3図に示すように、円柱状をなすブシュ6が配置され
ており、このブシュ6は、取付けブロック5が固定され
るエアシリンダ7のロッド7a先端に取付けられている。
そして、このブシュ6は、エアシリンダ7の伸長作動に
より取付けブロック5から押し出され、縮径状態の各針
状フィンガ4を、弾性変形により拡径させるようになっ
ている。
一方、載置台2は、第2図(a)、(b)、第3図お
よび第4図に示すように、むきエビ3が収容される例え
ば円形の品物用凹部8を備えており、この品物用凹部8
の周囲には、把持手段1を品物用凹部8上に降下させた
際に各針状フィンガ4が遊嵌される例えば長孔状のフィ
ンガ用凹部9がそれぞれ設けられている。
次に、本実施例の作用について説明する。
むきエビ3のクランプに際しては、一かたまりで載置
台2上に供給されたむきエビ3を、載置台2に振動を与
えたり、あるいはスクレーパで載置台2上を掻いたりし
て、1尾ずつ品物用凹部8内に収容する。
次いで、エアシリンダ7を伸長作動させ、ブシュ6を
取付けブロック5から押し出す。すると、第1図に示す
ように縮径状態となっていた各針状フィンガ4が、第3
図および第4図に示すように、弾性変形により拡径す
る。
次いで、把持手段1を品物用凹部8上に降下させ、第
3図に示すように、各針状フィンガ4の先端をフィンガ
用凹部9に挿入する。これにより、品物用凹部8内に収
容されているむきエビ3は、各針状フィンガ4により周
囲が取り囲まれた状態となる。
次いで、エアシリンダ7を縮小作動させ、ブシュ6を
取付けブロック5内に引き込む。すると、各針状フィン
ガ4が弾性復帰により縮径し、むきエビ3は、各針状フ
ィンガ4によりクランプされる。そこで、把持手段1を
上昇させると、第5図に示すように、針状フィンガ4間
でクランプされたむきエビ3が品物用凹部8から取出さ
れる。取出されたむきエビ3は、図示しない焼売上まで
搬送し、クランプを解除することにより、焼売上に載置
される。
このように、むきエビ3を、複数本の針状フィンガ4
で取り囲んでクランプするようにしているので、把持手
段1の中央部に確実にクランプすることができ、焼売上
に載置する再に、焼売の中央部に正確に載置することが
できる。
また、むきエビ3は、針状フィンガ4の弾性力でクラ
ンプされるので、不定形で柔かく変形し易くても確実に
クランプすることができる。
また、むきエビ3は、載置台2の品物用凹部8に収容
された状態で、把持手段1によってクランプされるの
で、むきエビ3の位置決めを正確に行なうことができ、
針状フィンガ4がむきエビ3に刺さって傷付けるといっ
た不具合が全くない。
第6図は、前記クランプ装置が組込まれた焼売製造機
の一例を示すものである。この焼売製造機は、焼売成形
機11とエビトッピング機12とから構成されており、前記
クランプ装置、エビトッピング機12に組込まれている。
焼売成形機11は、ひき肉とみじん切りされたねぎとを
混練し、これを小麦粉の薄皮で包んで焼売を順次成形す
るようになっており、成形された焼売は、ベルトコンベ
ア13により、第6図の左方から右方に搬送されるように
なっている。
一方、エビトッピング機12は、第6図に示すように、
上面の複数の載置台2が取付けられたベルトコンベア14
を備えており、各載置台2には、品物用凹部8およびフ
ィンガ用凹部9が、例えば24個ずつ設けられている。
また、ベルトコンベア14の第6図における下端部に
は、フィーダ15からむきエビ3が投入されるホッパ16が
設けられており、このホッパ16の下端は、載置台2に接
近または接触している。したがって、ベルトコンベア14
の駆動により、各載置台2がホッパ16の下方を通過する
と、ホッパ16の下端縁がスクレーパとして機能し、ホッ
パ16内のむきエビ3が、1尾ずつ載置台2上の各品物用
凹部8に収容されるようになっている。
このベルトコンベア14の第6図における上端側には、
移動レール17にそってベルトコンベア14の上方位置をベ
ルトコンベア13上まで移動する移動台18が配置されてお
り、この移動台18には、把持手段1が、各載置台2の品
物用凹部8に対応して24台設置され、同時に駆動される
ようになっている。
しかして、移動台18に設置された24台の把持手段1を
同時に駆動することにより、各載置台2上の24尾のむき
エビ3が同時にクランプされ、移動台18をベルトコンベ
ア13上まで移動させた後、クランプを解除することによ
り、ベルトコンベア13上の24個の焼売上に、同時にむき
エビ3が載置される。
なお、前記実施例においては、品物用凹部8が円形で
ある場合について説明したが、多角形等他の形状でもよ
い。また、針状フィンガ4およびフィンガ用凹部9の数
は、6に限定されるものではない。
また、前記実施例においては、むきエビ3のクランプ
について説明したが、不定形で変形し易い他の品物にも
同様に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、品物用凹部内に収容さ
れた品物を、複数本の可撓性フィンガで取り囲んでクラ
ンプするようにしているので、不定形で変形し易い品物
であっても、把持手段の中央部分に確実にクランプする
ことができる。また、品物は、品物用凹部内に収容され
た状態でクランプされるので、品物を傷付けることなく
容易にクランプすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るクランプ装置の把持手
段を示す部分断面図、第2図(a)は同様の載置台を示
す断面図、第2図(b)は載置台の品物用凹部部分の平
面図、第3図は針状フィンガの先端をフィンガ用凹部に
遊嵌した状態を示す説明図、第4図は品物をクランプす
る前の状態を示すクランプ装置の斜視図、第5図は品物
をクランプした状態を示す把持手段の斜視図、第6図は
クランプ装置が組込まれた焼売製造機を示す平面図であ
る。 1……把持手段、2……載置台、3……むきエビ、4…
…針状フィンガ、6……ブシュ、7……エアシリンダ、
8……品物用凹部、9……フィンガ用凹部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランプすべき品物を取り囲むように円周
    上に複数本配置された可撓性フィンガと、これら各可撓
    性フィンガを弾性変形させて拡径するブシュ、およびこ
    のブシュを駆動するアクチュエータを有する把持手段
    と、 クランプすべき品物が配置される品物用凹部、およびこ
    の品物用凹部の周囲にそれぞれ設けられ前記各可撓性フ
    ィンガが遊嵌されるフィンガ用凹部を有する載置台と、 を具備することを特徴とするクランプ装置。
JP15572690A 1990-06-14 1990-06-14 クランプ装置 Expired - Lifetime JP2716573B2 (ja)

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