JP2715844B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2715844B2
JP2715844B2 JP5043491A JP4349193A JP2715844B2 JP 2715844 B2 JP2715844 B2 JP 2715844B2 JP 5043491 A JP5043491 A JP 5043491A JP 4349193 A JP4349193 A JP 4349193A JP 2715844 B2 JP2715844 B2 JP 2715844B2
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humidity
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真 清水
育雄 赤嶺
理子 市原
好昭 内田
恭久 二宮
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間や環境状態を検出
することが可能な検出手段を利用し、これによって得ら
れた様々な情報から室内に存在する人の快適度を検出
し、これに基づいて制御を行うことにより、室内の人間
の快適性および操作性の向上を図る空気調和機の制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機の制御装置に
ついて説明する。近年、温度指標のみではなく、温度以
外の快適感に関連する要素も考慮したPMV(ISO
7730−1984)などの快適度を制御指標とする空
調制御に関するものがある。第一の分野として、例え
ば、特開平4−84055号公報の実施例記載の構成が
知られている。以下にその構成を説明する。空気温度、
輻射温度、湿度、気流を周囲環境側要素として測定し、
また人間の運動量、着衣量を人間側要素として推定し、
前記人間側要素と環境側要素に基づいて制御を行うか、
これらの要素から快適指標であるPMVをPMV算出式
にて算出し、このPMVに基づき制御を行う。
【0003】また、第二の分野として、例えば、特開平
4−268146号公報の実施例記載の構成が知られて
いる。以下にその構成を説明する。PMVは温度、湿
度、気流、輻射温度、活動量、着衣量の6つの要素によ
って算出される。その中で気流、湿度、活動量、着衣量
の4つの要素のみ予め適当な値を設定することにより、
PMV算出式を温度と輻射温度の関係が一次関数で近似
し、例えば、PMV値を0、温度をTA、輻射温度をT
Rとすると、
【0004】
【数1】
【0005】となり、輻射温度が検出されると目標温度
が決定できる。空気調和機はこの目標温度を基準に制御
されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、第一の分野では、入力要素の導出方法と
しては、各周囲環境側要素を全て各々の要素を計測する
センサにより計測しており、製品化を行う上ではコスト
アップにつながるとともに、計測方式の点で計測困難な
要素が多い。つまりPMV計測のために輻射センサや気
流センサを用いることは製品としてのコストアップにつ
ながるとともに、室内にセンサを配置することは実際、
困難である。また、これらの複数の要素の検出や推定が
行えたとしてもPMV値を算出するためには複雑な計算
が必要となる、という課題を有していた。また、第二の
分野は、この場合、空気調和機の制御の基準は目標温度
である。すなわち、室内温度であり、室内に複数の人が
存在する場合においては各々のPMV値を算出すること
はできない。また、一人しか存在しなくても、人の位置
の変化に対応した人付近の温度が検出できないため、位
置の変化に対応したPMV値の違いは算出することがで
きない。
【0007】そこで本発明は、人数や位置等の人間状態
および温度や輻射温度等の室内環境に対応した人の快適
度を容易に直接算出することを目的とするものである。
【0008】また、本発明は、人数や位置等の人間状態
および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、
人体の位置における気流感をも考慮した快適度を容易に
直接算出することを目的とするものである。
【0009】また、本発明は、人数や位置等の人間状態
および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、
人の着衣量の変化にも対応した快適度を容易に直接算出
することを目的とするものである。
【0010】また、本発明は、人数や位置等の人間状態
および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、
湿度の変化にも対応した快適度を容易に直接算出するこ
とを目的とするものである。
【0011】また、本発明は、人数や位置等の人間状態
および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、
人の活動量の変化にも対応した快適度を容易に直接算出
することを目的とするものである。
【0012】また、本発明は、人数や位置等の人間状態
および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、
人体の位置における気流感、着衣量の変化、湿度の変化
および人の活動量の変化等をも考慮した快適度を容易に
直接算出することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、人の人数を検出する人数検出手段と、各々
の人の位置を検出する人体位置検出手段と、足元温度を
検出する足元温度検出手段と、各々の床や壁の温度を検
出する床壁温度検出手段と、前記人体位置検出手段、足
元温度検出手段および床壁温度検出手段からの出力値で
ある各々の人体位置、足元温度および床壁温度から各々
の人付近の輻射温度を算出する輻射温度算出手段と、吸
い込み温度を検出する吸い込み温度検出手段と、空気調
和機が制御する風量を記憶する風量記憶手段と、空気調
和機の運転モードを記憶する運転モード記憶手段と、前
記人体位置検出手段、吸い込み温度検出手段、風量記憶
手段および運転モード記憶手段からの出力値である各々
の人の位置、吸い込み温度、風量および運転モードから
各々の人付近温度を推測する人付近温度推測手段と、前
記輻射温度検出手段および人付近温度推測手段からの出
力値である各々の輻射温度および各々の人付近温度から
室内に存在する各々の人の快適度を算出する快適度算出
手段と、前記快適度算出手段および人数検出手段からの
出力値である快適度および人数から、空調を行なうため
の指標となる代表快適度を決定する代表快適度決定手段
とを備えるものである。
【0014】また、本発明は、快適度算出手段からの出
力値である各々の快適度を前記風量記憶手段からの出力
値である風量に基づいて補正する快適度気流補正手段
と、前記快適度気流補正手段および人数検出手段からの
出力値である快適度気流補正値および人数から、空調を
行なうための指標となる代表快適度を決定する代表快適
度決定手段とを備えるものである。
【0015】また、本発明は、外気温検出手段と、快適
度算出手段からの出力値である各々の快適度を前記外気
温検出手段からの出力値である外気温に基づいて補正す
る快適度着衣補正手段と、前記快適度着衣補正手段およ
び人数検出手段からの出力値である快適度着衣補正値お
よび人数から、空調を行なうための指標となる代表快適
度を決定する代表快適度決定手段とを備えるものであ
る。
【0016】また、本発明は、湿度検出手段と、快適度
算出手段からの出力値である各々の快適度を前記湿度検
出手段からの出力値である湿度に基づいて補正する快適
度湿度補正手段と、前記快適度湿度補正手段および人数
検出手段からの出力値である快適度湿度補正値および人
数から、空調を行なうための指標となる代表快適度を決
定する代表快適度決定手段とを備えるものである。
【0017】また、本発明は、活動量検出手段と、快適
度算出手段からの出力値である各々の快適度を前記活動
量検出手段からの出力値である活動量に基づいて補正す
る快適度活動量補正手段と、前記快適度活動量補正手段
および人数検出手段からの出力値である快適度活動量補
正値および人数から、空調を行なうための指標となる代
表快適度を決定する代表快適度決定手段とを備えるもの
である。
【0018】また、本発明は、快適度算出手段からの出
力値である各々の快適度を、人体位置検出手段および風
量記憶手段からの出力値である人体位置および風量に基
づいて補正する快適度気流補正手段と、外気温検出手段
と外気温検出手段からの出力値である外気温に基づいて
補正する快適度着衣補正手段と、湿度検出手段と湿度検
出手段からの出力値である湿度に基づいて補正する快適
度湿度補正手段と、活動量検出手段と活動量検出手段か
らの出力値である活動量に基づいて補正する快適度活動
量補正手段との中から少なくとも2つ以上を用いて快適
度補正値を決定する快適度補正手段と、快適度補正手段
および人数検出手段からの出力値である快適度補正値お
よび人数から、空調を行なうための指標となる代表快適
度を決定する代表快適度決定手段とを備えるものであ
る。
【0019】
【作用】本発明は、上記構成により、人体位置検出手
段、足元温度検出手段および床壁温度検出手段からの出
力値である各々の人体位置、足元温度および床壁温度か
ら各々の人付近の輻射温度を算出するとともに、人体位
置検出手段、吸い込み温度検出手段、風量記憶手段およ
び運転モード記憶手段からの出力値である各々の人の位
置、吸い込み温度、風量および運転モードから各々の人
付近温度を推測し、これら各々の人付近の輻射温度およ
び人付近温度の2つのパラメータによって各々のPMV
値が算出できるようPMV算出式を簡略化し、この簡略
化したPMV算出式に基づいて快適度算出手段により室
内に存在する各々の人の快適度を直接算出する。この算
出された各々の人の快適度および人数から空調を行なう
ための指標となる代表快適度を代表快適度決定手段によ
り決定することにより、人数や位置等の人間状態および
温度や輻射温度等の室内環境に対応した人の快適度を容
易に直接算出することができる。
【0020】また、本発明は、この算出された各々の人
の快適度を人体位置検出手段および風量記憶手段からの
出力値である人体位置および風量に基づいて快適度気流
補正手段により補正し、快適度気流補正値を決定する。
この快適度気流補正値および人数から空調を行なうため
の指標となる代表快適度を代表快適度決定手段により決
定することにより、人数や位置等の人間状態および温度
や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、人体の位置
における気流感をも考慮した快適度を容易に直接算出す
ることができる。
【0021】また、本発明は、この算出された各々の人
の快適度を外気温検出手段からの出力値である外気温に
基づいて快適度着衣補正手段により補正し、快適度着衣
補正値を決定する。この快適度着衣補正値および人数か
ら空調を行なうための指標となる代表快適度を代表快適
度決定手段により決定することにより、人数や位置等の
人間状態および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、
さらに、人の着衣量の変化にも対応した快適度を容易に
直接算出することができる。
【0022】また、本発明は、この算出された各々の人
の快適度を湿度検出手段からの出力値である湿度に基づ
いて快適度湿度補正手段により補正し、快適度湿度補正
値を決定する。この快適度湿度補正値および人数から空
調を行なうための指標となる代表快適度を代表快適度決
定手段により決定することにより、人数や位置等の人間
状態および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さら
に、湿度の変化にも対応した快適度を容易に直接算出す
ることができる。
【0023】また、本発明は、この算出された各々の人
の快適度を活動量検出手段からの出力値である活動量に
基づいて快適度活動量補正手段により補正し、快適度活
動量補正値を決定する。この快適度活動量補正値および
人数から空調を行なうための指標となる代表快適度を代
表快適度決定手段により決定することにより、人数や位
置等の人間状態および温度や輻射温度等の室内環境に対
応し、さらに、人の活動量の変化にも対応した快適度を
容易に直接算出することができる。
【0024】また、本発明は、この算出された各々の人
の快適度を、快適度気流補正手段、快適度着衣補正手
段、快適度湿度補正手段および快適度活動量補正手段の
中から少なくとも2つ以上を用いて快適度補正手段によ
り快適度補正値を決定する。この快適度補正値および人
数から空調を行なうための指標となる代表快適度を代表
快適度決定手段により決定することにより、人数や位置
等の人間状態および温度や輻射温度等の室内環境に対応
し、さらに、人体の位置における気流感、着衣量の変
化、湿度の変化および人の活動量の変化等をも考慮した
快適度を容易に直接算出することを目的とするものであ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例における空気調
和機の制御装置の概略ブロック図である。図1におい
て、11は人数検出手段、111は人数信号、12は人
体位置検出手段、121および122は人体位置信号、
13は足元温度検出手段、131は足元温度信号、14
は床壁温度検出手段、141は床壁温度信号、15は吸
い込み温度センサ等の吸い込み温度検出手段、151は
吸い込み温度信号、16は空気調和機が制御する風量を
記憶する風量記憶手段、161は風量信号、17は空気
調和機が運転する運転モードを記憶する運転モード記憶
手段、171は冷房、暖房等の運転モード信号、18は
輻射温度算出手段、181は輻射温度信号、19は人付
近温度推測手段と、191は人付近温度信号、20は快
適度算出手段、201は快適度信号、21は代表快適度
決定手段、211は代表快適度信号、22は空気調和
機、221は空気調和機が制御する風量信号、222は
空気調和機が運転する運転モード信号である。
【0026】ここで人数検出手段11、人体位置検出手
段12、足元温度検出手段13および床壁温度検出手段
14は、例えば赤外線センサ等を用いて得られた赤外線
画像情報を画像処理することにより、人数、位置、足元
温度等の人体情報や各々の床や壁の温度、すなわち空気
調和機からみて左壁、右壁、中央壁および床、天井等部
位毎の壁体温度を検出することができる検出手段であ
る。なお、これ以外に人体情報を検出することが可能な
センサや輻射温度センサ等のように、人数、位置、足元
温度、各々の床や壁の温度を検出する検出手段であれ
ば、その検出手段は限定されない。
【0027】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。人数検出手段11から人数信号11
1を代表快適度決定手段21へ出力する。人体位置検出
手段12では人数信号に対応した数の人体位置を、足元
温度検出手段13では人体位置に対応した足元温度を、
また、床壁温度検出手段14では室内の各々の床や壁の
温度を、それぞれ人体位置信号121、足元温度信号1
31および床壁温度信号141として輻射温度算出手段
18へ出力する。
【0028】輻射温度算出手段18ではこれら人体位置
信号121、足元温度信号131および床壁温度信号1
41をもとに、例えば「人間の位置が左の壁に最も近い
のであれば左の壁の影響度を最も大きくし、右や中央の
壁の影響度は小さくする。逆に、人間の位置が右の壁に
最も近いのであれば右の壁の影響度を最も大きくし、左
や中央の壁の影響度は小さくする。」等のように各々の
人体位置に対応して人間が受ける各々の床、壁、足元の
影響度合を考慮しながら、各々の人の輻射温度を算出
し、輻射温度信号181として快適度算出手段20に出
力する。
【0029】一方、人体位置検出手段12から人体位置
信号122を、吸い込み温度検出手段15から吸い込み
温度信号151を、風量記憶手段16から風量信号16
1を、また、運転モード記憶手段17から運転モード信
号171を、人付近温度推測手段19に出力する。人付
近温度推測手段19では、これら人体位置信号122、
吸い込み温度信号151、風量信号161および運転モ
ード信号171をもとに、例えば「運転モードは暖房
で、かつ、風量が弱で、かつ、人体位置が空気調和機の
すぐ近くであれば、人付近の温度は吸い込み温度に△t
1℃加算した値とする。また、運転モードは冷房で、か
つ、風量が強で、かつ、人体位置が空気調和機のすぐ近
くであれば、人付近の温度は吸い込み温度に△t2℃加
算した値とする。」等のように、人体位置、吸い込み温
度風量および運転モードの4つの関係により各々の人の
人付近温度を推測し、人付近温度信号191として快適
度算出手段20に出力する。
【0030】快適度算出手段20では、気流、湿度、活
動量、着衣量の4つの要素をある一定値とし、人付近温
度および輻射温度の2つのパラメータで求められるよう
にした簡略化されたPMV算出式に基づいて、これら輻
射温度信号181および人付近温度信号191をもとに
各々の人の快適度を算出し、快適度信号201として代
表快適度決定手段21へ出力する。
【0031】代表快適度決定手段21では、例えば「人
数がひとりの場合は、その人の快適度を代表快適度とし
て、また、複数存在する場合は、最も寒いと感じている
人の快適度(PMVmin)と、最も寒いと感じている
人を除いた他の人々の快適度の平均値(PMVave)
との差(PMVmin−PMVave)が大きければ、
最も寒いと感じている人に重みをおいた代表快適度を決
定する。また、(PMVmin−PMVave)が小さ
ければ、最も寒いと感じている人および最も寒いと感じ
ている人を除いた他の人々の両者に対して平均的な重み
をおきながら代表快適度を決定する。」等のように、人
数検出手段11からの出力値である人数信号111と各
々の人の快適度信号201に基づいて、空調を行なうた
めの指標となる代表快適度信号211を決定し、この代
表快適度信号211に基づいて空気調和機22を制御す
る。
【0032】次に、図2を用いて輻射温度算出手段18
の詳細について説明する。図2において、230は人体
位置検出手段12からの出力値である人体位置信号、2
3は人体位置床面ブロック判定部、231は人体位置ブ
ロック信号、24は重み係数選択部、241は重み係数
信号、250は足元温度検出手段13からの出力値であ
る足元温度信号、251は床壁温度検出手段14からの
出力値である、床、左壁、中央壁および右壁温度等の床
壁温度信号、25は輻射温度算出部、252は輻射温度
信号である。
【0033】また、デフォルトとして決定されている床
面を、N個のブロックに分割し、それぞれN個の位置に
おける床、左壁、中央壁、右壁(左、中央、右は空気調
和機からみて)および足元付近の床の影響度を形態係数
に基づいてあらかじめ算出し、N個の人体位置に対応す
る床、左壁、中央壁、右壁、および足元の床のそれぞれ
の重み係数を決定しておく。すなわち、φ1を床の重み
係数、φ2を左壁の重み係数、φ3を中央壁の重み係
数、φ4を右壁の重み係数、およびφ5を足元の床の重
み係数とすると、
【0034】
【数2】
【0035】となるような、例えば下表のようなテーブ
ルをあらかじめ実験や形態係数等により決定しておく。
【0036】
【表1】
【0037】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。人体位置検出手段12からの出力値
である人体位置信号230をもとに、人体位置が床面の
どのブロックに存在するかを人体位置床面ブロック判定
部23で判定し、人体位置ブロック信号231として重
み係数選択部24に出力する。重み係数選択部24で
は、人体位置ブロック信号231をもとに上表の重み係
数テーブルに基づいて重み係数を選択し、φ1〜φ5の
重み係数信号241として輻射温度算出部25に出力す
る。輻射温度算出部25では、足元温度検出手段13か
らの出力値である足元温度信号250、床壁温度検出手
段14からの出力値である、床、左壁、中央壁および右
壁温度等の床壁温度信号251および重み係数信号24
1から、下記の輻射温度算出式に基づき人体位置に対応
して人間が受ける各々の床、壁、足元の影響度合を考慮
しながら、各々の人の輻射温度を算出し輻射温度信号2
52として出力する。
【0038】
【数3】
【0039】なお、上記実施例については、床温度、左
壁温度、中央壁温度、右壁温度、足元温度の5つに基づ
いて輻射温度を算出したが、例えば下記のように、これ
以外に天井温度、後ろ壁(空気調和機からみて)等の情
報を加えるなど、輻射温度を算出するものであれば、そ
の対象とする個数は限定されない。
【0040】
【数4】
【0041】次に、図3を用いて人付近温度推測手段1
9の詳細について説明する。図3において、260は人
体位置検出手段12から出力された人体位置信号で、2
6は人体位置分類部で、261は人体位置分類信号で、
270は風量記憶手段16から出力された風量信号で、
27は風量分類部で、280は運転モード記憶手段17
から出力された運転モード信号で、28は運転モード分
類部で、281は運転モード分類信号で、29は補正量
決定部で、291は補正量信号で、300は吸い込み温
度検出手段から出力された吸い込み温度信号で、30は
人付近温度算出部で、301は人付近温度信号である。
【0042】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。人体位置検出手段12から得られた
人体位置信号260を空気調和機からの距離毎に、例え
ば、距離をrとすると「0<r≦R1、R1<r≦R
2、r<R2(m)のどれかに属するか」のように人体
位置分類部26により3つに分類し、人体位置分類信号
261として補正量決定部29に出力する。また、風量
記憶手段16から得られた風量信号270を、例えば、
「強、弱、微のどれに属するか」のように風量分類部2
7により3つに分類し、風量分類信号271として補正
量決定部29に出力する。さらに、運転モード記憶手段
17から得られた運転モード信号280を、例えば、
「冷房、暖房のどちらに属するか」のように運転モード
分類部28で2つに分類し、運転モード分類信号281
として補正量決定部29に出力する。補正量決定部29
では、前記人体位置分類信号260、風量分類信号27
0および運転モード分類信号280の3つのパラメータ
をもとに、あらかじめ実験等により補正量を決定した例
えば下表のテーブルから補正量を決定し、補正量信号2
91として人付近温度算出部30に出力する。
【0043】
【表2】
【0044】人付近温度算出部30では、吸い込み温度
検出手段15から出力値である吸い込み温度信号300
と前記補正量信号291より、下式に基づいて人付近温
度を算出し、
【0045】
【数5】
【0046】例えば、「R1=2(m)、R2=4
(m)とし、人体位置が2.5mで、風量が弱、運転モ
ードが暖房、吸い込み温度が18℃とすると、上表より
補正量は−0.5℃となり、人付近温度=18+(−
0.5)、すなわち、17.5℃」のように人付近温度
は推測され人付近温度信号301として出力する。
【0047】次に、快適度算出手段20の詳細について
説明する。快適度算出手段20では、温度、湿度、気
流、輻射温度、活動量、着衣量の6つのパラメータから
算出される通常のPMV算出式を規格化することによ
り、温度すなわち人付近温度信号191と輻射温度信号
181の2つのパラメータによって快適度すなわちPM
V値を算出できるようにする。すなわち、PMV値が0
となる基準点、例えば、人付近温度:24℃、湿度:5
0%、気流:0.2m/s、輻射温度:24℃、活動
量:1.0met、着衣量:1.0cloとなる基準点
にて、人付近温度以外の基準値を一定とし、人付近温度
を例えば、20℃、24℃、28℃、32℃と変化して
求めたPMV値から人付近温度のみで決定される近似さ
れたPMV算出式を求める。この式を例えば
【0048】
【数6】
【0049】とする。同様に、輻射温度以外の基準値を
一定とし、輻射温度を例えば、20℃、24℃、28
℃、32℃と変化して求めたPMV値から輻射温度のみ
で決定される近似されたPMV算出式を求める。この式
を例えば
【0050】
【数7】
【0051】とすると、規格化され、人付近温度信号1
91と輻射温度信号181の2つのパラメータにてPM
Vが算出できる簡略化されたPMV算出式は下式で表さ
れる。
【0052】
【数8】
【0053】快適度算出手段20では、この簡略化され
たPMV算出式に基づいて、輻射温度算出手段18およ
び人付近温度推測手段19からの出力値である室内に存
在する各々の人の輻射温度信号181および人付近温度
信号191から室内に存在する各々の人の快適度を算出
し、人数分の快適度を快適度信号201として代表快適
度決定手段21に出力する。
【0054】なお、上記実施例については規格化により
温度と輻射温度の2つのパラメータで算出できるようP
MV算出式を簡略化したが、PMV算出式に温度および
輻射温度を除いた4つの値を代入するなど、その他の近
似方法等のように温度と輻射温度の2つのパラメータで
算出できるようPMV算出式を簡略化し、各々の人付近
の温度および人付近の輻射温度を検出し、各々のPMV
値を算出するのであれば、その方法は限定されない。
【0055】次に、代表快適度決定手段21の詳細につ
いて説明する。代表快適度決定手段21では、人数検出
手段11から出力された人数信号111が1人であれば
代表快適度は下式により決定される。
【0056】
【数9】
【0057】また、人数検出手段11から出力された人
数信号が2人以上であれば、例えば、最も寒いと感じて
いる人の快適度(PMVmin)と、最も寒いと感じて
いる人を除いた他の人々の快適度の平均値(PMVav
e)との差(PMVmin−PMVave)に基づいて
決定した最も寒いと感じている人の重みをK(0≦K≦
1)とし、このKを実験等により最適な値をあらかじめ
下表のように決定しておくと、
【0058】
【表3】
【0059】代表快適度は、最も寒いと感じている人に
重みをおきながら、他の人々の快適度をも考慮した下式
で決定される。
【0060】
【数10】
【0061】代表快適度決定手段21では、人数信号1
11と各々の人の快適度信号201に対応した上記の代
表快適度算出式に基づいて代表快適度を算出し、代表快
適度信号211として空気調和機22に出力される。
【0062】なお、上記実施例については、PMVmi
nとPMVaveとの差を5つに分類して人の重みKを
決定したが、これ以上に分類するなど、人の重みKを決
定するものであれば、その対象とする個数は限定されな
い。
【0063】以上のように上記第一の実施例によれば、
各々の人付近の輻射温度および人付近の温度から簡略化
されたPMV算出式に基づいて室内に存在する各々の人
の快適度すなわちPMV値を直接算出し、この算出され
た各々の人の快適度から空調を行なうための指標となる
代表快適度を決定することにより、人数や位置等の人間
状態および温度や輻射温度等の室内環境に対応した人の
快適度を容易に直接算出することができる。
【0064】次に、図4を用いて本発明の第2の実施例
について図面を参照して説明する。ここで、第1の実施
例と同一のものについては、同一の符号を付して説明を
省略する。図4において、310は人体位置検出手段1
2から出力された人体位置信号で、311は風量記憶手
段16から出力された風量信号で、31は快適度気流補
正手段で、312は快適度気流補正値である。
【0065】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。人体位置検出手段12から人体位置
信号310を、風量記憶手段16から風量信号311
を、また、快適度算出手段20から快適度信号201を
快適度気流補正手段31に出力する。快適度気流補正手
段31では、これら人体位置信号310、風量信号31
1および快適度信号201をもとに、例えば、「風量が
弱で、かつ、人体位置が空気調和機のすぐ近くであれ
ば、気流感を考慮した快適度は人付近温度と輻射温度で
算出された快適度に補正量△PMVv1加算した値とす
る。また、風量が強で、かつ、人体位置が空気調和機の
すぐ近くであれば、気流感を考慮した快適度は人付近温
度と輻射温度で算出された快適度に補正量△PMVv2
加算した値とする。」等のように、人体位置、風量の2
つの関係から快適度を補正し、快適度気流補正値312
として代表快適度決定手段21に出力する。代表快適度
決定手段21については、第1の実施例における快適度
信号201を第2の実施例における快適度気流補正値3
12に変更すれば、その他の説明と同一のものとなるた
め説明を省略する。
【0066】次に、図5を用いて快適度気流補正手段3
1の詳細について説明する。図5において、320は人
体位置検出手段12から出力された人体位置信号で、3
2は人体位置分類部で、321は人体位置分類信号で、
330は風量記憶手段16から出力された風量信号で、
33は風量分類部で、331は風量分類信号で、350
は快適度算出手段20から出力された快適度信号で、3
4は気流補正量決定部で、341は気流補正量信号で、
35は快適度気流補正値算出部で、351は快適度気流
補正値である。
【0067】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。人体位置検出手段12から得られた
人体位置信号320を空気調和機からの距離毎に、例え
ば、距離をrとすると「0<r≦R1、R1<r≦R
2、r<R2(m)のどれに属するか」のように人体位
置分類部32により3つに分類し、人体位置分類信号3
21として気流補正量決定部34に出力する。また、風
量記憶手段16から得られた風量信号330を、例え
ば、「強、弱、微のどれに属するか」のように風量分類
部33により3つに分類し、風量分類信号331として
気流補正量決定部34に出力する。気流補正量決定部3
4では、前記人体位置分類信号321および風量分類信
号331の2つのパラメータをもとに、あらかじめ実験
やPMV算出式等に基づいて気流補正量を決定した例え
ば下表のテーブルから気流補正量を決定し、気流補正量
信号341として快適度気流補正値算出部35に出力す
る。
【0068】
【表4】
【0069】快適度気流補正値算出部35では、快適度
算出手段20からの出力値である快適度信号340と前
記気流補正量信号341より、下式に基づいて快適度気
流補正値を算出し、
【0070】
【数11】
【0071】例えば、「R1=2(m)、R2=4
(m)とし、人体位置が2.5mで、風量が弱、快適度
が−0.52とすると、上表より気流補正量は−0.0
5となり、快適度=−0.52+(−0.05)、すな
わち、−0.57」のように快適度気流補正値は算出さ
れ快適度気流補正値351として出力する。
【0072】なお、上記実施例については、風量および
人体位置を3つに分類して気流補正量を決定したが、こ
れ以上に分類するなど、気流補正量を決定するものであ
れば、その対象とする個数は限定されない。
【0073】以上のように上記第2の実施例によれば、
この算出された各々の人の快適度を人体位置および風量
に基づいて補正し、快適度気流補正値を決定し、この快
適度気流補正値から空調を行なうための指標となる代表
快適度を決定することにより、人数や位置等の人間状態
および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、
人体の位置における気流感をも考慮した快適度を容易に
直接算出することができる。
【0074】次に、図6を用いて本発明の第3の実施例
について図面を参照して説明する。ここで、第1の実施
例と同一のものについては、同一の符号を付して説明を
省略する。図6において、36は外気温センサ等の外気
温検出手段で、361は外気温検出手段36から出力さ
れた外気温信号で、37は快適度着衣補正手段で、37
1は快適度着衣補正値である。
【0075】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。外気温検出手段36から外気温信号
361を快適度着衣補正手段37に出力する。快適度着
衣補正手段37では、これら外気温361をもとに、例
えば、「外気温がTo1未満であれば、着衣を考慮した
快適度は人付近温度と輻射温度で算出された快適度に補
正量△PMVc1加算した値とする。また、外気温がT
o1以上で、かつ、To2未満であれば、着衣を考慮し
た快適度は人付近温度と輻射温度で算出された快適度に
補正量△PMVc2加算した値とする。」等のように、
外気温から快適度を補正し、快適度着衣補正値371と
して代表快適度決定手段21に出力する。代表快適度決
定手段21については、第1の実施例における快適度信
号201を第3の実施例における快適度着衣補正値37
1に変更すれば、その他の説明と同一のものとなるため
説明を省略する。
【0076】次に、図7を用いて快適度着衣補正手段3
6の詳細について説明する。図7において、380は外
気温検出手段36から出力された外気温信号で、38は
外気温分類部で、381は外気温分類信号で、39は着
衣補正量決定部で、391は着衣補正量信号で、400
は快適度算出手段からの出力値である快適度信号、40
は快適度着衣補正値算出部で、401は快適度着衣補正
値である。
【0077】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。外気温検出手段36から得られた外
気温信号380を外気温毎に、例えば、「外気温をTo
utとすると「Tout<To1、To1≦Tout<
To2、To2≦Tout<To3、To3<Tout
(℃)のどれに属するか」のように外気温分類部38に
より4つに分類し、外気温分類信号381として着衣補
正量決定部39に出力する。着衣補正量決定部39で
は、前記外気温分類信号381をもとに、あらかじめ実
験やPMV算出式等に基づいて着衣補正量を決定した例
えば下表のテーブルから着衣補正量を決定し、着衣補正
量信号391として快適度着衣補正値算出部40に出力
する。
【0078】
【表5】
【0079】快適度着衣補正値算出部40では、快適度
算出手段20からの出力値である快適度信号400と前
記着衣補正量信号391より、下式に基づいて快適度着
衣補正値を算出し、
【0080】
【数12】
【0081】例えば、「T1=14、T2=20、T3
=23(℃)とし、外気温が18℃、快適度が−0.5
2とすると、上表より着衣補正量は△PMVc2とな
り、快適度=−0.52+△PMVc2」のように快適
度着衣補正値は算出され快適度着衣補正値401として
出力する。
【0082】なお、上記実施例については、外気温を4
つに分類して着衣補正量を決定したが、これ以上に分類
するなど、着衣補正量を決定するものであれば、その対
象とする個数は限定されない。
【0083】以上のように上記第3の実施例によれば、
この算出された各々の人の快適度を外気温に基づいて補
正し、快適度着衣補正値を決定し、この快適度着衣補正
値から空調を行なうための指標となる代表快適度を決定
することにより、人数や位置等の人間状態および温度や
輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、人の着衣量の
変化にも対応した快適度を容易に直接算出することがで
きる。
【0084】次に、図8を用いて本発明の第4の実施例
について図面を参照して説明する。ここで、第1の実施
例と同一のものについては、同一の符号を付して説明を
省略する。図8において、41は湿度センサ等の湿度検
出手段で、411は湿度検出手段41から出力された湿
度信号で、42は快適度湿度補正手段で、421は快適
度湿度補正値である。
【0085】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。湿度検出手段41から湿度信号41
1を快適度湿度補正手段42に出力する。快適度湿度補
正手段42では、これら湿度信号411をもとに、例え
ば、「湿度がRh1%未満であれば、湿度を考慮した快
適度は人付近温度と輻射温度で算出された快適度に補正
量△PMVrh1加算した値とする。また、湿度がRh
1%以上で、かつ、Rh2%未満であれば、湿度を考慮
した快適度は人付近温度と輻射温度で算出された快適度
に補正量△PMVrh2加算した値とする。」等のよう
に、湿度から快適度を補正し、快適度湿度補正値421
として代表快適度決定手段21に出力する。代表快適度
決定手段21については、第一の実施例における快適度
信号201を第4の実施例における快適度湿度補正値4
21に変更すれば、その他の説明と同一のものとなるた
め説明を省略する。
【0086】次に、図9を用いて快適度湿度補正手段4
2の詳細について説明する。図9において、430は湿
度検出手段41から出力された湿度信号で、43は湿度
分類部で、431は湿度分類信号で、44は湿度補正量
決定部で、441は湿度補正量信号で、450は快適度
算出手段からの出力値である快適度信号で、45は快適
度湿度補正値算出部で、451は快適度湿度補正値であ
る。
【0087】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。湿度検出手段41から得られた湿度
信号430を湿度毎に、例えば、「湿度をRhとすると
「Rh<R1、R1≦Rh<R2、R2≦Rh(%)の
どれに属するか」のように湿度分類部43により3つに
分類し、湿度分類信号431として湿度補正量決定部4
4に出力する。湿度補正量決定部44では、前記湿度分
類信号431をもとに、あらかじめ実験やPMV算出式
等に基づいて湿度補正量を決定した例えば下表のテーブ
ルから湿度補正量を決定し、湿度補正量信号441とし
て快適度湿度補正値算出部45に出力する。
【0088】
【表6】
【0089】快適度湿度補正値算出部45では、快適度
算出手段20からの出力値である快適度信号450と前
記湿度補正量信号441より、下式に基づいて快適度湿
度補正値を算出し、
【0090】
【数13】
【0091】例えば、「R1=30、R2=70(%)
とし、湿度が40%、快適度が−0.52とすると、上
表より湿度補正量は△PMVr2となり、快適度=−
0.52+△PMVr2」のように快適度湿度補正値は
算出され快適度湿度補正値451として出力する。
【0092】なお、上記実施例については、湿度を3つ
に分類して湿度補正量を決定したが、これ以上に分類す
るなど、湿度補正量を決定するものであれば、その対象
とする個数は限定されない。
【0093】以上のように上記第4の実施例によれば、
この算出された各々の人の快適度を湿度に基づいて補正
し、快適度湿度補正値を決定し、この快適度湿度補正値
から空調を行なうための指標となる代表快適度を決定す
ることにより、人数や位置等の人間状態および温度や輻
射温度等の室内環境に対応し、さらに、湿度の変化にも
対応した快適度を容易に直接算出することができる。
【0094】次に、図10を用いて本発明の第5の実施
例について図面を参照して説明する。ここで、第1の実
施例と同一のものについては、同一の符号を付して説明
を省略する。図10において、46は赤外線等で室内を
分割し人が分割されていた領域を移動等によって横切る
とパルスが発生し、ある一定期間のパルスの数によって
活動量を検出することが可能な活動量センサ等の活動量
検出手段で、461は活動量検出手段46から出力され
た活動量信号で、47は快適度活動量補正手段で、47
1は快適度活動量補正値である。
【0095】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。活動量検出手段46から活動量信号
461を快適度活動量補正手段47に出力する。快適度
活動量補正手段47では、これら活動量信号461をも
とに、例えば、「発生するパルス数すなわち活動量がM
et1未満であれば、活動量を考慮した快適度は人付近
温度と輻射温度で算出された快適度に補正量△PMVm
et1加算した値とする。また、活動量がMet1以上
で、かつ、Met2未満であれば、活動量を考慮した快
適度は人付近温度と輻射温度で算出された快適度に補正
量△PMVmet2加算した値とする。」等のように、
活動量から快適度を補正し、快適度活動量補正値471
として代表快適度決定手段21に出力する。代表快適度
決定手段21については、第1の実施例における快適度
信号201を第5の実施例における快適度活動量補正値
471に変更すれば、その他の説明と同一のものとなる
ため説明を省略する。
【0096】次に、図11を用いて快適度活動量補正手
段47の詳細について説明する。図11において、48
0は活動量検出手段46から出力された活動量度信号
で、48は活動量分類部で、481は活動量分類信号
で、49は活動量度補正量決定部で、491は活動量補
正量信号で、500は快適度算出手段からの出力値であ
る快適度信号で、50は快適度活動量補正値算出部で、
501は快適度活動量補正値である。
【0097】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。活動量検出手段46から得られた活
動量信号480を活動量毎に、例えば、「活動量をMe
tとすると「Met<M1、M1≦Met<M2、M2
≦Metのどれに属するか」のように活動量分類部48
により3つに分類し、活動量分類信号481として活動
量補正量決定部49に出力する。活動量補正量決定部4
9では、前記活動量分類信号481をもとに、あらかじ
め実験やPMV算出式等に基づいて活動量補正量を決定
した例えば下表のテーブルから活動量補正量を決定し、
活動量度補正量信号491として快適度活動量補正値算
出部50に出力する。
【0098】
【表7】
【0099】快適度活動量補正値算出部50では、快適
度算出手段20からの出力値である快適度信号500と
前記活動量補正量信号491より、下式に基づいて快適
度活動量補正値を算出し、
【0100】
【数14】
【0101】例えば、「M1=100、M2=150と
し、活動量が180、快適度が−0.52とすると、上
表より湿度補正量は△PMVm3となり、快適度=−
0.52+△PMVm3」のように快適度活動量補正値
は算出され快適度活動量補正値501として出力する。
【0102】なお、上記実施例については、活動量検出
手段を活動量センサとしたが、これ以外に赤外線センサ
等によって得られた赤外線画像情報から人を抽出し、抽
出された人のある一定期間の差分から活動量を算出する
など、これ以外に活動量を検出するものであれば、その
対象は限定されない。また、上記実施例については、活
動量を3つに分類して活動量補正量を決定したが、これ
以上に分類するなど、活動量補正量を決定するものであ
れば、その対象とする個数は限定されない。
【0103】以上のように上記第5の実施例によれば、
この算出された各々の人の快適度を活動量に基づいて補
正し、快適度活動量補正値を決定し、この快適度活動量
補正値から空調を行なうための指標となる代表快適度を
決定することにより、人数や位置等の人間状態および温
度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、人の活動
量の変化にも対応した快適度を容易に直接算出すること
ができる。
【0104】次に、図12を用いて本発明の第6の実施
例について図面を参照して説明する。ここで、第1〜5
の実施例と同一のものについては、同一の符号を付して
説明を省略する。図12において、51は快適度補正手
段で、511は快適度補正値である。
【0105】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。快適度補正手段51では、快適度気
流補正手段31、快適度着衣補正手段37、快適度湿度
補正手段42および快適度活動量補正手段47からの出
力値である快適度気流補正値311、快適度着衣補正値
371、快適度湿度補正値421および快適度活動量補
正値471の中から少なくとも2つ以上を用いて、下記
の式に基づき補正値を決定し、これを快適度補正値51
1として代表快適度決定手段21に出力する。代表快適
度決定手段21については、第1の実施例における快適
度信号201を第6の実施例における快適度補正値51
1に変更すれば、その他の説明と同一のものとなるため
説明を省略する。
【0106】
【数15】
【0107】以上のように上記第6の実施例によれば、
この算出された各々の人の快適度を気流、着衣量、湿度
および活動量に基づいて補正し、快適度補正値を決定
し、この快適度補正値から空調を行なうための指標とな
る代表快適度を決定することにより、人数や位置等の人
間状態および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さ
らに、人体の位置における気流感、着衣量の変化、湿度
の変化および人の活動量の変化等をも考慮した快適度を
容易に直接算出することができる。
【0108】
【発明の効果】本発明は、上記説明から明らかなよう
に、人体位置検出手段、足元温度検出手段および床壁温
度検出手段からの出力値である各々の人体位置、足元温
度および床壁温度から各々の人付近の輻射温度を算出す
るとともに、人体位置検出手段、吸い込み温度検出手
段、風量記憶手段および運転モード記憶手段からの出力
値である各々の人の位置、吸い込み温度、風量および運
転モードから各々の人付近温度を推測し、これら各々の
輻射温度および人付近温度の2つのパラメータによって
PMVが算出できるようPMV算出式を簡略化し、この
簡略化したPMV算出式に基づいて快適度算出手段によ
り室内に存在する各々の人の快適度を直接算出する。こ
の算出された各々の人の快適度から空調を行なうための
指標となる代表快適度を代表快適度決定手段により決定
することにより、人数や位置等の人間状態および温度や
輻射温度等の室内環境に対応した人の快適度を容易に直
接算出することができる。
【0109】また、本発明は、算出された各々の人の快
適度を人体位置検出手段および風量記憶手段からの出力
値である人体位置および風量に基づいて快適度気流補正
手段により補正し、快適度気流補正値を決定する。この
快適度気流補正値から空調を行なうための指標となる代
表快適度を代表快適度決定手段により決定することによ
り、人数や位置等の人間状態および温度や輻射温度等の
室内環境に対応し、さらに、人体の位置における気流感
をも考慮した快適度を容易に直接算出することができ
る。
【0110】また、本発明は、算出された各々の人の快
適度を外気温検出手段からの出力値である外気温に基づ
いて快適度着衣補正手段により補正し、快適度着衣補正
値を決定する。この快適度着衣補正値から空調を行なう
ための指標となる代表快適度を代表快適度決定手段によ
り決定することにより、人数や位置等の人間状態および
温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、人の着
衣量の変化にも対応した快適度を容易に直接算出するこ
とができる。
【0111】また、本発明は、算出された各々の人の快
適度を湿度検出手段からの出力値である湿度に基づいて
快適度湿度補正手段により補正し、快適度湿度補正値を
決定する。この快適度湿度補正値から空調を行なうため
の指標となる代表快適度を代表快適度決定手段により決
定することにより、人数や位置等の人間状態および温度
や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、湿度の変化
にも対応した快適度を容易に直接算出することができ
る。
【0112】また、本発明は、算出された各々の人の快
適度を活動量検出手段からの出力値である活動量に基づ
いて快適度活動量補正手段により補正し、快適度活動量
補正値を決定する。この快適度活動量補正値から空調を
行なうための指標となる代表快適度を代表快適度決定手
段により決定することにより、人数や位置等の人間状態
および温度や輻射温度等の室内環境に対応し、さらに、
人の活動量の変化にも対応した快適度を容易に直接算出
することができる。
【0113】また、本発明は、算出された各々の人の快
適度を気流、着衣量、湿度および活動量に基づいて補正
し、快適度補正値を決定し、この快適度補正値から空調
を行なうための指標となる代表快適度を決定することに
より、人数や位置等の人間状態および温度や輻射温度等
の室内環境に対応し、さらに、人体の位置における気流
感、着衣量の変化、湿度の変化および人の活動量の変化
等をも考慮した快適度を容易に直接算出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における空気調和機の制
御装置を示す概略ブロック図
【図2】同装置における輻射温度算出手段の概略ブロッ
ク図
【図3】同装置における人付近温度推測手段の概略ブロ
ック図
【図4】本発明の第2の実施例における空気調和機の制
御装置を示す概略ブロック図
【図5】同装置における快適度気流補正手段の概略ブロ
ック図
【図6】本発明の第3の実施例における空気調和機の制
御装置を示す概略ブロック図
【図7】同装置における快適度着衣補正手段の概略ブロ
ック図
【図8】本発明の第4の実施例における空気調和機の制
御装置を示す概略ブロック図
【図9】同装置における快適度湿度補正手段の概略ブロ
ック図
【図10】本発明の第5の実施例における空気調和機の
制御装置を示す概略ブロック図
【図11】同装置における快適度活動量補正手段の概略
ブロック図
【図12】本発明の第6の実施例における空気調和機の
制御装置を示す概略ブロック図
【符号の説明】
11 人数検出手段 12 人体位置検出手段 13 足元温度検出手段 14 床壁温度検出手段 15 吸い込み温度検出手段 16 風量記憶手段 17 運転モード記憶手段 18 輻射温度算出手段 19 人付近温度推測手段 20 快適度算出手段 21 代表快適度決定手段 22 空気調和機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 好昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 二宮 恭久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−233424(JP,A) 特開 平4−270845(JP,A) 特開 平4−316946(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の人数を検出する人数検出手段と、各々
    の人の位置を検出する人体位置検出手段と、足元温度を
    検出する足元温度検出手段と、各々の床や壁の温度を検
    出する床壁温度検出手段と、前記人体位置検出手段、足
    元温度検出手段および床壁温度検出手段からの出力値で
    ある各々の人体位置、足元温度および床壁温度から各々
    の人付近の輻射温度を算出する輻射温度算出手段と、吸
    い込み温度を検出する吸い込み温度検出手段と、空気調
    和機が制御する風量を記憶する風量記憶手段と、空気調
    和機の運転モードを記憶する運転モード記憶手段と、前
    記人体位置検出手段、吸い込み温度検出手段、風量記憶
    手段および運転モード記憶手段からの出力値である各々
    の人の位置、吸い込み温度、風量および運転モードから
    各々の人付近温度を推測する人付近温度推測手段と、前
    記輻射温度検出手段および人付近温度推測手段からの出
    力値である各々の輻射温度および各々の人付近温度から
    室内に存在する各々の人の快適度を算出する快適度算出
    手段と、前記快適度算出手段および人数検出手段からの
    出力値である快適度および人数から、空調を行なうため
    の指標となる代表快適度を決定する代表快適度決定手段
    とを備えることを特徴とした空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】快適度算出手段からの出力値である各々の
    快適度を人体位置検出手段および風量記憶手段からの出
    力値である人体位置および風量に基づいて補正する快適
    度気流補正手段と、前記快適度気流補正手段および人数
    検出手段からの出力値である快適度気流補正値および人
    数から、空調を行なうための指標となる代表快適度を決
    定する代表快適度決定手段とを備えることを特徴とした
    請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】外気温検出手段と、快適度算出手段からの
    出力値である各々の快適度を前記外気温検出手段からの
    出力値である外気温に基づいて補正する快適度着衣補正
    手段と、前記快適度着衣補正手段および人数検出手段か
    らの出力値である快適度着衣補正値および人数から、空
    調を行なうための指標となる代表快適度を決定する代表
    快適度決定手段とを備えることを特徴とした請求項1記
    載の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】湿度検出手段と、快適度算出手段からの出
    力値である各々の快適度を前記湿度検出手段からの出力
    値である湿度に基づいて補正する快適度湿度補正手段
    と、前記快適度湿度補正手段および人数検出手段からの
    出力値である快適度湿度補正値および人数から、空調を
    行なうための指標となる代表快適度を決定する代表快適
    度決定手段とを備えることを特徴とした請求項1記載の
    空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】活動量検出手段と、快適度算出手段からの
    出力値である各々の快適度を前記活動量検出手段からの
    出力値である活動量に基づいて補正する快適度活動量補
    正手段と、前記快適度活動量補正手段および人数検出手
    段からの出力値である快適度活動量補正値および人数か
    ら、空調を行なうための指標となる代表快適度を決定す
    る代表快適度決定手段とを備えることを特徴とした請求
    項1記載の空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】快適度算出手段からの出力値である各々の
    快適度を、人体位置検出手段および風量記憶手段からの
    出力値である人体位置および風量に基づいて補正する快
    適度気流補正手段と、外気温検出手段と外気温検出手段
    からの出力値である外気温に基づいて補正する快適度着
    衣補正手段と、湿度検出手段と湿度検出手段からの出力
    値である湿度に基づいて補正する快適度湿度補正手段
    と、活動量検出手段と活動量検出手段からの出力値であ
    る活動量に基づいて補正する快適度活動量補正手段との
    中から少なくとも2つ以上を用いて快適度補正値を決定
    する快適度補正手段と、快適度補正手段および人数検出
    手段からの出力値である快適度補正値および人数から、
    空調を行なうための指標となる代表快適度を決定する代
    表快適度決定手段とを備えることを特徴とした請求項1
    〜5のいずれかに記載の空気調和機の制御装置。
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