JP2715813B2 - 微細パターン形成方法 - Google Patents

微細パターン形成方法

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は微細パターンの形成方
法に関し、特に三層レジストプロセスを用いた微細パタ
ーンの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の縮小化に伴い、パタ
ーン寸法の微細化への要求はとどまるところを知らず、
写真製版技術の進歩にも目覚ましいものがある。
【0003】一層レジストプロセスにおいてもレジスト
の改良、プロセスの改質が種々なされ、ハーフミクロン
パターンまでパターニングされようとしているが、下
地、レジスト膜厚および露光時間等による影響を回避す
ることは不可能である。これらの問題点を解決するため
に提案されたのが三層レジストプロセスを含む多層レジ
スト法である。
【0004】図2は従来の三層レジストプロセスによる
微細パターンの形成方法を示す工程断面図である。図2
を参照して、1はパターン形成が行われる被エッチング
酸化膜、2は被エッチング酸化膜1をエッチングするた
めのマスクとなる下層レジスト、3は下層レジスト2を
エッチングするためのマスクとなる中間層酸化膜、4は
中間層酸化膜3をエッチングするためのマスクとなる上
層レジストであり、5は上層レジスト4、中間層酸化膜
3および下層レジスト2から構成されている三層レジス
トである。
【0005】次にこのような三層レジスト5を用いて被
エッチング酸化膜1へ微細パターンを形成する方法を図
2(1)〜(5)に従って順次説明する。まず、0.5
μm以下の薄膜よりなる上層レジスト4を露光、現像し
て上層レジスト4パターンを形成する。このとき、上層
レジスト4は薄膜に形成することができ、かつ、被エッ
チング酸化膜1から分離され、その影響を受けることが
ないので高解像で寸法精度のよい上層レジスト4パター
ンが形成される(図2(1))。次に、上層レジスト4
パターンをマスクとして中間層酸化膜3にCF4プラズ
マによる異方性エッチングを施して中間層酸化膜3パタ
ーンを形成する(図2(2))。次に、上層レジスト4
および中間層酸化膜3パターンをマスクとして下層レジ
スト2にO2プラズマによる異方性エッチングを施して
下層レジスト2パターンを形成する。このとき、上層レ
ジスト4は0.5μm程度の薄膜であるので同時に除去
されてしまう(図2(3))。次に、中間層酸化膜3お
よび下層レジスト2パターンをマスクとして被エッチン
グ酸化膜1をCF4プラズマ又は沸酸によりエッチング
して被エッチング酸化膜1パターンを形成する(図2
(4))。次に下層レジスト2上に残存する中間層酸化
膜3をCF4プラズマ又は沸酸により除去する。このと
き、中間層酸化膜3の除去と同時に精度よく形成された
被エッチング酸化膜1パターンもエッチングされてしま
いオーバーエッチングとなってしまう(図2(5))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の三層レジストプ
ロセスは以上のようであり、パターン形成を行うべき被
エッチング酸化膜1が三層レジスト5の中間層である中
間層酸化膜3と同程度かそれ以下の膜厚である場合、図
2(4)(5)に示すように、被エッチング酸化膜1の
パターニングがいかに精度よく行われても、その後の中
間層酸化膜3除去の際、同時に被エッチング酸化膜1も
横方向にエッチングされてしまい、寸法精度よくパター
ン形成が行えないといった問題があった。このことは特
に、沸酸によるウェットエッチング法を使用して中間層
酸化膜3の除去を行う場合には寸法精度において大きな
問題となった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、三層レジストプロセスにおいて
中間層酸化膜除去後においても被エッチング酸化膜の寸
法変化を生ずることなく、良好なパターン形成が行える
微細パターン形成方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る微細パタ
ーン形成方法は上層レジストをパターニングして上層レ
ジストパターンを形成する第1の工程と、上記上層レジ
ストパターンをマスクとして中間層酸化膜をエッチング
して中間層酸化膜パターンを形成する第2の工程と、上
記上層レジストおよび中間層酸化膜パターンをマスクと
して酸化膜上に下層レジストの薄膜が残存する程度に上
記下層レジストをエッチングする第3の工程と、上記中
間層酸化膜を除去する第4の工程と、上記下層レジスト
を全面エッチングして下層レジストパターンを形成する
第5の工程と、上記下層レジストパターンをマスクとし
て酸化膜をエッチングして酸化膜パターンを形成する第
6の工程とを備えたものである。
【0009】
【作用】この発明における微細パターン形成方法は、三
層レジストプロセスにおいて上層レジストおよび中間層
酸化膜パターンをマスクとして下層レジストをエッチン
グする際、酸化膜上に下層レジストの薄膜が残存するよ
うにエッチングを停止し、中間層酸化膜を除去した後、
下層レジストを全面エッチングして下層レジストパター
ンを形成し、酸化膜をエッチングするようにしたので中
間層酸化膜の除去時において酸化膜の全面が下層レジス
トにより被覆され、酸化膜がエッチングされることがな
く、酸化膜のオーバーエッチングを防止できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を用いて説明す
る。なお、従来の技術の説明と重複する部分については
適宜、その説明を省略する。
【0011】実施例1.図1はこの発明の一実施例の三
層レジストプロセスによる微細パターンの形成方法を示
す工程断面図である。図において1〜5は従来例におけ
るものと同等のものである。また図1(1)(2)は従
来の図2(1)(2)と同じ工程であるのでその詳細な
説明は省略する。次に、従来例図2(3)と同様に上層
レジスト4および中間層酸化膜3パターンをマスクとし
て下層レジスト2にO2プラズマによる異方性エッチン
グを施すのであるが、このとき下層レジスト2のエッチ
ング終了直前でエッチングを停止し、薄い下層レジスト
2膜を残すことにより被エッチング酸化膜1全面が下層
レジスト2で被覆されている状態とする(図1
(3))。次に、下層レジスト2上に残存する中間層酸
化膜3をCF4プラズマ又は沸酸によりエッチング除去
する(図1(4))。次に、図1(3)の工程において
エッチング終了直前で停止したO2プラズマによる下層
レジスト2のエッチングを再開し下層レジスト2パター
ンを形成する。このとき中間層酸化膜3パターンは図1
(4)の工程で既に除去されてしまっておりマスクとな
るものが存在しないので下層レジスト2を全面エッチン
グすることになる。しかし、エッチングを要する下層レ
ジスト2の残存膜厚は非常に薄いものであるので下層レ
ジスト2パターン寸法に影響を及ぼすことはない。(図
1(5))。次に、下層レジスト2パターンをマスクと
して被エッチング酸化膜1をCF4プラズマ又は沸酸に
よりエッチングして被エッチング酸化膜1パターンを形
成する(図1(6))。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によればパター
ニングされた上層レジストおよび中間層酸化膜をマスク
として酸化膜上に下層レジストの薄膜が残存する程度に
この下層レジストをエッチングする。その後、上記中間
層酸化膜を除去し、上記下層レジストを全面エッチング
して下層レジストパターンを形成しこの下層レジストパ
ターンをマスクとして酸化膜をエッチングするようにし
たので酸化膜をオーバーエッチングすることなく中間層
酸化膜を除去でき、酸化膜厚が中間層酸化膜厚と同程度
かあるいは薄く形成されていたとしても寸法精度よく安
定した微細パターンの形成ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の微細パターン形成方法を
示す工程断面図である。
【図2】従来の微細パターン形成方法を示す工程断面図
である。
【符号の説明】
1 酸化膜 2 下層レジスト 3 中間層酸化膜 4 上層レジスト 5 三層レジスト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上層にレジスト、中間層に酸化膜、下層
    にレジストを用いた三層レジストを使用した酸化膜の微
    細パターン形成方法において、 上記上層レジストをパターニングして上層レジストパタ
    ーンを形成する第1の工程と、上記上層レジストパター
    ンをマスクとして上記中間層酸化膜をエッチングして中
    間層酸化膜パターンを形成する第2の工程と、上記上層
    レジストおよび中間層酸化膜パターンをマスクとして上
    記酸化膜上に上記下層レジストの薄膜が残存する程度に
    上記下層レジストをエッチングする第3の工程と、上記
    中間層酸化膜を除去する第4の工程と、上記下層レジス
    トを全面エッチングして下層レジストパターンを形成す
    る第5の工程と、上記下層レジストパターンをマスクと
    して酸化膜をエッチングして酸化膜パターンを形成する
    第6の工程とを備えたことを特徴とする微細パターン形
    成方法。
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