JP2715630B2 - アイロン装置 - Google Patents

アイロン装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うアイロン装置に関
するものである。
従来の技術 従来、この種のアイロン装置は、例えば特開昭58−29
498号公報に示されているような構成を採っており、具
体的には第3図のような構造になっていた。
すなわち、スタンド1に水タンク2と載置部3を設
け、上記載置部3にアイロン本体4を載置することによ
って、同アイロン本体4内に水が供給されるようになっ
ていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、アイロン本体4
がスタンド1に載置され、水が前記水タンク2からアイ
ロン本体4に供給されている場合に、アイロン本体4を
スタンド1から取り外すと、水通路の接続部から水が漏
れる恐れがあり、この漏れた水がアイロン本体4内やス
タンド1内に侵入すると、給水装置等の作動不良の原因
となる等の問題があった。
そこで、本発明はアイロン本体をスタンドから取り外
すときの水漏れを防止して、安全性を高めるとともに、
信頼性を向上させたアイロン装置を得ることを目的とし
ている。
課題を解決するための手段 そして、上記の目的を達成するために本発明は、ヒー
タによって加熱されるベース、このベースに形成した気
化室、この気化室に連結したタンク、このタンクに接続
した導入口を有するアイロン本体と、このアイロン本体
を載置する載置部、前記タンクに供給する水を貯える貯
水タンク、この貯水タンク内の水を前記アイロン本体の
タンクに供給する給水装置、この給水装置の駆動を制御
する制御装置、前記アイロン本体の導入口と接続される
給水口を有するスタンドを備え、前記アイロン本体がス
タンドから取外されたことを検知したとき、水路内の水
を貯水タンクへ戻す方向に給水装置を所定時間駆動する
ようにしたものである。
作用 本発明のアイロン装置は、上記構成により、給水中に
アイロン本体をスタンドから取り外すと、給水装置が給
水時とは逆回転で駆動を開始するため、給水口出口でス
タンド外に漏出しそうになった水が給水装置側に逆流さ
せることができる。
したがって、アイロンがけ作業中、アイロン本体をス
タンドに対して、載置と取り外しが頻繁に行われた場合
に、例え給水中であっても給水口からの水漏れは確実に
防止することができるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図〜第2図において、10はアイロン本体で、
蓋体11で覆われた気化室12を形成したベース13、このベ
ース13を加熱するヒータ14、前記ベース13の温度を検知
するサーミスタ等の温度検知手段15、前記気化室12に導
水路16を介して連結したタンク17、このタンク17に水を
供給するための導入口18、この導入口18を開閉する弁装
置19、前記温度検知手段15の出力信号を処理し信号端子
20に出力する複数の電子部品により構成された温度信号
処理手段21、前記ヒータ14に接続された給電ピン22を有
している。
23はスタンドで、アイロン本体10の信号端子20及び給
電ピン22と各々接続される複数の給電端子24、前記アイ
ロン本体10の弁装置19と接続される給水弁装置25、水を
貯える貯水タンク26、この貯水タンク26に貯えられた水
を前記給水弁装置25、弁装置19を介して前記タンクに供
給するためのポンプ等で構成された給水装置27、前記温
度信号処理手段21の出力信号を受けて前記ヒータ14への
通電及び前記給水装置27の駆動を制御する複数の電子部
品により構成された制御手段28、前記ベース13を任意の
温度に設定するための温度設定手段29、設定された温度
の状態をLED等で表示する設定温度表示手段30、前記ア
イロン本体10を前記ベースを下方にして傾斜載置する載
置部31を有している。
ここで前記した弁装置19、給水弁装置25について詳述
する。第2図に示すように、弁装置19は開口32を有した
水路A33、この水路A33内を遊動自在に配置したボールA3
4、前記開口32を前記ボールA34によって閉塞するよう付
勢するスプリングA35によって構成されている。一方、
給水弁装置25は前記水路A33との接続時にシール結合を
するためのパッキング36、小口37を有する水路B38、こ
の水路B38内を遊動自在に配置したボールB39、前記小口
37を前記ボールB38によって閉塞するよう付勢するスプ
リングB40、開閉軸41、この開閉軸41を可動自在に保持
する軸ガイド42によって構成されている。前記開閉軸41
の外径は、前記水路B38の小口37の内径に対して細く、
小口37内を遊動可能に構成されている。
この構成において、アイロン本体10がスタンド23より
取り外されているときは、前述のように、水路A33の開
口32はボールA34によって塞がれている。また同様に、
水路B38の小口37もボールB39によって塞がれている。こ
こで、アイロン本体10をスタンド23の載置部31に載せる
と前記開閉軸41が前記スプリングA35、スプリングB40の
抗力に打ち勝って各々ボールA34、ボールB39を開口32、
小口37より離し、その結果、水の通路が形成されるよう
になる。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。
まず、アイロンがけを行うには、アイロン本体10をス
タンド23の載置部31に載置し電源を投入し、スタンド23
の温度設定手段29を操作して前記ベース13を任意の温度
に設定すると、前記温度検知手段15の出力に応じて温度
信号処理手段21が信号端子20を介して制御手段28に信号
を出力する。この信号に応じてヒータ2への通電が給電
ピン22、給電端子24を介して行われベース13は設定され
た温度まで上昇する。さらに、電源投入によって前記制
御手段28が動作を開始すると同時に前記給水装置27が正
回転で駆動される。前述のようにアイロン本体10がスタ
ンド23に載置されている場合、弁装置19、給水弁装置25
の水路は開閉軸41、ボールA34、ボールB39等の動作に開
状態になっているため、貯水タンク26内の水は給水装置
27、給水弁装置25、弁装置19、導入口18を通じてタンク
17に送られる。
ここで、アイロン本体10を載置部31から取り外してア
イロンかけを行なうと、前記信号端子20、給電ピン22が
給電端子24と切り離されるため温度の信号が前記制御手
段21に入力されなくなる。制御手段21はこれによりアイ
ロン本体10がスタンド23より取り外されたことを検知
し、前記給水装置27を給水時とは逆回転で駆動を開始す
る。この逆回転駆動は所定時間で停止するが、その駆動
中にアイロン本体10を載置部より取り外した時に、前記
給水弁装置25のパッキング36の内部空間に溜まっていた
水は、スタンド23外部に漏出せず、給水弁装置25内の水
路を通って前記貯水タンク26に戻される。
上述のように、給水装置27が給水駆動している時にア
イロン本体10をスタンド23より取り外してアイロンがけ
を行っても、水路の接続部、すなわち、給水弁装置25の
出口より水が漏れることがないので、制御回路等の故障
をなくして安全性と信頼性を向上するものである。
上記実施例においては、アイロン本体に電源コードを
有しないコードレスアイロンの例を示したが、アイロン
本体に電源コードを有するコード付のアイロン装置であ
ってもよい。要は、アイロン本体をスタンドに取り外し
た時に、給水装置が給水時とは逆回転に駆動を開始する
ものであればよい。
発明の効果 以上のように本発明のアイロン装置は、ヒータによっ
て加熱されるベース、このベースに形成した気化室、こ
の気化室に連結したタンク、このタンクに接続した導入
口を有するアイロン本体と、このアイロン本体を載置す
る載置部、前記タンクに供給する水を貯える貯水タン
ク、この貯水タンク内の水を前記アイロン本体のタンク
に供給する給水装置、この給水装置の駆動を制御する制
御装置、前記アイロン本体の導入口と接続される給水口
を有するスタンドを備え、前記アイロン本体がスタンド
から取外されたことを検知したとき、水路内の水を貯水
タンクへ戻す方向に給水装置を所定時間駆動するように
したから、給水中にアイロン本体をスタンドから取外し
た場合でも、水路の出口付近にある水を貯水タンク側へ
送水して水が漏出するのを防止することができ、安全性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したアイロン装置の要部
断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は従来のア
イロン装置を示す要部断面図である。 10…アイロン本体、12…気化室、13…ベース、14…ヒー
タ、17…タンク、19…弁装置、22…給電ピン、23…スタ
ンド、24…給電端子、25…給水弁装置、26…貯水タン
ク、27…給水装置、31…載置部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 真一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−48799(JP,A) 特開 平3−136699(JP,A) 実開 平3−13997(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱されるベース、このベ
    ースに形成した気化室、この気化室に連結したタンク、
    このタンクに接続した導入口を有するアイロン本体と、
    このアイロン本体を載置する載置部、前記タンクに供給
    する水を貯える貯水タンク、この貯水タンク内の水を前
    記アイロン本体のタンクに供給する給水装置、この給水
    装置の駆動を制御する制御装置、前記アイロン本体の導
    入口と接続される給水口を有するスタンドを備え、前記
    アイロン本体がスタンドから取外されたことを検知した
    とき、水路内の水を貯水タンクへ戻す方向に給水装置を
    所定時間駆動するようにしたアイロン装置。
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