JP2715449B2 - 光ディスク原盤記録方法 - Google Patents
光ディスク原盤記録方法Info
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- JP2715449B2 JP2715449B2 JP14155788A JP14155788A JP2715449B2 JP 2715449 B2 JP2715449 B2 JP 2715449B2 JP 14155788 A JP14155788 A JP 14155788A JP 14155788 A JP14155788 A JP 14155788A JP 2715449 B2 JP2715449 B2 JP 2715449B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ディスク原盤を製造する際にピット情報
を記録する方法に関するものである。
を記録する方法に関するものである。
[発明の概要] 本発明は、ポジ型のフォトレジストが表面上に塗布さ
れた光ディスクの記録原盤に対し、ディスク表面を照射
することによって被照射部分を露光する記録ビームを二
つ設け、第1の記録ビームは記録動作時においては常に
ディスク上に照射されているビームであり、第2の記録
ビームは記録信号に基づいてオン/オフ変調されて照射
されるビームであって、この2つの記録ビームのビーム
スポットがトラックの両脇となる一部分を共通に露光で
きるようにアライメントし、記録動作を行なうことによ
って、非露光部分が記録ピットとして形成されるように
した光ディスク原盤の記録方法である。
れた光ディスクの記録原盤に対し、ディスク表面を照射
することによって被照射部分を露光する記録ビームを二
つ設け、第1の記録ビームは記録動作時においては常に
ディスク上に照射されているビームであり、第2の記録
ビームは記録信号に基づいてオン/オフ変調されて照射
されるビームであって、この2つの記録ビームのビーム
スポットがトラックの両脇となる一部分を共通に露光で
きるようにアライメントし、記録動作を行なうことによ
って、非露光部分が記録ピットとして形成されるように
した光ディスク原盤の記録方法である。
そして、この記録方法を実行することにより、ビーム
スポットのサイズ以下の記録ピットを形成することがで
き、高密度記録が達成できるものである。
スポットのサイズ以下の記録ピットを形成することがで
き、高密度記録が達成できるものである。
[従来の技術] 通常、ポジ型のフォトレジストがガラス原板表面に塗
布されてなる光ディスクの記録原盤に各種記録信号を記
録するには、記録信号に基ずいてオン/オフ変調された
記録ビーム(アルゴンイオンレーザ、クリプトイオンレ
ーザ等のレーザ光)を記録原盤表面に照射して露光し、
その後、この記録原盤に現像等の処理を施することによ
って、露光部分が凹型のピットとして形成され、信号が
記録されるものである。
布されてなる光ディスクの記録原盤に各種記録信号を記
録するには、記録信号に基ずいてオン/オフ変調された
記録ビーム(アルゴンイオンレーザ、クリプトイオンレ
ーザ等のレーザ光)を記録原盤表面に照射して露光し、
その後、この記録原盤に現像等の処理を施することによ
って、露光部分が凹型のピットとして形成され、信号が
記録されるものである。
第6図(a)(b)(c)は、その従来の記録方法を
説明したものであり、これらの図において、1はガラス
原板、2はガラス原板1の表面に塗布されたフォトレジ
ストを示し、記録原盤(ディスク)Dを構成する。ま
た、3は対物レンズを含む光学記録ヘッド、Lは記録ビ
ーム、Pはピット、PeはピットPが形成されるまえの段
階の、記録ビームLによって露光された部分を示す。
説明したものであり、これらの図において、1はガラス
原板、2はガラス原板1の表面に塗布されたフォトレジ
ストを示し、記録原盤(ディスク)Dを構成する。ま
た、3は対物レンズを含む光学記録ヘッド、Lは記録ビ
ーム、Pはピット、PeはピットPが形成されるまえの段
階の、記録ビームLによって露光された部分を示す。
記録原盤Dの回転とともに、レーザ光源から射出され
たレーザ光は図示しない光学系(光偏向器、光変調器、
各種レンズ系等)を経ることによって変調され記録ビー
ムLとして光学記録ヘッド3から記録原盤Dの表面に照
射される(第6図(a))。
たレーザ光は図示しない光学系(光偏向器、光変調器、
各種レンズ系等)を経ることによって変調され記録ビー
ムLとして光学記録ヘッド3から記録原盤Dの表面に照
射される(第6図(a))。
このようにして露光部分Peが形成された記録原盤D
(第1図(b))は、アルカリ性の現像液で現像するこ
とによってその露光部分Peが溶出してしまい、第1図
(c)に示すように凹型のピットPが形成される。
(第1図(b))は、アルカリ性の現像液で現像するこ
とによってその露光部分Peが溶出してしまい、第1図
(c)に示すように凹型のピットPが形成される。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、このような記録方法では当然ながら、記録
ビームLの記録原盤上でのビームスポットのサイズによ
りピットPの幅が決定されてしまい、結果的に記録ビー
ムのスポットサイズによってトラックピッチの寸法が制
限され、ディスクの記録密度までがある程度決定されて
しまう。
ビームLの記録原盤上でのビームスポットのサイズによ
りピットPの幅が決定されてしまい、結果的に記録ビー
ムのスポットサイズによってトラックピッチの寸法が制
限され、ディスクの記録密度までがある程度決定されて
しまう。
したがって、高密度記録を達成しようと考えた場合は
ビームスポットのサイズを小さくしなければならない。
ビームスポットのサイズを小さくしなければならない。
ここで、スポットサイズωoは、 ωo=Kλ/NA (λ:レーザ光の波長、NA:対物レンズの開口数(Numer
ical Aperture)、K:レンズの開口形状やビーム断面の
強度分布等で決まる定数) であり、例えば、λ板442nm、NA=0.9、K=0.82とする
と、 ωo=0.82×0.442/0.9=0.40(μm) となる。
ical Aperture)、K:レンズの開口形状やビーム断面の
強度分布等で決まる定数) であり、例えば、λ板442nm、NA=0.9、K=0.82とする
と、 ωo=0.82×0.442/0.9=0.40(μm) となる。
すなわち、スポットサイズを小さくするにはレーザ光
の波長λの短波長化、及び対物レンズの高開口数の達成
が必要であることが分かる。
の波長λの短波長化、及び対物レンズの高開口数の達成
が必要であることが分かる。
しかしながら、従来においては短波長レーザ用として
使用できる高開口数のレンズとして満足のいけるものは
存在せず、短波長及び高NAという条件を満たすことは非
常に困難であって、したがって、スポットサイズを小さ
くして、高密度記録を達成することは非常に困難になる
という問題点があった。
使用できる高開口数のレンズとして満足のいけるものは
存在せず、短波長及び高NAという条件を満たすことは非
常に困難であって、したがって、スポットサイズを小さ
くして、高密度記録を達成することは非常に困難になる
という問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、このような問題点にかんがみてなされたも
ので、2つのビームスポットによって、ピットとなる部
分以外の部分を全て露光してしまうようにするものであ
る。
ので、2つのビームスポットによって、ピットとなる部
分以外の部分を全て露光してしまうようにするものであ
る。
つまり、第1の記録ビームのビームスポットがトラッ
クとトラックの間の部分を常に露光していくとともに、
第2の記録ビームのビームスポットがトラック上で非ピ
ット部分を露光していくようにしたものである。
クとトラックの間の部分を常に露光していくとともに、
第2の記録ビームのビームスポットがトラック上で非ピ
ット部分を露光していくようにしたものである。
[作用] 第1及び第2の記録ビームによって形成される非露光
部分は、現像後に凸型のピットとして形成されることに
なるが、この非露光部分は記録用のビームのスポット径
に関係なく、第1及び第2の記録ビームの離間距離によ
って設定される。そのため、ピット幅はきわめて小さい
値にすることが可能になる。
部分は、現像後に凸型のピットとして形成されることに
なるが、この非露光部分は記録用のビームのスポット径
に関係なく、第1及び第2の記録ビームの離間距離によ
って設定される。そのため、ピット幅はきわめて小さい
値にすることが可能になる。
[実施例] 第1図は、本発明の記録方法の実施例を示す説明図で
ある。
ある。
この図はポジ型のフォトレジストが一様に塗布されか
ガラス原板から成る記録原盤上の一部分を模式的に示し
ており、図中、Sp1は第1の記録ビームによるビームス
ポット、Sp2は第2の記録ビームによるビームスポット
であって、斜線部分10は第1の記録ビームによって露光
される部分、すなわちある原盤を回転して記録動作を行
なったときにビームスポットSp1が原盤上で存在するこ
ととなる部分を示し、また、点描部分11は第2の記録ビ
ームによって露光される部分、すなわちある原盤を回転
して記録動作を行なったときにビームスポットSp2が原
盤上で存在することとなる部分を示す。
ガラス原板から成る記録原盤上の一部分を模式的に示し
ており、図中、Sp1は第1の記録ビームによるビームス
ポット、Sp2は第2の記録ビームによるビームスポット
であって、斜線部分10は第1の記録ビームによって露光
される部分、すなわちある原盤を回転して記録動作を行
なったときにビームスポットSp1が原盤上で存在するこ
ととなる部分を示し、また、点描部分11は第2の記録ビ
ームによって露光される部分、すなわちある原盤を回転
して記録動作を行なったときにビームスポットSp2が原
盤上で存在することとなる部分を示す。
そして、非斜線で、かつ非点描の白い部分12(以下、
非露光部分12はいう)は第1及び第2のどちらの記録ビ
ームによっても露光されない部分を示す。
非露光部分12はいう)は第1及び第2のどちらの記録ビ
ームによっても露光されない部分を示す。
なお、WDは、原盤上において、第1及び第2の記録ビー
ムの両方によって露光される可能性のある部分の幅(ビ
ーム照射部分の重なり幅)を示す。
ムの両方によって露光される可能性のある部分の幅(ビ
ーム照射部分の重なり幅)を示す。
この原盤記録方法では、記録時においては第1の記録
ビームは常にオン状態で原盤上に連続的に照射されてい
る。つまり、ビームスポットSp1は常に原盤上に照射さ
れ、斜線部分10は記録動作中にビームスポットSp1が連
続して照射されている軌跡となるものである。
ビームは常にオン状態で原盤上に連続的に照射されてい
る。つまり、ビームスポットSp1は常に原盤上に照射さ
れ、斜線部分10は記録動作中にビームスポットSp1が連
続して照射されている軌跡となるものである。
一方、第2の記録ビームは従来の記録ビームと同様
に、記録信号に基ずいてオン/オフに変調され、断続的
に原盤上に照射される。そして、この第2の記録ビーム
の断続的な照射によって形成される露光部分(点描部分
11)と非露光部分12が記録信号のピット情報を含有する
ものとなるものである。
に、記録信号に基ずいてオン/オフに変調され、断続的
に原盤上に照射される。そして、この第2の記録ビーム
の断続的な照射によって形成される露光部分(点描部分
11)と非露光部分12が記録信号のピット情報を含有する
ものとなるものである。
今、第1図に示すようにビームスポットSp1及びSp2の
一部分が重なるようにアライメントされ、記録動作が行
なわれると、原盤の回転とともに各記録ビームが所定速
度で半径方向に移動することによって、ビームスポット
Sp1によって斜線部分10が連続して露光され、同時に記
録信号で断続照射されているビームスポットSp2によっ
て点描部分11が露光されることになる。
一部分が重なるようにアライメントされ、記録動作が行
なわれると、原盤の回転とともに各記録ビームが所定速
度で半径方向に移動することによって、ビームスポット
Sp1によって斜線部分10が連続して露光され、同時に記
録信号で断続照射されているビームスポットSp2によっ
て点描部分11が露光されることになる。
すると、渦巻状のトラックには2つのビームスポット
Sp1及びSp2によって露光されない非露光部分12がのこさ
れるが、この記録原盤が現像され、露光部分が溶出する
ことによって、第2図に示すように、非露光部分12が凸
型ピットPtとして形成されることになる。
Sp1及びSp2によって露光されない非露光部分12がのこさ
れるが、この記録原盤が現像され、露光部分が溶出する
ことによって、第2図に示すように、非露光部分12が凸
型ピットPtとして形成されることになる。
形成されるピットPtのピット幅は、したがって、各ビ
ームスポットSp1、Sp2のアライメント(アライメントに
よって設定される原盤上におけるビーム照射部分の重な
り幅WD)に依存して決定されるものであることが理解さ
れる。
ームスポットSp1、Sp2のアライメント(アライメントに
よって設定される原盤上におけるビーム照射部分の重な
り幅WD)に依存して決定されるものであることが理解さ
れる。
第3図(a)(b)(c)はこのビーム照射部分の重
なり幅WD(WD a〜WD c)とピット幅W(Wa〜Wc)の関係
を示したものである。
なり幅WD(WD a〜WD c)とピット幅W(Wa〜Wc)の関係
を示したものである。
図中、斜線部分はビーム照射部分の重なり幅(WD a〜
WD c)を決定するビームスポットの重なり部分であり、
また、Wspはスポット径、そして点線で示したスポット
は原盤上で1周した時点で照射される第1のビームスポ
ットSp1を示す。
WD c)を決定するビームスポットの重なり部分であり、
また、Wspはスポット径、そして点線で示したスポット
は原盤上で1周した時点で照射される第1のビームスポ
ットSp1を示す。
各ビームスポットSp1、Sp2が第3図(a)に示すよう
にアライメントされていると、前述した非露光部分12の
幅は、第2のビームスポットSp2のうちで第1のビーム
スポットSp1が重ならない部分の幅Waで示されることに
なり、したがって、ピット幅WはWaとなるものである。
にアライメントされていると、前述した非露光部分12の
幅は、第2のビームスポットSp2のうちで第1のビーム
スポットSp1が重ならない部分の幅Waで示されることに
なり、したがって、ピット幅WはWaとなるものである。
ピット幅WをWaより狭くしたければ、第3図(b)の
ように各ビームスポットSp1、Sp2の重なり幅WDをWD bと
大きくすればよい(WD a<WD b)。すると、ピット幅W
はより狭いピット幅Wbとすることができる。
ように各ビームスポットSp1、Sp2の重なり幅WDをWD bと
大きくすればよい(WD a<WD b)。すると、ピット幅W
はより狭いピット幅Wbとすることができる。
また逆に、第3図(c)のように重なりWDをWD c(WD
c<WD a)とすれば、ピット幅Wはより広いピット幅Wc
とすることができる。
c<WD a)とすれば、ピット幅Wはより広いピット幅Wc
とすることができる。
すなわち、この場合ピット幅Wは各ビームスポットSp
1、Sp2の重なり具合によって、0<W<Wspの範囲で自
由に設定することができるものである。
1、Sp2の重なり具合によって、0<W<Wspの範囲で自
由に設定することができるものである。
もっとも、ピット幅WはビームスポットSp1、Sp2の重
なり具合ではなく、あくまで原盤上におけるビーム照射
部分の重なり幅WDによって決定されるものであるため、
ビームスポットSp1、Sp2の位置関係としては、ある一つ
の状態に固定されるものではなく各種の位置関係が考え
られ、その場合において重なり幅WDが決定されていれ
ば、位置関係にかかわらず所望のピット幅Wをもつピッ
トPtを形成することができる。
なり具合ではなく、あくまで原盤上におけるビーム照射
部分の重なり幅WDによって決定されるものであるため、
ビームスポットSp1、Sp2の位置関係としては、ある一つ
の状態に固定されるものではなく各種の位置関係が考え
られ、その場合において重なり幅WDが決定されていれ
ば、位置関係にかかわらず所望のピット幅Wをもつピッ
トPtを形成することができる。
例えば、第4図において、(a)は各ビームスポット
Sp1、Sp2が水平方向に並んで一部が重なって位置する場
合、(b)(c)はトラック方向にわずかにずれて一部
が重なって位置する場合、(d)(e)はトラック方向
にずれてしかも重ならないように位置する場合である。
Sp1、Sp2が水平方向に並んで一部が重なって位置する場
合、(b)(c)はトラック方向にわずかにずれて一部
が重なって位置する場合、(d)(e)はトラック方向
にずれてしかも重ならないように位置する場合である。
このように、位置関係としては、この第4図(a)〜
(e)でそれぞれ異なっているが、ビーム照射部分の重
なり幅WDはすべてWD1となるように照射位置が設定され
ている。したがって、(a)〜(e)のどの場合をとっ
ても、形成されるピットPtのピット幅Wを同サイズとな
り、同様な効果をなすことができる。
(e)でそれぞれ異なっているが、ビーム照射部分の重
なり幅WDはすべてWD1となるように照射位置が設定され
ている。したがって、(a)〜(e)のどの場合をとっ
ても、形成されるピットPtのピット幅Wを同サイズとな
り、同様な効果をなすことができる。
このように、本発明の原盤記録方法によれば、ピット
幅Wはスポット径Wspに依存して決定されるものではな
いため、スポット径Wspを小さくすることなしにピット
幅Wを小さくすることができ、そのためトラックピンチ
も小さくできることとなり、容易に高密度記録を達成す
ることができる。
幅Wはスポット径Wspに依存して決定されるものではな
いため、スポット径Wspを小さくすることなしにピット
幅Wを小さくすることができ、そのためトラックピンチ
も小さくできることとなり、容易に高密度記録を達成す
ることができる。
なお、ピットPtによる再生ビームの変調度はピット幅
Wがトラックピッチの1/3のときに最大となるため、ト
ラックピッチは、第5図に示すように、ピット幅Wにた
いして3Wとなるように設定(ビームスポットSp1、Sp2の
アライメント)することが好ましい。
Wがトラックピッチの1/3のときに最大となるため、ト
ラックピッチは、第5図に示すように、ピット幅Wにた
いして3Wとなるように設定(ビームスポットSp1、Sp2の
アライメント)することが好ましい。
また、本発明においては、非露光部分12がピットPtと
なるものであり、つまり、第2の記録ビームのオフ時の
部分が、ピットPtとして形成されてしまうため、記録さ
れたピット信号は従来とは逆極性のピット信号となって
しまうが、これは、単に記録信号の変調時に逆極性を与
えれば従来のピット信号と同極性のピット信号とするこ
とができるため、なんら問題とはならない。
なるものであり、つまり、第2の記録ビームのオフ時の
部分が、ピットPtとして形成されてしまうため、記録さ
れたピット信号は従来とは逆極性のピット信号となって
しまうが、これは、単に記録信号の変調時に逆極性を与
えれば従来のピット信号と同極性のピット信号とするこ
とができるため、なんら問題とはならない。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明の光ディスク原盤記
録方法は、2つの記録ビームを原盤に照射し露光して、
非露光部分がピットとなるようにしたことによって、ビ
ームスポットのサイズを小さくすることなしにピット幅
を小さくすることが可能となり、したがって、光ディス
ク原盤への各種データの高密度記録が非常に容易に達成
できるという効果がある。
録方法は、2つの記録ビームを原盤に照射し露光して、
非露光部分がピットとなるようにしたことによって、ビ
ームスポットのサイズを小さくすることなしにピット幅
を小さくすることが可能となり、したがって、光ディス
ク原盤への各種データの高密度記録が非常に容易に達成
できるという効果がある。
第1図は本発明の実施例の説明図、第2図は本発明の記
録方法によって形成されたピットの説明のための断面
図、第3図(a)(b)(c)はピット幅とビームスポ
ットの重なり具合の関係を示す説明図、第4図(a)〜
(e)は各種ビームスポットアライメントの説明図、第
5図はトラックピンチとピット幅の関係を示す説明図、
第6図(a)(b)(c)は従来の記録方法の説明図で
ある。 10は第1の記録ビームによって露光された部分、11は第
2の記録ビームによって露光された部分、12は非露光部
分、Sp1は第1のビームスポット、Sp2は第2のビームス
ポット、Ptはピットを示す。
録方法によって形成されたピットの説明のための断面
図、第3図(a)(b)(c)はピット幅とビームスポ
ットの重なり具合の関係を示す説明図、第4図(a)〜
(e)は各種ビームスポットアライメントの説明図、第
5図はトラックピンチとピット幅の関係を示す説明図、
第6図(a)(b)(c)は従来の記録方法の説明図で
ある。 10は第1の記録ビームによって露光された部分、11は第
2の記録ビームによって露光された部分、12は非露光部
分、Sp1は第1のビームスポット、Sp2は第2のビームス
ポット、Ptはピットを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】表面にポジ型のフォトレジストが塗布され
た光ディスクの記録原盤に対して、 継続出力される第1の記録ビームによる第1のビームス
ポットの照射と、記録信号に基づいてオン/オフ変調さ
れた第2の記録ビームによる第2のビームスポットの照
射とを同時に実行するとともに、前記第1のビームスポ
ットによる露光部分の一部と前記第2のビームスポット
による露光部分の一部が、前記記録原盤上のトラック幅
方向に重なるように前記第1のビームスポットと前記第
2のビームスポットの照射位置を設定して記録動作を行
ない、 前記記録原盤上の非露光部分が記録ピットとして形成さ
れるようにしたことを特徴とする光ディスク原盤記録方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14155788A JP2715449B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 光ディスク原盤記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14155788A JP2715449B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 光ディスク原盤記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01312748A JPH01312748A (ja) | 1989-12-18 |
JP2715449B2 true JP2715449B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=15294738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14155788A Expired - Fee Related JP2715449B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 光ディスク原盤記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2715449B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP14155788A patent/JP2715449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01312748A (ja) | 1989-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |