JP2713737B2 - 偏平空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

偏平空気入りラジアルタイヤ

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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は偏平空気入りラジアルタイヤの改良に関する
ものであり、さらに詳しくは高速耐久性を改良した偏平
空気入りラジアルタイヤに関するものである。
(従来の技術) 一般に、超高性能タイヤと称される偏平空気入りラジ
アルタイヤは、タイヤのいわゆる偏平比(タイヤの断面
高さ/タイヤの断面最大幅)が0.3〜0.6の広幅トレッド
を有しており、特に高速走行用に供されている。
第2図は従来の偏平空気入りラジアルタイヤのトレッ
ドを示す断面説明図であり、円筒状トレッドTには、こ
のトレッドTの両端から径方向内側へ伸びる一対のサイ
ドウォールS、S′と、一方のサイドウォールSからト
レッドT区域および他方のサイドウォールS′に亘って
補強したラジアルカーカス1と、実質上トレッド幅に相
当する幅を有し、トレッドTと前記ラジアルカーカス1
の間に配置されたベルト構体Bが含まれている。
ここで、トレッドTは、少なくともタイヤの赤道面O
近くに位置する1対の第1周方向溝4A、4A′およびその
周方向溝4A、4A′とトレッド端6、6′との間に位置す
る少なくとも2対の第2及び第3周方向溝4B、4B′、4
C、4C′からなる少なくとも6本の周方向溝を上記赤道
面Oに対し夫々左右対称に備え、これら周方向溝によっ
て少なくとも7本の陸部列即ち第1陸部列5A、第2陸部
列5B、5B′、第3陸部列5C、5C′、第4陸部列5D、5D′
が区分されている。
また、ベルト構体Bは、非伸長性コード(金属コー
ド)を赤道面Oに対し浅い角度で傾斜配列したプライの
少なくとも2枚を、コードが互に交差するように重ね合
せたベルト層2と、その外周上に熱収縮性繊維コードを
上記赤道面Oと実質上平行に配列した補助層3から構成
されている。
そして、ベルト構体Bの補助層3は、一般的にはタイ
ヤの全幅1層3Aと共に、タイヤの両側区域に1層(3B)
または2層(3Bおよび3C)配置されており、高速転動時
の遠心力によるベルト層2の径方向外方への膨張を抑制
し、高速性能を確保し得るよう図られている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の偏平空気入りラジアルタイ
ヤにて超高速走行を行なう場合には、特にトレッド幅が
著しく広く、トレッドT踏面部の陸部列が多い場合にお
いて、トレッドTの中央区域が摩耗しやすく、またその
摩耗形状がタイヤの回転軸に実質上平行なフラットな面
となるため、結果としてトレッド両側区域の摩耗が中央
区域に比しきわめてわずかとなる。
その理由は、この種のタイヤは負荷転動時の荷重が小
さい範囲で用いられ、また負荷転動時の遠心力が大きい
ことから、トレッドマスの大きい中央区域が両側区域よ
りも外側へ突出しやすいためと考えられる。
このために、従来の偏平空気入りラジアルタイヤにお
いては、摩耗中期以降になると摩耗の少いトレッド両側
部が走行時において、径方向外側に膨出し、その結果ベ
ルト端部の負荷が大きくなる。その結果、ベルト端部で
のセパレーションおよびサイドウォールのふきやぶれな
どの不具合を招き、タイヤの高速耐久性が大きく低下す
るという問題があった。
そこで、本発明は上述した従来の偏平空気入りラジア
ルタイヤが有する問題点の解決を課題として検討した結
果、達成されたものである。
したがって本発明の目的は、ベルト端部でのセパレー
ションおよびサイドウォールのふきやぶれなどの不具合
を解消し、高速耐久性がすぐれた偏平空気入りラジアル
タイヤを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明者らは、特に摩耗中期以降においてベルト層端
部でのセパレーションおよびサイドウォールのふきやぶ
れなどが発生する原因について種々検討した結果、この
種のタイヤの独特の性質である中央区域の早期の摩耗に
よって、トレッド全体としての摩耗中期以降は、トレッ
ド中央区域のトレッドゴムマスが小さくなり、一方トレ
ッド両側区域、特にベルト層端部のトレッドゴムのマス
は摩耗初期と実質上同一であるアンバランスの状態とな
ることが判明した。
したがって、摩耗中期以降は相対的にトレッドの両側
区域のトレッドのマス大に起因し高速走行時においては
遠心力によって半径方向外側に大きく引張られることに
なり、負荷転動時におけるベルト層端部への歪の集中お
よびその際の発熱と共に、サイドウォールにおけるカー
カスとその折り返し端との間で大きい剪断歪が生じカー
カス本体は本来弾性率が小さいことから、カーカス折り
返し端のセパレーションを誘発し、さらにはこのセパレ
ーションが伸展してサイドウォールからのふきやぶれを
起こす原因となる。これに対し種々検討を行った結果ベ
ルト構体の周方向剛性を、トレッド中央から側端に向っ
て段階的に強化することが、ベルト端セパレーションお
よびサイドウォールからのふきやぶれの解消に有効であ
ることを見出し、本発明に到達した。
すなわち第1の発明は、円筒状のトレッドと、トレッ
ドの両端から径方向内側にそれぞれ延びるサイドウォー
ルと、一方のサイドウォールからトレッド区域および他
方のサイドウォールに亘って補強したラジアルカーカス
と、実質上トレッド幅に相当する幅を有し、トレッドと
ラジアルカーカス間に配置したベルト構体を含み、上記
トレッドは、タイヤの赤道面からトレッド端の間に複数
本の周方向溝を備えることにより複数列の陸部列に区分
され、また、上記ベルト構体が、非伸長性コードを上記
赤道面に対し浅い角度で傾斜配列したプライの少なくと
も2枚を、コードが互いに交差するように重ね合わせた
ベルト層と、その外周上に熱収縮繊維コードを上記赤道
面と実質上平行に配列した補助層からなるタイヤにおい
て、上記ベルト構体の補助層の枚数をタイヤの赤道面側
の陸部列からトレッド端側の陸部列にかけて順次増加せ
しめ、ベルト構体の周方向剛性を段階的に強化したこと
を特徴としている。
また、第2の発明は、トレッドが、少なくともタイヤ
の赤道面近くに位置する1対の第1周方向溝におよび該
周方向溝とトレッド端との間に位置する少なくとも2対
の第2および第3周方向溝を上記赤道面に対しそれぞれ
左右に備え、これら周方向溝によって陸部列を少なくと
も7列に区分され、ベルト構体の補助層の枚数を上記2
つの第1周方向溝間に区分された第1陸部列から、第1
周方向溝と第2周方向溝に区分される第2陸部列、第2
周方向溝と第3周方向溝に区分される第3陸部列、およ
び第3周方向溝とトレッド端に区分される第4陸部列へ
かけて順次増加せしめ、ベルト構体の周方向剛性をトレ
ッド中央から側端に向かって段階的に強化したことを特
徴としている。
(作 用) 本発明の偏平空気入りラジアルタイヤは、上記ベルト
構体の補助層の枚数をタイヤの赤道面側の陸部列からト
レッド端側の陸部列にかけて順次増加せしめ、ベルト構
体の周方向剛性をトレッド中央からトレッド端側に向っ
て段階的に強化したため、ベルト構体の周方向剛性が、
トレッド中央から側端に向って段階的に強化され、前記
側域の剛性を最も大きく構成することができる。
したがって、本発明の偏平空気入りラジアルタイヤに
おいては、タイヤの摩耗中期以降に両側区域のトレッド
ゴムマスが大きくなっても、ベルト構体の中央区域から
両側区域へかけての剛性が段階的に強化され、特にこの
両側区域に存在する補助層がベルト層端部に対し強化し
たタガとしての効果を奏するため、ベルト端部でのセパ
レーションおよびサイドウォールのふきやぶれなどの不
具合を生ずることがなく、高速耐久性を大幅に高めるこ
とができる。
(実施例の説明) 以下、図面にしたがって本発明の偏平空気入りラジア
ルタイヤの実施例について、詳細に説明する。
第1図は本発明の偏平空気入りラジアルタイヤの実施
例を示す断面説明図である。
第1図においては、トレッド以外の部分の図示を省略
しているが、図示部分以外は周知の構造である。
すなわち、偏平空気入りラジアルタイヤは一対の環状
ビードコアを有し、両ビードコア間に亙ってラジアルカ
ーカスがトロイド状に延びており、このラジアルカーカ
スはレイヨン、ポリエステル、ナイロンなどの有機繊維
コードをタイヤの周方向に対し実質上90度の角度で配列
したプライの1枚または複数枚からなり、図示を省略し
ているがプライの両端部は前記ビードコアのまわりに軸
方向内側から外側に向って巻き上げられ、この巻き上げ
られた両端部とラジアルカーカスとの間には通常硬質の
ゴムフィラーが充当された公知の構造である。
そして、第1図に示したように、タイヤのトレッドT
には、このトレッドTの両端から径方向内側に夫々伸び
るサイドウォールS、S′と、一方のサイドウォールS
からトレッドT区域および他方サイドウォールS′に亙
って補強したラジアルカーカス10と、実質上トレッドT
の幅に相当する幅を有し、トレッドTとラジアルカーカ
ス10の間に配置したベルト構体Bが含まれている。
ここで、トレッドTは、少なくともタイヤの赤道面O
近くに位置する1対の第1周方向溝40、41およびこの周
方向溝40、41とトレッド端60、60′との間に位置する少
なくとも2対の周方向溝、即ち、第2周方向溝42、43、
第3周方向溝44、45からなる少なくとも6本の周方向溝
が、上記赤道面Oに対し夫々左右対称に且つほぼ等間隔
に設けられており、これら少なくとも6本の周方向溝に
よって、第1陸部列50、第2陸部列51、52、第3陸部列
53、54及び第4陸部列55、56が区分されている。
また、ベルト構体Bは金属コードなどの非伸長性コー
ドを赤道面Oに対し浅い角度(約50゜〜30゜)で傾斜配
列したプライの少なくとも2枚を、コードが互に交差す
るように重ね合せたベルト層20と、その外周上において
ベルト層の幅を若干越える広さをもって有機繊維コード
からなる熱収縮性繊維コードを上記赤道面Oと実質上平
行に配列した補助層30から構成され、前記補助層30の枚
数は、前記第1周方向溝40、41間に対応する中央区域
(第1陸部列50)から、前記第1周方向溝40、41と第2
周方向溝42、43間に対応する区域(第2陸部列51、5
2)、前記第2周方向溝42、43と第3周方向溝44、45間
に対応する区域(第3陸部列53、54)および前記第3周
方向溝44、45とトレッド端60、60′に対応する側域(第
4陸部列55、56)へとかけて順次増加せしめられてい
る。
すなわち、この実施例において第1陸部列50にはトレ
ッドTの全域に亙る補助層30が1枚、第2陸部列51、52
には前記補助層30と狭幅補助層31、31′が計2枚、第3
陸部列53、54には前記補助層30狭幅補助層31、31′とさ
らに狭幅補助層32、32′の計3枚、また第4陸部列55、
56には前記補助層30、狭幅補助層31、31′、狭幅補助層
32、32′とさらに狭幅補助層33、33′の計4枚がそれぞ
れ配置されており、このように補助層を配置することに
よって、ベルト構体Bの周方向剛性トレッドTの中央区
域から両側区域へと向って順次段階的に強化され、第4
陸部列55、56の剛性が最強となる。
なお、ベルト構体Bにおける各補助層30〜33は、一端
がいずれも第4陸部列55、56の径方向外側にあって、他
端はいずれも陸部列50〜56の夫々の軸方向外側端から各
陸部列の5mm以上内方の位置で終端していることが望ま
しく、更には陸部の実質上中央位置に終端することがよ
り望ましい。しかし目的を損なわない限り補助層の他端
位置は、所定ブロック内に含まれさえすれずよい。これ
によってトレッドTの両側区域(すなわち前記第4陸部
列55、56)のタガ効果およびベルト剛性の段差が理想的
となるばかりか、製造時の不良対策が図られ、さらには
各補助層の軸方向内方端のセパレーション対策の面でも
好ましい結果となる。
上述のごとく構成することにより、ベルト構体の周方
向剛性がトレッド中央区域から両端区域へ向って段階的
に強化され、両端区域(側域)の剛性が最も大きくなる
ため、タイヤの摩耗中期以降におけるベルト端部のセパ
レーションやサイドウォールのふきやぶれなどの不具合
が解消し、高速耐久性を大幅に高めることができる。
次に試験例によって本発明の偏平空気入りラジアルタ
イヤの効果についてさらに説明する。
(試験例) タイヤサイズ255140ZR17のラジアルタイヤに対し、第
1図に示した構成を付加した。
すなわち、ラジアルカーカス10としてレイヨンコード
1650d/2を用い、ベルト構体Bのベルト層20として0.23
×1×5のスチールコードをタイヤの周方向に対し25度
の角度で互に交差させて配置した。
また、補助層30として、前記ベルト層20の全幅を覆
い、タイヤの周方向へ実質上平行なナイロンコード1260
d/2を1層配置すると共に、各陸部列51、52の中央部に
は上記補助層30と同じナイロンコードからなる狭幅補助
層31、31′の終端が、各陸部列53、54の中央部には上記
補助層30と同じナイロンコードからなる狭幅補助層32、
32′の終端が、さらに各陸部列55、56の中央部には上記
補助層30と同じナイロンコードからなる狭幅補助層33、
33′の終端が夫々位置するように配置して、径方向最外
側の陸部列55、56には計4枚の補助層が重なり合うよう
に構成し、他は通常のラジアルタイヤの製造条件に準ず
ることにより、本発明の偏平空気入りラジアルタイヤを
製造した。
一方、比較のために、第2図に示したように、径方向
最外側の陸部列に計3枚の補助層を配置した以外は、上
記と同様の条件にて、従来タイヤを製造した。
これら2種類のラジアルタイヤについて、タイヤ摩耗
量:50%、タイヤ内圧:2.5kg/cm2、車輛速度:100km/hrか
ら順次ステップアップ、荷重:500kgの条件からなる実車
テストを行なった結果、従来タイヤを100とした時、本
発明タイヤの指数は125となり、高速耐久性にすぐれて
いることが実証された。
[発明の効果] 以上、詳細に説明したように、本発明の偏平空気入り
ラジアルタイヤは、上記ベルト構体の補助層の枚数をタ
イヤの赤道面側の陸部列からトレッド端側と陸部列にか
けて順次増加せしめ、ベルト構体の周方向剛性をトレッ
ド中央からトレッド端側に向って段階的に強化したた
め、ベルト構体の周方向剛性を、トレッド中央から側域
に向って段階的に強化することができ、両側区域の剛性
も最も大きくすることができる。
したがって、本発明の偏平空気入りラジアルタイヤに
おいては、タイヤの摩耗中期以降に両側区域のトレッド
ゴムマスが大きくなっても、ベルト構体の中央区域から
両側区域へかけての剛性が段階的に強化され、特にこの
両側区域に存在する補助層がタガとしての効果を奏する
ため、ベルト端部でのセパレーションおよびサイドウォ
ールからのふきやぶれなどの不具合を生ずることがな
く、高速耐久性を大幅に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の偏平空気入りラジアルタイヤの実施例
を示す断面説明図、第2図は従来の偏平空気入りラジア
ルタイヤを示す断面説明図である。 T……トレッド S、S′……サイドウォール B……ベルト構体 O……赤道面 10……ラジアルカーカス 20……ベルト層 30〜33、31′〜33′……補助層 40、41……第1周方向溝 42、43……第2周方向溝 44、45……第3周方向溝 50〜56……陸部列 60、60′……トレッド端
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−203803(JP,A) 特開 昭62−225406(JP,A) 特開 昭61−275005(JP,A) 特開 昭63−103704(JP,A) 特開 昭63−315304(JP,A) 特開 昭61−249804(JP,A) 特開 平1−9007(JP,A) 特開 昭56−95704(JP,A) 実開 平1−99703(JP,U) 特公 平2−34801(JP,B2) 実公 昭45−10241(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状のトレッドと、トレッドの両端から
    径方向内側にそれぞれ延びるサイドウォールと、一方の
    サイドウォールからトレッド区域および他方のサイドウ
    ォールに亘って補強したラジアルカーカスと、実質上ト
    レッド幅に相当する幅を有し、トレッドとラジアルカー
    カス間に配置したベルト構体を含み、上記トレッドは、
    タイヤの赤道面からトレッド端の間に複数本の周方向溝
    を備えることにより複数列の陸部列に区分され、 また、上記ベルト構体が、非伸長性コードを上記赤道面
    に対し浅い角度で傾斜配列したプライの少なくとも2枚
    を、コードが互いに交差するように重ね合わせたベルト
    層と、その外周上に熱収縮繊維コードを上記赤道面と実
    質上平行に配列した補助層からなるタイヤにおいて、 上記ベルト構体の補助層の枚数をタイヤの赤道面側の陸
    部列からトレッド端側の陸部列にかけて順次増加せし
    め、ベルト構体の周方向剛性を段階的に強化したことを
    特徴とする偏平空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】トレッドが、少なくともタイヤの赤道面近
    くに位置する1対の第1周方向溝および該周方向溝とト
    レッド端との間に位置する少なくとも2対の第2および
    第3周方向溝を上記赤道面に対しそれぞれ左右に備え、
    これら周方向溝によって陸部列を少なくとも7列に区分
    され、 ベルト構体の補助層の枚数を上記2つの第1周方向溝間
    に区分された第1陸部列から、第1周方向溝と第2周方
    向溝に区分される第2陸部列、第2周方向溝と第3周方
    向溝に区分される第3陸部列、および第3周方向溝とト
    レッド端に区分される第4陸部列へかけて順次増加せし
    め、ベルト構体の周方向剛性をトレッド中央から側端に
    向かって段階的に強化した、請求項1に記載の空気入り
    ラジアルタイヤ。
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