JP2713734B2 - 基板用電子ビームテスタ - Google Patents

基板用電子ビームテスタ

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液晶パネル用薄膜トランジスタアレイ基
板等の液晶基板の検査に用いる基板用電子ビームテスタ
に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、半導体製造過程において、半導体チップの特性
をウェハ状態で全数検査を行うことにより、不良品を組
立工程へ流さないようにし、組立工数と材料損を削減し
ようとしている。そして、不良ロットを早期に発見し、
プロセスフィードバックすることにより、歩留りの向上
を目指している。このように、半導体製造過程における
半導体チップの特性を検査するために、走査範囲の大き
な走査型電子顕微鏡を用いた一度に多数の半導体チップ
の検査を行えるスループットの高い基板用電子ビームテ
スタが必要とされている。
従来のこの種の基板用電子ビームテスタを第5図およ
び第6図に基づいて説明する。
この基板用電子ビームテスタは、液晶パネル用薄膜ト
ランジスタアレイ基板の検査に用いる基板用電子ビーム
テスタであり、第5図に示すように、減圧された試料室
内(図示せず)で液晶パネル用薄膜トランジスタアレイ
基板からなる4面取りの試料59の各面A′,B′,C′,D′
ごとに順次電子ビーム走査手段61により電子ビーム53を
走査しながら照射し、試料59から放出される2次電子54
を検出して試料59の観察を行っている。電子ビーム走査
手段61は、電子銃51および電子レンズ系52から構成して
いる。
以下、この基板用電子ビームテスタの動作を第5図お
よび第6図に基づいて詳しく説明する。
減圧された試料室内のX−Yテーブル60に4面取りの
試料59が配置されている。電子銃51で生成した熱電子
は、電子レンズ系52で加速,偏向され、試料59の表面で
収束され、電子ビーム53となる。このとき、電子レンズ
系52は、電子ビーム偏向回路58により制御されて、電子
ビーム53を走査しながら試料59の表面に照射する。
電子ビーム53を照射された試料59の表面から2次電子
54が放出される。この2次電子54は、2次電子増倍管55
に捕捉され、加速される。また、2次電子増倍管55は、
加速した2次電子54を2次電子信号S11に変換し、増幅
器56に加える。増幅器56は、2次電子増倍管55から入力
した2次電子信号S11を増幅し、モニター57に加える。
モニター57は、増幅器56で増幅された2次電子信号S11
を表示する。
また、試料59は、X−Yテーブル60によりA′面から
D′面に順次移動して電子ビーム53を照射される。
試料59の各面A′〜D′への電子ビーム53の照射は、
第5図に示すように、まずA′面を電子銃51の下に配置
し、A′面に電子ビーム53を走査しながら照射する。こ
のとき、電子ビーム53の走査エリアが約5mm×5mmと狭い
ため、第6図に示す矢印Z′のように試料59のA′面の
一部分に電子ビーム53を走査する。そして、X−Yテー
ブル60を第6図に示す矢印X′またはY′の方向への移
動し、再度電子ビーム53の走査を行う。このように、電
子ビーム53の走査とX−Yテーブル60の移動とを繰り返
しながらA′面全域に電子ビーム53の走査を行う。A′
面の電子ビーム53の走査が終了すると、X−Yテーブル
60を移動し、試料59のB′面を電子銃51の下に配置す
る。そして、B′面A′面と同様に電子ビーム53の走査
とX−Yテーブル60の移動とを繰り返しB′面全域に電
子ビーム53の走査を行う。さらに、C′面,D′面と順次
同様に電子ビーム53の走査を行う。
また、液晶パネル用薄膜トランジスタアレイからなる
試料59は、各面A′〜D′の大きさが60mm×50mmであ
り、試料59全体の寸法が152mm×152mmと大きなものにな
っている。このため、この基板用電子ビームテスタにお
いては、X−Yテーブル60の1面当たりの移動を120回
程度行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の基板用電子ビームテスタは、4面取りの試
料59の各面A′〜D′間を移動させるためにX−Yテー
ブル60をX方向およびY方向に逐次移動させているの
で、移動時間が長くかかるという問題があった。この結
果、検査時間が長くなり、製造工程での半導体チップの
全数検査ができないという問題がある。
また、前述したように、試料59の寸法が152mm×152mm
と大きく、試料59の全域に電子ビーム53を走査するため
には、大きなX−Yテーブル60が必要となる。この結
果、試料室の容積が大きくなり、排気系も大規模にな
り、装置が大型になるという問題があった。
したがって、この発明の目的は、液晶パネル用薄膜ト
ランジスタアレイ基板等の液晶基板の検査に用いられ、
小型で、検査時間を短縮できる基板用電子ビームテスタ
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明の基板用電子ビームテスタは、4面取りの
中心に鉛直な軸を回転軸として液晶基板を90度ずつ回転
させる液晶基板回転手段を設け、この液晶基板回転手段
による液晶基板の90度ずつの回転に連動して走査パター
ンを90度ずつ回転させる走査パターン回転手段を設けた
ことを特徴としている。
第2の発明の基板用電子ビームテスタは、4面取りの
中心に鉛直な軸を回転軸として電子ビーム走査手段を90
度ずつ回転させる電子ビーム走査系回転手段を設け、こ
の電子ビーム走査系回転手段による電子ビーム走査手段
の90度ずつの回転に連動して走査パターンを90度ずつ回
転させる走査パターン回転手段を設けたことを特徴とし
ている。
〔作 用〕
第1の発明の構成によれば、液晶基板回転手段により
液晶基板を4面取りの中心に鉛直な軸を回転として90度
ずつ回転させ、走査パターン回転手段により液晶基板回
転手段の90度ずつの回転に連動して電子ビームの走査パ
ターンを90度ずつ回転させるようにしたので、液晶基板
を順次90度ずつ回転させるだけで4面取りの液晶基板の
各面を順次移動することができ、しかも液晶基板の各面
とも同方向から電子ビームを走査することができる。し
たがって、テーブルをX,Y方向に移動する場合に比べ
て、テーブルの移動時間が大幅に短縮され、またテーブ
ルの移動のためのスペースも狭くてよい。
第2の発明の構成によれば、第1の発明における液晶
基板回転手段に代えて、電子ビーム走査手段を液晶基板
の4面取りの中心に鉛直な軸を回転軸として90度ずつ回
転させる電子ビーム走査系回転手段を設け、この電子ビ
ーム走査系回転手段による電子ビーム走査手段の90度ず
つの回転に連動して走査パターン回転手段が走査パター
ンを90度ずつ回転するようにしたので、液晶基板の各面
に同方向から電子ビームを走査することができる。これ
により、第1の発明の作用と同様の作用となる。
〔実施例〕
この発明の基板用電子ビームテスタの実施例を第1図
ないし第4図に基づいて説明する。
この基板用電子ビームテスタは、第1図に示すよう
に、液晶基板たとえば液晶パネル用薄膜トランジスタア
レイ基板を試料9とし、この試料9の4面取りの中心に
鉛直な軸を回転軸として試料9を90度ずつ回転させる回
転手段24を設け、回転手段24の90度ずつの回転に連動し
て走査パターンを90度ずつ回転させる走査パターン回転
手段25を設けている。この場合、回転手段24は、回転テ
ーブル21,駆動用のモータ23およびコントローラ14から
構成している。また、走査パターン回転手段25は、電子
ビーム偏向回路8およびコントローラ14から構成してい
る。
そして、減圧された試料室15内で4面取りの試料9の
各面ごとに順次電子ビーム走査手段26により電子ビーム
3を走査しながら照射している。そして、試料9から放
出される2次電子4を検出して試料9の観察を行うよう
にしている。電子ビーム走査手段26は、電子銃1および
電子レンズ系2から構成している。
以下、この基板用電子ビームテスタについて第1図お
よび第2図に基づいて詳しく説明する。
試料室15の中に、4面取り試料9が回転テーブル21の
上に配置されている。試料室15は、ターボポンプ18によ
り10-5torr程度の真空度に保たれている。電子銃1の周
囲もイオンポンプ20により10-7torrの真空度に保たれて
いる。試料9には、液晶パネル用薄膜トランジスタを駆
動する駆動回路13から出力された信号がプローブ22を介
し与えられている。
電子銃1で発生した熱電子は電子レンズ系2により加
速,偏向され、試料9の表面で収束され、電子ビーム3
となる。この収束された電子ビーム3は、例えばビーム
径がφ5μm〜10μmであり、ビーム電流が10-8A〜10
-10A,加速電圧が1〜15KVである。そして、電子ビーム
3は、電子レンズ系2により試料9の表面を走査しなが
ら照射される。
また、電子ビーム3を4面取り試料9の1面全体に一
度に走査するためには、電子ビーム3の走査エリアが66
mm×66mm必要である。このため、電子銃1と試料9との
ワーキングディスタンスを例えば約400mmに設定してい
る。このようにして、試料9の1面を電子ビーム3の走
査を一度で行うようにしている。
電子ビーム3の照射により試料9の表面の電位分布に
対応した強度で試料9から2次電子ビーム4が放出され
る。このとき、試料9から放出される2次電子4の量
は、相対的に正電位の場所よりも負電位の場所の方が多
い。したがって、この2次電子4の放出量により試料9
の表面電位を検出することができる。
試料9から放出された2次電子4は、2次電子増倍管
5で捕捉され加速される。そして、2次電子増倍管5
は、加速した2次電子4を2次電子信号S1に変換し、増
幅器6に加える。増幅器6は、2次電子信号S1を増幅し
アナログ・デジタル変換回路11に加える。アナログ・デ
ジタル変換回路11は、増幅器6からの増幅された2次電
子信号S1を入力し、所定の時間間隔で8ビットデジタル
データに変換し、メモリー回路12に加える。メモリー回
路12は、アナログ・デジタル変換回路11から入力したデ
ジタル化された2次電子信号S1を2次電子像として記録
する。そして、必要に応じてメモリー回路12に記録され
た2次電子像をモニター7に電位コントラスト像として
表示させ、試料9の観察を行う。
また、液晶パネル用薄膜トランジスタアレイからなる
試料9の駆動と電子ビーム3の走査および回転テーブル
21の回転を同時させる必要があるため、電子ビーム偏向
回路8,アナログ・デジタル変換回路11,液晶パネル用薄
膜トランジスタ駆動回路13および回転テーブル21の駆動
用のモータ23は、コントローラ14により同期して制御さ
れている。
16は予備室を示し、スループット向上のための予備排
気を行ない、予備室16の真空度をロータリーポンプおよ
びターボポンプからなるポンプ19により高速で大気から
10-5torrオーダーへ達するようにされている。
そして、試料9の試料室15への搬送は、ゲート17を通
って行われる。
つぎに、走査パターン回転手段25と、回転手段24につ
いて説明する。
回転手段24は、回転テーブル21に連結されている駆動
用のモータ23をコントローラ14が制御して、90度単位で
自由に位置決めを行い、回転テーブル21を90度ずつ回転
させる。
そして、第2図に示すように、試料9の4面取りの中
心を回転テーブル21の中心に配置し、回転テーブル21を
90度ずつ回転させて試料9の各面A〜Dを順次電子銃1
の下に移動させるようにしている。このように、回転手
段24は、試料9を4面取りの中心に鉛直な軸を回転軸と
して90度ずつ回転することになる。
一方、試料9のA面が電子銃1の下に配置されると、
電子ビーム走査手段26は、第3図(a)に示す矢印bの
ように、A面に電子ビーム3を矢印Xの+方向に水平偏
向しながら矢印Yの+方向に垂直偏向して走査する。つ
ぎに、回転テーブル21が矢印aの方向に90度回転してB
面が電子銃1の下に移動されると、走査パターン回転手
段25は、試料9に対して、電子ビーム3がA面と同方向
から走査されるよう走査パターンを90度回転させ、第3
図(b)に示す矢印cのように、電子ビーム3の走査方
向を矢印Yの+方向に水平偏向しながら矢印Xの−方向
に垂直偏向して走査するようにする。このように、試料
9に対して、電子ビーム3が同方向から走査されるよう
にしているので、試料9が90度回転しても、メモリー回
路12で得られる2次電子像がA面と同じ向きに見ること
ができる。同様にして、回転テーブル21が矢印aの方向
に90度ずつ回転してC面およびD面への移動を行うと、
走査パターン回転手段25がC面およびD面への電子ビー
ム3の走査パターンを順次90度ずつ回転させる。したが
って、C面への電子ビーム3の走査パターンは、第3図
(c)に示す矢印dのように、矢印Xの−方向に水平偏
向しながら矢印Yの−方向に垂直偏向するようになる。
また、D面への電子ビーム3の走査パターンは、第3図
(d)に示す矢印eのように、矢印Yの−方向に水平偏
向しながら矢印Xの+方向に垂直偏向するようになる。
したがって、回転手段24の回転テーブル21の90度の回
転に連動して、走査パターン回転手段25が電子ビーム3
の走査パターンを90度回転させて、試料9の各面に電子
ビーム3を同方向から走査することができる。
このように、電子ビーム3をX+,X−,Y+,Y−の4方
向いずれの方向からも走査できるようにするとともに、
試料9の各面A〜Dの移動を回転テーブル21の90度ずつ
の回転で行い、これに伴う電子ビーム3の各面A〜Dへ
の走査方向,すなわち走査パターンを回転テーブル21の
90度ずつの回転に連動して90度ずつ回転するようにし
て、メモリー回路12で常に同じ向きの2次電子像を得る
ことができる。
つぎに、電子ビーム3を4方向の走査を行うための偏
向波形を第4図に示す。このとき、試料9を実駆動状態
と同等の状態で検査するため、駆動パルスPの印加後、
ホールド期間t1をおいてから電子ビーム3をt2の期間走
査する。また、駆動パルスPの周期をtとしている。第
4図(a)は、駆動パルスPの波形を示している。第4
図(b)は試料9のA面、同図(c)はB面、同図
(d)はC面、同図(e)はD面にそれぞれ走査される
電子ビーム3の偏向波形を示している。この実施例の場
合、例えば、駆動パルスPの周期tを16msとし、ホール
ド期間t1を8msとし、走査期間t2を8msとしている。
この実施例の基板用電子ビームテスタは、回転手段24
により試料9を4面取りの中心に鉛直な軸を回転軸とし
て90度ずつ回転させ、走査パターン回転手段25により回
転手段の90度ずつの回転に連動して電子ビーム3の走査
パターンを90度ずつ回転させるようにしたので、試料9
を順次90度ずつ回転させるだけで4面取りの試料9の各
面を順次移動することができ、しかも試料9の各面とも
同方向から電子ビーム3を走査することができる。した
がって、テーブルをX,Y方向に移動する場合に比べて、
テーブルの移動時間が大幅に短縮され、またテーブルの
移動のためのスペースも狭くてよく、試料室の容積を小
さくすることができる。
また、この実施例の基板用電子ビームテスタは、電子
ビーム3の走査エリアを66mm×66mmと大きくして、一度
で試料9の1面を走査できるようにしたので、試料9の
電子ビーム3の走査時間を大幅に短縮することができ
る。
なお、前記の実施例の基板用電子ビームテスタにおい
ては、回転手段24により試料9を4面取りの中心に鉛直
な軸を回転軸として90度ずつ回転するようにしたが、回
転手段24(液晶基板回転手段)に代えて、電子ビーム走
査手段26を試料9の4面取りの中心に鉛直な軸を回転軸
として90度ずつ回転させる電子ビーム走査系回転手段
(図示せず)を設け、この電子ビーム走査系回転手段に
よる電子ビーム走査手段26の90度ずつの回転に連動して
走査パターン回転手段25が走査パターンを90度ずつ回転
することにより、同様の作用,効果を得ることができ
る。
〔発明の効果〕
第1の発明の基板用電子ビームテスタは、液晶基板回
転手段により液晶基板を4面取りの中心に鉛直な軸を回
転軸として90度ずつ回転させ、走査パターン回転手段に
より液晶基板回転手段の90度ずつの回転に連動して電子
ビームの走査パターンを90度ずつ回転させるようにした
ので、4面取りの液晶基板の各面を順次移動することが
でき、しかも液晶基板の各面とも同方向から電子ビーム
を走査することができる。したがって、テーブルをX,Y
方向に移動する場合に比べて、テーブルの移動時間を大
幅に短縮でき、またテーブルの移動のためのスペースも
狭くてよく、試料室の容積を小さくすることができる。
この結果、小型で、検査時間を大幅に短縮した基板用電
子ビームテスタを提供することができる。
第2の発明の基板用電子ビームテスタは、第1の発明
における液晶基板回転手段に代えて、電子ビーム走査手
段を液晶基板の4面取りの中心に鉛直な軸を回転軸とし
て90度ずつ回転させる電子ビーム走査系回転手段を設
け、この電子ビーム走査系回転手段による電子ビーム走
査手段の90度ずつの回転に連動して走査パターン回転手
段が走査パターンを90度ずつ回転するようにしたので、
第1の発明の効果と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の構成を示すブロック図、第
2図は回転テーブルの斜視図、第3図は試料の移動およ
び電子ビームの走査を説明するための試料の上面図、第
4図は駆動パルスの波形および電子ビームの偏向波形
図、第5図は従来の基板用電子ビームテスタの構成を示
すブロック図、第6図は第5図の電子ビームの走査を説
明するための試料の上面図である。 3……電子ビーム、4……2次電子、9……試料、15…
…試料室、24……回転手段、25……走査パターン回転手
段、26……電子ビーム走査手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−290643(JP,A) 特開 昭48−43276(JP,A) 特開 昭62−225965(JP,A) 特開 昭64−76658(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】減圧された試料室内で4面取りの液晶基板
    の各面ごとに順次電子ビーム走査手段により電子ビーム
    を走査しながら照射し、前記液晶基板から放出される2
    次電子を検出して前記液晶基板の観察を行う基板用電子
    ビームテスタであって、前記4面取りの中心に鉛直な軸
    を回転軸として前記液晶基板を90度ずつ回転させる液晶
    基板回転手段を設け、この液晶基板回転手段による前記
    液晶基板の90度ずつの回転に連動して走査パターンを90
    度ずつ回転させる走査パターン回転手段を設けたことを
    特徴とする基板用電子ビームテスタ。
  2. 【請求項2】減圧された試料室内で4面取りの液晶基板
    の各面ごとに順次電子ビーム走査手段により電子ビーム
    を走査しながら照射し、前記液晶基板から放出される2
    次電子を検出して前記液晶基板の観察を行う基板用電子
    ビームテスタであって、前記4面取りの中心に鉛直な軸
    を回転軸として前記電子ビーム走査手段を90度ずつ回転
    させる電子ビーム走査系回転手段を設け、この電子ビー
    ム走査系回転手段による前記電子ビーム走査手段の90度
    ずつの回転に連動して走査パターンを90度ずつ回転させ
    る走査パターン回転手段を設けたことを特徴とする基板
    用電子ビームテスタ。
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