JP2713236B2 - セラミックシート製造用の支持フィルム - Google Patents

セラミックシート製造用の支持フィルム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックシートを製
造する際に支持フィルムとして使用する2軸延伸ポリプ
ロピレン系フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック積層板等の素材になるセラミ
ックシートは、支持フィルム上に、高誘電率の無機化合
物と有機バインダーとを含有する水系あるは有機溶剤系
のスラリーを塗布、乾燥することによってグリーンシー
ト層を形成した後、支持フィルムからグリーンシート層
を分離して得られたグリーンシートを所定のサイズに打
ち抜き、これを燒結することによって製造している。
【0003】また、積層セラミックコンデンサは、上記
のセラミックシートの製造工程中の支持フィルムを分離
する前のグリーンシート層面に導電性回路を印刷する
か、あるいは支持フィルムから分離した後のグリーンシ
ート面に導電性回路を印刷することによって製造してい
る。
【0004】すなわち、積層セラミックコンデンサは、
支持フィルム上に、高誘電率の無機化合物と有機バイン
ダーとを含有する水系あるは有機溶剤系のスラリーを塗
布、乾燥することによってグリーンシート層を形成した
後、このグリーンシート層面に導電性回路を印刷し、次
いで、導電性回路を設けたグリーンシート層を支持フィ
ルムから分離させて得たグリーンシートを断裁し、これ
を所定枚数重ね合わせて熱圧によって積層した後、更に
所定のサイズにカットしたチップを燒結する方法、ある
いは支持フィルムからグリーンシート層を分離して得た
グリーンシートに導電性回路を印刷し、次いで断裁した
後、これを所定枚数重ね合わせて熱圧によって積層し、
更に所定のサイズにカットしたチップを燒結することに
よって製造している。
【0005】この積層セラミックコンデンサは、コンデ
ンサとしての静電容量を大きく取る必要から、誘電体層
であるセラミックシートの厚さを小さくすることが望ま
れており、このためにグリーンシート層自体の厚さを小
さくしなければならなく、その上グリーンシート層は無
機化合物の含有量が高いために脆弱である等の理由によ
り、グリーンシート層への内部電極等の導電性回路の印
刷工程、それに続く乾燥工程、及びその後の加工工程で
の加熱や張力で寸法変化を起こし易く、印刷パターンの
精度の良いものが得られない。
【0006】したがって多くの場合には、支持フィルム
を分離する前のグリーンシート層面に導電性回路を印刷
する方法を採ることによって、導電性回路の印刷工程で
のグリーンシート層の寸法変化を抑えるようにようにし
ている。
【0007】ところで、上記のセラミックシートの製造
の際の支持フィルムには、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、弗素系
樹脂等のフィルム等が利用されており、特に2軸延伸ポ
リプロピレン系フィルムが、安価である、使用後の廃棄
処理が容易である、適度の耐熱性を有している等の理由
により、多用されている。
【0008】しかしながら、従来の2軸延伸ポリプロピ
レン系フィルムからなる支持フィルムを使用して得た積
層セラミックコンデンサは、支持フィルムから分離させ
る前のグリーンシート層面に導電性回路を印刷するもの
であっても、支持フィルム自体の寸法安定性が不十分な
ために、グリーンシート層への内部電極等の導電性回路
の印刷工程、それに続く乾燥工程、及びその後の加工工
程での加熱や張力で寸法変化を起こし易く、積層セラミ
ックコンデンサにした場合に、上,下の導電性回路の印
刷パターンのずれが大きくなり、精度の高いものが得ら
れていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、安価である、使用後の廃棄処理が容易である、適
度の耐熱性を有している等の特徴を有する2軸延伸ポリ
プロピレン系フィルムからなる支持フィルムであって、
しかもグリーンシート層面に対して精度の高い導電性回
路等の印刷パターンを形成することのできるセラミック
シート製造用の支持フィルムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の構成
による本発明のセラミックシート製造用の支持フィルム
によって達成される。すなわち本発明は、40g/4m
m幅の荷重下で、25℃から70℃に5℃/分の割合で
昇温させたときの流れ方向の加熱寸法変化率が0〜1%
の2軸延伸ポリプロピレン系フィルムによるセラミック
シート製造用の支持フィルムからなる。
【0011】さらに上記の本発明のセラミックシート製
造用の支持フィルムは、40g/4mm幅の荷重下で、
25℃から70℃に5℃/分の割合で昇温させたときの
流れ方向の加熱寸法変化率が0〜0.7%であることが
好ましい。
【0012】上記の構成による本発明の2軸延伸ポリプ
ロピレン系フィルムの加熱寸法変化率は、熱機械分析装
置(TMA)(島津製作所製:TMA−50システム)
に、流れ方向の長さ14mm、幅4mmに切り出した試
料を、測定長が10mmになるようにセットし、40g
の荷重を掛け、昇温開始温度25℃から5℃/分の割合
で昇温して70℃に到達したときの寸法変化率であり、
寸法変化率の数値がプラスであることは試料が伸びてい
ることを示す。
【0013】上記の本発明の2軸延伸ポリプロピレン系
フィルムからなるセラミックシート製造用の支持フィル
ムの物性を規定する加熱寸法変化率は、TMAで測定さ
れる荷重下での寸法の変化を示すものであって、フィル
ムの強度、結晶化度、分子配向等の総合に寄与するもの
で、熱的な歪量を評価するために無荷重下での寸法変化
を測定する熱収縮率とは、直接の関係はない。
【0014】2軸延伸ポリプロピレン系フィルムの流れ
方向の加熱寸法変化率が1%を超えると、支持フィルム
上のグリーンシート層面に形成する内部電極等の印刷層
の寸法変化、及び寸法変化のバラツキが大きくなり、精
度の高い印刷パターンが得られなくなる。
【0015】本発明の2軸延伸ポリプロピレン系フィル
ムは、ポリプロピレンフィルム、あるいはポリプロピレ
ンを主成分とするフィルムであり、プロピレンのホモポ
リマーや、プロピレンと例えばエチレン等とのコポリマ
ーによるポリプロピレンフィルム、またはポリプロピレ
ンと例えばポリエチレン等の他のポリα・オレフィンと
の混合物によるポリプロピレン系フィルム、ポリプロピ
レンの基材層に他の表面層を積層した複合フィルム、特
にグリーンシート層を形成するときのスラリーの塗布適
性やグリーンシート層の剥離適性が良好であるとして説
明されている「特公平3−71975号公報」に記載さ
れているような構成のポリプロピレン系フィルム等であ
る。
【0016】2軸延伸ポリプロピレン系フィルムの2軸
延伸は一般的なテンター法やバブル法で行なうことがで
き、厚さ30〜70μm程度のフィルムにするのがよ
い。
【0017】40g/4mm幅の荷重下で、25℃から
70℃に5℃/分の割合で昇温させたときの流れ方向の
加熱寸法変化率が0〜1%の2軸延伸ポリプロピレン系
フィルムを得る手段としては、下記に詳記したり、ある
いは実施例に示すように、2軸延伸工程のテンターによ
る横方向の延伸処理の後に、横方向の熱緩和処理を延伸
温度よりも低い温度で行なう方法、2軸延伸工程の後
に、延伸温度よりも低い温度の加熱ロールによる流れ方
向の熱緩和処理を、張力のコントロールによって行なう
方法、これらの処理に続いて、さらに張力を掛けた状態
で80〜120℃の温度のロールに接触させる方法、あ
るいはアイソタクティシティーが98%以上のプロピレ
ンホモポリマーを利用する方法等があるが、これらの方
法に限定されるものではない。
【0018】すなわち、40g/4mm幅の荷重下で、
25℃から70℃に5℃/分の割合で昇温させたときの
流れ方向の加熱寸法変化率が0〜1%の2軸延伸ポリプ
ロピレン系フィルムを得る具体的な方法は、例えば、メ
ルトフローレート0.5〜10g/10分のプロピレン
ホモポリマーを押出し機で溶融し、Tダイを通して板状
に押出し、30〜90℃の冷却ロールで冷却、固化して
原反を得た後、120〜145℃の加熱温度でロールの
周速差を利用して縦方向(流れ方向)に3〜6倍に延伸
し、次いでテンターにより150〜180℃の加熱温度
で、横方向に8〜13倍に延伸し、そのまま150〜1
70℃の加熱温度で幅方向に5〜15%緩和させながら
熱処理を行なう方法によって得られる。更に、この調整
の後に、張力を掛けた状態で80〜120℃の温度のロ
ールに接触させてもよい。なお、この方法による場合
は、アイソタクチシティーがn−ヘプタン不溶分で96
%前後の通常のポリプロピレン系樹脂による原反によっ
て得られる。
【0019】又、アイソタクティシティーが98%以上
のプロピレンホモポリマーによる2軸延伸ポリプロピレ
ン系フィルムにすることにより、配向及び結晶化度の高
い、すなわち加熱寸法変化率の小さい2軸延伸ポリプロ
ピレン系フィルムになる。
【0020】
【実施例】以下、本発明のセラミックシート製造用の支
持フィルムの具体的な構成を、実施例に基づいて説明す
る。
【0021】実験例 メルトフローレート2.0g/10分のプロピレンホモ
ポリマーからなる基材層と、該基材層と同じプロピレン
ホモポリマー100重量部と高密度ポリエチレン15重
量部とポリメチルペンテン(TPX)5重量部との混合
樹脂からなる表面層とを、共押出し法によってTダイか
ら押出し、40℃の冷却ロールで冷却、固化して2層構
成の原反を得た。
【0022】次いでこの原反を、縦方向(流れ方向)に
4.6倍、横方向に9倍に延伸し、5μmの表面層と4
5μmの基材層とによる総厚50μmの2軸延伸ポリプ
ロピレン系フィルムを得た。
【0023】しかる後に、この2軸延伸ポリプロピレン
系フィルムを、2本の加熱ロールと1本の冷却ロールか
らなる熱処理工程に付した。この熱処理工程での加熱ロ
ールの温度及び熱処理速度を変えることによって、加熱
寸法変化率の相違する7種類のフィルム(A)〜(G)
を得た。なお加熱寸法変化率は、熱機械分析装置(TM
A)(島津製作所製:TMA−50システム)により、
40g/4mm幅の荷重下で、25℃から70℃に5℃
/分の割合で昇温させたときの流れ方向の寸法変化率で
ある。
【0024】この7種類の2軸延伸ポリプロピレン系フ
ィルム(A)〜(G)のそれぞれを支持フィルムとし、
該支持フィルムの表面層側の片面に、チタン酸バリウム
を主成分とする高誘電率誘電体粉末と有機バインダーと
を含有する水系のスラリーを塗布、乾燥し、厚さ30μ
mのグリーンシート層を形成した後、更にこのグリーン
シート層面に、導電性塗料による内部電極回路をパター
ンピッチ150mmで印刷し、乾燥した。
【0025】このグリーンシート層面の内部電極回路の
パターンのピッチを顕微鏡で読み取り、内部電極回路の
パターンの所定ピッチ(150mm)からのズレ(伸
び)を連続した100枚について測定し、その平均値と
バラツキを算出した。これらの結果をフィルム(A)〜
(G)の加熱寸法変化率と共に[表1]に示す。
【0026】
【表1】
【0027】積層セラミックコンデンサの内部電極回路
のパターンのピッチの精度としては、グリーンシート層
面に形成した電極回路のパターンの連続した100枚に
ついてのズレ(伸び)の平均値が400μm以下であ
り、そのバラツキが60μm以下であることが一応の目
安として求められており、上記の実験結果より、かかる
条件を満足するピッチ精度は、流れ方向の加熱寸法変化
率が1%以下の2軸延伸ポリプロピレン系フィルムから
なる支持フィルムを利用することによって得られること
が確認できる。
【0028】実施例1 メルトフローレート2.0g/10分、アイソタクチシ
ティーがn−ヘプタン不溶分で98.4%のプロピレン
ホモポリマーをTダイから押出し、40℃の冷却ロール
で冷却、固化して原反を得た。
【0029】次いでこの原反を、縦方向(流れ方向)に
4.6倍、横方向に9倍に延伸して厚さ40μmの2軸
延伸ポリプロピレン系フィルムを得た。この2軸延伸ポ
リプロピレン系フィルムの加熱寸法変化率は0.81%
である。
【0030】更にこの2軸延伸ポリプロピレン系フィル
ムからなる支持フィルムの片面に、実験例と同様にして
厚さ30μmのグリーンシート層を形成し、続いてこの
グリーンシート層面に、導電性塗料による内部電極回路
を、パターンピッチ150mmで印刷し、乾燥した。
【0031】このグリーンシート層面の内部電極回路の
パターンのピッチを顕微鏡で読み取り、内部電極回路の
パターンの所定ピッチ(150mm)からのズレ(伸
び)を連続した100枚について測定した結果、その平
均値が305μm、バラツキが37μmであり、積層セ
ラミックコンデンサ用の内部電極回路のパターンのピッ
チ精度として、十分に満足されるものであった。
【0032】実施例2 メルトフローレート2.0g/10分、アイソタクチシ
ティーがn−ヘプタン不溶分で98.4%のプロピレン
ホモポリマーからなる基材層と、該基材層と同じプロピ
レンホモポリマー100重量部と高密度ポリエチレン1
5重量部とポリメチルペンテン(TPX)5重量部との
混合樹脂からなる表面層とを、共押出し法によってTダ
イから押出し、40℃の冷却ロールで冷却、固化して2
層構成の原反を得た。
【0033】次いでこの原反を、縦方向(流れ方向)に
4.6倍、横方向に9倍に延伸し、4μmの表面層と3
6μmの基材層とによる総厚40μmの2軸延伸ポリプ
ロピレン系フィルムを得た。この2軸延伸ポリプロピレ
ン系フィルムの加熱寸法変化率は0.81%である。
【0034】更にこの2軸延伸ポリプロピレン系フィル
ムからなる支持フィルムの表面層側の片面に、実験例と
同様にして厚さ30μmのグリーンシート層を形成し、
続いてこのグリーンシート層面に、導電性塗料による内
部電極回路を、パターンピッチ150mmで印刷し、乾
燥した。
【0035】このグリーンシート層面の内部電極回路の
パターンのピッチを顕微鏡で読み取り、内部電極回路の
パターンの所定ピッチ(150mm)からのズレ(伸
び)を連続した100枚について測定した結果、その平
均値が305μm、バラツキが37μmであり、積層セ
ラミックコンデンサ用の内部電極回路のパターンのピッ
チ精度として、十分に満足されるものであった。
【0036】比較例1 実施例2に使用したプロピレンホモポリマーの代わり
に、メルトフローレート2.0g/10分、アイソタク
チシティーがn−ヘプタン不溶分で95.8%のプロピ
レンホモポリマーを用い、それ以外は全て実施例2と同
様に処方し、4μmの表面層と36μmの基材層とによ
る総厚40μmの2軸延伸ポリプロピレン系フィルムを
得た。この2軸延伸ポリプロピレン系フィルムの加熱寸
法変化率は1.28%である。
【0037】更にこの2軸延伸ポリプロピレン系フィル
ムからなる支持フィルムの表面層側の片面に、実験例と
同様にして厚さ30μmのグリーンシート層を形成し、
続いてこのグリーンシート層面に、導電性塗料による内
部電極回路をパターンピッチ150mmで印刷し、乾燥
した。
【0038】このグリーンシート層面の内部電極回路の
パターンのピッチを顕微鏡で読み取り、内部電極回路の
パターンの所定ピッチ(150mm)からのズレ(伸
び)を連続した100枚について測定した結果、その平
均値が655μm、バラツキが75μmであり、積層セ
ラミックコンデンサ用の内部電極回路のパターンのピッ
チ精度としては不十分なものであった。
【0039】
【発明の効果】本発明のセラミックシート製造用の支持
フィルムは、40g/4mm幅の荷重下で、25℃から
70℃に5℃/分の割合で昇温させたときの流れ方向の
加熱寸法変化率が0〜1%の2軸延伸ポリプロピレン系
フィルムからなるものであり、該支持フィルムに対し
て、高誘電率の無機化合物と有機バインダーとを含有す
るスラリーを塗布、乾燥することによってグリーンシー
ト層を形成した後に、このグリーンシート層に内部電極
の印刷等の所定の加工を行なうことにより、グリーンシ
ート層に生ずる寸法変化を抑えた状態でグリーンシート
層面への加工が行なえる。
【0040】このため、本発明のセラミックシート製造
用の支持フィルムによれば、安価である、使用後の廃棄
処理が容易である、適度の耐熱性を有している等の2軸
延伸ポリプロピレン系フィルム本来の特徴に加えて、グ
リーンシート層面に対して精度の高い加工を行なうこと
ができるようになり、例えば積層セラミックコンデンサ
を得る場合には、内部電極回路のパターンのピッチの精
度の高い、つまりコンデンサ精度の高い積層セラミック
コンデンサを製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−196111(JP,A) 特開 昭58−96506(JP,A) 特開 昭60−206620(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 40g/4mm幅の荷重下で、25℃
    から70℃に5℃/分の割合で昇温させたときの流れ方
    向の加熱寸法変化率が0〜1%の2軸延伸ポリプロピレ
    ン系フィルムからなることを特徴とするセラミックシー
    ト製造用の支持フィルム。
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