JP2712832B2 - 給湯機等の電気機器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置 - Google Patents
給湯機等の電気機器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置Info
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- JP2712832B2 JP2712832B2 JP32857590A JP32857590A JP2712832B2 JP 2712832 B2 JP2712832 B2 JP 2712832B2 JP 32857590 A JP32857590 A JP 32857590A JP 32857590 A JP32857590 A JP 32857590A JP 2712832 B2 JP2712832 B2 JP 2712832B2
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- water heater
- power supply
- remote controller
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は屋外に設置されることの多い給湯機等の電気
機器と、屋内に設置したワイヤレスリモコンとの組み合
わせに関するものである。
機器と、屋内に設置したワイヤレスリモコンとの組み合
わせに関するものである。
従来の技術 従来の給湯機とそのリモコンは、第３図に示すよう
に、給湯機本体11と複数のリモコン12間が２線の電源ケ
ーブル15でバス接続されており、リモコン12の電源は給
湯機本体11から供給されている。そして、給湯機本体11
からのモニタ情報や、リモコン12からの操作情報は、給
湯機本体11の通信部13やリモコンの通信部14によって、
アドレス情報を付加してパケットに生成され、電源ケー
ブル15に信号を重畳することで給湯機本体11とリモコン
12間で送受信されている。
に、給湯機本体11と複数のリモコン12間が２線の電源ケ
ーブル15でバス接続されており、リモコン12の電源は給
湯機本体11から供給されている。そして、給湯機本体11
からのモニタ情報や、リモコン12からの操作情報は、給
湯機本体11の通信部13やリモコンの通信部14によって、
アドレス情報を付加してパケットに生成され、電源ケー
ブル15に信号を重畳することで給湯機本体11とリモコン
12間で送受信されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、各リモコン12と
給湯機本体11の間の通信を有線から無線に変えると、リ
モコン12には電源が供給されなくなり、リモコンそれぞ
れが個別電源を備えなければならないことになる。した
がって、リモコン12を電池駆動とした場合に、消費電力
の最も大きく受信回路を常時通電させておくことは、電
池容量が十分に大きくないので、電池寿命が短く電池を
ひんぱんに交換しなければならないという課題があっ
た。
給湯機本体11の間の通信を有線から無線に変えると、リ
モコン12には電源が供給されなくなり、リモコンそれぞ
れが個別電源を備えなければならないことになる。した
がって、リモコン12を電池駆動とした場合に、消費電力
の最も大きく受信回路を常時通電させておくことは、電
池容量が十分に大きくないので、電池寿命が短く電池を
ひんぱんに交換しなければならないという課題があっ
た。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、リモコ
ンの電池寿命を長くすることを目的とする。
ンの電池寿命を長くすることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の給湯機等の電気機
器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置は、送受信
手段を有する給湯機等の電気機器と、該電気機器を遠隔
操作するための操作情報や該電気機器からのモニタ情報
を無線通信によって送受信するワイヤレスリモコンで構
成され、該ワイヤレスリモコンは、電池電源と、この電
源より電力を間欠的に供給され前記電気機器からのモニ
タ情報を間欠的に待受けて受信する受信部と、前記受信
したモニタ情報の内容に基づき、前記電源の前記受信部
への間欠給電動作時間を変更する構成の受信回路電源制
御部を備えたものである。
器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置は、送受信
手段を有する給湯機等の電気機器と、該電気機器を遠隔
操作するための操作情報や該電気機器からのモニタ情報
を無線通信によって送受信するワイヤレスリモコンで構
成され、該ワイヤレスリモコンは、電池電源と、この電
源より電力を間欠的に供給され前記電気機器からのモニ
タ情報を間欠的に待受けて受信する受信部と、前記受信
したモニタ情報の内容に基づき、前記電源の前記受信部
への間欠給電動作時間を変更する構成の受信回路電源制
御部を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、受信したモニタ情報
の内容に基づいてワイヤレスリモコンの受信部に供給す
る電源のON時間とOFF時間を変えることができるので、
例えば給湯機能停止時や温度優先権の無い時のようにあ
まり通信頻度が高くなく、通信の応答性もあまり問題と
ならない時に、OFF時間の比率を上げて受信回路の消費
電力を少くすることができる。
の内容に基づいてワイヤレスリモコンの受信部に供給す
る電源のON時間とOFF時間を変えることができるので、
例えば給湯機能停止時や温度優先権の無い時のようにあ
まり通信頻度が高くなく、通信の応答性もあまり問題と
ならない時に、OFF時間の比率を上げて受信回路の消費
電力を少くすることができる。
実施例 以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図は本発明の一実施例を採用した給湯機本体と
ワイヤレスリモコンのブロック図である。リモコン１は
電池を電源17としている。そして、リモコン１において
操作部２でキー操作等が行なわれると、リモコン制御部
３で送り先や発信元のアドレス情報を付加して操作情報
のパケットが生成される。パケットは送信部４で無線電
波に変換されてアンテナ16より空間に発せられる。交流
100Vを電源とする給湯機本体５では、送受信部６は常時
電源が入っており、リモコン１からの無線電波は復調さ
れた後、アドレス情報やチェックコードがチェックさ
れ、異常がなければ本体制御部７に送られる。給湯機本
体５のモニタ情報は、本体制御部７でアドレス情報が付
加されてパケットとして生成される。生成されたパケッ
トは、送受信部６で無線電波に変換されてアンテナ16よ
り空間に発せられる。リモコン１の受信部８は、受信回
路電源制御部９によりその電源が制御され、電源ONの時
に受信動作を行う。そして、アンテナ16より受信部８に
受信されたモニタ情報は、リモコン制御部３でアドレス
情報やチェックコードがチェックされ、異常がなければ
表示部10にモニタ情報を送り表示させる。またリモコン
制御部３はモニタ情報の内容の中で、あらかじめ定めら
れた内容が変化すると、受信回路電源制御部９の間欠時
間を変える機能を備えている。第２図は同リモコンの動
作タイミング図である。受信部８の電源17は受信回路電
源制御部９でON、OFFされている。モニタ情報の１つで
ある給湯機本体５の運転機能が停止中は、ON時間T3、OF
F時間T1の周期動作で電源が加えられている。受信部８
は、電源が加えられている時間内で受信信号の有無を判
定し、もしあれば信号終了まで電源をOFFにしないで受
信する。パケットＡが受信され、給湯機能のモニタ情報
が停止から運転に変化すると、受信回路電源制御部９は
電源OFF時間をT1からT2に変える。時間T2はT1＞T2であ
る。同様にパケットＢが受信されると、時間T2からT1に
変わる。給湯機本体５の送受信部６では、モニタ情報を
変化させた後のパケットは、プリアンプル部を電源OFF
時間より少し長くするように変化させる。また給湯機能
の代りに温度優先権を有無によって電源OFF時間を変え
ることも可能である。
る。第１図は本発明の一実施例を採用した給湯機本体と
ワイヤレスリモコンのブロック図である。リモコン１は
電池を電源17としている。そして、リモコン１において
操作部２でキー操作等が行なわれると、リモコン制御部
３で送り先や発信元のアドレス情報を付加して操作情報
のパケットが生成される。パケットは送信部４で無線電
波に変換されてアンテナ16より空間に発せられる。交流
100Vを電源とする給湯機本体５では、送受信部６は常時
電源が入っており、リモコン１からの無線電波は復調さ
れた後、アドレス情報やチェックコードがチェックさ
れ、異常がなければ本体制御部７に送られる。給湯機本
体５のモニタ情報は、本体制御部７でアドレス情報が付
加されてパケットとして生成される。生成されたパケッ
トは、送受信部６で無線電波に変換されてアンテナ16よ
り空間に発せられる。リモコン１の受信部８は、受信回
路電源制御部９によりその電源が制御され、電源ONの時
に受信動作を行う。そして、アンテナ16より受信部８に
受信されたモニタ情報は、リモコン制御部３でアドレス
情報やチェックコードがチェックされ、異常がなければ
表示部10にモニタ情報を送り表示させる。またリモコン
制御部３はモニタ情報の内容の中で、あらかじめ定めら
れた内容が変化すると、受信回路電源制御部９の間欠時
間を変える機能を備えている。第２図は同リモコンの動
作タイミング図である。受信部８の電源17は受信回路電
源制御部９でON、OFFされている。モニタ情報の１つで
ある給湯機本体５の運転機能が停止中は、ON時間T3、OF
F時間T1の周期動作で電源が加えられている。受信部８
は、電源が加えられている時間内で受信信号の有無を判
定し、もしあれば信号終了まで電源をOFFにしないで受
信する。パケットＡが受信され、給湯機能のモニタ情報
が停止から運転に変化すると、受信回路電源制御部９は
電源OFF時間をT1からT2に変える。時間T2はT1＞T2であ
る。同様にパケットＢが受信されると、時間T2からT1に
変わる。給湯機本体５の送受信部６では、モニタ情報を
変化させた後のパケットは、プリアンプル部を電源OFF
時間より少し長くするように変化させる。また給湯機能
の代りに温度優先権を有無によって電源OFF時間を変え
ることも可能である。
上記構成によって、給湯機能の運転中や温度優先権の
有る時の受信部の電源OFF時間を短くしている。これに
よって、モニタ情報や操作情報が頻繁にやり取りされる
時の通信応答が早くなり、それ以外の時の応答が遅くな
るが、停止時や温度優先権の無い時のモニタ情報の通信
遅れは実使用上の問題とならないので、受信部の低消費
電力化が有効に行える。
有る時の受信部の電源OFF時間を短くしている。これに
よって、モニタ情報や操作情報が頻繁にやり取りされる
時の通信応答が早くなり、それ以外の時の応答が遅くな
るが、停止時や温度優先権の無い時のモニタ情報の通信
遅れは実使用上の問題とならないので、受信部の低消費
電力化が有効に行える。
発明の効果 以上のように本発明の給湯機等の電気機器とワイヤレ
スリモコンとの組み合わせ装置によれば、運転中や特定
機能の指示の有るときだけ受信部の給電停止間隔を短く
しているので、間欠受信による通信の遅れが操作上の問
題点として発生することなく受信部の消費電力を小さく
し、リモコンの電池寿命を長くすることができる。
スリモコンとの組み合わせ装置によれば、運転中や特定
機能の指示の有るときだけ受信部の給電停止間隔を短く
しているので、間欠受信による通信の遅れが操作上の問
題点として発生することなく受信部の消費電力を小さく
し、リモコンの電池寿命を長くすることができる。
第１図は本発明の一実施例を採用した給湯機本体とワイ
ヤレスリモコンのブロック図、第２図は同ワイヤレスリ
モコンの動作タイミング図、第３図は従来の給湯機のリ
モコンシステム図である。 ８……受信部、９……受信回路電源制御部、17……電
源。
ヤレスリモコンのブロック図、第２図は同ワイヤレスリ
モコンの動作タイミング図、第３図は従来の給湯機のリ
モコンシステム図である。 ８……受信部、９……受信回路電源制御部、17……電
源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古米 幸郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 菊谷 文孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】送受信手段を有する給湯機等の電気機器
と、該電気機器を遠隔操作するための操作情報や該電気
機器からのモニタ情報を無線通信によって送受信するワ
イヤレスリモコンとで構成され、該ワイヤレスリモコン
は、電池電源と、この電源より電力を間欠的に供給され
前記電気機器からのモニタ情報を間欠的に待受けて受信
する受信部と、前記受信したモニタ情報の内容に基づ
き、前記電源の前記受信部への間欠給電動作時間を変更
する構成の受信回路電源制御部を備えた給湯機等の電気
機器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置。 - 【請求項２】電気機器の運転機能が停止中の時の間欠給
電動作は、運転中に比べて電源OFF時間を長くする受信
回路電源制御部の構成とした請求項１記載の給湯機等の
電気機器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置。 - 【請求項３】複数のワイヤレスリモコンを有し、それら
の間で操作上の優先権の授受を行うものにおいて、優先
権が無い時の間欠給電動作は、有る時に比べて電源OFF
時間を長くする受信回路電源制御部の構成とした請求項
１記載の給湯機等の電気機器とワイヤレスリモコンとの
組み合わせ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32857590A JP2712832B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 給湯機等の電気機器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32857590A JP2712832B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 給湯機等の電気機器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04192997A JPH04192997A (ja) | 1992-07-13 |
| JP2712832B2 true JP2712832B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=18211809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32857590A Expired - Lifetime JP2712832B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 給湯機等の電気機器とワイヤレスリモコンとの組み合わせ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2712832B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32857590A patent/JP2712832B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04192997A (ja) | 1992-07-13 |
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