JP2712297B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、3線交流電源を使用する複数の加熱部を有
する誘導加熱調理器に関するものである。
従来の技術 誘導加熱調理器の一般的な構成は、商用交流を電源と
してこれを整流して高周波インバータに加え、約20から
30KHzの高周波電流を発生させて誘導加熱コイルに加
え、高周波交番磁界を発生させ鍋を誘導加熱するもので
ある。この調理器にあっては、インバータ回路を構成す
る電気部品には大電流が流れ発熱するため、調理器内部
には冷却用ファンを設けるものが広く採用されている。
一方、加熱部を複数個有し3線交流電源を用いる従来
のこの種の調理器にあっては、第5図に示すように、冷
却用ファン13と加熱部を有するインバータ回路11,12を
各々2線の交流電源1間に各々設け、冷却用ファン13と
加熱部を有するインバータ回路11,12を各々2線の交流
電源間で独立させて動作させる構成のものであった。な
お、7はインバータ回路11の電源スイッチ、8はインバ
ータ回路12の電源スイッチである。14はインバータ回路
11,12の電源部である電源トランスである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、各々2線の交流電源1間
でそれぞれに冷却用ファン13および電源トランス14が必
要であるため、価格が高くなり、また冷却用ファン13を
置くスペースも必要で小型化,軽量化ができないという
課題があった。
本発明はこのような課題に解決するもので、冷却用フ
ァンおよび電源トランスをそれぞれ1個とし、何れかの
加熱部およびインバータ回路が駆動されているときは、
必ずこの冷却用ファンおよび電源トランスに電源が供給
されて動作させるようにしたものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の第1の手段は、
3線交流電源の第1電源ラインを共通として他の第2お
よび第3電源ラインとの間に各々接続した少なくとも二
つ以上のインバータ回路と、前記第1電源ラインを除く
第2,第3電源ラインとインバータ回路間に各々配したス
イッチ機能を有する第1スイッチ機能手段、および第2
スイッチ機能手段と、前記各々のインバータ回路を冷却
する冷却用ファンと、前記各々のインバータ回路に電源
を供給する電源トランスとを備え、上記第1電源ライン
と、第2スイッチ機能手段とインバータ回路間との第5
電源ラインとの間に接続された駆動コイルを有する第1
リレーと、上記第1リレーのコモン接点と第1電源ライ
ンとの間に接続された駆動コイルを有する第2リレーと
を設け、上記第1スイッチ機能手段とインバータ回路間
との第4電源ラインと第1リレーの常閉接点とを接続
し、上記第1リレーのコモン接点と第2リレーの常開接
点とを接続し、上記第5電源ラインと第2リレーの常閉
接点とを接続し、かつ上記冷却用ファンと電源トランス
とを並列接続し、第1電源ラインと第2リレーのコモン
接点との間に接続した構成で、上記各々のスイッチ機能
を有する手段のうち少なくとも1つが閉成されたとき、
上記冷却用ファンが駆動し、かつ上記電源トランスに電
源が供給されるようにしたものである。また、第2の手
段は、第1電源ラインと第5電源ラインとの間には大出
力の方のインバータ回路を接続したものである。さら
に、第3の手段は、第2リレーの動作時間を第1リレー
の動作時間より遅くしたものである。
作用 上記第1の手段の作用は次のようになる。まず第2ス
イッチ機能手段がONしたときについて説明する。第2ス
イッチ機能手段がONすると第2リレーのコモン接点と常
閉接点とを介して第5電源ラインおよび第3電源ライン
に冷却用ファンと電源トランスの一方が接続され動作を
開始する。このとき第1リレーの駆動コイルにも同一の
電源が供給されるので第1リレーの接点が切り替わり接
点解放になる。このため第1スイッチ機能手段のON/OFF
には関係なく冷却用ファンと電源トランスは動作し続け
る。すなわち、第2スイッチ機能手段がON状態であれば
第1スイッチ機能手段のON/OFFには無関係に冷却用ファ
ンと電源トランスは、常に第1電源ラインと第3電源ラ
インおよび第5電源ラインとに接続され動作し続ける。
次に第2スイッチ機能手段がOFFの状態で第1スイッ
チ機能手段がONまたはOFFしたときについて説明する。
第1スイッチ機能手段がONすると、第2リレーの駆動
コイルは第1リレーの常閉接点とコモン接点と介して第
4電源ラインと第1電源ラインとの間に接続されるの
で、第2リレーの接点は切り替わり、冷却用ファンと電
源トランスは、第1電源ラインと、第2リレーおよび第
1リレーとの接点を介して第4電源ラインとの間に接続
され動作し始める。さらにこの状態で次に第2スイッチ
機能手段がONされると、第1リレーの駆動コイルに電源
が供給されるので第1リレーの接点が切り替わり開放状
態になり、第2リレーの駆動コイルの電源はカットされ
ると同時に第2リレーの接点も切り替わる。従って冷却
用ファンと電源トランスは、第2リレーの接点を介した
第5電源ラインと第1電源ラインとの間に接続され動作
する。そして次に第2スイッチ機能手段が再びOFFされ
ると、第1リレーの駆動コイルの電源が切れ第1リレー
の接点は切り替わり、そして第2リレーの駆動コイルに
電源が供給されるので第2リレーの接点も同時に切り替
わり、冷却用ファンと電源トランスとは第1および第2
リレーの接点を通して第4電源ラインと第1電源ライン
との間に接続され動作する。すなわち、第1スイッチ機
能手段がONの状態で第2スイッチ機能手段がONされれば
第1および第2リレーの接点が共に切り替わり、冷却用
ファンと電源トランスの電源は第1電源ラインと第4電
源ラインから第1電源ラインと第5電源ラインへの接続
に、また、OFFされればこの逆の方向に第1および第2
リレーの接点が切り替えられる。
このとき、第1スイッチ機能手段がONしている状態で
第2スイッチ機能手段がONされるとき、第1リレーの接
点の切り替わりが遅いかあるいは接点がチャタリングす
ると第2リレーが切り替わるとき、第2リレーの接点間
で高電圧がかかりアークが飛び接点が溶着する問題を改
良するため、第3の手段のように第2リレーの動作時間
を第1リレーの動作時間より遅くしている。
また、第1スイッチ機能手段がONしている状態で第2
スイッチ機能手段がONあるいはOFFされると、第1リレ
ーの接点が切り替わったあとつづいて第2リレーの接点
が切り替わるため、第1リレーの接点が切り替わり第2
リレーが動作し始める間の一瞬の時間だけ電源トランス
の1次側の電源がカットされ、第1スイッチ機能手段に
接続されているインバータ回路への電源の供給が瞬時カ
ットされ、通常動作しているインバータ回路が瞬時不安
定な状態になる。このため不安定な状態でのインバータ
回路の動作を軽減させるため、第2手段のように電源ト
ランスからの供給が一瞬時カットされるインバータ回路
には出力の少ない方を接続してなるものである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図において、1は単相3線交流電源(100/200V)
で、そのグランドである第1電源ライン2を共通とし、
ホットラインである第2電源ライン3および第3電源ラ
イン4にはそれぞれスイッチ機能を有する第1スイッチ
機能手段(スイッチ1)7および第2スイッチ機能手段
(スイッチ2)8を介して第4電源ライン5および第5
電源ライン6に接続されている。共通とした第1電源ラ
イン2と第4電源ライン5、および第5電源ライン6と
間にはそれぞれインバータ回路11および12が接続されて
いる。
13は冷却用ファンで、各々のインバータ回路11、およ
びインバータ回路12を冷却し、14は電源トランスで、各
々のインバータ回路11およびインバータ回路12に電源を
供給し、冷却用ファン13と電源トランス14とは並列接続
されている。
9は第1リレーで、その接点を駆動する駆動コイル9a
は第1電源ライン2と第5電源ライン6との間に接続さ
れ、その常閉接点9dは第4電源ライン5に接続され、常
開接点9bは開放である。
10は第2リレーで、その接点を駆動する駆動コイル10
aは第1電源ライン2と第2リレー10の常開接点10bとの
間に接続され、常閉接点10dは第5電源ライン6に接続
されている。また第1リレー9のコモン接点9cと第2リ
レー10の常開接点10bとは接続されている。そして並列
接続された冷却用ファン13と電源トランス14の一方は第
1電源ライン2に、他方は第2リレー10のコモン接点10
cに接続されている。
上記構成において、まずスイッチ2(8)がONしたと
きについて説明する。スイッチ2(8)がONすると第2
リレー10のコモン接点10cと常閉接点10dとを介して第5
電源ライン6に冷却用ファン13と電源トランス14の一方
が接続されるため動作を開始する。
一方第1リレー9の接点駆動コイル9aにも電源が供給
されるので第1リレー9の接点が接点9dから接点9bに切
り替わり、接点9cと接点9dとは開放になる。このため冷
却用ファン13と電源トランス14は、スイッチ1(7)の
ON/OFFには関係なく、動作し続ける。すなわちスイッチ
2(8)が常にONであればスイッチ1(7)には無関係
に冷却用ファン13と電源トランス14は、優先的に常に第
1電源スイッチ2と第5電源ライン6とに接続されるた
め動作し続ける。
次にスイッチ2(8)がOFFの状態でスイッチ1
(7)がONまたはOFFしたときについて説明する。
まずスイッチ1(7)がONすると、第2リレー10の接
点駆動コイル10aは、第1リレー9の常閉接点9dとコモ
ン接点9cと通して第4電源ライン5と第1電源ライン2
とに接続されるので、第2リレー10の接点は接点10dか
ら接点10bへと切り替わり、冷却用ファン13と電源トラ
ンス14は、第1電源ライン2と、第2リレー10の接点10
c、接点10bおよび第1リレー9の接点9c、接点9dを介し
て第4電源ライン5とに接続されるため動作し始める。
ところで、この状態でさらにスイッチ2(8)もONされ
ると、第1リレー9の接点駆動コイル9aが第1電源ライ
ン2と第5電源ライン6とに接続されるため、第1リレ
ー9の接点が接点9dから接点9bに切り替わり、第2リレ
ー10の接点駆動コイル10aの電源はカットされ、第2リ
レー10の接点も同時に接点10bから接点10dへ切り替わ
る。
従って、冷却用ファン13と電源トランス14の一方は、
第4電源ライン5から第2リレー10の接点10d,10cを介
して第5電源ライン6に切り替わり、他方は第1電源ラ
イン2とに接続され動作する。そして次にスイッチ2
(8)がOFFすると、第1リレー9の接点駆動コイル9a
の電源がカットされ第1リレー9の接点は再び接点9bか
ら接点9dへ切り替わり、第2リレー10の接点駆動コイル
10aは再び第1電源ライン2と、第2リレー10の接点10
b、第1リレー9の接点9cおよび接点9dと介して第4電
源ライン5とに接続され、第2リレー10の接点もまた同
時に接点10dから接点10bに切り替わり、最終的に冷却用
ファン13と電源トランス14とは最初の状態の第1リレー
9の接点9d,9c、および第2リレー10の接点10b,10cを介
して第4電源ライン5と、第1電源ライン2とに接続さ
れ動作する。すなわち、スイッチ1(7)がONの状態
で、さらにスイッチ2(8)がONすれば、それぞれ第1
リレー9および第2リレー10の接点が共に切り替わり冷
却用ファン13と電源トランス14の電源は第1電源ライン
2と第4電源ライン5から第1電源ライン2と第5電源
ライン6への接続に、また、次にスイッチ2(8)がOF
Fすれば、この逆の方向に切り替えられる。
次にスイッチ2(8)がOFFで、スイッチ1(7)がO
NからOFFになったときも、第2リレー10の接点が10bか
ら10dに切り替わりインバータ回路の動作は停止する。
以上のようにリレーを2個設け、第1リレー9は、そ
の接点を駆動する駆動コイル9aを第1電源ライン2と第
5電源ライン6との間に接続し、その常閉接点9dは第4
電源ライン5に接続し、常開接点9bは開放し、そして第
2リレー10は、その接点を駆動する駆動コイル10aは第
1電源ライン2と第2リレー10の常開接点10bとの間に
接続し、その常閉接点10dは第5電源ライン6に接続
し、かつ第1リレー9のコモン接点9cと第2リレー10の
常開接点10bとは接続し、さらに並列接続した冷却用フ
ァン13と電源トランス14の一方は電源ライン2に、他方
は第2リレー10のコモン接点10cに接続する構成にして
いるので、スイッチ1または2の少なくともどちらか一
方がONすれば2個のリレーで構成した切り替え回路によ
り電源のどちらか一方が必ず冷却用ファン13と電源トラ
ンス14には供給され動作する。
以上説明したように、本発明の誘導加熱調理器は、2
個のリレーで構成した切り替え回路により、加熱部を複
数個備えているもので、かつこれらを構成する各インバ
ータ回路を、1個の冷却用ファンで冷却し、また1個の
電源トランスで各インバータ回路にそれぞれに電源を供
給できるので回路構成の簡略化、部品点数の低減化,低
価格化,軽量化,コンパクト化を達成することができ
る。
次に第2図においては、出力の大きい加熱部を有する
インバータ回路12を第1電源ライン2と第5電源ライン
6との間に接続したものである。
上記構成において、スイッチ1(7)がONしている状
態でスイッチ2(8)がONまたはOFFされると、まず第
1リレー9そして次に第2リレー10へとその接点が順次
切り替わるため、第1リレー9の接点が作動してから第
2リレー10の接点が完全に切り替わるまでの間は、電源
トランス14の1次側の電源が開放状態になり瞬時カット
されるため通常動作しているインバータ回路11が瞬時不
安定な動作状態になる。
このため不安定な状態でのインバータ回路11の動作を
軽減させ、かつ電源トランス14の電源が切り替わる時の
電力損失を少なくさせ安定な動作を行わせるため、電源
トランス14からの電源の供給が瞬時カットされるインバ
ータ回路11を出力の少ない方にして接続してなるもので
ある。
次に第3図および第4図においては、第2リレー10の
動作時間を第1リレー9の動作時間より遅らせる構成に
したものである。
スイッチ1(7)がONしてる状態でスイッチ2(8)
がONされると、第1リレー9の接点の切り替わりが遅い
かあるいは接点がチャタリングすれば、第2リレー10が
切り替わるとき、10bと10dとの接点間に高圧200Vがかか
り接点間でアークが飛び接点が溶着する問題がある。
これを改良するため第2リレー10の動作時間を第1リ
レー9の動作時間より適度に遅くらせたり、第3図のよ
うに抵抗とコンデンサーとを直列接続したCR回路15を第
2リレー10の接点駆動コイル10aと並列に設けたり、あ
るいは第4図のように第2リレー10を直流リレーとし、
第2リレー10の接点駆動コイル10aを第1電源ライン2
と第2リレー10の常開接点10bとに接続した整流器16の
出力端子に設けたもので、第1リレー9の接点が完全に
切り替わったあと第2リレー10の接点が切り替わるよう
に時間差を設けてなるものである。
上記構成において、第2リレー10の動作時間を第1リ
レー9の動作時間より適度に遅らせることにより、第1
リレー9の接点がチャタリングしても第1リレー9の動
作完了時間と第2リレー10の動作開始時間とには時間差
を設けているため第2リレー10の接点10bと接点10dとの
間に高電圧がかかりアークが飛び、接点が溶着すること
を防止するものである。
第3図においては、第2リレー10の接点駆動コイル10
aと並列に抵抗とコンデンサーのCR回路15を接続してお
り、接点駆動コイル10aに電源が印加された時にCRで時
定数をもたせて、第2リレー10の動作開始時間を意図的
に遅らせているため、第2リレー10の接点10bと接点10d
との間に高電圧がかかりアークで接点が溶着するのを防
止するものである。
第4図においては、第2リレー10を直流リレーとし第
2リレー10の接点駆動コイル10aを第1電源ライン2と
第2リレー10の常開接点10bとに接続した整流器16の出
力端子に設け、この整流器16の出力端子に設けられた平
滑コンデンサーの充電時間を活用して前記同様に第2リ
レー10の動作時間を意図的に遅らせることにより、第2
リレー10の接点がアークで溶着するのを防止するもので
ある。
ここで、図示はしないが、第2リレー10の接点10bと
接点10dとの間にアークを吸収するサージアブソーバ、
例えばZNR,CR回路等を設ければ、上記の第2リレー10の
接点がアークで溶着するのを一層効果的に防止できるも
のである。
なお、上記実施例では、スイッチ機能手段をスイッチ
としたが、これに限定されるものではなく、トライアッ
ク等の半導体スイッチング素子を用いてもよく、またリ
レーにおいても上記半導体スイッチング素子を用いて構
成しても本発明の効果を達成するものである。
また、3線交流電源を単相3線交流電源(100/200V)
したが、3相3線交流電源あるいは2線の商用電源を2
個で構成しても本発明の効果を達成するものである。
発明の効果 以上実施例の説明より明らかなように、本説明によれ
ば、以下の効果を奏するものである。
(1) 切り替えリレーを設けているので、各インバー
タ回路の電源トランスを1個にできる。
(2) 切り替えリレーを設けているので、各インバー
タ回路を1個の冷却用ファンで冷却できる。
(3) 切り替えリレーを設けているので、複数のイン
バータ回路を1個の冷却用ファンで冷却し、また1個の
電源トランスで複数のインバータ回路に電源を供給でき
るため、部品点数の低減,コンパクト化,軽量化,低価
格化ができる。
(4) リレー切り替え時に電源トランスの出力が低下
する電源側に出力の小さい方のインバータ回路を接続し
ているので、リレー切り換え時インバータ回路が安定に
動作する。
(5) 第2リレーの動作時間を第1リレーの動作時間
より適度に遅くしているので、第2リレーの接点溶着を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図および第4図は本発明の実施例
を示す誘導加熱調理器の回路図、第5図は従来例を示す
誘導加熱調理器の回路図である。 1……3線交流電源、7……第1スイッチ機能手段、8
……第2スイッチ機能手段、9……第1リレー、10……
第2リレー、11,12……インバータ回路、13……冷却用
ファン、14……電源トランス、15……CR回路、16……整
流器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3線交流電源の第1電源ラインを共通とし
    て他の第2および第3電源ラインとの間に各々接続した
    少なくとも二つ以上のインバータ回路と、前記第1電源
    ラインを除く第2、第3電源ラインとインバータ回路と
    の間に各々配したスイッチ機能を有する第1スイッチ機
    能手段および第2スイッチ機能手段と、前記各々のイン
    バータ回路を冷却する冷却用ファンと、前記各々のイン
    バータ回路に電源を供給する電源トランスとを備え、上
    記第1電源ラインと、第2スイッチ機能手段とインバー
    タ回路間の第5電源ラインとの間に接続された駆動コイ
    ルを有する第1リレーと、上記第1リレーのコモン接点
    と第1電源ラインとの間に接続された駆動コイルを有す
    る第2リレーとを設け、上記第1スイッチ機能手段とイ
    ンバータ回路間との第4電源ラインと第1リレーの常閉
    接点とを接続し、上記第1リレーのコモン接点と第2リ
    レーの常開接点とを接続し、上記第5電源ラインと第2
    リレーの常閉接点とを接続し、かつ上記冷却用ファンと
    電源トランスとを並列接続し、第1電源ラインと第2リ
    レーコモン接点との間に接続した構成で、上記各々のス
    イッチ機能を有する手段のうち少なくとも1つが閉成さ
    れたとき、上記冷却用ファンが駆動し、かつ上記電源ト
    ランスに電源が供給される構成とした誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】第1電源ラインと第5電源ラインとの間に
    は大出力の方のインバータ回路を接続した請求項1記載
    の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】第2リレーの動作時間を第1リレーの動作
    時間より適度に遅くした請求項1または2記載の誘導加
    熱調理器。
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