JP2712169B2 - ガスバーナ - Google Patents
ガスバーナInfo
- Publication number
- JP2712169B2 JP2712169B2 JP62066352A JP6635287A JP2712169B2 JP 2712169 B2 JP2712169 B2 JP 2712169B2 JP 62066352 A JP62066352 A JP 62066352A JP 6635287 A JP6635287 A JP 6635287A JP 2712169 B2 JP2712169 B2 JP 2712169B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- child
- cap
- head
- parent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、親子用ガスバーナであって、直接バーナに
放電させて点火を行なう構造に関するものである。 従来の技術 従来の親子用バーナで直接バーナに放電させて点火を
行なうものについて第5図に示す。第5図を元に説明す
ると、外側にバーナキャップ1′とバーナボディ2′で
構成された親バーナA′があり、中央孔部12の内側に子
バーナキャップ8とミキスト9で構成されたバーナB′
がある。なおミキスト9には点火プラグ固定ラグ11を介
して点火プラグ10が固定されている。 発明が解決しようとする問題点 すなわち親子バーナで子バーナB′側に放電させて点
火を行なう構成のものにおいては親バーナA′側の中央
孔部12の孔径の関係で空間の大きさが決定しており、前
に親バーナA′の中央孔部12に点火プラグ10を設けると
必然的に子バーナB′の外径寸法が限られ小径化を余儀
なくされ、又放電用の点火プラグ10のミススパークを防
止するためにとる空間寸法についても余裕を持たすこと
ができなかった。あわせて点火プラグ10は親バーナA′
と子バーナB′の中間であり、点火プラグ10の上方はバ
ーナキャップ等によるカバー等が一切なく開放されてい
た。したがって、煮汁等がふりかかるので点火性能に悪
影響をおよぼしていた。 本発明は上記従来例の欠点を解消するもので、子バー
ナ径の拡大化及び点火部への煮汁付着防止を図るための
親子バーナで直接バーナに放電させて点火を行なう親子
バーナを提供するものである。 問題点を解決するための手段 本発明は、親子バーナの子バーナ側においてバーナヘ
ッドとミキストとを偏心させてバーナヘッドの一方に余
分の空間を確保し、かつ前記バーナヘッドの外径より内
側にむかって一部を切欠き、この切欠きの下側でかつ前
記バーナキャップにより覆われる状態で設けられ、前記
バーナキャップへ直接放電する点火プラグを固定するよ
うにしたものである。 作 用 本発明によれば、点火プラグの上面位置までバーナキ
ャップ,バーナヘッドが広がることになり、バーナキャ
ップ,バーナヘッドを大きくすることが可能となる。ま
た、前述したように点火プラグの上面にはバーナキャッ
プがあるために煮汁が直接かかることがなくなる。さら
に、切欠きを設けることで放電ミスを防止する空間寸法
も確保しやすい。 実施例 以下、本発明の一実施例のガスバーナについて図面を
参照して説明する。 第1図に示すように本発明のガスバーナは、バーナボ
ディ1とバーナキャップ2で構成された親バーナAと、
親バーナAの中央孔部12の内側に子バーナキャップ3と
バーナヘッド4とミキスト5及び点火プラグ固定ラグ7
でミキスト5に固定された点火プラグ6からなる子バー
ナBから構成される。そして、子バーナBのバーナヘッ
ド4(子バーナキャップ3も同じ)の中心lとミキスト
5の中心Pは中心間距離Sだけ偏心してバーナヘッド4
の一方側に余分の空間13を形成している。そして、空間
13側におけるバーナヘッド4の一部に外径より内側へ向
って切欠き部4aを形成している。又火力調節時の子バー
ナBから親バーナAへの火移りは親側のバーナキャップ
1のスリット部1aを介して行なわれる。点火プラグ6は
スリット部1aに対向したバーナヘッド4の切欠き部4aの
中に位置し、かつバーナキャップ3の一部の下に位置す
ることになり、煮汁等の影響を受けにくい構造となって
いる。上記実施例において、まずスロート5aに吸込まれ
たガスと空気はミキスト5からバーナヘッド4へ導かれ
子バーナキャップ3の炎孔3aから出る。その時に点火プ
ラグ6とバーナキャップ3との間で放電しているために
点火する。その後全炎孔に着火する。親バーナへはバー
ナキャップ1のスリット1aを介して火移りする。 発明の効果 以上のように本発明のガスバーナは、子バーナのバー
ナヘッドとミキストの中心を偏心させて、バーナヘッド
の一方側に余分の空間を形成し、この空間側に位置する
バーナヘッドの一部を切欠き、この切欠き部に点火プラ
グを設けたものであるから、従来より、子バーナキャッ
プ,バーナヘッドの外径を大きくすることが可能とな
り、子バーナの燃焼量の増加とこれによる親バーナとの
燃焼量の段差を少なくできると共に、例えば親バーナで
加熱後に子バーナによる煮込加熱に切換えてもバーナと
鍋とは偏った位置関係にはならず、したがって加熱性能
の向上を図ることができる。また点火プラグの上方に位
置する子バーナキャップが点火プラグを覆うことにな
り、煮汁がかかりにくく点火不良を防止することができ
る。さらに点火プラグの周囲が切欠かれているので点火
プラグの空間寸法が確保しやすく前記同様、点火不良を
防止することができる。
放電させて点火を行なう構造に関するものである。 従来の技術 従来の親子用バーナで直接バーナに放電させて点火を
行なうものについて第5図に示す。第5図を元に説明す
ると、外側にバーナキャップ1′とバーナボディ2′で
構成された親バーナA′があり、中央孔部12の内側に子
バーナキャップ8とミキスト9で構成されたバーナB′
がある。なおミキスト9には点火プラグ固定ラグ11を介
して点火プラグ10が固定されている。 発明が解決しようとする問題点 すなわち親子バーナで子バーナB′側に放電させて点
火を行なう構成のものにおいては親バーナA′側の中央
孔部12の孔径の関係で空間の大きさが決定しており、前
に親バーナA′の中央孔部12に点火プラグ10を設けると
必然的に子バーナB′の外径寸法が限られ小径化を余儀
なくされ、又放電用の点火プラグ10のミススパークを防
止するためにとる空間寸法についても余裕を持たすこと
ができなかった。あわせて点火プラグ10は親バーナA′
と子バーナB′の中間であり、点火プラグ10の上方はバ
ーナキャップ等によるカバー等が一切なく開放されてい
た。したがって、煮汁等がふりかかるので点火性能に悪
影響をおよぼしていた。 本発明は上記従来例の欠点を解消するもので、子バー
ナ径の拡大化及び点火部への煮汁付着防止を図るための
親子バーナで直接バーナに放電させて点火を行なう親子
バーナを提供するものである。 問題点を解決するための手段 本発明は、親子バーナの子バーナ側においてバーナヘ
ッドとミキストとを偏心させてバーナヘッドの一方に余
分の空間を確保し、かつ前記バーナヘッドの外径より内
側にむかって一部を切欠き、この切欠きの下側でかつ前
記バーナキャップにより覆われる状態で設けられ、前記
バーナキャップへ直接放電する点火プラグを固定するよ
うにしたものである。 作 用 本発明によれば、点火プラグの上面位置までバーナキ
ャップ,バーナヘッドが広がることになり、バーナキャ
ップ,バーナヘッドを大きくすることが可能となる。ま
た、前述したように点火プラグの上面にはバーナキャッ
プがあるために煮汁が直接かかることがなくなる。さら
に、切欠きを設けることで放電ミスを防止する空間寸法
も確保しやすい。 実施例 以下、本発明の一実施例のガスバーナについて図面を
参照して説明する。 第1図に示すように本発明のガスバーナは、バーナボ
ディ1とバーナキャップ2で構成された親バーナAと、
親バーナAの中央孔部12の内側に子バーナキャップ3と
バーナヘッド4とミキスト5及び点火プラグ固定ラグ7
でミキスト5に固定された点火プラグ6からなる子バー
ナBから構成される。そして、子バーナBのバーナヘッ
ド4(子バーナキャップ3も同じ)の中心lとミキスト
5の中心Pは中心間距離Sだけ偏心してバーナヘッド4
の一方側に余分の空間13を形成している。そして、空間
13側におけるバーナヘッド4の一部に外径より内側へ向
って切欠き部4aを形成している。又火力調節時の子バー
ナBから親バーナAへの火移りは親側のバーナキャップ
1のスリット部1aを介して行なわれる。点火プラグ6は
スリット部1aに対向したバーナヘッド4の切欠き部4aの
中に位置し、かつバーナキャップ3の一部の下に位置す
ることになり、煮汁等の影響を受けにくい構造となって
いる。上記実施例において、まずスロート5aに吸込まれ
たガスと空気はミキスト5からバーナヘッド4へ導かれ
子バーナキャップ3の炎孔3aから出る。その時に点火プ
ラグ6とバーナキャップ3との間で放電しているために
点火する。その後全炎孔に着火する。親バーナへはバー
ナキャップ1のスリット1aを介して火移りする。 発明の効果 以上のように本発明のガスバーナは、子バーナのバー
ナヘッドとミキストの中心を偏心させて、バーナヘッド
の一方側に余分の空間を形成し、この空間側に位置する
バーナヘッドの一部を切欠き、この切欠き部に点火プラ
グを設けたものであるから、従来より、子バーナキャッ
プ,バーナヘッドの外径を大きくすることが可能とな
り、子バーナの燃焼量の増加とこれによる親バーナとの
燃焼量の段差を少なくできると共に、例えば親バーナで
加熱後に子バーナによる煮込加熱に切換えてもバーナと
鍋とは偏った位置関係にはならず、したがって加熱性能
の向上を図ることができる。また点火プラグの上方に位
置する子バーナキャップが点火プラグを覆うことにな
り、煮汁がかかりにくく点火不良を防止することができ
る。さらに点火プラグの周囲が切欠かれているので点火
プラグの空間寸法が確保しやすく前記同様、点火不良を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるガスバーナの要部断
面図、第2図は同平面図,第3図は裏面図,第4図は同
要部拡大断面図,第5図は従来例のガスバーナの断面図
である。 1……バーナキャップ、2……バーナボディ、3……子
バーナキャップ、4……バーナヘッド、5……ミキス
ト、6……点火プラグ。
面図、第2図は同平面図,第3図は裏面図,第4図は同
要部拡大断面図,第5図は従来例のガスバーナの断面図
である。 1……バーナキャップ、2……バーナボディ、3……子
バーナキャップ、4……バーナヘッド、5……ミキス
ト、6……点火プラグ。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.環状の親バーナの中央孔部に小径の子バーナを備
え、前記子バーナはガス・空気の吸込を行なうミキス
ト、ガス、空気の混合を行なうバーナヘッド、このバー
ナヘッドに嵌合し炎孔を外周部に設けたバーナキャップ
で構成し、前記ミキストとバーナヘッドの中心を偏心さ
せてバーナヘッドの一方側に余分の空間を形成し、この
空間側におけるバーナヘッドの一部を外径より内側にむ
かっての切欠きを設け、この切欠きの下側でかつ前記バ
ーナキャップにより覆われる状態で設けられ、前記バー
ナキャップに直接放電する点火プラグを配置してなるガ
スバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62066352A JP2712169B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | ガスバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62066352A JP2712169B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | ガスバーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63233210A JPS63233210A (ja) | 1988-09-28 |
JP2712169B2 true JP2712169B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=13313378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62066352A Expired - Lifetime JP2712169B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | ガスバーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712169B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3860568B2 (ja) | 2003-11-28 | 2006-12-20 | リンナイ株式会社 | 親子バーナ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5945895A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-14 | Ajinomoto Co Inc | 発酵法によるl−アスパラギン酸の製造法 |
JPH045880Y2 (ja) * | 1986-04-28 | 1992-02-19 |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP62066352A patent/JP2712169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63233210A (ja) | 1988-09-28 |
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