JP2712103B2 - 長距離光通信システムの監視方法及び装置 - Google Patents

長距離光通信システムの監視方法及び装置

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【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は光ファイバを用いた長距離光通信システム
(以下、光通信システムと称す)に係わり、特に光通信
システムの障害探索及びレベル等の動作状況を監視する
光通信システムの監視方法及び装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 低損失、大容量などの優れた特徴を有する光ファイバ
と光信号を増幅するための中継器とを用いて長距離の光
通信システムが構築されている。
現在実用化されている光通信システムでは、光ファイ
バとして石英ガラスファイバを、中継器として光信号を
一旦電気信号に変換し、電気信号の状態で増幅及び波形
整形を行い、再びその増幅された電気信号を光信号に変
換する必要がある電気信号用中継器が用いられている。
しかし、近年は光を直接増幅することが可能な光直接中
継器(以下、光中継器と称す)として、ラマン誘導を用
いたラマン増幅器や半導体レーザの注入電流を制御して
用いる半導体増幅器等がある。
第8図は、従来の光通信システムの構成図であり、1,
2は上り及び下りの光ファイバ、3,4は陸揚局、5a〜5nは
上り光ファイバ1に挿入された上り光中継器、6a〜6nは
下り光ファイバ2に挿入された下り光中継器をそれぞれ
示す。
このような光通信システムを保守・運用する場合に
は、光ファイバ1,2及び光中継器5,6が正常に動作してい
るかどうかを常時又は必要に応じて監視する必要があ
る。また、光ファイバが破断して障害となった場合に
は、その破断点を直に評定する必要ある。
従来の光中継器をインサービスで監視する監視方式と
しては、陸揚局から何番目の光中継器であるかにより固
有のコードを割当て、測定信号のパリティビットの偶奇
を利用して監視し、監視した光中継器の情報を下りの光
中継器に返送する方式がある(特開昭60−241350号公報
参照)。
一方、光ファイバの破断点を評定する方式としては、
光ファイバの一端から光パルスを入射し、光ファイバで
発生するレーリ散乱により後方へ戻ってくる後方散乱光
を利用して破断点を測定するものがある(特開昭62−62
242号公報参照)。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の光中継器監視方式では、パリティビッ
トの偶奇を利用して符号誤り率を測定することにより各
光中継器を監視しているが、パリティビットの偶奇を利
用するため各光中継器での折り返し回路が複雑で、かつ
各光中継器の増幅度や光ファイバの状態が同時に監視で
きないという問題点があった。
一方、従来の後方散乱光を用いた光ファイバの破断点
を評定する方式は、単に光ファイバそのものを測定する
方式であり、光中継器が挿入された光通信システムの場
合における方法等が何ら想定開示されておらず、かつ同
時に光中継器を監視する方法も何ら開示されていなかっ
た。
従って、光通信システムを構成している光ファイバ及
び光中継器を同時に、かつ簡単な方式で障害探索及びレ
ベル等の動作状況を簡単に監視することが可能な監視方
式が強く望まれていたが、今まで何ら開示されていなか
った。
本発明は、前記した従来の技術の問題点に鑑みなされ
たもので、光ファイバ及び光中継器を同時に、かつ簡単
な方式で障害探索及びレベル等の動作状況を監視するこ
とが可能な光通信システムの監視方法及び装置を提供せ
んとするものである。
(2)発明の構成 [問題点を解決するための手段] 前記した問題の解決は、本発明の次に列挙する新規な
特徴的構成手法及び手段を採用することにより達成され
る。
すなわち、本発明に係る長距離光通信システムの監視
方法の第1の特徴は、送信局と受信局との間で光通信を
伝送する上り光ファイバ及び下り光ファイバと、当該上
り光ファイバと下り光ファイバにそれぞれ挿入され、光
信号をそのまま光増幅して中継する複数個の光中継器
と、当該光中継器ごとに設けられた光折返し部とを備
え、前記送信局から監視信号を当該上り光ファイバに送
信し、当該監視信号が前記上り光ファイバ上で発生する
監視信号とは逆方向に伝搬する後方散乱光を制御折り返
し部でそれぞれ下り光ファイバに折返し、それぞれに折
り返された当該後方散乱光を当該下り光ファイバに挿入
された各光中継器で光増幅して当該送信局に返送し、前
記送信局にて、返送された前記後方散乱光のレベルの時
間的挙動変化を監視することにより前記上り光ファイバ
の損失及び破断位置を判定するとともに各光中継器の増
幅度を測定することにある。
同上の監視方法の第2の特徴は、前記本発明に係る長
距離光通信システムの監視方法の第1の特徴における前
記監視信号の波長が、前記上り光ファイバと前記下り光
ファイバとで同一で、前記光信号の波長が、前記監視信
号の波長とは異なりかつ前記上り光ファイバと前記下り
光ファイバとでそれぞれ異なる波長を用いることにあ
る。
本発明に係る長距離光通信システムの監視装置の第1
の特徴は、監視信号を送信する送信局と、当該送信局と
受信局との間で光信号を伝送する上り光ファイバ及び下
り光ファイバと、当該上り光ファイバ及び下り光ファイ
バにそれぞれ挿入され、光信号をそのまま光増幅して中
継する複数個の光中継器と、前記光中継器ごとに当該上
り光ファイバと下り光ファイバにそれぞれ挿入され、当
該監視信号が上り光ファイバ上で発生する当該監視信号
とは逆方向に伝搬する後方散乱光を、分岐して該下り光
ファイバに合流させる光折返し部とを備え、 前記光中継器は、前記光折返し部を経由した当該後方
散乱光を光増幅して前記送信局に向かって送信し、前記
送信局では、返送された後方散乱光のレベルの時間的挙
動変化を監視することにより当該上り光ファイバの損失
及び破断位置を判定するとともに各光増幅器の増幅度を
測定する構成としたことにある。
同上の装置の第2の特徴は、前記本発明に係る長距離
光通信システムの監視装置の第1の特徴における前記光
折返し部が、前記後方散乱光を前記上り光ファイバから
分岐するため光分岐手段と、分岐された当該後方散乱光
を前記下り光ファイバに合流する光合成手段と、当該送
信局からの制御指令に基づいて、当該光分岐手段と光合
成手段との間をオン・オフする光スイッチ手段とからな
ることにある。
同上の装置の第3の特徴は、前記本発明に係る長距離
光通信システムの監視装置の第2の特徴における前記ス
イッチ手段が、シャッタもしくは光増幅器であることに
ある。
同上の装置の第4の特徴は、前記本発明に係る長距離
光通信システムの監視装置の第1の特徴における前記光
折返し部が、前記後方散乱光を前記上り光ファイバから
分岐するための光分岐手段と、分岐された前記後方散乱
光を前記下り光ファイバに合流する光合成手段と、前記
光分岐手段と前記光合成手段との間に配置され、前記後
方散乱光のみを取り出す帯域通過フィルタとからなるこ
とにある。
[実施例] 以下に図面を用いて本発明を詳細に説明する。尚、以
下の説明では従来技術と同一構成部分については同一番
号を付し、説明の重複を省く。
[実施例1] 第1図は本発明による第1実施例であり、光中継器で
監視信号を折り返す場合における光折返し部A1の構成図
である。
同図において、1a,1b,2a,2bはそれぞれ上り、下りの
光中継器5a,6aに接続される光ファイバ、7は光分岐回
路、8は光合成回路、9は制御回路、10は光シャッタや
光増幅器等の光スイッチ回路、11は光ファイバ1bの障害
点を示す。
ところで光ファイバ1a,1b,2a,2bは光信号Lを入射す
ると構造および分子レベルからの揺らぎにより光信号L
を後方に散乱する性質を有する。また、光ファイバ1bの
障害点11では、反射を発生する。すなわち第1図におい
て上りの光中継器5aの出力は光分岐回路7を経て光ファ
イバ1bに送出されるが、光ファイバ1bで発生した後方散
乱光や障害点11により発生する反射光は再び光分岐回路
7を経て光スイッチ回路10に導かれる。光スイッチ回路
10は陸揚局3からの制御指令により制御回路9を動作さ
せて、後方散乱光を光スイッチ回路10側に切替える。光
スイッチ回路10を経た後方散乱光は、光合成回路8によ
り下りの光中継器6aに導かれ、ファイバ2bを経て陸揚局
3へ伝送される。陸揚局3では後方散乱光のレベルの時
間的挙動変化を調べることにより破断(障害)点等を監
視する。
なお、前記の説明では光スイッチ回路10としてシャッ
タを用いた例について述べたが第4図のように光スイッ
チ回路10としてラマン増幅器や半導体増幅器等の光増幅
器11を用いればより効果的である。すなわち、光増幅器
11は制御回路9からの電流の有無によって光スイッチ機
能をはたすと共に、電流が供給された光スイッチオン時
には微弱な後方散乱光を光増幅して折り返すことができ
るので、陸揚局3での受信レベルが向上する。
第2図において光中継器5bと光中継器5c間の光ファイ
バ1cに障害点11が存在すると仮定する。第2図で光中継
器5aと6a,5bと6b,5cと6cの間には第1図に示す光折返し
部A1が設置されているが説明を簡単にするために省略し
ている。
陸揚局4では障害点11の発生により通信に異常を生じ
るため、上り伝送路である光ファイバ1に障害点が存在
することは承知している。この場合各光中継器5a〜5nの
シャッタ回路または光増幅器11等の光スイッチ回路10を
すべてオンとし、陸揚局3から光パルスLPを光ファイバ
1に伝送する。光パルスLPは光ファイバ1a中を伝搬し、
それ自身減衰しながら後方散乱光を発生する。光中継器
5aで光増幅され、再びファイバ1b中を伝搬し後方散乱光
を発生する。ファイバ1bに沿って発生た後方散乱光は矢
印に示す折り返し経路12により光中継器6aを経て陸揚局
3に伝送される。第3図において、波形12aは陸揚局3
で受信した光中継器5aと光中継器5b間の光ファイバ1bで
発生する後方散乱光の時間的挙動変化を示す。同様に、
光ファイバ1cで発生した後方散乱光は矢印に示す折り返
し経路13により光中継器6bを経て陸揚局3に伝送され
る。その後方散乱光は第3図の波形13aで示されるが、
障害点11において、強い反射光を発生するため、第3図
では波形13bのように鋭いパルスが受信され、それ以降
後方散乱光の受信がなくなる。陸揚局3では、光ファイ
バ1a(陸揚局3と光中継器5a間)と光ファイバ1bには異
常はなく光ファイバ1cに障害点11が存在すること、ま
た、光中継器5bから障害点11までの距離は、波形13aの
受信開始点Sから波形13bのピーク値点Tを受信するま
での時間(t=T−S)を測定することにより、光信号
の伝搬速度Cを用いて距離l (l=C・t/n,nは光ファイバの屈折率) を求めることができる。また、第3図から明らかなよう
に点Pと点Qとの差から光中継器5aの利得を点Qと点R
との差から光ファイバ1bの損失を測定でき、以降同様の
測定により、システムに沿ってレベルダイヤグラムを知
ることができる。すなわち、光通信システムに用いる光
ファイバ1,2や光中継Q5,6の動作状況を監視することが
できる。
前記第1実施例では、情報を伝送する光信号Lの波長
と監視信号である光パルスLPの波長とが同一である場合
を念頭において説明した。その場合両信号の波長が同一
のため、光信号Lを伝送中は監視信号LPが送れない。す
なわちシステムの監視は運用を中止するアウトサービス
にしか適用できないという問題がある。次に障害点やシ
ステムのレベルダイヤグラムを運用中、すなわちインサ
ービスで測定できる方式について説明する。
[実施例2] 第5図は本発明による第2の実施例であり、光折返し
部A2の構成図である。
前記第1実施例と異なる点は、光スイッチ回路10と光
合成回路8との間に監視信号LPだけを通過させる帯域通
過フィルタ14(以下、BPFと称す)を挿入した点にあ
る。従って本実施例では情報を伝送する光信号Lと異な
る波長の監視信号LPを用いることにより、光折返し部A2
で監視信号LPのみを抽出し、光合成回路8で波長の異な
る光信号Lで伝送するため、運用中の光信号Lに影響を
与えることなく、インサービスでシステムの監視を行う
ことができる。なお、光スイッチ回路10として分布帰還
形半導体レーザを用いることにより、BPF14を省略する
ことができる。
第6図(a)、(b)は本発明で用いる光信号Lと監
視信号LPとの波長の関係を示した図である。
第6図(a)は上り・下り光ファイバ1,2で同一波長
の光信号Lを用い、かつ複数の波長の光信号La〜Lbを用
いて波長多重通信を行う場合であり、監視信号LPの波長
を光信号La〜Ldの波長と異なるようにしてBPF14で抽出
するようにしたものである。一方第6図(b)は波長多
重通信を行う際に、上りの光信号L1,L2、下りの光信号L
3,L4、監視信号LPの各波長をそれぞれ異ならしめて、上
りの光信号L1,L2および監視信号LPを折り返しても下り
の光信号L3,L4に影響を与えないようにしたものであ
る。その場合、光中継器5a〜5nと光中継器6a〜6nとにそ
れぞれフィルタ機能を持たせておけばより効果的であ
る。なお同図中15はローパスフィルタ(LPF)、16はハ
イパスフィルタ(HPF)である。
[実施例3] 第7図は本発明による第3の実施例であり、光折り返
し部A3の構成図である。
同図の光折り返し部A3は、第5図に於ける前記第2実
施例の制御回路9及び光スイッチ回路10を省略し、監視
信号LPである後方散乱光を常時光分岐回路7及びBPF14
により取り出して光合成回路8を介して陸揚局4へ伝送
するものである。現在の同軸ケーブルシステムではライ
ンパイロット(60KHZ)を用いて常時、システムの監視
を行っている。光ファイバを用いた光通信システムでも
監視信号LP(後方散乱光)を本発明のように用いれば、
常時システムの監視が可能となると共に、同軸ケーブル
システムとは異なり近端測定が可能となる。
なお、第7図の構成として、上り光信号L1,L2、下り
光信号L3,L4及び監視信号LPの波長をそれぞれ異ならし
める(第6図(b)参照)必要がある。また、光分岐回
路7で上り光信号L1,L2が3dB低下するが、光中継器5a〜
5nの増幅度(30〜40dB)が大きので問題とはならない。
さらに、BPF14としては前記したように増幅機能とフィ
ルタ機能とを有する分布帰還半導体レーザ(半導体増幅
器)を用いればより効果的である。
(3)発明の効果 以上説明したように本発明によれば、後方散乱光の時
間的挙動変化を監視する方式を採用しているので、光フ
ァイバの破断点や光中継器の動作状況である光通信シス
テムのレベルダイヤフラムを同時に、かつ簡易に判定す
ることができるという効果を奏する。
請求項2の発明では、監視信号の波長と光信号との波
長とを異ならしめるので、インサービスで光通信システ
ムのレベルダイヤフラムの監視が可能となる。
請求項4の発明では、光折返し部として、光分岐手
段、光合成手段、光スイッチを用いるので、容易に後方
散乱光を送信局へ返送することが可能となる。
請求項5の発明では、具体的な光スイッチ手段として
シャッタもしくは半導体増幅器を用いるので、光学的に
直接切替えることが可能となる。
請求項6の発明では、光折返し部として、光分岐手
段、光合成手段及び帯域通過フィルタ(例えば、BPF)
を備えているので、監視信号の波長、上り光信号及び下
り光信号の波長をそれぞれ異ならしめることにより、イ
ンサービスで常時光通信システムのレベルダイヤフラム
の監視が可能となる。
したがって、光海底ケーブル方式を初めとする光中継
器を用いた光通信システムに広く適用が可能となり、そ
の効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す光折返し部の構成
図、第2図は本発明による光通信システムの構成図、第
3図は本発明による監視方式を説明するための後方散乱
光のレベル図、第4図は本発明の他の光折返し部の構成
図、第5図は本発明の第2実施例を示す光折返し部の構
成図、第6図a及びbは本発明に用いる監視信号,上り
光信号,下り光信号の波長関係を示した図、第7図は本
発明の第3実施例を示す光折返し部の構成図、第8図は
従来の光通信システムの構成図である。 1,1a〜1n…上り光ファイバ 2,2a〜2n…下り光ファイバ 3,4…陸揚局 5,5a〜5n…上り光中継器 6,6a〜6n…下り光中継器 7…光分岐回路、8…光合成回路 9…制御回路、10…光スイッチ回路 11…障害点 12,13…折り返し経路 14…BFP、15…LPF 16…HPF A1〜A3…光折返し部 L,La〜Ld…光信号 L1,L2…上り光信号、L3,L4…下り光信号 LP…光パルス(監視信号)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 周 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (72)発明者 枝川 登 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信局と受信局との間で光信号を伝送する
    上り光ファイバ及び下り光ファイバと、当該上り光ファ
    イバと下り光ファイバにそれぞれ挿入され、光信号をそ
    のまま光増幅して中継する複数個の光中継器と、当該光
    中継器ごとに設けられた光折返し部とを備え、 前記送信局から監視信号を当該上り光ファイバに送信
    し、当該監視信号が前記上り光ファイバ上で発生する監
    視信号とは逆方向に伝搬する後方散乱光を前記折り返し
    部でそれぞれ下り光ファイバに折返し、それぞれに折り
    返された当該後方散乱光を当該下り光ファイバに挿入さ
    れた各光中継器で光増幅して当該送信局に返送し、 前記送信局にて、返送された前記後方散乱光のレベルの
    時間的挙動変化を監視することにより前記上り光ファイ
    バの損失及び破断位置を判定するとともに各光中継器の
    増幅度を測定する、 ことを特徴とする長距離光通信システムの監視方法。
  2. 【請求項2】前記監視信号の波長が、前記上り光ファイ
    バと前記下り光ファイバとで同一で、前記光信号の波長
    が、前記監視信号の波長とは異なりかつ前記上り光ファ
    イバと前記下り光ファイバとでそれぞれ異なる波長を用
    いる、 ことを特徴とする請求項1に記載の長距離光通信システ
    ムの監視方法。
  3. 【請求項3】監視信号を送信する送信局と、 当該送信局と受信局との間で光信号を伝送する上り光フ
    ァイバ及び下り光ファイバと、 当該上り光ファイバ及び下り光ファイバにそれぞれ挿入
    され、光信号をそのまま光増幅して中継する複数個の光
    中継器と、 前記光中継器ごとに当該上り光ファイバと下り光ファイ
    バにそれぞれ挿入され、当該監視信号が上り光ファイバ
    上で発生する当該監視信号とは逆方向に伝搬する後方散
    乱光を、分岐して該下り光ファイバに合流させる光折返
    し部とを備え、 前記光中継器は、前記光折返し部を経由した当該後方散
    乱光を光増幅して前記送信局に向かって送信し、 前記送信局では、返送された後方散乱光のレベルの時間
    的挙動変化を監視することにより当該上り光ファイバの
    損失及び破断位置を判定するとともに各光増幅器の増幅
    度を測定する構成とした、 ことを特徴とする長距離光通信システムの監視装置。
  4. 【請求項4】前記光折返し部が、 前記後方散乱光を前記上り光ファイバから分岐するため
    の光分岐手段と、 分岐された当該後方散乱光を前記下り光ファイバに合流
    する光合成手段と、 当該送信局からの制御指令に基づいて、当該光分岐手段
    と光合成手段との間をオン・オフする光スイッチ手段と
    からなる、 ことを特徴とする請求項3に記載の長距離光通信システ
    ムの監視装置。
  5. 【請求項5】前記スイッチ手段が、 シャッタもしくは光増幅器である、 ことを特徴とする請求項4に記載の長距離光通信システ
    ムの監視装置。
  6. 【請求項6】前記光折返し部が、 前記後方散乱光を前記上り光ファイバから分岐するため
    の光分岐手段と、 分岐された前記後方散乱光を前記下り光ファイバに合流
    する光合成手段と、 前記光分岐手段と前記光合成手段との間に配置され、前
    記後方散乱光のみを取り出す帯域通過フィルタと、から
    なる、 ことを特徴とする請求項3に記載の長距離光通信システ
    ムの監視装置。
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