JP2582158B2 - 光通信システムの障害監視方式 - Google Patents
光通信システムの障害監視方式Info
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- JP2582158B2 JP2582158B2 JP14294189A JP14294189A JP2582158B2 JP 2582158 B2 JP2582158 B2 JP 2582158B2 JP 14294189 A JP14294189 A JP 14294189A JP 14294189 A JP14294189 A JP 14294189A JP 2582158 B2 JP2582158 B2 JP 2582158B2
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- communication system
- optical fiber
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ファイバの中継伝送の障害点を標定する
技術に係り、特に測定用の後方散乱光を陸揚局へ折り返
す光通信システムの障害監視方式に関する。
技術に係り、特に測定用の後方散乱光を陸揚局へ折り返
す光通信システムの障害監視方式に関する。
[従来の技術] 光信号を電気信号に変換することなく、光のまま直接
増幅を行う光中継器を用いる光ファイバ通信システムに
おいては、光ファイバの中継伝送の障害点を標定するに
当たり、測定信号として後方散乱光を用いた後方散乱測
定技術が用いられている。この種の技術は、端局からシ
ステムに沿ってのファイバ損失や中継器の利得を観測す
ることができるので、システムの保守、運用上のメリッ
トが大きい。しかしながら、複数の光中継器とファイバ
から構成される多中継システムにおいては、光中継器の
反射による伝送特性の劣化を防止するため、信号伝送方
向と逆方向の信号の通過を阻止するアイソレータが必要
となる。この場合、後方散乱測定技術が適用できないと
いう問題が生じる。
増幅を行う光中継器を用いる光ファイバ通信システムに
おいては、光ファイバの中継伝送の障害点を標定するに
当たり、測定信号として後方散乱光を用いた後方散乱測
定技術が用いられている。この種の技術は、端局からシ
ステムに沿ってのファイバ損失や中継器の利得を観測す
ることができるので、システムの保守、運用上のメリッ
トが大きい。しかしながら、複数の光中継器とファイバ
から構成される多中継システムにおいては、光中継器の
反射による伝送特性の劣化を防止するため、信号伝送方
向と逆方向の信号の通過を阻止するアイソレータが必要
となる。この場合、後方散乱測定技術が適用できないと
いう問題が生じる。
そこで、かかる問題を解決する従来方法として、第2
図(a)及び(b)に示す方法が本件出願人により提案
されている(特願昭63−143239号)。
図(a)及び(b)に示す方法が本件出願人により提案
されている(特願昭63−143239号)。
第2図(a)はモニタ方式に用いる折り返し部を有す
る従来の光通信システムの構成図、第2図(b)は折り
返し部の具体的な構成図をそれぞれ示す。
る従来の光通信システムの構成図、第2図(b)は折り
返し部の具体的な構成図をそれぞれ示す。
第2図(a)において、1a〜1nは上り光ファイバ、2a
〜2nは下り光ファイバ、3及び4は陸揚局、5a〜5nは上
り光ファイバ1a〜1nに配置されている上り光中継器、6a
〜6nは下り光ファイバ2a〜2nに配置されている下り光中
継器、11は障害点、12は折り返し部A1内の折り返し経
路、13は折り返し部A2内の折り返し経路である。
〜2nは下り光ファイバ、3及び4は陸揚局、5a〜5nは上
り光ファイバ1a〜1nに配置されている上り光中継器、6a
〜6nは下り光ファイバ2a〜2nに配置されている下り光中
継器、11は障害点、12は折り返し部A1内の折り返し経
路、13は折り返し部A2内の折り返し経路である。
また、上り光中継器5a〜5n及び下り光中継器6a〜6nの
各入出力間にそれぞれ配置されている折り返し部A1〜An
は、第2図(b)に示すように、障害点11で反射されて
きた後方散乱光L′を光ファイバ1cから分岐して取り出
す光合・分波器7、当該光合・分波器7により取り出さ
れた後方散乱光L′を下り光ファイバ2b側へ折り返すと
きに折り返し経路13を接続する光スイッチ回路10、当該
光スイッチ回路10の切替えを制御する制御回路9及び後
方散乱光L′を下り光ファイバ2bに合波する光合・分波
器8とから構成されている。
各入出力間にそれぞれ配置されている折り返し部A1〜An
は、第2図(b)に示すように、障害点11で反射されて
きた後方散乱光L′を光ファイバ1cから分岐して取り出
す光合・分波器7、当該光合・分波器7により取り出さ
れた後方散乱光L′を下り光ファイバ2b側へ折り返すと
きに折り返し経路13を接続する光スイッチ回路10、当該
光スイッチ回路10の切替えを制御する制御回路9及び後
方散乱光L′を下り光ファイバ2bに合波する光合・分波
器8とから構成されている。
例えば、図のように上り光中継器5bと5cとの間でケー
ブルが障害点11で切断されている場合、光ファイバ1cで
発生した後方散乱光L′や障害点11により発生する反射
光は再び光合・分派器7を経て光スイッチ回路10に導か
れる。そして、陸揚局3からの制御指令により制御回路
9が動作すると、光スイッチ回路10はオン状態に切り替
わる。この結果、後方散乱光L′は、光スイッチ回路1
0、光合・分波器8を経て下りの光中継器6bに導かれ、
さらに光ファイバ2cを経て陸揚局3へ伝送される。陸揚
局3では、後方散乱光L′のレベルの時間的挙動変化を
調べることにより破断(障害)点等の監視を行う。
ブルが障害点11で切断されている場合、光ファイバ1cで
発生した後方散乱光L′や障害点11により発生する反射
光は再び光合・分派器7を経て光スイッチ回路10に導か
れる。そして、陸揚局3からの制御指令により制御回路
9が動作すると、光スイッチ回路10はオン状態に切り替
わる。この結果、後方散乱光L′は、光スイッチ回路1
0、光合・分波器8を経て下りの光中継器6bに導かれ、
さらに光ファイバ2cを経て陸揚局3へ伝送される。陸揚
局3では、後方散乱光L′のレベルの時間的挙動変化を
調べることにより破断(障害)点等の監視を行う。
[発明が解決しようとする課題] 前記した従来例では、第2図(b)の如く、各上り光
中継器5の出力点と下り光中継器6の出力点を光合・分
波器7、8および光スイッチ回路10とにより接続した構
成をしている。
中継器5の出力点と下り光中継器6の出力点を光合・分
波器7、8および光スイッチ回路10とにより接続した構
成をしている。
したがって、従来例の構成では、本線の損失を低減す
るために光合・分波器7、8における分岐比率を大きく
すると、分岐系の損失が増大するという問題が生じる。
るために光合・分波器7、8における分岐比率を大きく
すると、分岐系の損失が増大するという問題が生じる。
一般的に光通信システムでは、本線に挿入するデバイ
スの損失を最小にする必要があるので、後方散乱光L′
に対する挿入損失が増加することになる。その結果、微
弱な後方散乱光L′は下りの光中継器6に入力される前
に更に減衰し、S/Nが大幅に劣化するという問題が生じ
る。
スの損失を最小にする必要があるので、後方散乱光L′
に対する挿入損失が増加することになる。その結果、微
弱な後方散乱光L′は下りの光中継器6に入力される前
に更に減衰し、S/Nが大幅に劣化するという問題が生じ
る。
また、上り/下り回線の相互接続のためには、2組み
の折り返し部Aを備えなければならない。
の折り返し部Aを備えなければならない。
本発明は、共通の折り返し部により、後方散乱光のS/
Nを劣化させず、かつ、本線系の挿入損失をも低減する
ことが可能な光通信システムの障害監視方式を提供す
る。
Nを劣化させず、かつ、本線系の挿入損失をも低減する
ことが可能な光通信システムの障害監視方式を提供す
る。
[課題を解決するための手段] 前記課題は、本発明の光通信システムの障害監視方式
が次の特徴的手段を採用することにより解決される。
が次の特徴的手段を採用することにより解決される。
即ち、本発明の第1の特徴は、上り光ファイバおよび
下り光ファイバのそれぞれに一つ以上の光中継器が配置
されてなる光通信システムの障害点を監視するために送
出すべき陸揚局側に該光ファイバ内で発生する後方散乱
光を折り返す光通信システムの障害監視方式において、
前記光ファイバに送出する光信号方向に関係なく双方向
に増幅特性を有する上り及び下り光中継器と、当該上り
及び下り光中継器のそれぞれの光信号の入力側に配置さ
れたビーム・スプリッタと、両方の前記ビーム・スプリ
ッタの間で光信号を伝送する折り返し経路とを備え、前
記光ファイバの障害点で発生した後方散乱光を、当該光
ファイバ障害点の光信号の入力側の光中継器、当該光中
継器の光信号の入力側のビーム・スプリッタ、折り返し
経路、他方の光ファイバ側のビーム・スプリッタ及び当
該ビーム・スプリッタの光信号の出力側の光中継器の順
に経由させて、陸揚局に折り返すように構成した光通信
システムの障害監視方式の構成採用にある。
下り光ファイバのそれぞれに一つ以上の光中継器が配置
されてなる光通信システムの障害点を監視するために送
出すべき陸揚局側に該光ファイバ内で発生する後方散乱
光を折り返す光通信システムの障害監視方式において、
前記光ファイバに送出する光信号方向に関係なく双方向
に増幅特性を有する上り及び下り光中継器と、当該上り
及び下り光中継器のそれぞれの光信号の入力側に配置さ
れたビーム・スプリッタと、両方の前記ビーム・スプリ
ッタの間で光信号を伝送する折り返し経路とを備え、前
記光ファイバの障害点で発生した後方散乱光を、当該光
ファイバ障害点の光信号の入力側の光中継器、当該光中
継器の光信号の入力側のビーム・スプリッタ、折り返し
経路、他方の光ファイバ側のビーム・スプリッタ及び当
該ビーム・スプリッタの光信号の出力側の光中継器の順
に経由させて、陸揚局に折り返すように構成した光通信
システムの障害監視方式の構成採用にある。
本発明の第2の特徴は、前記本発明の第1の特徴にお
ける前記ビーム・スプリッタの光信号の入力側に、前記
光信号の伝送方向のみを通過させるアイソレータがそれ
ぞれ配置されてなる光通信システムの障害監視方式の構
成採用にある。
ける前記ビーム・スプリッタの光信号の入力側に、前記
光信号の伝送方向のみを通過させるアイソレータがそれ
ぞれ配置されてなる光通信システムの障害監視方式の構
成採用にある。
[作 用] 本発明は、従来使用されていた順方向増幅特性の上り
および下り光中継器を、双方向増幅特性の光中継器に取
り替えているので、障害点からの後方散乱光のS/Nを劣
化させず、本線系の挿入損失を低減することができる。
また、第2の特徴によれば、アイソレータにより各光中
継器の入射端で反射する反射光を取り除くことができ
る。
および下り光中継器を、双方向増幅特性の光中継器に取
り替えているので、障害点からの後方散乱光のS/Nを劣
化させず、本線系の挿入損失を低減することができる。
また、第2の特徴によれば、アイソレータにより各光中
継器の入射端で反射する反射光を取り除くことができ
る。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図は本実施例による折り返し部の構成図である。
なお、以下の構成では、従来例と同様に上り光中継器
5bと5cとの間に障害点11があるものとして説明する。
5bと5cとの間に障害点11があるものとして説明する。
図中において5b、6bは上り、下りの光中継器、20b、2
1bはアイソレータ、22b、23bは分岐比率が大きく本線系
の損失を最小とするとともに、構成が簡単な光合・分波
器としてのビーム・スプリッタ、24は折り返し経路であ
る。
1bはアイソレータ、22b、23bは分岐比率が大きく本線系
の損失を最小とするとともに、構成が簡単な光合・分波
器としてのビーム・スプリッタ、24は折り返し経路であ
る。
即ち、本発明の折り返し部B2は、上り及び下り光中継
器5b、6bの入力側に、それぞれの光信号Lの進行方向と
同一方向の光を通過させるアイソレータ20b、21bと、後
方散乱光L′を折り返し経路24側へ分岐するビーム・ス
プリッタ22bと、下り光ファイバ2bに後方散乱光L′を
合波するビーム・スプリッタ23bとから構成されてい
る。
器5b、6bの入力側に、それぞれの光信号Lの進行方向と
同一方向の光を通過させるアイソレータ20b、21bと、後
方散乱光L′を折り返し経路24側へ分岐するビーム・ス
プリッタ22bと、下り光ファイバ2bに後方散乱光L′を
合波するビーム・スプリッタ23bとから構成されてい
る。
なお、本発明で用いる光中継器5b、6bはいずれの方向
からの入力信号に対しても増幅が可能ないわゆる双方向
増幅特性を有するものとする。
からの入力信号に対しても増幅が可能ないわゆる双方向
増幅特性を有するものとする。
本実施例では、複数の光中継器を接続した際に発生す
る多重反射による伝送特性の劣化を防止するため、折り
返し部B2にはアイソレータ20b、21bがそれぞれ光中継器
5b、6bの入力側に挿入されており、また光通信システム
としては1方向のみへの伝送が可能である場合を例に示
している。
る多重反射による伝送特性の劣化を防止するため、折り
返し部B2にはアイソレータ20b、21bがそれぞれ光中継器
5b、6bの入力側に挿入されており、また光通信システム
としては1方向のみへの伝送が可能である場合を例に示
している。
しかし、本発明では、アイソレータ20b、21bがなくて
も良い。このため、第1図のように、上り中継区間毎の
後方散乱光L′は下り光ファイバ2cに折り返すことが必
要である。上り光中継器5bから送出された後方散乱光測
定パルスLPにより光ファイバ1c内で発生した後方散乱光
L′は、光中継器5bを通過し増幅された御、ビーム・ス
プリッタ22bにより分岐され、折り返し経路24を経由
し、ビームスプリッタ23bにより下り光中継器6bに結合
される。
も良い。このため、第1図のように、上り中継区間毎の
後方散乱光L′は下り光ファイバ2cに折り返すことが必
要である。上り光中継器5bから送出された後方散乱光測
定パルスLPにより光ファイバ1c内で発生した後方散乱光
L′は、光中継器5bを通過し増幅された御、ビーム・ス
プリッタ22bにより分岐され、折り返し経路24を経由
し、ビームスプリッタ23bにより下り光中継器6bに結合
される。
微弱な後方散乱光L′は一旦光中継器5bで光増幅され
てから下り光ファイバ2cに折り返されるため、受信端で
のS/Nを改善することができる。
てから下り光ファイバ2cに折り返されるため、受信端で
のS/Nを改善することができる。
また、ビーム・スプリッタ22b及び23bの分岐/合成に
よる損失は光中継器5bで補償できるため、本線系の挿入
損失の小さい光分岐/合成器の使用が可能となり、より
長い中継間隔にて実現が可能となる。折り返し経路24は
光ファイバの接続のみでも良いが、例えば光スイッチを
挿入し、必要なときにだけ折り返しループを構成するこ
ともできる。また、光減衰器や、光フィルタなどによる
レベル調整、波長選択機能を持たせることも可能であ
る。
よる損失は光中継器5bで補償できるため、本線系の挿入
損失の小さい光分岐/合成器の使用が可能となり、より
長い中継間隔にて実現が可能となる。折り返し経路24は
光ファイバの接続のみでも良いが、例えば光スイッチを
挿入し、必要なときにだけ折り返しループを構成するこ
ともできる。また、光減衰器や、光フィルタなどによる
レベル調整、波長選択機能を持たせることも可能であ
る。
一方、下り光ファイバ2cの後方散乱光L′の測定のた
めに、上り光ファイバ1bに後方散乱光L′を折り返す場
合、上述の説明から、前記の折り返しループを共用でき
ることは、明らかであり、第1図に示した従来技術に比
べて、回路構成の大幅な簡素化が実現できる。
めに、上り光ファイバ1bに後方散乱光L′を折り返す場
合、上述の説明から、前記の折り返しループを共用でき
ることは、明らかであり、第1図に示した従来技術に比
べて、回路構成の大幅な簡素化が実現できる。
[発明の効果] かくして、本発明は光ファイバに送出する光信号の伝
送方向に関係なく双方向増幅特性機能をする上り及び下
りの光中継器と、上り及び下り光中継器のそれぞれの光
信号入力側に配置されたビーム・スプリッタとを有し、
障害点で発生した後方散乱光を測定すべき陸揚局に折り
返すように構成されているので、双方向共通の折り返し
部で後方散乱光のS/Nが劣化せず、しかも本線形の挿入
損失を低減させることができるという効果を奏する。
送方向に関係なく双方向増幅特性機能をする上り及び下
りの光中継器と、上り及び下り光中継器のそれぞれの光
信号入力側に配置されたビーム・スプリッタとを有し、
障害点で発生した後方散乱光を測定すべき陸揚局に折り
返すように構成されているので、双方向共通の折り返し
部で後方散乱光のS/Nが劣化せず、しかも本線形の挿入
損失を低減させることができるという効果を奏する。
また、ビーム・スプリッタの入力側に光信号の伝送方
向のみを通過させるアイソレータ20、21をそれぞれ配置
することにより、各光中継器の入射端で反射する反射光
を取り除くことができる。
向のみを通過させるアイソレータ20、21をそれぞれ配置
することにより、各光中継器の入射端で反射する反射光
を取り除くことができる。
従って、光ファイバに光中継器を挿入した光通信シス
テムの障害監視方式として広く適用が可能であり、その
効果が極めて大である。
テムの障害監視方式として広く適用が可能であり、その
効果が極めて大である。
第1図は本発明の障害監視方式に用いる折り返し部の構
成図、 第2図(a)(b)は従来の折り返し部を有する光通信
システムの構成図、及び従来の障害監視方式に用いる折
り返し部の構成図である。 1、1a〜1n……上り光ファイバ 2、2a〜2n……下り光ファイバ 3、4……陸揚局 5、5a〜5n……上り光中継器 6、6a〜6n……下り光中継器 7、8……光合・分波器 9……制御回路 10……光スイッチ回路 11……障害点 12、13、24……折り返し経路 20a〜20n、21a〜21n……アイソレータ 22a〜22n、23a〜23n……ビームスプリッタ A1〜An、B1〜Bn、C1〜Cn……折り返し部 L……光信号 L′……後方散乱光 LP……後方散乱光測定パルス
成図、 第2図(a)(b)は従来の折り返し部を有する光通信
システムの構成図、及び従来の障害監視方式に用いる折
り返し部の構成図である。 1、1a〜1n……上り光ファイバ 2、2a〜2n……下り光ファイバ 3、4……陸揚局 5、5a〜5n……上り光中継器 6、6a〜6n……下り光中継器 7、8……光合・分波器 9……制御回路 10……光スイッチ回路 11……障害点 12、13、24……折り返し経路 20a〜20n、21a〜21n……アイソレータ 22a〜22n、23a〜23n……ビームスプリッタ A1〜An、B1〜Bn、C1〜Cn……折り返し部 L……光信号 L′……後方散乱光 LP……後方散乱光測定パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 清文 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (72)発明者 若林 博晴 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−175541(JP,A) 特開 昭59−215134(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】上り光ファイバおよび下り光ファイバのそ
れぞれに一つ以上の光中継器が配置されてなる光通信シ
ステムの障害点を監視するために送出すべき陸揚局側に
該光ファイバ内で発生する後方散乱光を折り返す光通信
システムの障害監視方式において、 前記光ファイバに送出する光信号方向に関係なく双方向
に増幅特性を有する上り及び下り光中継器と、 当該上り及び下り光中継器のそれぞれの光信号の入力側
に配置されたビーム・スプリッタと、 両方の前記ビーム・スプリッタの間で光信号を伝送する
折り返し経路とを備え、 前記光ファイバの障害点で発生した後方散乱光を、当該
光ファイバ障害点の光信号の入力側の光中継器、当該光
中継器の光信号の入力側のビーム・スプリッタ、折り返
し経路、他方の光ファイバ側のビーム・スプリッタ及び
当該ビーム・スプリッタの光信号の出力側の光中継器の
順に経由させて、陸揚局に折り返すように構成した、 ことを特徴とする光通信システムの障害監視方式。 - 【請求項2】前記ビーム・スプリッタの光信号の入力側
には、 前記光信号の伝送方向のみを通過させるアイソレータが
それぞれ配置されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の光通信システムの障
害監視方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14294189A JP2582158B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 光通信システムの障害監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14294189A JP2582158B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 光通信システムの障害監視方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039625A JPH039625A (ja) | 1991-01-17 |
JP2582158B2 true JP2582158B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=15327210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14294189A Expired - Fee Related JP2582158B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 光通信システムの障害監視方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582158B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05130042A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-25 | Nec Corp | 光直接増幅中継器 |
JP2641674B2 (ja) * | 1992-05-28 | 1997-08-20 | 国際電信電話株式会社 | 光中継システムの障害点標定方法および装置並びに光中継器 |
JP2968394B2 (ja) * | 1992-06-10 | 1999-10-25 | ケイディディ株式会社 | 光中継システムの監視方法および折り返し回路並びに送受信回路 |
GB2628710A (en) * | 2023-03-10 | 2024-10-02 | Bae Systems Plc | Apparatus and method |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327126B2 (ja) * | 1974-05-15 | 1978-08-07 | ||
JPS59215134A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-05 | Yamaichi Electric Mfg Co Ltd | 双方向光通信中継器 |
JPS63175541A (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-19 | Nec Corp | 海底光中継器 |
JPS648739A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Fujitsu Ltd | Two-way amplifier supervising system |
-
1989
- 1989-06-07 JP JP14294189A patent/JP2582158B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039625A (ja) | 1991-01-17 |
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