JP2005136602A - 光中継器および光中継システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 光信号を直接増幅する技術を用いた光中継器および光中継システムに関し、光通信回線の状態を高い精度で監視できる光中継器および光中継システムを提供する。
【解決手段】 本発明の光中継器および光中継システムでは、それぞれ波長の異なる主信号光と監視信号光で構成される信号光を用い、対向する2つの光通信回線の少なくとも一方に対して、この信号光を増幅する光増幅器と、この信号光の一部を分岐する光分岐器と、この分岐された信号光を透過または遮断する光遮断手段と、この透過された信号光のうち監視信号光のみを選択的に反射する波長選択型反射手段と、再び光遮断手段及び光分岐器を通して対向する光通信回線に送信する光転送経路と、この光転送経路に送信された監視信号光をもう一方の光通信回線に送信する光合成器とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光信号を直接増幅する技術を用いた光中継器および光中継システムに関し、特に光信号を直接増幅すると共に光通信回線状態を監視する光中継器および光中継システムに関する。
近年、インターネットの普及等により、高速大容量が可能な光通信回線を用いた長距離伝送が盛んに行われるようになっている。それに伴い、伝送距離を効率的に伸ばす技術が必要とされている。長距離伝送を実現するためには、伝送に伴って減衰していく信号光を、光のまま直接増幅することが有効である。
そこで、光通信回線上に設置した各光中継器に、光のまま直接増幅を行う光増幅器を備え、これにより光を直接増幅することで、長距離伝送が可能となる。また、各光中継器においては、光増幅器の状態や故障を監視する技術が必要とされる。この監視についても、光のまま行えることが望ましい。
図17に従来の光中継器および光中継システムの構成を示す。光中継器21は、上りの光通信回線28側に、入力側より、光増幅器22a、光カプラ23a、光可変減衰器24a、波長選択型反射手段25aおよび終端部26aを備え、下りの光通信回線29側に、入力側より、光増幅器22b、光カプラ23b、光可変減衰器24b、波長選択型反射手段25bおよび終端部26bを備えている。また、光カプラ23aの一端と光カプラ23bの一端は、監視信号光折返し経路30で接続されている(例えば、特許文献1参照。)。なお、光レベル調整器27を備えている場合もある。
この従来技術では、主信号光と波長の異なる監視信号光を用い、監視信号光を主信号光と共に伝送させて監視するようにしている。光カプラ23a及び23bは、入力された信号光のほとんどをスルーポートに出力し、一部をクロスポートに出力するように設定されている。その分岐比は例えば、9対1である。波長選択型反射手段25a及び25bは、監視信号光の波長のみを選択的に反射するように設定されており、その他の波長の信号光は、透過するように設定されている。終端部26a及び26bは、無反射終端となっており、信号光は反射されることなく、外部へ放出されるようになっている。
次に、図18により、図17に示す従来の光中継器および光中継システムにおける監視動作を示す。一例として、主信号光が4つの異なる波長で構成される場合で説明する。主信号光λ〜λと、それらと異なる波長の監視信号光λSVは、左側の端局装置(図示せず)から送信されて、上りの光通信回線28を伝送されて、光中継器21に入力される。この光中継器21内で、これらの信号光λ〜λ及びλSVは、光増幅器22aにより増幅された後、光カプラ23aでその一部が分岐されて波長選択型反射手段25a側に送られる。次にこれらの信号光は、光可変減衰器24aにより強度が調整された後、波長選択型反射手段25aに入力される。波長選択型反射手段25aにより、これらの信号光は、監視信号光λSVだけが選択的に反射される。反射された監視信号光λSVは、再び光可変減衰器24aによって強度が調整された後、光カプラ23aを通って、そのほとんどが監視信号光折返し経路30に送信される。監視信号光折返し経路30に送信された監視信号光λSVは、途中、光レベル調整器27を通った後、光カプラ23bを介して、その一部が対向側の下りの光通信回線29に送信される。そして、送信元の左側の端局装置(図示せず)に監視情報として送り返される。一方、光カプラ23aによって分岐された主信号光λ〜λは、波長選択型反射手段25aを透過して、終端部26aから外部に放出されるため、再び元の経路へ戻ることはない。
下りの光通信回線29でも、同様な監視動作が行われ、主信号光λ〜λと、それらと異なる波長の監視信号光λSVは、右側の端局装置(図示せず)から出力されて、光中継器21内で監視信号光λSVのみが監視信号光折返し経路30を介して、上りの光通信回線28を通って、元の右側の端局装置(図示せず)に監視情報として送り返される。
また、監視信号光を光中継器から転送する方法として、光増幅器の励起光源に強度変調をかけることで、光増幅器から出力される主信号光に監視信号を重畳する方法もある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−280968号公報(第4〜5頁、図1及び図15) 特開2000−183820号公報(第3〜4頁、図1)
しかしながら、特許文献1のような従来の構成では、対向する回線に送り返される監視信号光の光強度を、光減衰器により変動させて調整している。光通信システムにおいては、偏光依存性や温度依存性等により光信号のレベル変動が発生する。そこで、それらによるレベル変動よりも監視信号光の調整量を大きくしておかないと、測定したレベル変動が、システムの不安定性によるレベル変動であるか、光減衰器により調整したものであるか、が判定できない。しかしながら、光減衰器では、減衰量の範囲やステップに限界があるため、十分な調整量が得られないという問題がある。
また、特許文献2のような従来の構成では、励起光源に強度変調をかけて、主信号光全体のレベルに対して変調をかけているため、主信号光に与える影響が大きいという問題がある。
本発明では、これらの問題を解決し、光通信回線状態を、明確にかつ高い精度で監視できる光中継器および光中継システムを提供する。
本発明の光中継器では、これらの問題を解決するために、対向する2つの光通信回線の少なくとも一方に、主信号光と、この主信号光と異なる波長を有する監視信号光とからなる信号光を増幅する光増幅器と、この信号光の一部を光通信回線から分岐する光分岐器と、この光分岐器により分岐された信号光を透過または遮断する光遮断手段と、この光遮断手段を透過した信号光のうち、監視信号光のみを選択的に反射する波長選択型反射手段と、この波長選択型反射手段を反射した監視信号光を、再び光遮断手段及び光分岐器を通して、対向する光通信回線に送信する光転送経路と、この光転送経路に送信された監視信号光を、対向するもう一方の光通信回線に送信する光合成器とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の光中継システムでは、対向する2つの光通信回線と、この対向する2つの光通信回線の途中に配置されている光中継器とを備え、この光中継器には、対向する2つの光通信回線の少なくとも一方に、主信号光と、この主信号光と異なる波長を有する監視信号光とからなる信号光を増幅する光増幅器と、この信号光の一部を光通信回線から分岐する光分岐器と、この光分岐器により分岐された信号光を透過または遮断する光遮断手段と、この光遮断手段を透過した信号光のうち、監視信号光のみを選択的に反射する波長選択型反射手段と、この波長選択型反射手段を反射した監視信号光を、再び光遮断手段及び光分岐器を通して、対向する光通信回線に送信する光転送経路と、この光転送経路に送信された監視信号光を、対向するもう一方の光通信回線に送信する光合成器とを備えていることを特徴とする。
このように、本発明では、光分岐器の後段に光遮断手段を配し、信号光を透過または遮断することで、監視信号光を全く減衰させずに対向回線に送り返す場合と、遮断して全く送り返さない場合とを切り替えている。監視側では、この光遮断手段の動作に応じて、監視信号光の有無を観測し、光中継器の状態を監視するようにしている。そのため、従来の可変光減衰器を用いた構成では、その可変光減衰器によりレベルを調整したものであるか、システムの不安定性によるレベル変動であるかが判定困難であったのに対して、本発明の光遮断手段を用いた構成では、より明確に、精度の高い監視ができるようになる。
また、このような構成において、光遮断手段によって監視信号光に変調信号を重畳することも可能であるため、監視信号光に新たな情報を載せ、情報量を多くすることもできる。
本発明の光中継器および光中継システムでは、各光中継器に設置された光分岐器の後段に、光遮断手段を設置することにより、監視信号光に対して十分な調整量が与えられるために、従来の構成では成し得なかった明瞭で高い精度の監視を可能とする効果を有する。
また、光遮断手段を用いて、監視信号光に変調信号を重畳することにより、監視信号光に新たな情報を載せることも可能となり、より多くの情報を送り返すことが可能となる効果を有する。
次に、本発明の光中継器および光中継システムの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に本発明の光中継器および光中継システムの実施例1の構成図を示す。本発明の光中継器1は、上り、下りの光通信回線8、9に対して、光増幅器2a、2bがそれぞれ備えられている。これらの光増幅器2a、2bの後段には光分岐器として光カプラ3a、3bがそれぞれ備えられている。さらに、それらの後段の分岐経路には光スイッチ4a、4b、波長選択型反射手段5a、5b、無反射終端6a、6bがそれぞれ備えられている。また、光カプラ3a及び3bの前段の分岐経路は、光転送経路10で接続されている。また、この光転送経路10の途中には、光レベル調整器7が備えられている。但し、この光レベル調整器7は、光増幅器、光減衰器または光可変減衰器などが用いられるが、必須な構成部品ではない。
光カプラ3a及び3bは、入力された信号光のほとんどをスルーポートに出力し、一部をクロスポートに出力するように設定されている。その分岐比は例えば、9対1である。そのため、光カプラ3a及び3bは、それぞれ出力された主信号光および監視信号光の一部を分岐経路へ分岐する。光スイッチ4a、4bは、これら光カプラ3a、3bにより分岐された信号光を透過または遮断(ON/OFF)する。波長選択型反射手段5a、5bは、光スイッチ4a、4bより出力された主信号光のみを透過し、監視信号光のみを反射する。これら波長選択型反射手段5a、5bにより反射された監視信号光は、再度光スイッチ4a、4bを通過し、光カプラ3a,3bで、そのほとんどが光転送経路10に送信される。その後、監視信号光は、光レベル調整器7でレベルが調整された後、対向回線側の光カプラ3b、3aを介して、対向している下りまたは上りの光通信回線9、8にその一部が送り返される。
図15に本発明の光中継器および光中継システムにおいて、対向回線に監視信号光を送り返す動作を示す。一例として、主信号光が4つの異なる波長で構成される場合で説明する。なお、主信号光は、一つ以上の波長で構成されていればよい。監視信号光λSVは、主信号光λ〜λと異なる波長が用いられる。上りの光通信回線8の左側に設置された、端局装置(図示せず)より送信された主信号光λ〜λと監視信号光λSVは、光中継器1に入力され、光増幅器2aで増幅される。次に、それらの信号光は、光カプラ3aによって、上りの光通信回線8から一部が分岐される。分岐された主信号光λ〜λと監視信号光λSVは、光スイッチ4aを到達する。ここで、光スイッチ4aがONの場合、それらの光信号光は通過し、波長選択型反射手段5aにより主信号光λ〜λのみが透過させられ、監視信号光λSVのみが反射される。反射された監視信号光λSVは、再度光スイッチ4aを通過し、光カプラ3aにて分岐経路側に送り出されて、光転送経路10へ入力される。次に、光レベル調整器7でレベルが調整された後、光カプラ3bによって、その一部が対向側の下りの光通信経路9に送り出される(状態A)。そして、下りの光通信経路9の左側に設置された端局装置に備えられた光中継器監視装置(図示せず)によって、光中継器1からの監視信号光λSVが受信される。一方、光スイッチ4aがOFFの場合、監視信号光λSVは、対向回線に送り返されることなく、監視装置では、受信されない(状態B)。
光スイッチ4aのON/OFFを、光増幅器2aの状態によってあらかじめ設定しておくことにより、端局装置に設置された光中継器監視装置によって、光中継器1の状態を判定することが可能となっている。例えば、光増幅器2a内の励起光源が故障した場合や光増幅器2aへの入力レベルが低下した場合に、光スイッチ4aがOFFになるように設定しておくことにより、対向する下りの光通信回線9に監視信号光λSVが送り出されなくなる。これにより、端局装置に設置された光中継器監視装置で監視信号光λSVが受信されなくなり、光中継器1での異常を監視することが可能になる。なお、波長選択型反射手段5aを透過した主信号光λ〜λは、無反射処理された終端部6aにて反射されないようになっている。上りの光通信回線8に信号光が送信される場合について説明したが、反対側の下りの光通信回線9に信号光が送信される場合においても、同様の動作を示す。ここで、上り、下りの光通信回線8、9で使用する監視信号光の波長λSVを、それぞれ異なる波長λSV1、λSV2にすることで、互いの干渉を防ぐことができ、より高精度な監視が行えるようになる。
光スイッチは、消光比が30dB以上のものを用いることで、監視信号光の透過と遮断の差が明確となり、光中継器監視装置において、より明確に判定することが可能となる。一方、従来の構成で用いられていた光可変減衰器では、消光比が20dB程度しか得られなかったため、光中継器監視装置で測定したレベル変動が、可変光減衰器により調整したものであるか、システムの不安定性によるレベル変動であるか判定が困難であった。光スイッチには、メカニカル型光スイッチ、磁気光学型光スイッチ、光導波路型光スイッチまたはMEMS型光スイッチなどが用いられる。
また、本発明では、波長選択型反射手段に、光グレーティングが用いられ、特に光ファイバグレーティングまたは光導波路グレーティングなどが用いられる。光グレーティングは光フィルタの波長分離能力が高いために、主信号光と監視信号光の波長間隔を狭くしても、監視信号光と主信号光に高精度に分離することができる。そのため、主信号光と監視信号光の波長間隔を狭くすることができ、主信号光と監視信号光を含めた全信号光の波長帯域を狭くすることができる。それにより、使用される各部品に広帯域な特性が要求されない。特に光増幅器の帯域を広くする必要がなくなるため、光増幅器の低コスト化が望める。
また一台の光中継器から転送できる情報量を増加させる方法について以下に示す。図1に示す実施例1の場合、光スイッチの数は上り下りにそれぞれ一つずつである。この場合、上り下りのそれぞれの端局装置に設置された光中継器監視装置に送り返すことのできる情報量は、各光スイッチにおいてON/OFFの2つである。しかし、上り下りの光中継器監視装置の情報を組み合わせることで、4個(=2個)の信号とすることが可能である。例えば、光スイッチのON/OFFをそれぞれ1,0と表した場合、(上り側の監視信号光,下り側の監視信号光)は、(1,1)、(0,1)、(1,0)、(0,0)の4個の組み合わせとなる。つまり、光中継器にn個の光スイッチを配置すれば、2個の信号(情報)を作りだすことが可能である。
また、光中継器から送り返すことのできる情報量を、増加させる異なる手段として、光スイッチに変調をかける応用がある。光中継器より送り返したい情報にあわせて、光スイッチで監視信号に変調信号を重畳させることにより、1台の光スイッチで複数の情報信号を作り出すこともが可能となる。
このように、実施例1の構成では、各光中継器の状態を端局装置にて容易にかつ精度良く監視できるという効果を有する。その理由を以下に示す。図16に、光中継器内の励起光源が正常に動作している状態、または故障(出力低下または停止)している状態に合わせて、光スイッチのON/OFFを設定した場合、監視信号光の受信状態で励起光源の動作を判定する例について示す。
状態Aは、励起光源の出力が正常(定格)状態である場合に、光スイッチをONに設定した場合の監視信号光の受信状態を示している。監視信号光は、光スイッチがONとなっているため、対向する光通信回線に送り返され、光中継器監視装置にて受信されている。状態Bは、励起光源が故障(出力レベル低下または出力停止)している場合に、光スイッチをOFFに設定した場合の監視信号光を示している。監視信号光は、光スイッチがOFFとなっているため、対向する光通信回線に送り返されず、光中継器監視装置にて受信されない。このように、光中継器監視装置における監視信号光の受信の有無により、光中継器の励起光源の動作状態を明確に監視することができる。
図2に本発明の光中継器および光中継システムの実施例2を示す。
実施例2では、図1に示す本発明の実施例1と異なり、光スイッチ4aまたは4bの前後に、波長選択反射手段5cと5aまたは5dと5bを有することを特徴とする。これらの波長選択反射手段5cと5aまたは5dと5bは、それぞれ異なる波長の監視信号光を反射し、対向する光通信回線に送り返す。光スイッチ4aまたは4bの前段に配置された波長選択反射手段5cまたは5dにより反射される監視信号光は、光スイッチ4aまたは4bのON/OFFに影響を受けない。
実施例2の効果としては、端局装置側に設置された光中継器監視装置に監視信号光が返って来ない場合に、それが光スイッチによるものであるかどうかを確実に判断することができる点にある。例えば、光スイッチ4aがOFFとなった場合、通常は光スイッチ4aの前段に配置された、波長選択反射手段5cにより反射される波長の監視信号光は、対向する光通信回線に送り返されるが、光カプラ3a、3bの間で障害が生じた場合には光スイッチがONの状態でも、いずれの監視信号光も送り返されない状態となる。なお、この構成において、波長選択反射手段5a、5b、5c、5dを、それぞれ異なる反射波長に設定することで、互いの干渉等による影響を受けることなく、監視することができるようになる。
図3に本発明の光中継器および光中継システムの実施例3を示す。
実施例3では、図1に示す本発明の実施例1と異なり、監視信号光の光転送経路を、上り下りの光増幅器の入力側に配置することを特徴とする。このように、分岐経路は、各光増幅器の前段に設けても良い。この構成では、送り返される監視信号光が、対向する側の光増幅器により増幅されるため、監視信号光のパワーが増大し、光中継監視装置で受信し易いという効果がある。
図4に本発明の光中継器および光中継システムの実施例4を示す。
実施例4は、図2に示す実施例2の変形であり、監視信号光の光転送経路を上り下りの光増幅器の入力側に配置することを特徴とする。このように、分岐経路を、各光増幅器の前段に設けても良い。この構成では、実施例2の効果に加えて、実施例3と同じ効果が得られる。
図5に本発明の光中継器および光中継システムの実施例5を示す。
実施例5では、光転送経路を上り回線用、下り回線用のそれぞれに備えていることを特徴とする。具体的には、光増幅器2a、2bの出力側に光カプラ3a、3bを設けて、波長選択反射手段5a、5bで反射された監視信号光を、対向する光増幅器2b、2aの入力側に入力するための光カプラ3d、3cを設けて、対向する光通信回線に送り返すことを特徴としている。この構成では、監視信号光が、送信されてきた側の光増幅器と対向する側の光増幅器の両方で増幅されるため、監視信号光のパワーがより増大し、光中継器監視装置でより受信し易いという効果がある。
図6に本発明の光中継器および光中継システムの実施例6を示す。
実施例6では、図5に示す実施例5の変形であり、光スイッチの前後に波長選択反射手段を有することを特徴とする。この構成では、実施例5の効果に加えて、実施例2と同様な効果も得られる。
図7に本発明の光中継器および光中継システムの実施例7を示す。
実施例7では、光増幅器2a、2bの出力側同士及び入力側同士を、それぞれ光転送経路で接続した構成としている。この構成では、光増幅器2aの出力側に光カプラ3a、入力側に光カプラ3cを設けて、対向する光増幅器2bの出力側に光カプラ3b、入力側に光カプラ3dを設けている。監視信号光は、各光増幅器の入力側の光カプラ3cと光カプラ3dの間で送信し、出力側の光カプラ3aと光カプラ3bの間で送信し合って、対向する光通信回線に送り返すことを特徴とする。この構成では、各光増幅器の前後に設けられた光転送経路によって送り返される監視信号光により、各光増幅器の前後での状態を監視できるという効果がある。
図8に本発明の光中継器および光中継システムの実施例8を示す。
実施例8は、図7に示す実施例7の変形であり、光スイッチの前後に波長選択反射手段を有することを特徴とする。この構成では、実施例7の効果に加えて、実施例2と同様な効果も得られる。
図9に本発明の光中継器および光中継システムの実施例9を示す。
実施例9では、光通信回線8において、光増幅器2aの出力側の光カプラ3aにて分岐し、反射された監視信号光を、対向する光増幅器2bの入力側の光カプラ3dに送信し、光増幅器2aの入力側の光カプラ3cにて分岐し、反射された監視信号光を対向する光増幅器2bの出力側の光カプラ3bに送信して、対向する光通信回線9に転送することを特徴とする。光通信回線9からも同様に監視信号光が光通信回線8に送信される。この構成では、光増幅器をどちらも通さない監視信号光と、どちらも通す監視信号光により、光増幅器の前後での状態を監視できるという効果がある。
図10に本発明の光中継器および光中継システムの実施例10を示す。
実施例10は、図9に示す実施例9の変形であり、光スイッチの前後に波長選択反射手段を有することを特徴とする。この構成では、実施例9の効果に加えて、実施例2と同様な効果も得られる。
図11に本発明の光中継器および光中継システムの実施例11を示す。
実施例11では、光カプラ3aを介して分岐経路に送信された監視信号光が、光カプラ3eにより複数に分岐され、それぞれに備えられた光スイッチ4a〜4nとそれぞれ波長の異なる波長選択反射手段5a〜5nによって各波長毎に反射され、対向する光通信回線に転送されることを特徴とする。対向する光カプラ3bでも同様な監視が行われる。この構成では、波長の異なる波長選択反射手段のそれぞれに、異なる情報を付加しておくことにより、光中継器の複数の情報を監視することが可能となる。
図12に本発明の光中継器および光中継システムの実施例12を示す。
実施例12は、図11に示す実施例11の変形であり、光カプラ3e、3f前段に波長選択反射手段13a、13bを設置することを特徴とする。この構成では、実施例11の効果に加え、実施例2と同様、送り返される監視信号光のON/OFFが、光スイッチによるものであるか判定できるようになる。
図13に本発明の光中継器および光中継システムの実施例13を示す。
実施例13は、図6の実施例6の変形であり、光増幅器2a、2bの入力側の光カプラ3c、3dの分岐経路の一端に、受光素子(PD)14b、14aが設けられていることを特徴とする。この構成では、分岐された信号光の一部を受光素子(PD)で受信し、その受信レベルによって光スイッチのON/OFFを制御することが可能となる。
図14に本発明の光中継器および光中継システムの実施例14を示す。
実施例14では、監視信号光の光転送経路の中段に光アイソレータ15a、15bを備えることを特徴とする。この構成では、光アイソレータにより、転送する方向と逆から入力してくる主信号光や監視信号光を遮断することができ、主信号光同士や監視信号光同士の干渉を防ぐことができる。これにより、主信号光や監視信号光の状態をより安定化できるという効果が得られる。
なお、これらの実施例2から実施例14において、各波長選択型反射手段の反射波長をそれぞれ異なる波長のものを使い、監視信号光もそれに合わせて異なる波長とすることで、より高精度な監視が行えるようになる。また、光スイッチは、消光比が30dB以上のものを用いることで、監視信号光の透過と遮断の差が明確となり、光中継器監視装置において、より明確に判定することが可能となる。光スイッチには、メカニカル型光スイッチ、磁気光学型光スイッチ、光導波路型光スイッチまたはMEMS型光スイッチなどが用いられる。波長選択型反射手段には、光グレーティングが用いられ、特に光ファイバグレーティングや光導波路グレーティングなどが用いられる。
さらに、これらの構成においても、光スイッチに変調信号をかけて、監視信号に変調信号を重畳することで、監視情報を増やすことも可能である。
本発明の光中継器および光中継システムの実施例1を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例2を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例3を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例4を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例5を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例6を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例7を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例8を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例9を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例10を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例11を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例12を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例13を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムの実施例14を示す図である。 本発明の光中継器および光中継システムにおける監視信号光の対向回線への転送動作を示す図である。 本発明の対向回線に送り返される監視信号光と光中継器の状態の組み合わせの一例を示す図である。 従来の監視信号光を用いる光中継器および光中継システムを示す図である。 図17に示す従来の光中継器および光中継システムにおける監視信号光の対向回線への転送動作を示す図である。
符号の説明
1 光中継器
2a、2b 光増幅器
3a〜3d 光カプラ
4a〜4d 光スイッチ
5a〜5h 波長選択反射手段
6a〜6d 終端部
7、7a、7b 光レベル調整器
8 上りの光通信回線
9 下りの光通信回線
10 光転送経路

Claims (32)

  1. 対向する2つの光通信回線の少なくとも一方に、
    主信号光と、該主信号光と異なる波長を有する監視信号光とからなる信号光を増幅する光増幅器と、
    前記一方の光通信回線より前記信号光の一部を分岐する光分岐器と、
    前記光分岐器により分岐された前記信号光を遮断または透過する光遮断手段と、
    前記光遮断手段を透過した前記信号光のうち、前記監視信号光のみを選択的に反射する波長選択型反射手段と、
    前記波長選択型反射手段を反射した前記監視信号光を、再び前記光遮断手段及び前記光分岐器を介して、対向する前記もう一方の光通信回線に向けて送信する光転送経路と、
    前記光転送経路に送信された前記監視信号光を、対向する前記もう一方の光通信回線に送信する光合成器と
    を備えることを特徴とする光中継器。
  2. 前記光分岐器は、前記光増幅器の出力側に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の光中継器。
  3. 前記光分岐器は、前記光増幅器の入力側に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の光中継器。
  4. 前記光分岐器は、第1の入力端子から入力された信号光の一部を第2の出力端子に出力し、残りを第1の出力端子に出力するとともに、前記第2の出力端子から入力された信号光の一部を前記第1の入力端子に出力し、残りを前記第2の入力端子に出力する4端子を備え、
    前記第1の入力端子には、前記光増幅器が接続され、
    前記第2の出力端子には、前記光遮断手段が接続され、
    前記第2の入力端子には、前記光転送経路が接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の光中継器。
  5. 前記光分岐器は、第1の入力端子から入力された信号光の一部を第2の出力端子に出力し、残りを第1の出力端子に出力するとともに、前記第2の出力端子から入力された信号光の一部を前記第1の入力端子に出力し、残りを前記第2の入力端子に出力する4端子を備え、
    前記第1の出力端子には、前記光増幅器が接続され、
    前記第2の出力端子には、前記光遮断手段が接続され、
    前記第2の入力端子には、前記光転送経路が接続されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の光中継器。
  6. 前記波長選択型反射手段は、前記光遮断手段の前後に備えられており、それぞれ異なる波長を選択的に反射することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の光中継器。
  7. 前記光分岐器と前記光合成器は、共に光カプラであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の光中継器。
  8. 前記光遮断手段は、変調信号に応じて前記信号光を遮断または透過することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の光中継器。
  9. 前記対向する2つの光通信回線のそれぞれに対して、前記光転送経路を中心として、前記光増幅器、前記光分岐器、前記光遮断手段、前記波長選択型反射手段が点対称に備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の光中継器。
  10. 前記光分岐器は、対向する光通信回線における前記光合成器の働きを兼ねていることを特徴とする請求項9に記載の光中継器。
  11. 前記対向する2つの光通信回線にそれぞれ備えられている前記波長選択型反射手段の反射波長が、それぞれ異なっていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の光中継器。
  12. 前記一方の光通信回線側において、前記光分岐器は前記光増幅器の出力側に備えられ、前記もう一方の光通信回線側において、前記光分岐器は前記光増幅器の出力側に備えられ、これらの一端子が前記光転送経路で接続されていることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の光中継器。
  13. 前記一方の光通信回線側において、前記光分岐器は前記光増幅器の入力側に備えられ、前記もう一方の光通信回線側において、前記光分岐器は前記光増幅器の入力側に備えられ、これらの一端子が前記光転送経路で接続されていることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の光中継器。
  14. 前記第2の出力端子の終端には、無反射終端が備えられていることを特徴とする請求項4乃至請求項13のいずれか1項に記載の光中継器。
  15. 前記光遮断手段の消光比は、30dB以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の光中継器。
  16. 前記光遮断手段は、光スイッチであることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の光中継器。
  17. 前記波長選択型反射手段は、光グレーティングであることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記載の光中継器。
  18. 前記光転送経路の途中に光レベル調整器が備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載の光中継器。
  19. 前記光レベル調整器は、光増幅器であることを特徴とする請求項18に記載の光中継器。
  20. 前記光レベル調整器は、光可変減衰器であることを特徴とする請求項18に記載の光中継器。
  21. 前記光分岐器において、前記第2の出力端子に対する前記第1の出力端子の分岐比は、約1対9であることを特徴とする請求項1乃至請求項19のいずれか1項に記載の光中継器。
  22. 第1の光通信回線に、
    第1の主信号光と、該第1の主信号光と異なる波長を有する第1の監視信号光とからなる第1の信号光を増幅する第1の光増幅器と、
    前記第1の信号光を分岐する第1の光分岐器と、
    分岐された前記第1の信号光を遮断または透過する第1の光遮断手段と、
    透過された前記第1の信号光のうち、第1の監視信号光のみを選択的に反射する第1の波長選択型反射手段と、
    反射された前記第1の監視信号光を、前記第1の光遮断手段及び前記第1の光分岐器を介して、前記第1の光通信回線と対向する第2の光通信回線に向けて送信する第1の光転送経路と、
    送信された前記第1の監視信号光を、前記第2の光通信回線に送信する第1の光合成器と
    を備え、
    前記第2の光通信回線に、
    第2の主信号光と、該第2の主信号光と異なる波長を有する第2の監視信号光とからなる第2の信号光を増幅する第2の光増幅器と、
    前記第2の信号光を分岐する第2の光分岐器と、
    分岐された前記第2の信号光を遮断または透過する第2の光遮断手段と、
    透過された前記第2の信号光のうち、第2の監視信号光のみを選択的に反射する第2の波長選択型反射手段と、
    反射された前記第2の監視信号光を、前記第2の光遮断手段及び前記第2の光分岐器を介して、対向する前記第1の光通信回線に向けて送信する第2の光転送経路と、
    送信された前記第2の監視信号光を、前記第1の光通信回線に送信する第2の光合成器と
    を備えることを特徴とする光中継器。
  23. 前記第1の光分岐器は、前記第1の光増幅器の出力側に、
    前記第2の光分岐器は、前記第2の光増幅器の出力側に、
    前記第1の光合成器は、前記第2の光増幅器の入力側に、
    前記第2の光合成器は、前記第1の光増幅器の入力側に
    それぞれ備えられ、前記第1の光転送経路は、前記第1の光分岐器の一端子と前記第1の光合成器の一端子とを接続し、前記第2の光転送経路は、前記第2の光分岐器の一端子と前記第2の光合成器の一端子とを接続していることを特徴とする請求項22に記載の光中継器。
  24. 前記第1及び前記第2の光合成器は、光分岐器を兼ね、その残りの端子には、さらに、第3及び第4の光遮断手段、第3及び第4の波長選択型反射手段が、それぞれ備えられていることを特徴とする請求項22または請求項23に記載の光中継器。
  25. 前記第1及び前記第2の光合成器の残りの端子には、第1及び第2の受光手段がそれぞれ備えられていることを特徴とする請求項22または請求項23に記載の光中継器。
  26. 前記第1及び前記第2の光転送経路の途中には、第1及び第2の光アイソレータがそれぞれ備えられていることを特徴とする請求項22または請求項23に記載の光中継器。
  27. 第1の光通信回線に、
    第1の主信号光と、該第1の主信号光と異なる波長を有する第1の監視信号光とからなる第1の信号光を増幅する第1の光増幅器と、
    前記第1の信号光を分岐する第1の光分岐器と、
    分岐された前記第1の信号光を遮断または透過する第1の光遮断手段と、
    透過された前記第1の信号光のうち、第1の監視信号光のみを選択的に反射する第1の波長選択型反射手段と、
    第2の光通信回線に、
    第2の主信号光と、該第2の主信号光と異なる波長を有する第2の監視信号光とからなる第2の信号光を増幅する第2の光増幅器と、
    前記第2の信号光を分岐する第2の光分岐器と、
    分岐された前記第2の信号光を遮断または透過する第2の光遮断手段と、
    透過された前記第2の信号光のうち、第2の監視信号光のみを選択的に反射する第2の波長選択型反射手段と
    を備え、
    さらに、前記第1の信号光と前記第2の信号光には、第3の監視信号光と第4の監視信号光がそれぞれ加えられており、
    前記第1の光通信回線にはさらに、
    前記第1の信号光を分岐する第3の光分岐器と、
    分岐された前記第1の信号光を遮断または透過する第3の光遮断手段と、
    透過された前記第1の信号光のうち、第3の監視信号光のみを選択的に反射する第3の波長選択型反射手段と、
    前記第2の光通信回線にはさらに、
    前記第2の信号光を分岐する第4の光分岐器と、
    分岐された前記第2の信号光を遮断または透過する第4の光遮断手段と、
    透過された前記第2の信号光のうち、第4の監視信号光のみを選択的に反射する第4の波長選択型反射手段と
    を備え、
    前記第1の光分岐器の一端子と前記第2の光分岐器の一端子とを接続し、反射された前記第1の監視信号光と前記第2の監視信号光を、互いに対向する側の光通信回線に送信する第1の光転送経路と、
    前記第3の光分岐器の一端子と前記第4の光分岐器の一端子とを接続し、反射された前記第3の監視信号光と前記第4の監視信号光を、互いに対向する側の光通信回線へ送信する第2の光転送経路と
    を備えることを特徴とする光中継器。
  28. 前記第1の光分岐器は、前記第1の光増幅器の出力側に、
    前記第2の光分岐器は、前記第2の光増幅器の出力側に、
    前記第3の光分岐器は、前記第1の光増幅器の入力側に、
    前記第4の光分岐器は、前記第2の光増幅器の入力側に
    それぞれ備えられ、
    前記第1乃至第4のそれぞれの光分岐器は、光合成器を兼ねていることを特徴とする請求項27に記載の光中継器。
  29. ある一方の光通信回線に、前記光遮断手段と前記波長選択型反射手段が直列に接続されたものが、並列に複数備えられており、これらの前段に備えられた光分岐器で1つに束ねられていることを特徴とする請求項1乃至請求項21のいずれか1項に記載の光中継器。
  30. 前記各光遮断手段の前段に、後段に備えられた前記各波長選択型反射手段とは異なる波長を反射する波長選択型反射手段がさらに備えられていることを特徴とする請求項22乃至請求項29のいずれか1項に記載の光中継器。
  31. 前記第1及び前記第2の光転送経路の途中には、第1及び第2の光レベル調整器がそれぞれ備えられていることを特徴とする請求項22乃至請求項30にいずれか1項に記載の光中継器。
  32. 対向する2つの光通信回線と、
    前記対向する2つの光通信回線の途中に配置されている光中継器と
    を備え、
    前記光中継器には、前記対向する2つの光通信回線の少なくとも一方に、
    主信号光と、該主信号光と異なる波長を有する監視信号光とからなる信号光を増幅する光増幅器と、
    前記一方の光通信回線より前記信号光の一部を分岐する光分岐器と、
    前記光分岐器により分岐された前記信号光を遮断または透過する光遮断手段と、
    前記光遮断手段を透過した前記信号光のうち、前記監視信号光のみを選択的に反射する波長選択型反射手段と、
    前記波長選択型反射手段を反射した前記監視信号光を、再び前記光遮断手段及び前記光分岐器を介して、対向する前記もう一方の光通信回線に向けて送信する光転送経路と、
    前記光転送経路に送信された前記監視信号光を、対向する前記もう一方の光通信回線に送信する光合成器と
    を備えることを特徴とする光中継システム。
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