JP2711941B2 - バラ状物質を包装する装置及び方法 - Google Patents

バラ状物質を包装する装置及び方法

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JP2711941B2 JP6523525A JP52352594A JP2711941B2 JP 2711941 B2 JP2711941 B2 JP 2711941B2 JP 6523525 A JP6523525 A JP 6523525A JP 52352594 A JP52352594 A JP 52352594A JP 2711941 B2 JP2711941 B2 JP 2711941B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、例えばタバコなどの切断されたバラ状物質
を包装する装置に関し、特にパッケージを作製し、アー
バ(筒体)型機械を用いて刻まれたバラ状タバコをパッ
ケージ内に包装する方法に関する。
背景技術 刻まれたバラ状タバコを購入者が各自で巻くタバコ用
にあるいはパイプタバコとして用いるためのパッケージ
包装する場合、特にティーバッグの包装に使われている
市販の機械を用いるのが通例であった。これらの機械
は、円周方向に離間した複数列のポケットを有する回転
分与ドラムを具備し、これらポケットに頭上型給送ホッ
パーの底に設けられた出口からタバコが重力の作用で流
入する。そしてタバコは各ポケットから、回転分与ドラ
ムの外周に接触しながら移動する包装材料の上に一山づ
つ置かれる。回転分与ドラムへの給送用出口を備えたホ
ッパーの下方部は、ドラムに対して移動可能な関係にあ
り、これにより出口からの分与領域を可変としている。
包装の分野においては、バラバラに切断されたあるい
は粉末状の物質をホッパーからパッケージ内へ包装する
技術を教示した数多くの参考文献が存在する。例えば、
Larsonらに発行された米国特許第4,004,398号は、粉末
状の物質をホッパーから形成後のパッケージ内へ給送す
る装置及び方法、さらに粉末状の物質をパッケージ内へ
挿入する圧縮及び/又は突き入れ手段を教示している。
米国特許第4,069,349号は、コーヒなどの物質を包装す
る機械及び方法を教示しており、また形成されつつある
パッケージにコーヒを導くホッパーを使用している。さ
らに米国特許第4,362,784号は、内包装と上包装からな
り、折り畳み構造のパッケージを教示している。さらに
1960年3月11日付けでRose Brothers Limitedに発行さ
れた仏国特許第1,210,874号は、圧縮された物質の矩形
状体を完全に包装する8ステーションタレットを教示し
ており、上記物質は押圧ピストンに連結されたアーチ状
のアクチュエータアームによって、側方及び外側端壁に
よって囲まれた容器内に圧縮される。この装置は、圧縮
体を部分的に形成された矩形状のポケット内で形成す
る。次いで、外側包装容器が圧縮体全体の周囲に折り畳
まれ、熱シールによって閉じられる。しかし上記したこ
れらの参考文献はいずれも、バラ状製品用の連続給送式
で高速の、圧縮、パッケージ包装及び上包み機の使用を
開示していない。
発明の開示 本発明は、パッケージを作製しバラ状の物質をパッケ
ージ内に包装する装置において、回転するアーバ輪と、
各々が入口と出口を有する複数のアーバとを備え、各々
のアーバがアーバ輪に取り付けられた装置に係わる。本
発明の装置は、少なくとも1枚の包装用巻き材料シート
をアーバ輪に給送する手段、前記シートをアーバの周囲
に巻く手段、前記シートの一端をアーバの出口上に折り
畳んで、端部の閉じたパッケージを形成する手段、バラ
状の物質をアーバの入口内に挿入する手段、及びバラ状
の物質を収納したパッケージをアーバから取り出す手段
を具備する。
さらに本発明は、パッケージを作製しバラ状の物質を
パッケージ内に包装する方法において、各々が入口と出
口を有している複数のアーバが取り付けられたアーバ輪
を回転するステップを備える。本発明の方法はさらに、
少なくとも1枚の包装用巻き材料シートをアーバ輪に給
送するステップ、前記シートをアーバの周囲に巻くステ
ップ、前記シートの一端をアーバの出口上に折り畳ん
で、端部の閉じたパッケージを形成するステップ、バラ
状の物質をアーバの入口内に挿入するステップ、及びバ
ラ状の物質を収納したパッケージをアーバから取り出す
ステップを含む。
本発明の目的は、お茶やパイプタバコあるいは購入者
が各自で巻くタバコで用いられるようなバラ状タバコな
どのバラ状物質をパッケージ包装する改良された方法を
提供することにある。
本発明の別の目的は、連続給送される高速機械で刻み
タバコを包装する方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、パッケージを作製し、バラ状の
物質をアーバ型包装機上のパッケージ内に包装する方法
において、パッケージのフォイルつまり内側シールが、
回転する円形輪に取り付けられ外側に突き出た矩形状の
筒の周囲に折り畳まれ、内包装の外側頂端が折り畳まれ
て矩形状のパッケージを形成し、上包装ラベルが内包装
フォイルの周囲に巻かれて折り畳まれ、バラ状のタバコ
が前記筒を介してパッケージ内に挿入され、こうして得
られたパッケージをプランジャが筒から押し出す方法を
提供することにある。
上記の目的は本発明において、回転する円形輪上に複
数の外側に突き出た矩形状の筒「アーバ」を有するアー
バ輪装置を用い、バラ状のタバコをパッケージ包装する
ことによって達成される。タバコ製品をパッケージ包装
するためのパッケージの作製は、内包装フォイルをアー
バ輪に供給し、パッケージ本体より下方にフォイルを延
出させることなく、アーバ筒の周囲にフォイルを巻き付
けることによって行われる。アーバ本体より上方に延び
たフォイルが、矩形状の頂端を形成するように折り畳ま
れる。アーバ輪が回転するにつれ、上包装ラベルがフォ
イル内包装の周囲に巻かれて糊付けされる。上包装ラベ
ルは、アーバ及び内包装フォイルの頂部と底部を越えて
延出している。アーバの頂部を越えて延びた上包装ラベ
ルが折り畳まれて糊付けされ、内包装フォイルの頂端を
覆う上包装の頂端を形成する。バラ状物質のパッケージ
包装は、バラ状のタバコを重量計りをホッパー内に給送
し、そこでタバコが所望のサイズ及び形状に圧縮され、
アーバ輪の回転に応じ包装されたアーバの開放端内に押
し込まれることによって達成される。次いで、タバコを
収納したパッケージがアーバ輪からコンベヤ上に取り出
され、パッケージがコンベヤ上を運ばれるにつれ、パッ
ケージの開放底端が折り畳まれ一体に糊付けされる。
図面の簡単な説明 本発明は、いくつかの図面を通じ同じ参照番号は同じ
部品を表している添付の図面を参照した以下の説明から
より明確に理解されるであろう。
尚図面中: 図1は本発明のバラ状物質包装装置のアーバにフォイ
ルを施す状態を示す等角図; 図2は図1のバラ状物質包装装置のフォイルが巻かれ
たアーバに上包装を施す状態を示す等角図; 図3は図1のバラ状物質包装装置において、想像線で
示されたアーバ輪に対して位置決めされたアーバとクラ
ンプ機構を示す分解斜視図; 図4はアーバ輪に取り付けられた図3のアーバを示す
斜視図; 図5は図1の線断面5-5に沿った側断面図で、バラ状
タバコ製品を受け取る開位置にあるバラ状物質包装装置
の圧縮ホッパーを示す; 図6は図1の線断面6-6に沿った側断面図で、バラ状
物質を圧縮する閉位置にあるバラ状物質包装装置の圧縮
ホッパーを示す; 図7は図6の線断面7-7に沿った側断面図で、圧縮さ
れたバラ状タバコ製品を圧縮ホッパーからアーバ内へ押
し込む往復式のバラ状物質ホッパープランジャ機構を示
す; 図8は図6の線断面8-8に沿った側断面図で、圧縮さ
れたバラ状タバコ製品を圧縮ホッパーから9時の位置に
あるアーバ内へ押し込んでいる往復式のバラ状物質ホッ
パープランジャ機構を示す; 図9は本発明のバラ状物質包装装置、駆動ユニット、
割り出しユニットの平面図; 図10は図9の線10-10に沿った側断面図で、図7及び
図8の圧縮ホッパープランジャを駆動するカム機構を示
す; 図11はアーバ内に対する単一段式取り出しプランジャ
の挿入と同時に、バラ状物質を圧縮し、パッケージの内
端と接触する状態を示す破断側面図; 図12は図11の単一段式取り出しプランジャの破断側面
図で、プランジャの延出とアーバからのパッケージの取
り外しを示す; 図13は図11の単一段式取り出しプランジャの破断側面
図で、プランジャのパッケージからの取り外しを示す; 図14は図11の単一段式取り出しプランジャの破断側面
図で、プランジャのアーバから取り外しを示す; 図15は図9の線15-15に沿った側断面図で、パッケー
ジがアーバ輪上で12時の位置にあるとき、充填されたタ
バコのパッケージを取り外すための往復式パッケージ取
り出しプランジャを駆動するカム機構を示す; 図16は図9の線断面16-16に沿った側断面図で、割り
出しユニットと協働関係にあるバラ状物質包装装置と12
時の位置にある取り出しプランジャを示す; 図17は図16の拡大側面図で、割り出しコンベヤを示
す; 図18は図17に示した割り出しコンベヤユニットの平面
図; 図19は図9に示したバネ負荷式イジェクタの拡大図; 図20はパッケージ内に挿入されると同時に、12時の位
置にあるアーバ内にタバコを圧縮する代替の二段式取り
出しプランジャを示す破断側面図; 図21はタバコの充填されたパッケージをアーバから押
し出している二段式取り出しプランジャの破断側面図; 図22は図20の二段式取り出しプランジャの破断側面図
で、第1段をパッケージから引き出した状態を示す; 図23は図20の二段式取り出しプランジャの破断側面図
で、第1及び第2両段をアーバから引き出した状態を示
す; 図24は図15の取り出しプランジャに代わるものとして
の、ラック及びピニオン型の往復式パッケージ取り出し
プランジャ機構を示す側面図; 図25は本発明のバラ状物質包装装置の実施例の等角図
で、代替のパッケージ取り外し機構を示す; 図26は図25の線断面26-26に沿った側面図で、パッケ
ージ取り出し移動ビームコンベヤを示すと共に、バラ状
物質包装装置から取り外されたパッケージの短辺折り返
しの折り畳みを示す; 図27は図25の線断面27-27に沿った側面図で、長辺折
り返しの糊付けと折り畳みを示す; 図28(a-q)は図1のバラ状物質包装装置によるパッ
ケージの組立を示す複数の斜視図で、各工程が順番に示
してある; 図29は本発明のバラ状物質包装装置を用いて作製され
たフォイル内包装パッケージを示す斜視図; 図30は図29のフォイル内包装パッケージの側面周囲に
巻かれた上包装ラベルを示す斜視図; 図31は図30の完成パッケージの頂端を示す斜視図;及
び 図32は図30の完成パッケージの底面を示す斜視図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 本発明は、タバコ、茶、コーヒなどのバラ状、粉挽状
あるいは繊維状の物質を包装する装置と方法両方を含
む。本発明の好ましい実施例は、購入者が各自で巻くタ
バコ、パイプあるいは噛みタバコとして用いられるよう
なバラ状タバコをパッケージ包装するのに使われる。パ
ッケージ包装される最終的なタバコ製品は通常、パイプ
や標準サイズのタバコ用巻紙に詰めるのに適当な細かい
繊維及び小さい粒子に刻まれている。
図1には、水平軸に対して向きが一致された中心シャ
フト14(図3に示す)を中心に時計方向に回転するアー
バ輪12(想像線で示す)を有するバラ状物質包装装置10
が示してある。複数の外側に突き出た矩形状の筒体「ア
ーバ」16が、回転する円形アーバ輪もしくはタレット12
上に固着されている。アーバ輪12が回転する際、個々の
アーバ16は時計の数字の位置と等しい12の所定の位置で
瞬間的に停止する。
タバコ製品を包装するパッケージの作製は、内包装フ
ォイルをアーバ輪に給送し、パッケージ本体より下方に
フォイルが延出しないようにアーバの周囲にフォイルを
巻き付けることによって完成される。図1に示すよう
に、フォイルロール20からの内包装フォイル18が12時の
位置にあるアーバ16の周囲に巻かれ、2時の位置に示す
ような内包装パッケージ22を形成する。アーバが3時の
位置にあるとき、スリット入れローラ26によって形成さ
れた複数のスリットを有すると共に、第1の糊付け輪28
と第2の糊付け輪30によって同時に施された接着剤を有
する上包装ラベル24が内包装パッケージ22の周囲に巻か
れ、4時の位置に示したような上包装パッケージ32を形
成する。
作製された上包装パッケージ32内へのバラ状物質の詰
め込みは、計量計り(図示せず)からのバラ状タバコを
圧縮ホッパー34内へ給送し、そこでバラ状タバコを所望
の寸法と形状を有する詰め体へ圧縮することによって行
われる。ホッパープランジャ36がバラ状タバコの詰め体
を、9時の位置に位置した包装後のアーバ16の開放端内
へ押し込む。図2に最も明瞭に示してあるように、バラ
状タバコ製品を含むタバコ充填パッケージ38が取り出し
プランジャ36によりアーバ16から押し出されてコンベヤ
上に排出され、パッケージがコンベヤに沿って搬送され
るにつれ、タバコ充填パッケージ38が折り畳まれ糊付け
される。
図3及び図4は、アーバ輪の本体42を越えて延び、複
数のアーバ16、好ましい実施例では図示のように12個の
アーバ16を与える外側リム40もしくはリップを有する。
各アーバ16はアーバ輪12の外周に沿って外側リム40に取
り付けられ、構造的支持手段とバラ状タバコ製品を含む
保持手段を与えると共に、バラ状タバコ製品を収容する
パッケージを作製及び成形するためのフレームを与え
る。
図3及び図4に最も明瞭に示してあるように、各アー
バ16は、4つの側壁:狭い幅の外側壁46(図1に示
す)、狭い幅の内側壁48、及び外側壁46と内側壁48を連
結する一対の広い幅の側壁50、を有するほぼ矩形状の外
側へ突き出た筒44を具備している。アーバ16は、その内
端の周囲へと延びた板材を有する取付フレーム52によっ
て、アーバ輪リム16へ取り外し可能に取り付けられてい
る。また各アーバ16は、アーバ取付フレーム52を越えて
外側へ延び、アーバ輪の本体42へ向かって内側に突き出
た短い拡開部54を有するように設計されている。アーバ
の各壁46、48及び50は充填作業中、バラ状タバコの詰め
体をアーバ16内へ案内するようにわずかに拡開してい
る。
図1-4を参照すれば、アーバ16はアーバ輪12と直交す
る水平軸と一致するように向いている。アーバ16の大部
分は、アーバ輪12から外側へ突き出ている。アーバ16が
アーバ輪12の3時の位置にあるとき、アーバの内外壁46
と48が垂直軸と平行となるように、各アーバ16はアーバ
輪リム40に取り付けられている。
バラ状タバコ製品をパッケージ包装するための各段
は、アーバ輪12が回転し、短い時間間隔で12の各位置つ
まり段において停止するときに生じる。
図1及び図2に最も明瞭に示してあるように、パッケ
ージの作製は、アーバ16が12時の位置にあるときに始ま
る。内包装フォイル18が、アーバ輪12の上方に位置した
フォイルドラム20から引き出される。内包装フォイル18
は一組のアイドラローラ56を介して給送され、12時の位
置にあるアーバ16の前方且つ右側へと下降し心合わせさ
れる。フォイル18はアーバ筒44の先端を越えて外側に延
び、内包装フォイル頂端58を有する容器パッケージを形
成するように折り畳まれる部分を与える。アーバ16が12
時の静止位置に留まっているとき、第1の旋回可能クラ
ンプ60(図3及び図4に最も明瞭に示す)がフォイル18
をアーバ16の幅の広い側壁50に対して保持する。フォイ
ルナイフ64が、フォイル18をアーバ16の周囲に巻くのに
充分な所定の長さで切断する。
アーバ輪12が時計方向に回転するにつれ、アーバ16の
下方と上方にそれぞれ位置したフォイル折り畳み器62
が、アーバ軸に対して直角にアーバ16の周囲にフォイル
18を折り畳み、図28(a-d)に最も明瞭に示してあるよ
うに、第1の縦方向フォイル縁64を内方に折り畳み、次
いで第2の縦方向フォイル縁66を第1のフォイル縁64と
重なるように内方に折り畳む。一対のバネ負荷式ローラ
69が、フォイル18をアーバ16の周囲にぴったりと圧縮す
る。第2の旋回可能シームクランプ65が、両縦方向フォ
イル縁64と66を所定の位置に保持する。アーバ輪12がさ
らに時計方向に回転すると、一対の偏心型フィンガ(図
示せず)がアーバの側壁50を越えて外側へ延びたフォイ
ル18をアーバ筒44の端部周囲に折り畳み、図28(e)に
示すように、第1の内側長辺フォイル端フラップ68とこ
の第1のフラップ68と重なるように折り畳まれた第2の
外側長辺フォイル端フラップ70とを形成する。短辺フォ
イル端フラップ72が、外側へ延びた耳をそれぞれ形成す
る。アーバ16のフランジ部54では、フォイル18がアーバ
16のフランジ部54を越えて延出しないように、アーバ筒
44の周囲に巻かれる。
アーバ16が3時の位置に向かって回転するにつれ、第
1の旋回可能クランプ60がアーバ16から離れる方向に旋
回し、予め決められたサイズの上包装ラベル24がアーバ
16と第1クランプ60との間に位置決めされるのを可能と
する。図28(fとm)に示すようにアーバが3時の位置
にあるとき、スリット入れローラ26によって形成された
複数のスリットを有すると共に、第1の糊付け輪28と第
2の糊付け輪30によって同時に施された接着剤を有する
上包装ラベル24が、内包装パッケージ22と第1のクラン
プ60との間に挿入される。
図1に示すように、上包装ラベル24の一部がアーバ16
の両端を越えて突出し、フォイル内包装パッケージ22の
頂端を覆うように、アーバ16の拡開部54に隣接したラベ
ル底端とアーバ筒44を越えて外側に突き出た重複するラ
ベル頂端の両方を形成する折り畳み部分を与える。アー
バ輪12がさらに回転すると、第1クランプ60がラッパー
(上包装ラベル)24をフォイル内包装パッケージ22に対
して保持し、第2シームクランプ65が解除されて、アー
バ16の下方と上方にそれぞれ配置された一対の折り畳み
器78でラッパー24をフォイル内包装パッケージ22の周囲
に折り畳むためのスペースを与える。折り畳み器78は図
28(g-i及びn)に最も明瞭に示してあるように、第1
の縦方向ラッパー縁80を内方に折り畳み、次いで第2の
縦方向ラッパー縁82を第1のラッパー縁80と重なるよう
に内方に折り畳む。一対のバネ負荷式ローラ68(図示せ
ず)が、ラッパー24を内包装パッケージ22の周囲にぴっ
たりと圧縮する。その後、第2の旋回可能シームクラン
プ65が再び作動され、両縦方向フォイル縁64と66を所定
の位置に保持する。アーバ輪12がさらに時計方向に回転
すると、一対の偏心型フィンガ84が図28(j)に示すよ
うに、アーバ筒44を越えて外側へ延びた短辺ラッパーフ
ラップ85とフォイル内包装パッケージ22の短辺フォイル
短フラップ72とを折り畳む。一対の長辺ラッパー折り畳
み器86が図28(k-l)に示すように、第1の内側長辺ラ
ッパー端フラップ88を内側に折り畳み、この第1のフラ
ップ88と重なるように第2の外側長辺ラッパー端フラッ
プ90を内側に折り畳み、図1のアーバ輪12の7時の位置
に示すように頂端92を有する上包装パッケージ32を形成
する。
アーバが9時の位置で、バラ状タバコがアーバ16の拡
開開放部54内及びアーバ16の筒状本体44内へと挿入もし
くは詰め込みされる。所定量のバラ状タバコが、計りホ
ッパー(図示せず)内で予め計量される。天秤あるいは
計量コンベヤとロードセルのアセンブリなど、バラ状製
品を計量するのには、任意の計量装置による容量測定を
利用することが考えられる。予め測定されたバラ状タバ
コが図5及び図6に示すように、バラ状タバコ製品を寸
法決めし成形するための圧縮ホッパー34内に落下され、
所望の寸法及び密度を有するキューブ体つまり詰め体に
圧縮される。
圧縮ホッパー34の圧縮室94は、アーバ16の幅よりわず
かに小さい幅を有する。圧縮手段は、圧縮室94内に旋回
自在に装着され、圧縮室94の両側壁に取り付けられた中
心軸98を中心に前後に回転する回転圧縮器96を含む。圧
縮器96は中心軸98から、圧縮室94の内側両側壁102(図
7と図8に示す)及び圧縮室94の内端壁104に向かって
延びている。さらに圧縮室94は固定プレート100を有
し、この固定プレート100が、圧縮室94の中心からアー
バ輪12に隣接した側の圧縮ホッパーの内側側壁102及び
内端壁104へと水平面内で延びたフロアを形成してい
る。
アーバ輪12が9時の位置に回転すると、アーバ16の底
が圧縮ホッパー34の固定フロアプレート100と一致す
る。図5に示すように、開つまり「給送」位置にあると
き、圧縮器96は反時計方向に回転してアーバ輪12から遠
ざかり、圧縮室94は開となって、固定フロアプレート10
0が計りホッパーから圧縮器96に給送されているバラ状
のタバコ製品を収容する「フロア」面を形成する。図6
に示すように、圧縮器96はアーバ輪12へ向かって時計方
向に回転し、開いていた圧縮ホッパー34を閉じ、バラ状
のタバコ製品を圧縮室94のフロアプレート100の上方所
定の距離まで圧縮する。この所定の距離は好ましい実施
例において、圧縮されたタバコ製品が外側アーバ壁46、
内側アーバ壁48、及びアーバ両側壁48間の厚さよりわず
かに小さくなるように計算される。圧縮器96はタバコ製
品を圧縮し、アーバ16に従って決まる矩形寸法を有する
キューブ状詰め体を形成する。
圧縮器96は図9に示すように、アーバ輪12の駆動機構
と連接されたカム機構によって動作される。圧縮器96の
サイクルは、時計方向に回転するアーバ輪12と順次その
動作のタイミングが合わされている。カム機構が圧縮器
96を3時の「閉」位置に回転するとき、アーバ16がアー
バ輪12の9時の位置に回転し、バラ状タバコの「詰め
体」を圧縮して、圧縮ホッパープレート100をアーバ輪1
2のアーバ16と一致させる。
図7は図6の断面図で、圧縮ホッパー34を通りこれと
一致した状態にあるアーバ16内へ挿入されるように位置
されたホッパープランジャ106を示す。図8は、圧縮ホ
ッパー34の圧縮器96と圧縮ホッパー34の固定プレート10
0との間で圧縮室94内に水平に配置され、タバコの詰め
体をアーバ16内に押し込んでいるホッパープランジャ10
6を示す。ホッパープランジャ106はホッパープランジャ
カム機構108によって機械的に作動され、アーバ輪12と
順次時間合わせされているので、アーバ輪12が時計方向
に回転して別のアーバ16を一致させる前に、ホッパープ
ランジャ106はアーバ16及び圧縮室94から後退され、こ
れと同時に圧縮器96が反時計方向に回転して3時の「充
填」位置に戻り、以下上記の手順が繰り返される。
図10は、図9に示すような主駆動ユニットに連接され
た好ましい実施例の圧縮ホッパープランジャ106を駆動
するホッパープランジャカム機構108を示す。ホッパー
プランジャカム機構108は、往復移動する自己心出しロ
ッド110に旋回自在に連接されたブロックから形成され
たホッパープランジャ106を備え、ロッド10は支えヨー
クアセンブリ112に連結されている。支えヨークアセン
ブリ112は扇形のギヤアセンブリ116によってホッパープ
ランジャカム114に連結されている。
アーバ輪12が時計方向に回転し、図2に示すように12
時の位置に達すると、単一段式プランジャアセンブリ11
8(図11−図15に示す)または二段式プランジャアセン
ブリ120(図16−図20に示す)などの取り出しプランジ
ャ36を含むパッケージ取り出し手段が、バラ状タバコの
充填されたパッケージ38をアーバ16からコンベヤ手段上
に押し出す。
本発明の好ましい実施例では、単一段式プランジャ11
8をパッケージ取り出し手段として用いる。図11に最も
明瞭に示すように、単一段式プランジャ118は、ブロッ
ク122を含むプランジャヘッド121を具備し、ブロック12
2はアーバ16内に嵌合し、バラ状のタバコ製品を圧縮す
る大きさに寸法決めされている。ブロック122にはそこ
から外側へ延出するようにブレード124が取り付けら
れ、ブレート124はタバコと内側アーバ壁46または外側
アーバ壁48との間を通り、アーバ16内へ所定の距離だけ
突入して内包装パッケージ22の端部と接触し、ブロック
122のアーバ16内への進入を制御してアーバ16内におけ
るバラ状タバコの圧縮を制御する。図12は、タバコの充
填されたパッケージ38を割り出しユニットなどの搬送手
段のポケット126内へ押し出しているプランジャヘッド1
21を示している。その後プランジャヘッド121は、図13
に示すようにタバコの充填されたパッケージ38から後退
され、さらに図14に示すようにアーバ16を通って後退さ
れる。
図15は、単一段式プランジャ118を駆動するためのカ
ム機構を示す。プランジャヘッド121は、複数の案内部
材132によってスライド自在に支持された往復移動する
ロッド128に取り付けられている。ロッド128はギヤ136
に連結された旋回する縦長リンク部材のアセンブリ134
に連結され、ギヤ136はカム機構140に旋回自在に連結さ
れた扇形ギヤ138と協働関係にある。
図2に示すように、単一段式プランジャ118はタバコ
の充填されたパッケージ38をアーバ16から押し出した
後、アーバ16から後退し、次のサイクルのためフォイル
18がアーバ16の周囲に位置決め可能なようにする。また
パッケージ取り出し手段は図9の側面図である図16に示
してあり、この図はタバコの充填されたパッケージ38を
アーバ16から、プランジャ駆動ユニツトによって機械的
に駆動される割り出しコンベヤユニット128のポケット1
26内へ押し出す単一段式プランジャ118を示している。
図17及び図18に最も明瞭に示すように、タバコの充填さ
れたパッケージ38の短辺底端フラップ142が、偏心フィ
ンガ144によって図28(o)に示すように折り畳まれ
る。パッケージ38が割り出しユニット128上を時計方向
に移動するにつれ、第1長辺フラップ折り畳みシールド
146が第1の長辺底端フラップ148を図28(p)に示すよ
うに内側に折り畳む。パッケージ38がさらに移動する
と、コンベヤ糊塗布器150が最初に折り畳まれたフラッ
プ148の上に接着剤を施す。割り出しユニット128がさら
に時計方向に移動するにつれ、第2長辺フラップ折り畳
み器152が第2の長辺底端フラップ154を図28(q)に示
すように、第1の長辺底端フラップ148上に重ねて折り
畳む。次いで、パッケージはヒータ156を通って運ば
れ、接着剤を硬化する。割り出しユニット128の更なる
回転により完成したパッケージは割り出しユニット128
のコンベヤに沿って排出位置に移動し、そこで図9及び
図24に示したようなバネ負荷式イジェクタ158が完成し
たパッケージを割り出しユニット128のコンベヤポケッ
ト126から取り出す。
タバコの充填されたパッケージ38をアーバ16から取り
出す代わりの方法では、二段式プランジャアセンブリ12
0(図20−図24)を用いて、タバコの充填されたパッケ
ージ38をアーバ16から走行コンベヤなどの搬送手段上に
押し出す。
二段式取り出しプランジャ120は、図23及び図24に最
も明瞭に示すように、相互に離間し且つ平行に並べられ
た第1の頂部ロッド160、第2の中央プランジャロッド1
62、及び第3の底部ロッド164からなる3つの縦長ロッ
ド部材を具備している。中央プランジャロッド162の先
端に取り付けられたプランジャヘッド166にプランジャ
ブレード165が装着され、中央プランジャロッド162はア
ーバ輪12から遠ざかる方向に、固定された第1の支持部
材168と固定されたベース支持部材170を通りスライド可
能に延びている。同じく第1の固定支持部材168とベー
ス支持部材170を通りスライド可能に延びた頂部ロッド1
60と底部ロッド164の両先端に、プランジャ圧縮ヘッド1
72が取り付けられている。
一対の同軸状のバネ(図示せず)などの弾性バネ手段
を、プランジャヘッド166とプランジャ圧縮ヘッド172と
の間で、頂部ロッド160と底部ロッド164の周囲に装着し
てもよい。ストッパ手段176がプランジャ圧縮ヘッド172
に取り付けられ、そこから内方へと延び、プランジャ圧
縮ヘッド172がアーバ16内に挿入されている間プランジ
ャヘッド166に当接する。一対のカラー174が、第1の固
定支持部材168とプランジャヘッド166との間で、プラン
ジャ圧縮ヘッド172から所定の距離の位置において、頂
部ロッド160と底部ロッド164にそれぞれ取り付けられて
いる。プランジャヘッド166はアーバ16から引き出され
るとき両カラー174に当接し、その後はプランジャ圧縮
ヘッド172をタバコの充填されたパッケージ38内及びア
ーバ16から引き出す。
図24によれば、二段式取り出しプランジャ120はラッ
ク・ピニオン機構178を用いてギヤ駆動される。ラック
・ピニオン機構178においては、ラック180が第1の固定
支持部材168と第2のベース支持部材170との間の所定位
置で、取付手段により第2の中央プランジャロッド162
に取り付けられている。ラック180はピニオンギヤ182と
協働してアーバ輪12と直交する水平軸に沿って前後に往
復移動し、ピニオンギヤ182は扇形ギヤ186によってカム
機構184に連接され、二段式プランジャ120の突き出し動
作をアーバ輪12の回転と同期させ且つタイミング合わせ
している。
ラック180が往復移動しアーバ輪12の方へ向かうと、
中央ロッド162がプランジャヘッド166をアーバ16の方に
移動し、プランジャ圧縮ヘッド172のストッパ手段176と
接触させ、図20に示すようにプランジャブレード165を
バラ状タバコの詰め体とアーバ16との間でタバコの充填
されたパッケージ38内へ延出させる。プランジャブレー
ド165の先端とプランジャヘッド166との間の距離は一般
にパッケージの長さよりやや小さく、タバコが所望の密
度を越えて圧縮されるのを防いでいる。プランジャブレ
ード165が内包装フォイルパッケージ22の内側フォイル
頂端58に接触する際、プランジャヘッド166が同軸状の
バネ(図示せず)と接触し、プランジャ圧縮ヘッド172
をバラ状タバコの詰め体に対して付勢し、詰め体の大き
い表面積にわたって一様な圧力を加えて詰め過ぎを防ぐ
と共に、プランジャブレード165と協働して図21に示す
ようにタバコの充填されたパッケージ38をアーバ16から
押し出し、図25に示すような走行コンベヤなどのコンベ
ヤ手段上に載せる。プランジャ圧縮ヘッド172はタバコ
に対して、タバコを内包装フォイルパッケージ22内に保
持すると同時に、プランジャブレード165がパッケージ3
8の先端を突き破るのを防ぐのに充分な圧力を加える。
また二段式プランジャ120は、パッケージ38がアーバ1
6から押し出された後、プランジャブレード165をパッケ
ージ38から引き出すのも容易とする。プランジャブレー
ド165がパッケージ38から引き出される際、同軸状バネ
の付勢作用がプランジャ圧縮ヘッド172の取り出しを遅
らせ、プランジャブレード165のタバコ充填パッケージ3
8からの引き出し初期時に、プランジャ圧縮ヘッド172が
わずかな圧力をタバコの詰め体に加えるように調整す
る。プランジャヘッド16とプランジャブレード165両方
がパッケージ38から引き出されると、プランジャヘッド
166が頂部ロッド160と底部ロッド164にそれぞれ固定さ
れたカラー174に接触し、その後は図22に示すように、
両ロッド162と641及びこれらに取り付けられたプランジ
ャ圧縮ヘッド172をパッケージ38から外へそこから離れ
るように移動させる。プランジャブレード165がアーバ1
6を越えて後退すると、次のパッケージ作製及び充填サ
イクルを開始するため、フォイル18がアーバ16の周囲に
巻かれるように位置決めされる。
図25に示すように、タバコ充填パッケージ38は走行ビ
ームコンベヤ188などの搬送手段上に降下する。偏心フ
ィンガ190が上包装パッケージ32の短辺フラップ142をそ
れぞれ折り畳み、一対の折り畳み器192が長辺端フラッ
プ148を内側に折り畳み、タバコ充填パッケージ38を走
行ビームコンベヤ188上に挿入するのに必要なクリアラ
ンスを与える。プッシャ192がパッケージ38を、その側
面を押して搬送する。
図25の取り出し機構と走行ビームコンベヤ188は、図2
6及び図27に側断面図としてより詳しく示してある。バ
ラ状タバコの充填されたパッケージ38はその側面がプッ
シャ192によって押され、同時にタブ手段194がパッケー
ジ38の側方への動きを制限すると共に、案内部材もしく
はシールド196がパッケージ38を正しい向きに方向付け
る。各パッケージ38が走行ビームコンベヤ188の動きに
より前方へ振動される際、複数の旋回可能なドッグ198
がパッケージ38の後方への移動を防ぐ。フラップ広げ器
200が、長辺端フラップ148を広げる。糊などの接着剤
が、長辺端フラップ148の外表面上に施される。そして
パッケージ38が走行ビームコンベヤ188に沿って運ばれ
るにつれ、フラップ折り畳み器202が長辺端フラップ154
を長辺端フラップ148の糊上に重ねて折り畳み、両フラ
ップ148と154を一緒に押し付ける。
包装材料と完成パッケージが図29−図32に示してあ
る。図29は内側に折り畳まれ第2の長辺端フラップ90が
その上に重ねられた第1の長辺端フラップ88を有する内
包装フォイルパッケージ22を示し、短辺端フラップ72が
第1及び第2の長辺端フラップ88と90上にそれぞれ重ね
られ、内包装フォイルパッケージ22の頂端58を形成して
いる。
図30は、内包装フォイルパッケージ22の頂端と底端を
越えて延びるように内包装フォイルパッケージ22の周囲
に折り畳まれた上包装ラベル24を示し、複数のコーナス
リット74が上包装ラベル24の底端に切り込まれ、またタ
バコ巻紙保持スリット76がパッケージ38の片面上に位置
して切り込まれている。
図31及び図32は、短辺内包装頂端フラップ72に重ねて
内側に折り畳まれた短辺上包装頂端フラップ85、短辺上
包装頂端フラップ85上に重ねられた第1の長辺上包装頂
端フラップ88、及び第1の長辺上包装頂端フラップ88上
に重ねられた第2の長辺上包装頂端フラップ90を示して
いる。上包装されたパッケージ32の底端では、両短辺端
フラップ142が内側に折り畳まれて、その上に第1の長
辺端フラップ148が重ねられ、さらにその上に第2の長
辺端フラップ154が重ねて折り畳まれている。
以上は説明だけを目的としたものであること、及び添
付の請求の範囲の各項にとどまらず本発明の範囲及び精
神内で、上記以外の応用も可能なことは充分に理解され
るところであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平3−14693(JP,B2) 米国特許4581004(US,A) 英国公開916877(GB,A) 英国特許884239(GB,B) 仏国特許1210874(FR,B)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッケージを作製しバラ状の物質をパッケ
    ージ内に包装する装置において: a)アーバ駆動装置(14)によって駆動され回転するア
    ーバ輪(12); b)各々が入口(54)と出口(58)を有し、前記アーバ
    輪(12)に取り付けられた複数のアーバ(16); c)少なくとも1枚の包装用巻き材料シート(18)を前
    記アーバ輪(12)に給送する手段; d)前記シート(18)を前記アーバ(16)の1つの周囲
    に巻く手段; e)前記シートの一端(70)を前記アーバ(16)の1つ
    の出口(58)上に折り畳んで、端部の閉じたパッケージ
    を形成する手段; f)バラ状の物質を前記アーバ(16)の1つの入口(5
    4)内に挿入する手段(36、106)で、一定量のバラ状タ
    バコを圧縮し、サイズ決めし、成形し、前記アーバ(1
    6)内へ押し込む手段であることを特徴とし、前記圧縮
    手段が前記アーバ駆動装置(14)に連接され、前記アー
    バ輪(12)の移動に応じて回転圧縮器(96)を作動する
    第1のカム(114)を具備し、前記回転圧縮器(96)が
    圧縮ホッパー(34)内部の圧縮室(94)内に旋回自在に
    取り付けられており、前記押し込み手段が前記アーバ輪
    とタイミング合わせされて前記押し込み手段を作動する
    第2のカム(108)を具備している手段;及び g)押し込みヘッド(122)を前記アーバ(16)の入口
    (54)を通して挿入することにより、バラ状の物質を収
    納した前記パッケージを前記アーバ(16)の1つから取
    り出す手段; を備えた装置。
  2. 【請求項2】一定量のバラ状タバコを前記アーバ(16)
    の1つ内へ押し込む前記手段が往復移動するホッパープ
    ランジャ(106)である請求の範囲第1項に記載のパッ
    ケージを作製しバラ状の物質をパッケージ内に包装する
    装置。
  3. 【請求項3】前記パッケージを前記アーバ(16)の1つ
    から取り出す前記手段が往復移動する取り出しプランジ
    ャ(36)を含む請求の範囲第1項に記載のパッケージを
    作製しバラ状の物質をパッケージ内に包装する装置。
  4. 【請求項4】少なくとも1枚の内包装フォイルシート
    (18)と少なくとも1枚の上包装シート(24)とを含む
    請求の範囲第1項に記載のパッケージを作製しバラ状の
    物質をパッケージ内に包装する装置。
  5. 【請求項5】前記シートを前記アーバ(16)の1つの出
    口の周囲に折り畳む手段(62)を含む請求の範囲第1項
    に記載のパッケージを作製しバラ状の物質をパッケージ
    内に包装する装置。
  6. 【請求項6】バラ状の物質を収納した前記パッケージを
    前記アーバから取り出す前記手段がコンベヤ(128)か
    らなる請求の範囲第1項に記載のパッケージを作製しバ
    ラ状の物質をパッケージ内に包装する装置。
  7. 【請求項7】パッケージを作製しバラ状の物質をパッケ
    ージ内に包装する方法において: a)各々が入口(54)と出口を有している複数のアーバ
    (16)が取り付けられたアーバ輪(12)を回転するステ
    ップ; b)少なくとも1枚の包装用巻き材料シート(18)を前
    記アーバ輪(12)に給送するステップ; c)前記シート(18)を前記アーバ(16)の1つの周囲
    に巻くステップ; d)前記シート(18)の一端(58)を前記アーバ(16)
    の1つの出口上に折り畳んで、端部の閉じたパッケージ
    を形成するステップ; e)バラ状物質の圧縮された詰め体を前記アーバ(16)
    の1つの入口(54)内に挿入するステップ; f)バラ状の物質を収納した前記パッケージ(38)を前
    記アーバ(16)の1つから取り出すステップで、バラ状
    物質の圧縮された詰め体を前記アーバ(16)の1つの入
    口内に挿入する前記ステップが、前記バラ状物質を回転
    圧縮器(96)を用いて圧縮ホッパー(34)内で圧縮し、
    前記圧縮された詰め体を前記アーバ(16)の1つ内に、
    前記回転圧縮器(96)とタイミング合わせされた往復移
    動するホッパープランジャ(106)を用いて挿入し、そ
    の際前記アーバ(16)が前記往復移動するホッパープラ
    ンジャ(106)に隣接して位置するとき、前記プランジ
    ャ(106)が前記圧縮された詰め体を前記アーバ(16)
    の1つ内にを押し入れることを特徴とするステップ; を備えた方法。
  8. 【請求項8】第2のシート(24)または包装用巻き材料
    を前記第1の包装用巻き材料シート(18)の周囲に巻く
    ステップを含む請求の範囲第7項に記載のパッケージを
    作製しバラ状の物質をパッケージ内に包装する方法。
  9. 【請求項9】パッケージを作製しバラ状の物質をパッケ
    ージ内に包装する装置において: a)駆動軸(14)を中心に垂直面内で回転するアーバ輪
    (12)で、各々が入口(54)と出口を有する複数のアー
    バ(16)が取り付けられており、アーバ駆動装置によっ
    て回転されるアーバ輪(12); b)少なくとも1つの内包装材料(18)を前記アーバ
    (16)の1つに給送する手段; c)前記内包装材料(18)を前記アーバ(16)の1つの
    周囲に巻く手段; d)前記内包装材料(18)を前記アーバ(16)の1つの
    出口周囲に折り畳んで、内包装パッケージ(22)を形成
    する手段; e)上包装材料(24)を前記アーバ(16)の1つに給送
    する手段; f)前記上包装材料(24)を前記内包装パッケージの周
    囲に巻く手段; g)前記上包装材料を前記アーバ(16)の1つの出口上
    に折り畳む手段; h)一定量のバラ状物質を圧縮し、サイズ決めし、成形
    し(34)、前記内包装パッケージ(22)内部の前記アー
    バ(16)の1つ内へ押し込む(106)手段で、バラ状物
    質の圧縮された詰め体を前記アーバ(16)の1つの入口
    内に挿入する前記手段が、前記バラ状物質を回転圧縮器
    (96)を用いて圧縮ホッパー(34)内で圧縮し、前記圧
    縮された詰め体を前記アーバ(16)の各々内に、前記回
    転圧縮器(96)とタイミング合わせされた往復移動する
    ホッパープランジャ(106)を用いて挿入し、その際前
    記アーバ(16)が前記往復移動するホッパープランジャ
    (106)に隣接して位置するとき、前記プランジャが前
    記圧縮された詰め体を前記アーバ(16)の1つ内にを押
    し入れることを特徴とする手段; i)バラ状の物質を収納した上包装済みのパッケージ
    (38)を前記アーバ(16)の1つから取り出す手段(3
    6);及び j)前記パッケージ(38)を前記パッケージ包装装置か
    ら搬送する手段(128); を備えた装置。
  10. 【請求項10】前記アーバ(12)がほぼ矩形状で、矩形
    状の筒(44)を形成する4つの側壁(46、48、50)を有
    しており、前記アーバ(16)が取付フレーム(52)によ
    って前記アーバ輪に取り外し可能に取り付けられてお
    り、前記アーバ(16)が前記アーバ輪(12)に直角な水
    平軸内に配置されており、前記アーバ(16)が前記アー
    バ輪(12)から外側へ突き出ている請求の範囲第9項に
    記載のパッケージを作製しバラ状の物質をパッケージ内
    に包装する装置。
  11. 【請求項11】前記各アーバ(16)が前記アーバ取付フ
    レーム(51)を越えて延びた短い拡開部(54)を具備
    し、前記側壁(46、48、50)の各々が圧縮されたバラ状
    のタバコを前記アーバ(16)内に案内するようにわずか
    に拡開している請求の範囲第10項に記載のパッケージを
    作製しバラ状の物質をパッケージ内に包装する装置。
  12. 【請求項12】前記圧縮手段が、水平軸(98)を中心に
    回転し、刻まれたバラ状のタバコ製品を詰め体へと圧縮
    し、成形し、サイズ決めする回転圧縮器(96)を有する
    圧縮ホッパー(34)であることを特徴とする請求の範囲
    第9項に記載のパッケージを作製しバラ状の物質をパッ
    ケージ内に包装する装置。
  13. 【請求項13】前記圧縮ホッパー(34)が: a)アーバ(16)の幅よりわずかに小さい幅を有する圧
    縮室(94)で、内側側壁(102)と一対の隣接した内側
    端壁(104)との間で中心軸から水平面内に延びた固定
    プレート(100)を有し、この固定プレート(100)が圧
    縮室(94)においてアーバと同じ水平面と一致したフロ
    ア面を形成する圧縮室(94); b)前記圧縮室(94)内で水平軸(98)を中心に往復回
    転可能な圧縮器(96)で、前記中心軸から前記圧縮室
    (94)の内側側壁(102)と前方及び後方の内側端壁(1
    04)とに向かって延びている圧縮器(96); c)前記圧縮ホッパー(94)内に水平に配設された往復
    移動するホッパープランジャ(106); d)前記アーバ輪(12)の駆動機構(114)と連接さ
    れ、前記圧縮器のサイクルを前記アーバ輪とタイミング
    合わせして順次作動させるカム機構(108); を備えている請求の範囲第12項に記載のパッケージを作
    製しバラ状の物質をパッケージ内に包装する装置。
  14. 【請求項14】バラ状の物質を収納した上包装パッケー
    ジを前記アーバ内から取り出す前記手段が二段プランジ
    ャ(12)であり、この二段プランジャが: a)ラック・ピニオン機構(178)であって、ピニオン
    (182)が押し出し動作を前記アーバ輪(12)とタイミ
    ング合わせし且つ同期させるカム機構(184)に連接さ
    れており、ラック(180)がピニオン(182)と協働し前
    記アーバ輪(12)に直角な水平軸に沿って前後に往復移
    動するベースを形成しているラック・ピニオン機構; b)前記ラック(180)に取り付けられた第1の固定支
    持部材(168); c)前記第1の固定支持部材(168)から離間している
    が位置合わせされている第2の固定支持部材(170); d)相互に離間しているが平行に並べられており、各々
    が前記第1の固定支持部材(168)と前記第2の固定支
    持部材(170)によってスライド可能に支持されている
    第1の頂部縦長部材(160)、第2の中央縦長部材(16
    2)、及び第3の底部縦長部材(164); e)前記第2の中央縦長部材(162)の先端から延出し
    たプランジャヘッド(166); f)前記プランジャヘッド(166)を越え所定の距離だ
    け外側に突き出たプランジャブレード(165); g)前記第1の頂部縦長部材(160)及び前記第3の頂
    部縦長部材(164)とスライド係合するプランジャ圧縮
    ヘッド(172);及び h)前記プランジャヘッド(166)と前記第1の固定支
    持部材(169)との間で前記プランジャ圧縮ヘッド(17
    2)から所定の距離の位置において、前記第1の頂部縦
    長部材(160)及び前記第3の頂部縦長部材(164)に固
    定された一対のカラー部材(174); を備えている請求の範囲第9項に記載のパッケージを作
    製しバラ状の物質をパッケージ内に包装する装置。
  15. 【請求項15】バラ状の物質をパッケージ包装する方法
    において: a)各々が入口(54)と出口(58)を有しいる複数のア
    ーバ(16)が取り付けられたアーバ輪(12)を回転する
    ステップ; b)前記アーバ(16)の少なくとも1つを第1の材料シ
    ート(18)で、第1の材料(18)が前記アーバ(16)の
    出口端だけを越えて延びるように包むステップ; b)前記第1の材料シート(18)を前記アーバ(16)の
    周囲及び前記アーバ(16)の出口端上に折り畳んで、端
    部の閉じたパッケージを形成するステップ; c)前記アーバを第2の材料シート(24)で、この第2
    の材料シート(24)が前記第1のシートを上包装し、前
    記アーバ(16)の入口端(54)と出口端(58)を越えて
    延びるように包むステップ; d)前記第2の材料シートを前記アーバの周囲及び前記
    アーバ(16)の出口端上に折り畳んで、二重覆いされ端
    部の閉じたパッケージ(92)を形成するステップ; e)バラ状物質の圧縮された詰め体を、往復移動するホ
    ッパープランジャ(106)を備えた回転圧縮器(96)を
    用いて、前記アーバ(16)の入口端を介して前記二重覆
    いされ端部の閉じたパッケージ(92)内に挿入するステ
    ップ; f)前記端部の閉じたパッケージ(92)を、二段プラン
    ジャ(12)を用いて前記アーバ(16)から取り出すステ
    ップ; g)前記端部の閉じたパッケージ(32)の第2の材料シ
    ートを入口端(148)で折り畳み、この入口端(148)で
    一重覆いである閉じられた二重覆いパッケージ(32)を
    形成するステップ; を備えたことを特徴とする方法。
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