JP2711326B2 - ブリ成長ホルモン構造遺伝子dna - Google Patents

ブリ成長ホルモン構造遺伝子dna

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ブリ下垂体組織由
来の樹立されたブリプレ成長ホルモン構造遺伝子のブリ
プレ成長ホルモンをコードするブリ成長ホルモンタンパ
ク質構造遺伝子DNAに関するものである。 【0002】 【従来の技術】哺乳類や鳥類におけると同様に、魚類に
おいても個体の成長には夫々種属に特有な構造をもつ成
長ホルモンが作用し、必須の働きをしている。魚類にお
いて成長ホルモンのアミノ酸配列が従来判明していたの
はサケ成長ホルモンについてのみであり(特開昭60−
214798号公報)、成長ホルモンをコードする構造
遺伝子が解明されていたのもサケ成長ホルモン遺伝子に
ついてのみである(S.Sekineら、Proc. Natl. Acad. Sc
i. USA, 82 4306(1985) )。 【0003】サケ成長ホルモンについては、サケ科の魚
類に投与するとその成長を著しく促進する効果を有する
結果が得られ(特開昭60−214798号公報)、サ
ケ・マスの養殖への応用が考えられている。 【0004】一方、本邦において養殖の最も盛んな魚類
はブリの子ハマチについてであり、ブリ成長ホルモンタ
ンパク質の構造解析や大量生産が必要とされている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ブリ成長ホルモンタン
パク質の構造解析や生理作用の解析、さらにブリ成長ホ
ルモンタンパク質の量産が現在解決を求められている問
題点となっている。 【0006】この問題点の解決のためにまず必要とされ
ることは、ブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子DN
Aの単離と増幅であり、ブリ成長ホルモンタンパク質構
造遺伝子増幅プラスミドの確立である。すなわち、ブリ
成長ホルモンタンパク質構造遺伝子について常に必要な
量を確保できる体制の確立が必要である。 【0007】次には、ブリ成長ホルモンタンパク質を暗
号化しているブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子D
NAの塩基配列を解読することによって、ブリ成長ホル
モンタンパク質構造遺伝子の構造を明らかにすることが
必要である。さらには、解明された構造遺伝子の構造か
ら、ブリ成長ホルモンタンパク質の構造を解明すること
も必要となってくる。 【0008】一方で、単離されたブリ成長ホルモンタン
パク質遺伝子のホルモンタンパク質をコードしている部
分を切り出し、他の大腸菌や枯草菌等の微生物に組込ん
でブリ成長ホルモンタンパク質を大量に生産させること
も可能となってくるものである。 【0009】本発明者らは、ブリ脳下垂体よりプレ成長
ホルモンmRNAを抽出・精製してその相補鎖DNAを
酵素的に合成し、これを二重鎖としたのち大腸菌プラス
ミドに組込むことにより、ブリプレ成長ホルモン構造遺
伝子増幅プラスミドを確立した。クローニングされたブ
リ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子DNAの塩基配列
を解読してブリプレ成長ホルモン遺伝子DNAの構造
(塩基配列)を解明し、遺伝子の解読によってブリ成長
ホルモンタンパク質のアミノ酸配列を解明することによ
って本発明を完成した。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明に係るブリ成長ホ
ルモンタンパク質構造遺伝子DNAは、次のアミノ酸配
列をコードする塩基配列を持つものである。 Ile-Thr-Asp-Ser-Gln-His-Leu-Phe-Ser-Ile-Ala-Val-Ser-Arg-Ile- Gln-Asn-Leu-His-Leu-Leu-Ala-Gln-Arg-Leu-Phe-Ser-Asn-Phe-Glu- Ser-Thr-Leu-Gln-Thr-Glu-Asp-Gln-Arg-Gln-Leu-Asn-Lys-Ile-Phe- Leu-Gln-Asp-Phe-Cys-Asn-Ser-Asp-Tyr-Ile-Ile-Ser-Pro-Ile-Asp- Lys-His-Glu-Thr-Gln-Arg-Ser-Ser-Val-Leu-Lys-Leu-Leu-Ser-Ile- Ser-Tyr-Arg-Leu-Val-Glu-Ser-Trp-Glu-Phe-Ser-Ser-Arg-Phe-Leu- Ser-Gly-Gly-Ser-Ala-Leu-Arg-Asn-Gln-Ile-Ser-Pro-Arg-Leu-Ser- Glu-Leu-Lys-Thr-Gly-Ile-Gln-Leu-Leu-Ile-Thr-Ala-Asn-Gln-Asp- Gly-Ala-Glu-Met-Phe-Ser-Asp-Val-Ser-Ala-Leu-Gln-Leu-Ala-Pro- Tyr-Gly-Asn-Phe-Tyr-Gln-Ser-Leu-Gly-Gly-Glu-Glu-Leu-Leu-Arg- Arg-Asn-Tyr-Glu-Leu-Leu-Ala-Cys-Phe-Lys-Lys-Asp-Met-His-Lys- Val-Glu-Thr-Tyr-Leu-Thr-Val-Ala-Lys-Cys-Arg-Leu-Ser-Pro-Glu- Ala-Asn-Cys-Thr-Leu 【0011】 【発明の実施の形態】以下に本発明をさらに詳しく説明
する。本発明は、ブリ(プレ)成長ホルモンを暗号化し
ているブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子DNAに
関するものである。詳しくは後述する図2及び図3に示
すアミノ酸配列をコードする塩基配列は、後述する配列
番号1の配列表の塩基番号96から 710に至るブリ成長ホ
ルモンタンパク質構造遺伝子DNAに含まれる。このブ
リ(プレ)成長ホルモンを暗号化している構造遺伝子
は、本発明によってはじめて明らかにされた塩基配列を
もつ。 【0012】この構造遺伝子を含むブリ成長ホルモンタ
ンパク質構造遺伝子DNAを切り出し、大腸菌、枯草
菌、酵母、動物細胞に組込むことによって、ブリ成長ホ
ルモンタンパク質を大量に生産させることが可能とな
り、養殖漁業等への応用の道を開くものである。 【0013】このブリプレ成長ホルモン構造遺伝子の塩
基配列は、公表されているサケのプレ成長ホルモン構造
遺伝子(S.Sekine ら、Proc. Natl. Acad, Sci. USA, 82
4306(1985))と比較すると、わずか55%の部分で相同性
があり、45%もの部分で異なっているものである。本発
明で明らかにされたブリプレ成長ホルモン遺伝子の構造
は魚類ではサケに次いで2番目に解明されたものである
が、それらの構造は予想外に相違するものであることが
判明した。 【0014】このブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝
子DNAは、ブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子増
幅プラスミドから得られた。このブリ成長ホルモンタン
パク質構造遺伝子増幅プラスミドは、ブリ成長ホルモン
タンパク質構造遺伝子の塩基配列を備えたものである。
このブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子は、ブリ脳
下垂体組織由来の樹立されたブリプレ成長ホルモン構造
遺伝子から得られたものである。 【0015】このブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝
子増幅プラスミドは、詳しくは次のようにして樹立され
た。 【0016】ブリから摘出したブリ脳下垂体組織をグア
ニジウムチオシアネート溶液中で破砕し、遠心分離によ
りRNA画分を集めた。得られたRNA画分をオリゴd
(T)カラムに通してポリ(A)末尾を有するメッセン
ジャーRNAを濃縮した。濃縮されたポリ(A)RNA
は、プラスミドpSI4001(K.Izui ら、Nucleic Acids
Res. 14 1615(1986))のアンピシリン耐性遺伝子と67個
のポリd(T)連鎖をもつ全長約 2.5kbのクローニン
グ用プライマーとを結合させた後、逆転写酵素でポリ
(A)RNAの相補鎖DNAを合成した。 【0017】更に、5'末端にデオキシヌクレオチド末端
転移酵素で19個のポリd(C)連鎖をつけ、相補鎖DN
A側でない反対側の5'末端のポリd(C)連鎖を含む二
重鎖を制限酵素HindIII 処理で除いた。 【0018】一方、19個のポリ(G)連鎖とHindII
I 接着端を両端に持ち、内部にlacプロモーター1個
とSD配列および翻訳開始コドン(ATG)のセットを
3個もつ全長約 390bpのpSI4001由来のリンカーを
用意しておき、前述の制限酵素HindIII 処理で除い
た画分に加え、RNaseH,DNAポリメラーゼ、D
NAリガーゼを作用させることにより、環状化したメッ
センジャーRNAの相補DNAを持つブリ(プレ)成長
ホルモン構造遺伝子増幅プラスミドを作成した。 【0019】更に、これを大腸菌宿主株DH1に導入
し、寒天培地上に育成したコロニー中のプラスミドの長
さと制限酵素地図と、塩基配列を調べることにより、ブ
リ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子を含むブリプレ成
長ホルモン構造遺伝子の塩基配列を樹立した。 【0020】このようにして得られたブリ成長ホルモン
構造遺伝子増幅プラスミドpyGH1は、ブリ成長ホル
モンタンパク質構造遺伝子を含むブリプレ成長ホルモン
を暗号化するブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子D
NAとpSI4001のアンピシリン耐性遺伝子を含む全長
3,851 塩基対の環状二重鎖構造をもち、その全構造は添
付図面図1および配列番号1に示されたごとくである。 【0021】上記のプラスミドを導入した大腸菌は50〜
100μg/1mlのアンピシリンを含む培養液中で成育
し、前記大腸菌は50μg/1mlのアンピシリンを含む
LB培地で37℃の培養で30〜60分で2倍量となる。 【0022】上記のLB培地組成は次の通りである。 Bactotryptone 10g Yeast Extract 5g NaCl 5g (5N−NaClでpH 7.2〜7.4 に調節しH2 Oを加
えて全量1リットルとする。) 【0023】前培養液1mlを 200ml培地に加え、6
〜8hr、37℃で保温し、 3.2〜4.8 ×108cell/1m
lに達したとき 170μg/mlとなるようにクロラムフ
ェニコール(Chloramphenicol )を加えて更に37℃で16
〜18hr振とう培養すると菌体数は増加しないが、プラ
スミドは40コピー/cellから 200コピー/cellに増加
し、 200ml培地あたり 150〜 300μgのプラスミドが
得られる。 【0024】本ブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝子
増幅プラスミドpyGH1は、pSI4001由来のアンピ
シリン耐性遺伝子(アンピシリン分解酵素遺伝子)を含
む。このため、本プラスミドを取り込んた大腸菌のみ抗
生物質アンピシリンを含む培地中で生育することが出来
る。この培地中で大腸菌を培養することにより、ブリ成
長ホルモンタンパク質遺伝子を大量に増産することが可
能となる。 【0025】本発明のブリ成長ホルモンタンパク質構造
遺伝子DNAは、ブリ成長ホルモンタンパク質を産生す
る。今回はじめてアミノ酸配列が解明されたブリ成長ホ
ルモンタンパク質は、シグナルペプチドが解離した成熟
型のブリ成長ホルモンタンパク質の全構造が添付図面図
2および添付図面図3に示されたごとくの2種類のもの
を産生する。 【0026】これらの構造は従来判明していたサケの成
熟型成長ホルモンのアミノ酸配列(特開昭60−214
798号公報:S.Sekineら、Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA,82 4306(1985))と比較すると相同の部分は68%と少
なく、32%もの部分がまったく異なるアミノ酸配列を示
した。 【0027】本発明により全一次構造が解明されたブリ
成長ホルモンタンパク質は、化学合成法によっても産生
が可能となったものであり、その量産と生理作用機構解
明および養殖漁業に対する応用への道が開かれたもので
ある。 【0028】 【実施例】ブリ下垂体 940mgをグアニジウムチオシア
ネート溶液5ml中にてポリトロンで破砕し、12,000回
転15分と29,000回転19時間の遠心法によって得られたR
NA画分をエタノール沈殿法によって洗浄した。洗浄さ
れたRNA画分を0.1 %ソジウムドデシル硫酸溶液中で
90mgのオリゴd(T)カラムを通して54.0μgの全ポ
リ(A)RNAか得られた。そのうち 5.8μgのポリ
(A)RNAをとり、6μgのプライマーと混合し5単
位の逆転写酵素と40分間反応させた。 【0029】反応物にデオキシヌクレオチド先端転移酵
素にてd(C)連鎖を19個付加してHindIII 処理を
行なった。ここから10分の1量を取り、リンカーを 150
ng加えて反応物を環状化し、RNaseH,DNAポ
リメラーゼ、DNAリガーゼで共有結合させた環状二重
鎖プラスミドを得た。この全量を2×108 個の宿主大
腸菌DH1株にトランスフォームし、10万個のプラス
ミド導入コロニーを得た。このうち 2,800個のコロニー
についてブタ成長ホルモンcDNAのSmaIおよびP
vuIIで切り出した 166塩基対のプローブによりコロニ
ーハイブリダイゼーションを行ない6個の陽性コロニー
を得た。 【0030】6個のうち5個までは同じ長さと構造を持
つfull-length の相補鎖DNAを含むプラスミドを有し
ていたが、残りの1個は部分長の相補鎖DNAを含むプ
ラスミドであった。最も長いプラスミドの1つであるp
yGH1について全塩基配列を決定した。 【0031】 【発明の効果】本発明によれば、ブリ成長ホルモンタン
パク質構造遺伝子DNAの単離と増幅が可能となり、全
一次構造が解明されたブリ成長ホルモンタンパク質は、
化学合成法によっても産生が可能となったものであり、
その量産と生理作用機構解明および養殖漁業に対する応
用への道が開かれる。 【0032】 【配列表】 配列番号:1 配列の長さ:3851 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:環状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:プラスミドpSI4001 株名:pyGH1 個体・単離クローン名:ブリ成長ホルモン 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:96..710 特徴を決定した方法:P 特徴を表す記号:sig peptide 存在位置:96..147 特徴を決定した方法:S 特徴を表す記号:mat peptide 存在位置:148..710 特徴を決定した方法:S 配列 ACAACACACT GAACAACTGA ACTCAGCTCA GATTAAACAG AACCTGAACC TGAAGCAGAC 60 CCTGAACCAG AACCTGAACT GAACCCTGAT CAGCC 95 ATG GAC AGA GTT GTC CTT CTG CTG TCA GTC CTG TCT CTG GGC GTC TCC 143 Met Asp Arg Val Val Leu Leu Leu Ser Val Leu Ser Leu Gly Val Ser TCT CAG CCA ATC ACA GAC AGC CAG CAT CTG TTC TCC ATC GCT GTC AGC 191 Ser Gln Pro Ile Thr Asp Ser Gln His Leu Phe Ser Ile Ala Val Ser 1 5 10 15 AGA ATC CAA AAC CTC CAC CTG CTC GCT CAG AGA CTC TTC TCC AAC TTC 239 Arg Ile Gln Asn Leu His Leu Leu Ala Gln Arg Leu Phe Ser Asn Phe 20 25 30 GAG AGT ACT CTG CAG ACG GAG GAC CAG CGT CAA CTC AAC AAA ATC TTC 287 Glu Ser Thr Leu Gln Thr Glu Asp Gln Arg Gln Leu Asn Lys Ile Phe 35 40 45 CTA CAG GAT TTC TGT AAC TCT GAT TAC ATC ATC AGT CCC ATT GAC AAG 335 Leu Gln Asp Phe Cys Asn Ser Asp Tyr Ile Ile Ser Pro Ile Asp Lys 50 55 60 CAT GAG ACA CAA CGC AGC TCT GTT CTG AAG CTG TTA TCG ATC TCC TAT 383 His Glu Thr Gln Arg Ser Ser Val Leu Lys Leu Leu Ser Ile Ser Tyr 65 70 75 CGA TTG GTG GAG TCT TGG GAG TTC TCC AGT CGC TTT CTG TCT GGA GGT 431 Arg Leu Val Glu Ser Trp Glu Phe Ser Ser Arg Phe Leu Ser Gly Gly 80 85 90 95 TCT GCT CTG AGG AAC CAG ATT TCA CCC AGA CTG TCT GAA CTC AAG ACA 479 Ser Ala Leu Arg Asn Gln Ile Ser Pro Arg Leu Ser Glu Leu Lys Thr 100 105 110 GGA ATC CAA CTG CTG ATC ACA GCC AAT CAG GAC GGA GCA GAG ATG TTC 527 Gly Ile Gln Leu Leu Ile Thr Ala Asn Gln Asp Gly Ala Glu Met Phe 115 120 125 TCT GAC GTC TCG GCC CTC CAG CTC GCT CCA TAT GGA AAC TTC TAT CAG 575 Ser Asp Val Ser Ala Leu Gln Leu Ala Pro Tyr Gly Asn Phe Tyr Gln 130 135 140 AGT CTG GGA GGC GAA GAG TTG CTG AGA CGA AAC TAC GAA TTG CTG GCC 623 Ser Leu Gly Gly Glu Glu Leu Leu Arg Arg Asn Tyr Glu Leu Leu Ala 145 150 155 TGT TTC AAG AAG GAC ATG CAC AAG GTG GAG ACG TAC CTG ACG GTG GCT 671 Cys Phe Lys Lys Asp Met His Lys Val Glu Thr Tyr Leu Thr Val Ala 160 165 170 175 AAA TGT CGG CTC TCT CCA GAA GCT AAC TGC ACC CTG TAG CCCCGTCTCT 720 Lys Cys Arg Leu Ser Pro Glu Ala Asn Cys Thr Leu 180 185 187 CCACAGTGAA GCCTGTCGTT GATGATGTAA TCCTGTATGT TCTCAAGCTC CGCCCCTATG 780 TTAGCATTAG TGTTTACCTC TGTCAGGTGC TGAAGTCCAA ACTGATGATG TCATAGTGAT 840 GTCATACATT CAGCTTGTGA AATAAAGTGT GTTAATTCAA AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA 900 AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA AAAAAGTACC GGGAAAACGA 960 TGGCGTTTCT TACGTCAACG TTTCATTATC TTCTCTCTCA TCCTGCGATT GCCGATCGCA 1020 AGGTGAATCA GCCGCGTGCC TTAATTATGG CACCGACGCG TGAACTTGCC GTGCAGATCC 1080 ATGCCGACGC AGAACGCTGG CGGAAGCTAC TGGCCTGAAG CTGGGTCTGG CTTACGGTGG 1140 TGATGGCTAC GACAAACAGC TGCCTCGCGC GTTTCGGTGA TGACGGTGAA AACCTCTGAC 1200 ACATGCAGCT CCCGGAGACG GTCACAGCTT GTCTGTAAGC GGATGCCGGG AGCAGACAAG 1260 CCCGTCAGGG CGCGTCAGCG GGTGTTGGCG GGTGTCGGGG CGCAGCCATG ACCCAGTCAC 1320 GTAGCGATAG CGGAGTGTAT ACTGGCTTAA CTATGCGGCA TCAGAGCAGA TTGTACTGAG 1380 AGTGCACCAT ATGCGGTGTG AAATACCGCA CAGATGCGTA AGGAGAAAAT ACCGCATCAG 1440 GCGCTCTTCC GCTTCCTCGC TCACTGACTC GCTGCGCTCG GTCGTTCGGC TGCGGCGAGC 1500 GGTATCAGCT CACTCAAAGG CGGTAATACG GTTATCCACA GAATCAGGGG ATAACGCAGG 1560 AAAGAACATG TGAGCAAAAG GCCAGCAAAA GGCCAGGAAC CGTAAAAAGG CCGCGTTGCT 1620 GGCGTTTTTC CATAGGCTCC GCCCCCCTGA CGAGCATCAC AAAAATCGAC GCTCAAGTCA 1680 GAGGTGGCGA AACCCGACAG GACTATAAAG ATACCAGGCG TTTCCCCCTG GAAGCTCCCT 1740 CGTGCGCTCT CCTGTTCCGA CCCTGCCGCT TACCGGATAC CTGTCCGCCT TTCTCCCTTC 1800 GGGAAGCGTG GCGCTTTCTC AATGCTCACG CTGTAGGTAT CTCAGTTCGG TGTAGGTCGT 1860 TCGCTCCAAG CTGGGCTGTG TGCACGAACC CCCCGTTCAG CCCGACCGCT GCGCCTTATC 1920 CGGTAACTAT CGTCTTGAGT CCAACCCGGT AAGACACGAC TTATCGCCAC TGGCAGCAGC 1980 CACTGGTAAC AGGATTAGCA GAGCGAGGTA TGTAGGCGGT GCTACAGAGT TCTTGAAGTG 2040 GTGGCCTAAC TACGGCTACA CTAGAAGGAC AGTATTTGGT ATCTGCGCTC TGCTGAAGCC 2100 AGTTACCTTC GGAAAAAGAG TTGGTAGCTC TTGATCCGGC AAACAAACCA CCGCTGGTAG 2160 CGGTGGTTTT TTTGTTTGCA AGCAGCAGAT TACGCGCAGA AAAAAAGGAT CTCAAGAAGA 2220 TCCTTTGATC TTTTCTACGG GGTCTGACGC TCAGTGGAAC GAAAACTCAC GTTAAGGGAT 2280 TTTGGTCATG AGATTATCAA AAAGGATCTT CACCTAGATC CTTTTAAATT AAAAATGAAG 2340 TTTTAAATCA ATCTAAAGTA TATATGAGTA AACTTGGTCT GACAGTTACC AATGCTTAAT 2400 CAGTGAGGCA CCTATCTCAG CGATCTGTCT ATTTCGTTCA TCCATAGTTG CCTGACTCCC 2460 CGTCGTGTAG ATAACTACGA TACGGGAGGG CTTACCATCT GGCCCCAGTG CTGCAATGAT 2520 ACCGCGAGAC CCACGCTCAC CGGCTCCAGA TTTATCAGCA ATAAACCAGC CAGCCGGAAG 2580 GGCCGAGCGC AGAAGTGGTC CTGCAACTTT ATCCGCCTCC ATCCAGTCTA TTAATTGTTG 2640 CCGGGAAGCT AGAGTAAGTA GTTCGCCAGT TAATAGTTTG CGCAACGTTG TTGCCATTGC 2700 TGCAGGCATC GTGGTGTCAC GCTCGTCGTT TGGTATGGCT TCATTCAGCT CCGGTTCCCA 2760 ACGATCAAGG CGAGTTACAT GATCCCCCAT GTTGTGCAAA AAAGCGGTTA GCTCCTTCGG 2820 TCCTCCGATC GTTGTCAGAA GTAAGTTGGC CGCAGTGTTA TCACTCATGG TTATGGCAGC 2880 ACTGCATAAT TCTCTTACTG TCATGCCATC CGTAAGATGC TTTTCTGTGA CTGGTGAGTA 2940 CTCAACCAAG TCATTCTGAG AATAGTGTAT GCGGCGACCG AGTTGCTCTT GCCCGGCGTC 3000 AACACGGGAT AATACCGCGC CACATAGCAG AACTTTAAAA GTGCTCATCA TTGGAAAACG 3060 TTCTTCGGGG CGAAAACTCT CAAGGATCTT ACCGCTGTTG AGATCCAGTT CGATGTAACC 3120 CACTCGTGCA CCCAACTGAT CTTCAGCATC TTTTACTTTC ACCAGCGTTT CTGGGTGAGC 3180 AAAAACAGGA AGGCAAAATG CCGCAAAAAA GGGAATAAGG GCGACACGGA AATGTTGAAT 3240 ACTCATACTC TTCCTTTTTC AATATTATTG AAGCATTTAT CAGGGTTATT GTCTCATGAG 3300 CGGATACATA TTTGAATGTA TTTAGAAAAA TAAACAAATA GGGGTTCCGC GCACATTTCC 3360 CCGAAAAGTG CCACCTGACG TCTAAGAAAC CATTATTATC ATGACATTAA CCTATAAAAA 3420 TAGGCGTATC ACGAGGCCCT TTCGTCTTCA AGATAAGCTT GCGACCGCTT GCTGCAACTC 3480 TCTCAGGGCC AGGCGGTGAA GGGCAATCAG CTGTTGCCCG TCTCACTGGT GAAAAGAAAA 3540 ACCACCCTGG CGCCCAATAC GCAAACCGCC TCTCCCCGCG CGTTGGCCGA TTCATTAATG 3600 CAGCTGGCAC GACAGGTTTC CCGACTGGAA AGCGGGCAGT GAGCGCAACG CAATTAATGT 3660 GAGTTAGCTC ACTCATTAGG CACCCCAGGC TTTACACTTT ATGCTTCCGG CTCGTATGTT 3720 GTGTGTGGAA TTGTGAGCGG ATAACAATTT CACACAGGAA ACAGCTATGA CCATGACGAA 3780 TTCCCGAGGA AACAGCTATG GATCCCOGAG GAAACAGCTA TGTCGACCTG CAGGGGGGGG 3840 GGGGGGGGGG G 3851
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のブリ成長ホルモンタンパク質構造遺伝
子導入大腸菌プラスミドの構造図である。 【図2】ブリ成長ホルモンタンパク質の全アミノ酸配列
図である。 【図3】ブリ成長ホルモンタンパク質(その2)の全ア
ミノ酸配列図である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.次のアミノ酸配列をコードする塩基配列を持つこと
    を特徴とするブリ成長ホルモン構造遺伝子DNA。 Ile-Thr-Asp-Ser-Gln-His-Leu-Phe-Ser-Ile-Ala-Val-Ser-Arg-Ile- Gln-Asn-Leu-His-Leu-Leu-Ala-Gln-Arg-Leu-Phe-Ser-Asn-Phe-Glu- Ser-Thr-Leu-Gln-Thr-Glu-Asp-Gln-Arg-Gln-Leu-Asn-Lys-Ile-Phe- Leu-Gln-Asp-Phe-Cys-Asn-Ser-Asp-Tyr-Ile-Ile-Ser-Pro-Ile-Asp- Lys-His-Glu-Thr-Gln-Arg-Ser-Ser-Val-Leu-Lys-Leu-Leu-Ser-Ile- Ser-Tyr-Arg-Leu-Val-Glu-Ser-Trp-Glu-Phe-Ser-Ser-Arg-Phe-Leu- Ser-Gly-Gly-Ser-Ala-Leu-Arg-Asn-Gln-Ile-Ser-Pro-Arg-Leu-Ser- Glu-Leu-Lys-Thr-Gly-Ile-Gln-Leu-Leu-Ile-Thr-Ala-Asn-Gln-Asp- Gly-Ala-Glu-Met-Phe-Ser-Asp-Val-Ser-Ala-Leu-Gln-Leu-Ala-Pro- Tyr-Gly-Asn-Phe-Tyr-Gln-Ser-Leu-Gly-Gly-Glu-Glu-Leu-Leu-Arg- Arg-Asn-Tyr-Glu-Leu-Leu-Ala-Cys-Phe-Lys-Lys-Asp-Met-His-Lys- Val-Glu-Thr-Tyr-Leu-Thr-Val-Ala-Lys-Cys-Arg-Leu-Ser-Pro-Glu- Ala-Asn-Cys-Thr-Leu
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