JP2710787B2 - 開放型蓄電池用セパレータ及びその製造方法 - Google Patents

開放型蓄電池用セパレータ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、開放型蓄電池用セパレータ及びその製造方
法に関し、詳細には、蓄電池(但し、密閉型蓄電池を除
く)である開放型蓄電池に用いるセパレータ及びその製
造方法に関する。
(従来の技術) 開放型蓄電池用セパレータ(以降、蓄電池用セパレー
タという)は、開放型蓄電池(以降、蓄電池という)の
正極と負極との電極間隔離機能および電極反応物質の脱
落防止機能を有する事が必要である他、電解液の拡散機
能が優れていることが必要である。また、蓄電池の小型
・高性能化の要求を充たすため、低電気抵抗であり、更
に、電解液濃度低下と共に発生する樹枝状鉛によるショ
ートを防止するために最大細孔径が小さく、且つ厚さの
薄いセパレータが望まれる。
従来、この要求を充たすべく種々の蓄電池用セパレー
タ及びその製造方法が開発されており、小型・高性能・
高寿命蓄電池用のものとして、不織布、充填剤及び樹脂
を含むペースト層、および、開放型蓄電池用ガラスマッ
ト(以下、蓄電池用ガラスマットという)を構成材料と
するものがある。そして、その代表的構成は、2枚の不
織布の間にペースト層を挟着したもの(3層体)に、平
板状の蓄電池用ガラスマットが接着された平板状の一体
成形体よりなるもの(4層体)である。この蓄電池用セ
パレータの厚みは、0.70〜1.20mmであり、1.0mm程度の
ものが比較的多い。
このような蓄電池用セパレータ(4層体)の製造方法
は、2枚の不織布の間にペースト液を挟着して3層体に
する工程と、該3層体への接着剤塗布工程と、該塗布面
への平板状の蓄電池用ガラスマットの接触工程と、乾燥
・成形工程とを有するものである。尚、不織布とペース
ト層とは、ペースト液自体の有する接着力により接着さ
れている。また、3層体と蓄電池用ガラスマットとの接
着は、接着剤により行われるが、接着部分は電気抵抗の
増大を招くので、接着剤は全面に塗布出来ず、局部的、
例えば線状に数個所塗布されるものである。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記の如き蓄電池用セパレータ(4層体)
は、前述のように、3層体と蓄電池用ガラスマットと
は、局部的に塗布された接着剤により接着されているだ
けであるので、極群(電極とセパレータとの積層体)に
組立てる際、接着力が弱いため、両者が剥がれて組込ま
れ、また一部剥がれて3層体が折れて組込まれ、或いは
全体の硬さが弱いため、蓄電池用セパレータが折れて組
込まれてしまう事(以降、剥離・折れ込みという)がし
ばしば発生する。これは、蓄電池用セパレータとしての
機能低下を来すので、重要な問題点であり、その改善が
要望されている。
また、不織布は比較的高価であるので、その使用量の
低減が要望されている。
更に、蓄電池用セパレータの製造方法に関して、前記
の如く、2枚の不織布の間にペースト液を挟着して3層
体にする工程を有するものであり、この挟着が極めて難
しく、高度の技術を要するので、その改善が切望されて
いる。また、次の蓄電池用ガラスマット接触工程の実施
は、上記挟着工程後ペースト液が乾燥してから行われる
ので、上記挟着工程と次工程との間に比較的長い時間差
があり、そのために製造に長時間を要する。その他、挟
着工程と蓄電池用ガラスマット接触工程とを連続工程に
乗せられず、一つのラインで連続的に行えない。かかる
点から、製造方法の簡略化の要望が極めて強い。
本発明は、この様な事情に着目してなされたものであ
って、その目的は従来のものがもつ以上のような問題点
を解消し、不織布使用量が低減し、また3層体と蓄電池
(開放型蓄電池)用ガラスマットとの接着用の接着剤も
不要にし得ると共に、開放型蓄電池用セパレータの製造
方法を簡略化でき、更に極群に組立てる際の剥離・折れ
込みの発生を防止し得る開放型蓄電池用セパレータ及び
その製造方法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を達成するために、本発明は次のような構
成の開放型蓄電池用セパレータ及びその製造方法として
いる。
即ち、請求項1の開放型蓄電池用セパレータは、不織
布と、充填剤及び樹脂を含むペースト層と、開放型蓄電
池用ガラスマットとが、この順に接着され成形された平
板状の一体成形体よりなることを特徴とする開放型蓄電
池用セパレータである。
又、請求項2の製造方法は、不織布と、充填剤及び樹
脂を含むペースト層と、開放型蓄電池用ガラスマットと
が、この順に接着され成形された平板状の一体成形体よ
りなる開放型蓄電池用セパレータの製造方法であって、
不織布の片方の面に、充填剤及び樹脂を含むペースト液
を塗布し、次いで該塗布面に開放型蓄電池用ガラスマッ
トを接触させ、乾燥し、成形することを特徴とする開放
型蓄電池用セパレータの製造方法である。
又、請求項3の製造方法は、前記不織布への塗布に用
いるペースト液が粘度:1000cps以上の粘性を有するペー
スト液である請求項2記載の開放型蓄電池用セパレータ
の製造方法である。
(作 用) 本発明に係る開放型蓄電池用セパレータ(以下、蓄電
池用セパレータという)の製造方法は、前記の如く、不
織布の片方の面に、充填剤及び樹脂を含むペースト液を
塗布し、次いで該塗布面に開放型蓄電池用ガラスマット
(以下、蓄電池用ガラスマットという)を接触させ、乾
燥し、成形するものである。
上記ペースト液は、樹脂を含むので該樹脂作用に基づ
く接着力を有するものにし得る。また、ペースト液は、
ペースト層になったとき、セパレータの機能を発揮する
ものであるので、全面に塗布し得る。また、全面に塗布
するのが普通である。故に、このペースト液の接着力に
より、不織布と、ペースト層と、蓄電池用ガラスマット
とが各々全面接着された板状の一体成形体よりなる蓄電
池用セパレータ(3層体)が得られる。
このように、蓄電池用ガラスマットを全面接着させら
れるので、蓄電池用ガラスマットが局部的に接着された
従来の4層体に比較し、セパレータ全体の硬さも向上
し、接着力も強くできる。
また、ペースト液は、充填剤及び樹脂を含むので、こ
れが乾燥・固化してペースト層となった時、ペースト層
中の充填剤は樹脂により結合される。そのため、充填剤
はペースト中に安定して保持される。従って、低電気抵
抗であり、且つ最大細孔径が小さいセパレータとして安
定した機能を発揮し得る。
更に、上記製造方法は、工程面から観ると、不織布へ
のペースト液の塗布工程と、該塗布面への蓄電池用ガラ
スマットの接触工程と、乾燥・成形工程とを有するもの
である。この塗布工程と接触工程とは、時間差が小さい
程よい。時間差が大き過ぎるとペースト液が乾燥し、ペ
ースト液の接着作用が減少し、接着力が弱くなるからで
ある。
従って、塗布工程と接触工程とは、ほぼ同時に行い得
るものであり、連続工程に乗せることができる。そのた
め、蓄電池用セパレータの製造方法を簡略化できる。例
えば、下記の如く、塗布工程と接触工程とを一つのライ
ンで行い得る。
即ち、本発明に係る蓄電池用セパレータの製造方法を
実施するための製造装置と製造状況の一例を、第1図に
概略図で示す。この図から判るように、ロールして設け
た不織布(1)から送り出された不織布(2)は、不織
布走行機構(図示していない)により、ローラ(6)及
び(7)を介して図面の右方から左方へ走行する。この
走行の際、不織布(2)はローラ(7)の上方に配され
たペースト液槽(3)内のペースト液(4)が塗布され
る。このとき、塗布厚の調整は、ペースト液槽(3)の
端部に設けられたコータ(8)により行われる。
ペースト液が塗布された不織布(10)は、図面左方へ
走行するが、その途中において、ガラスマット送り出し
機構(5)により平板状の蓄電池用ガラスマット(9)
が落下し、ペースト液塗布面上に乗せられる。図におい
て、(9)が落下状態の蓄電池用ガラスマットを示すも
のである。
ペースト液(4)及び蓄電池用ガラスマット(9)が
付着された不織布(11)は乾燥炉(12)により乾燥さ
れ、次いで切断機(13)で切断され、平板状の蓄電池用
セパレータ(14)となる。
上記例示の如く、塗布工程と接触工程とを一つのライ
ンで連続して行うことができる。また、更にこれらの工
程と乾燥・成形工程とを一つのラインで行うこともでき
るので、全工程を一つのラインで連続して行うことも可
能である。
本発明に係る蓄電池用セパレータ(開放型蓄電池用セ
パレータ)は、前述の如く、不織布と、充填剤及び樹脂
を含むペースト層と、蓄電池用ガラスマット(開放型蓄
電池用ガラスマット)とが、この順に接着され成形され
た平板状の一体成形体よりなるものである。このような
蓄電池用セパレータは、上記のような製造方法によって
作られる。
従って、蓄電池用ガラスマットの接着力が強いものに
できる。簡単に製造できる。また、低電気抵抗であり、
且つ最大細孔径が小さい蓄電池用セパレータとして安定
した機能を発揮し得る。
更に、1枚の蓄電池用セパレータについて、1枚の不
織布を有するものであるので、従来の蓄電池用セパレー
タ(4層体)の場合に比較して、不織布使用量が半分に
低減される。また、従来の蓄電池用セパレータの場合に
部分接着のために必要であった接着剤が、不要となる。
尚、不織布、ペースト層、蓄電池用ガラスマットの3
層がこの順ではなく、他の順である場合は、これまで述
べてきたような作用効果が得られない。例えば、ペース
ト層、不織布、蓄電池用ガラスマットの順である場合
は、不織布と蓄電池用ガラスマットとを接着するための
接着剤塗布工程が必要であり、工程を簡略化できない。
また、不織布でペースト層が保護されていないので、セ
パレータ使用時にペースト層が脱落し易いものとなる。
また、ペースト層、蓄電池用ガラスマットの2層だけ
であると、ペースト層が脱落し易いものとなるだけでな
く、大きなピンホールが存在し易く、該ピンホール発生
はペースト層の厚みを大きくすれば解決されるが、ペー
スト層が厚くなると電気抵抗が高くなるという支障が生
じてくる。
本発明に係る蓄電池用セパレータ及びその製造方法に
おいて、不織布としては耐酸性及び耐酸化性を有するも
のが好適であり、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
アクリル或いはポリエステル等の不織布を使用できる。
ペースト層或いはペースト液に関し、その中に含まれ
る充填剤としては、ケイ素主体の無機粉末が好適であ
り、例えばケイソウ土、パーライト、ゼオライト、ケイ
酸、ホワイトカーボン、コロイダルシリカ等の粉末が使
用できる。
樹脂としては、耐酸性および耐酸化性を有するものが
好適であり、ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポリ
エステル、ポリアクリルスチレン、ポリ塩化ビニル、ス
チレンブタジエンラバー、ニトリルブタジエンラバー等
の樹脂または樹脂エマルジョンが使用できる。
ペースト液の粘度に関し、それが高い程優れた接着力
が得られるので、粘度は高い方が良く、望ましくは1000
cps以上にするのが良い。充填剤及び樹脂だけの添加だ
けでは、この粘度が得られず、接着力が不充分である場
合は、この他に増粘剤を添加することが望ましい。
増粘剤としては、ポリアクリル酸ソーダ、ゼラチン、
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルローズ等
が使用できる。
尚、開放型蓄電池とは、密閉型でない蓄電池のことで
ある。即ち、開放型蓄電池とは、密閉型蓄電池以外の蓄
電池、換言すると、蓄電池(但し、密閉型蓄電池を除
く)のことである。
(実施例) 本発明の実施例を以下に説明する。尚、これらの実施
例は、全て前記説明した第1図の製造装置と同様の装置
を用いて行った。
実施例1 パーライト粉末80部およびホワイトカーボン粉末20部
からなる充填剤100部と、スチレンブタジエンラバー40
%を含有するエマルジョン100部とを、水に分散させた
後、増粘剤を添加して、粘度400cpsに調整した。
この調整液をペースト液とし、これをポリエステルの
不織布(厚さ:70μm)の片方の面に塗布した。その塗
布厚は、0.2mmとした。
次いで、この塗布したペースト液が乾燥しない中に該
塗布面に平板状の蓄電池用ガラスマット(開放型蓄電池
用ガラスマット)を乗せ、その状態で170℃に加熱し
た。尚、加圧力は、蓄電池用ガラスマットの自重だけで
ある。
乾燥・成形後、不織布、ペースト層及び蓄電池用ガラ
スマットの3層が接着された蓄電池用セパレータ、即
ち、不織布とペースト層と蓄電池用ガラスマットとがこ
の順に接着され成形された平板状の一体成形体よりなる
蓄電池用セパレータが得られた。3層は全面接着されて
おり、しっかりとした板状の一体品となっていた。
このようにして得られた蓄電池用セパレータについ
て、電気抵抗および最大細孔径を測定し、蓄電池用セパ
レータとしての性能評価試験を行った。以下記述する最
大細孔径は、この最大細孔径測定値の平均値である。
試験の結果、電気抵抗は0.00058Ω・100cm2/枚、最大
細孔径は42μmであった。
実施例2 ペースト液の粘度を750cpsに調整した。このペースト
液の粘度を除いて、実施例1と同様の方法で平板状の蓄
電池用セパレータを得、実施例1と同様の試験を行っ
た。
その結果、電気抵抗は0.00051Ω・100cm2/枚、最大細
孔径は18μmであった。
実施例3 ペースト液の粘度を1100cpsに調整した。このペース
ト液の粘度を除いて、実施例1と同様の方法により平板
状の蓄電池用セパレータを得、実施例1と同様の試験を
行った。
その結果、電気抵抗は0.00061Ω・100cm2/枚、最大細
孔径は11.2μmであった。
実施例4 ペースト液の粘度を3300cpsに調整した。このペース
ト液の粘度を除いて、実施例1と同様の方法で平板状の
蓄電池用セパレータを得た。そして、実施例1と同様の
試験、更に寿命のバロメータである耐酸化時間を測定し
た。
その結果、電気抵抗は0.00060Ω・100cm2/枚、最大細
孔径は7.5μmであった。また、耐酸化時間は、230Hr/
枚であった。
実施例5 ケイソウ土90部およびホワイトカーボン20部からなる
充填剤100部と、ポリメタクリレート30%を含むエマル
ジョン100部とを、水に分散させた後、増粘剤を添加し
て粘度4000cpsに調整した。
この調整液をペースト液とし、それ以降の工程は実施
例1と同様の方法として平板状の蓄電池用セパレータを
得、実施例4と同様の試験を行った。
その結果、電気抵抗は0.00074Ω・100cm2/枚、最大細
孔径は8.4μmであった。また、耐酸化時間は、190Hr/
枚であった。
(発明の効果) 本発明に係る開放型蓄電池用セパレータ及びその製造
方法によれば、平板状の開放型蓄電池用セパレータとし
て必要な機能、特性の低下を招くことなく、以下のよう
な効果が得られる。
従来の平板状の開放型蓄電池用セパレータ(4層体)
による場合に比較し、不織布使用量が半分に低減され
る。
また、ペースト液の挟着工程が不要であり、その代わ
りにペースト液の塗布を行えばよいので、高度の技術を
要せず、平板状の開放型蓄電池用セパレータの製造が簡
単にでき、又、その製造に際して接着剤の塗布工程(接
着剤による平板状の開放型蓄電池用ガラスマットの接着
工程)が不要である。また、上記ペースト液の塗布工程
から平板状の開放型蓄電池用ガラスマットの接触工程、
乾燥・成形工程までに到る全工程を一つのラインで連続
して行う事ができるようになる。従って、平板状の開放
型蓄電池用セパレータの製造方法を簡略化できる。
更に、平板状の開放型蓄電池用セパレータの構成材、
特に平板状の開放型蓄電池用ガラスマットが全面接着さ
れるので、構成材間の接着力を強くできる。従って、極
群に組立てる際の剥離・折れ込みの発生を防止し得るよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る蓄電池用セパレータの製造方法
を実施するための製造装置と製造状況の一例を示す図で
ある。 (1)……ロールして設けた不織布、(2)……送り出
された不織布、(3)……ペースト液槽、(4)……ペ
ースト液、(5)……ガラスマット送り出し機構、
(6),(7)……ローラ、(8)……コータ、(9)
……落下状態の蓄電池用ガラスマット、(10)……ペー
スト液が塗布された不織布、(11)……ペースト液
(4)及び蓄電池用ガラスマット(9)が付着された不
織布、(12)……乾燥炉、(13)……切断機、(14)…
…蓄電池用セパレータ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不織布と、充填剤及び樹脂を含むペースト
    層と、開放型蓄電池用ガラスマットとが、この順に接着
    され成形された平板状の一体成形体よりなることを特徴
    とする開放型蓄電池用セパレータ。
  2. 【請求項2】不織布と、充填剤及び樹脂を含むペースト
    層と、開放型蓄電池用ガラスマットとが、この順に接着
    され成形された平板状の一体成形体よりなる開放型蓄電
    池用セパレータの製造方法であって、不織布の片方の面
    に、充填剤及び樹脂を含むペースト液を塗布し、次いで
    該塗布面に開放型蓄電池用ガラスマットを接触させ、乾
    燥し、成形することを特徴とする開放型蓄電池用セパレ
    ータの製造方法。
  3. 【請求項3】前記不織布への塗布に用いるペースト液が
    粘度:1000cps以上の粘性を有するペースト液である請求
    項2記載の開放型蓄電池用セパレータの製造方法。
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