JP2710423B2 - オンラインアプリケーションプログラム間通信方式 - Google Patents

オンラインアプリケーションプログラム間通信方式

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JP2710423B2 JP1242916A JP24291689A JP2710423B2 JP 2710423 B2 JP2710423 B2 JP 2710423B2 JP 1242916 A JP1242916 A JP 1242916A JP 24291689 A JP24291689 A JP 24291689A JP 2710423 B2 JP2710423 B2 JP 2710423B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理オンラインシステムに関し、特に同
一ホストコンピュータ内のオンラインアプリケーション
プログラム間通信方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のオンラインアプリケーションプログラ
ム間通信方式は、実回線を2本使用し、ループ状に接続
することにより実現されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のオンラインアプリケーションプログラ
ム間通信方式は、実回線を2本ループ状に接続するた
め、同一ホストコンピュータ内のオンラインアプリケー
ションプログラム間通信では、本来必要としない実回線
を必要とするという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のオンラインアプリケーションプログラム間通
信方式は、特定の仮想端末へメッセージを送信する少な
くとも一つの第1のオンラインアプリケーションプログ
ラムと、他の仮想端末からメッセージを受信する少なく
とも一つの第2のオンラインアプリケーションプログラ
ムとを実行するホストコンピュータにおいて、該第1の
オンラインアプリケーションプログラムと該第2のオン
ラインアプリケーションプログラムとがメッセージを送
受信するオンラインアプリケーションプログラム間通信
方式であって、前記特定の仮想端末が前記第1のオンラ
インアプリケーションプログラムから受信した前記メッ
セージを得て、該メッセージに該特定の仮想端末のアド
レスである送信先アドレスを付す通信制御手段と、前記
通信制御手段から前記メッセージを得るメッセージ送信
手段と、前記メッセージ送信手段から前記メッセージを
得て、該メッセージに付されている前記送信先アドレス
に予め1対1に対応するように設定されている送信元ア
ドレスを、該メッセージに付すアドレス変換手段と、前
記アドレス変換手段から前記メッセージを得るメッセー
ジ受信手段とを備え、前記通信制御手段が、さらに、前
記メッセージ受信手段から前記メッセージを得て、該メ
ッセージに付されている前記送信元アドレスに対応する
前記他の仮想端末に該メッセージを渡し、前記他の仮想
端末が、前記通信制御手段から渡された前記メッセージ
を前記第2のオンラインアプリケーションプログラムへ
送信することを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を表わす図である。
1はホストコンピュータ、2は伝送制御手順に従って
メッセージをバッファ領域内で送受する疑似回線8に送
信するメッセージ送信手段、3は伝送制御手順に従って
疑似回線8からメッセージを受信するメッセージ受信手
段、4はメッセージ送信手段2が送信したメッセージに
含まれる送信先アドレスに予じめ一対一に対応するよう
に決められた値を送信元アドレスとして同一メッセージ
にセットし、メッセージ受信手段3に渡すアドレス変換
手段、5−1〜4はオンラインアプリケーションプログ
ラム6−1〜2の間でメッセージの送受信をすることを
目的とし、あらかじめアドレスとして各々ユニークな値
を与えられたオンラインアプリケーションプログラム対
応の仮想端末、7はオンラインアプリケーションプログ
ラム6−1〜2が仮想端末5−1〜4を介して送信した
メッセージに、仮想端末5−1〜4に与えられたアドレ
スをセットしてメッセージ送信手段に渡し、一方、メッ
セージ受信手段3が受信したメッセージをそのメッセー
ジに含まれる送信元アドレスと等しい値のアドレスが与
えられている仮想端末5−1〜4を介してオンラインア
プリケーションプログラム6−1〜2に渡す通信制御手
段である。
ここで、仮想端末5−1のアドレスに10、仮想端末5
−2のアドレスに11、仮想端末5−3のアドレスに20、
仮想端末5−4のアドレスに21が与えられており、また
アドレス変換手段4は受信したメッセージの送信先アド
レスが10の場合、送信元アドレスに20、送信先アドレス
が11の場合、送信元アドレスに21、送信先アドレスが20
の場合、送信元アドレスに10、送信先アドレスが21の場
合、送信元アドレスに11をセットするものとする。
オンラインアプリケーションプログラム6−1が仮想
端末5−1に対してメッセージを送信した場合、通信制
御手段7はメッセージに仮想端末5−1のアドレス10を
セットしてメッセージ送信手段2に渡す。
渡されたメッセージは、メッセージ送信手段2により
疑似回線8を介してアドレス変換手段4に送信される。
アドレス変換手段4は、メッセージ送信手段2から送信
されたメッセージ中の送信先アドレスが10であるので、
送信元アドレスに20をセットして疑似回線8を介してメ
ッセージ受信手段3に渡される。
メッセージ受信手段3は、渡されたメッセージ中の送
信元アドレスが20であるので、アドレスが20である仮想
端末5−3を介してオンラインアプリケーションプログ
ラム6−2にメッセージが渡される。
同様に、オンラインアプリケーションプログラム6−
2が仮想端末5−4に対して送信した送信アドレス21の
メッセージは、送信先アドレス11が付与されて、アドレ
ス11の仮想端末5−2を介してオンラインアプリケーシ
ョンプログラム6−1に渡される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、疑似回線を使用して、
メッセージ内の送信先アドレスに、予め一対一に対応す
るように決められた値を送信元アドレスとしてセットす
ることにより、実回線を使用せず、端末とメッセージの
送受信をすると同様にホストコンピュータ内のオンライ
ンアプリケーションプログラム間通信が実現できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を表わす図である。 1……ホストコンピュータ、2……メッセージ送信手
段、3……メッセージ受信手段、4……アドレス変換手
段、5−1〜4……仮想端末、6−1〜2……オンライ
ンアプリケーションプログラム、7……通信制御手段、
8……疑似回線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の仮想端末へメッセージを送信する少
    なくとも一つの第1のオンラインアプリケーションプロ
    グラムと、他の仮想端末からメッセージを受信する少な
    くとも一つの第2のオンラインアプリケーションプログ
    ラムとを実行するホストコンピュータにおいて、該第1
    のオンラインアプリケーションプログラムと該第2のオ
    ンラインアプリケーションプログラムとがメッセージを
    送受信するオンラインアプリケーションプログラム間通
    信方式であって、 前記特定の仮想端末が前記第1のオンラインアプリケー
    ションプログラムから受信した前記メッセージを得て、
    該メッセージに該特定の仮想端末のアドレスである送信
    先アドレスを付す通信制御手段と、 前記通信制御手段から前記メッセージを得るメッセージ
    送信手段と、 前記メッセージ送信手段から前記メッセージを得て、該
    メッセージに付されている前記送信先アドレスに予め1
    対1に対応するように設定されている送信元アドレス
    を、該メッセージに付すアドレス変換手段と、 前記アドレス変換手段から前記メッセージを得るメッセ
    ージ受信手段とを備え、 前記通信制御手段が、さらに、 前記メッセージ受信手段から前記メッセージを得て、該
    メッセージに付されている前記送信元アドレスに対応す
    る前記他の仮想端末に該メッセージを渡し、 前記他の仮想端末が、 前記通信制御手段から渡された前記メッセージを前記第
    2のオンラインアプリケーションプログラムへ送信する
    ことを特徴とするオンラインアプリケーションプログラ
    ム間通信方式。
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JPS6320541A (ja) * 1986-07-14 1988-01-28 Nec Corp 仮想計算機間の通信方式

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