JP2707747B2 - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
- Publication number
- JP2707747B2 JP2707747B2 JP1196620A JP19662089A JP2707747B2 JP 2707747 B2 JP2707747 B2 JP 2707747B2 JP 1196620 A JP1196620 A JP 1196620A JP 19662089 A JP19662089 A JP 19662089A JP 2707747 B2 JP2707747 B2 JP 2707747B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- bar
- terminal
- drive
- transistor module
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トランジスタモジュールにて上下アーム
が構成されるインバータ装置に関する。
が構成されるインバータ装置に関する。
第3図はトランジスタモジュールの従来例を示す概要
図、第4図はインバータ回路の一般的な例を示す回路
図、第5図は従来のインバータ構成例を示す構成図であ
る。
図、第4図はインバータ回路の一般的な例を示す回路
図、第5図は従来のインバータ構成例を示す構成図であ
る。
すなわち、パワートランジスタモジュール1には第3
図にも示されるように、パワーコレクタ端子2、パワー
エミッタ端子3、ドライブ用ベース端子4およびドライ
ブ用エミッタ端子5が形成されているが、第4図の如き
インバータ装置を構成するに当たって従来は、直流電源
からのインダクタンスを低減すべくプラス電源バー,マ
イナス電源バーおよび出力バーを互いに近接させるた
め、例えば第5図のように2つのモジュール1を互いに
上下と逆となるように配置するようにしている。なお、
第4図の符号6は平滑用コンデンサ、また第5図の7は
プラス電源バー、8はマイナス電源バー、9は出力バ
ー、10〜13はドライブ用配線をそれぞれ示している。
図にも示されるように、パワーコレクタ端子2、パワー
エミッタ端子3、ドライブ用ベース端子4およびドライ
ブ用エミッタ端子5が形成されているが、第4図の如き
インバータ装置を構成するに当たって従来は、直流電源
からのインダクタンスを低減すべくプラス電源バー,マ
イナス電源バーおよび出力バーを互いに近接させるた
め、例えば第5図のように2つのモジュール1を互いに
上下と逆となるように配置するようにしている。なお、
第4図の符号6は平滑用コンデンサ、また第5図の7は
プラス電源バー、8はマイナス電源バー、9は出力バ
ー、10〜13はドライブ用配線をそれぞれ示している。
しかしながら、このようにするとプラス電源バー7,マ
イナス電源バー8および出力バー9とドライブ用配線1
0,11とが接近するため、パワーブスバー7〜9からの電
磁誘導によって発振したり誤動作したりするという問題
がある。
イナス電源バー8および出力バー9とドライブ用配線1
0,11とが接近するため、パワーブスバー7〜9からの電
磁誘導によって発振したり誤動作したりするという問題
がある。
したがって、この発明の課題は直流電源からのインダ
クタンスの低減を図りつつ、パワーブスバーからの電磁
誘導を受け難くし、パワートランジスタを安全に動作さ
せ得るようにすることにある。
クタンスの低減を図りつつ、パワーブスバーからの電磁
誘導を受け難くし、パワートランジスタを安全に動作さ
せ得るようにすることにある。
パワーエミッタ端子,パワーコレクタ端子およびドラ
イブ端子を有するトランジスタモジュールにて上下アー
ムがそれぞれ構成され、この各上下アームのプラス電源
バー,マイナス電源バーおよび出力バーが互いに接近し
て配置されたインバータ装置において、モジュールの一
方に位置するドライブ用端子に対してパワーコレクタ端
子,パワーエミッタ端子の順に配置されたトランジスタ
モジュールと、これを同一定格,電気的特性を有しドラ
イブ用端子に対してパワーエミッタ端子,パワーコレク
タ端子の順に配置されたトランジスタモジュールとで各
上下アームをそれぞれ構成するとともに、各トランジス
タモジュールのドライブ用端子が互いに同じ側になるよ
うに配置し、さらにこのドライブ用端子側とは反対側に
前記プラス電源バー,マイナス電源バーおよび出力バー
を形成する。
イブ端子を有するトランジスタモジュールにて上下アー
ムがそれぞれ構成され、この各上下アームのプラス電源
バー,マイナス電源バーおよび出力バーが互いに接近し
て配置されたインバータ装置において、モジュールの一
方に位置するドライブ用端子に対してパワーコレクタ端
子,パワーエミッタ端子の順に配置されたトランジスタ
モジュールと、これを同一定格,電気的特性を有しドラ
イブ用端子に対してパワーエミッタ端子,パワーコレク
タ端子の順に配置されたトランジスタモジュールとで各
上下アームをそれぞれ構成するとともに、各トランジス
タモジュールのドライブ用端子が互いに同じ側になるよ
うに配置し、さらにこのドライブ用端子側とは反対側に
前記プラス電源バー,マイナス電源バーおよび出力バー
を形成する。
モジュールの一方に位置するドライブ用端子に対して
パワーコレクタ端子,パワーエミッタ端子の順に配置さ
れたトランジスタモジュールと、ドライブ用端子に対し
てパワーエミッタ端子,パワーコレクタ端子の順に配置
されたトランジスタモジュールとで各上下アームを構成
するとともに、各トランジスタモジュールのドライブ用
端子が互いに同じ側になるように配置し、さらにこのド
ライブ用端子とは反対側にパワーブスバーを形成するこ
とにより、パワーブスバーからの電磁誘導を受け難く
し、パワートランジスタを安全に動作させ得るようにす
る。
パワーコレクタ端子,パワーエミッタ端子の順に配置さ
れたトランジスタモジュールと、ドライブ用端子に対し
てパワーエミッタ端子,パワーコレクタ端子の順に配置
されたトランジスタモジュールとで各上下アームを構成
するとともに、各トランジスタモジュールのドライブ用
端子が互いに同じ側になるように配置し、さらにこのド
ライブ用端子とは反対側にパワーブスバーを形成するこ
とにより、パワーブスバーからの電磁誘導を受け難く
し、パワートランジスタを安全に動作させ得るようにす
る。
第1図にこの発明で用いられるパワートランジスタモ
ジュールの概要を示す。すなわち、同図(イ)に示すも
のは従来と同じものであるが、同図(ロ)に示すもの1A
はパワーコレクタ端子2,パワーエミッタ端子3の配列が
同図(イ)に示すものとは逆になっている。このため、
例えば第2図のようにモジュール1Aを上アーム用、モジ
ュール1を下アーム用として、それぞれのドライブ用端
子4,5が同じ側になるように配置して用いれば、プラス
電源バー7,マイナス電源バー8および出力バー9よりな
るパワーブスバー側から遠い側にドライブ端子4,5を配
置することができる。つまり、ドライブ用配線10〜13を
全て同じ側から引き出すことが可能となる。なお、ここ
ではモジュール1を下アーム用、モジュール1Aを上アー
ム用として用いるようにしたが、パワーブスバーに対す
る接続態様を変えることにより、この関係も逆にするこ
ともできる。また、プラス電源バー,マイナス電源バー
8および出力バー9は従来と同じように、互いに近接し
て配線されていることは言うまでもない。
ジュールの概要を示す。すなわち、同図(イ)に示すも
のは従来と同じものであるが、同図(ロ)に示すもの1A
はパワーコレクタ端子2,パワーエミッタ端子3の配列が
同図(イ)に示すものとは逆になっている。このため、
例えば第2図のようにモジュール1Aを上アーム用、モジ
ュール1を下アーム用として、それぞれのドライブ用端
子4,5が同じ側になるように配置して用いれば、プラス
電源バー7,マイナス電源バー8および出力バー9よりな
るパワーブスバー側から遠い側にドライブ端子4,5を配
置することができる。つまり、ドライブ用配線10〜13を
全て同じ側から引き出すことが可能となる。なお、ここ
ではモジュール1を下アーム用、モジュール1Aを上アー
ム用として用いるようにしたが、パワーブスバーに対す
る接続態様を変えることにより、この関係も逆にするこ
ともできる。また、プラス電源バー,マイナス電源バー
8および出力バー9は従来と同じように、互いに近接し
て配線されていることは言うまでもない。
この発明によれば、パワートランジスタモジュールの
パワーコレクタ端子とパワーエミッタ端子とを上アーム
用と下アーム用とで逆になるようにしたので、ドライブ
用配線をパワーブスバーから遠ざけることができ、これ
によって電磁誘導による発振や誤動作を簡単に防止する
ことができる利点が得られる。
パワーコレクタ端子とパワーエミッタ端子とを上アーム
用と下アーム用とで逆になるようにしたので、ドライブ
用配線をパワーブスバーから遠ざけることができ、これ
によって電磁誘導による発振や誤動作を簡単に防止する
ことができる利点が得られる。
第1図はこの発明で用いられるパワートランジスタモジ
ュールを示す概要図、第2図はこの発明によるインバー
タ構成例を示す構成図、第3図はトランジスタモジュー
ルの従来例を示す概要図、第4図はインバータ回路の一
般的な例を示す回路図、第5図は従来のインバータ構成
例を示す構成図である。 符号説明 1,1A……パワートランジスタモジュール、2……パワー
コレクタ端子、3……パワーエミッタ端子、4……ドラ
イブ用ベース端子、5……ドライブ用エミッタ端子、6
……平滑用コンデンサ、7……プラス電源バー、8……
マイナス電源バー、9……出力バー、10〜13……ドライ
ブ用配線。
ュールを示す概要図、第2図はこの発明によるインバー
タ構成例を示す構成図、第3図はトランジスタモジュー
ルの従来例を示す概要図、第4図はインバータ回路の一
般的な例を示す回路図、第5図は従来のインバータ構成
例を示す構成図である。 符号説明 1,1A……パワートランジスタモジュール、2……パワー
コレクタ端子、3……パワーエミッタ端子、4……ドラ
イブ用ベース端子、5……ドライブ用エミッタ端子、6
……平滑用コンデンサ、7……プラス電源バー、8……
マイナス電源バー、9……出力バー、10〜13……ドライ
ブ用配線。
Claims (1)
- 【請求項1】パワーエミッタ端子,パワーコレクタ端子
およびドライブ端子を有するトランジスタモジュールに
て上下アームがそれぞれ構成され、この各上下アームの
プラス電源バー,マイナス電源バーおよび出力バーが互
いに接近して配置されたインバータ装置において、 モジュールの一方に位置するドライブ用端子に対してパ
ワーコレクタ端子,パワーエミッタ端子の順に配置され
たトランジスタモジュールと、これと同一定格,電気的
特性を有しドライブ用端子に対してパワーエミッタ端
子,パワーコレクタ端子の順に配置されたトランジスタ
モジュールとで各上下アームをそれぞれ構成するととも
に、各トランジスタモジュールのドライブ用端子が互い
に同じ側になるように配置し、さらにこのドライブ用端
子側とは反対側に前記プラス電源バー,マイナス電源バ
ーおよび出力バーを形成することを特徴とするインバー
タ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196620A JP2707747B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196620A JP2707747B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | インバータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365065A JPH0365065A (ja) | 1991-03-20 |
JP2707747B2 true JP2707747B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=16360784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1196620A Expired - Lifetime JP2707747B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2707747B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5579217A (en) * | 1991-07-10 | 1996-11-26 | Kenetech Windpower, Inc. | Laminated bus assembly and coupling apparatus for a high power electrical switching converter |
US5172310A (en) * | 1991-07-10 | 1992-12-15 | U.S. Windpower, Inc. | Low impedance bus for power electronics |
JP4625238B2 (ja) * | 2003-02-07 | 2011-02-02 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
DE102004059313B3 (de) * | 2004-12-09 | 2006-05-04 | Semikron Elektronik Gmbh & Co. Kg | Leistungshalbleitermodul mit verringerten parasitären Induktivitäten |
JP5151466B2 (ja) * | 2007-12-26 | 2013-02-27 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置および電気部品の接続方法 |
JP5644943B2 (ja) | 2011-06-10 | 2014-12-24 | 富士電機株式会社 | 半導体モジュール、上下アームキットおよび3レベルインバータ |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1196620A patent/JP2707747B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0365065A (ja) | 1991-03-20 |
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