JP2000308364A - 半導体電力変換回路 - Google Patents

半導体電力変換回路

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JP2000308364A
JP2000308364A JP11114490A JP11449099A JP2000308364A JP 2000308364 A JP2000308364 A JP 2000308364A JP 11114490 A JP11114490 A JP 11114490A JP 11449099 A JP11449099 A JP 11449099A JP 2000308364 A JP2000308364 A JP 2000308364A
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semiconductor power
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bridge connection
module
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Toshiya Ito
稔弥 伊東
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体電力変換回路としてのブリッジ結線回路
を一体化したモジュールの端子配置を統一して、この半
導体電力変換回路の組み立て作業の標準化し、製作変更
を容易にする。 【解決手段】例えば、インバータ装置を構成する三相ブ
リッジ結線のコンバータ10と三相ブリッジ結線のイン
バータ20とにおいて、コンバータ10の上面の下辺部
に交流側端子(R,S,T)を配置し、コンバータ10
の上面の左辺部および右辺部の双方に直流側端子(P,
N)を配置し、インバータ20の上面の下辺部に交流側
端子(U,V,W)を配置し、インバータ20の上面の
左辺部および右辺部の双方に直流側端子(P,N)を配
置し、コンバータ10の一方のP,N端子それぞれと、
インバータ20の一方のP,N端子それぞれとの間の接
続を接続導体54で行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はインバータ装置,
直流電源装置,AC−AC変換装置などに使用される半
導体電力変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、この種の半導体電力変換回路を
使用したインバータ装置の主回路構成図であり、図9は
図8とは半導体電力変換回路の構成が異なったインバー
タ装置の主回路構成図である。
【0003】すなわち図8,9において、10は半導体
スイッチ素子としてのダイオード11〜16の6個を三
相ブリッジ結線した半導体電力変換回路としてのコンバ
ータ、20は自己消弧形素子としてのトランジスタとダ
イオードとを逆並列接続してなる半導体スイッチ回路2
1〜26の6個(前記k=3)を三相ブリッジ結線した
半導体電力変換回路としてのインバータ、30は自己消
弧形素子としてのトランジスタとダイオードとを逆並列
接続してなる半導体スイッチ回路31〜36の6個を三
相ブリッジ結線した半導体電力変換回路としての回生機
能を有するコンバータ、40はコンバータ10またはコ
ンバータ30の整流電圧を平滑するコンデンサ、図示の
交流側端子R,S,Tそれぞれは商用電源などの交流電
源に接続され、図示の交流側端子U,V,Wそれぞれは
このインバータ装置の出力として負荷に接続される。な
お、図9に示したコンバータ30とインバータ20とは
同一回路構成,同一定格のものでよく、実際にはいずれ
か一方の半導体電力変換回路を2組用いることにより、
このインバータ装置は構成できる。
【0004】図8に示したインバータ装置において、コ
ンバータ10は6個のダイオードを一体化したモジュー
ルを使用し、従来の系列化して市販されている該モジュ
ールは、例えば図10の模式図に示す如く、モジュール
化したコンバータ10の上面の左辺部に交流側端子R,
S,Tが配列され、該コンバータ10の前記上面の右辺
部に直流側端子P,Nが配列された構造になっており、
また、インバータ20はトランジスタとダイオードとを
逆並列接続してなる半導体スイッチ回路2個を一体化し
たモジュールを使用し、このモジュールをブリッジ結線
の上,下アームとしたもの3組使用し、従来の系列化し
て市販されている該モジュールは、例えば図10の模式
図に示す如く、それぞれのモジュールの上面の上辺部に
直流側端子Pが配列され、該モジュールの前記上面の下
辺部に直流側端子Nが配列され、該モジュールの前記上
面の中央部に交流側端子(U,V,Wのいずれか)が配
置された構造になっている。このとき、コンバータ10
およびインバータ20の下面は放熱のために図示しない
同一冷却体に固着され、コンデンサ40は前記直流側端
子P,直流側端子Nのいずれか一端側に接続される。
【0005】また図9に示したインバータ装置におい
て、コンバータ30およびインバータ20はトランジス
タとダイオードとを逆並列接続してなる半導体スイッチ
回路2個を一体化したモジュールをブリッジ結線回路の
上,下アームとしたものを6組使用し、従来の系列化し
て市販されている該モジュールは、例えば図11の模式
図に示す如く、それぞれのモジュールの上面の上辺部に
直流側端子Pが配列され、該モジュールの前記上面の下
辺部に直流側端子Nが配列され、該モジュールの前記上
面の中央部に交流側端子(R,S,T,U,V,Wのい
ずれか)が配置された構造になっている。このとき、コ
ンバータ30およびインバータ20の下面は放熱のため
に図示しない同一冷却体に固着され、コンデンサ40は
前記直流側端子P,直流側端子Nのいずれか一端側に接
続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10,11の模式図
に示した構成の従来のインバータ装置においては、各モ
ジュールのP端子およびN端子間を接続する接続導体5
1〜53それぞれは、互いにその形状が異なり、例えば
図8に示した回路構成のインバータ装置から図9に示し
た回路構成のインバータ装置に製作変更する際には、上
述の接続導体や冷却体の形状,冷却体への取り付け位置
を変更する必要があり、その結果、構成部品の種類の増
大を招き、これらのインバータ装置の組み立て作業およ
び形状の標準化,コストダウンを阻害する要因となって
いる。この発明の目的は上記問題点を解決し、構成部品
の標準化が計れる半導体電力変換回路を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、半導
体スイッチ素子を2m(m=1、2、3、・・・)個用
い、これらの半導体スイッチ素子でブリッジ結線回路を
構成し、該ブリッジ結線回路を一体化したモジュールに
形成する際に、前記ブリッジ結線回路の交流側端子を前
記モジュールの一面の上辺部または下辺部のいずれか一
方に配置し、前記ブリッジ結線回路の直流側端子を前記
モジュールの前記一面の左辺部および右辺部の双方に配
置したことを特徴とした半導体電力変換回路にする。
【0008】第2の発明は、自己消弧形素子とダイオー
ドとを逆並列接続してなる半導体スイッチ回路を2k
(k=1、2、3、・・・)個用い、これらの半導体ス
イッチ回路でブリッジ結線回路を構成し、該ブリッジ結
線回路を一体化したモジュールに形成する際に、前記ブ
リッジ結線回路の交流側端子を前記モジュールの一面の
上辺部または下辺部のいずれか一方に配置し、前記ブリ
ッジ結線回路の直流側端子を前記モジュールの前記一面
の左辺部および右辺部の双方に配置したことを特徴とし
た半導体電力変換回路にする。
【0009】第3の発明は前記第1又は第2の発明の半
導体電力変換回路において、前記モジュールに形成して
なる同一形状の半導体電力変換回路を複数組備え、該複
数組の前記半導体電力変換回路それぞれの前記直流端子
側を近接するように配置し、隣接する一方の前記半導体
電力変換回路の左辺部または右辺部の直流側端子とこの
隣接した他方の前記半導体電力変換回路の右辺部または
左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続することにより、
新たな半導体電力変換回路を形成したことを特徴とす
る。
【0010】第4の発明は、半導体スイッチ素子を2m
(m=1、2、3、・・・)個用い、これらの半導体ス
イッチ素子でブリッジ結線回路を構成し、該ブリッジ結
線回路を一体化したモジュールに形成する際に、該ブリ
ッジ結線回路の交流側端子を前記モジュールの一面の上
辺部または下辺部のいずれか一方に配置し、該ブリッジ
結線回路の直流側端子を該モジュールの前記一面の左辺
部および右辺部の双方に配置した第1の半導体電力変換
回路と、自己消弧形素子とダイオードとを逆並列接続し
てなる半導体スイッチ回路を2k(k=1、2、3、・
・・)個用い、これらの半導体スイッチ回路でブリッジ
結線回路を構成し、該ブリッジ結線回路を一体化したモ
ジュールに形成する際に、該ブリッジ結線回路の交流側
端子を前記モジュール構造の一面の上辺部または下辺部
のいずれか一方に配置し、該ブリッジ結線回路の直流側
端子を該モジュール構造の前記一面の左辺部および右辺
部の双方に配置した第2の半導体電力変換回路とを備
え、前記モジュールに形成した第1の半導体電力変換回
路と前記モジュールに形成した第2の半導体電力変換回
路とを同一形状にし、前記第1の半導体電力変換回路の
前記直流側端子と前記第2の半導体電力変換回路の前記
直流端子側とを近接するように配置し、該第1の半導体
電力変換回路の左辺部または右辺部の直流側端子と該第
2の半導体電力変換回路の右辺部または左辺部の直流側
端子とをそれぞれ接続したことにより、新たな半導体電
力変換回路を形成したことを特徴とする。
【0011】第5の発明は、半導体スイッチ素子を2m
(m=1、2、3、・・・)個用い、これらの半導体ス
イッチ素子でブリッジ結線回路を構成し、該ブリッジ結
線回路を一体化したモジュールに形成する際に、該ブリ
ッジ結線回路の交流側端子を前記モジュールの一面の上
辺部または下辺部のいずれか一方に配置し、該ブリッジ
結線回路の直流側端子を該モジュールの前記一面の左辺
部および右辺部の双方に配置した第1の半導体電力変換
回路を複数組と、自己消弧形素子とダイオードとを逆並
列接続してなる半導体スイッチ回路を2k(k=1、
2、3、・・・)個用い、これらの半導体スイッチ回路
でブリッジ結線回路を構成し、該ブリッジ結線回路を一
体化したモジュールに形成する際に、該ブリッジ結線回
路の交流側端子を前記モジュール構造の一面の上辺部ま
たは下辺部のいずれか一方に配置し、該ブリッジ結線回
路の直流側端子を該モジュール構造の前記一面の左辺部
および右辺部の双方に配置した第2の半導体電力変換回
路を複数組とを備え、前記モジュールに形成した第1の
半導体電力変換回路それぞれと前記モジュールに形成し
た第2の半導体電力変換回路それぞれとを同一形状に
し、前記第1の半導体電力変換回路それぞれの前記直流
端子側を近接するように配置し、隣接する一方の第1の
半導体電力変換回路の左辺部または右辺部の直流側端子
とこの隣接した他方の第1の半導体電力変換回路の右辺
部または左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続し、前記
第2の半導体電力変換回路それぞれの前記直流端子側を
近接するように配置し、隣接する一方の第2の半導体電
力変換回路の左辺部または右辺部の直流側端子とこの隣
接した他方の第2の半導体電力変換回路の右辺部または
左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続し、前記第1の半
導体電力変換回路の前記直流側端子と前記第2の半導体
電力変換回路の前記直流端子側とを近接するように配置
し、該第1の半導体電力変換回路の左辺部または右辺部
の直流側端子と該第2の半導体電力変換回路の右辺部ま
たは左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続したことによ
り、新たな半導体電力変換回路を形成したことを特徴と
する。
【0012】この発明によれば、半導体電力変換回路と
してのハーフブリッジ結線回路,フルブリッジ結線回
路,三相ブリッジ結線回路などを一体化したモジュール
に形成する際に、上述の如き端子配列にすることによ
り、これらのブリッジ結線回路間の接続導体を標準化で
き、さらに同一形状で構成部品が異なる半導体電力変換
回路間の接続導体も標準化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施例
を示す半導体電力変換回路の模式図であり、図8に示し
たインバータ装置の主回路に適用されるものである。す
なわち図1において、半導体スイッチ素子としてのダイ
オードを6(前記m=3)個用い、これらの半導体スイ
ッチ素子で三相ブリッジ結線回路のコンバータ10を構
成し、このコンバータ10を一体化したモジュールに形
成する際に、前記ブリッジ結線回路の交流側端子(R,
S,T)を前記モジュールの上面の下辺部に配置し、前
記ブリッジ結線回路の直流側端子(P,N)を前記モジ
ュールの前記上面の左辺部および右辺部の双方に配置し
ている。また、自己消弧形素子としてのトランジスタと
ダイオードとを逆並列接続してなる半導体スイッチ回路
を6(前記k=3)個用い、これらの半導体スイッチ回
路で三相ブリッジ結線回路のインバータ20を構成し、
このインバータ20を一体化したモジュールに形成する
際に、前記ブリッジ結線回路の交流側端子(U,V,
W)を前記モジュールの上面の下辺部に配置し、前記ブ
リッジ結線回路の直流側端子(P,N)を前記モジュー
ルの前記上面の左辺部および右辺部の双方に配置してい
る。さらにコンバータ10の直流側端子(P,N)とイ
ンバータ20の直流側端子(P,N)との間の接続は接
続導体54により行っている。このとき、コンバータ1
0およびインバータ20の下面は放熱のために図示しな
い同一冷却体に固着され、図8に示したコンデンサ40
はコンバータ10の他方の直流側端子(P,N)間、ま
たはインバータ20の他方の直流側端子(P,N)間に
接続される。
【0014】図2は、この発明の第2の実施例を示す半
導体電力変換回路の模式図であり、図9に示したインバ
ータ装置の主回路に適用されるものである。すなわち図
2において、自己消弧形素子としてのトランジスタとダ
イオードとを逆並列接続してなる半導体スイッチ回路を
6(前記k=3)個用い、これらの半導体スイッチ回路
で三相ブリッジ結線回路のインバータ20および回生機
能付きのコンバータ30を構成し、このインバータ20
および前記コンバータ30それぞれを一体化したモジュ
ールに形成する際に、前記ブリッジ結線回路の交流側端
子(R,S,TまたはU,V,W)を前記モジュールの
上面の下辺部に配置し、前記ブリッジ結線回路の直流側
端子(P,N)を前記モジュールの前記上面の左辺部お
よび右辺部の双方に配置している。さらにコンバータ3
0の直流側端子(P,N)とインバータ20の直流側端
子(P,N)との間の接続は接続導体54により行って
いる。このとき、コンバータ30およびインバータ20
の下面は放熱のために図示しない同一冷却体に固着さ
れ、図9に示したコンデンサ40はコンバータ30の他
方の直流側端子(P,N)間、またはインバータ20の
他方の直流側端子(P,N)間に接続される。
【0015】図1,図2に示した模式図から明らかなよ
うに、前記コンバータとインバータとの配置を入れ換え
てもよく、さらに、コンバータ10とコンバータ30と
を同一形状に製作できることから、図8に示した回路構
成のインバータ装置から図9に示した回路構成のインバ
ータ装置に製作変更することは容易である。
【0016】図3は、この発明の第3の実施例を示す半
導体電力変換回路の模式図であり、図8に示したインバ
ータ装置の主回路に適用されるものである。すなわち図
3において、半導体スイッチ素子としてのダイオードを
2(前記m=1)個用い、これらの半導体スイッチ素子
でハーフブリッジ結線回路を形成し、このハーフブリッ
ジ結線回路を3組でコンバータ10を構成し、このハー
フブリッジ結線回路を一体化したモジュールに形成する
際に、前記ハーフブリッジ結線回路の交流側端子(R,
S,Tのいずれか)を前記モジュールの上面の下辺部に
配置し、前記ハーフブリッジ結線回路の直流側端子
(P,N)を前記モジュールの前記上面の左辺部および
右辺部の双方に配置している。また、自己消弧形素子と
してのトランジスタとダイオードとを逆並列接続してな
る半導体スイッチ回路を2(前記k=1)個用い、これ
らの半導体スイッチ回路でハーフブリッジ結線回路を形
成し、ハーフブリッジ結線回路を3組でインバータ20
を構成し、このハーフブリッジ結線回路を一体化したモ
ジュールに形成する際に、前記ハーフブリッジ結線回路
の交流側端子(U,V,Wのいずれか)を前記モジュー
ルの上面の下辺部に配置し、前記ハーフブリッジ結線回
路の直流側端子(P,N)を前記モジュールの前記上面
の左辺部および右辺部の双方に配置している。さらにコ
ンバータ10およびインバータ20を構成するそれぞれ
のハーフブリッジ結線回路の直流側端子(P,N)間の
接続は接続導体54により行っている。このとき、コン
バータ10およびインバータ20の下面は放熱のために
図示しない同一冷却体に固着され、図9に示したコンデ
ンサ40はコンバータ30の紙面左端の直流側端子
(P,N)間、またはインバータ20の紙面右端の直流
側端子(P,N)間に接続される。
【0017】図3に示した模式図から明らかなように、
前記コンバータとインバータとの配置を入れ換えてもよ
く、さらに、前記インバータを2組用いることにより、
図8に示した回路構成のインバータ装置から図9に示し
た回路構成のインバータ装置に製作変更することは容易
である。
【0018】図4は、この発明の第4の実施例を示す半
導体電力変換回路の模式図であり、図5に示した整流装
置の主回路に適用されるものである。すなわち図4にお
いて、半導体スイッチ素子としてのダイオードを2(前
記m=1)個用い、これらの半導体スイッチ素子でハー
フブリッジ結線回路を形成し、このハーフブリッジ結線
回路を3組でコンバータ60を構成し、このハーフブリ
ッジ結線回路を一体化したモジュールに形成する際に、
前記ハーフブリッジ結線回路の交流側端子(R,S,T
のいずれか)を前記モジュールの上面の下辺部に配置
し、前記ハーフブリッジ結線回路の直流側端子(P,
N)を前記モジュールの前記上面の左辺部および右辺部
の双方に配置している。さらにコンバータ60を構成す
るそれぞれのハーフブリッジ結線回路の直流側端子
(P,N)間の接続は接続導体54により行っている。
このとき、コンバータ60の下面は放熱のために図示し
ない同一冷却体に固着される。
【0019】図6は、この発明の第5の実施例を示す半
導体電力変換回路の模式図であり、図7に示したAC−
AC変換装置の主回路に適用されるものである。すなわ
ち図6において、半導体スイッチ素子としてのダイオー
ドを2(前記m=1)個用い、これらの半導体スイッチ
素子でハーフブリッジ結線回路を形成し、このハーフブ
リッジ結線回路を2組で全波整流回路70を構成し、さ
らに、このハーフブリッジ結線回路を1組で交流スイッ
チ回路80を構成し、これらのハーフブリッジ結線回路
を一体化したモジュールに形成する際に、前記ハーフブ
リッジ結線回路の交流側端子(R,S,ACのいずれ
か)を前記モジュールの上面の下辺部に配置し、前記ハ
ーフブリッジ結線回路の直流側端子(P,N)を前記モ
ジュールの前記上面の左辺部および右辺部の双方に配置
している。また、全波整流回路70および交流スイッチ
回路80を構成するそれぞれのハーフブリッジ結線回路
の直流側端子(P,N)間の接続は接続導体54により
行っている。このとき、全波整流70および交流スイッ
チ回路80の下面は放熱のために図示しない同一冷却体
に固着される。
【0020】図6に示した模式図により構成される図7
に示したAC−AC変換装置は、交流端子R,S間に接
続される単相交流電源の周波数と同一周波数でその振幅
が調整された単相交流電圧を端子AC,S間に出力する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、半導体電力変換回路
としてのハーフブリッジ結線回路,フルブリッジ結線回
路,三相ブリッジ結線回路などを一体化したモジュール
に形成する際に、上述の如き端子配列にすることによ
り、これらのブリッジ結線回路間の接続導体を標準化で
き、さらに同一形状で構成部品が異なる半導体電力変換
回路間の接続導体も標準化できる。その結果、構成部品
の種類の少なくでき、これらの半導体電力変換回路の組
み立て作業および形状の標準化,コストダウンが計れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す半導体電力変換
回路の模式図
【図2】この発明の第2の実施例を示す半導体電力変換
回路の模式図
【図3】この発明の第3の実施例を示す半導体電力変換
回路の模式図
【図4】この発明の第4の実施例を示す半導体電力変換
回路の模式図
【図5】図4に示した半導体電力変換回路の回路構成図
【図6】この発明の第5の実施例を示す半導体電力変換
回路の模式図
【図7】図6に示した半導体電力変換回路の回路構成図
【図8】インバータ装置の回路構成図
【図9】インバータ装置の回路構成図
【図10】従来例を示す半導体電力変換回路の模式図
【図11】従来例を示す半導体電力変換回路の模式図
【符号の説明】
10…コンバータ、11〜16…ダイオード、20…イ
ンバータ、21〜26…半導体スイッチ回路、30…コ
ンバータ、31〜36…半導体スイッチ回路、40…コ
ンデンサ、51〜54…接続導体、60…コンバータ、
70…全波整流回路、80…交流スイッチ回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体スイッチ素子を2m(m=1、2、
    3、・・・)個用い、これらの半導体スイッチ素子でブ
    リッジ結線回路を構成し、該ブリッジ結線回路を一体化
    したモジュールに形成する際に、 前記ブリッジ結線回路の交流側端子を前記モジュールの
    一面の上辺部または下辺部のいずれか一方に配置し、 前記ブリッジ結線回路の直流側端子を前記モジュールの
    前記一面の左辺部および右辺部の双方に配置したことを
    特徴とする半導体電力変換回路。
  2. 【請求項2】自己消弧形素子とダイオードとを逆並列接
    続してなる半導体スイッチ回路を2k(k=1、2、
    3、・・・)個用い、これらの半導体スイッチ回路でブ
    リッジ結線回路を構成し、該ブリッジ結線回路を一体化
    したモジュールに形成する際に、 前記ブリッジ結線回路の交流側端子を前記モジュールの
    一面の上辺部または下辺部のいずれか一方に配置し、 前記ブリッジ結線回路の直流側端子を前記モジュールの
    前記一面の左辺部および右辺部の双方に配置したことを
    特徴とする半導体電力変換回路。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の半導体電力
    変換回路において、 前記モジュールに形成してなる同一形状の半導体電力変
    換回路を複数組備え、 該複数組の前記半導体電力変換回路それぞれの前記直流
    端子側を近接するように配置し、隣接する一方の前記半
    導体電力変換回路の左辺部または右辺部の直流側端子と
    この隣接した他方の前記半導体電力変換回路の右辺部ま
    たは左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続することによ
    り、新たな半導体電力変換回路を形成したことを特徴と
    する半導体電力変換回路。
  4. 【請求項4】半導体スイッチ素子を2m(m=1、2、
    3、・・・)個用い、これらの半導体スイッチ素子でブ
    リッジ結線回路を構成し、該ブリッジ結線回路を一体化
    したモジュールに形成する際に、該ブリッジ結線回路の
    交流側端子を前記モジュールの一面の上辺部または下辺
    部のいずれか一方に配置し、該ブリッジ結線回路の直流
    側端子を該モジュールの前記一面の左辺部および右辺部
    の双方に配置した第1の半導体電力変換回路と、 自己消弧形素子とダイオードとを逆並列接続してなる半
    導体スイッチ回路を2k(k=1、2、3、・・・)個
    用い、これらの半導体スイッチ回路でブリッジ結線回路
    を構成し、該ブリッジ結線回路を一体化したモジュール
    に形成する際に、該ブリッジ結線回路の交流側端子を前
    記モジュール構造の一面の上辺部または下辺部のいずれ
    か一方に配置し、該ブリッジ結線回路の直流側端子を該
    モジュール構造の前記一面の左辺部および右辺部の双方
    に配置した第2の半導体電力変換回路とを備え、 前記モジュールに形成した第1の半導体電力変換回路と
    前記モジュールに形成した第2の半導体電力変換回路と
    を同一形状にし、 前記第1の半導体電力変換回路の前記直流側端子と前記
    第2の半導体電力変換回路の前記直流端子側とを近接す
    るように配置し、該第1の半導体電力変換回路の左辺部
    または右辺部の直流側端子と該第2の半導体電力変換回
    路の右辺部または左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続
    したことにより、新たな半導体電力変換回路を形成した
    ことを特徴とする半導体電力変換回路。
  5. 【請求項5】半導体スイッチ素子を2m(m=1、2、
    3、・・・)個用い、これらの半導体スイッチ素子でブ
    リッジ結線回路を構成し、該ブリッジ結線回路を一体化
    したモジュールに形成する際に、該ブリッジ結線回路の
    交流側端子を前記モジュールの一面の上辺部または下辺
    部のいずれか一方に配置し、該ブリッジ結線回路の直流
    側端子を該モジュールの前記一面の左辺部および右辺部
    の双方に配置した第1の半導体電力変換回路を複数組
    と、 自己消弧形素子とダイオードとを逆並列接続してなる半
    導体スイッチ回路を2k(k=1、2、3、・・・)個
    用い、これらの半導体スイッチ回路でブリッジ結線回路
    を構成し、該ブリッジ結線回路を一体化したモジュール
    に形成する際に、該ブリッジ結線回路の交流側端子を前
    記モジュール構造の一面の上辺部または下辺部のいずれ
    か一方に配置し、該ブリッジ結線回路の直流側端子を該
    モジュール構造の前記一面の左辺部および右辺部の双方
    に配置した第2の半導体電力変換回路を複数組とを備
    え、 前記モジュールに形成した第1の半導体電力変換回路そ
    れぞれと前記モジュールに形成した第2の半導体電力変
    換回路それぞれとを同一形状にし、 前記第1の半導体電力変換回路それぞれの前記直流端子
    側を近接するように配置し、隣接する一方の第1の半導
    体電力変換回路の左辺部または右辺部の直流側端子とこ
    の隣接した他方の第1の半導体電力変換回路の右辺部ま
    たは左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続し、 前記第2の半導体電力変換回路それぞれの前記直流端子
    側を近接するように配置し、隣接する一方の第2の半導
    体電力変換回路の左辺部または右辺部の直流側端子とこ
    の隣接した他方の第2の半導体電力変換回路の右辺部ま
    たは左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続し、 前記第1の半導体電力変換回路の前記直流側端子と前記
    第2の半導体電力変換回路の前記直流端子側とを近接す
    るように配置し、該第1の半導体電力変換回路の左辺部
    または右辺部の直流側端子と該第2の半導体電力変換回
    路の右辺部または左辺部の直流側端子とをそれぞれ接続
    したことにより、新たな半導体電力変換回路を形成した
    ことを特徴とする半導体電力変換回路。
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