JP2706965B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

車両用乗員保護装置

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JP2706965B2 JP1005964A JP596489A JP2706965B2 JP 2706965 B2 JP2706965 B2 JP 2706965B2 JP 1005964 A JP1005964 A JP 1005964A JP 596489 A JP596489 A JP 596489A JP 2706965 B2 JP2706965 B2 JP 2706965B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エアバック装置やガス発生器の点火により
作動するプリテンショナを具備するシートベルト装置等
の安全機器を用いて衝突時の乗員保護を行なう車両用乗
員保護装置に関する。
(従来の技術) 従来、運転席側と助手席側に乗員保護用のガス発生器
を夫々設けると共に、点火回路に、該各ガス発生器を点
火作動する各点火器を並列に接続し、該点火回路に接続
する電源回路にイグニッションスイッチを直列に接続し
て、イグニッションスイッチをオンにした状態での車両
の衝突時にこれら点火器に通電するようにした車両用応
乗員保護装置は知られる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記した従来のものでは、エンジンを掛け
たまま降車し、だれも搭乗していない時に衝突された場
合運転先側と助手席側との両ガス発生器が点火されてし
まいこれらガス発生器が無駄になり、また運転している
ときに衝突した場合、助手席に乗員が搭乗していないと
きでも助手席側のガス発生器が点火されてしまい、助手
席側のガス発生器が無駄になる問題がある。
そこで、ガス発生器を点火作動する点火器に通電する
点火回路に、乗員が搭乗しているときにオンする乗員検
出スイッチを該点火器と直列に介入して、乗員が搭乗し
ていないときにはガス発生器を点火しないようにするこ
とが考えられるが、この場合乗員検出スイッチの信頼性
が問題になる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは乗員検出スイッチが故障し
た場合には直ちに乗員に告知し得るようにした装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく請求項1の発明では、車両の衝
突時に通電されて乗員保護用のガス発生器を点火作動す
る点火器を備え、乗員の有無を検出する乗員検出スイッ
チを設けて、乗員が搭乗しているときのみ該点火器に通
電するようにしたものにおいて、該乗員検出スイッチを
乗員が搭乗しているときに共にオンされる1対の第1第
2スイッチを有する2極スイッチで構成し、該第1スイ
ッチを該点火器に通電する点火回路に該点火器と直列に
介入すると共に、該第1スイッチと該第2スイッチとの
オンオフ状態を監視して該両スイッチの一方のみがオン
したとき警報を発する診断回路を設けた。
この場合、シートベルト装置に適用するときには請求
項2の発明の如く、前記ガス発生器は、シートベルトを
巻込むプリテンショナに組込まれるものであり、前記乗
員検出スイッチを、シートベルトを装着したときに共に
オンされる1対の第1第2スイッチを有する2極スイッ
チで構成することが好ましい。
(作 用) 第1第2スイッチの一方のみがオンしている状態と
は、乗員が搭乗しているとき又はシートベルトを装着し
たにもかかわらず、他方が故障などしてオフのままであ
るか、また乗員が搭乗していないとき又はシートベルト
を外したにもかかわらず、該一方が溶着する等してオン
状態のときであり、従って両スイッチの一方のみがオン
しているときに警報を発することで乗員検出スイッチの
故障を乗員に確実に告知できる。
また、乗員検出スイッチを乗員が搭乗しているとき又
はシートベルトを装着したとき共にオンされる1対の第
1第2スイッチを有する2極スイッチで構成し、両スイ
ッチの一方のみの故障で警報を発するため乗員保護用ガ
ス発生器を具備する安全機器の信頼性を向上し得るよう
になる。
(実施例) 図面は、助手席側に設けたシートベルトのプリテンシ
ョナに具備するガス発生器を点火作動する点火器に通電
する点火回路に、乗員検出スイッチを該点火器と直列に
介入した実施例を示す。
図面で(1)は車両に搭載するバッテリー、(2)は
イグニッションスイッチ、(3)は運転席のシートベル
トのプリテンショナに具備するガス発生器用の点火器、
(4)は助手席のシートベルトのプリテンションナに具
備するガス発生器用の点火器を示し、これら点火器
(3)(4)に夫々ダイオード(5)(5)を直列に接
続して各点火回路(6)(7)を構成し、これら点火回
路(6)(7)を並列に接続してこの回路の一端を、バ
ッテリー(1)にイグニッションスイッチ(2)を介し
て接続される電源線(8)にGセンサ(9)を介して接
続すると共に、その他端を別のGセンサ(10)を介して
接地した。
前記両Gセンサ(9)(10)は、衝突時に閉成される
常開接点(9a)(10a)とこれに並列なバイパス抵抗(9
b)(10b)とを備える従来公知の機器接点式のものであ
り、車両の前部とシャーシの中央部とに分散配置され
る。
図中Rは点火回路(6)(7)の前記各点火器(3)
(4)と各ガスオード(5)(5)との間に介入した短
絡回避用抵抗を示し、両点火器(3)(4)の一方が短
絡しても該抵抗Rにより該一方の点火器(3)(4)の
みに電流が流れことを防止し得るようにした。
図中(11)は助手席側シートベルトの装着の有無を検
出するシートベルトスイッチを示し、該シートベルトス
イッチ(11)を、該シートベルトを装着したとき即ちシ
ートベルトの一端のバックルに他端のタングプレートを
係合したときこれに連動して共にオンされる1対の第1
第2スイッチ(11a)(11b)を有する2極スイッチで構
成し、該第1スイッチ(11a)を前記助手席側の点火器
(4)に通電する点火回路(7)に該点火器(4)と直
列に介入すると共に、該第1スイッチ(11a)と該第2
スイッチ(11b)とのオンオフ状態を監視して該両スイ
ッチ(11a)(11b)の一方のみがオンしたとき警報を発
する診断回路(12)を設け、助手席に乗員が搭乗してい
ないときには助手席側のプリテンショナのガス発生器を
点火作動しないようにした。
前記診断回路(12)は、3個の第1第2第3コンデパ
レータ(13)(14)(15)と、第1第2コンパレータ
(13)(14)からの出力信号を入力するイクスクルーシ
ブOR回路(16)と、該イクスクルーシブOR回路(16)か
らの出力信号と前記第3コンパレータ(15)からの出力
信号とを入力するOR回路(17)とで構成され、前記第2
スイッチ(11b)の一端を前記電源線(8)に接続して
その他端を接続回路(18)を介して第1第3コンパレー
タ(13)(15)の各マイナス端子と第2コンパレータ
(14)のプラス端子とに並列接続すると共、前記点火回
路(7)の前記第1スイッチ(11a)とダイオード
(5)のアノード極との接続部から分岐した接続回路
(19)に該第2コンパレータ(14)のマイナス端子と該
第3コンパレータ(15)のプラス端子とを並列接続し、
更に前記電源線(8)に第1コンパレータ(13)のプラ
ス端子を接続回路(20)を介して接続した。
図中(11c)は第2スイッチ(11b)に並列に接続した
バイパス抵抗を示す。
以上の構成によれば、第1第2スイッチ(11a)(11
b)が共にオフのときには、接続回路(18)を介して第
1コンパレータ(13)のマイナス端子に、そのプラス端
子に接続回路(20)を介して入力される閾値よりローレ
ベルの信号が入力されて、該コンパレータ(13)から
「H」信号が出力されると共に、接続回路(19)を介し
て第2コンパレータ(14)のマイナス端子に、そのプラ
ス端子に接続回路(18)を介して入力される閾値よりロ
ーレベル即ち0ボルトの信号が入力されて、該コンパレ
ータ(14)から「H」信号が出力され、また接続回路
(18)を介して第2コンパレータ(15)のマイナス端子
に、そのプラス端子に接続回路(19)を介して入力され
る閾値よりハイレベルの信号が入力されて、該コンパレ
ータ(15)から「L」信号が出力され、イクスクルーシ
プOR回路(16)に第1第2コンパレータ(13)(14)か
ら夫々「H」、「H」信号が入力されて該回路(16)か
ら「L」信号が出力され、OR回路(17)にイクスクルー
シブOR回路(16)と第3コンパレータ(15)から夫々
「L」、「L」信号が入力されて該回路(17)から
「L」信号を出力するようにし、このときは警報を発し
ないようにした。
また、第1第2スイッチ(11a)(11b)が共にオンの
ときには、接続回路(18)を介して第1第3コンパレー
タ(13)(15)の各マイナス端子に、該各コンパレータ
(13)(15)のプラス端子に入力される閾値よりハイレ
ベルの信号が入力されて該両コンパレータ(13)(15)
から夫々「L」、「L」信号が出力されると共に、接続
回路(19)を介して第2コンパレータ(14)のマイナス
端子にそのプラス端子に入力される閾値よりハイレベル
の信号が入力されて該コンパレータ(14)から「L」信
号が出力され、イクスクルーシブOR回路(16)に第1第
2コンパレータ(13)(14)からの「L」、「L」信号
が入力されて該回路(16)から「L」信号が出力され、
OR回路(17)にイクスクルーシブOR回路(16)と第3コ
ンパレータ(15)からの「L」、「L」信号が入力され
て該OR回路(17)から「L」信号を出力するようにし、
このときも上記と同様に警報を発しないようにした。
また、第1スイッチ(11a)のみがオンのときには、
接続回路(18)を介して第1第3コンパレータ(13)
(15)の各マイナス端子に、該各コンパレータ(13)
(15)のプラス端子に入力される閾値よりローレベルの
信号が入力されて該両コンパレータ(13)(15)から夫
々「H」、「H」信号が出力されると共に、接続回路
(19)を介して第2コンパレータ(14)のマイナス端子
にそのプラス端子に入力される閾値よりハイレベルの信
号が入力されて該コンパレータ(14)から「L」信号が
出力され、イクスクルーシブOR回路(16)に第1第2コ
ンパレータ(13)(14)からの「H」、「L」信号が入
力されて該回路(16)から「H」信号が出力され、OR回
路(17)にイクスクルーシブOR回路(16)と第3コンパ
レータ(15)から夫々「H」、「H」信号が入力されて
該回路(17)から「H」信号を出力するようにし、この
ときは警報ランプを点燈したり、ブザー等の警報音を発
するようにした。
また、第2スイッチ(11b)のみがオンのときには、
接続回路(18)を介して第1第3コンパレータ(13)
(15)の各マイナス端子に該各コンパレータ(13)(1
5)のプラス端子に入力される閾値よりハイレベルの信
号が入力されて該両コンパレータ(13)(15)から夫々
「L」、「L」信号が出力されると共に、第2コンパレ
ータ(14)のマイナス端子に接続回路(19)を介して0
ボルトの信号が入力されて該コンパレータ(14)から
「H」信号が出力され、イクスクルーシブOR回路(16)
に第1第2コンパレータ(13)(14)からの「L」、
「H」信号が入力されて該回路(16)から「H」信号が
出力され、OR回路(17)にイクスクルーシブOR回路(1
6)と第3コンパレータ(15)から夫々「H」、「L」
が入力されて該回路(17)から「H」信号を出力するよ
うにし、このときも上記と同様に警報を発するようにし
た。
尚、上記診断回路(12)をCPU等を用いたものに構成
することも可能である。
また、上記実施例でシートベルトスイッチ(11)はバ
ックルにタングプレートを掛合したときにオンされるも
のを用いたがこれに限るものではなく、シートベルトを
所定長さ引出したときにオンされるスイッチで構成する
ことも可能であり、また、乗員検出スイッチを座席に乗
員が着座したときにオンされるシートスイッチで構成し
ても良い。
また、本実施例では助手席側のシートベルト装置に適
用したが運転席側のシートベルト装置に適用することも
可能であり、またエアバック装置等の安全機器に適用し
ても良い。
(発明の効果) 以上の構成により本発明によれば、乗員が搭乗してい
ない状態での乗員保護用のガス発生器の無駄な点火作動
を乗員検出スイッチによって防止できると共に、乗員検
出スイッチに故障を生じたときはこれを乗員に告知して
安全機器の信頼性を向上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の1例の回路図である。 (4)……助手席側の点火器 (7)……助手席側点火器の点火回路 (11)……シートベルトスイッチ(乗員検出スイッチ) (11a)……第1スイッチ (11b)……第2スイッチ (12)……診断回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の衝突時に通電されて乗員保護用のガ
    ス発生器を点火作動する点火器を備え、乗員の有無を検
    出する乗員検出スイッチを設けて、乗員が搭乗している
    ときにのみ該点火器に通電するようにしたものにおい
    て、該乗員検出スイッチを乗員が搭乗しているときに共
    にオンされる1対の第1第2スイッチを有する2極スイ
    ッチで構成し、該第1スイッチを該点火器に通電する点
    火回路に該点火器と直列に介入すると共に、該第1スイ
    ッチと該第2スイッチとのオンオフ状態を監視して該両
    スイッチの一方のみがオンしたとき警報を発する診断回
    路を設けたことを特徴とする車両用乗員保護装置。
  2. 【請求項2】前記ガス発生器は、シートベルトを巻込む
    プリテンショナに組込まれるものであり、前記乗員検出
    スイッチを、シートベルトを装着したときに共にオンさ
    れる1対の第1第2スイッチを有する2極スイッチで構
    成したことを特徴とする請求項1記載の車両用乗員保護
    装置。
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JP2559498B2 (ja) * 1989-09-08 1996-12-04 日産自動車株式会社 安全ベルト装置の再引締方法及びその装置
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