JP2706771B2 - マトリクスパネル用xドライバ - Google Patents
マトリクスパネル用xドライバInfo
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- JP2706771B2 JP2706771B2 JP20574687A JP20574687A JP2706771B2 JP 2706771 B2 JP2706771 B2 JP 2706771B2 JP 20574687 A JP20574687 A JP 20574687A JP 20574687 A JP20574687 A JP 20574687A JP 2706771 B2 JP2706771 B2 JP 2706771B2
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- video signal
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- driver
- matrix panel
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、アクティブ・マトリクス液晶パネルへビ
デオ信号を供給するマトリクスパネル用Xドライバに関
する。 〔発明の概要〕 この発明は、アクティブ・マトリクスパネルへビデオ
信号を供給するマトリクスパネル用Xドライバにおい
て、ビデオ信号出力端子の出力を1本ごとにコモン電位
に対して電圧を正負に反転することにより、画面表示時
に発生するフリッカ現象を低減するようにしたものであ
る。 〔従来の技術〕 従来の線順次方式のアクティブ・マトリクス液晶パネ
ル表示用Xドライバは、1つのビデオ信号線に2つのサ
ンプルホールド回路を接続し、それらを1水平走査期間
ごとに交互にビデオ信号のサンプルホールドとアクティ
ブ・マトリクス液晶パネルへのビデオ出力の役割を交換
させていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、この方法では、1水平走査期間ごとにアクテ
ィブ・マトリクス液晶パネルを交流駆動するのが限界で
あり、十分に画面表示時に発生するフリッカ現象の防止
ができないという欠点があった。 そこでこの発明は、従来のこのような欠点を除去する
ため、アクティブ・マトリクス液晶パネル表示用Xドラ
イバにコモン電圧に対し正のビデオ信号と負のビデオ信
号を供給してビデオ信号の出力端子の1本ごとに正負の
ビデオ信号を出力できるようにし、1画素ごとにビデオ
信号を交流駆動できるようにした。 〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、この発明は、アクティ
ブ・マトリクスパネル用XドライバのN(N=2*M−
1,M:整数)段目のシフトレジスタ1段に2重に接続され
ているサンプルホールド回路の一方にコモン電圧に対し
正のビデオ信号を他の一方に負のビデオ信号を接続し、
N+1(N=2*M,M:整数)段目のシフトレジスタに
は、サンプルホールド回路の一方にコモン電圧に対し負
のビデオ信号を他の一方に正のビデオ信号を接続するよ
うな構成としている。このため、1画素ごとにビデオ信
号を交流駆動できるようになり、十分に画面表示時に発
生するフリッカ現象の防止ができるようになった。 〔実施例〕 以下に、この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は、シフトレジスタFFと2系統のサンプルホ
ールド回路SHR,SHLとスイッチSWR,SWLおよび増幅器APの
回路ブロックが複数段接続されアクティブ・マトリクス
液晶パネル表示用Xドライバが構成されていることを示
している。N段目の回路ブロックのサンプルホールド回
路SHLは、ビデオ信号線VSにサンプルホールド回路SHR
は、ビデオ信号線VSRに接続されている。一方、N+1
段目の回路ブロックのサンプルホールド回路SHLは、ビ
デオ信号線VSRにサンプルホールド回路SHRは、ビデオ信
号線VSに接続されている。又、コモン電位に対し正のビ
デオ信号は、スイッチSWSのVS/VSR端子に、負のビデオ
信号は、スイッチSWSのVSR/VS端子に接続されている。
ビデオ信号線VS,VSRへ正負のどちらのビデオ信号が接続
されるかは、スイッチSWSの制御線SSにより決定され
る。 次に回路動作について説明する。水平走査期間の開始
時にSH/DRVの選択線CSの信号レベルが反転し、サンプル
ホールド回路SHRとサンプルホールド回路SHLの一方がビ
デオ信号のサンプルホールドに他の一方が前回の水平走
査期間に記憶したビデオ信号の出力へと役割分担され
る。クロック線CKのクロックに従いシフトレジスタFFの
働きでデータ線DT上をハイレベル信号が伝播する。N段
目のシフトレジスタFFの出力がハイレベルとなるとSH/D
RVの選択線CSの信号に選択されて、例えばサンプルホー
ルド回路SHLにビデオ信号線VSRの例えば負のビデオ信号
が書き込まれる。さらに、1クロック進とN+1段目の
シフトレジスタFFの出力がハイレベルとなりサンプルホ
ールド回路SHLにビデオ信号線VSの例えば正のビデオ信
号が書き込まれる。即ち、ビデオ信号線VSとビデオ信号
線VSRに正のビデオ信号と負のビデオ信号それぞれ接続
することにより隣合ったサンプルホールド回路SHR,SHL
にコモン電位に対し符号の異なるビデオ信号を記憶でき
る。 第2図と第3図と第4図及び第5図は、アクティブ・
マトリクス液晶パネルの表示状態を示している。白抜き
画素PLは、正のビデオ信号が、斜線画素PLRは、負のビ
デオ信号が印加されたことを示している。第2図,第3
図は、1フレーム時間内にビデオ信号線VS,VSRに印加す
るビデオ信号の符号を変化させなかった場合である。
又、第4図,第5図は、2水平走査期間ごとにビデオ信
号線VS,VSRに印加するビデオ信号の符号をスイッチSWS
を用いて反転させた場合である。第2図と第3図と第4
図及び第5図は、次のフレームの時、白抜き画素PLは、
負のビデオ信号が、斜線画素PLRは、正のビデオ信号が
印加されるようにビデオ信号線VS,VSRに印加するビデオ
信号の符号を反転させる。 以上のような実施例において、アクティブ・マトリク
ス液晶パネルの隣接した画素ごとに符号の異なるビデオ
信号を供給できるため、符号の異なることによって発生
する画質差が非常に小さい領域に分離されるためほとん
ど認識できない。 〔発明の効果〕 この発明は、以上説明したように、コモン線に対し符
号の異なるビデオ信号がアクティブ・マトリクスパネル
用Xドライバの出力端子の1本ごとに符号をかえて出力
されるようにすることにより、アクティブ・マトリクス
パネルの隣接した画素ごとに符号の異なるビデオ信号を
交流駆動で供給することができ、フリッカ現象を抑圧で
きる効果がある。
デオ信号を供給するマトリクスパネル用Xドライバに関
する。 〔発明の概要〕 この発明は、アクティブ・マトリクスパネルへビデオ
信号を供給するマトリクスパネル用Xドライバにおい
て、ビデオ信号出力端子の出力を1本ごとにコモン電位
に対して電圧を正負に反転することにより、画面表示時
に発生するフリッカ現象を低減するようにしたものであ
る。 〔従来の技術〕 従来の線順次方式のアクティブ・マトリクス液晶パネ
ル表示用Xドライバは、1つのビデオ信号線に2つのサ
ンプルホールド回路を接続し、それらを1水平走査期間
ごとに交互にビデオ信号のサンプルホールドとアクティ
ブ・マトリクス液晶パネルへのビデオ出力の役割を交換
させていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、この方法では、1水平走査期間ごとにアクテ
ィブ・マトリクス液晶パネルを交流駆動するのが限界で
あり、十分に画面表示時に発生するフリッカ現象の防止
ができないという欠点があった。 そこでこの発明は、従来のこのような欠点を除去する
ため、アクティブ・マトリクス液晶パネル表示用Xドラ
イバにコモン電圧に対し正のビデオ信号と負のビデオ信
号を供給してビデオ信号の出力端子の1本ごとに正負の
ビデオ信号を出力できるようにし、1画素ごとにビデオ
信号を交流駆動できるようにした。 〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、この発明は、アクティ
ブ・マトリクスパネル用XドライバのN(N=2*M−
1,M:整数)段目のシフトレジスタ1段に2重に接続され
ているサンプルホールド回路の一方にコモン電圧に対し
正のビデオ信号を他の一方に負のビデオ信号を接続し、
N+1(N=2*M,M:整数)段目のシフトレジスタに
は、サンプルホールド回路の一方にコモン電圧に対し負
のビデオ信号を他の一方に正のビデオ信号を接続するよ
うな構成としている。このため、1画素ごとにビデオ信
号を交流駆動できるようになり、十分に画面表示時に発
生するフリッカ現象の防止ができるようになった。 〔実施例〕 以下に、この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は、シフトレジスタFFと2系統のサンプルホ
ールド回路SHR,SHLとスイッチSWR,SWLおよび増幅器APの
回路ブロックが複数段接続されアクティブ・マトリクス
液晶パネル表示用Xドライバが構成されていることを示
している。N段目の回路ブロックのサンプルホールド回
路SHLは、ビデオ信号線VSにサンプルホールド回路SHR
は、ビデオ信号線VSRに接続されている。一方、N+1
段目の回路ブロックのサンプルホールド回路SHLは、ビ
デオ信号線VSRにサンプルホールド回路SHRは、ビデオ信
号線VSに接続されている。又、コモン電位に対し正のビ
デオ信号は、スイッチSWSのVS/VSR端子に、負のビデオ
信号は、スイッチSWSのVSR/VS端子に接続されている。
ビデオ信号線VS,VSRへ正負のどちらのビデオ信号が接続
されるかは、スイッチSWSの制御線SSにより決定され
る。 次に回路動作について説明する。水平走査期間の開始
時にSH/DRVの選択線CSの信号レベルが反転し、サンプル
ホールド回路SHRとサンプルホールド回路SHLの一方がビ
デオ信号のサンプルホールドに他の一方が前回の水平走
査期間に記憶したビデオ信号の出力へと役割分担され
る。クロック線CKのクロックに従いシフトレジスタFFの
働きでデータ線DT上をハイレベル信号が伝播する。N段
目のシフトレジスタFFの出力がハイレベルとなるとSH/D
RVの選択線CSの信号に選択されて、例えばサンプルホー
ルド回路SHLにビデオ信号線VSRの例えば負のビデオ信号
が書き込まれる。さらに、1クロック進とN+1段目の
シフトレジスタFFの出力がハイレベルとなりサンプルホ
ールド回路SHLにビデオ信号線VSの例えば正のビデオ信
号が書き込まれる。即ち、ビデオ信号線VSとビデオ信号
線VSRに正のビデオ信号と負のビデオ信号それぞれ接続
することにより隣合ったサンプルホールド回路SHR,SHL
にコモン電位に対し符号の異なるビデオ信号を記憶でき
る。 第2図と第3図と第4図及び第5図は、アクティブ・
マトリクス液晶パネルの表示状態を示している。白抜き
画素PLは、正のビデオ信号が、斜線画素PLRは、負のビ
デオ信号が印加されたことを示している。第2図,第3
図は、1フレーム時間内にビデオ信号線VS,VSRに印加す
るビデオ信号の符号を変化させなかった場合である。
又、第4図,第5図は、2水平走査期間ごとにビデオ信
号線VS,VSRに印加するビデオ信号の符号をスイッチSWS
を用いて反転させた場合である。第2図と第3図と第4
図及び第5図は、次のフレームの時、白抜き画素PLは、
負のビデオ信号が、斜線画素PLRは、正のビデオ信号が
印加されるようにビデオ信号線VS,VSRに印加するビデオ
信号の符号を反転させる。 以上のような実施例において、アクティブ・マトリク
ス液晶パネルの隣接した画素ごとに符号の異なるビデオ
信号を供給できるため、符号の異なることによって発生
する画質差が非常に小さい領域に分離されるためほとん
ど認識できない。 〔発明の効果〕 この発明は、以上説明したように、コモン線に対し符
号の異なるビデオ信号がアクティブ・マトリクスパネル
用Xドライバの出力端子の1本ごとに符号をかえて出力
されるようにすることにより、アクティブ・マトリクス
パネルの隣接した画素ごとに符号の異なるビデオ信号を
交流駆動で供給することができ、フリッカ現象を抑圧で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明にかかるアクティブ・マトリクスパ
ネル用Xドライバのブロック図、第2図と第3図と第4
図及び第5図は、アクティブ・マトリクス液晶パネル表
示状況図である。 FF……シフトレジスタ SHR,SHL……サンプルホールド回路 SWR,SWL……スイッチ AP……増幅器 VS,VSR……ビデオ信号線
ネル用Xドライバのブロック図、第2図と第3図と第4
図及び第5図は、アクティブ・マトリクス液晶パネル表
示状況図である。 FF……シフトレジスタ SHR,SHL……サンプルホールド回路 SWR,SWL……スイッチ AP……増幅器 VS,VSR……ビデオ信号線
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.シフトレジスタと2系統のサンプルホールド回路と
を備える回路ブロックが複数段接続されたマトリクスパ
ネル用Xドライバにおいて、 コモン電圧に対して正電圧のビデオ信号と、コモン電圧
に対して符号を反転した負電圧のビデオ信号をそれぞれ
供給する2系統のビデオ信号線を設けるとともに、 N(N=2*M−1,M:整数)段目の回路ブロックの一方
のサンプルホールド回路に前記ビデオ信号線のいずれか
一方を、他方のサンプルホールド回路に前記ビデオ信号
線の他方を接続し、 N+1段目の回路ブロックの一方のサンプルホールド回
路に前記ビデオ信号線の他方を、他方のサンプルホール
ド回路に前記ビデオ信号線の一方を接続したことを特徴
とするマトリクスパネル用Xドライバ。 2.前記2系統のビデオ信号線に接続するビデオ信号を
切り換えるスイッチを有することを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載のマトリクスパネル用Xドライバ。 3.前記スイッチを2水平走査期間ごとに動作させるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のマトリク
スパネル用Xドライバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20574687A JP2706771B2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | マトリクスパネル用xドライバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20574687A JP2706771B2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | マトリクスパネル用xドライバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6449089A JPS6449089A (en) | 1989-02-23 |
JP2706771B2 true JP2706771B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16511970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20574687A Expired - Lifetime JP2706771B2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | マトリクスパネル用xドライバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2706771B2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-19 JP JP20574687A patent/JP2706771B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6449089A (en) | 1989-02-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |