JP2706308B2 - 強誘電性液晶組成物及びそれを用いた光スイッチング素子 - Google Patents
強誘電性液晶組成物及びそれを用いた光スイッチング素子Info
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Description
は、非カイラルなスメクチック液晶化合物と光学活性化
合物とから成り、自発分極値が小さいにもかかわらず、
高速応答性を有する強誘電性液晶組成物及びそれを用い
た光スイッチング素子に関する。
るが、そうした液晶表示素子の殆どはTN型表示方式のも
のであり、液晶材料としてはネマチック相に属するもの
を用いている。
力がきわめて少ないといった特徴を持つ反面、応答が遅
い、見る角度によっては表示が見えないといった欠点が
ある。該方式は、最近はフラットディスプレイとしての
特徴を生かす方向に転換しつつあり、特に高速応答性と
視角の広さが要求されている。
てきた。しかし、他の発光型ディスプレイ(例えば、エ
レクトロルミネッセンスディスプレイ、プラズマディス
プレイ等)と比較すると、TN表示方式では応答時間と視
角の広さという点でかなりの差が認められる。
かし、なおかつ発光型ディスプレイに匹敵する応答性を
確保するためにはTN型表示方式に代わる新しい液晶表示
方式の開発が不可欠である。そうした試みの一つに強誘
電性液晶の光スイッチング現象を利用した表示方式がN.
A.クラークとS.T.ラガウォールにより提案された(アプ
ライド フィジックス レターズ(Appl.Phys.Lett.)
第36巻p.899(1980年)参照)。
存在が初めて発表されたもので{ジュルナルド フィジ
ーク(J.Phys.)第36巻p.69(1975年参照}、液晶構造
上からカイラルスメクチックC相、カイラルスメクチッ
クI相、カイラルスメクチックF相、カイラルスメクチ
ックG相、カイラルスメクチックH相、カイラルスメク
チックJ相及びカイラルスメクチックK相(以下、それ
ぞれSC *相、SI *相、SF *相、SG *相、SH *相、SJ *相及びSK
*相と略記する)に属する。
応用する場合、TN型表示方式に較べて2つの優れた特徴
がある。第1の特徴は、非常に高速で応答し、その応答
時間はTN表示方式の素子と比較すると3〜4オーダー速
い。第2の特徴は、メモリー効果があることであり、上
記の高速応答性と相まって時分割駆動が容易である。
るのはSC *相である。
合、液晶材料に要求される条件として以下の物が挙げら
れる。
SC *相を示す。
μsec以下であることが必要である。
大きな自発分極値をもつことが必要である。
る際に、自発分極値の大きさに伴う異常現象が報告され
ている{例えば吉田明雄他:第13回液晶討論会p.142〜1
43(1987)、J.Dijon et al:SID 88 DIGEST p.246〜249
(1988)或いはH.R.Dbal et al:Jpn.J.Appl.Phys.,27
(1988)L2241〜L2244参照}。これらの報告によると、
通常市販されているポリイミド膜を絶縁体層として使用
する場合、強誘電性液晶の自発分極値は30nC/cm2以下、
好ましくは25nC/cm2以下である事が必要である。
は、セルギャップ(d)をらせんピッチ(P)以下に
し、らせんをほどく必要がある{Appl.Phys.Lett.36(1
980)899参照}。この為、セル作成上、作成容易なセル
ギャップの厚いセルを利用する為には、強誘電性液晶の
らせんピッチを長くする必要がある。
て異なり、現在、TN液晶材料で使われている配向技術
(表面処理法)では、SC*相の高温側にスメクチックA
相及びコレステリック相(以下各々SA相及びN*相と略記
する)を有する液晶材料にて、最も良好な配向状態が得
られると考えられている。即ち、強誘電性液晶の相系列
が等方性液体(以下ISOと略記する)→N*→SA→SC *であ
ることが望ましい(例えば特開昭61−250086号公報参
照)。
相のピッチが長いものの方が配向状態が良好であると考
えられている(例えば、特開昭61−255323号公報参
照)。
対する様々な要求がある。
みても実用的な材料は数少なく、上記の条件をすべて満
足し、実用に耐え得る材料は皆無に等しいのが現状であ
る。
86/06401号パンフレットにはスメクチックC相(以下SC
相と略記する)を有する非カイラルなフェニルピリミジ
ン系化合物を光学活性化合物と混合した強誘電性液晶が
示されており、室温を含む広い温度範囲にてSC *相を示
し、かつ、相系列がISO→N*→SA→SC *であり、自発分極
値も30nC/cm2以下であることが記載されている。しかし
ながら、これらの公報に記載の強誘電性液晶組成物は、
SC *相の温度範囲、相系列及び自発分極値については、
上記の要求を満足しているが、応答時間は300μsec〜50
0μsecであり(例えば、特開昭61−29167号公報の実施
例1、実施例2に記載の強誘電性液晶組成物、或いはPC
T国際公報WO 86/06401号パンプレットの例45、例46に記
載の強誘電性液晶組成物参照)、実用的ではない。
リミジン系化合物と本願の一般式(III)、(IV)又は
(V)式で表わされる光学活性化合物とから成る強誘電
性液晶組成物が示されており、室温を含む広い温度範囲
にてSC *相を示し、又、100μsec以下という高速応答性
を有することが記載されている。しかしながら、この出
願記載の強誘電性液晶組成物はSC *相の温度範囲及び応
答時間については、上記の要求を満足しているが、N*相
を有していない為(例えば、実施例1、実施例3、実施
例5参照)容易に良好な配向が得られなかったり、或い
は自発分極値が30nC/cm2以上であり(例えば、実施例2
参照)、スイッチングする際に異常現象が生じる為、実
用的ではない。
足し、即ディスプレイデバイスに応用できる強誘電性液
晶材料は皆無に等しいのが現状である。
は、室温を含む広い温度範囲にてSC *相を示し、容易に
良好な配向が得られ、自発分極値が30nC/cm2以下であ
り、かつ応答時間が100μsec以下の高速応答性を有する
強誘電性液晶組成物を提供することにあり、第二の目的
は、上記の液晶組成物を用いた応答性の速い光スイッチ
ング素子を提供することにある。
を行なった結果、以下に示す如く、非カイラルなフェニ
ルピリミジン系化合物と自発分極値が大きく、その極性
が同一であり、かつ、らせんのねじれの向きが逆である
ような光学活性化合物を組み合わせることにより、室温
を含む広い温度範囲にてSC *相を示し、容易に良好な配
向が得られ、自発分極値が30nC/cm2以下であり、かつ応
答時間が100μsec以下の高速応答性を有する強誘電性液
晶組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
A,B,Cの3成分の合計量に対して、Aが75〜95重量%、
Bが3〜9重量%、Cが3〜12重量%であり、相転移系
列が、高温側から順に、等方性液体、コレステリック
相、スメクチックA相及びカイラルスメクチックC相で
あり、自発分極値が30nC/cm2以下である強誘電性液晶組
成物。
又は相異なる直鎖又は分岐のアルキル基、アルコキシ記
又はアルカノイルオキシ基を示す) で表わされる化合物、及び一般式 ((II)式中、R3及びR4はそれぞれ炭素数1〜18の同一
又は相異なる直鎖又は分岐のアルキル基、アルコキシ基
を示す) で表わされる化合物から選ばれた1種又は2種以上の化
合物であり、 B成分は、一般式 ((III)式中、R5は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のア
ルキル基又はアルコキシ基、R6は炭素数2〜18の直鎖又
は分岐のアルキル基又は炭素数1〜18の直鎖又は分岐の
アルコキシ基を示す。又、*は不斉炭素原子を示す。) で表わされる化合物、及び一般式 ((IV)式中、R7は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のアル
キル基又はアルコキシ基、R8は炭素数2〜18の直鎖又は
分岐のアルキル基又は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のア
ルコキシ基を示す。又は、*は不斉炭素原子を示す。) で表わされる化合物から選ばれた1種又は2種以上の化
合物であり、 C成分は、一般式 ((V)式中、R9は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のアル
キル基又はアルコキシ基、R10は炭素数2〜18の直鎖又
は分岐のアルキル基を示し、Xは−OCH2−、−CH2O−を
表わし、m及びnは1又は2を示し、m+n=3であ
る。又、*は不斉炭素原子を示す) で表わされる化合物から選ばれた1種又は2種以上の化
合物であることにより達成され、その実施態様は以下の
2,3,4,5,6或いは7項である。
数5〜12の直鎖のアルコキシ基又はアルカノイルオキシ
基であり、R2が炭素数7〜11の直鎖のアルキル基である
化合物及び一般式(II)において、R3が炭素数5〜10の
直鎖のアルキル基又はアルコキシ基であり、R4が炭素数
6〜10の直鎖のアルキル基である化合物より成る群より
選ばれた1種又は2種以上の化合物である前記第1項記
載の強誘電性液晶組成物。
数3〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基であり、
R6が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基
である化合物及び一般式(IV)において、R7が炭素数3
〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基であり、R8が
炭素数2〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基であ
る化合物より成る群より選ばれた1種又は2種以上の化
合物である前記第1項記載の強誘電性液晶組成物。
数6〜12の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基であり、
R10が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基である化合物よ
り成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物である
前記第1項記載の強誘電性液晶組成物。
る前記第1項記載の強誘電性液晶組成物。
る前記第1項記載の強誘電性液晶組成物。
る前記第1項記載の強誘電性液晶組成物。
び下記D成分の4つの成分を含有し、そのDの割合がA,
B,Cの3成分の合計量に対して2〜5重量%であり、相
転移系列が高温側から順に、等方液体、コレステリック
相、スメクチックA相,及びカイラルスメクチックC相
であり、自発分極値が30nC/cm2以下である強誘電性液晶
組成物である。
ルキル基又はアルコキシ基、R12は炭素数2〜18の直鎖
又は分岐のアルキル基を示し、Yは、シアノ基、又は、
ハロゲン原子を表わす。又、*不斉炭素原子を示す) で表わされる化合物、及び一般式 ((VII)式中、R13は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のア
ルキル基又はアルコキシ基、R14は炭素数2〜18の直鎖
又は分岐のアルキル基を示す。又、*不斉炭素原子を示
す) で表わされる化合物から選ばれた1種又は2種以上の化
合物であることにより、達成され、その実施態様は、以
下の9或いは10項である。
数5〜12の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基、R12が
炭素数2〜10の直鎖のアルキル基であり、Yが−CN又は
−Fである化合物及び一般式(VII)において、R13が炭
素数5〜12の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基、R14
が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基である化合物より成
る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物である前記
第8項記載の強誘電性液晶組成物。
る前記第8項記載の強誘電性液晶組成物。
電性液晶組成物を利用して、作成してなる光スイッチン
グ素子である。
(II)で表わされる非カイラルな化合物は、公知の化合
物であり、スメクチックC性に富んでおり、本発明の目
的の強誘電性液晶組成物においては、ベースSC化合物の
役目(広範囲な温度域にてSC相を示すこと)を果たして
いる。一般式(I)で表わされる化合物は室温付近の比
較的低い温度域にてSC相を示し、一方、一般式(II)で
表わされる化合物は比較的高い温度域にてSC相を示す
(例えば、(I)式にて、R1=C6H13O−、R2=−C8H17
の場合、相転移温度:Cr28SC47SA58N66ISO)。(II)式
にて、R3=C7H15−、R4=−C8H17の場合、相転移温度:
Cr28SC134SA144N157ISO)。よって、一般式(I)或い
は(II)で表わされる化合物を組み合わせることによ
り、低温度域から高温度域までの広い温度域にわたり、
SC相を有するベースSC混合物が得られる。よって、SC相
を有する化合物が好ましく用いられるが、SC相を示さな
い化合物であっても、SC *相の温度範囲を著しく縮小し
ない範囲の量に限って用いることができる。また、一般
式(I)或いは(II)で表わされる化合物は、SC相の高
温側にSA相及びネマチック相(以後N相と略記する)を
有する為、本発明の目的の強誘電性液晶組成物において
は、ISO−N*−SA−SC *という相系列を出現させる重要な
役割も演じている。
において、R1が炭素数5〜12の直鎖のアルコキシ基又は
アルカノイルオキシ基であり、R2が炭素数7〜11の直鎖
のアルキル基であるフェニルピリミジン系化合物、一般
式(II)で表わされる化合物としては、(II)式におい
て、R3が炭素数5〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキ
シ基であり、R4が炭素数6〜10の直鎖のアルキル基であ
るビフェニルピリミジン系化合物を挙げることができ
る。本発明においては、これらのピリミジン系化合物を
複数個用いることが好ましい。SC相を示し、特に好まし
いピリミジン系化合物を以下の第1表及び第2表に例示
する。
ては、ベースSC化合物としての役割及びISO−N*−SA−S
C *型相系列を出現させる役割を演じている為、A成分の
濃度範囲は75重量%以上が望ましい。又、75重量%未満
では、光学活性化合物の量が相対的に多くなり、液晶組
成物の自発分極値が30nC/cm2以上になる為、スイッチン
グする際に異常現象を生じる。
(IV)で表わされる光学活性化合物は、本出願人が先に
特許出願した(特開昭63−267763号公報及び特願昭62−
220824号参照)化合物であり、大きな自発分極値を有し
ており、応答性に非常に優れた化合物である(例えば、
(III)式にて、R5=C6H13O−、R6=−OC6H13の場合、
相転移温度:Cr67SC *96N*107ISO、自発分極値:327nC/cm
2(T−TC=−10℃)、傾き角:45°(T−TC=−10
℃)、応答時間:45μsec(T−TC=−10℃、E=5V/μ
m)。(IV)式にて、R7=C9H19−、R8=−OH3H7の場
合、相転移温度:Cr70SC *103SA108N*110ISO、自発分極
値:243nC/cm2(T−TC=−10℃)、傾き角:38°(T−T
C=−10℃)、応答時間:30μsec(T−TC=−10℃、E
=5V/μm)。よって、本発明の目的の強誘電性液晶組
成物においては、高速応答性を出現させる重要な役割を
演じている。
式において、R5が炭素数3〜10の直鎖のアルキル基又は
アルコキシ基であり、R6が炭素数2〜10の直鎖のアルキ
ル基又はアルコキシ基である化合物、一般式(IV)で表
わされる化合物としては、(IV)式において、R7が炭素
数3〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基であり、
R8が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基
である光学活性化合物を挙げることができる。一般式
(III)或いは(IV)で表わされる化合物を以下の第3
表及び第4表に例示する。
は、光学活性部位の絶対配置が(S,S)或いは(S,R)型
の場合、自発分極の極性は一型であり、らせんのねじれ
の向きは左であった(絶対配置が(R,R)或いは(R,S)
型の場合は、各々+型及び右であった)。
ては、高速応答性を出現させる重要な役割を演じている
が、あまり多量に使用すると液晶組成物の自発分極値が
30nC/cm2以上になり、スイッチングする際に異常現象を
生じる為、B成分の濃度は9重量%以下が望ましい。
れる光学活性化合物は、本出願人が先に特許出願した
(特開昭60−149547号公報参照)化合物であり、B成分
である一般式(III)或いは(IV)で、表わされる光学
活性化合物と自発分極の極性が同一であり、かつ、らせ
んのねじれの向きが逆である為、本発明の目的の強誘電
性液晶組成物においては、らせんピッチ調節剤として働
き、液晶組成物のらせんピッチを長くする役目を演じて
いる。又、B成分ほど速くはないが自発分極値も大き
く、応答性にも優れた化合物である(例えば (V)式
にてR9=C7H15O−、R10=−C6H13、m=1、n=2、x
=−CH2O−の場合、相転移温度:Cr110(SC *105SA108)I
SO、自発分極値:142nC/cm2(T−TC=−10℃)、傾き
角:27°(T−TC=−10℃)、応答時間:60μsec(T−T
C=−10℃、E=5V/μm))。故にB成分である。一般
式(III)及び(IV)で表わされる化合物と組み合わせ
ることにより、らせんピッチが長く、かつ高速応答性を
有する強誘電性液晶組成物を得ることができる。
において、R9が炭素数6〜12の直鎖のアルキル基又はア
ルコキシ基であり、R10が炭素数2〜10の直鎖のアルキ
ル基である光学活性化合物を挙げることができる。一般
式(V)で表わされる代表的な化合物を以下の第5表〜
第7表に例示する。
位の絶対配置がR型の場合、自発分極の極性は−型であ
り、らせんのねじれの向きは右であった(絶対配置がS
型の場合は、各々+型及び左であった)。故にB成分で
あり、一般式(III)及び(IV)で表わされる化合物の
絶対配置が(S,S)或いは(S,R)型の場合は、C成分で
あり、一般式(V)で表わされる化合物の絶対配置がR
型の物と組み合わせることにより、らせんピッチの長い
強誘電性液晶組成物が得られる。
ては、主にB成分に対するらせんピッチ調節剤として働
き、液晶組成物の応答性を損うことなしにらせんピッチ
を長くする役目を演じているが、あまり多量に使用する
と、応答性に悪影響を及ぼしたり、或いはC成分はN*性
に乏しい為、ISO−N*−SA−SC *型相系列に悪影響を及ぼ
す為、C成分の濃度は12重量%以下が望ましい。
Cの3つの成分化合物を組み合わせることにより、主に
達成されるが、更にD成分を使用することにより、より
特性の優れた強誘電性液晶組成物が得られる。
(VII)で表わされる光学活性化合物は、本出願人が先
に特許出願した(特開昭61−210056号公報、特開昭63−
48254号公報或いは特願昭62−67097号参照)化合物であ
り、応答性はあまり速くはないが、らせんピッチが短
く、かつB成分である一般式(III)或いは(IV)で表
わされる光学活性化合物と自発分極の極性が同一であ
り、かつ、らせんのねじれの向きが逆である為、本発明
の目的の強誘電性液晶組成物においては、らせんピッチ
調節剤として働き、先述したC成分である一般式(V)
で表わされる光学活性化合物と組み合わせてらせんピッ
チ調節剤として使用することにより、液晶組成物のらせ
んピッチを更に長くすることができる。
ては、(VI)式において、R11が炭素数5〜12の直鎖の
アルキル基又はアルコキシ基、R12が炭素数2〜10の直
鎖のアルキル基であり、Yが−CN又は−Fである化合物
或いは(VII)式において、R13が炭素数5〜12の直鎖の
アルキル基又はアルコキシ基であり、R14が炭素数2〜1
0の直鎖である光学活性化合物を挙げることができる。
一般式(VI)或いは(VII)で表わされる代表的な化合
物を以下の第8表〜第10表に例示する。
は、光学活性部位の絶対配置が、S型の場合、自発分極
の極性は−型であり、らせんのねじれの向きは右であっ
た(絶対配置がR型の場合は、各々、+型及び左であっ
た)。
ては、らせんピッチ調節剤として働き、液晶組成物のら
せんピッチを長くするという重要な役割を演じている
が、応答性が良くない為、あまり多量に使用すると、液
晶組成物の応答性を悪くする為、D成分の濃度範囲は5
重量%以下が望ましい。
の目的とする優れた特性の強誘電性液晶組成物を得る為
の各成分の割合は、種々検討の結果、A成分が75〜95重
量%、B成分が3〜9重量%、C成分が3〜12重量%で
あり、又、D成分は、A,B,Cの3成分の合計量に対して
2〜5重量%の範囲が好適であることが判り、本発明を
完成するに到った。
の配合効果が十分でない。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
傾き角(θ)はホモジニアス配向させたセルに、臨界電
場以上の十分高い電場を印加し、螺旋構造を消滅させ、
更に極性を反転させ、直交ニコル下における消光位の移
動角(2θに対応)より求めた。
セルに各組成物を注入し、VPPが20V、1KHzの矩形波を印
加した時の透過光強度の変化から測定した。
施したセルを使用し、偏光顕微鏡下で、螺旋ピッチに対
応する縞模様(デ.カイラリゼイションライン)の間隔
を直接測定することにより求めた。
て、線欠陥(ディスクリネイションライン)の間隔
(l)を測定し、くさび型セルの傾斜角をθとした時の
理論式P(ピッチ)=2ltanθを用いて間接的に求め
た。
れる化合物を用いて、下記の組成の強誘電性液晶組成物
を調製した。
答時間は63μsecであった。又、N*相のピッチは85℃に
て12μm、SC *相のピッチは25℃にて8μmであった。
を塗布し、表面をラビングして平行配向処理を施したセ
ルギャップ2μmの透明電極を備えたセルに注入し、N*
相からSC *相へ徐冷し(降温速度1℃/分)、一対の偏
光子を直交ニコル状態で設けてから顕微鏡観察したとこ
ろ、何ら欠陥のない均一な配向が得られていた。この時
のコントラスト比は1:20であった。
(I)、(II)、(III)及び(V)で表わされるA,B,C
の3つの成分の化合物を組み合わせることにより、室温
を含む広い温度範囲にてSC *相を示し、ISO−N*−SA−SC
*型相系列を有し、らせんピッチが長く、自発分極値も3
0nC/cm2以下であり、しかも高速応答性を有する強誘電
性液晶組成物が得られることが判明した。又、この液晶
組成物を使用することにより、容易に良好な配向が得ら
れ、コントラストも非常に良好な液晶素子が得られるこ
とも判明した。
で表わされる化合物を用いて、下記の組成の強誘電性液
晶組成物を調製した。
す。
答時間は64μsecであった。又、N*相のピッチは81℃に
て42μm、SC *相のピッチは25℃にて11μmであった。
プ2μmのセルに注入し、N*相からSC *相へ急冷し(降
温速度10℃/分)、顕微鏡観察したところ、何ら欠陥の
ない均一な配向が得られていた。この時のコントラスト
比は1:25であった。
(I)、(II)、(III)及び(V)で表わされるA,B,C
各成分の化合物に、更にD成分である一般式(VI)で表
わされる化合物を組み合わせることにより、ISO−N*−S
A−SC *型相系列を有し、更にらせんピッチが長く、かつ
高速応答性を有する強誘電性液晶組成物が得られること
が判明した。更に、この液晶組成物を使用することによ
り、急冷しても、良好な配向が得られ、又、コントラス
トも非常に良好な、実用的な液晶素子が得られることも
判明した。
成の強誘電性液晶組成物を作成し、同様の測定方法によ
って評価した。第12表に実施例3〜9の液晶組成物の特
性を示す。
はすれた場合を、比較例2として、本発明のA,B,C,Dの
各成分の配合割合をはずれた場合を第12表に示す。
かつ高速応答性を有する強誘電性液晶材料が得られ、該
液晶材料を用いることにより、スイッチングする際に何
ら異常が認められずメモリー性が良く、又、非常にコン
トラストが良い高速応答の液晶素子が得られる。
速液晶シャッター及び高精細液晶デイスプレイなどが挙
げられる。
Claims (11)
- 【請求項1】下記のA,B及びCの3つの成分を含有し、
その割合がA,B,Cの3成分の合計量に対して、Aが75〜9
5重量%、Bが3〜9重量%、Cが3〜12重量%であ
り、相転移系列が、高温側から順に、等方性液体、コレ
ステリック相、スメクチックA相及びカイラルスメクチ
ックC相であり、自発分極値が30nC/cm2以下である強誘
電性液晶組成物。 但し、A成分は、一般式(I) ((I)式中、R1及びR2はそれぞれ炭素数1〜18の同一
又は相異なる直鎖又は分岐のアルキル基、アルコキシ基
又はアルカノイルオキシ基を示す) で表わされる化合物、及び一般式 ((II)中、R3及びR4はそれぞれ炭素数1〜18の同一又
は相異なる直鎖又は分岐のアルキル基、アルコキシ基を
示す) で表わされる化合物から選ばれた1種又は2種以上の化
合物であり、 B成分は、一般式 ((III)式中、R5は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のア
ルキル基又はアルコキシ基、R6は炭素数2〜18の直鎖又
は分岐のアルキル基又は炭素数1〜18の直鎖又は分岐の
アルコキシ基を示す。又、*は不斉炭素原子を示す。) で表わされる化合物、及び一般式 ((IV)式中、R7は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のアル
キル基又はアルコキシ基、R8は炭素数2〜18の直鎖又は
分岐のアルキル基又は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のア
ルコキシ基を示す。又、*は不斉炭素原子を示す) で表わされる化合物から選ばれた1種又は2種以上の化
合物であり、 C成分は、一般式 ((V)式中、R9は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のアル
キル基又はアルコキシ基、R10は炭素数2〜18の直鎖又
は分岐のアルキル基を示し、Xは−OCH2−、−CH2O−を
表わし、m及びnは1又は2を示し、m+n=3であ
る。又、*は不斉炭素原子を示す) で表わされる化合物から選ばれた1種又は2種以上の化
合物である。 - 【請求項2】A成分の化合物が、一般式(I)におい
て、R1が炭素数5〜12の直鎖のアルコキシ基又はアルカ
ノイルオキシ基であり、R2が炭素数7〜11の直鎖のアル
キル基である化合物及び一般式(II)において、R3が炭
素数5〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基であ
り、R4が炭素数6〜10の直鎖のアルキル基である化合物
より成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物であ
る請求項1に記載の強誘電性液晶組成物。 - 【請求項3】B成分の化合物が、一般式(III)におい
て、R5が炭素数3〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキ
シ基であり、R6が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基又は
アルコキシ基である化合物及び一般式(IV)において、
R7が炭素数3〜10の直鎖のアルキル基又はアルコキシ基
であり、R8が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基又はアル
コキシ基である化合物より成る群より選ばれた1種又は
2種以上の化合物である請求項1に記載の強誘電性液晶
組成物。 - 【請求項4】C成分の化合物が、一般式(V)におい
て、R9が炭素数6〜12の直鎖のアルキル基又はアルコキ
シ基であり、R10が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基で
ある化合物より成る群より選ばれた1種又は2種以上の
化合物である請求項1に記載の強誘電性液晶組成物。 - 【請求項5】A成分の化合物が より成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物であ
る請求項1に記載の強誘電性液晶組成物。 - 【請求項6】B成分の化合物が より成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物であ
る請求項1に記載の強誘電性液晶組成物。 - 【請求項7】C成分の化合物が より成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物であ
る請求項1に記載の強誘電性液晶組成物。 - 【請求項8】請求項1に記載のA,B,Cの3成分及び下記
D成分の4つの成分を含有し、そのDの割合がA,B,Cの
3成分の合計量に対して2〜5重量%であり、相転移系
列が高温側から順に、等方液体、コレステリック相、ス
メクチックA相,及びカイラルスメクチックC相であ
り、自発分極値が30nC/cm2以下である強誘電性液晶組成
物。 但し、D成分は、一般式 ((VI)式中、R11は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のア
ルキル基又はアルコキシ基、R12は炭素数2〜18の直鎖
又は分岐のアルキル基を示し、Yは、シアノ基、又は、
ハロゲン原子を表わす。又、*不斉炭素原子を示す) で表わされる化合物、及び一般式 ((VII)式中、R13は炭素数1〜18の直鎖又は分岐のア
ルキル基又はアルコキシ基、R14は炭素数2〜18の直鎖
又は分岐のアルキル基を示す。又、*不斉炭素原子を示
す) で表わされる化合物から選ばれた1種又は2種以上の化
合物ある。 - 【請求項9】D成分の化合物が、一般式(VI)におい
て、R11が炭素数5〜12の直鎖のアルキル基又はアルコ
キシ基、R12が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基であ
り、Yが−CN又は−Fである化合物及び一般式(VII)
において、R13が炭素数5〜12の直鎖のアルキル基又は
アルコキシ基、R14が炭素数2〜10の直鎖のアルキル基
である化合物より成る群より選ばれた1種又は2種以上
の化合物である請求項8に記載の強誘電性液晶組成物。 - 【請求項10】D成分の化合物が より成る群より選ばれた1種又は2種以上の化合物であ
る請求項8に記載の強誘電性液晶組成物。 - 【請求項11】請求項1或いは8に記載の強誘電性液晶
組成物を利用して、作成してなる光スイッチング素子。
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