JP2706195B2 - 乾式防火区画貫通配管施工材 - Google Patents
乾式防火区画貫通配管施工材Info
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- JP2706195B2 JP2706195B2 JP3333458A JP33345891A JP2706195B2 JP 2706195 B2 JP2706195 B2 JP 2706195B2 JP 3333458 A JP3333458 A JP 3333458A JP 33345891 A JP33345891 A JP 33345891A JP 2706195 B2 JP2706195 B2 JP 2706195B2
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- protection section
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防火区画を貫通する配
管の施工に用いる乾式防火区画貫通配管施工材に関す
る。
管の施工に用いる乾式防火区画貫通配管施工材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築物において、配管は、電源や通信の
配線、空調用に使用され、床・天井のスラブや仕切り壁
等を貫通して施工される。このような配管を防火区画に
対して施工する場合には、防火上で一定の基準を満たし
た施工が要求される。
配線、空調用に使用され、床・天井のスラブや仕切り壁
等を貫通して施工される。このような配管を防火区画に
対して施工する場合には、防火上で一定の基準を満たし
た施工が要求される。
【0003】図4は空調の配管系統の構成例を示す図、
図5は空調設備に使用されている配管及び防火区画の施
工方法の従来例を説明するための図である。図中、11
は建物、12は屋外機、13は配管、14は防火区画貫
通部、15は室内機、16と25はスラブ、17は天
井、18は仕切り壁、19は梁、20は保温チューブ、
21は銅管、22は針金、23と24はロックウール断
熱材、26は貫通孔を示す。
図5は空調設備に使用されている配管及び防火区画の施
工方法の従来例を説明するための図である。図中、11
は建物、12は屋外機、13は配管、14は防火区画貫
通部、15は室内機、16と25はスラブ、17は天
井、18は仕切り壁、19は梁、20は保温チューブ、
21は銅管、22は針金、23と24はロックウール断
熱材、26は貫通孔を示す。
【0004】近年、ビルの空調は、水冷式から空冷ヒー
トポンプ式に移行しているが、この方式では、図4に示
すように屋外機12と室内機15との間を往復2本の冷
媒管の配管13で接続している。そして、配管13は、
防火区画を構成するスラブ16や梁19の防火区画貫通
部14において、防火上所定の処理を行うことが要求さ
れる。
トポンプ式に移行しているが、この方式では、図4に示
すように屋外機12と室内機15との間を往復2本の冷
媒管の配管13で接続している。そして、配管13は、
防火区画を構成するスラブ16や梁19の防火区画貫通
部14において、防火上所定の処理を行うことが要求さ
れる。
【0005】空調用冷媒管は、夏期になると5℃〜10
℃の低温になるのに対し、冬季になると80℃〜120
℃の高温になる。そのため、図5(イ)に示すように1
cm〜2cm厚の例えばウレタン等の保温断熱材のチューブ
20で被った例えば4m程度の保温チューブ付銅管21
を用い、これを接続している。しかし、この保温チュー
ブ付銅管21は、保温断熱材が不燃性でないため防火区
画をそのまま貫通させることはできない。
℃の低温になるのに対し、冬季になると80℃〜120
℃の高温になる。そのため、図5(イ)に示すように1
cm〜2cm厚の例えばウレタン等の保温断熱材のチューブ
20で被った例えば4m程度の保温チューブ付銅管21
を用い、これを接続している。しかし、この保温チュー
ブ付銅管21は、保温断熱材が不燃性でないため防火区
画をそのまま貫通させることはできない。
【0006】そこで、防火区画貫通部14では、図5
(ロ)に示すように壁面から500mm〜1000mm程度
の長さで保温断熱チューブを剥がし、露出した銅管の周
りをロックウール断熱材23で被い、針金22で巻き付
け固定する処理を行っている。また、貫通孔26の隙間
も埋めることが必要であるので、同様にロックウール断
熱材24で埋め込むようにしたり、一方からベニヤやコ
ンクリートパネルからなる当て板を添え、モルタルを充
填して防火基準を満たすようにしている。
(ロ)に示すように壁面から500mm〜1000mm程度
の長さで保温断熱チューブを剥がし、露出した銅管の周
りをロックウール断熱材23で被い、針金22で巻き付
け固定する処理を行っている。また、貫通孔26の隙間
も埋めることが必要であるので、同様にロックウール断
熱材24で埋め込むようにしたり、一方からベニヤやコ
ンクリートパネルからなる当て板を添え、モルタルを充
填して防火基準を満たすようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の防火区画貫通部14の処理は、手作業であるため均
一化が難しく種々の問題を有している。
来の防火区画貫通部14の処理は、手作業であるため均
一化が難しく種々の問題を有している。
【0008】例えば先に説明したように空調では、少な
くとも往復2本の冷媒管を通すことになり、図5(ロ)
に示すように保温断熱チューブを剥がした後、それぞれ
の銅管21をロックウール断熱材23で被い全体を束ね
て針金22で巻き付けるため、この処理が雑になると、
冷媒管同士が接触し、結露や空調の効率低下等の問題が
生じる。さらには、冷媒管だけでなくケーブル用配管も
一緒に貫通させることもあり、このような場合には、冷
媒管がこのケーブル配管と接触すると、冷媒管が高温に
なる冬季にケーブルの絶縁被覆(ビニール等)を溶かし
てしまい、ケーブルが短絡事故を起こすという問題があ
る。
くとも往復2本の冷媒管を通すことになり、図5(ロ)
に示すように保温断熱チューブを剥がした後、それぞれ
の銅管21をロックウール断熱材23で被い全体を束ね
て針金22で巻き付けるため、この処理が雑になると、
冷媒管同士が接触し、結露や空調の効率低下等の問題が
生じる。さらには、冷媒管だけでなくケーブル用配管も
一緒に貫通させることもあり、このような場合には、冷
媒管がこのケーブル配管と接触すると、冷媒管が高温に
なる冬季にケーブルの絶縁被覆(ビニール等)を溶かし
てしまい、ケーブルが短絡事故を起こすという問題があ
る。
【0009】また、貫通孔26の隙間は、ロックウール
断熱材24で埋めるため、気密性が悪く隙間ができ延焼
の阻止性や配管の安定性も悪いという問題がある。さら
に、ロックウール断熱材は、粉塵に混じって空中に飛散
して空気を汚染し、健康や環境についても問題となる。
断熱材24で埋めるため、気密性が悪く隙間ができ延焼
の阻止性や配管の安定性も悪いという問題がある。さら
に、ロックウール断熱材は、粉塵に混じって空中に飛散
して空気を汚染し、健康や環境についても問題となる。
【0010】モルタルで埋める方法は、モルタルを充填
する側の反対側から当て板を添える必要があり、作業性
に種々の問題を有している。すなわち、床や天井に貫通
配管を施工する場合には、通常脚立を使って天井又は床
の下側から当て板を添えて上側からモルタルを流し込み
充填するため、人手と手間がかかると共に、当て板の添
え作業が脚立を使った不安定で危険度の高い高所作業に
なる。本発明は、上記の課題を解決するものであって、
簡便に防火区画を貫通する配管が施工でき、作業性及び
安全性の向上を図った乾式防火区画貫通配管施工材を提
供することを目的とする。
する側の反対側から当て板を添える必要があり、作業性
に種々の問題を有している。すなわち、床や天井に貫通
配管を施工する場合には、通常脚立を使って天井又は床
の下側から当て板を添えて上側からモルタルを流し込み
充填するため、人手と手間がかかると共に、当て板の添
え作業が脚立を使った不安定で危険度の高い高所作業に
なる。本発明は、上記の課題を解決するものであって、
簡便に防火区画を貫通する配管が施工でき、作業性及び
安全性の向上を図った乾式防火区画貫通配管施工材を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、防
火区画の床や壁を貫通する鋼管を施工する乾式防火区画
貫通配管施工材であって、床や壁を貫通する所定の長さ
の棒状体を軸方向に2分割し該2分割した断面の軸方向
に平行に所定の間隔で鋼管が嵌合する半円筒状の複数本
の凹溝を設けた1対の不燃性保温断熱材からなり、該1
対の不燃性保温断熱材の分割した断面を対向させ半円筒
状の凹溝に鋼管を嵌合して挟み込み防火区画の床や壁を
貫通するように構成したことを特徴とするものである。
火区画の床や壁を貫通する鋼管を施工する乾式防火区画
貫通配管施工材であって、床や壁を貫通する所定の長さ
の棒状体を軸方向に2分割し該2分割した断面の軸方向
に平行に所定の間隔で鋼管が嵌合する半円筒状の複数本
の凹溝を設けた1対の不燃性保温断熱材からなり、該1
対の不燃性保温断熱材の分割した断面を対向させ半円筒
状の凹溝に鋼管を嵌合して挟み込み防火区画の床や壁を
貫通するように構成したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の乾式防火区画貫通配管施工材では、所
定の長さの棒状体を軸方向に分割した断面を有すると共
に軸方向の断面に円筒状のパイプを嵌め込む半円筒状の
凹部を設けた不燃性保温断熱材からなるので、該不燃性
保温断熱材を1対の組として円筒状のパイプを挟み込む
だけでパイプを覆うことができ、防火区画の床や壁を貫
通する配管を中継することができる。
定の長さの棒状体を軸方向に分割した断面を有すると共
に軸方向の断面に円筒状のパイプを嵌め込む半円筒状の
凹部を設けた不燃性保温断熱材からなるので、該不燃性
保温断熱材を1対の組として円筒状のパイプを挟み込む
だけでパイプを覆うことができ、防火区画の床や壁を貫
通する配管を中継することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の乾式防火区画貫通配管施工材の
1実施例を示す図、図2は本発明の乾式防火区画貫通配
管施工材を用いた配管中継方式の1実施例を説明するた
めの図である。図において、2は乾式防火区画貫通配管
施工材、2aは軸方向断面、2bは凹部、4はスラブ、
5は鋼管、8はモルタル、9は配管貫通孔を示す。
明する。図1は本発明の乾式防火区画貫通配管施工材の
1実施例を示す図、図2は本発明の乾式防火区画貫通配
管施工材を用いた配管中継方式の1実施例を説明するた
めの図である。図において、2は乾式防火区画貫通配管
施工材、2aは軸方向断面、2bは凹部、4はスラブ、
5は鋼管、8はモルタル、9は配管貫通孔を示す。
【0014】図1において、乾式防火区画貫通配管施工
材2は、防火区画貫通部として床や壁を貫通するのに必
要な所定の長さの燃えにくく結露を防止できる不燃性で
且つ保温、断熱性に優れた例えば珪酸を成分とする蛭
石、バーミキュライト圧縮材等の多孔性断熱材、ケイ酸
カルシウム等の不燃性保温断熱材からなり、また必要に
応じて外皮をアルミガラスクロスで覆って構成したもの
である。そして、図示のように円筒状のものを軸方向に
2つに分割した蒲鉾状のものとし、その軸方向断面2a
にパイプ(例えば鋼管)を勘合して嵌め込む半円筒状の
凹部(溝)2bを設けた1対の不燃性保温断熱材からな
るものである。本発明の乾式防火区画貫通配管施工材2
は、図2に示すように軸方向断面を対向させた1対の不
燃性保温断熱材によりその凹溝に鋼管5を嵌合して挟み
込み配管貫通孔9に貫通配置し、必要に応じてその隙間
をモルタル8で埋めることによって固定する。したがっ
て、凹部2bは、鋼管5の径に合わせ幾つかの組み合わ
せで用意される。
材2は、防火区画貫通部として床や壁を貫通するのに必
要な所定の長さの燃えにくく結露を防止できる不燃性で
且つ保温、断熱性に優れた例えば珪酸を成分とする蛭
石、バーミキュライト圧縮材等の多孔性断熱材、ケイ酸
カルシウム等の不燃性保温断熱材からなり、また必要に
応じて外皮をアルミガラスクロスで覆って構成したもの
である。そして、図示のように円筒状のものを軸方向に
2つに分割した蒲鉾状のものとし、その軸方向断面2a
にパイプ(例えば鋼管)を勘合して嵌め込む半円筒状の
凹部(溝)2bを設けた1対の不燃性保温断熱材からな
るものである。本発明の乾式防火区画貫通配管施工材2
は、図2に示すように軸方向断面を対向させた1対の不
燃性保温断熱材によりその凹溝に鋼管5を嵌合して挟み
込み配管貫通孔9に貫通配置し、必要に応じてその隙間
をモルタル8で埋めることによって固定する。したがっ
て、凹部2bは、鋼管5の径に合わせ幾つかの組み合わ
せで用意される。
【0015】図3は本発明の乾式防火区画貫通配管施工
材の他の実施例を示す断面図及び外観図であり、1、
1′は保持部材、2は乾式防火区画貫通配管施工材、2
bは凹部、3は取り付けビス、4は取り付け壁、5は鋼
管、7は保持部材の配管貫通孔、9は配管貫通孔を示
す。
材の他の実施例を示す断面図及び外観図であり、1、
1′は保持部材、2は乾式防火区画貫通配管施工材、2
bは凹部、3は取り付けビス、4は取り付け壁、5は鋼
管、7は保持部材の配管貫通孔、9は配管貫通孔を示
す。
【0016】図3において、材保持部材1、1′は、例
えば1.6mm厚の不燃材からなり、配管貫通孔7を中
心に有し乾式防火区画貫通配管施工材2を上下から挟み
込む円盤状の空間を有すると共に一方の面に延設する取
り付け面を備え、乾式防火区画貫通配管施工材と同様に
2分割構成にしたものである。図3(イ)は保持部材1
の円盤状の空間に乾式防火区画貫通配管施工材2を嵌め
込み、保持部材1の一方の面に延設する取り付け面を使
って取り付けビス3で取り付け壁4に取り付け、鋼管5
を貫通させた状態を図1の断面図では示し、(ロ)は外
観図を示している。このようにすると、取り付け壁4の
配管貫通孔9に鋼管5を通した後に鋼管5の側面から乾
式防火区画貫通配管施工材2及び保持部材1を添えて合
わせることによって、防火区画としての貫通配管の施工
を仕上げることができる。この場合、乾式防火区画貫通
配管施工材2の合わせ断面に凹凸を設けるようにしても
よい。
えば1.6mm厚の不燃材からなり、配管貫通孔7を中
心に有し乾式防火区画貫通配管施工材2を上下から挟み
込む円盤状の空間を有すると共に一方の面に延設する取
り付け面を備え、乾式防火区画貫通配管施工材と同様に
2分割構成にしたものである。図3(イ)は保持部材1
の円盤状の空間に乾式防火区画貫通配管施工材2を嵌め
込み、保持部材1の一方の面に延設する取り付け面を使
って取り付けビス3で取り付け壁4に取り付け、鋼管5
を貫通させた状態を図1の断面図では示し、(ロ)は外
観図を示している。このようにすると、取り付け壁4の
配管貫通孔9に鋼管5を通した後に鋼管5の側面から乾
式防火区画貫通配管施工材2及び保持部材1を添えて合
わせることによって、防火区画としての貫通配管の施工
を仕上げることができる。この場合、乾式防火区画貫通
配管施工材2の合わせ断面に凹凸を設けるようにしても
よい。
【0017】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、乾式防火区画貫通配管施工材を円筒状の
2分割構成で示したが、楕円や多角形の断面を有する棒
状体を2分割した形状のものであってもよい。また、凹
部は、1つだけ設け配管が1本だけ貫通するものに対応
できるようにしてもよいし、幾つあってもよいことはい
うまでもない。
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、乾式防火区画貫通配管施工材を円筒状の
2分割構成で示したが、楕円や多角形の断面を有する棒
状体を2分割した形状のものであってもよい。また、凹
部は、1つだけ設け配管が1本だけ貫通するものに対応
できるようにしてもよいし、幾つあってもよいことはい
うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、2分割した形状にパイプの貫通溝を設けた所
定の長さの不燃性保温断熱材で乾式防火区画貫通配管施
工材を構成し、パイプを覆うようにして防火区画の貫通
孔に固定するので、施工性を高めると共に施工の均一性
を確保することができ、作業効率を上げ、作業の安全性
を高めることができる。しかも、貫通孔に鋼管を通した
後に鋼管の側面から断熱材及び断熱材保持部材を添えて
合わせることによって、防火区画としての貫通配管の施
工を仕上げることができるので、作業を単純化すること
ができ、作業者の負担を軽減することができる。また、
空調用冷媒管とケーブル用配管とを一緒にしても、不燃
性保温断熱材で遮断され接触することがないので、ケー
ブルの絶縁被覆が冷媒管の熱のために溶け、ケーブルが
短絡するという事故も防ぐことができ、安全性を高める
ことができる。さらには、ロックウール断熱材のように
細かく飛散して空気を汚染することもなく、環境汚染を
防ぐことができる。
によれば、2分割した形状にパイプの貫通溝を設けた所
定の長さの不燃性保温断熱材で乾式防火区画貫通配管施
工材を構成し、パイプを覆うようにして防火区画の貫通
孔に固定するので、施工性を高めると共に施工の均一性
を確保することができ、作業効率を上げ、作業の安全性
を高めることができる。しかも、貫通孔に鋼管を通した
後に鋼管の側面から断熱材及び断熱材保持部材を添えて
合わせることによって、防火区画としての貫通配管の施
工を仕上げることができるので、作業を単純化すること
ができ、作業者の負担を軽減することができる。また、
空調用冷媒管とケーブル用配管とを一緒にしても、不燃
性保温断熱材で遮断され接触することがないので、ケー
ブルの絶縁被覆が冷媒管の熱のために溶け、ケーブルが
短絡するという事故も防ぐことができ、安全性を高める
ことができる。さらには、ロックウール断熱材のように
細かく飛散して空気を汚染することもなく、環境汚染を
防ぐことができる。
【図1】 本発明の乾式防火区画貫通配管施工材の1実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図2】 本発明の乾式防火区画貫通配管施工材を用い
た配管中継方式の1実施例を説明するための図である。
た配管中継方式の1実施例を説明するための図である。
【図3】 本発明の乾式防火区画貫通配管施工材の他の
実施例を示す断面図及び外観図である。
実施例を示す断面図及び外観図である。
【図4】 空調の配管系統の構成例を示す図である。
【図5】 空調設備に使用されている配管及び防火区画
の施工方法の従来例を説明するための図である。
の施工方法の従来例を説明するための図である。
2…乾式防火区画貫通配管施工材、2a…軸方向断面、
2b…凹部、4…スラブ、5…鋼管、8…モルタル、9
…配管貫通孔
2b…凹部、4…スラブ、5…鋼管、8…モルタル、9
…配管貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 防火区画の床や壁を貫通する鋼管を施工
する乾式防火区画貫通配管施工材であって、床や壁を貫
通する所定の長さの棒状体を軸方向に2分割し該2分割
した断面の軸方向に平行に所定の間隔で鋼管が嵌合する
半円筒状の複数本の凹溝を設けた1対の不燃性保温断熱
材からなり、該1対の不燃性保温断熱材の分割した断面
を対向させ半円筒状の凹溝に鋼管を嵌合して挟み込み防
火区画の床や壁を貫通するように構成したことを特徴と
する乾式防火区画貫通配管施工材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3333458A JP2706195B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 乾式防火区画貫通配管施工材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3333458A JP2706195B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 乾式防火区画貫通配管施工材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05161722A JPH05161722A (ja) | 1993-06-29 |
JP2706195B2 true JP2706195B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=18266309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3333458A Expired - Lifetime JP2706195B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 乾式防火区画貫通配管施工材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2706195B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11739995B2 (en) | 2019-09-30 | 2023-08-29 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration cycle device |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60136687A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-20 | 東芝プラント建設株式会社 | ケ−ブル貫通部の構造 |
JP2614642B2 (ja) * | 1988-06-02 | 1997-05-28 | 株式会社クボタ | スラブ貫通鋼管の接合構造 |
JP3084489U (ja) * | 2001-09-04 | 2002-03-22 | 株式会社ジャパンアート | 額 縁 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP3333458A patent/JP2706195B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11739995B2 (en) | 2019-09-30 | 2023-08-29 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration cycle device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05161722A (ja) | 1993-06-29 |
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