JP2705518B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2705518B2
JP2705518B2 JP5152449A JP15244993A JP2705518B2 JP 2705518 B2 JP2705518 B2 JP 2705518B2 JP 5152449 A JP5152449 A JP 5152449A JP 15244993 A JP15244993 A JP 15244993A JP 2705518 B2 JP2705518 B2 JP 2705518B2
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章彦 山本
馨 柾田
勉 杉本
鈴木  誠
隆治 青山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上位機器から送信された
印字情報に基づいて印字処理を行う印字装置に係り、特
に不揮発性メモリカードを装置本体に着脱可能な印字装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ等の上位機器から出
力される印字情報に基づいて印字処理を行う印字装置
(プリンタ装置)では、SRAM(スタティックRA
M)等で構成されるメモリカードを着脱可能に構成し、
必要に応じてこのメモリカードを装着して印字処理を行
う印字装置が使用されている。このメモリカードは、通
常各種文字フォントや、外字、登録文字等を記憶してお
り、対応する文字種で印字処理する場合、又は必要な外
字、登録文字等を使用する場合、装置本体に装着して使
用されている。
【0003】また、内蔵RAMの記憶容量を増加する場
合、従来、装置本体に所謂増設RAMを接続し使用して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
印字装置ではメモリカードは各種文字フォントや、外
字、登録文字等を記憶するものとして使用され、それ以
上の使用には利用されていなかった。すなわち、従来は
システム管理者、サービス担当者の為にメモリカードが
利用できるシステムではなく、従ってデータ解析等にメ
モリカードを利用することはできなかった。
【0005】また、従来使用されている増設RAMの概
念は、上述の様に内蔵RAMの記憶容量の増加以上の意
義はなく、勿論、増設RAMをデータ解析等に利用する
こともできなかった。
【0006】本発明は、上記従来の実情に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、不揮発性メモリ
カードにホスト機器から出力される印字データ等の各種
データを記憶することにより、データ解析等に利用し、
システムの有効利用を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のひとつの構成
は、上位機器から入力する印字情報に従って印字処理を
行い、装置本体に着脱自在な不揮発性メモリカードを含
む印字装置に適用され、前記上位機器から入力する印字
情報を前記不揮発性メモリカードに記憶する構成であ
る。
【0008】また、他の構成は上述と同様の印字装置に
適用され、前記上位機器から入力する印字情報を一時記
憶する受信バッファメモリに記憶し、該受信バッファメ
モリに記憶されたデータを前記不揮発性メモリカードに
記憶する構成である。
【0009】さらに、他の構成は上述と同様の印字装置
に適用され、前記上位機器から入力する印字情報に基づ
いて生成されたパターンデータを画像データメモリに記
憶し、該画像データメモリに記憶されたデータを前記不
揮発性メモリカードに記憶する構成である。
【0010】
【作用】本発明は、上位機器から供給される受信データ
を不揮発性メモリカードに記憶し、この不揮発性メモリ
カードに記憶したデータを同じプリンタ装置、又は異な
るプリンタ装置、又はホスト機器に直接入力することに
より、他のプリンタ装置等でもカードに書き込まれたデ
ータを有効利用でき、システムの有効利用を図るもので
ある。また、不揮発性メモリカードに記憶するデータは
受信データでなくても良く、コマンド解析後のデータ、
又はコマンド実行後のデータでもよい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は一実施例の印字装置の回路
システム図であり、印字装置としては例えばLEDプリ
ンタ、レーザプリンタ等の装置が適応する。同図におい
て、印字装置の回路システムはインターフェイスコント
ローラ(以下I/Fコントローラで示す)1、及びプリ
ンタエンジン2で構成されている。I/Fコントローラ
1は、CPU(中央処理部)3、制御ROM4、システ
ムRAM5、ディップスイッチ6、外部インターフェイ
ス(以下、外部I/Fで示す)7、操作/表示部8、ビ
デオインターフェイス(以下、ビデオI/Fで示す)
9、フレームメモリ10、文字処理部11、キャラクタ
ジェネレータ(以下、CGで示す)12で構成されてい
る。また、不揮発性メモリカードとしてのスタテックR
AMカード(以下、SRAMカードで示す)13は、R
AMカード装着部13’に装脱できる構成である。
【0012】上述の外部I/F7には不図示のホスト機
器が接続され、各種印字情報がこの外部I/F7を介し
てCPU3へ供給される。上位機器である、例えばパー
ソナルコンピュータから出力された文字コードや印字処
理の為の制御情報(印字情報)は、セントロニクス仕様
の外部I/F7を介してCPU3へ出力される。また、
CPU3は制御ROM4に記憶されたプログラムに従っ
て印字処理を行い、例えば上述の外部I/F7を介して
入力する印字情報をコマンド解析し、システムRAM5
内の受信バッファに書き込み、またこの受信バッファに
一旦書込んだ文字コード等の印字情報は、CPU3のコ
マンド実行処理により、コマンドの指示する命令を実行
する。
【0013】また、システムRAM5は上述の様に、受
信バッファを内蔵すると共に、印字制御処理中発生する
各種データを記憶する。尚、CG12は文字コードに対
応するドットパターンデータを記憶し、CPU3のコマ
ンド実行処理により印字情報の中で文字コードとして識
別されたデータを対応するドットパターンデータに変換
する。また、フレームメモリ10は用紙1ページ分の記
憶容量を有し、CG12から出力されるドットパターン
データを制御情報に基づいて記憶する。また、プリンタ
エンジン2は印字装置の画像形成部である、例えば不図
示の感光体ドラムや帯電器、現像器、転写器、等の各
部、及び印字ヘッドを制御する回路である。
【0014】一方、SRAMカード13は図2に示すメ
モリ構成である。すなわち、システム領域14、FAT
領域15、ディレクトリ領域16、データ領域17で構
成されている。システム領域14は所定の規格(JEI
DA(日本電子工業振興協会)規格)に対応するシステ
ムソフトを記憶するエリアであり、FAT領域15はデ
ータ領域のクラスタのつながりを示すエリアであり、例
えばMS−DOSの様なシステムプログラムで規定され
ている。また、ディレクトリ領域16はオペレータが希
望するデータを入力する時設定するファイル名を記憶す
る領域である。さらに、データ領域17は上述のディレ
クトリ領域16に設定されたファイル名に対応する具体
的データを記憶するメモリ領域である。
【0015】以上の構成の印字装置において、各モード
における処理を以下に説明する。尚、このモードは、S
RAMカード13にどの様な内容のデータを記憶するか
により設定するものであり、本実施例ではホスト機器か
ら出力される所謂生のデータである受信データをそのま
まSRAMカード13に記憶する受信データ記憶/読出
しモード、この受信データを一旦コマンド解析し受信バ
ッファに記憶する状態のデータをSRAMカード13に
記憶する受信バッファデータ記憶/読出しモード、用紙
と1対1に対応したドットパターンデータ(フレームメ
モリデータ)を記憶するフレームメモリデータ記憶/読
出しモードの3モードである。また、このモード設定は
後述する様に、フラグF1に所定のフラグを設定するこ
とによりセットされる。また、この処理はホストコンピ
ュータから印字データが出力されない時、例えば印字装
置の電源投入後の初期設定時に行う。
【0016】具体的に図3のフローチャートを用いて各
モードの設定処理を説明する。先ず、SRAMカード1
3に記憶するデータがホスト機器から出力される印字デ
ータそのもの、すなわち受信データである時(ステップ
(以下、STで示す)1がY)、フラグF1に対応する
フラグをセットし、受信データ記憶/読出しモードに設
定する(ST2)。例えば、このフラグF1としてフラ
グ“1”をセットする。尚、SRAMカード13に記憶
するデータの選択は前述のディップスイッチ6を用いて
行う。
【0017】一方、SRAMカード13に記憶するデー
タが上述の受信データではない時(ST1がN(ノ
ー))、SRAMカード13に記憶するデータが所謂中
間コードである受信バッファデータであるか判断する
(ST3)。ここで、SRAMカード13に記憶するデ
ータがこの受信バッファデータである時(ST3が
Y)、フラグF1として“2”をセットし、バッファデ
ータ記憶/読出しモードに設定する(ST4)。
【0018】また、SRAMカード13に記憶するデー
タが上述の受信バッファデータでもない時(ST3が
N)、SRAMカード13に記憶するデータが上述のフ
レームメモリ10に記憶されるフレームメモリデータ
(ドットパターンデータ)であるか判断する(ST
5)。そして、このフレームメモリデータをSRAMカ
ード13に記憶すると判断する時(ST5がY)、例え
ばフラグF1として“3”をセットする。尚、SRAM
カード13への受信バッファデータの記憶、又はフレー
ムメモリデータの記憶の選択も、上述のディップスイッ
チ6を用いて行う。
【0019】さらに、SRAMカード13に記憶するデ
ータが上述の3つのデータでない時(ST5がN)、上
述のフラグF1に通常モード、例えば“0”をセットす
る(ST7)。この様にフラグF1に“0”がセットさ
れる場合は、SRAMカード13に上述の様なデータを
記憶する必要がない時、すなわちSRAMカード13を
使用することなく印字処理を行う場合である。
【0020】次に、SRAMカード13を使用する場
合、すなわち上述の処理(ST2、ST4、ST6)の
いずれか1つを実行する場合、SRAMカード13への
データの書き込み処理か、又は読出し処理かを設定する
(ST8)。ここで、書き込み処理を設定する時(ST
8がY(イエス))、フラグF2としてフラグエリア
に、例えば“0”をセットする(ST9)。一方、読出
し処理の設定を行う時(ST8がN(ノー))、フラグ
F2としてフラグエリアに“1”をセットする(ST1
0)。
【0021】この様にしてフラグF1、及びフラグF2
を設定した後、各データをSRAMカード13に記憶
し、又はSRAMカード13に記憶したデータを読み出
す処理、又はSRAMカード13を使用せず通常モード
の処理を実行する。
【0022】以下、図4〜図6に示すフローチャートに
従って説明する。図4はCPU3のデータ受信処理を示
し、図5はコマンド解析処理を示し、図6はコマンド実
行処理を示す。
【0023】図4のフローチャートに従ってCPU3は
先ず、受信バッファデータ記憶/読出しモードか否かの
判断(ステップ(以下図4においてSで示す)1)、及
びフレームメモリデータ記憶/読出しモードか否かの判
断(S2)を行う。この判断は、CPU3が前述のフラ
グF1を確認することにより行い、受信バッファデータ
記憶/読出しモード、又はフレームメモリデータ記憶/
読出しモード、すなわちF1のフラグエリアに“2”、
又は“3”が設定されている時(S1、又はS2が
Y)、フラグF2が書き込み指示か判断した後(S
3)、例えば読出し指示であれば、プリンタ装置とホス
ト機器をオフラインに設定すべく、ホスト機器を受信不
可能状態をセットする(S13)。すなわち、この場合
はプリンタ装置が前述の受信バッファデータ記憶/読出
しモード、又はフレームメモリデータ記憶/読出しモー
ドであり、かつ詳しく後述するSRAMカード13から
のデータの読出しモードであることから、ホスト機器か
らの印字情報の入力を禁止するものである。尚、判断
(S3)が書き込み処理である場合についても後述す
る。
【0024】一方、上述の判断(S1、S2)におい
て、フラグF1が“2”、又は“3”でない時(S1、
S2がN)、CPU3はフラグF1が“1”、すなわち
受信データ記憶/読出しモードであるか否か判断する
(S4)。ここで、フラグF1が“1”、すなわち受信
データ記憶/読出しモードである時(S4がY)、判断
(S5)を実行する。ここで、この受信データ記憶モー
ドの時の処理は後述する。
【0025】一方、フラグF1が“0”、すなわち通常
モードである時(S4がN)、処理(S6)以降を実行
する。この処理(S6)はデータ受信処理であり、通常
モード時ではホスト機器から出力されるデータを受信
し、図7に示す如くデータは流れる。すなわち、ホスト
機器から出力される印字情報はCPU3で通常モードで
あると判断されると、受信処理が行われた(S6)後、
コマンド解析へデータが送られる(S7がN、S8)。
このコマンド解析処理は、受信データに含まれる印字制
御情報を中間コードに変換する処理であり、図5に示す
判断(ステップ(図5において以下Vで示す)1)がN
(ノー)であり(フラグF1が“0”より)、上述の受
信データがコマンド解析へ送られてくるとこれを受取り
(V2)、コマンド解析処理を実行する(V3)。この
コマンド解析処理は、上述の印字制御情報を解析処理
し、所謂中間コードとする処理である。このコマンド解
析処理の後、この中間コード、すなわち受信バッファデ
ータは受信バッファに記憶される(V4がN、V5)。
尚、この時外字、登録文字等が含まれている場合、これ
らのデータはシステムRAM5内の登録バッファに記憶
する。
【0026】通常モードにおいてはその後、受信バッフ
ァから上述の受信バッファデータを読み出し(ステップ
(図6において以下Uで示す)1がN、U2)、コマン
ド実行処理を行う(U3)。このコマンド実行処理は、
それぞれコマンドの指示する命令を具体的に実行し、ま
た例えば文字コードはCG12により対応するドットパ
ターンデータに変換する。この様にコマンド実行処理を
行った後、ドットパターンデータに変換されたデータを
フレームメモリ10に記憶する(U4がN、U5)。そ
の後、フレームメモリ10に1ページ分のデータが書き
込まれると、CPU3の制御によりビデオI/F9を介
してドットパターンデータがプリンタエンジン2へ送ら
れ、印字ヘッドによる印字処理を行う。
【0027】次に、SRAMカード13に受信データを
記憶し、その記憶データを利用する場合について説明す
る(受信データ記憶/読出しモード)。図8はこの時の
データの流れを説明する図である。すなわち、受信デー
タ記憶/読出しモード時、フラグF1は“1”に設定さ
れているので、前述説明した様に、図4に示す判断(S
4)はYとなり、CPU3は受信データ記憶/読出しモ
ードであると判断する。
【0028】CPU3は受信データ記憶/読出しモード
であると判断すると、次にフラグF2の判断を行う。こ
の判断において、フラグF2が“0”にセットされてい
れば、前述の如くSRAMカード13に受信データの書
き込むモードであり(S5がY)、前述と同様ホスト機
器から供給される印字情報を受信する(S6)。すなわ
ち、通常モードであれば受信データのコマンド解析、受
信バッファへの登録処理(図8に示すAの流れ)を実行
するが、このモードではSRAMカード13に受信デー
タをそのまま記憶する(図8に示すBの流れ)。したが
って、この時SRAMカード13には印字情報として、
文字コードや、各種コマンドを含む制御データがそのま
ま書き込まれる。この時、ディレクトリ領域16には、
図2に示す如く例えば“DATA1.RCV”というフ
ァイル名が書き込まれ、上述の受信データはデータ領域
17aに書き込まれる。
【0029】一方、前述の判断(S5)において、フラ
グF2に“1”がセットされ、SRAMカード13に記
憶された受信データを読み出すモードである時、プリン
タ装置とホスト機器をオフラインに設定すべく、ホスト
機器からのデータの受信を不可能状態とする(S1
0)。すなわち、この場合CPU3はSRAMカード1
3に記憶された受信データを読み出し(図9の(b)の
状態)、前述のコマンド解析へこのデータを送る(S1
1、S12)。コマンド解析へ送られたデータは上述の
通常モードの時と同様、図5に示す判断(V1)がN
(ノー)であり、この受信データに従ってコマンド解析
処理を実行する(V2、V3)。このコマンド解析処理
は、上述と同様であり、CPU3の制御によりコマンド
解析されたデータを受信バッファデータに書き込む(V
4がN、V5)。また、コマンド実行処理についても同
様であり、受信バッファに書き込まれたデータを読み出
し(U1がN、U2)、コマンド実行処理を行い(U
3)、ドットパターンデータに変換されたデータをフレ
ームメモリ10に記憶し(U4がN、U5)、フレーム
メモリ10に1ページ分のデータが書き込まれると、こ
のドットパターンデータを印字ヘッドへ出力する。
【0030】この様に構成することにより、SRAMカ
ード13に書き込まれた受信データは、他の同じシステ
ムでも利用でき、例えば上述のように図9の(b)に示
すように接続することにより、受信データを利用するこ
とができる。
【0031】一方、同図の(a)は上述の受信データを
記憶したSRAMカード13をホスト機器(例えばパー
ソナルコンピュータ18)に装着することで、SRAM
カード13に記憶された上述の受信データを他の同様の
システムでも利用できるものである。尚、この場合、S
RAMカード13からのデータの読み出しは、例えばパ
ーソナルコンピュータ18のキーボードを操作すること
で、例えばファイル名“DATA1.RCV”を指定
し、パーソナルコンピュータ18に上述の受信データを
読み出すことができる。すなわち、同一構成の他のシス
テムでも、SRAMカード13を利用することで他のプ
リンタ装置19を活用し同じ印字処理を行うことができ
る。
【0032】以上の様に処理することで、SRAMカー
ド13に一旦受信データを記憶し、このSRAMカード
13を他のホスト機器やプリンタ装置に装着することに
より、同じ受信データを利用したシステムの有効利用を
図ることができる。
【0033】次に、SRAMカード13に受信バッファ
データを記憶し、そのデータを利用する場合について説
明する(受信バッファデータ記憶/読出しモード)。す
なわちこの場合、前述の判断(S1)において、フラグ
F1が“2”であることから、受信バッファデータ記憶
/読み出しモードであると判断し、フラグF2の判断
(S3)を行い、フラグF2が“0”、すなわち書き込
み処理であれば、前述と同様ホスト機器から供給される
印字情報を受信する(S6)。すなわち、通常モードで
は、受信データのコマンド解析後、受信バッファへの登
録処理(図10に示すCの流れ)を実行するが、このモ
ードではSRAMカード13にコマンド解析後のデータ
をそのまま記憶する(V1〜V4、V6、図10に示す
Dの流れ)。したがって、この時SRAMカード13に
はデータとして、コマンド解析後の所謂中間コードが書
き込まれる。また、この時、ディレクトリ領域16に
は、図2に示す如く例えば“DATA2.SHL”とい
うファイル名が書き込まれ、上述の受信データはデータ
領域17bに書き込まれる。
【0034】一方、フラグF2に“1”がセットされ、
SRAMカード13に記憶された受信データを読み出す
モードである時、判断(S3)及び判断(V7)がNと
なり、前述と同様ホスト機器からのデータの受信を不可
能状態とする(S13)と共に、CPU3はSRAMカ
ード13に記憶された受信データを読み出し(図11の
状態)、受信バッファへ書き込む(V8、V9)。その
後、受信バッファに書き込んだデータを読み出し、コマ
ンド実行し、フレームメモリ10に書き込んだ後印字ヘ
ッドへ出力する処理については、前述の通常モードと同
じである。
【0035】上述の様に、SRAMカード13に書き込
まれた受信バッファデータは、SRAMカード13をプ
リンタ装置に装着し、前述と同様キーボードを操作し、
例えばファイル名“DATA2.SHL”を入力し、受
信バッファに上述の受信バッファデータを供給すること
ができる。この場合も、SRAMカード13を装着する
プリンタ装置は元のプリンタ装置でもよく、また異なる
プリンタ装置でもよい。この様にして受信バッファに出
力された受信バッファデータは、以後コマンド実行処
理、ドットパターンデータへの変換処理が施され、印字
ヘッドにより印字処理に供される。以上の様に処理する
ことで、SRAMカード13に一旦受信バッファデータ
を記憶し、このSRAMカード13を元の、又は他のプ
リンタ装置に装着することにより、同じ受信バッファデ
ータ利用して印字処理できる。
【0036】次に、SRAMカード13にフレームメモ
リデータ(ドットパターンデータ)を記憶し、そのデー
タを利用する場合について説明する(フレームメモリデ
ータ記憶/読出しモード)。すなわちこの場合、前述の
判断(S2)において、フラグF1が“3”であること
から、フレームメモリデータ記憶/読み出しモードであ
ると判断し、前述と同様フラグF2の判断(S3)を行
い、フラグF2が“0”、すなわち書き込み処理であれ
ば、前述と同様ホスト機器から供給される印字情報を受
信し(S6)、受信データのコマンド解析、受信バッフ
ァへの書き込み処理の後コマンド実行されたドットパタ
ーンデータを、SRAMカード13に記憶する(U1〜
U4、U6図12に示すFの流れ)。したがって、この
時SRAMカード13にはデータとして、コマンド実行
後のドットパターンデータが書き込まれる。また、この
時、ディレクトリ領域16には、図2に示す如く例えば
“DATA3.IMG”というファイル名が書き込ま
れ、上述の受信データはデータ領域17cに書き込まれ
る。
【0037】一方、フラグF2に“1”がセットされ、
SRAMカード13に記憶されたデータを読み出すモー
ドである時、判断(S3)及び判断(U7)がNとな
り、前述と同様ホスト機器からのデータの受信を不可能
状態とする(S13)と共に、CPU3はSRAMカー
ド13に記憶されたドットパターンデータを読み出し
(図13の状態)、フレームメモリ10に書き込んだ後
(U5)印字ヘッドへ出力する。
【0038】上述の様に、SRAMカード13に書き込
まれた受信バッファデータは、SRAMカード13をプ
リンタ装置に装着し、前述と同様キーボードを操作し、
例えばファイル名“DATA3.IMG”を入力し、フ
レームメモリ10に上述のドットパターンデータを供給
することができる。この場合も、SRAMカード13を
装着するプリンタ装置は元のプリンタ装置でもよく、ま
た異なるプリンタ装置でもよい。尚、本実施例では、1
枚のSRAMカード13に異なる種類のデータを記憶す
るように構成したが、同じ種類のデータでも良く、また
データの種類も上記3種類(3モード)に限られない。
【0039】
【発明の効果】ホスト機器から出力された生の受信情報
や、コマンド解析後の受信バッファデータ、その他フレ
ームメモリデータ等の各種データを不揮発性メモリカー
ドに記憶し、利用できるのでシステムの有効利用を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の印字装置のシステム制御回路であ
る。
【図2】SRAMカードのメモリ構成図である。
【図3】各動作モードを設定するフローチャートであ
る。
【図4】データ受信処理を説明するフローチャート。
【図5】コマンド解析処理を説明するフローチャートで
ある。
【図6】コマンド実行処理を説明するフローチャートで
ある。
【図7】通常モード時の流れを説明する図である。
【図8】SRAMカードへの受信データ記憶の流れを説
明する図である。
【図9】SRAMカードへの受信データ読出しの流れを
説明する図である。
【図10】SRAMカードへの受信バッファデータの記
憶の流れを説明する図である。
【図11】SRAMカードへの受信バッファデータの読
出しの流れを説明する図である。
【図12】SRAMカードへのドットパターンデータの
記憶の流れを説明する図である。
【図13】SRAMカードへのドットパターンデータの
読出しの流れを説明する図である。
【符号の説明】
1 システムブロック 2 プリンタエンジン 3 CPU 4 制御ROM 5 システムRAM 6 ディップスイッチ 7 外部I/F 8 操作/表示部 9 ビデオI/F 10 フレームメモリ 11 文字処理部 12 CG 13 SRAMカード 14 システム領域 15 FAT領域 16 ディレクトリ領域 17 データ領域
フロントページの続き (72)発明者 柾田 馨 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (72)発明者 杉本 勉 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 誠 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (72)発明者 青山 隆治 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−301463(JP,A) 特開 昭62−218159(JP,A) 特開 平2−161516(JP,A) 特開 平3−162979(JP,A) 特開 平4−353480(JP,A) 実開 平4−9753(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位機器から入力する印字情報を受信する
    受信手段と、受信された印字情報を解析しその解析結果
    情報を受信バッファに所定量蓄積する解析手段と、前記
    バッファメモリ手段に蓄積された前記解析結果情報を順
    次読み出し印字すべき画像データに変換する画像データ
    生成手段と、前記画像データに基づき用紙に印字処理を
    行う印字手段とを有する印字装置において、 装置本体に着脱自在な不揮発性メモリカードを備え、 前記上位機器から入力する前記印字情報を変換無しにそ
    のまま前記不揮発性メモリカードに書き込む第1の書込
    モードと、 前記解析手段により処理された前記解析結果情報を前記
    不揮発性メモリカードに書き込む第2の書込モードと、 前記画像データ生成手段により変換された前記画像デー
    タを前記不揮発性メモリカードに書き込む第3の書込モ
    ードと、 前記書込モードを切り換えるモード切換手段とを備える
    ことを特徴とする印字装置。
JP5152449A 1993-06-23 1993-06-23 印字装置 Expired - Lifetime JP2705518B2 (ja)

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