JP2704130B2 - 収納扉を用いた筺体 - Google Patents
収納扉を用いた筺体Info
- Publication number
- JP2704130B2 JP2704130B2 JP7057053A JP5705395A JP2704130B2 JP 2704130 B2 JP2704130 B2 JP 2704130B2 JP 7057053 A JP7057053 A JP 7057053A JP 5705395 A JP5705395 A JP 5705395A JP 2704130 B2 JP2704130 B2 JP 2704130B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- storage
- housing
- link
- stored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は宇宙空間で使用される箱
形状の筺体に関し、特に収納扉を用いた筺体に関する。
形状の筺体に関し、特に収納扉を用いた筺体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、宇宙空間で使用される筺体はその
扉の開閉については確実性と安定性が要求されるため、
ネジなどにより固定着脱を行なっていた。
扉の開閉については確実性と安定性が要求されるため、
ネジなどにより固定着脱を行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、ネジなどを使用するため収納時間がかか
る、また、宇宙空間などの無重力においては、取り外し
後の扉が宇宙船内に漂うため人為的な危険を及ぼす、収
納後宇宙船内の船員が収納後の扉を握ったりした場合、
扉が簡単に宇宙船内に突出した場合人為的な危険を及ぼ
す、また、開閉および収納作業が難しいなどの問題があ
った。
術においては、ネジなどを使用するため収納時間がかか
る、また、宇宙空間などの無重力においては、取り外し
後の扉が宇宙船内に漂うため人為的な危険を及ぼす、収
納後宇宙船内の船員が収納後の扉を握ったりした場合、
扉が簡単に宇宙船内に突出した場合人為的な危険を及ぼ
す、また、開閉および収納作業が難しいなどの問題があ
った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、扉の収納部を内部にもつ筺体本
体と筺体が開けられたとき収納部に収納される収納扉と
を具備し、さらにこの収納扉がロック機構をもち、収納
部に収納扉が収納されたときこの状態が保持されるとと
もに、ロック機構が、扉内部に設けられたリンクと、リ
ンクの一部と連結され扉側面から突出した爪部と、リン
クに保持力を与えるスプリングと、爪部を内部に引き込
むためにリンクに動きを与える解除手段を具備する。
め、本発明においては、扉の収納部を内部にもつ筺体本
体と筺体が開けられたとき収納部に収納される収納扉と
を具備し、さらにこの収納扉がロック機構をもち、収納
部に収納扉が収納されたときこの状態が保持されるとと
もに、ロック機構が、扉内部に設けられたリンクと、リ
ンクの一部と連結され扉側面から突出した爪部と、リン
クに保持力を与えるスプリングと、爪部を内部に引き込
むためにリンクに動きを与える解除手段を具備する。
【０００５】更に、本発明では、先の解除手段が、扉表
面に設けられたリリースボタンと、リリースボタンと連
結しリリースボタンの動きをリンクに伝えるロッドとを
含む。
面に設けられたリリースボタンと、リリースボタンと連
結しリリースボタンの動きをリンクに伝えるロッドとを
含む。
【０００６】
【実施例】本発明について図面を参照し説明する。図１
は、本発明の収納扉の実施例全体の斜視図である。図に
おいて、筺体１の前面扉２は、普段はツマミネジ２−１
と扉上部押さえ５および扉ヒンジ３により固定されてい
る。扉を開ける場合は、ツマミネジ２−１を緩め扉ヒン
ジ３を中心に水平になるまで上側に開ける。その後扉２
を押すことにより扉はヒンジスライド溝４及び装置上部
の扉受け棚１−１上に沿って移動し、扉受け棚１−１上
部に収納され装置内扉ストッパ６で収納を完了する。
は、本発明の収納扉の実施例全体の斜視図である。図に
おいて、筺体１の前面扉２は、普段はツマミネジ２−１
と扉上部押さえ５および扉ヒンジ３により固定されてい
る。扉を開ける場合は、ツマミネジ２−１を緩め扉ヒン
ジ３を中心に水平になるまで上側に開ける。その後扉２
を押すことにより扉はヒンジスライド溝４及び装置上部
の扉受け棚１−１上に沿って移動し、扉受け棚１−１上
部に収納され装置内扉ストッパ６で収納を完了する。
【０００７】図２は収納扉の内部構造を示す図で、扉受
け棚１−１に収納した状態を表わしている。前面扉２
は、扉内に設けた三角形のリンク２−４の先端のストッ
パ爪２−６と装置内壁に設けたストッパ受け７により、
保持される。ストッパ爪２−６の保持力は一対のリンク
２−４のリンクピン２−５を支点とし他方に設けたコイ
ルバネ２−７により維持される。
け棚１−１に収納した状態を表わしている。前面扉２
は、扉内に設けた三角形のリンク２−４の先端のストッ
パ爪２−６と装置内壁に設けたストッパ受け７により、
保持される。ストッパ爪２−６の保持力は一対のリンク
２−４のリンクピン２−５を支点とし他方に設けたコイ
ルバネ２−７により維持される。
【０００８】扉を引き出す場合は、リリースボタン２−
２を押すことによりロッド２−３が後方に移動し、ロッ
ドピン２−８も同時に後方へ移動する。ロッドピン２−
８が後方に移動することにより、リンク２−４に設けた
長穴部２−９がリンクピン２−５を中心に左側のリンク
は時計回りに、右側のリンクは反時計回りに回転する。
２つのリンクが回転したことにより、ストッパ爪２−６
はそれぞれ内側に移動し、ストッパ受け７からストッパ
爪２−６が抜ける。ストッパ爪２−６が抜けたことによ
り扉２は引き出しが可能となる。その後、開けた時と逆
にとびらを閉じツマミネジ２−１で固定し、扉を閉じる
動作を終了する。
２を押すことによりロッド２−３が後方に移動し、ロッ
ドピン２−８も同時に後方へ移動する。ロッドピン２−
８が後方に移動することにより、リンク２−４に設けた
長穴部２−９がリンクピン２−５を中心に左側のリンク
は時計回りに、右側のリンクは反時計回りに回転する。
２つのリンクが回転したことにより、ストッパ爪２−６
はそれぞれ内側に移動し、ストッパ受け７からストッパ
爪２−６が抜ける。ストッパ爪２−６が抜けたことによ
り扉２は引き出しが可能となる。その後、開けた時と逆
にとびらを閉じツマミネジ２−１で固定し、扉を閉じる
動作を終了する。
【０００９】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の収納扉を用
いた筺体によれば、無重力状態においても安全且つ確実
に扉の開閉収納作業が可能となる。
いた筺体によれば、無重力状態においても安全且つ確実
に扉の開閉収納作業が可能となる。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明の実施例の収納扉の内部構造を示す図で
ある。
ある。
１ 装置筺体 １−１ 装置筺体の扉受け棚 ２ 前面扉 ２−１ 前面扉のツマミねじ ２−２ 前面扉のリリースボタン ２−３ 前面扉のロッド ２−４ 前面扉の一対のリンク ２−５ 前面扉のリンクピン ２−６ 前面扉のストッパ爪 ２−７ 前面扉のストッパ保持力発生用コイルバネ ２−８ 前面扉のロッドピン ２−９ 前面扉のリンクの長穴部 ３ 扉ヒンジ ４ 扉ヒンジスライド溝 ５ 扉上部押さえ ６ 装置内扉ストッパ ７ 筺体ストッパ受け
Claims (2)
- 【請求項１】 扉の収納部を内部にもつ筺体本体と筺体
が開けられたとき前記収納部に収納される収納扉とを具
備し、前記収納扉がロック機構をもち、前記収納部に収
納扉が収納されたときこの状態が保持されるとともに、
前記ロック機構が、扉内部に設けられたリンクと、リン
クの一部と連結され扉側面から突出した爪部と、リンク
に保持力を与えるスプリングと、前記爪部を内部に引き
込むために前記リンクに動きを与える解除手段を具備す
る収納扉を用いた筺体。 - 【請求項２】 前記解除手段が、扉表面に設けられたリ
リースボタンと、前記リリースボタンと連結しリリース
ボタンの動きを前記リンクに伝えるロッドとを含む請求
項１の収納扉を用いた筺体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057053A JP2704130B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 収納扉を用いた筺体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057053A JP2704130B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 収納扉を用いた筺体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08253289A JPH08253289A (ja) | 1996-10-01 |
| JP2704130B2 true JP2704130B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=13044710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7057053A Expired - Lifetime JP2704130B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 収納扉を用いた筺体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2704130B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103373480B (zh) * | 2012-04-17 | 2016-02-10 | 上海航天测控通信研究所 | 航天设备的舱门结构及具有该舱门结构的航天设备 |
| CN108770253B (zh) * | 2018-05-21 | 2023-12-29 | 国网吉林省电力有限公司白城供电公司 | 一种电控箱的输送机控制装置及控制方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617820A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-20 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Equipment for discharging powder |
| JPH0646875Y2 (ja) * | 1990-04-19 | 1994-11-30 | フルハーフ岩手株式会社 | コンテナ |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP7057053A patent/JP2704130B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08253289A (ja) | 1996-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |