JPH0326855Y2 - - Google Patents

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JPH0326855Y2
JPH0326855Y2 JP7329985U JP7329985U JPH0326855Y2 JP H0326855 Y2 JPH0326855 Y2 JP H0326855Y2 JP 7329985 U JP7329985 U JP 7329985U JP 7329985 U JP7329985 U JP 7329985U JP H0326855 Y2 JPH0326855 Y2 JP H0326855Y2
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JP
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latch
door
pivot
hole
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JP7329985U
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JPS61189958U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷蔵庫や保冷車等の扉を庫本体に錠止
するのに使用するハンドル装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 実開昭58−153664号公報に開示されている従来
の扉用ハンドル装置は、本体に枢着した操作ハン
ドルの先端突子をラツチの基端部に係合させたも
のであり、扉開放時には、操作ハンドルの引張り
回転によつてラツチを本体に引込み摺動させて、
ラツチを受金より離脱させる一方、扉閉鎖時に
は、本体に内蔵したバネによつてラツチを突出摺
動させて、受金と再係合させていた。
(考案が解決しようとする問題点) この扉用ハンドル装置では、操作ハンドルの先
端突子とラツチとの間には、ラツチが受金と係合
するときラツチの進退摺動を許す空間が残されて
いるので、操作ハンドルを操作しなくても扉を閉
鎖するだけでラツチが受金と自動的に係合する。
そのため、冷蔵庫に収納物品を頻繁に出入れす
る店舗の営業時間中において、扉を簡便に仮止め
施錠するのに適している。
しかしながら、前記ラツチの進退摺動を許す空
間の存在は、扉の強固な施錠の成立に悪影響を与
える。
即ち、扉の閉鎖施錠状態において震動衝撃等に
よつてラツチの摺動方向に外力が作用すると、ラ
ツチが前記バネに抗して引込み摺動し、操作ハン
ドルを引かなくてもラツチと受金との係合が解か
れ、扉が偶発的に開放してしまうことがあるので
ある。
従つて本考案の目的は、ラツチの摺動方向に震
動や衝撃等の外力が働いても扉が開放しないと共
に、腕や足等で扉を閉鎖方向に押すだけで、ラツ
チが受金と当接して自動的に引込み摺動し、扉の
仮止め施錠が成立する扉用ハンドル装置を提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案の扉用錠装置は、固定枠体1に固着され
る受金2と、外端部3aが受金2と係脱するラツ
チ3と、扉4に固着され、両側壁の中間部にラツ
チ3の摺動方向の長孔5を設けた本体6と、前記
長孔5を通る第1枢軸7によつて基端部8aをラ
ツチ3の内端部3bに枢着された操作ハンドル8
と、本体6の他方端部に収容され、基端部9aを
第2枢軸10によつて本体6の両側壁に枢着され
た引下げアーム9と、第2枢軸10に嵌められ、
引下げアーム9を本体6の取付基板11に向けて
回転付勢するバネ12と、摺動方向に沿つて設け
たラツチ3の長孔16と本体6の側壁に設けた透
孔17とに抜取自在に挿入されるストツパーピン
18とから成り、引下げアーム9の先端部9bを
第3枢軸13によつて操作ハンドル8の中間部8
bに枢着し、前記透孔17と長孔16からストツ
パーピン18を抜取ることによつて、操作ハンド
ル8を完全に倒伏させてラツチ3を前記受金2に
深く係合させた状態において、第1枢軸7と第2
枢軸10を結ぶ直線lに関して第3枢軸13を取
付基板11側に位置させる一方、前記透孔17と
長孔16にストツパーピン18を挿入することに
よつて、操作ハンドル8を不完全に倒伏させてラ
ツチ3を前記受金2に浅く係合させた状態におい
て、第3枢軸13を前記直線lに関して取付基板
11の反対側に位置させるものである。
(作用) 本考案の扉用ハンドル装置では、扉開放のため
操作ハンドル8を引張ると、操作ハンドル8の中
間部8bに枢着された引下げアーム9が起き上が
り、前記操作ハンドル8の基端部8aに挿通され
た第1枢軸7が本体6の長孔5内を第2枢軸10
に向つて移動する。これによつて第1枢軸7に枢
着されたラツチ3が本体6に引込み摺動し、ラツ
チ3は受金2から離脱する。
一方、扉本止め施錠のため操作ハンドル8を完
全に倒伏すると、前記第1枢軸7が前記長孔5内
を受金2の方向へ移動することによつて、ラツチ
3は本体6から突出摺動し、受金2のローラ14
と深く係合する。このとき、第2枢軸10に嵌め
られたバネ12が、引下げアーム9を本体6の取
付基板11に向けて回転付勢するので、操作ハン
ドル8に起立方向の力を加えない限り、ラツチ3
と受金2の深い係合状態が保たれ、扉4は本止め
施錠される。
また、店舗の営業時間中等において扉を仮止め
施錠して使用したいときには、前記長孔16と透
孔17にストツパーピン18を挿入して置く。こ
の状態で操作ハンドル8を不完全に倒伏すると、
前記第1枢軸7が長孔5内を受金2の方向へ動く
と同時にストツパーピン18も見掛け上、長孔1
6内を受金2の方向へ動く。そして、第1枢軸7
が長孔5の左端に達するよう先にストツパーピン
18が長孔16の右端に当接するため、ラツチ3
の突出摺動距離は扉の本止め施錠時のときよりも
短く限定され、ラツチ3は受金2のローラ14と
浅く係合する。このとき、第2枢軸10に嵌めら
れたバネ12が、引下げアーム9を本体6の取付
基板11に向けて回転付勢するので、操作ハンド
ル8は不完全倒伏状態に保持され、ラツチ3と受
金2の浅い係合状態、即ち扉の仮止め施錠状態が
維持される。
この扉の仮止め施錠状態において操作ハンドル
を引張ると、第1枢軸7が長孔5の右端に移動
し、ストツパーピン18が長孔16の左端に移動
して、第1枢軸7に枢着されたラツチ3が本体6
内に引込み摺動する。これによつてラツチ3は受
金2から離脱する。
(実施例) 図示の実施例では、ラツチ3に貫通孔15を設
けてあり、該貫通孔15と前記透孔17に南京錠
のフツク棒を挿通することによつて、扉を完全に
施錠し収納物品の盗難を防止することができる。
また、前記ストツパーピン18として南京錠の
フツク棒を利用することもできる。
(考案の効果) 以上のように本考案の扉用ハンドル装置では、
操作ハンドル8を完全に倒伏させて、ラツチ3を
受金2と深く係合させた状態では、第1枢軸7と
第2枢軸10を結ぶ直線lに関して第3枢軸13
が本体2の取付基板11側に位置しているため、
ラツチ3の摺動方向に外部衝撃や震動によつて力
が働いても、ラツチ3は本体6内に没入する方向
に摺動しない。
当該外力は上記デツドポイント機構のため、操
作ハンドル8を取付基板11に押付ける方向に作
用する。即ち、操作ハンドル8を本止め施錠位置
に保持する力として働くことになるので、震動や
衝撃等に対する安全性は絶大である。
また、扉の仮止め施錠時には、前記直線lに関
して第3枢軸13が本体2の取付基板11と反対
側に位置しているので、扉を閉鎖方向に押すだけ
でラツチと受金が自動的に係合し、操作ハンドル
を扱う必要がないので、扉の閉鎖施錠操作が簡便
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係る扉用ハンドル装
置を示し、第1図と第2図は該扉用ハンドル装置
を扉の本止め施錠に用いたときの正面図と底面図
である。第3図は第2図のB−B線断面図、第4
図は第1図のA−A線断面図である。第5図は、
前記扉用ハンドル装置を扉の仮止め施錠に用いた
ときの第4図に対応した断面図である。第6図は
の扉仮止め施錠に用いて扉を解錠したときの断面
図である。 1……固定枠体、2……受金、3……ラツチ、
4……扉、5……長孔、6……本体、7……第1
枢軸、8……操作ハンドル、9……引下げアー
ム、10……第2枢軸、11……取付基板、12
……バネ、13……第3枢軸、15……南京錠の
フツク棒の挿入孔、14……ローラ、16……ス
トツパーピン用長孔、17……ストツパーピン用
透孔、18……ストツパーピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定枠体1に固着される受金2と、外端部3a
    が受金2と係脱するラツチ3と、扉4に固着さ
    れ、両側壁の中間部にラツチ3の摺動方向の長孔
    5を設けた本体6と、前記長孔5を通る第1枢軸
    7によつて基端部8aをラツチ3の内端部3bに
    枢着された操作ハンドル8と、本体6の他方端部
    に収容され、基端部9aを第2枢軸10によつて
    本体6の両側壁に枢着された引下げアーム9と、
    第2枢軸10に嵌められ、引下げアーム9を本体
    6の取付基板11に向けて回転付勢するバネ12
    と、摺動方向に沿つて設けたラツチ3の長孔16
    と本体6の側壁に設けた透孔17とに抜取自在に
    挿入されるストツパーピン18とから成り、引下
    げアーム9の先端部9bを第3枢軸13によつて
    操作ハンドル8の中間部8bに枢着し、前記透孔
    17と長孔16からストツパーピン18を抜取る
    ことによつて、操作ハンドル8を完全に倒伏させ
    てラツチ3を前記受金2に深く係合させた状態に
    おいて、第1枢軸7と第2枢軸10を結ぶ直線l
    に関して第3枢軸13を取付基板11側に位置さ
    せる一方、前記透孔17と長孔16にストツパー
    ピン18を挿入することによつて、操作ハンドル
    8を不完全に倒伏させてラツチ3を前記受金2に
    浅く係合させた状態において、第3枢軸13を前
    記直線lに関して取付基板11の反対側に位置さ
    せた扉用ハンドル装置。
JP7329985U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH0326855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7329985U JPH0326855Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7329985U JPH0326855Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61189958U JPS61189958U (ja) 1986-11-26
JPH0326855Y2 true JPH0326855Y2 (ja) 1991-06-11

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ID=30612529

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JP7329985U Expired JPH0326855Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JP (1) JPH0326855Y2 (ja)

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JPS61189958U (ja) 1986-11-26

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